JP2663003B2 - オーディオ機能付経路誘導装置 - Google Patents

オーディオ機能付経路誘導装置

Info

Publication number
JP2663003B2
JP2663003B2 JP63307565A JP30756588A JP2663003B2 JP 2663003 B2 JP2663003 B2 JP 2663003B2 JP 63307565 A JP63307565 A JP 63307565A JP 30756588 A JP30756588 A JP 30756588A JP 2663003 B2 JP2663003 B2 JP 2663003B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
memory
route
audio
map data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63307565A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02151715A (ja
Inventor
武夫 池田
正明 吉井
陽一 土居
邦彦 三藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP63307565A priority Critical patent/JP2663003B2/ja
Publication of JPH02151715A publication Critical patent/JPH02151715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2663003B2 publication Critical patent/JP2663003B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は車両に搭載されるオーディオ機能付経路誘
導装置に関し、さらに詳細にいえば、地図メモリから読
出した地図データに基づいて経路誘導を行うとともに、
オーディオメモリに格納されているオーディオデータを
再生することができる新規なオーディオ機能付経路誘導
装置に関する。
<従来の技術> 従来、画面上に進路等を表示し、見知らぬ土地や夜間
等における車両での走行の便宜を図るナビゲーション装
置が開発されてきている。そして、このナビゲーション
装置に、オーディオ機能を共用させる装置が提供されて
いる。このようなオーディオ機能付のナビゲーション装
置は、たとえば特開昭61−226777号公報に開示されてい
る。
上記公開公報に開示されているオーディオ機能付ナビ
ゲーション装置は、第5図に示すように、音楽ディジタ
ル信号の余白に地図用ディジタル信号が予め格納された
コンパクトディスク(1)から音楽ディジタル信号およ
び地図用ディジタル信号を読出すことができるCDドライ
バ(2)と、このCDドライバ(2)により読出された音
楽ディジタル信号および地図用ディジタル信号に対して
必要な処理を施すためのコンピュータ(3)と、上記音
楽ディジタル信号および地図用ディジタル信号のいずれ
か一方のディジタル信号を記憶するためのバッファメモ
リ(4)と、上記地図用ディジタル信号に対応する地図
を表示するための表示装置(5)と、上記音楽ディジタ
ル信号に対応する音楽を流すためののオーディオ装置
(6)とを含む構成である。
この構成において、地図を表示しながら音楽を流した
い場合、コンピュータ(3)は、たとえば必要な地図用
ディジタル信号をCDドライバ(2)に読出させる。この
とき、CDドライバ(2)は、読出ヘッドをコンパクトデ
ィスク(2)の上記地図用ディジタル信号が記憶されて
いる部分に停止させて地図用ディジタル信号を読出す。
読出された地図用ディジタル信号はコンピュータ(3)
に与えられ、バッファメモリ(4)に記憶される。地図
用ディジタル信号がすべてバッファメモリ(4)に記憶
されると、このバッファメモリ(4)に記憶されている
地図用ディジタル信号は、順次読出され、コンピュータ
(3)にて必要な処理が施された後、表示装置(5)に
与えられる。その結果、表示装置(5)では、地図が表
示される。
コンピュータ(3)は、CDドライバ(2)における上
記地図用ディジタル信号の読出しが終了した後、CDドラ
イバ(2)に音楽ディジタル信号を読出させる。このと
き、CDドライバ(2)は、上記地図用ディジタル信号が
記憶されていた部分から音楽ディジタル信号が記憶され
ている部分に読出ヘッドを移動させて音楽ディジタル信
号を読出す。読出された音楽ディジタル信号はコンピュ
ータ(3)に与えられ、コンピュータ(3)にて必要な
処理が施された後、オーディオ装置(6)に与えられ
る。その結果、オーディオ装置(6)から音楽が流され
る。
この状態において、音楽を他の音楽に切換えたい場合
には、CDドライバ(2)では、読出ヘッドをコンパクト
