JP2663383B2 - スナイパースコープ - Google Patents

スナイパースコープ

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JP2663383B2
JP2663383B2 JP6058122A JP5812294A JP2663383B2 JP 2663383 B2 JP2663383 B2 JP 2663383B2 JP 6058122 A JP6058122 A JP 6058122A JP 5812294 A JP5812294 A JP 5812294A JP 2663383 B2 JP2663383 B2 JP 2663383B2
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driven cylinder
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三郎 富田
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    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ライフル銃、アーチ
ェリー等に用いられるスナイパースコープに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スナイパースコープは、円筒状
をなすスコープ本体を備えている。このスコープ本体の
先端部には対物レンズ系が設けられ、後端部には接眼レ
ンズ系が設けられている。また、スコープ本体の内部に
は、支持筒がその後端部を中心として上下および左右方
向へ揺動可能に設けられている。この支持筒の内部に
は、可動筒が軸線方向へ移動可能に設けられており、こ
の支持筒の内部には、射手が対象物を正立像として見る
ことができるようにするための正立レンズ系が設けられ
ている。
【0003】上記スナイパースコープを用いる場合に
は、射撃対象物までの距離および水平方向の風力等に応
じて支持筒を上下および左右に揺動させてその揺動位置
を調節する。また、可動筒を前後方向に移動させてその
位置を調節することにより、対象物が明確に見えるよ
う、いわゆる視差調節を行う。
【0004】上記視差調節は、位置調節機構によって行
われる。位置調節機構は、スコープ本体の外周に回動可
能に嵌合された回動リングと、この回動リングと可動筒
との間に設けられた移動機構とから構成されており、回
動リングを回動させると可動筒が移動機構によって前後
に移動させられ、これによって視差調節が行われるよう
になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスナイパー
スコープにおいては、位置調節機構の回動リングがスコ
ープ本体の軸線を中心として回動するようになってい
る。このような構造であると、指だけで回動リングを回
動させることが困難であり、通常は回動リングを親指と
人差し指または中指とで挟持し、腕全体をスコープ本体
を中心として回動させることにより、回動リングを回動
させることになる。ところが、そのような操作は、指だ
けで回動リングを回動させる場合に比して、操作しにく
い上、回動操作を迅速に行うことができない。このた
め、視差調節が困難であるのみならず、調節に時間がか
かるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題を
解決するためになされたもので、先端部に対物レンズ系
が設けられ、後端部に接眼レンズ系が設けられた筒状を
なすスコープ本体と、このスコープ本体の内部に後端部
を中心として揺動可能に設けられた支持筒と、この支持
筒の先端側の内部にその軸線方向へ移動可能に設けら
れ、内部に正立レンズ系が設けられた可動筒と、この可
動筒を前後方向へ移動させる位置調節機構とを備えたス
ナイパースコープにおいて、上記位置調節機構が、上記
スコープ本体の外周から突出して設けられ、スコープ本
体の軸線と交差する方向に延びる軸線を中心として回動
可能な回動つまみと、この回動つまみと上記可動筒との
間に設けられ、回動つまみの回動操作に応じて上記可動
筒を前後に移動させる移動機構とを備えていることを特
徴としている。この場合、後述する理由により、上記移
動機構については、上記スコープ本体の内周にその軸線
