JP2553099Y2 - 2ポッド式スライドジョイント - Google Patents

2ポッド式スライドジョイント

Info

Publication number
JP2553099Y2
JP2553099Y2 JP1991061443U JP6144391U JP2553099Y2 JP 2553099 Y2 JP2553099 Y2 JP 2553099Y2 JP 1991061443 U JP1991061443 U JP 1991061443U JP 6144391 U JP6144391 U JP 6144391U JP 2553099 Y2 JP2553099 Y2 JP 2553099Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peripheral surface
engagement
pair
shaft
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991061443U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH056224U (ja
Inventor
幹雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP1991061443U priority Critical patent/JP2553099Y2/ja
Publication of JPH056224U publication Critical patent/JPH056224U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2553099Y2 publication Critical patent/JP2553099Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案に係る2ポッド式スライ
ドジョイントは、例えば自動車のステアリング装置に組
み込んで、ステアリングホイールの動きを車輪に伝達す
る為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリング装置に於いては、
一直線上に存在しない1対の軸同士の間で、回転力の伝
達を行なう必要がある。この為従来からも、十字継手を
始めとして、各種の自在継手が研究され、又、実際に使
用されている。この内、2ポッド式スライドジョイント
と呼ばれる自在継手は、回転力を伝達すべき1対の軸が
一直線上に存在しなくても回転力を伝達出来るだけでな
く、この1対の軸同士が互いに遠近動する場合でも、こ
の動きを吸収し、何れの軸にも無理な力が加わらない様
に出来る事から、近年に於いてステアリング装置への応
用が研究されている。
【0003】2ポッド式スライドジョイントとして例え
ば実開昭64−53630号公報には、図8に示す様な
構造のものが記載されている。この従来の2ポッド式ス
ライドジョイントは、1対の軸1、2の間での回転力の
伝達を自在とするものである。前記1対の軸1、2の
内、一方(図8の右方)の軸1の端部には筒部3を、こ
の軸1と同心に固設している。この筒部3の内周面で直
径方向反対側の2個所位置には、それぞれ軸方向(図8
の左右方向)に亙って、1対の係合溝4、4を形成して
いる。
【0004】又、上記1対の軸1、2の内の他方の軸2
の端部には、支持ピン5を、この軸2の直径方向に亙っ
て貫通した状態で設け、この支持ピン5の両端部を、前
記軸2の外周面の直径方向反対位置から突出させてい
る。そして、この支持ピン5の両端部に係合駒6、6を
外嵌支持している。これら各係合駒6、6は、前記支持
ピン5の両端部に外嵌支持された状態で前記係合溝4、
4に、前記一方の軸1の軸方向に亙る変位自在に係合し
ている。
【0005】7は略コ字形の板ばねである。この板ばね
7は、両端部に設けられた1対の板部8、8同士の間隔
を広げる方向の弾力を有する。そして、各板部8、8の
外側面を前記各係合駒6、6の内端面に当接させて、各
係合駒6、6に、前記係合溝4、4の奥に向かう弾力を
付与している。又、9はゴム製の防塵カバーである。
【0006】上述の様に構成される従来の2ポッド式ス
ライドジョイントの場合、例えば一方の軸1を回転駆動
させると、この回転力が、筒部3、係合溝4、4、係合
駒6、6、支持ピン5を介して、他方の軸2に伝達さ
れ、この他方の軸2が回転する。前記各係合駒6、6
は、各係合溝4、4の内側で、前記一方の軸1の軸方向
に亙って変位自在であり、且つ、前記支持ピン5は各係
合駒6、6に対して回転自在な為、前記1対の軸1、2
が同一直線上になくても、各係合駒6、6が各係合溝