ディスク(1)の他の音楽に対応する音楽ディジタル信
号が記憶されている部分に移動させる。その結果、オー
ディオ装置(6)では、他の音楽が流される。
一方、CDドライバ(2)において読出ヘッドが移動し
て他の音楽ディジタル信号が読出されている場合、地図
用ディジタル信号は、コンパクトディスク(1)からは
読出せないが、バッファメモリ(3)に記憶されている
ので、表示装置(5)にに与えられ続ける。その結果、
表示装置(5)では、音楽の他の音楽に切換えられてい
る場合でも、地図が表示され続ける。
また、オーディオ機能付ナビゲーション装置の他の例
は、たとえば特開昭62−223615号公報に開示されてい
る。この公開公報に開示されているオーディオ機能付ナ
ビゲーション装置では、第6図に示すように、地理情報
が記憶されたディスク記録媒体(地図用CD)と、ディジ
タル音声信号が記録されたディスク記録媒体(音楽用C
D)との両方のCDを再生できる再生装置(CDプレイヤ
ー)(10)と、ディジタル音声信号に必要な処理を施し
て出力するための音声処理部(11)と、RAM(12)を含
み、地理情報に必要な処理を施すとともに車両の現在位
置を検出し、地理情報および現在位置データを出力する
ためのナビゲーション部(13)と、上記CDプレイヤー
(10)で音楽用CDが再生される場合は音声処理部(11)
とCDプレイヤー(10)とを接続させ、地図用CDが再生さ
れる場合はナビゲーション部(13)とCDプレイヤー(1
0)とを接続させるスイッチSWと、音声処理部(11)か
ら出力されたディジタル音声信号に対応する音声を出力
するための音声出力部(14)と、ナビゲーション部(1
3)から出力される地理情報および現在位置データを画
面上に表示させる表示装置(15)とを含む構成である。
この構成において、CDプレイヤー(10)にて音楽用CD
が再生されるときには、再生されたディジタル音声信号
は音声処理部(11)にて必要な処理が施され、音声出力
部(14)に与えらえる。その結果、音声出力部(14)で
は、音声が出力される。一方、CDプレイヤー(10)にて
地図用CDが再生されるときには、再生された地理情報は
ナビゲーション部(13)に与えられ、必要に応じて、RA
M(12)に一時保持される。そして、検出された現在位
置周辺の地理情報が読出され、表示装置(15)に与えら
れる。その結果、表示装置(15)では、地図上に車両の
現在位置が重畳表示される。
<発明が解決しようとする課題> ところで、上記各公開公報に開示されている先行技術
では、地図用ディジタル信号または地理情報(以下総称
するときは「地図データ」という)はいったんバッファ
メモリ(4)またはRAM(12)にそれぞれ記憶される。
このとき、コンパクトディスク(CD)に記憶されている
すべての地図データが記憶される。しかしながら、地図
データは膨大な量なので、上記各先行技術では、地図デ
ータの読取時間が長時間必要であることに加えて、大容
量のバッファメモリ(4)またはRAM(12)が必要であ
るという問題があった。
一方、最近では、現在地からドライバが設定した目的
地までの推奨経路を求め、この求められた推奨経路に沿
って車両を誘導する機能をナビゲーション装置に付加し
た経路誘導装置が提案されている。
そこで、本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、経路誘導と同時に音声等を提供できるオーディオ機
能付経路誘導装置において、地図データの読取時間を短
縮できるとともに、地図データを記憶すべき記憶媒体の
小容量化を図ることができるオーディオ機能付経路誘導
装置を提供することである。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、この発明のオーディオ
機能付経路誘導装置は、運転者による目的地の入力に応
じて、メモリドライブを制御して地図メモリに格納され
ている地図データを読出し、現在地から目的地に至る推
奨経路を検索する経路検索手段を有し、この経路検索手
段で検索された推奨経路または推奨経路に沿った部分の
地図データのみをメモリに格納し、この格納されている
地図データを車両位置とともにディスプレーに表示させ
るコントローラと、上記メモリに推奨経路または推奨経
路に沿った部分の地図データが格納された後、上記メモ
リドライブが地図メモリからオーディオメモリをドライ
ブできるように切替えるメモリドライブ切替手段と、を
有するものである。
<作用> 上記構成の発明であれば、運転者による目的地の入力
に応じて、経路検索手段にてメモリドライブが制御され
て地図メモリに格納されている地図データが読出され、
さらに現在地から目的地に至る推奨経路が検索される。
コントローラでは、この検索された推奨経路または推奨
経路に沿った部分の地図データのみがメモリに格納され
る。次いで、メモリに格納された地図データとのマッチ
ングに基づいて車両位置が検出され、この検出された車
両位置および上記推奨経路がディスプレーに表示され
