JP2663650B2 - パルスモータ - Google Patents

パルスモータ

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JP2663650B2
JP2663650B2 JP1273114A JP27311489A JP2663650B2 JP 2663650 B2 JP2663650 B2 JP 2663650B2 JP 1273114 A JP1273114 A JP 1273114A JP 27311489 A JP27311489 A JP 27311489A JP 2663650 B2 JP2663650 B2 JP 2663650B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、例えば、産業用ロボットなどのように比
較的大きな推力が要求されるFA(ファクトリーオートメ
ーション)機器に用いて好適なパルスモータに関するも
のである。
「従来の技術」 周知のように、リニアパルスモータは一次側磁束発生
部であるスライダの各コイルに供給されるパルス信号に
基づき、スライダまたは二次側スケールをステップ状に
歩進動作させるものであり、その磁気回路の構成は、第
18図(a)に示す通りである。この図において、1は長
尺板状の磁性体によって構成された二次側スケールであ
り、その上面には、歯部1a,1a,…が長手方向(図面左右
方向)に沿って等間隔に形成されている。このスケール
1の上面にはスライダ2が図示せぬローラ等からなる支
持機構によってスケール1の長手方向へ移動自在に支持
された状態で載置されている。スライダ2は、コ字状の
A相鉄心4およびB相鉄心5と、A相鉄心4のA相磁極
4aおよび相磁極4bに各々巻回されたコイル6aおよび6b
と、B相鉄心5のB相磁極5aおよび相磁極5bに各々巻
回されたコイル7aおよび7bと、鉄心4および5の上面に
図示する極性で取り付けられた永久磁石8および9と、
永久磁石8および9の上面に取り付けられた板状の磁性
体によって構成されるバックプレート10から構成されて
いる。磁極4aの下端面には、スケール1の歯部1aのピッ
チ(形成間隔)Pと同一ピッチで3個の極歯14a,14a,14
aが形成されており、その他の磁極4b,5a,5bの各下端面
にも同様に極歯14b,15a,15bが各々形成されている。ま
た、各磁極5b,4b,5aは磁極4aに対して順次P/4ずつずら
して配置され、これにより、各磁極4a,4b,5a,5bは互い
に位相が90度ずつ異なった位置関係となっている。さら
に、各極歯14a,14b,15a,15bの下端面と各歯部1aの上端
面との間には、所定の間隙Gが各々形成されている。
そして、コイル6a,6b,7a,7bに所定のパルス信号を順
次供給することにより、コイル6a,6b,7a,7bが発生する
磁束と、永久磁石8,9が発生する磁束とが各磁極4a,4b,5
a,5bにおいて、順次加減され、スケール1に対するスラ
イダ2の磁気的安定位置が順次移動し、これにより、ス
ライダ2がスケール1の長手方向に沿って移動する。
ここで、コイル6a,6bの組、もしくはコイル7a,7bの組
のいずれか一方の組に電流を供給する1相励磁方式によ
ってスライダ2を駆動する場合を例にして説明する。
第18図(a)に示す様に、コイル6a,6bに端子6cから6
dへ向って所定の電流を流すと、コイル6aが発生する磁
束と、永久磁石8が発生する磁束とがA相磁極4aにおい
て相加わり、相磁極4bにおいて互いに打ち消し合うの
で、図に点線φで示す主磁束ループが発生し、この結
果、図示するように、A相磁極4aの各極歯14aと、スケ
ール1の歯部1aとが上下に対向した位置が磁気的に安定
した位置となる。
第18図(b)に示す様に、コイル7a,7bに端子7cから7
dへ向って所定の電流を流すこによって、図に点線φ
で示す主磁束ループが発生し、この結果、図示するよう
に、電極5bの各極歯15bと歯部1aとが上下に対向した位
置が磁気的に安定した位置となる。
第18図(c)に示す様に、コイル6a,6bにと逆方向
へ所定の電流を流すことによって、図に点線φで示す
主磁束ループが発生し、この結果、磁極4bの各極歯14b
と歯部1aとが上下に対向した位置が磁気的に安定した位
置となる。
第18図(d)に示す様に、コイル7a,7bにと逆方向
へ所定の電流を流すことによって、図に点線φで示す
主磁束ループが発生し、この結果、磁極5aの各極歯15a
と歯部1aとが上下に対向した位置が磁気的に安定した位
置となる。
