JP2662089B2 - ハンダ付装置 - Google Patents

ハンダ付装置

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JP2662089B2
JP2662089B2 JP2318991A JP31899190A JP2662089B2 JP 2662089 B2 JP2662089 B2 JP 2662089B2 JP 2318991 A JP2318991 A JP 2318991A JP 31899190 A JP31899190 A JP 31899190A JP 2662089 B2 JP2662089 B2 JP 2662089B2
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JP
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solder
heater
heat
heater block
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亮一 野崎
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、母材にハンダを介して被着物を載せ、母材
を加熱してハンダを溶かし、母材に被着物を結合するよ
うにしたハンダ付装置に関する。
ここで、ハンダとは金、錫およびイリジュームなどを
いう。
「従来の技術」 従来のハンダ付装置としては、例えば、第8図に示す
ようなものがある。
すなわち、ヒータ1を電子部品等の母材に当接して加
熱し、ハンダを溶かして母材に被着物を結合するように
しており、母材をセットして、ヒータ1に大電流を流が
してハンダが溶ける一定温度まで加熱するようにしたも
のである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来のハンダ付装置では、
ハンダ付けの度にヒータ1を一定温度まで上げる必要が
あるため、ハンダ付けの時間が長くなって、生産性がよ
くなく、また、大電流を流すので電線2を太くしたりす
る必要があり、装置全体が大型になるという問題点があ
った。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、生産性を向上することができるとともに、装
置を小型にすることができるハンダ付装置を提供するこ
とを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本発明の要旨とするとこ
ろは、 母材にハンダを介して被着物を載せ、母材を加熱して
ハンダを溶かし、母材に被着物を結合するようにしたハ
ンダ付装置であって、 被着物を載せた状態で母材を保持するホルダ部材と、 ハンダの溶融温度に保つよう、ヒータを備えた保熱体
と、 前記保熱体を母材に接して加熱する前方の加熱位置
と、母材から離間する後方の非加熱位置とに前後方向に
案内するガイド部材と、 前記保熱体を前後移動する駆動部とを備えたことを特
徴とするハンダ付装置に存する。
「作用」 ホルダ部材に母材が保持されており、母材にはハンダ
を介して被着物が載せられている。また、保熱体が母材
から後退した悲加熱位置にある。このとき、保熱体は、
ヒータによりハンダを溶かす温度に保たれている。
駆動部により、保熱体がガイド部材に案内されて前進
して、加熱位置に移動すると、保熱体が母材に当接す
る。
保熱体が母材に当接すると、保熱体がハンダを溶かす
温度に保たれているため、ハンダが母材を介して短時間
に加熱されて溶融し、それにより、母材に被着物が結合
する。
母材に被着物が結合すると、保熱体がガイド部材に案
内されて後退して、非加熱位置に移動する。このとき、
保熱体の温度が下がっていると、ヒータにより熱せられ
て、ハンダの溶融温度まで上げられる。
「実施例」 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。
第1図から第7図は本発明の一実施例を示している。
第1図から第3図に示すように、ハンダ付装置10aの
台座10には、前部にホルダ部材20が装着され、また前後
方向の中間部にガイド部材30を介して保熱体であるヒー
タブロック40が装着され、さらに後部に駆動部50が装着
されている。
ホルダ部材20は、母材であるステム(STEM)60を保持
するためのホルダ壁21を有している。
第4図から第7図に示すように、ステム60はヘッダ61
にリード65を備えたもので、ヘッダ61は円盤状のベース
部62に取付用の突起63が一体的に立設されているもので
ある。取付用の突起63の壁面部64には被着物であるサブ
部材66が結合され、サブ部材66には予めLDチップ67が付
着されている。
第1図から第3図に示すように、ホルダ壁21は、ベッ
ダ61の壁面部64が上方を向くように、ヘッダ61を保持す
るものである。
ガイド部材30は、ロアガイドレール31にアッパガイド
レール32が前後方向に移動可能に嵌合して成る。
アッパガイドレール32には耐熱板35を介してヒータブ
ロック40が固設されている。ヒータブロック40は角柱状
に形成され、ヒータブロック本体40の前面部には熱伝達
部42が前方へ突設されている。耐熱板35の後端部を上方
に折曲して支持フランジ36が形成されている。
ヒータブロック本体40の柱軸部には、その熱伝達部42
をハンダの溶融温度に保つよう、ヒータ45が内蔵されて
いる。
ガイド部材30は、ヒータブロック40の熱伝達部42がス
テム60の取付用の突起63の項面部63aに接触して加熱す
る前方の加熱位置と、取付用の突起63の項面部63aから