る。その結果、車両を推奨経路に沿って目的地まで誘導
できる。
一方、メモリドライブ切替手段では、メモリに推奨経
路または推奨経路に沿った部分の地図データのみが格納
された後、メモリドライブがオーディオメモリをドライ
ブできるように切替えられる。これに応答して、メモリ
ドライブでは、オーディオメモリからオーディオデータ
が読出され、音声再生装置に出力される。
このように、上記構成によれば、経路誘導中に音声等
を提供できる他、メモリに記憶すべき地図データは推奨
経路または推奨経路に沿った地図データのみなので、読
取時間の短縮化を図れるとともに、メモリの小容量化を
図れる。
<実施例> 以下この発明の実施例を示す添付図面に基づいて詳細
に説明する。
第1図はこの発明に係るオーディオ機能付経路誘導装
置の実施例を示し、上記装置は、ディスプレー(1)
と、方位センサ(2)と、距離センサ(3)と、地図デ
ータを格納している地図メモリ(4)、およびオーディ
オデータを格納しているオーディオメモリ(5)との両
メモリ(4)(5)をドライブするメモリドライブ
(6)と、メモリドライブ(6)から入力されるオーデ
ィオデータや経路誘導のための音声等を再生するオーデ
ィオ再生装置(7)と、現在地、目的地、途中経過点等
の地点設定や画面の縮尺等を設定するためのコンソール
(8)と、メモリドライブ(6)の切替制御、推奨経路
の検索、推奨経路または推奨経路に沿った部分の地図デ
ータの一時的格納、種々の表示用データ(道路地図の表
示、推奨経路の表示、車両位置の表示)の生成を行うコ
ントローラ(9)と、距離センサ(3)により検出され
る距離データ、および方位センサ(2)により検出され
る方位変化データをそれぞれ積算し、積算データと地図
データとの比較に基いて車両位置を検出するロケータ
(10)とを有している。
さらに詳細に説明すれば、上記ディスプレー(1)と
しては、CRT、液晶等を使用することが可能であり、こ
れにより、道路地図、推奨経路、車両位置等を表示す
る。
上記方位センサ(2)は、車両の走行に伴なう方位の
変化を検出するものであり、地磁気センサ、ジャイロ等
を使用することが可能である。
上記距離センサ(3)は、車両の速度、或は、車輪の
回転数等に基づいて走行距離を検出するものであり、車
輪速センサ、車速センサ等が使用可能である。
上記地図メモリ(4)は、地図データ(分岐点、分岐
点間を接続する道路セグメントとの組み合わせデータ、
道路セグメントの距離データ、道路セグメントを走破す
るための旅行時間データ等)を格納している。この地図
メモリ(4)としては、大容量記憶媒体であるCD−RO
M、磁気テープ等が使用可能である。
上記オーディオメモリ(5)は、オーディオデータを
格納するものであり、メモリドライブ(6)により、地
図メモリ(4)と同様にドライブされる関係から、地図
メモリ(4)と対応した記憶媒体(CD、磁気テープ等)
が使用される。
上記メモリドライブ(6)は、コントローラ(9)か
らの指令により、地図メモリ(4)、又はオーディオメ
モリ(5)をドライブをする。
上記コンソール(8)は、画面表示される初期設定メ
ニューに従って現在地、目的地、或は現在地から目的ま
での途中の地点の指定、および表示される地図の縮尺の
指定等をするキー入力ボード(図示しない)を有してい
る。上記縮尺の指定は道路地図から車両の概略位置を把
握することができるような倍率に設定されるものであ
る。尚、現在位置はコントローラ(8)により検出され
る車両位置を自動的に入力することが可能であり、ま
た、上記キー入力方式に替えて画面入力方式を使用し、
画面に表示されるメニュー、および道路地図の表示位置
にタッチして目的地等を指定する画面入力方式を使用す
ることも可能である。
ロケータ(10)は、距離センサ(3)により検出され
る距離データ、および方位センサ(2)により検出され
る方位変化データをそれぞれ積算し、積算データと地図
データとの比較に基いて車両位置を検出している。いわ
ゆるマップマッチング航法に基づいて道路上の車両位置
を検出するものである。
上記コントローラ(9)は、バスライン(9a)に、ロ
ケータインターフェース(9b)、キーボード制御部(9
c)、経路検索部(9d)、メモリドライブインターフェ
ース(9e)、経路地図メモリ(9f)、表示制御部(9
g)、およびCPU(9h)が接続された構成である。そし
て、上記ロケータインターフェース(9b)には、ロケー
タ(10)が接続されてあり、ロケータ(10)から入力さ
れる車両位置情報をバスライン(9a)に送出すると共
に、コントローラ(9)内の経路地図メモリ(9f)に格
納している地図データをロケータ(10)に供給してい
る。
上記キーボード制御部(9c)は、コンソール(8)か
ら入力される目的地情報をバスライン(9a)に送出して
いる。
上記メモリドライブインターフェース(9e)は、メモ
リドライブ(6)が地図メモリ(4)をドライブできる
ように、或いはオーディオメモリ(5)をドライブでき