方向へ移動可能に設けられた従動筒と、この従動筒の先
端部に接触し、上記回動つまみの回動に応じて変位する
ことにより、上記従動筒を後端側へ押圧移動させる押圧
部材と、上記支持筒の外周にその軸線方向へ移動可能に
嵌合され、先端部が上記可動筒に移動不能に連結され、
後端部に上記従動筒の後端部に先端側へ移動不能に突き
当たる当接部が形成された連結筒と、この連結筒を先端
側へ付勢してその当接部を上記従動筒の後端部に押圧接
触させる弾性部材とを備えているものとするのが望まし
い。また、上記押圧部材については、外周面に上記従動
筒の先端部に接触するカム部材を用いることができる。
【0007】
【作用】請求項1に記載の発明において、回動つまみを
回動させると、支持筒が前後方向へ移動し、これによっ
て視差調節が行われる。この場合、回動つまみがスコー
プ本体の軸線と交差する方向に延びる軸線を中心として
回動するようになっているので、回動つまみを指で回動
操作することができる。請求項2に記載の発明において
は、回動つまみを一方向へ回動させると、押圧部材によ
って従動筒が後端側へ移動させられる。すると、連結筒
が弾性部材の付勢力に抗して後端側へ移動し、これに連
結された可動筒が後端側へ移動する。回動つまみを他方
向へ回動させると、弾性部材の付勢力により、連結筒お
よび可動筒が先端側へ移動させられるとともに、従動筒
が先端側へ移動させられる。請求項3に記載の発明にお
いては、回動つまみを一方向へ回動させると、カム部材
が従動筒を後端側へ移動させる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図1〜図
4を参照して説明する。なお、図1はこの発明に係るス
ナイパースコープ1の一部を省略して示す縦断面図であ
り、図2は図1のX−X矢視断面図である。
【0009】図1に示すように、スナイパースコープ1
は、スコープ本体2を備えている。このスコープ本体2
は、円筒状をなすものであり、その先端部には対物レン
ズ系(図示せず)が設けられ、後端部には、レンズ筒3
を介して接眼レンズ系4が設けられている。また、スコ
ープ本体2の内部には、円筒状をなす支持筒5が揺動可
能に設けられている。
【0010】すなわち、スコープ本体2の内部の後端部
には、球面座6が固定されている。この球面座6の内周
面は、スコープ本体2の軸線L上に中心を有する球面に
形成されている。この球面とされた球面座6の内周面に
は、支持筒5の後端部に形成された球面部5aが回動自
在に嵌合され、ナット7によりOリング8およびスペー
スリング9を介して押圧接触させられている。これによ
って、支持筒5が上下および左右に揺動可能になってい
る。なお、符号10は支持筒6が軸線Lを中心として回
動するのを阻止するためのピンであり、符号11はラチ
カルである。
【0011】上記支持筒5の揺動位置は、垂直および水
平調節つまみ12,13によって行われるようになって
いる。すなわち、上記スコープ本体2の中間部外周面に
は、図2に示すように、断面四角形状をなすつまみ装着
部2aが形成されている。このつまみ装着部2aの上側
の面には支持リング14が螺合固定されている。この支
持リング14の外周には、垂直調節つまみ12が回動可
能に、かつ移動可能に嵌合されている。このつまみ12
には、軸部12aがその軸線をつまみ12の軸線と一致
させて固定されている。この軸部12aの中間部には、
環状鍔部12bが形成されており、この環状鍔部12b
が支持リング14の内周に螺合されている。したがっ
て、つまみ12を回動させると、軸部12aが上下に移
動することになる。なお、軸部12aの先端部は、つま
み装着部2aを貫通してスコープ本体2内に突出してい
る。
【0012】同様に、つまみ装着部2aの後端側から見
て右側の面には、支持リング14が螺合固定されてお
り、支持リング15の外周には水平調節つまみ13が嵌
合され、支持リング15の内周には軸部13aの環状鍔
部13bが螺合されている。軸部13aは、つまみ装着
部2aを貫通してスコープ本体2内に突出している。
【0013】上記支持筒5の先端部外周には、接触筒1
6が螺合固定されている。この接触筒16の先端部外周
面は、ばね17により上記つまみ12,13の各軸部1
2a,13aの先端面に押圧接触させられている。した
がって、つまみ12を正逆方向へ回動させると支持筒5
が上下に揺動し、これによって距離調節が行われる。ま
