JP2663243B2 - 記憶媒体式遊技設備 - Google Patents
記憶媒体式遊技設備Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気カードや電子カード
等の記憶媒体を使用したパチンコ機あるいはアレンジボ
ール、スロットマシン等の記憶媒体式遊技機およびそれ
らの管理装置を備えた遊技設備に利用して有効な技術に
関し、特に記憶媒体の有する有価データの管理方式に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、カード状の記憶媒体を媒介として
遊技を行なうようにしたカード式のパチンコ遊技システ
ムが提唱されている。カード方式は、遊技客が記憶媒体
であるカードのみを持ち歩けばよく、落下し易いパチン
コ球を大量に持ち運ぶ手間を軽減することができるとい
う利点がある。従来提案されているカード式パチンコ遊
技システムには、大きく分けると次の2つの方式があ
る。 【0003】第1の方式は、カードの発行に際して購入
金額に対応した持玉数データをカードに記憶し、この持
玉数データの範囲内でパチンコ遊技を行ない、遊技過程
において増減した持玉数データをカードに記憶するとい
うものである(特公昭47−42227号参照)。 【0004】カード方式の第2の方式は、カードの購入
の際にコード番号だけを記録したカードを発行し、持玉
数は管理装置に記憶し、カードをパチンコ機のカード読
取装置に挿入することによって記憶された持玉数を呼び
出して遊技を行なえるようにするものである。(実公昭
61−32709号、特公昭51−17106号) 【0005】 【発明が解決しようとする課題】カード式の遊技システ
ムにおいては、有価価値を有する遊技媒体としてのカー
ドがコピーされ、不正に使用されると、遊技店が多大の
不利益を被ることになる。そこで、従来のカード式遊技
システムでは、カードの磁気面に識別コードを記録して
おいて、その識別コードを読み取ってチェックすること
で、正規のカードであるか否かの鑑定を行うようにして
いる。また、識別コードとともに遊技者固有の暗号を与
えるようにしたものもある。 【0006】ところが、磁気面に記録されている情報
は、比較的コピーし易いとともに、暗号を併用する方式
においても、銀行用のキャッシュカードで問題となって
いるように、暗号の盗用や偶然的一致を完全に防止する
ことができない。 【0007】そのため、不正カードの識別をカードの磁
気面に記録した情報によってのみ行う従来のカード式遊
技システムにあっては、カードの不正を確実に防止する
ことが難しいという問題点があった。 【0008】また、カードの磁気面等の記憶部に記憶さ
れたデータは人間の五感によって認知することができな
いため、カードデータの信ぴょう性が低く、カード式遊
技システムそのもののに対する信頼性が低いという問題
点があった。 【0009】 【0010】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、その目的とするところは、カード状
記憶媒体のコピーによる不正を確実に防止して遊技店の
不利益を防止するとともに、記憶媒体の有する有価デー
タの信ぴょう性を向上させ、設備の信頼性を向上させる
ことにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、カード状記憶媒体の有する有価データの範
囲内で遊技を可能ならしめるように構成された複数の遊
技装置および少なくともこれらの遊技装置を管理する管
理装置を備えた記憶媒体式遊技設備において、上記各遊
技装置の所定部位には、上記記憶媒体の有する有価デー
タを読み取る記憶媒体読取手段(例えば、カードリーダ
180)と、上記記憶媒体読取手段によって読み取った
有価データに基づき、上記記憶媒体の有する有価データ
としての少なくとも金額情報を遊技球あるいは遊技球情
報に変換可能な変換操作手段(購入スイッチ113)
と、上記有価データとしての少なくとも金額情報を表示
可能な有価データ表示手段(金額表示器162)とを備
えて、上記記憶媒体のデータ記憶部に当該記憶媒体の有
する少なくとも有価データとしての金額情報を記憶する
とともに、上記管理装置の記憶手段には各記憶媒体毎に
付与された識別符号を用いて各記憶媒体の有する少なく
とも有価データとしての金額情報を記憶して、上記記憶
媒体のデータ記憶部および上記管理装置の記憶手段に記
憶されたデータにより記憶媒体の有価データとしての金
額情報を管理するようにしたものである。 【0012】 【作用】上記した手段によれば、各記憶媒体の有価デー
タが別の場所に重複して記憶されることにより、有価デ
ータの信ぴょう性を向上させ、設備の信頼性を向上させ
ることができるとともに、遊技者が不正に記憶媒体の有
価データを改ざんして使用したとしても管理装置の記憶
手段に記憶されている当該記憶媒体の有価データと照合
することで容易に不正を発見することができ、これによ
って遊技店が不利益を被るのを防止することができる。 【0013】 【実施例】図1に本発明を適用した記憶媒体式遊技設備
の代表的な例としてカード式パチンコ遊技システムの一
実施例を示す。 【0014】この実施例のパチンコ遊技システムは、遊
技機としてのパチンコ機100と、各パチンコ機におけ
る遊技を開始させるためローカルな有価価値を有する記
憶媒体としてのカードCDを発行する記憶媒体発行装置
としての発行機200と、遊技の結果得られた賞品球お
よび遊技に使用せずに残った購入金を精算するための記
憶媒体精算装置としての精算機300と、上記各種端末
機を集中的に管理し、制御する管理装置400と、この
管理装置400と各端末機を有機的に結合するデータ伝
送路500とからなり、これらによって、有機的結合体
が構成される。この有機的結合体は、上記カードCDに
よってのみ介入が可能とされ、かつ有機的結合体によっ
てのみカードの運用とその有価データの変換が可能とな
っている。そのため、有機的結合体の各構成要素たるパ
チンコ機100、発行機200、精算機300および管
理装置400には、それぞれ記憶媒体読取装置としての
カードドライバ(カードリーダとカードライタ)が設け
られているとともに、カードの情報および各端末機の情
報は、管理装置400の記憶装置内にファイルの形で記
憶されるようになっている。 【0015】次に、上記有機的結合体の各構成要素につ
いての具体的な説明に入る前に、本実施例のシステムに
使用されるカードについて説明する。本実施例のシステ
ムに使用されるカードCDは、例えば図2(A)に示す
ように、カードの中心に沿って購入金額AMやカード挿
入方向DIR、発行年月日DATE等遊技客にとって必
要な情報および破損カードの復活の際に必要な発行通し
番号n等が印刷されている。また、この印字部のすぐ上
には表面から見えない磁気インク等の特殊塗料を利用し
た隠匿部材もしくはホログラム等偽造が困難な構造から
なる真偽鑑別物理層TF1〜TF4が適当な間隔をおい
て4個設けられ、さらにその上方には、カードの状態す
なわち、発行済、復活、遊技、帰零および精算済等カー
ドの来歴もしくは状態遷移を穿孔の形で記録するパンチ
穴形成部PHが設けられている。 【0016】一方、カードCDの表面下部には、磁性材
が塗布された磁気記録部MGが設けられており、この磁
気記録部MGは図2(B)に示すように5つのトラック
TR1〜TR5に分割され、このうち第5トラックTR
5には他の4つのビットのパリティチェック用のビット
が記録される。また、磁気記録部MGには左側から順
に、有効データ部を保護するためのダミーデータたる8
ビットのタイミングコードTMS、データの始まりを示
す4ビットの補助データSTX、遊技店のコードを示す
16ビットの識別コードDSC、カード発行年月日を表
示する16ビットの年月日データDATE、発行通し番
号nに基づいて変換された16ビットのカード番号N
o.、データの終了を示す4ビットの補助データET
X、上記データSTXからETXまでの各データのビッ
ト列ごとのパリティチェック用のチェックビットLR
C、有効データ部を保護するためのダミーデータたる8
ビットのタイミングコードTMEが記録されるようにな
っている。なお、カード番号No.と補助データETX
との間には、上記以外の情報を入れることができるよう
に使用可能なエリアすなわち遊技店名HALLや購入金
額AM、カード挿入方向DIR、発行年月日DATE等
遊技客にとって必要な情報および破損カードの復活の際
に必要な発行通し番号n等が、カードCDの表面に印刷
されている。さらに、予備エリアRSUが設けられてい
る。例えば、この予備エリアRSUには有価データとし
ての持玉数や金額等を記録するようにしてもよい。 【0017】このように、この実施例のカードの磁気面
に記録される情報は、カードの使用可能空間を特定する
ための識別コードと、カードの有効期間を示すための発
行年月日と、発行通し番号nから適当な関数もしくは変
換方式を使って得られる識別符号としてのカード番号
と、エラー検出用のチェックコードのみであり、購入金
額や持玉数は記録されないようになっている。これら
は、上記カード番号によって管理装置400のデータフ
ァイルからリアルタイムで引出し可能な構成にしてあ
る。これによって、カードのコピーによる不正を防止
し、かつ不正による被害を最小限にとどめることができ
る。つまり、カードがコピーされてもデータファイル内
に登録されている購入金額と獲得玉数以上の被害は生じ
ないので、カードをコピーするのは全くの無駄な行為と
なる。 【0018】しかも、上記実施例ではカードに記録され
た磁気記録情報のみならず偽造が困難な真偽鑑別物理層
TF1〜TF4によってもカード真偽を鑑定するように
しているので、カードの不正をより確実に防止すること
ができる。また、真偽鑑別物理層のチェックにより不正
カードを直ちに検出できるので、磁気情報を管理装置に
送って不正カードの判定を行うよりもすばやく不正カー
ドを発見することができる。さらに、カードに形成され
た穿孔を光電検出器で検出することで、磁気面に記録さ
れているコードを使って管理装置のファイルから持玉数
データを読み出して確認することなく容易にカードの状
態を把握することができ、これによって、カードの状態
に対応した処理を決定するのに要するカードリーダのコ
ントローラや管理装置の負担を軽減することができる。
なお、真偽鑑別物理層の数は一つだけでもよい。 【0019】また、上記カードは使い捨て方式とするこ
とにより、カード回収設備を不用にしてシステムの簡略
化およびカードの管理を容易にするとともに、使い捨て
に伴う経費節減を図るため、カードの大きさを縦86mm
横54mmのスタンダードとしかつカードの材質は紙もし
くは紙と同質のものをしようするようにしてある。 【0020】図3に上記カード発行機200の構成例を
示す。この実施例のカード発行機200は、カード購入
のための紙幣を識別する紙幣識別装置210と、購入金
に対応した金額を印刷し、カード番号を記録するカード
リーダ220と、つり銭を排出するための残金払出装置
230と、各種表示器241〜245および、発行機2
00全体の制御を行なう制御ユニット250等により構
成されている。 【0021】上記紙幣識別装置210に対応して、前面
パネル201には紙幣挿入口211と、購入金額選択ス
イッチ群212および金額表示器213が設けられてい
る。従って、遊技客は、先ず紙幣挿入口211より紙幣
を投入すると、金額表示器213に投入金額が表示され
る。そこで、選択スイッチ群212の中から所望の購入
金額に対応するスイッチを押圧すると、所望の購入金額
に相当するカードが上記カードリーダ220のカード排
出口202より発行される。また、上記金額選択スイッ
チ群212は、各々ランプ内蔵型スイッチで構成されて
おり、スイッチを操作すると対応する内蔵ランプが点灯
されるようになっている。そして、投入された紙幣は、
紙幣収納タンク214内に回収される。 【0022】カードリーダ220は、カードタンク内に
ストックされている白紙状態のカードを1枚ずつ取り出
して、表面に購入金額と、発行年月日および管理装置4
00より付与される発行通し番号nを印刷するととも
に、カードの磁気記録部MGに管理装置400により演
算されたカード番号および識別コード(店コード)、発
行年月日コード、チェックコード等を記録し、さらに発
行済穿孔位置PH1(図2参照)にパンチ穴を開けてか
ら前面パネル201に設けられたカード排出口202よ
り排出する。 【0023】上記発行通し番号nは、カード発行機20
0からカード購入の申込を受けた管理装置400が、自
己の制御下にある複数のカード発行機からの購入申込み
に対し、その受付け順に発行通し番号nを決定し、各カ
ード発行機に付与する番号であって、カードのコピーに
よる不正を防止するため、カードの磁気面には、上記発
行通し番号nに対して所定の関数f(n)を用いた演算
もしくはビットの並び換え等のコード変換処理を行なっ
て得られたコードをカード番号として記録するようにな
っている。上記発行通し番号nからカード番号の算出を
可能にするため、管理装置400の制御プログラムに
は、関数f(n)もしくはコード変換手続きが予め与え
られているともに、カードから読み出されたカード番号
と発行通し番号nとの一致を確認するため逆関数もしく
は逆変換手続きが用意されている。 【0024】発行機のカードリーダ220は、図4に示
されているパチンコ機用のカードリーダ180と略同じ
である。詳細は後に説明するが、違いは図4の構成部品
の他に印字装置809とカードタンクからの取出装置8
22を有している点である。一方、紙幣挿入口211よ
り挿入され、金額選択スイッチ212により購入金額が
決定され、残金が生じたときに、それを払い戻すための
残金払出装置230は、紙幣をストックしておく紙幣タ
ンク231を備えており、残金に相当する紙幣を前面パ
ネル201に設けられた紙幣排出口232により排出す
るように構成されている。 【0025】さらに、上記カード発行機200の前面パ
ネル201には、カード発行可能な状態にあることを示
す発行中ランプ241、カード発行不能状態を示す発行
中止ランプ242、紙幣挿入口211より投入された紙
幣でタンク214が満杯になったことを知らせる紙幣プ
ールオーバ表示器243、カードタンク221内の未発
行カードが空になったことを知らせるカード不足表示器
244、残金払出装置の紙幣タンク231内のストック
紙幣がなくなったことを知らせるつり銭不足表示器24
5が設けられている。また、上記状態を検出して対応す
る表示器を点灯させるため、紙幣タンク214,231
およびカードタンク221にはセンサ261,262,
263がそれぞれ設けられている。 【0026】さらに、この実施例のカード発行機200
には、遊技店に設置される複数(数10台)の発行機2
00の各々を区別して、特定のカードを発行した発行機
を管理装置400において把握できるようにするため台
番号設定器205が内部に設けられており、この設定器
205により設定された台番号は管理装置400に送ら
れて、データ通信の際の伝送アドレスの生成および各発
行機ごとのデータファイルの作成に供される。 【0027】なお、特に限定されないが、設定器205
によって設定される台番号と同じ番号が、発行機の前面
パネル201の上部に付着された銘板206に表示され
るようになっている。 【0028】図5には、上記のごとく構成されたカード
発行機200の制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号L1〜L5で示されているの
が、購入金額の選択スイッチ群212に内蔵されたラン
プで、オンされたスイッチに対応するランプが点灯され
て操作ボタンを後方から照明するようになっている。 【0029】このシステムでは、カードリーダ220の
各構成部品たる磁気ヘッド808や搬送モータ802、
穿孔装置807、印字装置809、カード取出装置82
2が、センサ811〜815からの検出信号に基づい
て、CPU(マイクロコンピュータ)のようなコントロ
ーラ228(図4のコントローラ188に相当)によっ
て制御され、このコントローラ228および発行機に設
けられた各種センサや表示器、紙幣識別器210、残金
払出装置230が、同じくマイクロコンピュータからな
る制御ユニット250内のユニットコントローラ251
によって制御されるようになっている。 【0030】ユニットコントローラ251は、上記構成
部品の制御やカード番号の受信を行なってカード発行処
理を実行するともに、稼動データを収集し、それをデュ
アルポートメモリからなるパラレル通信手段としてのユ
ニットメモリ270内の送信データエリアSDAに書き
込む。ユニットメモリ270に書き込まれた稼動データ
は、後述の伝送コントローラとネットワーク制御手段
(NAU)とにより伝送ケーブル(ネットワーク)を介
して管理装置400との間のデータ交信によって管理装
置に送られる。また、管理装置400から送られて来る
データも一旦ユニットメモリ270内の受信データエリ
アRDAに書き込まれ、ユニットコントローラ251が
これを読み取ることによってデータの受信が行なわれ
る。ユニットメモリ270には送信データや受信データ
がメモリ内にあることを相手方のコントローラに伝える
ためのコマンドやステータス情報の入る共有データエリ
アCDAが設けられている。 【0031】表1、表2および表3に、各々上記ユニッ
トメモリ270内の送信データエリアSDA、受信デー
タエリアRDAおよび共有データエリアCDAの構成例
を示す。 【0032】上記表1に示されているホットコードは、
システムの立上りのときに管理装置がユニットメモリ2
70の送信エリア内に、例えば010101‥‥01な
るコードを書き込んでおいて、定期的に管理装置におく
って、静電気等のノイズによるRAMデータの破壊の有
無をチェックし、送信データの異常を速やかに検出でき
るようになっている。 【0033】 【表1】 【0034】 【表2】【0035】 【表3】 【0036】なお、上記表1に示されているモニタ情報
1は、表4に示すようにシステム立上り時のテスト実行
中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビット、ホ
ットコードエラーを示すビット、ローカルネットワーク
(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低層用と
高層用の2ビット)、発行機異常を示すビット等により
構成されている。 【0037】 【表4】 【0038】また、モニタ情報2は、表5に示すように
カードライタの異常を示すビット、カードの有無を示す
ビット、同紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣詰ま
りを示すビット、紙幣の強制引き抜きを示すビット、残
金払出器の紙幣タンク内の状態を示すビット、残金払出
器の異常を示すビット等により構成されている。 【0039】 【表5】 【0040】次に、本来の遊技を提供するパチンコ機の
構成例について図6を用いて説明する。この実施例の遊
技装置としてのパチンコ機100は、遊技機本体110
と、遊技機本体と1対1で対応されて遊技機本体上方の
島設備等に装着され、主としてカードに関する処理と遊
技中の稼動データの収集を司る制御ユニット160とに
より構成される。 【0041】制御ユニット160は、この実施例では遊
技機本体110と別個に構成され、カード挿排口161
と、カードの有する金額を表示する金額表示器162、
遊技者の持玉数をディジタル数字で表示する持玉表示器
163、複数個のランプが一列に整列されてなるアナロ
グ表示器164、係員呼出し用の呼出しスイッチ165
等を前面に有している。上記アナログ表示器164は、
遊技中の持玉数をアナログ的に表示したり、打止め状態
やフリー状態を同時点滅と移動点滅で表示するのに用い
られる。 【0042】また、特に限定されないが、制御ユニット
160の前面には、図7に示すように、入賞球発生表示
用のセーフランプ166や遊技中であることを示す遊技
表示ランプ167、効果音および警告発生用のスピーカ
168が設けられている。さらに、制御ユニット160
の側面の島設備内部に位置される部位には、パチンコ機
100を管理装置400と切り離した特異状態で、後述
のテストカードを用いて遊技動作を可能にさせるための
テストスイッチ171が、また制御ユニット前面には当
該パチンコ機に与えられる台番号を明示する銘板172
がそれぞれ設けられている。 【0043】そして、制御ユニット160の内部には、
上記カード挿排口161に対応してカードリーダ180
が、また台番号の銘板172の後方に台番号設定スイッ
チ173が、さらにこの制御ユニット160全体の制御
を司るユニットコントローラ190が各々設けられてい
る。ユニットコントローラ190は、光ファイバもしく
は同軸ケーブルのような伝送路191によって、遊技機
本体110の制御装置150に、また後述の伝送コント
ローラおよびローカルネットワーク(伝送ケーブル)を
介して管理装置400に接続される。 【0044】カードリーダ180はその詳細を図4に示
すように、一端(図では左端)にカード挿排口801を
有し、この挿排口801の近傍には、カードの始端を検
出する光電式のセンサ811が設けられている。また、
このセンサ811に隣接してカードに形成された真偽識
別物理層TF1〜TF4を検査するためのセンサ812
が設けられている。カード挿排口801にカードCDが
挿入され、センサ811によって検出されるとパルスモ
ータからなる搬送モータ802が駆動され、ベルト80
3を介して搬送ローラ804が回転される。すると、カ
ードCDが搬送ローラ804とガイドローラ805とに
挾まれて走行路806に沿って搬送され、カードリーダ
内に取り込まれる。搬送モータ802には回転角を検出
するエンコーダのような回転検出器(センサ5)815
が設けられており、所定量だけカードを搬送するとモー
タが停止される。この時、カード上の真偽鑑別物理層T
F1がセンサ812に対向されるようになっており、セ
ンサ812が偽造カードであるか否かの鑑別のための検
査を行う。実施例のカードには真偽鑑別物理層が4箇所
設けられており、各物理層がセンサ812に対向する位
置にてカードが一旦停止され、鑑定が行われる。 【0045】また、カードリーダ180の本体中央には
パンチ穴検出用センサ813が設けられており、カード
に開けられたパンチ穴PH1〜PH5を検出してカードの