るようにメモリドライブ(6)を切替るとともに、メモ
リドライブ(6)から入力される地図データを再生して
いる。
上記経路検索部(9d)は、キーボード制御部(9c)を
介して供給される目的地情報と、ロケータインターフェ
ース(9b)を介して入力される車両位置(現在地)とに
基づいて、現在地から目的地までの地図データを地図メ
モリ(4)から読出し、現在地から目的地に至る推奨経
路を算出し、さらにこの算出された推奨経路または推奨
経路に沿った部分の地図データを経路地図メモリ(9f)
に格納させている。
上記経路メモリ(9f)は、推奨経路または推奨経路に
沿った部分の地図データを格納するRAMである。
上記表示制御部(9g)は、経路地図メモリ(9f)に格
納された地図データ、車両位置、推奨経路等を所定の表
示フォーマットに変換している。この表示フォーマット
としては、第2図に示されるように、画面全体、或は、
画面のウインドウに差掛かった分岐点の形状、車両位
置、推奨経路の方向を表示する誘導モード、画面上方を
北方向に固定して、地図データ、車両位置、推奨経路等
をディスプレー(1)に表示させる固定モード、車両の
進行方向を画面上に固定し、車両の方向変化に伴ない道
路地図等を回転させる回転モード等がある。
上記CPU(9h)は経路検索部(9d)、表示制御部(9
g)等に格納されている処理フローに基づいて演算処理
するものである。
以上の構成のオーディオ機能付経路誘導装置の動作は
以下の通りである。即ち、 経路検索部(9d)は、ロケータインターフェース(9
b)を介して入力される車両位置(現在地)と、キーボ
ード制御部(9c)を介して入力される目的地情報とを
得、メモリドライブ(6)に地図メモリ(5)をドライ
ブさせる。このメモリドライブ(6)から入力された現
在地から目的地までの地図データは、メモリドライブイ
ンタフェース(9e)により再生される。
上記再生された地図データに基づいて現在地から目的
地に至る推奨経路を検索する。
上記読出した地図データの内、推奨経路およびこの推
奨経路に沿った部分の数枚の地図データ(現在地、途中
経過地点、目的地を含む所定範囲の地図データ)を経路
地図メモリ(9f)に格納させる。そして、現在地から1
枚目の地図データを表示制御部(9g)に供給する。以上
のステップからステップまでの処理は、経路検索部
(9d)の処理フローに従って行なわれる。
上記経路地図メモリ(9f)に推奨経路およびこの推奨
経路に沿った部分の地図データが格納された後、メモリ
ドライブインターフェース(9e)は、上記メモリドライ
ブ(6)がオーディオメモリ(5)をドライブできるよ
うに、切替える。そして、オーディオメモリ(5)から
読出されたオーディオデータは、オーディオ再生装置
(7)により再生される。
走行が開始されると、ロケータ(10)は、距離センサ
(3)により検出される距離データ、および方位センサ
(2)により検出される方位変化データをそれぞれ積算
し、積算データと経路地図メモリ(9f)に格納されてい
る地図データとの比較に基いて車両位置を検出する。こ
の検出された車両位置情報はロケータインターフェース
(9b)を介して表示制御部(9g)に供給される。
表示制御部(9g)は、車両位置、車両位置を含む所定
範囲の道路地図、推奨経路等の表示用データにフォーマ
ット変換し、この表示用データをディスプレー(1)に
出力する。また、分岐点に近づく毎に経路に沿った進行
方向を音声で指示する。
車両が移動するにつれて、経路地図メモリ(9f)の地
図データを更新する。
経路地図メモリ(9f)に格納した複数枚の地図データ
を全て更新した場合には、画面や音声により地図データ
が不足している旨を知らせる。上記からの処理は表
示制御部(9g)の処理フローに従って行なわれる。
尚、車両位置が推奨経路からはずれ、経路地図メモリ
(9f)に格納されている地図データでは、車両を誘導で
きなくなった場合にも、画面や音声により地図データが
不足している旨を知らせることが可能である。
上記構成の経路誘導装置によれば、コントローラ
(9)が目的地指定に応じてメモリドライブ(6)を制
御して、地図メモリ(4)から地図データを読出し、推
奨経路の検索、および推奨経路とこの推奨経路に沿った
部分との数枚の地図データを経路地図メモリ(9f)に格
納させた後は、メモリドライブ(6)を切替制御してオ
ーディオメモリ(5)からオーディオデータを読出すこ
とができるようにしているので、一台のメモリドライブ
(6)で地図メモリ(4)、及びオーディオメモリ
(5)をドライブすることができる。
また、地図メモリ(4)とオーディオメモリ(5)と
を別個にしているので、市販のCD、或はテープを使用す
ることができる。
さらに、目的地が指定された時から推奨経路およびこ
の推奨経路に沿った数枚の地図データが経路地図メモリ
(9f)に格納されるまでの間を除いて何時でも音声等を
提供すると共に、車両を推奨経路に沿って誘導すること
ができる。従って、走行中においても、経路誘導と音声