以上の→→→の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ2が図面左方向、
すなわち磁極5bから4aに向かう方向へステップ状に移動
し、→→→の各励磁モードの順にパルス励磁を
繰り返すことによって、スライダ2が図面右方向、すな
わち磁極4aから5bに向かう方向へステップ状に移動す
る。なお、スライダ2を固定してスケール1を移動させ
る場合も同様である。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、一般に、リニアパルスモータはオープンル
ープで高精度な位置決めが可能なことから、OA(オフィ
スオートメーション)機器のプリンタのキャリッジ駆動
等に用いられているものの、大きな推力が得られないた
め、産業用ロボットなどのように比較的大きな推力が要
求されるFA機器には、適用することが困難であった。す
なわち、上述したリニアパルスモータにおいては、第18
図(a)〜(d)に示すように、一方のA相磁極4aもし
くはB相磁極5aにおいてコイル6aもしくは7aが発生する
磁束と永久磁石8,9が発生する磁束とが相加わり、推力
が発生している期間、他方の相磁極4bもしくは相磁
極5bにおいては、コイル6bもしくは7bが発生する磁束
と、永久磁石8,9が発生する磁束とが互いに打ち消し合
い、推力が発生しない構造となっている。逆に、相磁
極4bもしくは相磁極5bにおいて推力が発生している期
間、A相磁極4aもしくはB相磁極5aにおいては、推力が
発生しない構造となっている。したがって、実際に推力
発生に寄与する推力発生面積は、スケール1と対向する
各磁極4a,4b,5a,5bの総面積の内、50%しかなく、この
推力発生面積を広げることが、推力向上を図る際の重要
な課題となっていた。さらに、従来のリニアパルスモー
タにおいては、永久磁石8,9が間隙Gから離れた個所に
配置されているので、これら永久磁石8,9で発生した磁
束の一部が漏れ磁束となって推力発生用に有効に利用さ
れないという問題もあった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
スケールと対向する各磁極の端面の総面積を推力発生用
に有効に利用し、かつ永久磁石の磁力がスケールとの間
隙に近付く程大きく作用する構造とすることにより推力
の増大を図ったパルスモータを提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 この発明は、特定方向に沿って等間隔Pで歯部が形成
された二次側スケールと、前記二次側スケールに対して
前記特定方向へ移動自在に支持された一次側磁束発生部
とからなり、前記一次側磁束発生部のコイルが巻回され
た各磁極と、前記二次側スケールの各歯部との間に形成
された各間隙に順次磁束を発生させることにより、前記
一次側磁束発生部を二次側スケールに対して相対移動さ
せるパルスモータにおいて、前記一次側磁束発生部の各
磁極の、前記二次側スケールと対向する各端面に、前記
特定方向に沿って一定間隔P/2で極歯と溝部を交互に形
成し、前記各溝部に、隣合うもの同志の極性が互いに逆
方向となるように永久磁石を各々挿入配置すると共に、
前記各溝部および前記各永久磁石の前記特定方向に沿う
幅寸法を、前記各端面に近付く程大としたことを特徴と
している。
「作用」 上記構成によれば、各磁極に巻回されたコイルに電流
を流すと、一次側磁束発生部の磁極のS極側の極歯から
該磁極の溝部に配置され永久磁石を介して隣合うN極側
の極歯に流入した後、二次側スケールの歯部に流入し、
さらに、二次側スケールの別の歯部から一次側磁束発生
部の磁極のS極側の極歯に流入し、その磁極の溝部に配
置された永久磁石を介して隣合うN極側の極歯に流入し
た後、元の磁極に戻る主磁束ループが形成されるので、
二次側スケールと対向する各磁極の総面積を推力発生用
に有効に利用することができ、また、各永久磁石の磁力
がスケールとの間隙に近付く程大きく作用するので、推
力発生に寄与しない漏れ磁束を最小限に抑えることがで
きる。
「実施例」 以下、図面を参照し、この発明の実施例について説明
する。
第1図はこの発明の第1実施例によるリニアパルスモ
ータの磁気回路の構成を示す図である。
この図において、21は固定されたスケールであり、こ
のスケール21の上面中央部には、その長手方向へ沿って
ピッチPの間隔で歯部21a,21a,…が形成されている。
一方、22はスライダ(一次側磁束発生部)であり、ロ
ーラ等の図示せぬ支持機構によってスケール21の長手方
向(図に示す矢印M方向)へ移動自在に支持されてい
る。このスライダ22は、互いに図示する位置関係で連結