状態を把握できるようになっている。しかも、このセン
サ813に隣接してパンチ穴を形成するための穿孔装置
807が設けられている。パチンコ機のカードリーダ1
80では、カードの最初の遊技台での遊技終了時および
持玉数がゼロになった帰零時に上記穿孔装置807が駆
動され、所定の穿孔位置PH3,PH4にパンチ穴が開け
られるようになっている。 【0046】さらに、穿孔装置807の近傍には磁気ヘ
ッド808が設けられており、カードの磁気記録部MG
に記録されている識別コード等のデータを読み取る(発
行機200のカードリーダ220では磁気ヘッド808
により識別コード等の書込みを行う)。また、カードリ
ーダ180の奥部には、挿入されたカードの端部を検出
するセンサ814が設けられており、このセンサ814
がカードを検出すると搬送モータ802が停止される。
上記各センサ811〜815の検出信号に基づく上記モ
ータ802や穿孔装置807、磁気ヘッド808の制御
がマイクロコンピュータからなるコントローラ188
(発行機では228、精算機では319)によって行わ
れる。 【0047】一方、本実施例の遊技機本体110は、機
内に封入された遊技球を循環使用する密閉型遊技機とし
て構成されており、封入球を循環させる循環装置120
を有している。また遊技機本体110の下部には、上記
封入球を一個ずつ遊技領域内に発射する発射装置111
とその操作ダイヤル112および前記カードを使用した
遊技の手続きを可能にするための購入スイッチ113、
終了スイッチ114、中断スイッチ115が設けられて
いる。遊技領域の構成は従来のものと同じである。購入
スイッチ113は、カード挿排口161へのカードの挿
入を前提としてカードの有する金額の範囲内で、200
円等の単位でこれを遊技球に変換するための指示スイッ
チで、変換された遊技球が遊技権利としての持玉数とな
る。持玉数は持玉表示器163に表示され、打球発射装
置により遊技球一つ発射されるごとに持玉数が一つ減算
され、入賞球が発生すると賞品球数の分だけ加算表示さ
れる。 【0048】終了スイッチ114は遊技者が遊技を終了
させたくなったとき(遊技台を変更したい場合を含む)
にいつでもこれをオンさせることで、使用中のカードを
制御ユニット160より排出させることができる。その
ときユニットコントローラ190はその時点で遊技客の
持玉数(購入玉と獲得球の和)を、管理装置400のフ
ァイル内に登録してからカードを挿排口161より排出
する。また、中断スイッチ115は、遊技者が現在遊技
中の遊技機での遊技を止める意思はないが、休憩のため
一時的に遊技を中断させるために使用するスイッチで、
このスイッチが操作されると、ユニットコントローラ1
90は一旦カードを排出して再び同一カードが挿入され
るまで待機状態となり、その間他のカードを受け付けな
いようになる。なお、上記各スイッチのうち購入スイッ
チ113と中断スイッチ115はランプ内蔵型で、持玉
数が「0」になると購入スイッチ113内のランプが点
滅されるとともに、中断スイッチ115が押されると中
断が解除されるまで内蔵ランプが点灯される。 【0049】図8に遊技機本体110の裏面の構成例を
示す。遊技盤101前面の遊技領域内に設けられた入賞
領域に対応して遊技盤を貫通するように形成された複数
の入賞球導出孔121を覆う入賞球集合樋122が、遊
技盤101の裏面に取り付けられている。入賞球集合樋
122の底壁は中央に向かって下り傾斜されて案内棚1
22a,122bとされ、その流下端部に第1誘導樋1
23が接続されており、入賞球集合樋122内に流入し
た入賞球は、案内棚122a,122b上に流下して集
合され、第1誘導樋123を流下する途中でセーフセン
サ131により検出される。また、遊技領域の下部に設
けられたアウト穴102に対応して遊技盤の裏面には、
回収樋124が設けられており、この回収樋124の終
端は上記第1誘導樋123の終端部に合流されている。 【0050】さらに、この実施例では遊技領域に設けら
れた大型の変動入賞装置に入賞した遊技球を回収する第
2誘導樋125が設けられ、この第2誘導樋125の終
端は上記回収樋124の終端部に合流されている。上記
回収樋124および第2誘導樋125には、アウトセン
サ132とセーフセンサ133が設けられていて、そこ
へ流入した遊技球を検出する。第1誘導樋123と第2
誘導樋125とを設けることにより、それぞれの入賞領
域に入賞して得られる賞品球数を異ならせて遊技者に提
供することができる そして、上記各樋の合流部は、連
通口127にて、回収した遊技球を打球発射装置111
まで案内する案内樋126の途中に連通されている。 【0051】上記案内樋126は、図9に示すように、
打球発射装置111によって発射された遊技球を、遊技
領域上部まで案内する円弧状のガイドレール103の途
中に設けられたファール球取込口104に接続された樋
であり、ファール球、セーフ球(入賞球)およびアウト
球は、すべて最終的にこの案内樋126によって回収さ
れ、打球発射装置111まで誘導される。案内樋126
の途中には、ファール球取込口104より回収された遊
技球を検出するファールセンサ134、案内樋に回収さ
れた遊技球を整列させる球ナラシ105、封入球を外部
へ抜き取るための玉抜きレバー106が設けられてい
る。ファールセンサ134により検出された球は発射球
から減算され、実際に遊技領域に打ち込まれた打球数が
正確に計数される。 【0052】また、ガイドレール103の始端部には打
球発射装置111により発射された打球を検出するため
の発射センサ135,136が設けられ、空打ちを発射
球として計数しないようになっているとともに、発射セ
ンサ135側から発射センサ136側への打球の移動を
もって発射数として計数している。また、この逆として
発射センサ136側から135側への打球の移動を検出
した場合には戻り球(ファール球)として計数してい
る。 【0053】玉抜きレバー106は、案内樋126の底
壁の一部を構成するように設けられた回転可能な回動プ
レート107の回転を阻止して遊技球を打球発射装置側
へ供給させ、玉抜きレバー106を図10(A)のごと
く上方へスライドさせると回動プレート107が自重で
下方へ回動して案内樋126内の遊技球を排出するよう
に構成されている。 【0054】一方、案内樋126の下端には、図10
(B)に示すごとく玉受け部128aを有する玉送り1
28が揺動可能に取り付けられており、これが揺動する
ことにより案内樋126内の遊技球を一個ずつ分離して
ガイドレール103の発射始端位置に移動させるように
なっている。玉送り128は、打球発射装置111の発
射杆111aに連動して上方へ回動される。案内樋12
6とガイドレール103の始端部との境界には分離壁1
09が形成されており、玉送り128が上方へ回動され
ると、先端の玉受け部128aに係合している遊技球が
一つだけ分離壁109を乗り越えることにより、球の移
動が行なわれる。なお、玉送り128内には円柱状のウ
ェイト129が内蔵されており、このウェイトの自重に
よって玉送り128の回動復帰が円滑に行なわれる。 【0055】図11にパチンコ機100の制御システム
の構成例が示されている。同図におけるコントローラ1
88が、図4に示されているカードリーダ180の各構
成部品たる搬送モータ802、磁気ヘッド808、穿孔
装置807を制御するコントローラである。そして、こ
のコントローラ188および制御ユニット160に設け
られた各種スイッチ165,171,173や表示器1
62,163,164,166,167、スピーカ16
8は、同じくマイクロコンピュータからなるユニットコ
ントローラ190によって制御されるようになってい
る。 【0056】また、特に制限されないが、この実施例で
は光ケーブル191を介して、遊技機本体110の制御
装置150や各種センサ、表示器等が上記ユニットコン
トローラ190に接続される。光ファイバケーブルによ
る通信を可能にするため、パラレルデータとシリアルデ
ータの変換を行なう並−直列変換器や電気信号と光信号
との変換を行なう光−電変換器等からなる光多重データ
リンク(インタフェース)192と193が、ユニット
コントローラ190と光ファイバケーブル191との間
および光ファイバケーブルと制御装置150との間に設
けられている。 【0057】なお、光ファイバケーブル191をユニッ
トコントローラ190とパチンコ機の制御装置150と
の間のデータ通信に使用することにより、従来パチンコ
機の裏側にて複雑に配設されていた多数の配線をすっき
りさせ、保守、管理を容易にするとともに、誤った配線
接続を防止することができる。 【0058】図12に遊技機本体110の制御システム
の構成例が示されている。上記光多重データリンク19
3および光ケーブル191を介してユニットコントロー
ラ190の制御下には、上記制御装置150とともに、
打球発射装置111と購入スイッチ113内蔵の購入可
表示ランプ113a、中断スイッチ115内蔵の中断表
示ランプ115aがドライバ195を介して設置されて
いる。また、購入スイッチ113や遊技終了スイッチ1
14、中断スイッチ115からの信号が光多重データリ
ンク193および光ファイバケーブル191を介して、
前記ユニットコントローラ190に伝送される。 【0059】上記制御装置150もマイクロコンピュー
タにより構成されており、この制御装置150には、発
射センサ135,136およびセーフセンサ131,1
33、ファールセンサ134、アウトセンサ132から
の検出信号に入力されており、これらの信号に基づいて
入賞球やファール球、アウト球等を判定してユニットコ
ントローラ190に知らせる。 【0060】一方、ユニットコントローラ190は、こ
れらの遊技球に関する検出信号や購入スイッチ113か
らの信号等に基づいて、出玉数、アウト玉数、持玉数、
売上金額等の稼動データを演算したり、パチンコ機に関
する稼動情報(遊技状態)やモニタ情報等を生成し、そ
れらをデュアルポートメモリからなるユニットメモリ1
70の送信データエリアSDAに書き込む。 【0061】ユニットメモリ170に書き込まれた稼動
データ等は、後述の伝送コントローラによる管理装置4
00との間のデータ交信によって管理装置に送られる。
また、管理装置400から送られてくるデータも一旦ユ
ニットメモリ170内の受信データエリアRDAに書き
込まれ、ユニットコントローラ190がこれを読み取る
ことによってデータの受信が行なわれる。ユニットメモ
リ170には送信データや受信データがメモリ内にある
ことを相手方のコントローラに伝えるためのコマンドや
ステータス情報の入る共有データエリアCDAが設けら
れている。 【0062】表6、表7および表8に、各々上記ユニッ
トメモリ170内の送信データエリアSDA、受信デー
タエリアRDAおよび共有データエリアCDAの構成例
を示す。 【0063】 【表6】 【0064】 【表7】【0065】 【表8】 【0066】 【表9】【0067】 【表10】 【0068】なお、表6において示されているモニタ情
報1は、表9に示すようにシステム立上り時のテスト実
行中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビット、
ホットコードエラーを示すビット、ローカルネットワー
ク(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低層用
と高層用の2ビット)、遊技機異常を示すビット等によ
り構成されている。また、モニタ情報2は、表10に示
すようにカードリーダの異常を示すビットを有してい
る。 【0069】さらに、稼動情報は、表11のごとく打止
め状態を示すビット、遊技中断中であることを示すビッ
ト、通信異常あるいは不正検出等に基づく管理装置もし
くはコントローラによる強制終了状態を示すビット、遊
技中であることを示すビット、遊技機が遊技客のついて
いないフリー状態にあることを示すビット等により構成
されている。 【0070】 【表11】【0071】上記表11より、実際のパチンコ機の状態
は、 フリー状態が、 0000000000000001 遊技中が、 0000000000000010 強制終了受信時が、 0000000000000100 中断時が、 0000000000001000 打止発生時が、 0000000000010000 で表わされる。 【0072】図13に、前述した精算機300の構成例
を示す。この実施例の精算機300は、挿入されたカー
ドCDのカード番号を読み取るカードリーダ310と、
そのカードについて使用されずに残った未購入金額に相
当する金額を払い戻すための残金払出装置320と、遊
技により獲得した持玉数を印刷したレシートを発行する
プリンタ330と各種表示器340〜342および、精
算機300全体の制御を行なう制御ユニット350等に
より構成されている。 【0073】上記カードリーダ310に対応して、前面
パネル301にはカード挿入口311と、獲得した賞球
数(持玉数)を表示する玉数表示器312および未購入
金額を表示する金額表示器313が設けられている。遊
技客が、先ずカード挿入口311よりカードを投入する
と、カードリーダ310がカード裏面の磁気面に記録さ
れているカード番号を読み取って管理装置400に送
り、そのカードに関するデータを受け取る。そして、金
額表示器313に未購入金額が表示されるとともに、玉
数表示器312に獲得玉数が表示され、挿入されたカー
ドはマーキング装置により、無効印の印刷もしくはパン
チングがなされてからカード収納タンク314内に回収
(没収)される。これによって精算済カードの悪用が防
止される。 【0074】カードリーダ310の構成は、パチンコ機
100のカードリーダ180(図4参照)とほぼ同一で
ある。プリンタ330は、ロール状態でストックされて
いる白紙のシートを引き出して、その表面に発行年月日
と、獲得玉数および未使用残金額さらにはカード来歴等
を印刷し、レシート発行口331より排出する。 【0075】これとともに、未購入金額に相当する金銭
が残金として紙幣払出装置320および硬貨払出装置3
26より払い出される。紙幣払出装置320は、紙幣を
ストックしておく紙幣タンク321と紙幣排出口322
とからなる。また、精算の際には1000円未満の端数
が生じるので、100円単位の硬貨を収納する硬貨タン
ク324と硬貨払出口325とからなる硬貨払出装置3
26が設けられている。 【0076】さらに、上記精算機300の前面パネル3
01には、カード精算中であることを示す精算中ランプ
341、カード精算不能状態を示す精算中止ランプ34
2、カード挿入口311より投入されたカードでタンク
313が満杯になったことを知らせるカードオーバフロ
ー表示器L11や紙幣払出装置320の紙幣タンク32
1内のストック紙幣がなくなったことを知らせる紙幣不
足表示器L12、硬貨払出装置326の硬貨タンク32
4内のストック硬貨がなくなったことを知らせる硬貨不
足表示器L13、プリンタ330内のロール紙がなくな
ったことを表示する紙なし表示器L14等からなるモニ
タ表示ランプ群340が設けられている。また、上記各
状態を検出して対応する表示器を点灯させるため、カー
ドタンク314、紙幣タンク321、硬貨タンク32
4、およびプリンタ330にはセンサ361,362,
363,364がそれぞれ設けられている。また、硬貨
払出装置326には硬貨抜取スイッチ327が設けられ
ている。 【0077】さらに、この実施例の精算機300には、
遊技店に設置される複数の精算機の各々を区別して、特
定のカードの精算を行なった精算機を管理装置400に
おいて把握できるようにするため台番号設定器305が
内部に設けられており、この設定器305により設定さ
れた台番号は管理装置400に送られて、データ通信の
際の伝送アドレスの生成および各精算機ごとのデータフ
ァイル作成に供される。なお、特に限定はされないが、
設定器305によって設定される台番号と同じ番号が、
精算機の前面パネル301の上部に付着された銘板30
6に表示されるようになっている。 【0078】図14には、上記のごとく構成された精算
機300の制御システムの構成例が示されている。な
お、同図において、符号L11〜L14で示されている
のが、上記モニタ表示ランプ群340を構成するランプ
である。 【0079】このシステムでは、カードリーダ310を
構成する搬送モータ802、磁気ヘッド808、穿孔装
置807が各種センサ811ー815からの信号に基づ
いてCPU(マイクロコンピュータ)からなるコントロ
ーラ319(図4のコントローラ188に相当)によっ
て制御され、このコントローラ319および精算機に設
けられた各種センサや表示器、紙幣払出器320、硬貨
払出装置326、プリンタ330が、同じくマイクロコ
ンピュータからなる制御ユニット350内のユニットコ
ントローラ351によって制御されるようになってい
る。 【0080】ユニットコントローラ351は、上記構成
部品の制御やカード番号のチェック、カードデータの受
信、表示等を行なって精算処理を実行するとともに、稼
動データを収集し、それをデュアルポートメモリからな
るユニットメモリ370内の送信データエリアSDAに
書き込む。ユニットメモリ370に書き込まれた稼動デ
ータは、伝送コントローラによる伝送ケーブルを介した
管理装置400との間のデータ交信により管理装置に送
られる。また、管理装置から送られて来るデータも、一
旦ユニットメモリ370内の受信データエリアRDAに
書き込まれ、ユニットコントローラ351がこれを読み
取ることによってデータの受信が行なわれる。ユニット
メモリ370には送信データや受信データがメモリ内に
あることを相手方のコントローラに伝えるためのコマン
ドやステータス情報の入る共有データエリアCDAが設
けられている。 【0081】表12、表13および表14に、各々上記
ユニットメモリ370内の送信データエリアSDA、受
信データエリアRDAおよび共有データエリアCDAの
構成例を示す。 【0082】 【表12】【0083】 【表13】【0084】表13に示すようにこの実施例ではカード
の来歴データも受信して、これを時刻データとともにレ
シートに印刷して排出することにより、遊技客に対し信
頼度の高い精算データであることを印象づけることがで
きる。ただし、来歴データはカードファイル内に入って
いる最高20回までのデータである。 【0085】 【表14】【0086】なお、上記表12に示されているモニタ情
報1は、表15に示すようにシステム立上り時のテスト
実行中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビッ
ト、ホットコードエラーを示すビット、ローカルネット
ワーク(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低
層用と高層用の2ビット)、精算機異常を示すビット等
により構成されている。 【0087】 【表15】 【0088】また、モニタ情報2は、表16に示すよう
にプリンタの異常を示すビット、カードリーダ310の
異常を示すビット、硬貨タンク324内の状態を示すビ
ット、硬貨払出機326の硬貨詰まりを示すビット、硬
貨払出機326の異常を示すビット、紙幣払出機320
の紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣払出機320
の異常を示すビット等により構成されている。 【0089】 【表16】【0090】次に、前述のごとく構成されたパチンコ機
100、カード発行機200および精算機300を統括
的に制御するとともに稼動データをリアルタイムに収集
して、停電や故障が発生しても復旧時に直ちに元のデー
タ状態を復活させてシステム各部の動作を再開させ、ま
た遊技店の経営に必要なデータの集計を可能にする管理
装置400について説明する。 【0091】図15に管理装置400の具体的な構成
を、また図16に管理装置のシステム構成を示す。管理
装置400は、オフィスコンピュータとほぼ同等な構成
とされている。すなわち、中央処理装置CPUや半導体
メモリ(RAM)からなる主記憶装置M−MEM、タイ
マ(カレンダを含む)、TMR、通信制御装置SCC等
が格納されたコントロールボックス401と、このコン
トロールボックス401の上部に設けられた補助記憶装
置としてのフロッピディスク記憶装置402、ハードデ
ィスク記憶装置403と、収集データ等を印字するため
のプリンタ404と、メッセージや収集データを表示す
るCRT表示装置405と、オペレータが中央処理装置
に対し指令や設定データを与えるためのコンソール40
6とにより、管理装置400が構成されている。 【0092】上記プリンタ404は、管理装置400の
スループットを向上させるため、印字されるデータを一
時的に格納するバッファ404aを備えている。さら
に、この管理装置400には、パチンコ遊技システムに
特有なものとして、各端末からシステムにアクションを
起こさせる媒体としてのテスト用カードを発行するカー
ドライタ407やパチンコ機で発生する“打止め”等、
システムで発生した緊急情報をリアルタイムで印字する
補助プリンタ408が上記コントロールボックス401
の上部に設けられている。 【0093】また、停電発生時に、主記憶装置M−ME
Mに揮発的に保持されている全ての端末の稼動データ
や、発行した全てのカードのデータをハードディスク記
憶装置403に移して保護できるようにするため、最低
でも10分間程度は管理装置を動作できるようにする補
助電源装置409が、上記コントロールボックス401
の下方に設けられている。 【0094】なお、本実施例においては、主としてパチ
ンコ機とカード発行機、精算機および管理装置からなる
システムについて説明するが、この発明は図16に破線
X,Y,Zで示すように店内放送装置や景品交換装置、
自動販売機等をも管理装置400の制御下におくように
したシステムにまで拡張することができる。特に景品交
換装置は、カードを使って精算機300を通さずに直接
景品と交換できるような方式を容易に適用する可能性が
ある。さらに、管理装置400を構成するコンソール4
06も、本実施例のパチンコ遊技システムに最も適した
独特のキー構成となっている。 【0095】図17に、コンソール406の構成例を示
す。図17において、421はシステムの各端末に対す
る営業開始を指示するための開店スイッチ、422は同
じく営業終了を指示するための閉店スイッチで、開店ス
イッチ421がオンされた後、閉店スイッチ422がオ