4、4の内側で変位しつつ、回転力の伝達を行なう。
【0007】又、前記1対の軸1、2同士が遠近動した
場合でも、各係合駒6、6が各係合溝4、4の内側で変
位する事で、これら1対の軸1、2同士の変位を吸収
し、何れかの軸1、2や支持ピン5等に無理な力が加わ
る事を防止する。又、1対の軸1、2の軸方向に亙る相
対的変位を自在とする事で、両軸1、2の間での振動の
伝達を防止する効果もある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の2ポッド式スライドジョイント
の場合、回転力伝達部分のがたつき防止を必ずしも十分
に図る事が出来ず、回転力伝達時に於ける感触が、必ず
しも良好ではない。2ポッド式スライドジョイントの回
転力伝達部分のがたつきは、前記各係合溝4、4の内側
面と前記各係合駒6、6の外面との間の隙間、並びに、
前記支持ピン5の両端部外周面と前記各係合駒6、6の
内周面との間の隙間に起因して生じる。
【0009】この内、支持ピン5の両端部外周面と前記
各係合駒6、6の内周面とは、何れも円形であり、高精
度の加工が容易である為、これら両周面の間に形成され
る隙間は僅少であって、実用上問題となる程のがたつき
の原因となる事はないが、前記各係合溝4、4の加工
を、その全長に亙って高精度に行なう事は難しく、各係
合溝4、4の内側面と各係合駒6、6の外面との間にが
たつきが発生する事が避けられない。
【0010】実公昭60−24986号公報には、十字
継手を構成する十字軸とヨークとの間にがたつきが発生
するのを、図9に示す様な構造により防止する技術が開
示されている。この技術は、十字軸10の端部に形成し
たテーパ凸面11と、スリーブ16の内周面に形成した
テーパ凹面12とを係合させると共に、このスリーブ1
6の外端面に形成した弾性部13により、上記テーパ凸
面11とテーパ凹面12とを密接させて、両面11、1
2間にがたつきが発生するのを防止したものである。ス
リーブ16の外周面とヨーク14に形成した円孔15の
内周面とは、何れも断面が円形である為、高精度の加工
が容易であり、圧力嵌合によりがたつきが生じない様に
されている。
【0011】ところが、この様な従来技術は、単に回転
変位するだけの十字軸10とヨーク14との間のがたつ
き防止は図れても、本考案が対象としている、2ポッド
式スライドジョイントの様に、軸方向に亙る変位をする
構造部分のがたつき防止には適用出来ない。
【0012】本考案の2ポッド式スライドジョイント
は、上述の様な事情に鑑みて考案されたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本考案の2ポッド式スラ
イドジョイントは、前述した従来の2ポッド式スライド
ジョイントと同様に、互いに接続すべき1対の軸の内、
一方の軸の端部に、この一方の軸と同心に固定された筒
部と、この筒部の内周面で直径方向反対側の2個所位置
に、それぞれ軸方向に亙って形成された1対の係合溝
と、上記1対の軸の内の他方の軸の端部外周面の直径方
向反対位置から突出した支持ピンと、この支持ピンに支
持された状態で前記1対の係合溝に、前記一方の軸の軸
方向に亙る変位自在に係合した1対の係合駒とから構成
される。
【0014】更に、本考案の2ポッド式スライドジョイ
ントに於いては、前記1対の係合溝を、前記筒部の内周
面側開口部の幅が広く、前記筒部の外周面側に向かって
次第に幅が狭くなるテーパ溝とし、各係合溝と係合する
前記係合駒の外面で少なくとも前記係合溝と当接する部
分をテーパ面として、前記各係合駒を、他方の軸の外周
面寄りの基端部を太く、他方の軸の外周面から離れた先
端部に向けて細くすると共に、前記他方の軸の外周面と
前記各係合駒の基端面との間に、各係合駒を前記支持ピ
ンの先端に向けて押圧するばねを設けた事を特徴として
いる。
【0015】
【作用】上述の様に構成される本考案の2ポッド式スラ
イドジョイントにより、1対の軸同士の間で回転力の伝
達を行なう際の作用自体は、前述した従来の2ポッド式
スライドジョイントの場合と同様である。
【0016】特に、本考案の2ポッド式スライドジョイ
ントの場合には、各係合溝が、筒部の外周面側に向かう
程幅が狭くなるテーパ溝であり、各係合駒の外面で前記
係合溝と当接する部分がテーパ面をなしており、しかも
各係合駒が支持ピンの先端に向けて押圧されている為、
前記各係合溝と各係合駒の外面との間にがたつきが生じ
ない。
【0017】
【実施例】図1〜2は本考案の第一実施例を示してい
る。互いの間で回転力の伝達を行なうべき、1対の軸
1、2の内、一方(図1の右方)の軸1の端部には筒部
3を、この軸1と同心に固設している。この筒部3の内