されたA相ブロック23と、B相ブロック33とから構成さ
れている。
A相ブロック23は、スケール21の歯部21aと一定の間
隙Gを隔てて各々対向するA相磁極24Aと相磁極24
とを有するコ字状の鉄心24と、各磁極24A,24に各々巻
回されたコイル25A,25とから構成されており、各磁極
24A,24の、スケール21と対向する各端面には、矢印M
方向に沿って一定間隔P/2で極歯24aと凹溝24bが交互に
形成されており、各凹溝24bには、隣合うもの同志の極
性が互いに逆方向とのなるように永久磁石26が各々挿入
配置されている。この場合、各凹溝24bおよび各永久磁
石26の矢印M方向に沿う幅寸法は、スケール21と対向す
る各端面に近付く程大となっており、各永久磁石26は正
面から見て台形状(断面台形状)に形成されている。
同様に、B相ブロック33は、歯部21aと一定の間隙G
を隔てて各々対向するB相磁極34Bと相磁極34とを
有するコ字状の鉄心34と、各磁極34B,34に各々巻回さ
れたコイル35B,35とから構成されており、各磁極34B,
34の、スケール21と対向する各端面には、矢印M方向
に沿って一定間隔P/2で極歯34aと凹溝34bが交互に形成
されており、各凹溝34bには、隣合うもの同志の極性が
互いに逆方向となるように永久磁石26が各々挿入配置さ
れている。この場合も、A相ブロック23と同様に、各凹
溝34および各永久磁石26の矢印M方向に沿う幅寸法は、
スケール21と対向する各端面に近付く程大となってお
り、各永久磁石26は断面台形状に形成されている。
これらA相ブロック23とB相ブロック33の各磁極の相
対位置関係は、次の通りである。すなわち、A相磁極24
Aを基準とすると、相磁極24は(2P+P/2)隔てて位
置し、B相磁極34Bは(5P+P/4)隔てて位置し、相磁
極34は(7P+3・P/4)隔てて位置している。これに
より、磁極34A,34B,24,34の順に、スケール21の各
歯部21aに対する位相関係が、その移動方向(矢印M方
向)へ、P/4ずつ変位し、例えば、図示するように、A
相磁極24Aの各極歯24aとスケール21の歯部21aとが対向
する状態において、B相磁極34Bの各極歯34aは歯部21a
からP/4変位し、相磁極24の各極歯24aは歯部21aか
らP/2変位し、相磁極34の各極歯34aは歯部21aから
3.P/4変位していることになる。
以上の構成において、A相と相コイル25A,25の
組、またはB相と相コイル35B,35の組の一に電流を
供給する1相励磁方式によってスライダ22を駆動する場
合の動作について第2図を参照して説明する。
第2図(a)に示す状態において、A相と相コイル
25A,25に対して、図に示す×印から・印の方向へ所定
の電流を流すと、鉄心24には相磁極24からA相磁極
24Aに向ってコイル25A,25による起磁力が発生し、こ
れにより図にφで示すように、鉄心24の一方の磁極24
AのS極側の極歯24aから永久磁石26を介して隣合うN極
側の極歯24aに流入し、該極歯24aからスケール21の歯部
21aに流入した後、他の歯部21aから他方の磁極24のS
極側の極歯24aに流入し、永久磁石26を介して隣合うN
極側の極歯24aに流入して、元の磁極24Aに戻る主磁束ル
ープが形成される。この結果、A相磁極24AのN極側の
各極歯24aがスケール21の歯部21aと対向し、相磁極24
のS極側の各極歯24aがスケール21の歯部21aと対向す
る位置が磁気的に安定した位置となる。
第2図(b)に示す様に、B相と相コイル25B,25
に対して、図に示す×印から・印の方向へ所定の電流を
流すと、図にφで死す主磁束ループが発生し、この結
果、B相磁極34BのN極側の各極歯34aがスケール21の歯
部21aと対向し、相磁極34のS極側の各極歯34bがス
ケール21の歯部21aと対向する位置が磁気的に安定した
位置となる。
第2図(c)に示す様に、A相と相コイル25A,25
にと逆方向へ所定の電流を流すと、図にφで示す主
磁束ループが発生し、この結果、A相磁極24AのS極側
の各極歯24aがスケール21の歯部21aと対向し、相磁極
24のN極側の各極歯24aがスケール21の歯部21aと対向
する位置が磁気的に安定した位置となる。
第2図(d)に示す様に、B相と相コイル25B,25
にと逆方向へ所定の電流を流すと、図にφで示す主
磁束ループが発生し、この結果、B相磁極34BのS極側
の各極歯34aがスケール21の歯部21aと対向し、相磁極
34のN極側の各極歯34aがスケール21の歯部21aと対向
する位置が磁気的に安定した位置となる。