た、つまみ13を正逆方向へ回動させると、支持筒5が
左右に揺動し、これによって風等に対する水平調節が行
われる。
【0014】上記支持筒5の先端部内周には、可動筒1
8が摺動自在に設けられている。この可動筒19の内部
には、正立レンズ系19が設けられている。この正立レ
ンズ系19により射手が対象物の正立像を目視すること
ができるようになっている。
【0015】上記構成は従来のスナイパースコープと同
様であるが、このスナイパースコープ1は可動筒18を
前後方向に移動させてその位置を調節するための位置調
節機構として次の新規な位置調節機構20を有してい
る。
【0016】すなわち、図1および図2に示すように、
上記つまみ装着部2aの後端側から見て左側の面には、
支持リング21がその軸線をスコープ本体2の軸線と直
交させて螺合固定されている。なお、図1においては、
図示の都合上、支持リング21をスコープ本体2の周方
向に90°ずらして図示しており、上記ばね17を45
°ずらして図示している。支持リング21の外周には、
回動つまみ22が回動可能に嵌合されている。この回動
つまみ22と支持リング21との間には、ゴム等からな
るOリング23が配置されており、これによって回動つ
まみ22と支持リング21との間に適宜の摩擦抵抗を付
与し、所定の大きさ以上のトルクが作用しない限り回動
つまみ22が回動することがないようにしている。
【0017】なお、符号24は回動つまみ22の回動範
囲を規制するためのピンであり、このピン24の一端部
は回動つまみ22に固定され、他端部は支持リング21
に形成された周方向に延びる溝21aに嵌合されてい
る。そして、ピン24が溝21aの一端から他端まで移
動することにより、回動つまみ22の回動範囲が規制さ
れている。
【0018】回動つまみ22と上記可動筒18との間に
は、移動機構25が設けられている。この移動機構25
は次のように構成されている。上記回動回動つまみ22
には、軸線を回動つまみ22の軸線と一致させた軸26
が螺合固定されている。この軸26の先端部はスコープ
本体2内に突出しており、そこにはカム部6aが形成さ
れている。このカム部26aは、円板状をなすものであ
り、その中心が軸26の軸線に対して偏心した配置され
ている。つまり、カム部26aは偏心カムであり、その
外周面がカム面になっている。
【0019】上記スコープ本体2の内周には、円筒状を
なす従動筒27が摺動自在に嵌合されている。この従動
筒27の先端面は、後述するばね30によってカム部2
6aの外周面に押圧接触させられている。したがって、
従動筒27は、回動つまみ23を正逆方向へ回動させる
と、それに応じて先端側または後端側へ移動する。な
お、図1は従動筒27が最も先端側へ移動した状態を示
している。
【0020】また、図4に示すように、従動筒27の先
端部には、上記軸12a,13aに対応する箇所に逃げ
部27a,27bが形成されるとともに、上記ばね17
に対応する箇所に逃げ部27cが形成され、前後方向へ
の移動時にそれらに接触しないようになっている。さら
に、従動筒27の後端面には、その軸線方向に突出する
爪部27dが形成されている。この爪部27dの内周を
向く面は、両側部側へ向かうにしたがって外側へ向かう
ような円弧面27eに形成されている。
【0021】上記支持筒5の外周には、円筒状をなす連
結筒28が摺動自在に嵌合されている。図3に示すよう
に、連結筒28の先端部には、貫通孔28aが形成され
ている。この貫通孔28aには、図1に示すように、可
動筒18に螺合固定されたねじ29の頭部29aが嵌合
されており、これによって連結筒28が可動筒18に連
結固定されている。ねじ29の頭部29aは、支持筒5
に形成された長孔5bを軸線L方向へ移動可能に貫通し
ている。したがって、連結筒28は軸線L方向へ移動可
能であり、同方向へ移動させると、それに追随して可動
筒18が移動することになる。
【0022】なお、長孔5bの幅と頭部29aの直径と
はほぼ同一寸法に形成されている。したがって、可動筒
18および連結筒28は、支持筒5に対して回動不能に
なっており、ひいてはスコープ本体2に対して回動不能
になっている。
【0023】また、連結筒28の後端部外周面には、環
状突出部(当接部)28bが形成されている。この環状
突出部28bは、支持筒5を最大限度まで上下または左
右に揺動させたとしても、環状突出部28bの外周面が
スコープ本体2の内周面に接触しない範囲において、で