ンされるまでの間、各端末機におけるカードの運用が可
能となる。また、423は営業終了後に全端末機の稼動
データをフロッピディスク記憶装置402に格納し、管
理装置へ動作の停止を指示するための終了スイッチ、4
24は破損したカードの復活処理を指示するためのカー
ド復活スイッチである。 【0096】なお、上記開店スイッチ421、閉店スイ
ッチ422、終了スイッチ423およびカード復活スイ
ッチ424の4つのスイッチは、本システムにとって特
に重要なスイッチであり、システム稼動中安易に操作さ
れるのを防止するため、その後方(図では上方)に設け
られたキースイッチ420に連動されており、キースイ
ッチ420を回してオンさせた状態でないと各スイッチ
421〜424を操作してオンさせることができないよ
うになっている。 【0097】425,426,427は、通常のパーソ
ナルコンピュータ等のコンソールに設けられているのと
同種のテンキー、リターンキーおよびデリートキーであ
る。一方、428はカードに関するデータや各端末の稼
動データ等をCRT表示装置405の画面上に表示させ
る指令を与える表示メニュースイッチ、429はCRT
表示装置に表示されたデータの消去を要求するCRTク
リアスイッチである。また430はカードに関するデー
タや各端末の稼動データ等をプリンタ404によって印
字させる指令を与える印字メニュースイッチ、431は
プリンタ404による印字の中止を要求する印字ストッ
プスイッチである。 【0098】432はパチンコ機における打止数や打止
モード等の設定を要求するための設定スイッチ、433
は、設定された打止数の賞品球が払い出されて打止すな
わち遊技継続不能状態になっているパチンコ機の打止状
態の解除指令を与えるための打止解除スイッチ、434
は、通信ネットワークの異常等に伴い正常な制御やデー
タ収集が不能になった場合、あるいは遊技客の不正を発
見した場合に特定端末もしくは全端末に対する強制停止
を要求するための強制終了スイッチ、435は強制停止
された端末の停止を解除させるための終了解除スイッ
チ、439は日時設定用スイッチである。また、実施例
のコンソール406には、パチンコ機での打止等緊急事
態が発生した場合にオペレータの喚起を促す音を発生す
るブザー440と、その発音停止を指示するブザースト
ップスイッチ436とが設けられている。 【0099】上記各スイッチのうち、図中2重枠で示さ
れているスイッチ421〜424,432〜436は、
ランプ内蔵型のスイッチで、これらのスイッチがオンさ
れて対応する処理の実行中もしくは状態継続中内蔵ラン
プが点灯される。ただし、ブザーストップスイッチ43
6内のランプは、ブザーと連動し、ブザー発音中点灯さ
れ、ストップスイッチ436が押されると消灯する。 【0100】さらに、この実施例のコンソール406に
は、その背面に、テストカード発行指令を与えるための
テストカードスイッチ437と、システム導入時に購入
玉の交換レートや店コード、端末機の総台数、入賞球1
個当たりの賞品球数等の設定値の設定要求を行なうため
のビルトインスイッチ438が設けられている。これら
のスイッチ437と438は、他のスイッチと異なり、
通常はほとんど使用しないスイッチであり、かつ特定の
者(遊技店の支配人等)が存在を知っていればよいスイ
ッチであるため、コンソールの背面に設けられている。 【0101】ここで、上記テストカードについて言及す
る。既に説明した構成より明らかなように、この実施例
の遊技システムは、すべての端末機(パチンコ機、カー
ド発行機、精算機)が管理装置の制御下にあり、カード
番号等のやり取りによって稼動可能な状態に移行するよ
うになっており、端末単独では動作不能である。しかる
に、パチンコ機は使用頻度が高いため、玉詰まりやいわ
ゆるチューリップなどの役物が故障したりすることが多
いとともに、出玉率の調節のため遊技領域内の釘調整が
必要である。その場合、修理や釘調整後に試し打ちを行
なうことになるが、システム全体を立ち上がらせてしか
も購入カードによってのみパチンコ機を作動させる方式
では非常に不便である。そこで、本実施例では、前述し
た各パチンコ機の制御ユニット160内のテスト用スイ
ッチ171をオンさせ、かつ管理装置によって発行され
た特殊なテスト用カードを制御ユニット160のカード
挿排口161より挿入すると、一定の持玉数が与えられ
てパチンコ機単独で遊技動作が実行可能になるように構
成されている。 【0102】なお、管理装置400に設けられたカード
リーダ407は図4に示すパチンコ機内のカードリーダ
180と略同じ構成である。ただし、カード発行機と異
なり、内部に白紙カードを有さず、外部から白紙カード
を挿入して所定のコードを記録する方式を採っているた
め、カードタンクを持っていない。また、管理装置40
0により発行される前記テストカードや復活カードは必
ずしも他の一般カードのように使用年月日や番号等を明
記する必要がないので、印字装置も不要である。そし
て、復活カード発行の際には穿孔装置807によって所
定の穿孔位置PH2にパンチ穴が開けられる。 【0103】上述したようにこの実施例の端末機10
0,200,300はすべて管理装置400の管理下に
置かれ、管理装置400が起動されていないと、原則と
して単独で動作できない。従って、システムの立上り時
には管理装置400によってすべての端末機に設定値を
与えてイニシャライズを行なう。しかも、このイニシャ
ライズに先立って、データ伝送を可能にするため各端末
機から台番号を吸い上げて1つ1つの伝送アドレスを形
成する。そして、システム稼動中はすべての端末機の稼
動データをリアルタイムで収集して主記憶装置M−ME
Mに保持するようになっている。 【0104】このように、本実施例では管理装置400
の取扱うデータの量は膨大なものとなる。そこで、実施
例ではこれらのデータをファイル管理により整理して取
扱いを容易にしている。 【0105】表17に管理装置400によって管理され
るデータのファイル構成例を示す。これらのファイルは
通常主記憶装置M−MEM内に記録されるが、すべての
ファイルは停電時にハードディスク記憶装置403にセ
ーブされる。また、端末機に関するデータファイルすな
わちパチンコ機ファイル(以下P機ファイルと称す
る)、発行機ファイルおよび精算機ファイルは、営業終
了時にフロッピーディスク記憶装置402に記憶され、
月別の稼動データ集計等に供される。 【0106】 【表17】 【0107】次に、表17に示されている各ファイルに
ついて更に詳しく説明する。同表における設定値ファイ
ルFL1は、システム導入時にコンソールの入力によっ
て予めハードディスクに記憶される購入玉の交換レート
や店コード、端末台数、賞品‘球数、打止数等のシステ
ムの特性や構成に応じて変動する設定値である。この設
定値ファイルは通常営業開始時にハードディスクHDD
より主記憶装置M−MEMにロードされる。また、設定
値ファイルFL1は、パチンコ機の入替えの際等にビル
トインスイッチ438を押してコンソールより更新でき
るようになっている。 【0108】表18に設定値ファイルFL1の構成例を
示す。 【0109】 【表18】【0110】同表において、購入玉交換レートとは、購
入金額単位(例えば200円)に対する貸玉数すなわち
最初の持玉数であり、NAU台数とは、データ伝送シス
テムとしての高層ネットワークと低層ネットワークとの
連結部に設けられるネットワークアダプタユニット(通
信制御装置)の総数である。また、符号iで示されるテ
ーブルには、あるパチンコ機からあるパチンコ機までの
賞品球数が設定される。この賞品球数には1台につき2
種類の賞品球数が設定できるようになっている。しか
も、i=1〜16で示されるようにこの実施例では、遊
技店の全パチンコ機を16のグループに分割して、各々
メインとサブの2つの賞品球数を別個に設定できるよう
になっている。ただし同一の設定値のパチンコ機には連
続した台番号が与えられ、その先頭番号と末尾番号とに
よって対象範囲が指定される。 【0111】さらに、jで示されるテーブルには打止数
が設定され、kで示されるテーブルには打止モードが設
定される。ここで、打止モードとは、打止数の算出の仕
方(演算式)を示し、例えば単純に払出し賞品球数が打
止数に達したときをもって打止とするモードや、払出し
賞品球数から打込球数を引いたものが打止数に達したと
きをもって打止めとするモード等がある。特に限定はさ
れないが、この実施例ではj=1〜16,k=1〜16
で示されるように、各々16のグループに分けて独立に
打止数および打止モードを設定できる。 【0112】表19に、データ伝送に使用される伝送ア
ドレスのファイルFL2の構成例を示す。 【0113】 【表19】【0114】表19において、種別フラグは端末の種類
を示すためのフラグで、「1」がパチンコ機、「2」が
カード発行機、「4」が精算機であることを、そして、
「0」が端末の不存在を各々示す。台番号および通し番
号は「4」と「9」を除いて作られた端末機の番号とそ
の通し番号であり、ユニット番号は、端末の種類にかか
わらず一つのNAU(ネットワークアダプタユニット)
の下に置かれた各端末機の番号、またチャネル番号は、
管理装置から見た各端末機のアドレスとなる番号であ
る。 【0115】NAU番号と台番号は既に述べたように設
定スイッチ(173,205,305,561)で与え
られる番号で、パチンコ店の場合「4」と「9」を除い
た数字で与えられる飛び番号である。ここで「4」と
「9」を使用しないということは8進法表現が可能であ
ることが分かる。そこで、10進数表示された台番号を
表20に示す変換テーブルを使って0〜7の数字のみで
表現する。これに従うと、例えば「258」なる台番号
は「247」と表記される。 【0116】 【表20】 【0117】これを2進化8進法によりバイナリコード
で表現すると、「010・100・111」となる。こ
のコードは10進法の「167」を示しており、これに
よって「4」「9」の抜けたパチンコ機等の台番号が連
続した通し番号となる。一方、上記コードの下位6ビッ
トをとって、これを2進化10進法で表されたコード
「10・0111」とみなし、これをHEXA表現する
と、「27H」となる。この実施例ではこれをユニット
番号とするものである。そして、さらにこのユニット番
号の頭にNAU番号を付けた「NAU番号+ユニット番
号」をチャネル番号としている。このような方法によ
り、「4」と「9」を使用しない台番号を有するパチン
コ遊技店の慣例において、2進法のみを使ってデータ処
理を行なうマイクロコンピュータの特性に合致した効率
の良いアドレス処理が可能となる。 【0118】上記ファイルは、回線テスト後の管理装置
によるユニットテーブル要求の返答データに基づいて全
端末機について作成されている。 【0119】表21にカードファイルFL3の構成例を
示す。カードファイルFL3には、各カードごとの情報
が入る。 【0120】 【表21】【0121】同表において、カード番号は発行通し番号
nから関数f(n)を用いて、得られる番号であり、持
玉数と金額、カード状態は発行通し番号nとカード番号
で特定されるカードの現在状態を示す情報で、この実施
例では以下カードテキストと称する。なお、ここでカー
ド状態とは、表22に示すように、遊技に使用されてい
ないフリー状態を示すビット、遊技中を示すビット、遊
技機から一時的に離れる中断中を示すビット、既に精算
機における精算を行なったカードであることを示すビッ
ト、カードの持玉数および残金がともにゼロになったこ
とを示すビット、過去に1回以上打止めを発生したこと
を示すビット、強制終了されたパチンコ機で使用された
カードであることを示すビット、復活されたカードであ
ることを示すビット等により構成されている。 【0122】 【表22】 【0123】一方、表21に戻って、カードファイルF
L3には、カードの現在存在している端末の位置を示す
所在端末通し番号と、所在端末番号が登録される。パチ
ンコ機遊技店では慣例として、「4」と「9」の数字を
台番号として用いないので、裏と表の2種類の端末番号
が発生する。 【0124】また、表21においてiカウンタとはカー
ドがアクションを起こした数すなわち、カードが有機的
結合体たるシステムから外部へ排出動作された回数を示
すもので、この回数に対応して、そのときの台番号、持
玉数、金額、時刻等のカード情報すなわちカードの来歴
が記録される。統計的に見て遊技者は1日20台以下の
パチンコ機で遊技するのがほとんどであるので、この実
施例では最高20回までカード来歴を記録することとし
た。ただし、20回を超えた場合には、i=20で示さ
れるテーブルを更新する形で記録される。なお、上記の
場合、iカウンタは遊技中断を計数しない。つまり、中
断時に各カード情報を新しいエリアに記録するが、中断
解除後の遊技終了スイッチオン時にカウンタを更新せず
同一エリアに重ねてカード情報を記録することによりi
カウンタの値を実質的な遊技台数と一致させている。 【0125】ここで、カードの状態およびアクションと
カードファイルFL3へのカード情報の登録について図
18を用いて説明する。先ず、カード発行機200にお
いてカードの発行が行なわれると、カードが排出され
て、カードは未発行(白紙)状態SS0からフリー状態
SS1に移行する。それから、所望のパチンコ機100
にカードを挿入すると、遊技状態SS2へ移行する。こ
こで遊技によってカードの持玉および金額がゼロになる
と、カードが排出されて帰零状態SS3に移る。また、
遊技中に中断スイッチ115が押されると、カードが排
出されて、中断状態SS4へ移行し、同一カードの再投
入により再び遊技状態SS2へ戻る。 【0126】そして、遊技中に遊技を終了させるべく終
了スイッチ114を押すと、カードが排出されてフリー
状態SS1に移行する。CPUによる強制終了または打
止発生によってもカードが排出されて遊技状態SS2か
らフリー状態SS1へ移る。そのフリー状態のカードを
持って精算機300に行き精算処理を行なうと、無効マ
ークが付されてからカードが回収され精算済の状態SS
5へ移る。この実施例のシステムでは、中断状態SS4
のカードを持ってパチンコ機に戻らずそのまま精算機3
00に行き、精算処理を行なうことも可能でありその場
合、中断状態SS4から精算済状態SS5へ移行する。 【0127】上記状態遷移図において、遷移方向を示す
矢印に○が付されているのがカードファイルFL3への
カード情報の記録を伴うアクションである。また、各ブ
ロック内にて、××Hで示されている符号は、表22の
カード状態を示すコードを用いて対応する状態を16進
数字で表現(HEXA表現)したものである。 【0128】次に、表23にP機ファイルFL4の構成
例を示す。同図において、台番号からカード状態までの
項目は、表6に示されている送信データエリアSDAに
保持されているデータであり、これらは1秒に1回管理
装置400によってサンプリングされ、ファイルに登録
される。また、メイン賞球数、サブ賞球数、打止数およ
び打止モードは、システム立上り時に表18に示されて
いる設定値ファイルFL1に基づいてP機ファイルFL
4に登録される。 【0129】 【表23】【0130】表24および表25に発行機ファイルFL
5と精算機ファイルFL6をそれぞれ示す。表24に示
すデータ項目は、表1に示されている発行機の送信デー
タエリアSDAに保持されているデータ、また、表25
に示すデータの項目は表12に示されている送信データ
エリアに保持されているデータと各々一致する。これら
は、1秒間に1回管理装置によってサンプリングされ
る。 【0131】 【表24】 【0132】 【表25】【0133】表23〜表25において、セーブ欄に○印
が付されているデータは、営業終了時にフロッピディス
クFDDにセーブされるデータである。 【0134】次に上記のごとく構成された端末機として
のカード発行機100、パチンコ機200、精算機30
0およびそれらの端末機の集中制御を行なう管理装置4
00を有機的に結合して、データ伝送およびカードの運
用を可能にするデータ伝送路(ローカルエリアネットワ
ーク)について説明する。図19に階層的データ伝送路
を用いたパチンコ遊技システムの構成例を示す。 【0135】すなわち、100〜1000台の端末機
は、例えば遊技店の島設備のような単位で20〜40台
ずつグループ化され、各群の端末機は、リング状の伝送
路上を高速で巡回するトークンと呼ばれるアクセス権を
つかまえたノード(端末機)がパケットの形でデータの
送受信を行なう権利を有するようにされたトークンパッ
シング方式の低層ネットワーク(トークンバス)510
によってネットワークアダプタユニット(以下、NAU
と称する)530に接続されている。 【0136】そして、各低層ネットワーク(トークンバ
ス)510を制御する複数個のNAU530は、CSM
A/CD方式の高層ネットワーク520を介して管理装
置400に接続されている。上記低層ネットワーク51
0は2.5Mbps(メガビット/秒)のような伝送速
度を有し、高層ネットワーク520は、10Mbpsの
ような伝送速度を有するように制御され、NAU530
は両者の伝送速度の差を吸収して円滑なデータ伝送を可
能とするバッファとして作用し、これによって、管理装
置400の負担を軽減し、大量の稼動データの収集を可
能にしている。 【0137】図19において符号Pで示されているのが
端末機としてのパチンコ機、符号Hで示されているのが
カード発行機、また符号Sで示されているのが精算機で
ある。各端末機P,H,Sは、図3、図6および図13
に示すようなケーブル分岐回路540によって低層ネッ
トワーク510から分岐された分岐線に接続されてい
る。各分岐線の終端に各々の端末機の制御ユニット16
0,250および350が接続されている。図19にお
いて符号Uで示すのが、各端末機の制御ユニットであ
る。 【0138】図20に、各端末機に共通の制御ユニット
の構成例を示す。すなわち、各端末機の制御を行なうユ
ニットコントローラ190(251,351)と低層ネ
ットワーク510との間には、パラレル通信手段として
のユニットメモリ170(270,370)と、ユニッ
トコントローラ190(251,351)の動作を妨げ
ることなくデータの送受信を行なうデータ伝送コントロ
ーラ551と、データ伝送の高速化を図るため送受信デ
ータをパケットの形で保持する緩衝用パケットメモリ5
52と、低層ネットワーク(トークンバス)510での
送受信権を確立するとともに、送信するパラレルデータ
をシリアルデータに変換したり、受信したシリアルデー
タをパラレルデータに変換する通信制御用のネットワー
クコントローラ553と、送受信データ信号のレベル変
換を行なうレベル変換回路554と、送信信号と受信信
号の分離および結合を図るためのケーブル分岐回路54
0とが接続されている。上記コントローラ551と55
3は各々マイクロコンピュータで構成され、パケットメ
モリ552は、ユニットメモリ170と同じくデュアル
ポートメモリにより構成されている。ただし、パケット
メモリ552内にはコマンドの入る共有データエリアは
なく、データ伝送コントローラ551とネットワークコ
ントローラ553との間の送信、受信の要求のやり取り
は、コントローラ間で直接行なわれるようになってい
る。 【0139】図21に、上記低層ネットワーク510と
高層ネットワーク520間のデータ伝送の緩衝を行なう
上記NAU(ネットワークアダプタユニット)530の
回路構成例を示す。この実施例のNAU530は、低層
ネットワーク510における送受信権の確立およびデー
タの直並列変換を行なう低層ネットワークコントローラ
533と、CSMA/CD方式の高層ネットワークにお
ける送受信権の確立およびデータの直並列変換を行なう
高層ネットワークコントローラ537と、これらのネッ
トワークコントローラ533と537との間のデータ転
送を制御するデータ伝送コントローラ535とを備えて
いる。上記コントローラのうち、低層ネットワークコン
トローラ533は、トークンパッシング専用の通信用L
SIからなり、高層ネットワークコントローラ537と
データ伝送コントローラ535は、汎用マイクロコンピ
ュータによって構成されている。 【0140】そして、これらのコントローラ533と5
35との間および535と537との間には、低層ネッ
トワーク510と高層ネットワーク520のデータ伝送
速度の違いを吸収するための緩衝用パケットメモリ53
4と536とがそれぞれ接続されている。上記パケット
メモリ534,536はデュアルポートメモリにより構
成され、送信データエリアと受信データエリアとを有す
る。また、上記低層ネットワークコントローラ533と
低層ネットワーク(トークスバス)510との間には、
送信信号と受信信号の分離および結合を行なう分岐回路
531と、送受信データ信号のレベル変換を行なうレベ
ル変換回路532が接続されている。また同様に、高層
ネットワークコントローラ537と高層ネットワーク5
20との間には、レベル変換回路538と分岐回路53
9が接続されている。 【0141】さらに、この実施例のNAU530には、
複数個接続されているNAUを互いに区別するための番
号を設定するNAU番号設定器561と、各NAU53
0の制御下にある低層ネットワーク510上に存在する
端末機のうち最小台番号を設定する最小台番号設定器5
62と、低層ネットワーク上に存在する端末機の台数を
設定する台数設定器563とが設けられている。各設定
器561〜563の設定値は、NAU530内のデータ
伝送コントローラ535に入力され、NAU番号は高層
ネットワーク520における各NAUの伝送アドレスの
形成に使用される。また、最小台番号と台数とにより低
層ネットワーク510における各端末機の伝送アドレス
が形成される。 【0142】上記階層的ローカルネットワーク500
(図19)においては、システム立上り時に管理装置4
00が各NAU530を通じて回線テストと、各端末機
に対する設定値の設定を行なうとともに、システム稼動
中にはNAU530が低層ネットワーク510を使用し
て1秒間に1回ずつ端末機P,H,Sから稼動データを
収集して自己のメモリ内に蓄積する。そして、蓄積デー
タは、管理装置400からの要求に応じて同じく1秒間
に1回ずつ高層ネットワーク520を通して各NAU5
30から管理装置400内のデータファイル内にストッ
クされる。 【0143】上記のごとく、通信ネットワークがNAU
530をバッファとする階層的構成にされ、高層ネット
ワーク520が低層ネットワーク510の伝送速度2.