以上の→→→の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ22が図面左方向へ
移動し、→→→の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ22が図面右方向へ
移動する。
ここで、永久磁石26の形状を断面台形状としたのは、
以下の理由による。
第3図は単に板状の永久磁石26′を設けた場合におけ
るB相ブロック33′とスケール21内を流れる磁束経路を
示しており、また、第4図は本実施例による断面台形状
の永久磁石26を設けた場合におけるB相ブロック33とス
ケール21内を流れる磁束経路を示している。なお、これ
らの図は、第2図に示した1相励磁方式で駆動する場合
において、同図(a)から(b)に移行する過程の状態
を示している。
これら第3図およに第4図から明らかなように、単に
板状の永久磁石26′を設けた場合、特にスケール21との
間隙Gに近い部分で、永久磁石26′のS極からN極へ貫
通せずに漏れ出る漏れ磁束φlが生じてしまうが、断面
台形状の永久磁石26を設けた場合は、スケール21との間
隙Gに近付く程、永久磁石26の磁力が大きく作用するの
で、全ての磁束が永久磁石26のS極からN極に貫通し、
この結果、推力発生に寄与しない漏れ磁束を最小限に抑
えることができる。
次に、第5図〜第8図を参照して、この発明の第2実
施例によるリニアパルスモータについて説明する。
第5図(イ)において、41は固定されたスケールであ
り、このスケール41の上面中央部には、その長手方向へ
沿ってピッチPの間隔で歯部41a,41a,…が形成されてお
り、スケール41の上面両側部にも、その長手方向へ沿っ
てピッチPの間隔で歯部41b,41b,…および、歯部41c,41
c,…が各々形成されている。この場合、中央部の歯部41
aと両側部の歯部41b,41cとが、互いにP/2ずらして形成
されている。
一方、42はスライダであり、ローラ等の支持機構によ
ってスケール41の長手方向(矢印M方向)へ移動自在に
支持されている。このスライダ42は、A相ブロック43と
B相ブロック53とから構成されており、これらA相ブロ
ック43とB相ブロック53は互いに連結され、それらの位
置関係が規定されている。
A相ブロック43は、第3図(ロ)に示すように中央の
歯部41a,41a,…と対向するA相磁極44と、両側部の歯部
41b,41b,…および41c,41c,…と各々対向する相磁極45
および46を有するE字状の鉄心47と、A相磁極44に巻回
されたA相コイル48とから構成されており、各磁極44,4
5,46のスケール41と対向する端面には、ピッチPに対応
した間隔で、極歯44a〜44d,45a〜45d,46a〜46dが形成さ
れ、各極歯の間の凹溝には、隣合うものの極性が互いに
逆方向(第4図参照)となるように断面台形状の永久磁
石26が各々挿入配置されている。
これにより、第4図に示すように、中央部のA相磁極
44の各極歯44aと44cが歯部41aと対向している状態にお
いて、両側部の相磁極45(46)の各極歯45b(46b)と
45d(46d)が歯部41b(41c)と対向する位置関係とな
る。
また、B相ブロック53は、A相ブロック43と同様に、
中央のB相磁極54と、両側部の相磁極55および56を有
するE字状の鉄心57と、B相磁極54に巻回されたB相コ
イル58とから構成されており、各磁極54,55,56のスケー
ル41と対向する端面には、ピッチPに対応した間隔で、
極歯54a〜54d,55a〜55d,56a〜56dが形成され、各極歯の
間の凹溝には、隣合うものの極性が互いに逆方向(第4
図参照)となるように断面台形状の永久磁石26が各々挿
入配置されている。
これにより、中央部のB相磁極54の各極歯54a〜54dと
歯部41aとの位置関係、および両側部の相磁極55(5
6)の各極歯55a〜55d(56a〜56d)と歯部41b(41c)と
の位置関係は第6図に示すようになる。
以上の構成において、A相コイル47およびB相コイル
58に電流を供給しない状態においては、第6図に点線で
示すように、永久磁石26によって生じた磁束のみによっ
てスケール41を巡る磁束ループが形成され、この状態で
静止している。
ここで、A相コイル48もしくはB相コイル58の一方に
電流を供給する1相励磁方式によってスライダ42を駆動
する場合の動作について第7図を参照して説明する。
第7図(a)に示す様に、A相ブロック43のA相コイ
ル48に対し、図に示す×印から・印の方向へ所定の電流
を流すと、鉄心47にはA相磁極44から相磁極45(46)