等の提供とを同時に行なうことができる。
さらにまた、推奨経路およびこの推奨経路に沿った部
分の数枚の地図データに限定して、経路地図メモリ(9
f)に格納させることにより、位置検出、車両の誘導に
必要な部分のデータにのみ限定することができるので、
経路地図メモリ(9f)の容量を少なくすることができる
とともに、地図データの読取時間を短縮することができ
る。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、車両に無線機を搭載し、これにより、地上
側から送信される交通渋滞等の道路情報を受信し、推奨
経路の検索をやに直すことが可能であり、その他この発
明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施すこと
が可能である。
第3図は、推奨経路に沿った部分の地図データとのマ
ップマッチングに基づいて検出された車両位置と推奨経
路に沿った部分の地図データとを示す図であり、その内
の第3図Aは、地図データが推奨経路のみの場合、第3
図Bは、地図データが推奨経路と、推奨経路上の各分岐
点に接続される道路とである場合、第3図Cは、地図デ
ータが推奨経路と、隣接道路とである場合、第3図D
は、地図データが推奨経路と推奨経路に沿った周辺ブロ
ック地図とである場合を示す図である。第4図は分岐点
における表示形態を示す図である。尚、図中、Aは車両
位置、Bは道路、Cは推奨経路、Xは現在地(出発
点)、Yは目的地、Zは分岐点を示す。
第3図Aに示されるように、コントローラ(9)内の
経路地図メモリ(9f)に格納された地図データが、推奨
経路のみである場合には、例えば、車両が第4図中の分
岐点Zにさしかかると、道路Bと、車両位置A、および
矢印で示される推奨経路Cとを表示することができる
(第4図A参照)。
このような表示形態によれば、経路地図メモリ(9f)
に格納する地図データの量を減少させることができ、ま
た表示されている内容も、道路B、車両位置A、推奨経
路Cのみであるから最も視認性が良い。しかし、高架道
路等が入り汲んだ複雑な構成の分岐点であれば、判断で
きない場合が生ずる。
第3図Bに示されるように、コントローラ(9)内の
経路地図メモリ(9f)に格納される地図データが推奨経
路Cと、推奨経路C上の各分岐点に接続される道路Bと
である場合には、車両が第3図中の分岐点Zにさしかか
ると、道路B、車両位置A、および推奨経路Cに加え
て、分岐点に接続される道路を表示することができる
(第4図B参照)。
このような表示形態によれば、経路地図メモリ(9f)
に格納する地図データの量が、各分岐点に接続される道
路分増加し、表示される内容もその分増加するが、複雑
な構成の分岐点であっても、対応することができる。
第3図Cに示されるように、コントロール(9)内の
経路地図メモリ(9f)に格納される地図データが推奨経
路Cと、隣接道路Bとである場合には、車両が第3図中
の分岐点Zにさしかかると、道路B、車両位置A、およ
び推奨経路Cに加えて、隣接道路Bを表示することがで
きる(第4図C参照)。
このような表示形態によれば、経路地図メモリ(9f)
に格納する地図データの量が、第4図Bの場合よりもさ
らに増加し、表示される内容もさらに複雑化して、視認
性が若干低下するが、分岐点を行きすぎた場合には、表
示されている隣接道路を右折して推奨経路にもどること
ができる。
第3図Dに示されるように、コントローラ(9)内の
経路地図メモリ(9f)に格納される地図データが推奨経
路Cと推奨経路に沿った周辺ブロック地図とである場合
には、表示内容は、第4図Cと同じである。但し、この
場合には推奨経路の周辺の道路地図が経路地図メモリ
(9f)に格納されているので、このデータに基づいて新
に推奨経路を検索することができる。
以上のように、各種の表示形態を示したが、これらの
表示形態は、経路地図メモリ(9f)の容量、推奨経路の
距離、或は運転者の好みにより、選択されるものであ
る。
<発明の効果> 以上の説明であれば、推奨経路または推奨経路に沿っ
た部分の地図データをメモリに記憶させた後、メモリド
ライブがオーディオメモリからオーディオデータを読出
すことができるように制御されるので、経路誘導と音声
等の提供とを同時に行うことができる他、メモリに記憶
すべき地図データは推奨経路または推奨経路に沿った部
分の地図データのみなので、すべての地図データをメモ
リに記憶していた従来技術に比べて、地図データの読取
時間の短縮化を図れるとともに、メモリの小容量化を図
れる。そのため、コストの低減化を図れる。
しかも、経路地図メモリに推奨経路に沿った部分の地
図データのみが格納されるため、マップマッチング航法
の実施および地図データの表示にあたり、経路地図メモ
リのメモリ量が少なくて済む利点を有する。また、一台
のメモリドライブで地図メモリ、及びオーディオメモリ
をドライブすることができるので、コストの低減化、車
両内のスペースの確保ができる。