5Mbpsの4倍の伝送速度を有するようにされている
ため、100〜1000台の端末機を有するシステムに
おいても、各端末機から表1、表6、表12に示すよう
な大量の稼動データを1秒間に1回管理装置へ収集する
ことができる。 【0144】一方、カードがパチンコ機等の端末機に挿
入された場合には、カードに記憶されているカード番号
毎に管理装置のカードファイルに記憶されている当該カ
ードの有価データとしての持玉数および金額をデータ伝
送路を介して端末機に送って、当該カードに記憶されて
いる持玉数および金額と比較照合することが可能であ
る。これにより、カードに記憶されている有価データの
信頼性が向上する。 【0145】次に、上記カードリーダコントローラ18
8によるパチンコ機のカードリーダの制御手順の一例を
図22〜図28を用いて説明する。なお、このフローは
真偽鑑別物理層が1つだけ設けられているカードを対象
とした手順を示す。 【0146】カードリーダ180の挿排口801にカー
ドが挿入され、センサ1(811)がこれを検出する
と、搬送モータ802が正転されるとともに、コントロ
ーラ188内に用意された排出フラグがクリアされる
(図22ルーチンR1〜R3)。モータ802の正転に
よってカードが内部に取り込まれるが、このときモータ
802の回転を検出するセンサ5(815)から検出パ
ルスが入って来るとカウンタがパルス数を計数して、コ
ントローラ188がその計数値から回転角を演算し、所
定位置すなわち真偽鑑別物理層TF1がセンサ2(81
2)に対向する位置までカードが進入したときにモータ
の回転が停止され、センサ2により真偽鑑別物理層TF
1が走査され、その検出信号に基づいて挿入されたカー
ドが正規のカードであるか否か判定する(ルーチンR4
〜R7)。 【0147】ここで、正規のカードであると判定した場
合にはルーチンR8でモータを正転させてから、また正
規カードでないと判定した場合にはルーチンR9で排出
フラグセットをセットしてから、それぞれルーチンR1
0へ移行する。なお、真偽鑑別物理層の数が4個の場合
には、上記ルーチンR5〜R8の手続きを4回繰り返し
てからルーチンR10へ進む。 【0148】ルーチンR10では、カードの発行孔形成
箇所PH1が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR11,R12)、開いていな
いときはルーチンR13で排出フラグをセットしてか
ら、また開いているときはそのまま図23のルーチンR
14へ移行する。 【0149】ルーチンR14では、カードの復活孔形成
箇所PH2が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR15,R16)、開いていな
いときはルーチンR17で排出フラグをセットしてか
ら、また開いているときはそのままルーチンR18へ移
行する。 【0150】ルーチンR18では、カードの帰零孔形成
箇所PH4が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR19,R20)、開いている
ときはルーチンR21で排出フラグをセットしてから、
また開いていないときはそのままルーチンR22へ移行
する。 【0151】ルーチンR22では、カードの精算孔形成
箇所PH5が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR23,R24)、開いている
ときはルーチンR25で排出フラグをセットしてから、
また開いていないときはそのままルーチンR26へ移行
する。 【0152】ルーチンR26では、センサ5からのパル
ス数に基づいて磁気データの読取位置に来たか否か判定
し、ノオ(否)ならばルーチンR29へ進み、イエスな
らばルーチンR27へ進んで磁気記録部MGに記録され
ているデータ(図2(B)参照)を磁気ヘッド808で
読み取った後、そのデータをコントローラ188内のレ
ジスタもしくはRAM内に一時的に記憶して(ルーチン
R28)からルーチンR29へ進む。 【0153】ルーチンR29では、カードリーダ最奥部
のセンサ4(814)がカードのエッジを検出したか否
か判定し、ノオならばルーチンR4へ戻って上記手順を
繰返し、センサ4がカードのエッジを検出した時点でル
ーチンR30へ進んで、ここでモータを停止させてから
図24に示すデータ鑑定処理へ移行する。 【0154】なお、上記フローにおいては、ルーチンR
9,R13,R17,R21,R25で排出フラグをセ
ットした後、メインの流れに戻るようになっているが、
符号Zで示すように、直ちに図24のデータの鑑定処理
へ移行するようにしてもよい。 【0155】図24に示すデータ鑑定処理においては、
先ずルーチンR50で排出フラグが「1」にセットされ
ているか判定して、「1」でないときにのみ本来のデー
タ鑑定処理R51〜R65へ進み、排出フラグが「1」
のときは、ルーチンR71へ移行してモータの逆転を開
始し、それからセンサ5のパルス数でカウンタをカウン
トダウンさせ、カウンタの値を見ながらカード排出位置
に来たと判定したときに、モータ802の回転を停止さ
せるようにしている(ルーチンR72〜R74)。この
とき、センサ1の信号を併用してそれがオフになったと
きにモータを停止させるようにしてもよい。 【0156】ルーチンR51へ進むと、図23の処理ル
ーチンR28で記憶しておいた磁気データを、例えば4
ビット単位で記憶した順序で読み出す。記憶した磁気デ
ータの先頭にはダミーデータが入っているので、読み出
したデータが最初の有効データである補助データSTX
に一致しているか判定し(ルーチンR52)、補助デー
タSTXが読み出されるまで、ルーチンR53を経てR
51を繰り返す。そして、補助データSTXが読み出さ
れた時点で次のルーチンR54へ移行するわけである
が、補助データSTXが破壊されていた場合には、ルー
チンR52でイエスの判定がでなくなるので、所定の数
のデータを読み出してもSTXが出て来ないときは、ル
ーチンR53でデータ数オーバーとして、前述のルーチ
ンR71へ進み、カードの排出処理を実行する。 【0157】一方、正しい補助データSTXが読み出さ
れてルーチンR54へ移行した場合には、次の磁気デー
タを読み出してそれが正しい識別コードと一致するか否
か判定する(ルーチンR55)。識別コードが一致する
と次のルーチンR56へ進み、一致しないとルーチンR
71のカード排出処理へ移行する。 【0158】ルーチンR56では、次の磁気データを読
み出して来て、ルーチンR57でそれが予め設定された
年月日と一致するか否か判定する。年月日が一致すると
ルーチンR58へ進み、一致しないとルーチンR71の
カード排出処理へ移行する。 【0159】ルーチンR58では、次の磁気データであ
るカード番号No.を読み出して、ルーチンR59でそ
のカード番号を他の記憶エリアに記憶する。それから、
ルーチンR60で次の記憶磁気データの読み出しを行う
が、それは予備コードであるのでルーチンR61でスキ
ップして破棄し、ルーチンR62へ進む。ここで、次の
磁気データを読み出し、そのルーチンR63でそのデー
タが補助データETXと一致するか否か判定し、一致す
るとルーチンR64へ進み、一致しないとルーチンR7
1のカード排出処理へ移行する。 【0160】ルーチンR64では、これまでに読み出し
たデータSTXからETXまでの各ビット列ごとのチェ
ックコード計算を行ってからルーチンR65へ進み、次
の磁気データたるチェックコードLRCを読み出す。そ
して、ルーチンR66でその読出データLRCがルーチ
ンR64で計算したチェックコードと一致するか判定を
行い、一致すると、図25の番号鑑定処理へ移行し、一
致しないときはルーチンR71のカード排出処理へ移行
する。 【0161】このようにして、図24のフローでは磁気
データにより正規のカードであるか否かの鑑定を行って
いる。一方、図22,23のフローではルーチンR5〜
R9でカード上の真偽鑑別物理層によるカードの鑑定を
行っている。そのため、カードのコピーによる不正を確
実に排除することができる。また、図22,23のフロ
ーでは、ルーチンR10〜R25において、パンチ穴P
H1〜PH5を用いたカード状態の判定を行い、ここでパ
チンコ遊技が可能なカードであるか否か判別できるの
で、次に説明する管理装置によるカード番号の鑑定処理
を行わずに直ちに遊技不能なカードをカードリーダ18
0から排出することができる。 【0162】次に、管理装置によるカード番号の鑑定の
手続きについて図25を用いて説明する。カードリーダ
180のコントローラ188は、図24のデータ鑑定処
理中のルーチンR59で所定のエリアに記憶したカード
番号No.を制御ユニット160のユニットコントロー
ラ190に転送する(ステップS1)。すると、そのデ
ータ(カード番号)はユニットメモリ170内の送信エ
リアSDAに格納され、カードリーダにカードが挿入さ
れたことを知らせる“カードイン”パケットに入れられ
てネットワーク500を介して制御ユニット160から
管理装置400に送信される(ステップS2)。 【0163】管理装置400では、カード番号を受け取
ると発行通し番号nを算出し(ステップS3)、その発
行通し番号nを使ってカードファイルFL3(表21)
を検索する(ステップS4,S5)。そして、対応する
ファイルが見つかるとそのファイルを読み込んで(ステ
ップS6)、カード状態が「フリー」になっているか判
定する(ステップS7)。カード状態が「フリー」以外
のときおよびステップS5でファイルが見つからなかっ
たときは、ステップS10で応答拒否たる“NAK”を
送信し、カードファイルがありその中のカード状態が
「フリー」のときは、カードファイルを更新してカード
状態を「遊技中」に変更するとともに、カード番号N
o.を送って来たパチンコ機の端末番号を所定の欄に書
き込む(ステップS8)。それから、肯定応答たる“A
CK”にカードテキスト(カード情報)を入れて送信す
る(ステップS9)。 【0164】“カードイン”パケットを送信した制御ユ
ニット160は、管理装置400から応答があると、そ
の応答が“NAK”か“ACK”か判定し(ステップS
11)、“ACK”を受信したときは、制御ユニット前
面の表示器162,163に管理装置から送られて来た
カードテキストを参照して未使用金額と持玉数を表示さ
せる(ステップS12)。それから、アナログ表示器1
64のランプを持玉数に比例した数だけ点灯させてから
(ステップS13)、打球発射装置111を駆動させる
(ステップS14)。また、ユニットメモリ170の送
信エリアSDA内のパチンコ機稼働情報を「遊技中」に
変更してから(ステップS15)、出玉数や回収球数の
演算等の遊技処理ルーチンへ移行する(ステップS1
6)。 【0165】一方、ステップS11で“NAK”受信と
判定すると、カードリーダ180のコントローラ188
に対して排出指令を与える(ステップS17)。コント
ローラ188がこの排出指令を受けると、図24に示し
たルーチンR71〜R74と同一手順からなるカード排
出処理を実行してからカード挿入待ち状態となる(ステ
ップS18,S19)。排出指令がないときはカードリ
ーダ180内にカードを保持したまま、他のカードの受
付を禁止する状態になる(ステップS20)。 【0166】次に図26を用いてパチンコ機に設けられ
た遊技の終了スイッチ114(図6参照)がオンされた
場合の制御手順について説明する。終了スイッチ114
がオンされ、制御ユニット160のユニットコントロー
ラ190がこれを確認すると、打球発射装置111の駆
動を停止させる(ステップS101,S102)。 【0167】次に、ユニットメモリ170の送信エリア
SDA内のカード状態を「フリー」に変更してから、終
了スイッチがオンされたことを知らせる“終了SW”パ
ケットにカードテキストを入れて管理装置400へ送信
する(ステップS103,S104)。そして、管理装
置400から“ACK”応答を受けると、玉数表示器1
63と金額表示器162の表示を「0」に変更する(ス
テップS105,S106)。それから、ユニットメモ
リ170の送信エリアSDA内のパチンコ機稼働情報を
「フリー」に変更した後、カードリーダ180に対して
カード排出指令を与える(ステップS107,S10
8)。しかる後、制御ユニット160は、アナログ表示
器164のランプをスクロールさせて“客待ち”状態を
知らせる表示を行う(ステップS109)。 【0168】一方、カードリーダ180の制御ユニット
188は、上記ステップS108における制御ユニット
160からのカード排出指令を受信すると(ルーチンR
101)、搬送モータ802を送転させる(ルーチンR
102)。そして、モータの回転角を検出するセンサ5
(815)のパルスを計数するカウンタを、入ってきた
パルスの数だけカウントダウンさせ(ルーチンR10
3)、カードの遊技孔形成箇所PH3がセンサ3に対向
する位置までカードが移動したか否か判定し(ルーチン
R104)、イエスになるとルーチンR105へ進む。
ルーチンR105ではモータ802の回転を停止させ、
次に穿孔装置807を駆動して、遊技孔形成箇所PH3
にパンチ穴を開けた後(ルーチンR106)、モータの
逆転を再開させる(ルーチンR107)。そして、再び
センサ5のパルスを計数(カウントダウン)して、カー
ド排出位置に来たと判定したときにモータ802の回転
を停止させて、カードの排出が終了する(ルーチンR1
08,R109,R110)。このように、一度遊技に
使用されたカードは穿孔装置807によりパンチ穴が所
定の位置に開孔されて排出される。 【0169】次に、図27を用いて、パチンコ機におけ
る遊技中にカードの持玉数と未使用金額がともに零にな
る帰零状態が発生した場合の制御手順を説明する。制御
ユニット160内のユニットコントローラ190が、遊
技中に帰零が発生したと判定すると、打球発射装置11
1の駆動を停止させる(ステップS201,S20
2)。 【0170】次に、ユニットメモリ170の送信エリア
SDA内のカード状態を「フリー」に変更してから、帰
零が発生したことを知らせる“帰零”パケットにカード
テキストを入れて管理装置400へ送信する(ステップ
S203,S204)。 【0171】そして、管理装置400から“ACK”応
答を受けると玉数表示器163と金額表示器162の表
示を「0」に変更する(ステップS205,S20
6)。それから、ユニットメモリ170の送信エリアS
DA内のパチンコ機稼働情報を「フリー」に変更した
後、カードリーダ180に対してカード排出指令を与え
る(ステップS207,S208)。しかる後、制御ユ
ニット160は、アナログ表示器164のランプをスク
ロールさせて“客待ち”状態を知らせる表示を行う(ス
テップS209)。 【0172】一方、カードリーダ180の制御ユニット
188は、上記ステップS208における制御ユニット
160からのカード排出指令を受信すると(ルーチンR
201)、搬送用モータ802を送転させる(ルーチン
R202)。そして、モータの回転角を検出するセンサ
5(815)のパルスを計数するカウンタを入ってきた
パルスの数だけカウントダウンさせ(ルーチンR20
3)、カードの帰零孔形成箇所PH4がセンサ3に対向
する位置までカードが移動したか否か判定し(ルーチン
R204)、イエスになるとルーチンR205へ進む。
ルーチンR205ではモータ802の回転を停止させ、
次に穿孔装置807を駆動して、帰零孔形成箇所PH4
にパンチ穴を開けた後(ルーチンR206)、モータの
逆転を再開させる(ルーチンR207)。そして、再び
センサ5のパルスを計数(カウントダウン)して、カー
ドの遊技孔形成箇所PH がセンサ3対向する位置まで
移動したか否か判定し(ルーチンR208,R209)、
イエスになるとルーチンR210へ進む。 【0173】ルーチンR210ではモータ802の回転
を停止させ、次に穿孔装置807を駆動して、遊技孔形
成箇所PH3 にパンチ穴を開けた後(ルーチンR21
1)、モータの逆転を再開させる(ルーチンR21
2)。そして、再びセンサ5のパルスを計数(カウント
ダウン)して、カード排出位置に来たと判定したときに
モータ802の回転を停止させて、カードの排出が終了
する(ルーチンR213,R214,R215)。ただ
し、帰零発生によるカード排出時には、上記ルーチンR
207〜R211を省略し、帰零孔形成箇所PH4にの
みパンチ穴を開けて排出するようにしてもよい。 【0174】前記実施例では、磁気カードを記憶媒体と
し、識別符号(カード番号)でデータを管理するように
した遊技システムについて説明したが、ICカード等の
電子カードその他のカードを記憶媒体とする遊技システ
ムに広く適用することができる。さらに、実施例では一
例としてこの発明を、パチンコ機を遊技機とする遊技設
備に適用した場合ものについて説明したが、この発明は
それに限定されるものでなく、アレンジボールやスロッ
トマシン等、金銭を一定の交換レートの下で遊技権利と
等価の有価価値に変換して遊技を行なうようにされたゲ
ーム機を複数配置して構成するようにした遊技システム
一般に利用することができる。 【0175】 【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、カード
状記憶媒体の有する有価データの範囲内で遊技を可能な
らしめるように構成された複数の遊技装置および少なく
ともこれらの遊技装置を管理する管理装置を備えた記憶
媒体式遊技設備において、上記各遊技装置の所定部位に
は、上記記憶媒体の有する有価データを読み取る記憶媒
体読取手段と、上記記憶媒体読取手段によって読み取っ
た有価データに基づき、上記記憶媒体の有する有価デー
タとしての少なくとも金額情報を遊技球あるいは遊技球
情報に変換可能な変換操作手段と、上記有価データとし
ての少なくとも金額情報を表示可能な有価データ表示手
段とを備えて、上記記憶媒体のデータ記憶部に当該記憶
媒体の有する少なくとも有価データとしての金額情報を
記憶するとともに、上記管理装置の記憶手段には各記憶
媒体毎に付与された識別符号を用いて各記憶媒体の有す
る少なくとも有価データとしての金額情報を記憶して、
上記記憶媒体のデータ記憶部および上記管理装置の記憶
手段に記憶されたデータにより記憶媒体の有価データと
しての金額情報を管理するようにしたので、各記憶媒体
の有価データが別の場所(管理装置)に重複して記憶さ
れることにより、有価データの信ぴょう性を向上させ、
設備の信頼性を向上させることができるとともに、遊技
者が不正に記憶媒体の有価データを改ざんして使用した
としても管理装置の記憶手段に記憶されている当該記憶
媒体の有価データと照合することで容易に不正を発見す
ることができ、これによって遊技店が不利益を被るのを
防止することができるという効果がある。
等の記憶媒体を使用したパチンコ機あるいはアレンジボ
ール、スロットマシン等の記憶媒体式遊技機およびそれ
らの管理装置を備えた遊技設備に利用して有効な技術に
関し、特に記憶媒体の有する有価データの管理方式に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、カード状の記憶媒体を媒介として
遊技を行なうようにしたカード式のパチンコ遊技システ
ムが提唱されている。カード方式は、遊技客が記憶媒体
であるカードのみを持ち歩けばよく、落下し易いパチン
コ球を大量に持ち運ぶ手間を軽減することができるとい
う利点がある。従来提案されているカード式パチンコ遊
技システムには、大きく分けると次の2つの方式があ
る。 【0003】第1の方式は、カードの発行に際して購入
金額に対応した持玉数データをカードに記憶し、この持
玉数データの範囲内でパチンコ遊技を行ない、遊技過程
において増減した持玉数データをカードに記憶するとい
うものである(特公昭47−42227号参照)。 【0004】カード方式の第2の方式は、カードの購入
の際にコード番号だけを記録したカードを発行し、持玉
数は管理装置に記憶し、カードをパチンコ機のカード読
取装置に挿入することによって記憶された持玉数を呼び
出して遊技を行なえるようにするものである。(実公昭
61−32709号、特公昭51−17106号) 【0005】 【発明が解決しようとする課題】カード式の遊技システ
ムにおいては、有価価値を有する遊技媒体としてのカー
ドがコピーされ、不正に使用されると、遊技店が多大の
不利益を被ることになる。そこで、従来のカード式遊技
システムでは、カードの磁気面に識別コードを記録して
おいて、その識別コードを読み取ってチェックすること
で、正規のカードであるか否かの鑑定を行うようにして
いる。また、識別コードとともに遊技者固有の暗号を与
えるようにしたものもある。 【0006】ところが、磁気面に記録されている情報
は、比較的コピーし易いとともに、暗号を併用する方式
においても、銀行用のキャッシュカードで問題となって
いるように、暗号の盗用や偶然的一致を完全に防止する
ことができない。 【0007】そのため、不正カードの識別をカードの磁
気面に記録した情報によってのみ行う従来のカード式遊
技システムにあっては、カードの不正を確実に防止する
ことが難しいという問題点があった。 【0008】また、カードの磁気面等の記憶部に記憶さ
れたデータは人間の五感によって認知することができな
いため、カードデータの信ぴょう性が低く、カード式遊
技システムそのもののに対する信頼性が低いという問題
点があった。 【0009】 【0010】この発明は、上記のような問題点に着目し