に向ってA相コイル48による起磁力が発生し、この起磁
力に伴う磁束と、永久磁石26によって生じた磁束が、極
歯44b,44dおよび45a(46a),45c(46c)で互いに強め合
い、磁極44a,44cおよび45d(46d)で互いに打ち消し合
い、これにより、図に点線φで示す如く、スケール41
の歯部41aからA相磁極44の各極歯44b,44dに流入した磁
束が、永久磁石26に導かれて隣合う極歯44a,44cに流入
し、相磁極45(46)の各極歯45a(46a),45c(46c)
から、スケール41の歯部41b(41c)に流入する主磁束ル
ープが形成される。この結果、極歯44b,44dと歯部41aと
が対向し、極歯45a(46a),45c(46c)と歯部41b(41
c)とが対向する位置が磁気的に安定した位置となる。
第7図(b)に示す様に、B相ブロック53のB相コイ
ル58に対し、図に示す×印から・印の方向へ所定の電流
を流すと、図に点線φで示す主磁束が発生し、この結
果、B相磁極54の極歯54b,54dと歯部41aとが対向し、
磁極55(56)の極歯55a(56a)および極歯55c(56c)と
歯部41b(41c)とが対向する位置が磁気的に安定した位
置となる。
第7図(c)に示す様に、A相コイル48にと逆方向
へ所定の電流を流すと、図に点線φで示す主磁束が発
生し、この結果、A相磁極44の各極歯44a,44cと歯部41a
とが対向し、相磁極45,46の各極歯45b(46b),45d(4
6d)と歯部41b(41c)とが対向する位置が磁気的に安定
した位置となる。
第7図(d)に示す様に、B相コイル58にと逆方向
へ所定の電流を流すと、図に点線φで示す主磁束が発
生し、この結果、B相磁極54の各極歯54a,54cと歯部41a
とが対向し、相磁極55,56の各極歯55b(56b),55d(5
6d)と歯部41b(41c)とが対向する位置が磁気的に安定
した位置となる。
以上の→→→の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ42が図面右方向へ
移動し、→→→の各励磁モードの順にパルス励
磁を繰り返すことによって、スライダ42が図面左方向へ
移動する。
ここで、A相コイル48とB相コイル58の両方に、常に
電流を供給する2相励磁方式によってスライダ42を駆動
する場合においては、第8図(a)〜(d)に示す順序
で、コイル48と58に、図に示す×印から・印の方向へ所
定の電流を流せばよい。なお、第6図〜第8図において
は、永久磁石26の端部のみを簡略化して図示している
が、この永久磁石26の実際の形状は第5図に示すように
断面台形状となっている。
次に、第9図を参照して、この発明の第3実施例によ
るリニアパルスモータについて説明する。この第3実施
例においては、第1図に示すA相磁極24A、相磁極24
、B相磁極34B、および相磁極34に各々相当する
4個の磁極64A、64、64B、および64を同一の鉄心64
によって構成し、各磁極にコイル65A、65、65B、65
を各々巻回している。そして、A相側の磁極64Aと64
の端面の凹溝に挿入配置された断面台形状の永久磁石26
と、B相側の磁極64B,64の凹溝に挿入配置された断面
台形状の永久磁石26とが、互いに逆極性となるように配
置されており、これにより、スケール21の歯部21aが一
例で済む構成となっている。
次に、第10図を参照して、この発明の第4実施例であ
る3相リニアパルスモータについて説明する。この図に
おいて、図示せぬローラ等の支持機構によってスケール
21の長手方向(図に示す矢印M方向)へ移動自在に支持
されたスライダ82は、A相磁極83Aと、B相磁極83Bと、
C相磁極83Cとを有する鉄心83と、各磁極83A〜83Cに各
々巻回されたコイル84A〜84Cとから構成されている。そ
して、各磁極83A,83B,83Cの、スケール21と対向する端
面には、一定間隔P/2で極歯と凹溝が形成され、各凹溝
には断面台形状の永久磁石26が噛合うもの同志の極性が
互いに逆方向となるよう各々に挿入配置されている。こ
の場合、一側部に位置する磁極83A、中央部に位置する
磁極83B、他側部に位置する磁極83Cの順に、スケール21
の長手方向(M方向)へ順次P/3ずつ変位して配置さ
れ、これにより、A相磁極83Aの各極歯部がスケール21
の歯部21aと対向している状態において、B相磁極83Bの
各極歯が歯部21aからP/3変位し、C相磁極83Cの各極歯
が歯部21aから2・P/3変位する位置関係となる。
以上の構成において、第12図に示すような励磁シーケ
ンスで、A相コイル84Aと、B相コイル84Bと、C相コイ