きる限り大径に形成されている。
【0024】連結筒28と支持筒5との間には、連結筒
28を先端側へ付勢するばね30が配設されている。こ
のばね30の付勢力により、連結筒の環状突出部28b
が上記従動筒27の後端面に押圧接触させられている。
これにより、従動筒27、連結筒28および可動筒18
がカム部26aの回動に追随して前後方向へ移動するよ
うになっている。
【0025】また、環状突出部28bには、溝28cが
形成されている。この溝28cには、上記従動筒27の
爪部27dが嵌まり込んでおり、これによって従動筒2
7が回動不能になっている。なお、爪部27dの内周側
を向く面が円弧面27eに形成されているので、連結筒
27が支持筒5と共に上側へ向かって揺動するときに、
円滑に揺動することが可能である。仮に、爪部27dの
内周側を向く面が従動筒27の内周面に沿った面に形成
されていると、連結筒27が上側へ向かって揺動すると
きに、爪部27dの両側が溝28cの底面に突き当たっ
て連結筒27の上側への揺動を阻害するのに対し、円弧
面27eを形成するとそのような不具合が生じることが
ないからである。
【0026】上記構成のスナイパースコープ1におい
て、図1に示す状態から回動つまみ22を一方向へ回動
させると、従動筒27が後端側へ移動し、連結筒28お
よび可動筒18が後端側へ移動する。その状態におい
て、回動つまみ22を他方向へ回動させると、従動筒2
7が連結筒28および可動筒18とともにばね30の付
勢力によって先端側へ移動させられる。したがって、回
動つまみ22を適宜の位置に回動させることにより、視
差を調節することができる。
【0027】ここで、回動つまみ22がスコープ本体2
の外周から突出して設けられ、軸線Lと直交する軸線を
中心として回動するようになっているので、回動つまみ
22を指で、例えば親指と人差し指または中指とで回動
させることができる。したがって、視差調節を容易にか
つ迅速に行うことができる。
【0028】また、このスナイパースコープ1において
は、一旦視差調節を行った後、支持筒5を揺動させたと
しても、再度の視差調節をほとんど行う必要がないよう
になっている。
【0029】すなわち、従動筒27と連結筒28とは、
前者の後端面と後者の環状突出部28bとで互いに接触
しており、両接触面は平面になっている。このため、支
持筒5を揺動させてその軸線を軸線Lに対して傾斜させ
ると、両者は面接触することなく、点接触し、しかもそ
の接触箇所が支持筒5の揺動量によって変化する。した
がって、支持筒5を揺動させると、従動筒27の位置が
一定であるにも拘わらず、連結筒28が前後方向へ移動
する。このため、支持筒5を揺動させた後においては、
原則的には視差調節を再度行う必要がある。しかし、支
持筒5を揺動させる都度、視差調節を行うのは非常に面
倒である。
【0030】そこで、このスナイパースコープ1におい
ては、連結筒28を支持筒5の後端側まで延ばし、従動
筒27と連結筒28とを支持筒5の後端側において接触
させている。このようにすると、支持筒の揺動に起因す
る連結筒28の移動量を、両者を支持筒5の先端側にお
いて接触させた場合に比して、大幅に小さくすることが
できる。したがって、支持筒5を揺動させたとしても、
視差調節をほとんど行わなくて済ますことができる。
【0031】なお、従動筒27の後端面と連結筒28の
環状突出部28bとの接触面を球面とし、各球面を、従
動筒27が前後方向への移動可能範囲の中央位置に位置
しているときに、各球面の中心が支持部材5の揺動中心
と一致するように形成すれば、連結筒28を支持筒5の
後端側まで延ばさなくとも、支持筒5の揺動後における
視差調節がほとんど必要なくなる。しかし、各筒27,
28に球面を形成するようにすると、製造費が嵩むとい
う別の問題が生じてしまう。この点、スナイパースコー
プ1においては、両者の接触面が平面であるから、製造
費を安価にすることができる。
【0032】なお、この発明は、上記の実施例に限定さ
れるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適
宜変更可能である。例えば、上記の実施例においては、
移動機構25を、カム部26a、従動筒27、連結筒2
8およびばね29から構成しているが、他の構成を採用
してもよいことは勿論である。また、押圧部材としてカ