てなされたもので、その目的とするところは、カード状
記憶媒体のコピーによる不正を確実に防止して遊技店の
不利益を防止するとともに、記憶媒体の有する有価デー
タの信ぴょう性を向上させ、設備の信頼性を向上させる
ことにある。 【0011】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明は、カード状記憶媒体の有する有価データの範
囲内で遊技を可能ならしめるように構成された複数の遊
技装置および少なくともこれらの遊技装置を管理する管
理装置を備えた記憶媒体式遊技設備において、上記各遊
技装置の所定部位には、上記記憶媒体の有する有価デー
タを読み取る記憶媒体読取手段(例えば、カードリーダ
180)と、上記記憶媒体読取手段によって読み取った
有価データに基づき、上記記憶媒体の有する有価データ
としての少なくとも金額情報を遊技球あるいは遊技球情
報に変換可能な変換操作手段(購入スイッチ113)
と、上記有価データとしての少なくとも金額情報を表示
可能な有価データ表示手段(金額表示器162)とを備
えて、上記記憶媒体のデータ記憶部に当該記憶媒体の有
する少なくとも有価データとしての金額情報を記憶する
とともに、上記管理装置の記憶手段には各記憶媒体毎に
付与された識別符号を用いて各記憶媒体の有する少なく
とも有価データとしての金額情報を記憶して、上記記憶
媒体のデータ記憶部および上記管理装置の記憶手段に記
憶されたデータにより記憶媒体の有価データとしての金
額情報を管理するようにしたものである。 【0012】 【作用】上記した手段によれば、各記憶媒体の有価デー
タが別の場所に重複して記憶されることにより、有価デ
ータの信ぴょう性を向上させ、設備の信頼性を向上させ
ることができるとともに、遊技者が不正に記憶媒体の有
価データを改ざんして使用したとしても管理装置の記憶
手段に記憶されている当該記憶媒体の有価データと照合
することで容易に不正を発見することができ、これによ
って遊技店が不利益を被るのを防止することができる。 【0013】 【実施例】図1に本発明を適用した記憶媒体式遊技設備
の代表的な例としてカード式パチンコ遊技システムの一
実施例を示す。 【0014】この実施例のパチンコ遊技システムは、遊
技機としてのパチンコ機100と、各パチンコ機におけ
る遊技を開始させるためローカルな有価価値を有する記
憶媒体としてのカードCDを発行する記憶媒体発行装置
としての発行機200と、遊技の結果得られた賞品球お
よび遊技に使用せずに残った購入金を精算するための記
憶媒体精算装置としての精算機300と、上記各種端末
機を集中的に管理し、制御する管理装置400と、この
管理装置400と各端末機を有機的に結合するデータ伝
送路500とからなり、これらによって、有機的結合体
が構成される。この有機的結合体は、上記カードCDに
よってのみ介入が可能とされ、かつ有機的結合体によっ
てのみカードの運用とその有価データの変換が可能とな
っている。そのため、有機的結合体の各構成要素たるパ
チンコ機100、発行機200、精算機300および管
理装置400には、それぞれ記憶媒体読取装置としての
カードドライバ(カードリーダとカードライタ)が設け
られているとともに、カードの情報および各端末機の情
報は、管理装置400の記憶装置内にファイルの形で記
憶されるようになっている。 【0015】次に、上記有機的結合体の各構成要素につ
いての具体的な説明に入る前に、本実施例のシステムに
使用されるカードについて説明する。本実施例のシステ
ムに使用されるカードCDは、例えば図2(A)に示す
ように、カードの中心に沿って購入金額AMやカード挿
入方向DIR、発行年月日DATE等遊技客にとって必
要な情報および破損カードの復活の際に必要な発行通し
番号n等が印刷されている。また、この印字部のすぐ上
には表面から見えない磁気インク等の特殊塗料を利用し
た隠匿部材もしくはホログラム等偽造が困難な構造から
なる真偽鑑別物理層TF1〜TF4が適当な間隔をおい
て4個設けられ、さらにその上方には、カードの状態す
なわち、発行済、復活、遊技、帰零および精算済等カー
ドの来歴もしくは状態遷移を穿孔の形で記録するパンチ
穴形成部PHが設けられている。 【0016】一方、カードCDの表面下部には、磁性材
が塗布された磁気記録部MGが設けられており、この磁
気記録部MGは図2(B)に示すように5つのトラック
TR1〜TR5に分割され、このうち第5トラックTR
5には他の4つのビットのパリティチェック用のビット
が記録される。また、磁気記録部MGには左側から順
に、有効データ部を保護するためのダミーデータたる8
ビットのタイミングコードTMS、データの始まりを示
す4ビットの補助データSTX、遊技店のコードを示す
16ビットの識別コードDSC、カード発行年月日を表
示する16ビットの年月日データDATE、発行通し番
号nに基づいて変換された16ビットのカード番号N
o.、データの終了を示す4ビットの補助データET
X、上記データSTXからETXまでの各データのビッ
ト列ごとのパリティチェック用のチェックビットLR
C、有効データ部を保護するためのダミーデータたる8
ビットのタイミングコードTMEが記録されるようにな
っている。なお、カード番号No.と補助データETX
との間には、上記以外の情報を入れることができるよう
に使用可能なエリアすなわち遊技店名HALLや購入金
額AM、カード挿入方向DIR、発行年月日DATE等
遊技客にとって必要な情報および破損カードの復活の際
に必要な発行通し番号n等が、カードCDの表面に印刷
されている。さらに、予備エリアRSUが設けられてい
る。例えば、この予備エリアRSUには有価データとし
ての持玉数や金額等を記録するようにしてもよい。 【0017】このように、この実施例のカードの磁気面
に記録される情報は、カードの使用可能空間を特定する
ための識別コードと、カードの有効期間を示すための発
行年月日と、発行通し番号nから適当な関数もしくは変
換方式を使って得られる識別符号としてのカード番号
と、エラー検出用のチェックコードのみであり、購入金
額や持玉数は記録されないようになっている。これら
は、上記カード番号によって管理装置400のデータフ
ァイルからリアルタイムで引出し可能な構成にしてあ
る。これによって、カードのコピーによる不正を防止
し、かつ不正による被害を最小限にとどめることができ
る。つまり、カードがコピーされてもデータファイル内
に登録されている購入金額と獲得玉数以上の被害は生じ
ないので、カードをコピーするのは全くの無駄な行為と
なる。 【0018】しかも、上記実施例ではカードに記録され
た磁気記録情報のみならず偽造が困難な真偽鑑別物理層
TF1〜TF4によってもカード真偽を鑑定するように
しているので、カードの不正をより確実に防止すること
ができる。また、真偽鑑別物理層のチェックにより不正
カードを直ちに検出できるので、磁気情報を管理装置に
送って不正カードの判定を行うよりもすばやく不正カー
ドを発見することができる。さらに、カードに形成され
た穿孔を光電検出器で検出することで、磁気面に記録さ
れているコードを使って管理装置のファイルから持玉数
データを読み出して確認することなく容易にカードの状
態を把握することができ、これによって、カードの状態
に対応した処理を決定するのに要するカードリーダのコ
ントローラや管理装置の負担を軽減することができる。
なお、真偽鑑別物理層の数は一つだけでもよい。 【0019】また、上記カードは使い捨て方式とするこ
とにより、カード回収設備を不用にしてシステムの簡略
化およびカードの管理を容易にするとともに、使い捨て
に伴う経費節減を図るため、カードの大きさを縦86mm
横54mmのスタンダードとしかつカードの材質は紙もし
くは紙と同質のものをしようするようにしてある。 【0020】図3に上記カード発行機200の構成例を
示す。この実施例のカード発行機200は、カード購入
のための紙幣を識別する紙幣識別装置210と、購入金
に対応した金額を印刷し、カード番号を記録するカード
リーダ220と、つり銭を排出するための残金払出装置
230と、各種表示器241〜245および、発行機2
00全体の制御を行なう制御ユニット250等により構
成されている。 【0021】上記紙幣識別装置210に対応して、前面
パネル201には紙幣挿入口211と、購入金額選択ス
イッチ群212および金額表示器213が設けられてい
る。従って、遊技客は、先ず紙幣挿入口211より紙幣
を投入すると、金額表示器213に投入金額が表示され
る。そこで、選択スイッチ群212の中から所望の購入
金額に対応するスイッチを押圧すると、所望の購入金額
に相当するカードが上記カードリーダ220のカード排
出口202より発行される。また、上記金額選択スイッ
チ群212は、各々ランプ内蔵型スイッチで構成されて
おり、スイッチを操作すると対応する内蔵ランプが点灯
されるようになっている。そして、投入された紙幣は、
紙幣収納タンク214内に回収される。 【0022】カードリーダ220は、カードタンク内に
ストックされている白紙状態のカードを1枚ずつ取り出
して、表面に購入金額と、発行年月日および管理装置4
00より付与される発行通し番号nを印刷するととも
に、カードの磁気記録部MGに管理装置400により演
算されたカード番号および識別コード(店コード)、発
行年月日コード、チェックコード等を記録し、さらに発
行済穿孔位置PH1(図2参照)にパンチ穴を開けてか
ら前面パネル201に設けられたカード排出口202よ
り排出する。 【0023】上記発行通し番号nは、カード発行機20
0からカード購入の申込を受けた管理装置400が、自
己の制御下にある複数のカード発行機からの購入申込み
に対し、その受付け順に発行通し番号nを決定し、各カ
ード発行機に付与する番号であって、カードのコピーに
よる不正を防止するため、カードの磁気面には、上記発
行通し番号nに対して所定の関数f(n)を用いた演算
もしくはビットの並び換え等のコード変換処理を行なっ
て得られたコードをカード番号として記録するようにな
っている。上記発行通し番号nからカード番号の算出を
可能にするため、管理装置400の制御プログラムに
は、関数f(n)もしくはコード変換手続きが予め与え
られているともに、カードから読み出されたカード番号
と発行通し番号nとの一致を確認するため逆関数もしく
は逆変換手続きが用意されている。 【0024】発行機のカードリーダ220は、図4に示
されているパチンコ機用のカードリーダ180と略同じ
である。詳細は後に説明するが、違いは図4の構成部品
の他に印字装置809とカードタンクからの取出装置8
22を有している点である。一方、紙幣挿入口211よ
り挿入され、金額選択スイッチ212により購入金額が
決定され、残金が生じたときに、それを払い戻すための
残金払出装置230は、紙幣をストックしておく紙幣タ
ンク231を備えており、残金に相当する紙幣を前面パ
ネル201に設けられた紙幣排出口232により排出す
るように構成されている。 【0025】さらに、上記カード発行機200の前面パ
ネル201には、カード発行可能な状態にあることを示
す発行中ランプ241、カード発行不能状態を示す発行
中止ランプ242、紙幣挿入口211より投入された紙
幣でタンク214が満杯になったことを知らせる紙幣プ
ールオーバ表示器243、カードタンク221内の未発
行カードが空になったことを知らせるカード不足表示器
244、残金払出装置の紙幣タンク231内のストック
紙幣がなくなったことを知らせるつり銭不足表示器24
5が設けられている。また、上記状態を検出して対応す
る表示器を点灯させるため、紙幣タンク214,231
およびカードタンク221にはセンサ261,262,
263がそれぞれ設けられている。 【0026】さらに、この実施例のカード発行機200
には、遊技店に設置される複数(数10台)の発行機2
00の各々を区別して、特定のカードを発行した発行機
を管理装置400において把握できるようにするため台
番号設定器205が内部に設けられており、この設定器
205により設定された台番号は管理装置400に送ら
れて、データ通信の際の伝送アドレスの生成および各発
行機ごとのデータファイルの作成に供される。 【0027】なお、特に限定されないが、設定器205
によって設定される台番号と同じ番号が、発行機の前面
パネル201の上部に付着された銘板206に表示され
るようになっている。 【0028】図5には、上記のごとく構成されたカード
発行機200の制御システムの構成例が示されている。
なお、同図において、符号L1〜L5で示されているの
が、購入金額の選択スイッチ群212に内蔵されたラン
プで、オンされたスイッチに対応するランプが点灯され
て操作ボタンを後方から照明するようになっている。 【0029】このシステムでは、カードリーダ220の
各構成部品たる磁気ヘッド808や搬送モータ802、
穿孔装置807、印字装置809、カード取出装置82
2が、センサ811〜815からの検出信号に基づい
て、CPU(マイクロコンピュータ)のようなコントロ
ーラ228(図4のコントローラ188に相当)によっ
て制御され、このコントローラ228および発行機に設
けられた各種センサや表示器、紙幣識別器210、残金
払出装置230が、同じくマイクロコンピュータからな
る制御ユニット250内のユニットコントローラ251
によって制御されるようになっている。 【0030】ユニットコントローラ251は、上記構成
部品の制御やカード番号の受信を行なってカード発行処
理を実行するともに、稼動データを収集し、それをデュ
アルポートメモリからなるパラレル通信手段としてのユ
ニットメモリ270内の送信データエリアSDAに書き
込む。ユニットメモリ270に書き込まれた稼動データ
は、後述の伝送コントローラとネットワーク制御手段
(NAU)とにより伝送ケーブル(ネットワーク)を介
して管理装置400との間のデータ交信によって管理装
置に送られる。また、管理装置400から送られて来る
データも一旦ユニットメモリ270内の受信データエリ
アRDAに書き込まれ、ユニットコントローラ251が
これを読み取ることによってデータの受信が行なわれ
る。ユニットメモリ270には送信データや受信データ
がメモリ内にあることを相手方のコントローラに伝える
ためのコマンドやステータス情報の入る共有データエリ
アCDAが設けられている。 【0031】表1、表2および表3に、各々上記ユニッ
トメモリ270内の送信データエリアSDA、受信デー
タエリアRDAおよび共有データエリアCDAの構成例
を示す。 【0032】上記表1に示されているホットコードは、
システムの立上りのときに管理装置がユニットメモリ2
70の送信エリア内に、例えば010101‥‥01な
るコードを書き込んでおいて、定期的に管理装置におく
って、静電気等のノイズによるRAMデータの破壊の有
無をチェックし、送信データの異常を速やかに検出でき
るようになっている。 【0033】 【表1】 【0034】 【表2】【0035】 【表3】 【0036】なお、上記表1に示されているモニタ情報
1は、表4に示すようにシステム立上り時のテスト実行
中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビット、ホ
ットコードエラーを示すビット、ローカルネットワーク
(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低層用と
高層用の2ビット)、発行機異常を示すビット等により
構成されている。 【0037】 【表4】 【0038】また、モニタ情報2は、表5に示すように
カードライタの異常を示すビット、カードの有無を示す
ビット、同紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣詰ま
りを示すビット、紙幣の強制引き抜きを示すビット、残
金払出器の紙幣タンク内の状態を示すビット、残金払出
器の異常を示すビット等により構成されている。 【0039】 【表5】 【0040】次に、本来の遊技を提供するパチンコ機の
構成例について図6を用いて説明する。この実施例の遊
技装置としてのパチンコ機100は、遊技機本体110
と、遊技機本体と1対1で対応されて遊技機本体上方の
島設備等に装着され、主としてカードに関する処理と遊
技中の稼動データの収集を司る制御ユニット160とに
より構成される。 【0041】制御ユニット160は、この実施例では遊
技機本体110と別個に構成され、カード挿排口161
と、カードの有する金額を表示する金額表示器162、
遊技者の持玉数をディジタル数字で表示する持玉表示器
163、複数個のランプが一列に整列されてなるアナロ
グ表示器164、係員呼出し用の呼出しスイッチ165
等を前面に有している。上記アナログ表示器164は、
遊技中の持玉数をアナログ的に表示したり、打止め状態
やフリー状態を同時点滅と移動点滅で表示するのに用い
られる。 【0042】また、特に限定されないが、制御ユニット
160の前面には、図7に示すように、入賞球発生表示
用のセーフランプ166や遊技中であることを示す遊技
表示ランプ167、効果音および警告発生用のスピーカ
168が設けられている。さらに、制御ユニット160
の側面の島設備内部に位置される部位には、パチンコ機
100を管理装置400と切り離した特異状態で、後述
のテストカードを用いて遊技動作を可能にさせるための
テストスイッチ171が、また制御ユニット前面には当
該パチンコ機に与えられる台番号を明示する銘板172
がそれぞれ設けられている。 【0043】そして、制御ユニット160の内部には、
上記カード挿排口161に対応してカードリーダ180
が、また台番号の銘板172の後方に台番号設定スイッ
チ173が、さらにこの制御ユニット160全体の制御
を司るユニットコントローラ190が各々設けられてい
る。ユニットコントローラ190は、光ファイバもしく
は同軸ケーブルのような伝送路191によって、遊技機
本体110の制御装置150に、また後述の伝送コント
ローラおよびローカルネットワーク(伝送ケーブル)を
介して管理装置400に接続される。 【0044】カードリーダ180はその詳細を図4に示
すように、一端(図では左端)にカード挿排口801を
有し、この挿排口801の近傍には、カードの始端を検
出する光電式のセンサ811が設けられている。また、
このセンサ811に隣接してカードに形成された真偽識
別物理層TF1〜TF4を検査するためのセンサ812
が設けられている。カード挿排口801にカードCDが
挿入され、センサ811によって検出されるとパルスモ
ータからなる搬送モータ802が駆動され、ベルト80
3を介して搬送ローラ804が回転される。すると、カ
ードCDが搬送ローラ804とガイドローラ805とに
挾まれて走行路806に沿って搬送され、カードリーダ
内に取り込まれる。搬送モータ802には回転角を検出
するエンコーダのような回転検出器(センサ5)815
が設けられており、所定量だけカードを搬送するとモー
タが停止される。この時、カード上の真偽鑑別物理層T
F1がセンサ812に対向されるようになっており、セ
ンサ812が偽造カードであるか否かの鑑別のための検
査を行う。実施例のカードには真偽鑑別物理層が4箇所
設けられており、各物理層がセンサ812に対向する位
置にてカードが一旦停止され、鑑定が行われる。 【0045】また、カードリーダ180の本体中央には
パンチ穴検出用センサ813が設けられており、カード
に開けられたパンチ穴PH1〜PH5を検出してカードの
状態を把握できるようになっている。しかも、このセン
サ813に隣接してパンチ穴を形成するための穿孔装置
807が設けられている。パチンコ機のカードリーダ1
80では、カードの最初の遊技台での遊技終了時および
持玉数がゼロになった帰零時に上記穿孔装置807が駆
動され、所定の穿孔位置PH3,PH4にパンチ穴が開け
られるようになっている。 【0046】さらに、穿孔装置807の近傍には磁気ヘ
ッド808が設けられており、カードの磁気記録部MG
に記録されている識別コード等のデータを読み取る(発
行機200のカードリーダ220では磁気ヘッド808
により識別コード等の書込みを行う)。また、カードリ
ーダ180の奥部には、挿入されたカードの端部を検出
するセンサ814が設けられており、このセンサ814
がカードを検出すると搬送モータ802が停止される。
上記各センサ811〜815の検出信号に基づく上記モ
ータ802や穿孔装置807、磁気ヘッド808の制御
がマイクロコンピュータからなるコントローラ188
(発行機では228、精算機では319)によって行わ
れる。 【0047】一方、本実施例の遊技機本体110は、機
内に封入された遊技球を循環使用する密閉型遊技機とし
て構成されており、封入球を循環させる循環装置120
を有している。また遊技機本体110の下部には、上記
封入球を一個ずつ遊技領域内に発射する発射装置111
とその操作ダイヤル112および前記カードを使用した
遊技の手続きを可能にするための購入スイッチ113、
終了スイッチ114、中断スイッチ115が設けられて
いる。遊技領域の構成は従来のものと同じである。購入
スイッチ113は、カード挿排口161へのカードの挿
入を前提としてカードの有する金額の範囲内で、200
円等の単位でこれを遊技球に変換するための指示スイッ
チで、変換された遊技球が遊技権利としての持玉数とな
る。持玉数は持玉表示器163に表示され、打球発射装