さらに、地図メモリとオーディオメモリとを別個にし
ているので、市販のオーディオメモリを使用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る経路誘導装置の実施例を示す
図、 第2図は第1図の経路誘導装置による表示形態、 第3図は他の実施例を示す図、 第4図は第3図の実施例における表示形態を示す図、 第5図は従来例を示す図。 第6図は従来例を示す図。 (6)……メモリドライブ、(9d)……経路検索部、
(9f)……経路地図メモリ、(9g)……表示制御部、
(9h)……CPU、(10)……ロケータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 陽一 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (72)発明者 三藤 邦彦 大阪府大阪市此花区島屋1丁目1番3号 住友電気工業株式会社大阪製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−226777(JP,A) 特開 昭58−154874(JP,A) 特開 昭62−93611(JP,A) 特開 昭62−223615(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図データを記憶した地図メモリとオーデ
    ィオデータを記憶したオーディオメモリの共通のドライ
    ブで利用し、地図メモリから地図データを読出して道路
    地図を作成すると共に、走行方位および走行距離に基づ
    いて車両位置を検出して、前記車両位置と前記道路地図
    とをディスプレーに表示させるとともに、運転者による
    目的地の入力に応じて現在地から目的地に至る推奨経路
    を検索して地図上に表示する経路誘導装置において、 前記地図メモリおよびオーディオメモリのいずれをもド
    ライブできるメモリドライブと、 前記メモリドライブによって地図メモリから読出された
    地図データを記憶する経路地図メモリと、 前記地図データのうち、推奨経路に沿った部分の地図デ
    ータを前記経路地図メモリに格納し、前記経路地図メモ
    リに格納された地図データを車両位置とともにディスプ
    レーに表示させ、かつ前記経路地図メモリに地図データ
    が格納された後は前記メモリドライブに対してオーディ
    オメモリの読出しを指示するコントローラとを含むこと
    を特徴とするオーディオ機能付経路誘導装置。
JP63307565A 1988-12-05 1988-12-05 オーディオ機能付経路誘導装置 Expired - Lifetime JP2663003B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63307565A JP2663003B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 オーディオ機能付経路誘導装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63307565A JP2663003B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 オーディオ機能付経路誘導装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02151715A JPH02151715A (ja) 1990-06-11
JP2663003B2 true JP2663003B2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=17970607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63307565A Expired - Lifetime JP2663003B2 (ja) 1988-12-05 1988-12-05 オーディオ機能付経路誘導装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2663003B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126104A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び再生方法

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04152383A (ja) * 1990-10-16 1992-05-26 Nissan Motor Co Ltd 車両用経路誘導装置