ル84Cに極性が反転するパルス電流を供給し、いわゆる
バイポーラ駆動する場合の動作について説明する。
まず、第13図はスライダ82の各磁極83A〜83Cとスケー
ル21の各歯部21aとの間に発生する推力ベクトルを示す
図である。この図において、AはA相コイル84Aに正方
向に駆動電流を供給した場合に生じる推力ベクトルを示
し、はA相コイル84Aに負方向に駆動電流を供給した
場合に生じる推力ベクトルを示し、同様に、BおよびC
はB相コイル84BおよびC相コイル84Cに正方向に駆動電
流を供給した場合に各々生じる推力ベクトルを示し、
およびはB相コイル84BおよびC相コイル84Cに負方向
に駆動電流を供給した場合に各々生じる推力ベクトルを
示している。
そして、第12図にで示す期間においては、A相コイ
ル84Aに正方向へ駆動電流が供給され、B相コイル84Bと
C相コイル84Cには負方向へ駆動電流が供給されてお
り、第13図に示すように、ベクトルAと、ベクトル
と、ベクトルを合成したベクトルが推力ベクトルとな
って、スケール21とスライダ82間に作用する。その後、
→→…→で示す順序で、各コイル84A〜84Cに駆動
電流を供給すると、スライダ82の各磁極83A〜83Cとスケ
ール21の各歯部21aとの間に発生する推力ベクトルが第1
3図に→→…→で示す順序で変化し、スケール21
に対するスライダ82の磁気的安定点が移り変わる。この
ように→→→…→の各励磁モードの順、または
→→…→→の各励磁モードの順にパルス励磁を
繰り返すことによって、スライダ82が移動する。
次に、第11図を参照して、この発明の第5実施例によ
る3相リニアパルスモータについて説明する。この第5
実施例においては、第10図に示すA相磁極83A、B相磁
極83B、およびC相磁極83Cに各々相当する3個の磁極93
A,93B,93Cを、スケール91の幅方向に並列に配置するこ
とによって、鉄心93を構成し、各磁極にコイル95A、95
B、95Cを各々巻回している。そして、各磁極93A,93B,93
Cの、スケール91と対向する端面には、一定間隔P/2で極
歯と凹溝が形成され、各凹溝には断面台形状の永久磁石
26が隣合うもの同志の極性が互いに逆方向なるよう各々
に挿入配置されている。一方、スケール91の上面には、
その長手方向へ沿ってピッチPの間隔で3列の歯部91a,
91a,…、91b,91b,…、および91c,91c,…が各々形成され
ている。この場合、歯部91a,91b,91cは、互いにP/3ずつ
ずらして配置され、これにより、A相磁極93Aの各極歯
がスケール91の歯部91aと対向している状態において、
B相磁極93Bの各極歯が歯部91aからP/3変位し、C相磁
極93Cが歯部91aから2・P/3変位する位置関係となって
いる。このような構成において、前述した第4実施例と
同様に、第12図に示す励磁シーケンスで、A相コイル94
Aと、B相コイル94Bと、C相コイル94Cにパルス電流を
供給することによって、スライダ92が移動する。
次に、上述した第4実施例および第5実施例による3
相リニアパルスモータの変形例について第14図および第
15図を参照して説明する。
まず、第14図において、スケール21の長手方向(矢印
M方向)へ移動自在に支持されたスライダ102は、A相
磁極103Aと、相磁極103と、B相磁極103Bと、相
磁極103と、C相磁極103Cと、相磁極103とを有す
る鉄心103と、これらの各磁極103A〜103に各々巻回さ
れたコイル104A〜104とから構成されている。そし
て、各磁極103A〜103の、スケール21と対向する端面
には、一定間隔P/2で極歯と凹溝が形成され、各凹溝に
は断面台形状の永久磁石26が隣合うもの同志の極性が互
いに逆方向となるよう各々に挿入配置されている。この
場合、鉄心103の各磁極103A〜103の順に、スケール21
の長手方向(M方向)へ順次P/6ずつ変位して配置され
ている。
また、第15図において、スライダ112は、A相磁極113
Aと、相磁極113と、B相磁極113Bと、相磁極113
と、C相磁極113Cと、相磁極113とを有する鉄心1
13と、これらの各磁極113A〜113に各々巻回されたコ
イル114A〜114とから構成されている。そして、各磁
極113A〜113の、スケール21と対向する端面には、一
定間隔P/2で極歯と凹溝が形成され、各凹溝には断面台
形状の永久磁石26が隣合うもを同志の極性が互いに逆方
向となるよう各々に挿入配置されている。この場合、磁
極113Aと113の組、磁極113Bと113の組、および磁極
113Cと113の組は、スケール21の長手方向(M方向)