周面で直径方向反対側の2個所位置には、それぞれ軸方
向(図1の左右方向)に亙って1対の係合溝4を形成し
ている。
【0018】又、上記1対の軸1、2の内の他方の軸2
の端部には、支持ピン5を、この軸2の直径方向に亙っ
て貫通した状態で設け、この支持ピン5の両端部を、前
記軸2の外周面の直径方向反対位置から突出させてい
る。そして、この支持ピン5の両端部に係合駒6を外嵌
支持している。これら各係合駒6は、それぞれ内周面を
円筒形に、外周面を略四角錐面形に、それぞれ形成され
ている。
【0019】上述の様な係合駒6はそれぞれ、前記支持
ピン5の両端部に、この支持ピン5の軸方向(図1〜2
の上下方向)に亙る摺動を自在とし、且つ、支持ピン5
に対する回転を自在として、外嵌支持されている。そし
て、各係合駒6の外周面を構成する4個の辺6a、6b
の内、互いに反対側に位置する2個の辺6a、6a(図
2)を、前記係合溝4の内側面4a、4aに摺接させる
事で、各係合駒6を各係合溝4に、前記一方の軸1の軸
方向に亙る変位自在に係合させている。
【0020】本考案の2ポッド式スライドジョイントの
場合、前記1対の係合溝4の内側面4a、4aを傾斜さ
せる事により、各係合溝4を、図2に示す様に、前記筒
部3の内周面側開口部の幅が広く、前記筒部3の外周面
側に向かって次第に幅が狭くなるテーパ溝としている。
【0021】又、前記各係合駒6の外周面を構成する4
個の辺6a、6bを、前記内側面4a、4aと同じ方向
に、ほぼ同じ角度で傾斜させる事により、四角錐台状の
テーパ面として、前記各係合駒6を、軸2の外周面寄り
の基端部を太く、軸2の外周面から離れた先端部に向け
て細くなる、角錐台状に形成している。前記内側面4
a、4aと当接する辺6a、6aだけでなく、辺6b、
6bも同様に傾斜させるのは、前記係合駒6の組み付け
に方向性を持たせない為である。
【0022】又、前記他方の軸2の外周面と前記各係合
駒6の基端面との間に圧縮ばね17を設けて、各係合駒
6を前記支持ピン5の先端、即ち係合溝4の奥に向けて
押圧している。尚、前記筒部3の開口端部外周面と前記
他方の軸2の外周面との間には防塵カバー9を設けて、
前記筒部3内への塵芥や雨水の進入防止を図っている。
【0023】更に、図示の実施例の場合、前記支持ピン
5の端面を、この支持ピン5の中心点a(中心軸b(図
1)の軸方向中間点)を中心とする球面としている。こ
れは、筒部3の内側での支持ピン5の変位に拘らず、こ
の支持ピン5の端面と係合溝4の奥面4bとが干渉する
のを防止する為である。
【0024】上述の様に構成される本考案の2ポッド式
スライドジョイントにより、1対の軸1、2同士の間で
回転力の伝達を行なう際の作用自体は、前述した従来の
2ポッド式スライドジョイントの場合と同様である。
【0025】即ち、例えば一方の軸1を回転駆動させる
と、この回転力が、筒部3、係合溝4、係合駒6、支持
ピン5を介して、他方の軸2に伝達され、この他方の軸
2が回転する。前記各係合駒6は、各係合溝4の内側
で、前記一方の軸1の軸方向に亙って変位自在であり、
且つ、前記支持ピン5は各係合駒6、6に対して回転自
在な為、前記1対の軸1、2が同一直線上になくても、
各係合駒6が各係合溝4の内側で変位しつつ、回転力の
伝達を行なう。他方の軸2から一方の軸1に向けて回転
力の伝達を行なう場合も同様である。
【0026】又、前記1対の軸1、2同士が遠近動した
場合でも、前記各辺6a、6aと各内側面4a、4aと
を摺接させつつ、各係合駒6が各係合溝4の内側で変位
する事で、これら1対の軸1、2同士の変位を吸収し、
何れかの軸1、2や支持ピン5等に無理な力が加わる事
を防止する。又、何れかの軸1(2)が軸方向に亙って
振動した場合でも、前記各係合駒6が係合溝4の内側で
変位する事で、この振動が別の軸2(1)に迄伝わるの
を防止する。
【0027】特に、本考案の2ポッド式スライドジョイ
ントの場合には、各係合溝4が、前記筒部3の外周面側
に向かう程幅が狭くなるテーパ溝であり、各係合駒6の
外面が角錐台面状のテーパ面をなしており、しかも圧縮
ばね17によって各係合駒6が、支持ピン5の先端に向
けて押圧されている為、図2に示す様に、前記各係合溝
4の内側面4a、4aと各係合駒6の辺6a、6aとが
くさび状に密接し、前記係合溝4の内側面4a、4aと
係合駒6の外面との間にがたつきが生じる事がない。
【0028】この結果、2ポッド式スライドジョイント
の回転力伝達部分にがたつきを生じる事がなくなり、回
転力伝達時に於ける感触が良好になる。
【0029】次に、図3は本考案の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合、係合駒6の内端面に円筒部18