置により遊技球一つ発射されるごとに持玉数が一つ減算
され、入賞球が発生すると賞品球数の分だけ加算表示さ
れる。 【0048】終了スイッチ114は遊技者が遊技を終了
させたくなったとき(遊技台を変更したい場合を含む)
にいつでもこれをオンさせることで、使用中のカードを
制御ユニット160より排出させることができる。その
ときユニットコントローラ190はその時点で遊技客の
持玉数(購入玉と獲得球の和)を、管理装置400のフ
ァイル内に登録してからカードを挿排口161より排出
する。また、中断スイッチ115は、遊技者が現在遊技
中の遊技機での遊技を止める意思はないが、休憩のため
一時的に遊技を中断させるために使用するスイッチで、
このスイッチが操作されると、ユニットコントローラ1
90は一旦カードを排出して再び同一カードが挿入され
るまで待機状態となり、その間他のカードを受け付けな
いようになる。なお、上記各スイッチのうち購入スイッ
チ113と中断スイッチ115はランプ内蔵型で、持玉
数が「0」になると購入スイッチ113内のランプが点
滅されるとともに、中断スイッチ115が押されると中
断が解除されるまで内蔵ランプが点灯される。 【0049】図8に遊技機本体110の裏面の構成例を
示す。遊技盤101前面の遊技領域内に設けられた入賞
領域に対応して遊技盤を貫通するように形成された複数
の入賞球導出孔121を覆う入賞球集合樋122が、遊
技盤101の裏面に取り付けられている。入賞球集合樋
122の底壁は中央に向かって下り傾斜されて案内棚1
22a,122bとされ、その流下端部に第1誘導樋1
23が接続されており、入賞球集合樋122内に流入し
た入賞球は、案内棚122a,122b上に流下して集
合され、第1誘導樋123を流下する途中でセーフセン
サ131により検出される。また、遊技領域の下部に設
けられたアウト穴102に対応して遊技盤の裏面には、
回収樋124が設けられており、この回収樋124の終
端は上記第1誘導樋123の終端部に合流されている。 【0050】さらに、この実施例では遊技領域に設けら
れた大型の変動入賞装置に入賞した遊技球を回収する第
2誘導樋125が設けられ、この第2誘導樋125の終
端は上記回収樋124の終端部に合流されている。上記
回収樋124および第2誘導樋125には、アウトセン
サ132とセーフセンサ133が設けられていて、そこ
へ流入した遊技球を検出する。第1誘導樋123と第2
誘導樋125とを設けることにより、それぞれの入賞領
域に入賞して得られる賞品球数を異ならせて遊技者に提
供することができる そして、上記各樋の合流部は、連
通口127にて、回収した遊技球を打球発射装置111
まで案内する案内樋126の途中に連通されている。 【0051】上記案内樋126は、図9に示すように、
打球発射装置111によって発射された遊技球を、遊技
領域上部まで案内する円弧状のガイドレール103の途
中に設けられたファール球取込口104に接続された樋
であり、ファール球、セーフ球(入賞球)およびアウト
球は、すべて最終的にこの案内樋126によって回収さ
れ、打球発射装置111まで誘導される。案内樋126
の途中には、ファール球取込口104より回収された遊
技球を検出するファールセンサ134、案内樋に回収さ
れた遊技球を整列させる球ナラシ105、封入球を外部
へ抜き取るための玉抜きレバー106が設けられてい
る。ファールセンサ134により検出された球は発射球
から減算され、実際に遊技領域に打ち込まれた打球数が
正確に計数される。 【0052】また、ガイドレール103の始端部には打
球発射装置111により発射された打球を検出するため
の発射センサ135,136が設けられ、空打ちを発射
球として計数しないようになっているとともに、発射セ
ンサ135側から発射センサ136側への打球の移動を
もって発射数として計数している。また、この逆として
発射センサ136側から135側への打球の移動を検出
した場合には戻り球(ファール球)として計数してい
る。 【0053】玉抜きレバー106は、案内樋126の底
壁の一部を構成するように設けられた回転可能な回動プ
レート107の回転を阻止して遊技球を打球発射装置側
へ供給させ、玉抜きレバー106を図10(A)のごと
く上方へスライドさせると回動プレート107が自重で
下方へ回動して案内樋126内の遊技球を排出するよう
に構成されている。 【0054】一方、案内樋126の下端には、図10
(B)に示すごとく玉受け部128aを有する玉送り1
28が揺動可能に取り付けられており、これが揺動する
ことにより案内樋126内の遊技球を一個ずつ分離して
ガイドレール103の発射始端位置に移動させるように
なっている。玉送り128は、打球発射装置111の発
射杆111aに連動して上方へ回動される。案内樋12
6とガイドレール103の始端部との境界には分離壁1
09が形成されており、玉送り128が上方へ回動され
ると、先端の玉受け部128aに係合している遊技球が
一つだけ分離壁109を乗り越えることにより、球の移
動が行なわれる。なお、玉送り128内には円柱状のウ
ェイト129が内蔵されており、このウェイトの自重に
よって玉送り128の回動復帰が円滑に行なわれる。 【0055】図11にパチンコ機100の制御システム
の構成例が示されている。同図におけるコントローラ1
88が、図4に示されているカードリーダ180の各構
成部品たる搬送モータ802、磁気ヘッド808、穿孔
装置807を制御するコントローラである。そして、こ
のコントローラ188および制御ユニット160に設け
られた各種スイッチ165,171,173や表示器1
62,163,164,166,167、スピーカ16
8は、同じくマイクロコンピュータからなるユニットコ
ントローラ190によって制御されるようになってい
る。 【0056】また、特に制限されないが、この実施例で
は光ケーブル191を介して、遊技機本体110の制御
装置150や各種センサ、表示器等が上記ユニットコン
トローラ190に接続される。光ファイバケーブルによ
る通信を可能にするため、パラレルデータとシリアルデ
ータの変換を行なう並−直列変換器や電気信号と光信号
との変換を行なう光−電変換器等からなる光多重データ
リンク(インタフェース)192と193が、ユニット
コントローラ190と光ファイバケーブル191との間
および光ファイバケーブルと制御装置150との間に設
けられている。 【0057】なお、光ファイバケーブル191をユニッ
トコントローラ190とパチンコ機の制御装置150と
の間のデータ通信に使用することにより、従来パチンコ
機の裏側にて複雑に配設されていた多数の配線をすっき
りさせ、保守、管理を容易にするとともに、誤った配線
接続を防止することができる。 【0058】図12に遊技機本体110の制御システム
の構成例が示されている。上記光多重データリンク19
3および光ケーブル191を介してユニットコントロー
ラ190の制御下には、上記制御装置150とともに、
打球発射装置111と購入スイッチ113内蔵の購入可
表示ランプ113a、中断スイッチ115内蔵の中断表
示ランプ115aがドライバ195を介して設置されて
いる。また、購入スイッチ113や遊技終了スイッチ1
14、中断スイッチ115からの信号が光多重データリ
ンク193および光ファイバケーブル191を介して、
前記ユニットコントローラ190に伝送される。 【0059】上記制御装置150もマイクロコンピュー
タにより構成されており、この制御装置150には、発
射センサ135,136およびセーフセンサ131,1
33、ファールセンサ134、アウトセンサ132から
の検出信号に入力されており、これらの信号に基づいて
入賞球やファール球、アウト球等を判定してユニットコ
ントローラ190に知らせる。 【0060】一方、ユニットコントローラ190は、こ
れらの遊技球に関する検出信号や購入スイッチ113か
らの信号等に基づいて、出玉数、アウト玉数、持玉数、
売上金額等の稼動データを演算したり、パチンコ機に関
する稼動情報(遊技状態)やモニタ情報等を生成し、そ
れらをデュアルポートメモリからなるユニットメモリ1
70の送信データエリアSDAに書き込む。 【0061】ユニットメモリ170に書き込まれた稼動
データ等は、後述の伝送コントローラによる管理装置4
00との間のデータ交信によって管理装置に送られる。
また、管理装置400から送られてくるデータも一旦ユ
ニットメモリ170内の受信データエリアRDAに書き
込まれ、ユニットコントローラ190がこれを読み取る
ことによってデータの受信が行なわれる。ユニットメモ
リ170には送信データや受信データがメモリ内にある
ことを相手方のコントローラに伝えるためのコマンドや
ステータス情報の入る共有データエリアCDAが設けら
れている。 【0062】表6、表7および表8に、各々上記ユニッ
トメモリ170内の送信データエリアSDA、受信デー
タエリアRDAおよび共有データエリアCDAの構成例
を示す。 【0063】 【表6】 【0064】 【表7】【0065】 【表8】 【0066】 【表9】【0067】 【表10】 【0068】なお、表6において示されているモニタ情
報1は、表9に示すようにシステム立上り時のテスト実
行中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビット、
ホットコードエラーを示すビット、ローカルネットワー
ク(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低層用
と高層用の2ビット)、遊技機異常を示すビット等によ
り構成されている。また、モニタ情報2は、表10に示
すようにカードリーダの異常を示すビットを有してい
る。 【0069】さらに、稼動情報は、表11のごとく打止
め状態を示すビット、遊技中断中であることを示すビッ
ト、通信異常あるいは不正検出等に基づく管理装置もし
くはコントローラによる強制終了状態を示すビット、遊
技中であることを示すビット、遊技機が遊技客のついて
いないフリー状態にあることを示すビット等により構成
されている。 【0070】 【表11】【0071】上記表11より、実際のパチンコ機の状態
は、 フリー状態が、 0000000000000001 遊技中が、 0000000000000010 強制終了受信時が、 0000000000000100 中断時が、 0000000000001000 打止発生時が、 0000000000010000 で表わされる。 【0072】図13に、前述した精算機300の構成例
を示す。この実施例の精算機300は、挿入されたカー
ドCDのカード番号を読み取るカードリーダ310と、
そのカードについて使用されずに残った未購入金額に相
当する金額を払い戻すための残金払出装置320と、遊
技により獲得した持玉数を印刷したレシートを発行する
プリンタ330と各種表示器340〜342および、精
算機300全体の制御を行なう制御ユニット350等に
より構成されている。 【0073】上記カードリーダ310に対応して、前面
パネル301にはカード挿入口311と、獲得した賞球
数(持玉数)を表示する玉数表示器312および未購入
金額を表示する金額表示器313が設けられている。遊
技客が、先ずカード挿入口311よりカードを投入する
と、カードリーダ310がカード裏面の磁気面に記録さ
れているカード番号を読み取って管理装置400に送
り、そのカードに関するデータを受け取る。そして、金
額表示器313に未購入金額が表示されるとともに、玉
数表示器312に獲得玉数が表示され、挿入されたカー
ドはマーキング装置により、無効印の印刷もしくはパン
チングがなされてからカード収納タンク314内に回収
(没収)される。これによって精算済カードの悪用が防
止される。 【0074】カードリーダ310の構成は、パチンコ機
100のカードリーダ180(図4参照)とほぼ同一で
ある。プリンタ330は、ロール状態でストックされて
いる白紙のシートを引き出して、その表面に発行年月日
と、獲得玉数および未使用残金額さらにはカード来歴等
を印刷し、レシート発行口331より排出する。 【0075】これとともに、未購入金額に相当する金銭
が残金として紙幣払出装置320および硬貨払出装置3
26より払い出される。紙幣払出装置320は、紙幣を
ストックしておく紙幣タンク321と紙幣排出口322
とからなる。また、精算の際には1000円未満の端数
が生じるので、100円単位の硬貨を収納する硬貨タン
ク324と硬貨払出口325とからなる硬貨払出装置3
26が設けられている。 【0076】さらに、上記精算機300の前面パネル3
01には、カード精算中であることを示す精算中ランプ
341、カード精算不能状態を示す精算中止ランプ34
2、カード挿入口311より投入されたカードでタンク
313が満杯になったことを知らせるカードオーバフロ
ー表示器L11や紙幣払出装置320の紙幣タンク32
1内のストック紙幣がなくなったことを知らせる紙幣不
足表示器L12、硬貨払出装置326の硬貨タンク32
4内のストック硬貨がなくなったことを知らせる硬貨不
足表示器L13、プリンタ330内のロール紙がなくな
ったことを表示する紙なし表示器L14等からなるモニ
タ表示ランプ群340が設けられている。また、上記各
状態を検出して対応する表示器を点灯させるため、カー
ドタンク314、紙幣タンク321、硬貨タンク32
4、およびプリンタ330にはセンサ361,362,
363,364がそれぞれ設けられている。また、硬貨
払出装置326には硬貨抜取スイッチ327が設けられ
ている。 【0077】さらに、この実施例の精算機300には、
遊技店に設置される複数の精算機の各々を区別して、特
定のカードの精算を行なった精算機を管理装置400に
おいて把握できるようにするため台番号設定器305が
内部に設けられており、この設定器305により設定さ
れた台番号は管理装置400に送られて、データ通信の
際の伝送アドレスの生成および各精算機ごとのデータフ
ァイル作成に供される。なお、特に限定はされないが、
設定器305によって設定される台番号と同じ番号が、
精算機の前面パネル301の上部に付着された銘板30
6に表示されるようになっている。 【0078】図14には、上記のごとく構成された精算
機300の制御システムの構成例が示されている。な
お、同図において、符号L11〜L14で示されている
のが、上記モニタ表示ランプ群340を構成するランプ
である。 【0079】このシステムでは、カードリーダ310を
構成する搬送モータ802、磁気ヘッド808、穿孔装
置807が各種センサ811ー815からの信号に基づ
いてCPU(マイクロコンピュータ)からなるコントロ
ーラ319(図4のコントローラ188に相当)によっ
て制御され、このコントローラ319および精算機に設
けられた各種センサや表示器、紙幣払出器320、硬貨
払出装置326、プリンタ330が、同じくマイクロコ
ンピュータからなる制御ユニット350内のユニットコ
ントローラ351によって制御されるようになってい
る。 【0080】ユニットコントローラ351は、上記構成
部品の制御やカード番号のチェック、カードデータの受
信、表示等を行なって精算処理を実行するとともに、稼
動データを収集し、それをデュアルポートメモリからな
るユニットメモリ370内の送信データエリアSDAに
書き込む。ユニットメモリ370に書き込まれた稼動デ
ータは、伝送コントローラによる伝送ケーブルを介した
管理装置400との間のデータ交信により管理装置に送
られる。また、管理装置から送られて来るデータも、一
旦ユニットメモリ370内の受信データエリアRDAに
書き込まれ、ユニットコントローラ351がこれを読み
取ることによってデータの受信が行なわれる。ユニット
メモリ370には送信データや受信データがメモリ内に
あることを相手方のコントローラに伝えるためのコマン
ドやステータス情報の入る共有データエリアCDAが設
けられている。 【0081】表12、表13および表14に、各々上記
ユニットメモリ370内の送信データエリアSDA、受
信データエリアRDAおよび共有データエリアCDAの
構成例を示す。 【0082】 【表12】【0083】 【表13】【0084】表13に示すようにこの実施例ではカード
の来歴データも受信して、これを時刻データとともにレ
シートに印刷して排出することにより、遊技客に対し信
頼度の高い精算データであることを印象づけることがで
きる。ただし、来歴データはカードファイル内に入って
いる最高20回までのデータである。 【0085】 【表14】【0086】なお、上記表12に示されているモニタ情
報1は、表15に示すようにシステム立上り時のテスト
実行中を示すビット、初期値設定/未設定を示すビッ
ト、ホットコードエラーを示すビット、ローカルネット
ワーク(伝送ケーブル500)の異常を示すビット(低
層用と高層用の2ビット)、精算機異常を示すビット等
により構成されている。 【0087】 【表15】 【0088】また、モニタ情報2は、表16に示すよう
にプリンタの異常を示すビット、カードリーダ310の
異常を示すビット、硬貨タンク324内の状態を示すビ
ット、硬貨払出機326の硬貨詰まりを示すビット、硬
貨払出機326の異常を示すビット、紙幣払出機320
の紙幣タンク内の状態を示すビット、紙幣払出機320
の異常を示すビット等により構成されている。 【0089】 【表16】【0090】次に、前述のごとく構成されたパチンコ機
100、カード発行機200および精算機300を統括
的に制御するとともに稼動データをリアルタイムに収集
して、停電や故障が発生しても復旧時に直ちに元のデー
タ状態を復活させてシステム各部の動作を再開させ、ま
た遊技店の経営に必要なデータの集計を可能にする管理
装置400について説明する。 【0091】図15に管理装置400の具体的な構成
を、また図16に管理装置のシステム構成を示す。管理
装置400は、オフィスコンピュータとほぼ同等な構成
とされている。すなわち、中央処理装置CPUや半導体
メモリ(RAM)からなる主記憶装置M−MEM、タイ
マ(カレンダを含む)、TMR、通信制御装置SCC等
が格納されたコントロールボックス401と、このコン
トロールボックス401の上部に設けられた補助記憶装
置としてのフロッピディスク記憶装置402、ハードデ
ィスク記憶装置403と、収集データ等を印字するため
のプリンタ404と、メッセージや収集データを表示す
るCRT表示装置405と、オペレータが中央処理装置
に対し指令や設定データを与えるためのコンソール40
6とにより、管理装置400が構成されている。 【0092】上記プリンタ404は、管理装置400の
スループットを向上させるため、印字されるデータを一
時的に格納するバッファ404aを備えている。さら
に、この管理装置400には、パチンコ遊技システムに
特有なものとして、各端末からシステムにアクションを
起こさせる媒体としてのテスト用カードを発行するカー
ドライタ407やパチンコ機で発生する“打止め”等、
システムで発生した緊急情報をリアルタイムで印字する
補助プリンタ408が上記コントロールボックス401
の上部に設けられている。 【0093】また、停電発生時に、主記憶装置M−ME
Mに揮発的に保持されている全ての端末の稼動データ
や、発行した全てのカードのデータをハードディスク記
憶装置403に移して保護できるようにするため、最低
でも10分間程度は管理装置を動作できるようにする補
助電源装置409が、上記コントロールボックス401
の下方に設けられている。 【0094】なお、本実施例においては、主としてパチ
ンコ機とカード発行機、精算機および管理装置からなる
システムについて説明するが、この発明は図16に破線
X,Y,Zで示すように店内放送装置や景品交換装置、
自動販売機等をも管理装置400の制御下におくように
したシステムにまで拡張することができる。特に景品交
換装置は、カードを使って精算機300を通さずに直接
景品と交換できるような方式を容易に適用する可能性が
ある。さらに、管理装置400を構成するコンソール4
06も、本実施例のパチンコ遊技システムに最も適した
独特のキー構成となっている。 【0095】図17に、コンソール406の構成例を示
す。図17において、421はシステムの各端末に対す
る営業開始を指示するための開店スイッチ、422は同
じく営業終了を指示するための閉店スイッチで、開店ス
イッチ421がオンされた後、閉店スイッチ422がオ
ンされるまでの間、各端末機におけるカードの運用が可
能となる。また、423は営業終了後に全端末機の稼動
データをフロッピディスク記憶装置402に格納し、管
理装置へ動作の停止を指示するための終了スイッチ、4
24は破損したカードの復活処理を指示するためのカー
ド復活スイッチである。 【0096】なお、上記開店スイッチ421、閉店スイ
ッチ422、終了スイッチ423およびカード復活スイ
ッチ424の4つのスイッチは、本システムにとって特
に重要なスイッチであり、システム稼動中安易に操作さ
れるのを防止するため、その後方(図では上方)に設け
られたキースイッチ420に連動されており、キースイ
ッチ420を回してオンさせた状態でないと各スイッチ
421〜424を操作してオンさせることができないよ
うになっている。 【0097】425,426,427は、通常のパーソ
ナルコンピュータ等のコンソールに設けられているのと
同種のテンキー、リターンキーおよびデリートキーであ
る。一方、428はカードに関するデータや各端末の稼
動データ等をCRT表示装置405の画面上に表示させ