US5274560A (en) * 1990-12-03 1993-12-28 Audio Navigation Systems, Inc. Sensor free vehicle navigation system utilizing a voice input/output interface for routing a driver from his source point to his destination point
US5748840A (en) * 1990-12-03 1998-05-05 Audio Navigation Systems, Inc. Methods and apparatus for improving the reliability of recognizing words in a large database when the words are spelled or spoken
US5592389A (en) * 1990-12-03 1997-01-07 Ans, Llp Navigation system utilizing audio CD player for data storage
JP3594374B2 (ja) * 1995-09-29 2004-11-24 松下電器産業株式会社 ナビゲーション装置
JP3228191B2 (ja) * 1996-08-02 2001-11-12 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ナビゲーション装置及び記憶媒体
JP4141007B2 (ja) * 1998-03-18 2008-08-27 俊雄 築城 ナビゲーション装置
JP4862276B2 (ja) 2005-03-31 2012-01-25 株式会社デンソー 地図表示装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61226777A (ja) * 1985-03-30 1986-10-08 住友電気工業株式会社 ナビゲ−タ装置
JPS62223615A (ja) * 1986-03-25 1987-10-01 Kyocera Corp 移動体搭載のデイスク記録媒体再生装置を利用したナビゲ−タ駆動方式

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126104A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置及び再生方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02151715A (ja) 1990-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2663003B2 (ja) オーディオ機能付経路誘導装置
JP4351922B2 (ja) ナビゲーション装置、情報呈示方法、およびナビゲーション用プログラム
JP2715214B2 (ja) 車両走行案内装置
JPH1130526A (ja) ナビゲーションシステム
JPH0562688B2 (ja)
US7542847B2 (en) Map display device
JP2596061B2 (ja) 車載用情報表示装置
JP2890001B2 (ja) 車両走行案内装置
JP2001153665A (ja) 移動体用ナビゲーション装置
JP3607195B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH0588612A (ja) 地図情報表示装置
JP3594374B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4917493B2 (ja) 車載装置および表示方法
JP2788172B2 (ja) ロケーションおよびナビゲーション装置
JPH0755481A (ja) ルート探索装置
JPH11161158A (ja) 地図スクロール方法
JPS61290477A (ja) 情報記録担体再生装置
JP2006275907A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション処理方法、プログラム
JPH1089975A (ja) 車載ナビゲーション装置
JP4351921B2 (ja) ナビゲーション装置、情報呈示方法、およびナビゲーション用プログラム
JP3492479B2 (ja) 車載ナビゲーション装置
JP2002531856A (ja) ナビゲーションデータを読取るための方法および装置
JP2840557B2 (ja) ナビゲーション装置
JPH06117866A (ja) 車両の走行情報の表示装置
JPH0869248A (ja) 移動体用ディスク記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080620

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090620

Year of fee payment: 12