を形成し、この係合駒6を押圧する為の圧縮ばね17
を、この円筒部18に外嵌している。その他の構成及び
作用は、前述の第一実施例と同様である。
【0030】次に、図4は本考案の第三実施例を示して
いる。本実施例の場合、支持ピン5の先端部に向けて係
合駒6を押圧する為の圧縮ばね17として、第一〜第二
実施例に於けるコイルばねに代えて、板ばねを使用して
いる。その他の構成及び作用は、前述の第一実施例と同
様である。
【0031】尚、各実施例に於いて、支持ピン5の先端
に向けて係合駒6を押圧する為の圧縮ばね17の弾力
は、この係合駒6と支持ピン5の外周面並びに係合溝4
の内側面4aとの間に作用する摩擦係数μ1 、μ2 、及
び、係合駒6の辺6a並びに係合溝4の内側面4aの傾
斜角度θに応じて定める。
【0032】即ち、回転力Fの伝達に伴なって前記内側
面4aと辺6aとが強く押し付け合わされると、この押
し付けに伴なって前記係合駒6に、図5に示す様に、こ
の係合駒6を支持ピン5の基部に押し付ける方向の力F
1 が発生する。この力F1 は、前記回転力F、前記摩擦
係数μ1 、μ2 並びに傾斜角度θの関数f(F、μ1
μ2 、θ)で表わされる。
【0033】一方、回転力の伝達を円滑に行なわせる為
には、通常の回転力の伝達時に前記係合駒6が、支持ピ
ン5の基端部に向けて変位するのを阻止する事が必要で
ある。そこで、前記圧縮ばね17が係合駒6を押圧する
力F2 を、前記F1 (=f(F、μ1 、μ2 、θ))よ
りも大きく(F2 >F1 )して、この係合駒6が支持ピ
ン5の基端部に向けて押し込まれるのを防止する。但
し、万一の過大入力時には、前記係合駒6が、その基端
面が支持ピン5の基端部に当接する迄変位し、過大な力
がなくなった以後、ばねの弾性により元に戻る。
【0034】又、前記係合駒6の外周面をなす4個の辺
6a、6bの内、少なくとも係合溝4の内側面4a、4
a(図2〜4参照)と摺接する辺6a、6aには、図6
に示す様に、曲率R、クラウニング量△Xのクラウニン
グを施す事が好ましい。これは、互いに一直線上に存在
しない、前記1対の軸1、2(図1)同士の間で回転力
の伝達を行なうのに伴なって、前記係合駒6が係合溝4
に対して、図7に示す様に変位した場合でも、この係合
駒6が係合溝4に食い込む事なく、前記辺6a、6aと
内側面4a、4aとの摺動が円滑に行なわれる様にする
為である。
【0035】従って、前記クラウニング量△Xは、前記
1対の軸1、2の交差角度、前記辺6a、6aの幅寸法
に応じて設計的に定める。尚、係合駒6の組み付けに方
向性を持たせない為には、図6に示す様に、総ての辺6
a、6bにクラウニングを施す事が好ましい。
【0036】
【考案の効果】本考案の2ポッド式スライドジョイント
は、以上に述べた通り構成され作用するので、係合溝の
内側面と係合溝の外面とを選択嵌合等する必要もなく、
且つ回転力伝達部分にがたつきを生じる事がなくなり、
回転力伝達時に於ける感触が良好になる為、この2ポッ
ド式スライドジョイントを組み込んだステアリング装置
等の操作感を向上させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す半部断面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】本考案の第二実施例を示す、図2と同様の断面
図。
【図4】本考案の第三実施例を示す、図2と同様の断面
図。
【図5】係合駒の押し付けに要する力を説明する為の、
図2のB部拡大図。
【図6】係合駒を図5の下方から見た図。
【図7】係合溝に対して係合駒が変位した状態を示す、
図1の上方から見た図。
【図8】従来の2ポッド式スライドジョイントを示す断
面図。
【図9】がたつき防止機構を設けた十字継手を示す、半
部断面図。
【符号の説明】
1 軸 2 軸 3 筒部 4 係合溝 4a 内側面 4b 奥面 5 支持ピン 6 係合駒 6a 辺 6b 辺 7 板ばね 8 板部 9 防塵カバー 10 十字軸 11 テーパ凸面 12 テーパ凹面 13 弾性部 14 ヨーク 15 円孔 16 スリーブ 17 圧縮ばね 18 円筒部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続すべき1対の軸の内、一方の
    軸の端部に、この一方の軸と同心に固定された筒部と、
    この筒部の内周面で直径方向反対側の2個所位置に、そ
    れぞれ軸方向に亙って形成された1対の係合溝と、上記
    1対の軸の内の他方の軸の端部外周面の直径方向反対位
    置から突出した支持ピンと、この支持ピンに支持された