る指令を与える表示メニュースイッチ、429はCRT
表示装置に表示されたデータの消去を要求するCRTク
リアスイッチである。また430はカードに関するデー
タや各端末の稼動データ等をプリンタ404によって印
字させる指令を与える印字メニュースイッチ、431は
プリンタ404による印字の中止を要求する印字ストッ
プスイッチである。 【0098】432はパチンコ機における打止数や打止
モード等の設定を要求するための設定スイッチ、433
は、設定された打止数の賞品球が払い出されて打止すな
わち遊技継続不能状態になっているパチンコ機の打止状
態の解除指令を与えるための打止解除スイッチ、434
は、通信ネットワークの異常等に伴い正常な制御やデー
タ収集が不能になった場合、あるいは遊技客の不正を発
見した場合に特定端末もしくは全端末に対する強制停止
を要求するための強制終了スイッチ、435は強制停止
された端末の停止を解除させるための終了解除スイッ
チ、439は日時設定用スイッチである。また、実施例
のコンソール406には、パチンコ機での打止等緊急事
態が発生した場合にオペレータの喚起を促す音を発生す
るブザー440と、その発音停止を指示するブザースト
ップスイッチ436とが設けられている。 【0099】上記各スイッチのうち、図中2重枠で示さ
れているスイッチ421〜424,432〜436は、
ランプ内蔵型のスイッチで、これらのスイッチがオンさ
れて対応する処理の実行中もしくは状態継続中内蔵ラン
プが点灯される。ただし、ブザーストップスイッチ43
6内のランプは、ブザーと連動し、ブザー発音中点灯さ
れ、ストップスイッチ436が押されると消灯する。 【0100】さらに、この実施例のコンソール406に
は、その背面に、テストカード発行指令を与えるための
テストカードスイッチ437と、システム導入時に購入
玉の交換レートや店コード、端末機の総台数、入賞球1
個当たりの賞品球数等の設定値の設定要求を行なうため
のビルトインスイッチ438が設けられている。これら
のスイッチ437と438は、他のスイッチと異なり、
通常はほとんど使用しないスイッチであり、かつ特定の
者(遊技店の支配人等)が存在を知っていればよいスイ
ッチであるため、コンソールの背面に設けられている。 【0101】ここで、上記テストカードについて言及す
る。既に説明した構成より明らかなように、この実施例
の遊技システムは、すべての端末機(パチンコ機、カー
ド発行機、精算機)が管理装置の制御下にあり、カード
番号等のやり取りによって稼動可能な状態に移行するよ
うになっており、端末単独では動作不能である。しかる
に、パチンコ機は使用頻度が高いため、玉詰まりやいわ
ゆるチューリップなどの役物が故障したりすることが多
いとともに、出玉率の調節のため遊技領域内の釘調整が
必要である。その場合、修理や釘調整後に試し打ちを行
なうことになるが、システム全体を立ち上がらせてしか
も購入カードによってのみパチンコ機を作動させる方式
では非常に不便である。そこで、本実施例では、前述し
た各パチンコ機の制御ユニット160内のテスト用スイ
ッチ171をオンさせ、かつ管理装置によって発行され
た特殊なテスト用カードを制御ユニット160のカード
挿排口161より挿入すると、一定の持玉数が与えられ
てパチンコ機単独で遊技動作が実行可能になるように構
成されている。 【0102】なお、管理装置400に設けられたカード
リーダ407は図4に示すパチンコ機内のカードリーダ
180と略同じ構成である。ただし、カード発行機と異
なり、内部に白紙カードを有さず、外部から白紙カード
を挿入して所定のコードを記録する方式を採っているた
め、カードタンクを持っていない。また、管理装置40
0により発行される前記テストカードや復活カードは必
ずしも他の一般カードのように使用年月日や番号等を明
記する必要がないので、印字装置も不要である。そし
て、復活カード発行の際には穿孔装置807によって所
定の穿孔位置PH2にパンチ穴が開けられる。 【0103】上述したようにこの実施例の端末機10
0,200,300はすべて管理装置400の管理下に
置かれ、管理装置400が起動されていないと、原則と
して単独で動作できない。従って、システムの立上り時
には管理装置400によってすべての端末機に設定値を
与えてイニシャライズを行なう。しかも、このイニシャ
ライズに先立って、データ伝送を可能にするため各端末
機から台番号を吸い上げて1つ1つの伝送アドレスを形
成する。そして、システム稼動中はすべての端末機の稼
動データをリアルタイムで収集して主記憶装置M−ME
Mに保持するようになっている。 【0104】このように、本実施例では管理装置400
の取扱うデータの量は膨大なものとなる。そこで、実施
例ではこれらのデータをファイル管理により整理して取
扱いを容易にしている。 【0105】表17に管理装置400によって管理され
るデータのファイル構成例を示す。これらのファイルは
通常主記憶装置M−MEM内に記録されるが、すべての
ファイルは停電時にハードディスク記憶装置403にセ
ーブされる。また、端末機に関するデータファイルすな
わちパチンコ機ファイル(以下P機ファイルと称す
る)、発行機ファイルおよび精算機ファイルは、営業終
了時にフロッピーディスク記憶装置402に記憶され、
月別の稼動データ集計等に供される。 【0106】 【表17】 【0107】次に、表17に示されている各ファイルに
ついて更に詳しく説明する。同表における設定値ファイ
ルFL1は、システム導入時にコンソールの入力によっ
て予めハードディスクに記憶される購入玉の交換レート
や店コード、端末台数、賞品‘球数、打止数等のシステ
ムの特性や構成に応じて変動する設定値である。この設
定値ファイルは通常営業開始時にハードディスクHDD
より主記憶装置M−MEMにロードされる。また、設定
値ファイルFL1は、パチンコ機の入替えの際等にビル
トインスイッチ438を押してコンソールより更新でき
るようになっている。 【0108】表18に設定値ファイルFL1の構成例を
示す。 【0109】 【表18】【0110】同表において、購入玉交換レートとは、購
入金額単位(例えば200円)に対する貸玉数すなわち
最初の持玉数であり、NAU台数とは、データ伝送シス
テムとしての高層ネットワークと低層ネットワークとの
連結部に設けられるネットワークアダプタユニット(通
信制御装置)の総数である。また、符号iで示されるテ
ーブルには、あるパチンコ機からあるパチンコ機までの
賞品球数が設定される。この賞品球数には1台につき2
種類の賞品球数が設定できるようになっている。しか
も、i=1〜16で示されるようにこの実施例では、遊
技店の全パチンコ機を16のグループに分割して、各々
メインとサブの2つの賞品球数を別個に設定できるよう
になっている。ただし同一の設定値のパチンコ機には連
続した台番号が与えられ、その先頭番号と末尾番号とに
よって対象範囲が指定される。 【0111】さらに、jで示されるテーブルには打止数
が設定され、kで示されるテーブルには打止モードが設
定される。ここで、打止モードとは、打止数の算出の仕
方(演算式)を示し、例えば単純に払出し賞品球数が打
止数に達したときをもって打止とするモードや、払出し
賞品球数から打込球数を引いたものが打止数に達したと
きをもって打止めとするモード等がある。特に限定はさ
れないが、この実施例ではj=1〜16,k=1〜16
で示されるように、各々16のグループに分けて独立に
打止数および打止モードを設定できる。 【0112】表19に、データ伝送に使用される伝送ア
ドレスのファイルFL2の構成例を示す。 【0113】 【表19】【0114】表19において、種別フラグは端末の種類
を示すためのフラグで、「1」がパチンコ機、「2」が
カード発行機、「4」が精算機であることを、そして、
「0」が端末の不存在を各々示す。台番号および通し番
号は「4」と「9」を除いて作られた端末機の番号とそ
の通し番号であり、ユニット番号は、端末の種類にかか
わらず一つのNAU(ネットワークアダプタユニット)
の下に置かれた各端末機の番号、またチャネル番号は、
管理装置から見た各端末機のアドレスとなる番号であ
る。 【0115】NAU番号と台番号は既に述べたように設
定スイッチ(173,205,305,561)で与え
られる番号で、パチンコ店の場合「4」と「9」を除い
た数字で与えられる飛び番号である。ここで「4」と
「9」を使用しないということは8進法表現が可能であ
ることが分かる。そこで、10進数表示された台番号を
表20に示す変換テーブルを使って0〜7の数字のみで
表現する。これに従うと、例えば「258」なる台番号
は「247」と表記される。 【0116】 【表20】 【0117】これを2進化8進法によりバイナリコード
で表現すると、「010・100・111」となる。こ
のコードは10進法の「167」を示しており、これに
よって「4」「9」の抜けたパチンコ機等の台番号が連
続した通し番号となる。一方、上記コードの下位6ビッ
トをとって、これを2進化10進法で表されたコード
「10・0111」とみなし、これをHEXA表現する
と、「27H」となる。この実施例ではこれをユニット
番号とするものである。そして、さらにこのユニット番
号の頭にNAU番号を付けた「NAU番号+ユニット番
号」をチャネル番号としている。このような方法によ
り、「4」と「9」を使用しない台番号を有するパチン
コ遊技店の慣例において、2進法のみを使ってデータ処
理を行なうマイクロコンピュータの特性に合致した効率
の良いアドレス処理が可能となる。 【0118】上記ファイルは、回線テスト後の管理装置
によるユニットテーブル要求の返答データに基づいて全
端末機について作成されている。 【0119】表21にカードファイルFL3の構成例を
示す。カードファイルFL3には、各カードごとの情報
が入る。 【0120】 【表21】【0121】同表において、カード番号は発行通し番号
nから関数f(n)を用いて、得られる番号であり、持
玉数と金額、カード状態は発行通し番号nとカード番号
で特定されるカードの現在状態を示す情報で、この実施
例では以下カードテキストと称する。なお、ここでカー
ド状態とは、表22に示すように、遊技に使用されてい
ないフリー状態を示すビット、遊技中を示すビット、遊
技機から一時的に離れる中断中を示すビット、既に精算
機における精算を行なったカードであることを示すビッ
ト、カードの持玉数および残金がともにゼロになったこ
とを示すビット、過去に1回以上打止めを発生したこと
を示すビット、強制終了されたパチンコ機で使用された
カードであることを示すビット、復活されたカードであ
ることを示すビット等により構成されている。 【0122】 【表22】 【0123】一方、表21に戻って、カードファイルF
L3には、カードの現在存在している端末の位置を示す
所在端末通し番号と、所在端末番号が登録される。パチ
ンコ機遊技店では慣例として、「4」と「9」の数字を
台番号として用いないので、裏と表の2種類の端末番号
が発生する。 【0124】また、表21においてiカウンタとはカー
ドがアクションを起こした数すなわち、カードが有機的
結合体たるシステムから外部へ排出動作された回数を示
すもので、この回数に対応して、そのときの台番号、持
玉数、金額、時刻等のカード情報すなわちカードの来歴
が記録される。統計的に見て遊技者は1日20台以下の
パチンコ機で遊技するのがほとんどであるので、この実
施例では最高20回までカード来歴を記録することとし
た。ただし、20回を超えた場合には、i=20で示さ
れるテーブルを更新する形で記録される。なお、上記の
場合、iカウンタは遊技中断を計数しない。つまり、中
断時に各カード情報を新しいエリアに記録するが、中断
解除後の遊技終了スイッチオン時にカウンタを更新せず
同一エリアに重ねてカード情報を記録することによりi
カウンタの値を実質的な遊技台数と一致させている。 【0125】ここで、カードの状態およびアクションと
カードファイルFL3へのカード情報の登録について図
18を用いて説明する。先ず、カード発行機200にお
いてカードの発行が行なわれると、カードが排出され
て、カードは未発行(白紙)状態SS0からフリー状態
SS1に移行する。それから、所望のパチンコ機100
にカードを挿入すると、遊技状態SS2へ移行する。こ
こで遊技によってカードの持玉および金額がゼロになる
と、カードが排出されて帰零状態SS3に移る。また、
遊技中に中断スイッチ115が押されると、カードが排
出されて、中断状態SS4へ移行し、同一カードの再投
入により再び遊技状態SS2へ戻る。 【0126】そして、遊技中に遊技を終了させるべく終
了スイッチ114を押すと、カードが排出されてフリー
状態SS1に移行する。CPUによる強制終了または打
止発生によってもカードが排出されて遊技状態SS2か
らフリー状態SS1へ移る。そのフリー状態のカードを
持って精算機300に行き精算処理を行なうと、無効マ
ークが付されてからカードが回収され精算済の状態SS
5へ移る。この実施例のシステムでは、中断状態SS4
のカードを持ってパチンコ機に戻らずそのまま精算機3
00に行き、精算処理を行なうことも可能でありその場
合、中断状態SS4から精算済状態SS5へ移行する。 【0127】上記状態遷移図において、遷移方向を示す
矢印に○が付されているのがカードファイルFL3への
カード情報の記録を伴うアクションである。また、各ブ
ロック内にて、××Hで示されている符号は、表22の
カード状態を示すコードを用いて対応する状態を16進
数字で表現(HEXA表現)したものである。 【0128】次に、表23にP機ファイルFL4の構成
例を示す。同図において、台番号からカード状態までの
項目は、表6に示されている送信データエリアSDAに
保持されているデータであり、これらは1秒に1回管理
装置400によってサンプリングされ、ファイルに登録
される。また、メイン賞球数、サブ賞球数、打止数およ
び打止モードは、システム立上り時に表18に示されて
いる設定値ファイルFL1に基づいてP機ファイルFL
4に登録される。 【0129】 【表23】【0130】表24および表25に発行機ファイルFL
5と精算機ファイルFL6をそれぞれ示す。表24に示
すデータ項目は、表1に示されている発行機の送信デー
タエリアSDAに保持されているデータ、また、表25
に示すデータの項目は表12に示されている送信データ
エリアに保持されているデータと各々一致する。これら
は、1秒間に1回管理装置によってサンプリングされ
る。 【0131】 【表24】 【0132】 【表25】【0133】表23〜表25において、セーブ欄に○印
が付されているデータは、営業終了時にフロッピディス
クFDDにセーブされるデータである。 【0134】次に上記のごとく構成された端末機として
のカード発行機100、パチンコ機200、精算機30
0およびそれらの端末機の集中制御を行なう管理装置4
00を有機的に結合して、データ伝送およびカードの運
用を可能にするデータ伝送路(ローカルエリアネットワ
ーク)について説明する。図19に階層的データ伝送路
を用いたパチンコ遊技システムの構成例を示す。 【0135】すなわち、100〜1000台の端末機
は、例えば遊技店の島設備のような単位で20〜40台
ずつグループ化され、各群の端末機は、リング状の伝送
路上を高速で巡回するトークンと呼ばれるアクセス権を
つかまえたノード(端末機)がパケットの形でデータの
送受信を行なう権利を有するようにされたトークンパッ
シング方式の低層ネットワーク(トークンバス)510
によってネットワークアダプタユニット(以下、NAU
と称する)530に接続されている。 【0136】そして、各低層ネットワーク(トークンバ
ス)510を制御する複数個のNAU530は、CSM
A/CD方式の高層ネットワーク520を介して管理装
置400に接続されている。上記低層ネットワーク51
0は2.5Mbps(メガビット/秒)のような伝送速
度を有し、高層ネットワーク520は、10Mbpsの
ような伝送速度を有するように制御され、NAU530
は両者の伝送速度の差を吸収して円滑なデータ伝送を可
能とするバッファとして作用し、これによって、管理装
置400の負担を軽減し、大量の稼動データの収集を可
能にしている。 【0137】図19において符号Pで示されているのが
端末機としてのパチンコ機、符号Hで示されているのが
カード発行機、また符号Sで示されているのが精算機で
ある。各端末機P,H,Sは、図3、図6および図13
に示すようなケーブル分岐回路540によって低層ネッ
トワーク510から分岐された分岐線に接続されてい
る。各分岐線の終端に各々の端末機の制御ユニット16
0,250および350が接続されている。図19にお
いて符号Uで示すのが、各端末機の制御ユニットであ
る。 【0138】図20に、各端末機に共通の制御ユニット
の構成例を示す。すなわち、各端末機の制御を行なうユ
ニットコントローラ190(251,351)と低層ネ
ットワーク510との間には、パラレル通信手段として
のユニットメモリ170(270,370)と、ユニッ
トコントローラ190(251,351)の動作を妨げ
ることなくデータの送受信を行なうデータ伝送コントロ
ーラ551と、データ伝送の高速化を図るため送受信デ
ータをパケットの形で保持する緩衝用パケットメモリ5
52と、低層ネットワーク(トークンバス)510での
送受信権を確立するとともに、送信するパラレルデータ
をシリアルデータに変換したり、受信したシリアルデー
タをパラレルデータに変換する通信制御用のネットワー
クコントローラ553と、送受信データ信号のレベル変
換を行なうレベル変換回路554と、送信信号と受信信
号の分離および結合を図るためのケーブル分岐回路54
0とが接続されている。上記コントローラ551と55
3は各々マイクロコンピュータで構成され、パケットメ
モリ552は、ユニットメモリ170と同じくデュアル
ポートメモリにより構成されている。ただし、パケット
メモリ552内にはコマンドの入る共有データエリアは
なく、データ伝送コントローラ551とネットワークコ
ントローラ553との間の送信、受信の要求のやり取り
は、コントローラ間で直接行なわれるようになってい
る。 【0139】図21に、上記低層ネットワーク510と
高層ネットワーク520間のデータ伝送の緩衝を行なう
上記NAU(ネットワークアダプタユニット)530の
回路構成例を示す。この実施例のNAU530は、低層
ネットワーク510における送受信権の確立およびデー
タの直並列変換を行なう低層ネットワークコントローラ
533と、CSMA/CD方式の高層ネットワークにお
ける送受信権の確立およびデータの直並列変換を行なう
高層ネットワークコントローラ537と、これらのネッ
トワークコントローラ533と537との間のデータ転
送を制御するデータ伝送コントローラ535とを備えて
いる。上記コントローラのうち、低層ネットワークコン
トローラ533は、トークンパッシング専用の通信用L
SIからなり、高層ネットワークコントローラ537と
データ伝送コントローラ535は、汎用マイクロコンピ
ュータによって構成されている。 【0140】そして、これらのコントローラ533と5
35との間および535と537との間には、低層ネッ
トワーク510と高層ネットワーク520のデータ伝送
速度の違いを吸収するための緩衝用パケットメモリ53
4と536とがそれぞれ接続されている。上記パケット
メモリ534,536はデュアルポートメモリにより構
成され、送信データエリアと受信データエリアとを有す
る。また、上記低層ネットワークコントローラ533と
低層ネットワーク(トークスバス)510との間には、
送信信号と受信信号の分離および結合を行なう分岐回路
531と、送受信データ信号のレベル変換を行なうレベ
ル変換回路532が接続されている。また同様に、高層
ネットワークコントローラ537と高層ネットワーク5
20との間には、レベル変換回路538と分岐回路53
9が接続されている。 【0141】さらに、この実施例のNAU530には、
複数個接続されているNAUを互いに区別するための番
号を設定するNAU番号設定器561と、各NAU53
0の制御下にある低層ネットワーク510上に存在する
端末機のうち最小台番号を設定する最小台番号設定器5
62と、低層ネットワーク上に存在する端末機の台数を
設定する台数設定器563とが設けられている。各設定
器561〜563の設定値は、NAU530内のデータ
伝送コントローラ535に入力され、NAU番号は高層
ネットワーク520における各NAUの伝送アドレスの
形成に使用される。また、最小台番号と台数とにより低
層ネットワーク510における各端末機の伝送アドレス
が形成される。 【0142】上記階層的ローカルネットワーク500
(図19)においては、システム立上り時に管理装置4
00が各NAU530を通じて回線テストと、各端末機
に対する設定値の設定を行なうとともに、システム稼動
中にはNAU530が低層ネットワーク510を使用し
て1秒間に1回ずつ端末機P,H,Sから稼動データを
収集して自己のメモリ内に蓄積する。そして、蓄積デー
タは、管理装置400からの要求に応じて同じく1秒間
に1回ずつ高層ネットワーク520を通して各NAU5
30から管理装置400内のデータファイル内にストッ
クされる。 【0143】上記のごとく、通信ネットワークがNAU
530をバッファとする階層的構成にされ、高層ネット
ワーク520が低層ネットワーク510の伝送速度2.