へ順次P/3ずつ変位して配置されている。
このような第14図および第15図に示す構成において
も、前述した第4実施例と同様の動作原理によって、ス
ライダ102および112が移動する。
次に、この発明の第6実施例であるディスク・ロータ
型・両面駆動式のパルスモータに適用した場合の構成に
ついて第16図(イ)〜(ニ)を参照して説明する。これ
らの図において、150はハウジングであり、151はハウジ
ング150にベアリング152,153を介して回転自在に支持さ
れているシャフトである。このシャフト151には、円板
状のロータ154がキー155によって固定されており、ま
た、ハウジング150内には、ロータ154の両面と各々所定
の間隙を隔てて対向する環状のステータ156,157が各々
取り付けらている。ロータ154は、非磁性体によって構
成される環状部材159と、この部材159によって支持さ
れ、放射状にかつ等間隔に歯部161a,161a,…と凹溝161
b,161b,…が形成された円板状の磁性部材161とから構成
されている。また、ステータ156は、第1図に示す各磁
極24A,24,34B,と同様の位置関係を有する磁極165a
〜165dが形成された鉄心165と、これらの磁極165a〜165
dに各々巻回されたコイル166a〜166dとから構成され、
各磁極165a〜165dのロータ154と対向する端面にあ、歯
部161aの形成間隔に対応させて、放射状にかつ等間隔に
極歯が形成され、各極歯の間の凹溝には、隣り合うもの
同士の極性が互いに逆方向となるように断面台形状の永
久磁石162が各々挿入配置されている。また、ステータ1
57も同様に構成されている。以上の構成において、前述
した第1実施例(第1図〜第2図)と同様の動作原理で
ロータ154が回転駆動され、シャフト151が回転する。
次に、この発明の第7実施例であるアウター・ロータ
型のパルスモータに適用した場合の構成について、第17
図を参照して説明する。この図において、170は円筒状
のアウター・ロータであり、内周面に等間隔に歯部171
a,171aが形成された磁性部材171によって構成されてい
る。また、ステータ174は、第14図に示す各磁極103A〜1
03と同様の位置関係を有するA相磁極175A,B相磁極17
5B,C相磁極175Cと、相磁極175,相磁極175,
相磁極175が形成された鉄心175と、これらの磁極175A
〜175に各々巻回されたコイル176A〜176とから構成
され、上記各磁極175A〜175のロータ170と対向する端
面には、歯部171aの形成間隔に対応させて、等間隔に極
歯が形成され、各極歯の間の凹溝には、隣り合うもの同
士の極性が互いに逆方向となるように断面台形状の永久
磁石172が各々挿入配置されている。このようなステー
タ174が、シャフト178に固定されている。以上の構成に
おいて、前述した第3実施例(第10図)と同様の動作原
理でアウター・ロータ170が回転駆動される。
なお、この発明は、上述した実施例に限定されること
なく、以下に挙げる種々の変形が可能である。
一次側スライダに、二次側スケールに対する相対移動
量を検出するセンサを設け、サーボモータとして駆動さ
せるようにしてもよい。
コギングの除去、もしくは推力波形歪の改善のため
に、スキュー構造としたり、同一極内における若干のピ
ッチずらし(等価スキュー)を施しても構わない。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば、一次側磁束
発生部の各磁極の、二次側スケールと対向する各端面
に、特定方向に沿って一定間隔で極歯と溝部を交互に形
成し、これら各溝部に、隣合うもの同志の極性が互いに
逆方向となるように永久磁石を各々挿入配置したので、
各磁極に巻回されたコイルに電流を流すと、一次側磁束
発生部の磁極のS極側の極歯から該磁極の溝部に配置さ
れ永久磁石を介して隣合うN極側の極歯に流入した後二
次側スケールの歯部に流入し、さらに二次側スケールの
他の歯部から他の磁極のS極側の極歯に流入し、その磁
極の溝部に配置された永久磁石を介して隣合うN極側の
極歯に流入した後、元の磁極に戻る主磁束ループが形成
され、これにより二次側スケールと対向する各磁極の総
面積を推力発生用に有効に利用することができ、さら
に、前記各溝部および前記各永久磁石の前記特定方向に
沿う幅寸法を、前記各端面に近付く程大としたので、各
永久磁石の磁力がスケールとの間隙に近付く程大きく作
用し、これにより推力発生に寄与しない漏れ磁束を最小
限に抑えることができ、この結果従来の2倍以上の推力
が得られ、例えば、産業用ロボットなどのように比較的