ム部26aを用いているが、軸26を回動つまみ22の
回動に応じてスコープ本体1の径方向に移動させ、従動
筒27と接触する軸26の内側の端部に、スコープ方向
1の径方向へ向かうにしたがって先端側または後端側へ
向かうように傾斜した傾斜面を形成し、この傾斜面によ
って従動筒27を移動させるようにしてもよい。ただ
し、カム部26aを用いた場合には、カム部26aを回
動つまみ22と一体に回動させるようにすればよいの
で、構造を簡単にすることができる。さらに、回動つま
み22の回動軸線を軸線Lと直交させているが、回動軸
線を傾斜させたり、あるいは軸線Lと交差しないように
してもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のスナイ
パースコープによれば、可動筒を移動させるための回動
つまみをスコープ本体の軸線と交差する方向に延びる軸
線を中心として回動させるようにしているので、視差調
節を容易に、かつ迅速に行うことができるという効果が
得られる。また、請求項2に係る発明によれば、支持筒
の揺動後における視差調節を必要最小限に、あるいはほ
とんど不要にすることができる。さらに、請求項3に係
る発明によれば、回動つまみによって押圧部材を変位さ
せるための変位機構を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の一部を省略して示す縦断
面図である。
【図2】図1のX−X線に沿う断面図である。
【図3】連結筒を示す図であって、図3(A)はその一
部切欠き正面図、図3(B)はその側面図である。
【図4】従動筒を示す図であって、図4(A)はその平
面図、図4(B)はその正面図、図4(C)はその左側
面図、図4(D)は図4(B)のY矢視拡大図、図4
(E)は図4(C)のZ矢視図である。
【符号の説明】
1 スナイパースコープ 2 スコープ本体 4 接眼レンズ系 5 支持筒 18 可動筒 19 正立レンズ系 20 位置調節機構 22 回動つまみ 25 移動機構 26a カム部 27 従動筒 28 連結筒 28b 環状突出部(当接部) 30 ばね(弾性部材)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に対物レンズ系が設けられ、後端
    部に接眼レンズ系が設けられた筒状をなすスコープ本体
    と、このスコープ本体の内部に後端部を中心として揺動
    可能に設けられた支持筒と、この支持筒の先端側の内部
    にその軸線方向へ移動可能に設けられ、内部に正立レン
    ズ系が設けられた可動筒と、この可動筒を前後方向へ移
    動させる位置調節機構とを備えたスナイパースコープに
    おいて、上記位置調節機構が、上記スコープ本体の外周
    から突出して設けられ、スコープ本体の軸線と交差する
    方向に延びる軸線を中心として回動可能な回動つまみ
    と、この回動つまみと上記可動筒との間に設けられ、回
    動つまみの回動操作に応じて上記可動筒を前後に移動さ
    せる移動機構とを備えていることを特徴とするスナイパ
    ースコープ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスナイパースコープに
    おいて、上記移動機構が、上記スコープ本体の内周にそ
    の軸線方向へ移動可能に設けられた従動筒と、この従動
    筒の先端部に接触し、上記回動つまみの回動に応じて変
    位することにより、上記従動筒を後端側へ押圧移動させ
    る押圧部材と、上記支持筒の外周にその軸線方向へ移動
    可能に嵌合され、先端部が上記可動筒に移動不能に連結
    され、後端部に上記従動筒の後端部に先端側へ移動不能
    に突き当たる当接部が形成された連結筒と、この連結筒
    を先端側へ付勢してその当接部を上記従動筒の後端部に
    押圧接触させる弾性部材とを備えていることを特徴とす
    るスナイパースコープ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスナイパースコープに
    おいて、上記押圧部材が、外周面に上記従動筒の先端部
    に接触するカム面が形成されたカム部材であることを特
    徴とするスナイパースコープ。
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