5Mbpsの4倍の伝送速度を有するようにされている
ため、100〜1000台の端末機を有するシステムに
おいても、各端末機から表1、表6、表12に示すよう
な大量の稼動データを1秒間に1回管理装置へ収集する
ことができる。 【0144】一方、カードがパチンコ機等の端末機に挿
入された場合には、カードに記憶されているカード番号
毎に管理装置のカードファイルに記憶されている当該カ
ードの有価データとしての持玉数および金額をデータ伝
送路を介して端末機に送って、当該カードに記憶されて
いる持玉数および金額と比較照合することが可能であ
る。これにより、カードに記憶されている有価データの
信頼性が向上する。 【0145】次に、上記カードリーダコントローラ18
8によるパチンコ機のカードリーダの制御手順の一例を
図22〜図28を用いて説明する。なお、このフローは
真偽鑑別物理層が1つだけ設けられているカードを対象
とした手順を示す。 【0146】カードリーダ180の挿排口801にカー
ドが挿入され、センサ1(811)がこれを検出する
と、搬送モータ802が正転されるとともに、コントロ
ーラ188内に用意された排出フラグがクリアされる
(図22ルーチンR1〜R3)。モータ802の正転に
よってカードが内部に取り込まれるが、このときモータ
802の回転を検出するセンサ5(815)から検出パ
ルスが入って来るとカウンタがパルス数を計数して、コ
ントローラ188がその計数値から回転角を演算し、所
定位置すなわち真偽鑑別物理層TF1がセンサ2(81
2)に対向する位置までカードが進入したときにモータ
の回転が停止され、センサ2により真偽鑑別物理層TF
1が走査され、その検出信号に基づいて挿入されたカー
ドが正規のカードであるか否か判定する(ルーチンR4
〜R7)。 【0147】ここで、正規のカードであると判定した場
合にはルーチンR8でモータを正転させてから、また正
規カードでないと判定した場合にはルーチンR9で排出
フラグセットをセットしてから、それぞれルーチンR1
0へ移行する。なお、真偽鑑別物理層の数が4個の場合
には、上記ルーチンR5〜R8の手続きを4回繰り返し
てからルーチンR10へ進む。 【0148】ルーチンR10では、カードの発行孔形成
箇所PH1が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR11,R12)、開いていな
いときはルーチンR13で排出フラグをセットしてか
ら、また開いているときはそのまま図23のルーチンR
14へ移行する。 【0149】ルーチンR14では、カードの復活孔形成
箇所PH2が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR15,R16)、開いていな
いときはルーチンR17で排出フラグをセットしてか
ら、また開いているときはそのままルーチンR18へ移
行する。 【0150】ルーチンR18では、カードの帰零孔形成
箇所PH4が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR19,R20)、開いている
ときはルーチンR21で排出フラグをセットしてから、
また開いていないときはそのままルーチンR22へ移行
する。 【0151】ルーチンR22では、カードの精算孔形成
箇所PH5が読取り用のセンサ3(813)に対向する
位置に来たか否か判定する。そして、読取位置に来たと
きにセンサ3の信号を読み込んでパンチ穴が開いている
か否か判定し(ルーチンR23,R24)、開いている
ときはルーチンR25で排出フラグをセットしてから、
また開いていないときはそのままルーチンR26へ移行
する。 【0152】ルーチンR26では、センサ5からのパル
ス数に基づいて磁気データの読取位置に来たか否か判定
し、ノオ(否)ならばルーチンR29へ進み、イエスな
らばルーチンR27へ進んで磁気記録部MGに記録され
ているデータ(図2(B)参照)を磁気ヘッド808で
読み取った後、そのデータをコントローラ188内のレ
ジスタもしくはRAM内に一時的に記憶して(ルーチン
R28)からルーチンR29へ進む。 【0153】ルーチンR29では、カードリーダ最奥部
のセンサ4(814)がカードのエッジを検出したか否
か判定し、ノオならばルーチンR4へ戻って上記手順を
繰返し、センサ4がカードのエッジを検出した時点でル
ーチンR30へ進んで、ここでモータを停止させてから
図24に示すデータ鑑定処理へ移行する。 【0154】なお、上記フローにおいては、ルーチンR
9,R13,R17,R21,R25で排出フラグをセ
ットした後、メインの流れに戻るようになっているが、
符号Zで示すように、直ちに図24のデータの鑑定処理
へ移行するようにしてもよい。 【0155】図24に示すデータ鑑定処理においては、
先ずルーチンR50で排出フラグが「1」にセットされ
ているか判定して、「1」でないときにのみ本来のデー
タ鑑定処理R51〜R65へ進み、排出フラグが「1」
のときは、ルーチンR71へ移行してモータの逆転を開
始し、それからセンサ5のパルス数でカウンタをカウン
トダウンさせ、カウンタの値を見ながらカード排出位置
に来たと判定したときに、モータ802の回転を停止さ
せるようにしている(ルーチンR72〜R74)。この
とき、センサ1の信号を併用してそれがオフになったと
きにモータを停止させるようにしてもよい。 【0156】ルーチンR51へ進むと、図23の処理ル
ーチンR28で記憶しておいた磁気データを、例えば4
ビット単位で記憶した順序で読み出す。記憶した磁気デ
ータの先頭にはダミーデータが入っているので、読み出
したデータが最初の有効データである補助データSTX
に一致しているか判定し(ルーチンR52)、補助デー
タSTXが読み出されるまで、ルーチンR53を経てR
51を繰り返す。そして、補助データSTXが読み出さ
れた時点で次のルーチンR54へ移行するわけである
が、補助データSTXが破壊されていた場合には、ルー
チンR52でイエスの判定がでなくなるので、所定の数
のデータを読み出してもSTXが出て来ないときは、ル
ーチンR53でデータ数オーバーとして、前述のルーチ
ンR71へ進み、カードの排出処理を実行する。 【0157】一方、正しい補助データSTXが読み出さ
れてルーチンR54へ移行した場合には、次の磁気デー
タを読み出してそれが正しい識別コードと一致するか否
か判定する(ルーチンR55)。識別コードが一致する
と次のルーチンR56へ進み、一致しないとルーチンR
71のカード排出処理へ移行する。 【0158】ルーチンR56では、次の磁気データを読
み出して来て、ルーチンR57でそれが予め設定された
年月日と一致するか否か判定する。年月日が一致すると
ルーチンR58へ進み、一致しないとルーチンR71の
カード排出処理へ移行する。 【0159】ルーチンR58では、次の磁気データであ
るカード番号No.を読み出して、ルーチンR59でそ
のカード番号を他の記憶エリアに記憶する。それから、
ルーチンR60で次の記憶磁気データの読み出しを行う
が、それは予備コードであるのでルーチンR61でスキ
ップして破棄し、ルーチンR62へ進む。ここで、次の
磁気データを読み出し、そのルーチンR63でそのデー
タが補助データETXと一致するか否か判定し、一致す
るとルーチンR64へ進み、一致しないとルーチンR7
1のカード排出処理へ移行する。 【0160】ルーチンR64では、これまでに読み出し
たデータSTXからETXまでの各ビット列ごとのチェ
ックコード計算を行ってからルーチンR65へ進み、次
の磁気データたるチェックコードLRCを読み出す。そ
して、ルーチンR66でその読出データLRCがルーチ
ンR64で計算したチェックコードと一致するか判定を
行い、一致すると、図25の番号鑑定処理へ移行し、一
致しないときはルーチンR71のカード排出処理へ移行
する。 【0161】このようにして、図24のフローでは磁気
データにより正規のカードであるか否かの鑑定を行って
いる。一方、図22,23のフローではルーチンR5〜
R9でカード上の真偽鑑別物理層によるカードの鑑定を
行っている。そのため、カードのコピーによる不正を確
実に排除することができる。また、図22,23のフロ
ーでは、ルーチンR10〜R25において、パンチ穴P
H1〜PH5を用いたカード状態の判定を行い、ここでパ
チンコ遊技が可能なカードであるか否か判別できるの
で、次に説明する管理装置によるカード番号の鑑定処理
を行わずに直ちに遊技不能なカードをカードリーダ18
0から排出することができる。 【0162】次に、管理装置によるカード番号の鑑定の
手続きについて図25を用いて説明する。カードリーダ
180のコントローラ188は、図24のデータ鑑定処
理中のルーチンR59で所定のエリアに記憶したカード
番号No.を制御ユニット160のユニットコントロー
ラ190に転送する(ステップS1)。すると、そのデ
ータ(カード番号)はユニットメモリ170内の送信エ
リアSDAに格納され、カードリーダにカードが挿入さ
れたことを知らせる“カードイン”パケットに入れられ
てネットワーク500を介して制御ユニット160から
管理装置400に送信される(ステップS2)。 【0163】管理装置400では、カード番号を受け取
ると発行通し番号nを算出し(ステップS3)、その発
行通し番号nを使ってカードファイルFL3(表21)
を検索する(ステップS4,S5)。そして、対応する
ファイルが見つかるとそのファイルを読み込んで(ステ
ップS6)、カード状態が「フリー」になっているか判
定する(ステップS7)。カード状態が「フリー」以外
のときおよびステップS5でファイルが見つからなかっ
たときは、ステップS10で応答拒否たる“NAK”を
送信し、カードファイルがありその中のカード状態が
「フリー」のときは、カードファイルを更新してカード
状態を「遊技中」に変更するとともに、カード番号N
o.を送って来たパチンコ機の端末番号を所定の欄に書
き込む(ステップS8)。それから、肯定応答たる“A
CK”にカードテキスト(カード情報)を入れて送信す
る(ステップS9)。 【0164】“カードイン”パケットを送信した制御ユ
ニット160は、管理装置400から応答があると、そ
の応答が“NAK”か“ACK”か判定し(ステップS
11)、“ACK”を受信したときは、制御ユニット前
面の表示器162,163に管理装置から送られて来た
カードテキストを参照して未使用金額と持玉数を表示さ
せる(ステップS12)。それから、アナログ表示器1
64のランプを持玉数に比例した数だけ点灯させてから
(ステップS13)、打球発射装置111を駆動させる
(ステップS14)。また、ユニットメモリ170の送
信エリアSDA内のパチンコ機稼働情報を「遊技中」に
変更してから(ステップS15)、出玉数や回収球数の
演算等の遊技処理ルーチンへ移行する(ステップS1
6)。 【0165】一方、ステップS11で“NAK”受信と
判定すると、カードリーダ180のコントローラ188
に対して排出指令を与える(ステップS17)。コント
ローラ188がこの排出指令を受けると、図24に示し
たルーチンR71〜R74と同一手順からなるカード排
出処理を実行してからカード挿入待ち状態となる(ステ
ップS18,S19)。排出指令がないときはカードリ
ーダ180内にカードを保持したまま、他のカードの受
付を禁止する状態になる(ステップS20)。 【0166】次に図26を用いてパチンコ機に設けられ
た遊技の終了スイッチ114(図6参照)がオンされた
場合の制御手順について説明する。終了スイッチ114
がオンされ、制御ユニット160のユニットコントロー
ラ190がこれを確認すると、打球発射装置111の駆
動を停止させる(ステップS101,S102)。 【0167】次に、ユニットメモリ170の送信エリア
SDA内のカード状態を「フリー」に変更してから、終
了スイッチがオンされたことを知らせる“終了SW”パ
ケットにカードテキストを入れて管理装置400へ送信
する(ステップS103,S104)。そして、管理装
置400から“ACK”応答を受けると、玉数表示器1
63と金額表示器162の表示を「0」に変更する(ス
テップS105,S106)。それから、ユニットメモ
リ170の送信エリアSDA内のパチンコ機稼働情報を
「フリー」に変更した後、カードリーダ180に対して
カード排出指令を与える(ステップS107,S10
8)。しかる後、制御ユニット160は、アナログ表示
器164のランプをスクロールさせて“客待ち”状態を
知らせる表示を行う(ステップS109)。 【0168】一方、カードリーダ180の制御ユニット
188は、上記ステップS108における制御ユニット
160からのカード排出指令を受信すると(ルーチンR
101)、搬送モータ802を送転させる(ルーチンR
102)。そして、モータの回転角を検出するセンサ5
(815)のパルスを計数するカウンタを、入ってきた
パルスの数だけカウントダウンさせ(ルーチンR10
3)、カードの遊技孔形成箇所PH3がセンサ3に対向
する位置までカードが移動したか否か判定し(ルーチン
R104)、イエスになるとルーチンR105へ進む。
ルーチンR105ではモータ802の回転を停止させ、
次に穿孔装置807を駆動して、遊技孔形成箇所PH3
にパンチ穴を開けた後(ルーチンR106)、モータの
逆転を再開させる(ルーチンR107)。そして、再び
センサ5のパルスを計数(カウントダウン)して、カー
ド排出位置に来たと判定したときにモータ802の回転
を停止させて、カードの排出が終了する(ルーチンR1
08,R109,R110)。このように、一度遊技に
使用されたカードは穿孔装置807によりパンチ穴が所
定の位置に開孔されて排出される。 【0169】次に、図27を用いて、パチンコ機におけ
る遊技中にカードの持玉数と未使用金額がともに零にな
る帰零状態が発生した場合の制御手順を説明する。制御
ユニット160内のユニットコントローラ190が、遊
技中に帰零が発生したと判定すると、打球発射装置11
1の駆動を停止させる(ステップS201,S20
2)。 【0170】次に、ユニットメモリ170の送信エリア
SDA内のカード状態を「フリー」に変更してから、帰
零が発生したことを知らせる“帰零”パケットにカード
テキストを入れて管理装置400へ送信する(ステップ
S203,S204)。 【0171】そして、管理装置400から“ACK”応
答を受けると玉数表示器163と金額表示器162の表
示を「0」に変更する(ステップS205,S20
6)。それから、ユニットメモリ170の送信エリアS
DA内のパチンコ機稼働情報を「フリー」に変更した
後、カードリーダ180に対してカード排出指令を与え
る(ステップS207,S208)。しかる後、制御ユ
ニット160は、アナログ表示器164のランプをスク
ロールさせて“客待ち”状態を知らせる表示を行う(ス
テップS209)。 【0172】一方、カードリーダ180の制御ユニット
188は、上記ステップS208における制御ユニット
160からのカード排出指令を受信すると(ルーチンR
201)、搬送用モータ802を送転させる(ルーチン
R202)。そして、モータの回転角を検出するセンサ
5(815)のパルスを計数するカウンタを入ってきた
パルスの数だけカウントダウンさせ(ルーチンR20
3)、カードの帰零孔形成箇所PH4がセンサ3に対向
する位置までカードが移動したか否か判定し(ルーチン
R204)、イエスになるとルーチンR205へ進む。
ルーチンR205ではモータ802の回転を停止させ、
次に穿孔装置807を駆動して、帰零孔形成箇所PH4
にパンチ穴を開けた後(ルーチンR206)、モータの
逆転を再開させる(ルーチンR207)。そして、再び
センサ5のパルスを計数(カウントダウン)して、カー
ドの遊技孔形成箇所PH がセンサ3対向する位置まで
移動したか否か判定し(ルーチンR208,R209)、
イエスになるとルーチンR210へ進む。 【0173】ルーチンR210ではモータ802の回転
を停止させ、次に穿孔装置807を駆動して、遊技孔形
成箇所PH3 にパンチ穴を開けた後(ルーチンR21
1)、モータの逆転を再開させる(ルーチンR21
2)。そして、再びセンサ5のパルスを計数(カウント
ダウン)して、カード排出位置に来たと判定したときに
モータ802の回転を停止させて、カードの排出が終了
する(ルーチンR213,R214,R215)。ただ
し、帰零発生によるカード排出時には、上記ルーチンR
207〜R211を省略し、帰零孔形成箇所PH4にの
みパンチ穴を開けて排出するようにしてもよい。 【0174】前記実施例では、磁気カードを記憶媒体と
し、識別符号(カード番号)でデータを管理するように
した遊技システムについて説明したが、ICカード等の
電子カードその他のカードを記憶媒体とする遊技システ
ムに広く適用することができる。さらに、実施例では一
例としてこの発明を、パチンコ機を遊技機とする遊技設
備に適用した場合ものについて説明したが、この発明は
それに限定されるものでなく、アレンジボールやスロッ
トマシン等、金銭を一定の交換レートの下で遊技権利と
等価の有価価値に変換して遊技を行なうようにされたゲ
ーム機を複数配置して構成するようにした遊技システム
一般に利用することができる。 【0175】 【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、カード
状記憶媒体の有する有価データの範囲内で遊技を可能な
らしめるように構成された複数の遊技装置および少なく
ともこれらの遊技装置を管理する管理装置を備えた記憶
媒体式遊技設備において、上記各遊技装置の所定部位に
は、上記記憶媒体の有する有価データを読み取る記憶媒
体読取手段と、上記記憶媒体読取手段によって読み取っ
た有価データに基づき、上記記憶媒体の有する有価デー
タとしての少なくとも金額情報を遊技球あるいは遊技球
情報に変換可能な変換操作手段と、上記有価データとし
ての少なくとも金額情報を表示可能な有価データ表示手
段とを備えて、上記記憶媒体のデータ記憶部に当該記憶
媒体の有する少なくとも有価データとしての金額情報を
記憶するとともに、上記管理装置の記憶手段には各記憶
媒体毎に付与された識別符号を用いて各記憶媒体の有す
る少なくとも有価データとしての金額情報を記憶して、
上記記憶媒体のデータ記憶部および上記管理装置の記憶
手段に記憶されたデータにより記憶媒体の有価データと
しての金額情報を管理するようにしたので、各記憶媒体
の有価データが別の場所(管理装置)に重複して記憶さ
れることにより、有価データの信ぴょう性を向上させ、
設備の信頼性を向上させることができるとともに、遊技
者が不正に記憶媒体の有価データを改ざんして使用した
としても管理装置の記憶手段に記憶されている当該記憶
媒体の有価データと照合することで容易に不正を発見す
ることができ、これによって遊技店が不利益を被るのを
防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明が適用されたパチンコ遊技システ
ム全体の構成を示すシステム構成図、 【図2】図2(A),(B)は本発明に係るシステムに
使用されるカードの構成を示す正面図および背面図、 【図3】図3は本発明に係るシステムに使用されるカー
ド発行機の構成例を示す正面図、 【図4】図4はカードリーダの構成例を示す概略構成
図、 【図5】図5はカード発行機の制御系の構成例を示すブ
ロック図、 【図6】図6はパチンコ機の構成例を示す正面図、 【図7】図7はパチンコ機の制御ユニットの構成例を示
す斜視図、 【図8】図8はパチンコ機の裏面の構成例を示す背面
図、 【図9】図9はパチンコ機の裏面の封入球循環装置の構
成例を示す背面図、 【図10】図10(A),(B)は封入球循環装置の玉
抜き部の詳細を示す拡大図および封入球循環装置の玉送
り部の詳細を示す斜視図、 【図11】図11はパチンコ機全体の制御系の構成例を
示すブロック図、 【図12】図12はパチンコ機の制御装置の構成例を示
すブロック図、 【図13】図13は精算機の構成例を示す正面図、 【図14】図14は精算機の制御系の構成例を示すブロ
ック図、 【図15】図15は管理装置全体の構成例を示す斜視
図、 【図16】図16は管理装置自身のシステム構成例を示
すブロック図、 【図17】図17は管理装置のコンソールの構成例を示
す平面図、 【図18】図18は本発明の遊技システム内でのカード
の状態遷移を示す説明図、 【図19】図19は本発明の遊技システムにおける伝送
系の構成例を示すブロック図、 【図20】図20は各端末機のユニットコントローラと
伝送路(ネットワーク)との間のデータ送受信の制御を
行なう制御ユニットの構成例を示すブロック図、 【図21】図21はネットワーク上でのデータ転送制御
を行なうNAU(ネットワークアダプタユニット)の構
成例を示すブロック図、 【図22】図22はパチンコ機のカードリーダにおける
第1段階の真偽鑑定処理手順(前半)を示すフローチャ
ート、 【図23】図23はパチンコ機のカードリーダにおける
第1段階の真偽鑑定処理手順(後半)を示すフローチャ
ート、 【図24】図24はパチンコ機のカードリーダにおける
磁気データによる第2段階の真、偽鑑定処理手順を示す
フローチャート、 【図25】図25は管理装置による識別番号たるカード
番号を用いた第3段階の真偽鑑定処理手順を示すフロー
チャート、 【図26】図26はパチンコ機の終了スイッチがオンさ
れた場合のカードリーダでの処理手順を示すフローチャ
ート、 【図27】図27はパチンコ機における遊技中に帰零が
発生した場合のカードリーダでの処理手順を示すフロー
チャートである。 【符号の説明】 100 パチンコ機 110 遊技機本体 120 封入球循環装置 160 制御ユニット 170 ユニットメモリ 180 カードリーダ 190 ユニットコントローラ 200 カード発行機 210 紙幣識別機 220 カードライタ 230 残金払出器 250 制御ユニット 300 精算機 310 カードリーダ 320 紙幣払出器 330 プリンタ 350 制御ユニット 400 管理装置 510 低層ネットワーク 520 高層ネットワーク 530 NAU(ネットワーク・アダプタ・ユニット)
ム全体の構成を示すシステム構成図、 【図2】図2(A),(B)は本発明に係るシステムに
使用されるカードの構成を示す正面図および背面図、 【図3】図3は本発明に係るシステムに使用されるカー
ド発行機の構成例を示す正面図、 【図4】図4はカードリーダの構成例を示す概略構成
図、 【図5】図5はカード発行機の制御系の構成例を示すブ
ロック図、 【図6】図6はパチンコ機の構成例を示す正面図、 【図7】図7はパチンコ機の制御ユニットの構成例を示
す斜視図、 【図8】図8はパチンコ機の裏面の構成例を示す背面
図、 【図9】図9はパチンコ機の裏面の封入球循環装置の構
成例を示す背面図、 【図10】図10(A),(B)は封入球循環装置の玉
抜き部の詳細を示す拡大図および封入球循環装置の玉送
り部の詳細を示す斜視図、 【図11】図11はパチンコ機全体の制御系の構成例を
示すブロック図、 【図12】図12はパチンコ機の制御装置の構成例を示
すブロック図、 【図13】図13は精算機の構成例を示す正面図、 【図14】図14は精算機の制御系の構成例を示すブロ
ック図、 【図15】図15は管理装置全体の構成例を示す斜視
図、 【図16】図16は管理装置自身のシステム構成例を示
すブロック図、 【図17】図17は管理装置のコンソールの構成例を示
す平面図、 【図18】図18は本発明の遊技システム内でのカード
の状態遷移を示す説明図、 【図19】図19は本発明の遊技システムにおける伝送
系の構成例を示すブロック図、 【図20】図20は各端末機のユニットコントローラと
伝送路(ネットワーク)との間のデータ送受信の制御を
行なう制御ユニットの構成例を示すブロック図、 【図21】図21はネットワーク上でのデータ転送制御
を行なうNAU(ネットワークアダプタユニット)の構
成例を示すブロック図、 【図22】図22はパチンコ機のカードリーダにおける
第1段階の真偽鑑定処理手順(前半)を示すフローチャ
ート、 【図23】図23はパチンコ機のカードリーダにおける
第1段階の真偽鑑定処理手順(後半)を示すフローチャ
ート、 【図24】図24はパチンコ機のカードリーダにおける
磁気データによる第2段階の真、偽鑑定処理手順を示す
フローチャート、 【図25】図25は管理装置による識別番号たるカード
番号を用いた第3段階の真偽鑑定処理手順を示すフロー
チャート、 【図26】図26はパチンコ機の終了スイッチがオンさ
れた場合のカードリーダでの処理手順を示すフローチャ
ート、 【図27】図27はパチンコ機における遊技中に帰零が
発生した場合のカードリーダでの処理手順を示すフロー
チャートである。 【符号の説明】 100 パチンコ機 110 遊技機本体 120 封入球循環装置 160 制御ユニット 170 ユニットメモリ 180 カードリーダ 190 ユニットコントローラ 200 カード発行機 210 紙幣識別機 220 カードライタ 230 残金払出器 250 制御ユニット 300 精算機 310 カードリーダ 320 紙幣払出器 330 プリンタ 350 制御ユニット 400 管理装置 510 低層ネットワーク 520 高層ネットワーク 530 NAU(ネットワーク・アダプタ・ユニット)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.カード状記憶媒体の有する有価データの範囲内で遊
技を可能ならしめるように構成された複数の遊技装置お
よび少なくともこれらの遊技装置を管理する管理装置を
備えた記憶媒体式遊技設備において、 上記各遊技装置の所定部位には、 上記記憶媒体の有する有価データを読み取る記憶媒体読
取手段と、 上記記憶媒体読取手段によって読み取った有価データに
基づき、上記記憶媒体の有する有価データとしての少な
くとも金額情報を遊技球あるいは遊技球情報に変換可能
な変換操作手段と、 上記有価データとしての少なくとも金額情報を表示可能
な有価データ表示手段と、 を備えて、 上記記憶媒体のデータ記憶部に当該記憶媒体の有する少
なくとも有価データとしての金額情報を記憶するととも
に、上記管理装置の記憶手段には各記憶媒体毎に付与さ
れた識別符号を用いて各記憶媒体の有する少なくとも有
価データとしての金額情報を記憶して、上記記憶媒体の
データ記憶部および上記管理装置の記憶手段に記憶され
たデータにより記憶媒体の有価データとしての金額情報
を管理するようにしたことを特徴とする記憶媒体式遊技
設備。 2.上記記憶媒体に記憶される有価データは、金銭と実
質的に等価な金銭情報およびこの金銭情報から変換され
た遊技球あるいは遊技球情報であることを特徴とする請
求項1記載の記憶媒体式遊技設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168223A JP2663243B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 記憶媒体式遊技設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168223A JP2663243B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 記憶媒体式遊技設備 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62180666A Division JP2663120B2 (ja) | 1987-07-20 | 1987-07-20 | 記憶媒体管理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144064A JPH07144064A (ja) | 1995-06-06 |
| JP2663243B2 true JP2663243B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=15864071
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168223A Expired - Lifetime JP2663243B2 (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 記憶媒体式遊技設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2663243B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62145356A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-29 | Omron Tateisi Electronics Co | 給油カ−ド管理システム |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168223A patent/JP2663243B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07144064A (ja) | 1995-06-06 |
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