大きな推力が要求されるFA機器にも適用することが可能
になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例によるリニアパルスモー
タの構成を示す正面図、第2図(a)〜(d)は同実施
例によるリニアパルスモータを1相励磁方式によって駆
動した場合の動作を説明するための正面図、第3図単に
板状の永久磁石を設けた場合の磁束経路を説明するため
の図、第4図はこの発明の各実施例において適用される
断面台形状の永久磁石を設けた場合の磁束経路を説明す
るための図、第5図(イ)はこの発明の第2実施例によ
るリニアパルスモータの構成を示す一部切欠斜視図、同
図(ロ)は同リニアパルスモータのA相ブロックの構成
を示す斜視図、第6図は同リニアパルスモータの静止時
における磁束経路を説明するための図、第7図(a)〜
(d)は同リニアパルスモータを1相励磁方式によって
駆動した場合の動作を説明するための図、第8図(a)
〜(d)は同リニアパルスモータを2相励磁方式によっ
て駆動した場合の動作を説明するための図、第9図
(イ)はこの発明の第3実施例によるリニアパルスモー
タの構成を示す正面図、同図(ロ)は同リニアパルスモ
ータのスライダの構成を示す底面図、第10図はこの発明
の第4実施例による多相リニアパルスモータの構成を示
す正面図、第11図(イ)はこの発明の第5実施例による
多相リニアパルスモータのスライダの構成を示す正面
図、同図(ロ)は同リニアパルスモータのスライダの構
成を示す一部切欠側面図、同図(ハ)は同リニアパルス
モータのスケールの構成を示す平面図、第12図はこの発
明の第4実施例および第5実施例によるリニアパルスモ
ータにおける励磁シーケンスを説明するための図、第13
図は同リニアパルスモータの各励磁モードにおける推力
ベクトルを説明するための図、第14図および第15図はこ
の発明の第4実施例の変形例の構成を説明するための正
面図、第16図(イ)はこの発明の第6実施例によるディ
スク・ロータ型パルスモータの構成を示す部分断面図、
同図(ロ)は同パルスモータのステータ側の構成を示す
部分正面図、同図(ハ)は同パルスモータのロータの構
成を示す部分断面図、同図(ニ)は同パルスモータのロ
ータ側の構成を示す部分正面図、第17図はこの発明の第
7実施例によるアウター・ロータ型パルスモータの内部
構成を示す正面図、第18図(a)〜(d)は従来のリニ
アパルスモータの磁気回路構成とその動作を説明するた
めの図である。 21……スケール(二次側スケール)、 21a……歯部、 22……スライダ(一次側磁束発生部)、 24a,34a……極歯、 24b,34b……凹溝(溝部)、 26……永久磁石、 24,34……鉄心、 24A……A相磁極、 25A……A相コイル、 24……相磁極、 25……相コイル、 34B……B相磁極、 35B……B相コイル、 34……相磁極、 35……相コイル。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】特定方向に沿って等間隔Pで歯部が形成さ
    れた二次側スケールと、前記二次側スケールに対して前
    記特定方向へ移動自在に支持された一次側磁束発生部と
    からなり、前記一次側磁束発生部のコイルが巻回された
    各磁極と、前記二次側スケールの各歯部との間に形成さ
    れた各間隙に順次磁束を発生させることにより、前記一
    次側磁束発生部を二次側スケールに対して相対移動させ
    るパルスモータにおいて、 前記一次側磁束発生部の各磁極の、前記二次側スケール
    と対向する各端面に、前記特定方向に沿って一定間隔P/
    2で極歯と溝部を交互に形成し、前記各溝部に、隣合う
    もの同志の極性が互いに逆方向となるように永久磁石を
    各々挿入配置すると共に、前記各溝部および前記各永久
    磁石の前記特定方向に沿う幅寸法を、前記各端面に近付
    く程大としたことを特徴とするパルスモータ。
  2. 【請求項2】前記二次側スケールの両面に前記歯部を形
    成する一方、前記二次側スケールの両面の各歯部と各々
    対向する一対の前記一次側磁束発生部を設け、これらの
    一次側磁束発生部は、互いに連結され、かつ前記二次側
    スケールに対して前記特定方向へ相対移動自在に支持さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のパルスモー
    タ。
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