離間する後方の非加熱位置とにヒータブロック40を案内
するものである。
ヒータブロック40の熱伝達部42には、LDチップ67等干
渉防止用の図示省略した凹部が形成されている。
駆動部50は、駆動モータ51とマイクロメータ55とを有
している。マイクロメータ55はスピンドル56に外筒部材
57が外嵌して成り、スピンドル56の回転により外筒部材
57が前後移動するよう構成されている。
駆動モータ51は取付ブラケット52を介して台座10に固
設されている。耐熱板35の支持ブランジ36と取付ブラケ
ット52とにはマイクロメータ55が架設されている。
マイクロメータ55のスピンドル56には入力軸を介して
駆動モータ51の出力軸が連結されている。マイクロメー
タ55の外筒部材57が耐熱板35の支持ブランジ36に固着さ
れている。
次に作用を説明する。
第1図に示すように、ホルダ部材20にステム60が保持
されている。このとき、ステム60の取付用の突起63の壁
面部64は上方に向けられており、壁面部64にはハンダを
介してサブ部材66が載せられている。
サブ部材66にはLDチップ67が予め付着されている。
また、ヒータブロック40の熱伝達部42がステム60から
離間した非加熱位置にあって、熱伝達部42がヒータ45に
よりハンダを溶かす溶融温度に保たれている。
駆動モータ51を作動すると、マイクロメータ55の入力
軸が回転して、スピンドル56に対して外筒部材57が前方
へ移動して、耐熱板35を介してヒータブロック40を前方
へ押し込む。
ヒータブロック40は前方へ押し込まれ、ガイド部材30
に案内されて前進し、やがて、第3図に示すように、加
熱位置に移動して、ヒータブロック40の熱伝達部42がス
テム60の取付用の突起63の項面部63aに接する。
ヒータブロック40の熱伝達部42がステム60の項面部63
aに接すると、熱伝達部42から取付用の突起63に熱が伝
わって、熱せられる。ヒータブロック40がハンダを溶か
す温度に保たれていることにから、ハンダが短時間に加
熱されて溶融し、それにより、ステム60の取付用の突起
63の壁面部64にサブ部材66が結合する。
ステム60の取付用の突起63の壁面部64にサブ部材66が
結合すると、駆動モータ51が前記と逆の方向に回転す
る。それにより、マイクロメータ55の外筒部材57が後退
し、ヒータブロック40が耐熱板35を介して引かれて後方
の非加熱位置へ移動する。
ヒータブロック40が温度低下していれば、ヒータ45に
より熱せられ、ハンダ溶融温度に上げられ、次のハンダ
付けに備える。
前記実施例においては、ヒータブロック40の熱伝達部
42が接する部位をステム60の頂面部63aにしたものを示
したが、これに限らず、例えば、ステム60のベース部62
に接するようにしたものでもよい。
また、ステム60にサブ部材66を介してLDチップ67が付
着されており、そのようなもののハンダ付けに本装置を
用いた場合を示したが、サブ部材66を介することなく、
ステム60に直接LDチップ67を付着したものにも本装置を
用いることができることはいうまでもない。
さらに、ヒータブロック40およびヒータ45を交換可能
な構成にしてもよい。それにより、一台のハンダ付装置
で種々の温度曲線を得ることができる。
さらに、ヒータブロック40をステム60に当接した後
に、所望の溶融温度に上昇したならば、マイクロメータ
55を操作して、ヒータブロック40をステム60から離間し
たり近接したりするようにして、ヒータブロック40の放
射熱により温度を一定に保つようにしてもよい。
「発明の効果」 本発明に係るハンダ付装置によれば、保熱体が内蔵し
たヒータにより、ハンダを溶かす温度に保たれていて、
保熱体を母材に当接する加熱位置と離間する非加熱位置
とに進退させるようにしたので、短時間でハンダが溶融
するため、バンダ付け時間が短縮され、生産性が向上す
るとともに、適宜ヒータに通電すればよく、大電流を流
す必要がないため、太い電線等を用いなくてもよく、装
置全体を小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第7図は本発明の一実施例を示しており、第
1図はハンダ付装置の正面図、第2図は同じく平面図、
第3図は同じく部分正面図、第4図はステム等を示す正
面図、第5図は同じく側面図、第6図は同じく平面図、
第7図は同じく部分側面図、第8図は従来例を示してお
り、ヒータの斜視図である。 10a……ハンダ付装置 20……ホルダ部材 30……ガイド部材 40……ヒータブロック(保熱体) 45……ヒータ 50……駆動部 51……駆動モータ 55……マイクロメータ 60……ステム(母材) 66……サブ部材(被着物) 70……ばね部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】母材にハンダを介して被着物を載せ、母材
    を加熱してハンダを溶かし、母材に被着物を結合するよ
    うにしたハンダ付装置であって、 被着物を載せた状態で母材を保持するホルダ部材と、 ハンダの溶融温度に保つよう、ヒータを備えた保熱体
    と、 前記保熱体を母材に接して加熱する前方の加熱位置と、
    母材から離間する後方の非加熱位置とに前後方向に案内
    するガイド部材と、 前記保熱体を前後移動する駆動部とを備えたことを特徴
    とするハンダ付装置。
JP2318991A 1990-11-22 1990-11-22 ハンダ付装置 Expired - Lifetime JP2662089B2 (ja)

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