    状態で前記1対の係合溝に、前記一方の軸の軸方向に亙
    る変位自在に係合した1対の係合駒とから成る2ポッド
    式スライドジョイントに於いて、前記1対の係合溝を、
    前記筒部の内周面側開口部の幅が広く、前記筒部の外周
    面側に向かって次第に幅が狭くなるテーパ溝とし、各係
    合溝と係合する前記係合駒の外面で少なくとも前記係合
    溝と当接する部分をテーパ面として、前記各係合駒を、
    他方の軸の外周面寄りの基端部を太く、他方の軸の外周
    面から離れた先端部に向けて細くすると共に、前記他方
    の軸の外周面と前記各係合駒の基端面との間に、各係合
    駒を前記支持ピンの先端に向けて押圧するばねを設けた
    事を特徴とする2ポッド式スライドジョイント。
JP1991061443U 1991-07-10 1991-07-10 2ポッド式スライドジョイント Expired - Lifetime JP2553099Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991061443U JP2553099Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 2ポッド式スライドジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991061443U JP2553099Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 2ポッド式スライドジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH056224U JPH056224U (ja) 1993-01-29
JP2553099Y2 true JP2553099Y2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=13171218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991061443U Expired - Lifetime JP2553099Y2 (ja) 1991-07-10 1991-07-10 2ポッド式スライドジョイント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2553099Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5472251U (ja) * 1977-11-01 1979-05-23
JPS6453630U (ja) * 1987-09-30 1989-04-03
JP3062230U (ja) * 1999-03-17 1999-09-28 株式会社長田表具店 採光襖

Also Published As

Publication number Publication date
JPH056224U (ja) 1993-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4219583B2 (ja) 固定型等速自在継手
JPH08152018A (ja) ボールジョイント
KR20100040280A (ko) 트리포드형 등속 조인트
US5916026A (en) Elastic universal joint
JP3329252B2 (ja) 回転シャフトの結合構造
JPS58109734A (ja) 過負荷クラツチ
US4579546A (en) Preloaded drive assembly
JPH1089373A (ja) 弾性軸継手
JP2553099Y2 (ja) 2ポッド式スライドジョイント
JPH0840005A (ja) ドライブシャフト
JP2580115Y2 (ja) シャフトと自在継手のヨークとの結合部
JP3812313B2 (ja) カルダン継手
JP4429749B2 (ja) 固定型等速自在継手
JP2005226779A (ja) 等速自在継手
JP2699425B2 (ja) 自在継手
JPH07739Y2 (ja) 玉型自在継手
JPH11280779A (ja) 自在継手
JPH0749071Y2 (ja) 軸接手
JPH08170647A (ja) 弾性自在継手
JPH0214654Y2 (ja)
JPH10292825A (ja) 自在継手
JPH04312215A (ja) クラッチレリーズ用軸受ユニット
JPS6350007Y2 (ja)
JPS5941049B2 (ja) 自在継手
JPH08121491A (ja) 自在継手