JP2662023B2 - 射出成形方法及びその装置 - Google Patents
射出成形方法及びその装置Info
- Publication number
- JP2662023B2 JP2662023B2 JP1080205A JP8020589A JP2662023B2 JP 2662023 B2 JP2662023 B2 JP 2662023B2 JP 1080205 A JP1080205 A JP 1080205A JP 8020589 A JP8020589 A JP 8020589A JP 2662023 B2 JP2662023 B2 JP 2662023B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat medium
- mold
- injection molding
- circulation path
- molding apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
- B29C2045/7356—Heating or cooling of the mould the temperature of the mould being near or higher than the melting temperature or glass transition temperature of the moulding material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/72—Heating or cooling
- B29C45/73—Heating or cooling of the mould
- B29C2045/7393—Heating or cooling of the mould alternately heating and cooling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、成形キャビティを区画する射出成形型を同
射出成形型を流れる熱媒体によって加熱又は冷却する形
式の合成樹脂材料の射出成形方法及び中子と型、加熱又
は冷却する熱媒体の貫流チャンネル並びに成形キャビテ
ィを有する射出成形装置に関する。
射出成形型を流れる熱媒体によって加熱又は冷却する形
式の合成樹脂材料の射出成形方法及び中子と型、加熱又
は冷却する熱媒体の貫流チャンネル並びに成形キャビテ
ィを有する射出成形装置に関する。
[従来の技術] なし [発明が解決しようとする課題] 本発明は、複雑な流れ特性(kritisches Flussverha
lten)を有する極めて敏感な合成樹脂材の寸法及び形状
を正確にかつ経済的に製造可能にして、更に肉厚が薄
く、射出成形型内に長い流動路を必要とするような製品
も製造できる合成樹脂製造方法を提供することを目的と
する。
lten)を有する極めて敏感な合成樹脂材の寸法及び形状
を正確にかつ経済的に製造可能にして、更に肉厚が薄
く、射出成形型内に長い流動路を必要とするような製品
も製造できる合成樹脂製造方法を提供することを目的と
する。
更に、本発明は上記製造法に適した射出成形装置及び
方法を提供することを目的とする。
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記した目的を達成するために本願第1発明は、所望
の形状をなすキャビティ及び同キャビティに樹脂材料を
導入するための湯口を備えた成形型と、同成形型を循環
し、前記キャビティの形状にほぼ追従する形状をなす内
方熱媒体循環路と、内方熱媒体循環路から分離され、さ
らには前記キャビティ及び湯口を時間差をもって、別個
に加熱及び冷却すべく湯口領域を包囲する外方熱媒体循
環路と、同内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路内の
熱媒体の通過を規制して、成形型の加熱を所望の温度に
制御するとともに、前記湯口から離間した領域から冷却
を開始して、時間差をもって湯口に向かって冷却を進め
る制御手段とを設けたことをその要旨とする。
の形状をなすキャビティ及び同キャビティに樹脂材料を
導入するための湯口を備えた成形型と、同成形型を循環
し、前記キャビティの形状にほぼ追従する形状をなす内
方熱媒体循環路と、内方熱媒体循環路から分離され、さ
らには前記キャビティ及び湯口を時間差をもって、別個
に加熱及び冷却すべく湯口領域を包囲する外方熱媒体循
環路と、同内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路内の
熱媒体の通過を規制して、成形型の加熱を所望の温度に
制御するとともに、前記湯口から離間した領域から冷却
を開始して、時間差をもって湯口に向かって冷却を進め
る制御手段とを設けたことをその要旨とする。
また、本願第2発明は、キャビティを有する成形型を
設けることと、樹脂材料を射出するに先立ち、成形型中
に熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料のの融点
以上に上昇させることと、成形型に樹脂材料が射出され
たとき、成形型内の熱媒体の流れを停止させることと、
同キャビティが射出された樹脂材料によって満たされた
後、熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料の冷却
点よりも下降させることとからなる。
設けることと、樹脂材料を射出するに先立ち、成形型中
に熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料のの融点
以上に上昇させることと、成形型に樹脂材料が射出され
たとき、成形型内の熱媒体の流れを停止させることと、
同キャビティが射出された樹脂材料によって満たされた
後、熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料の冷却
点よりも下降させることとからなる。
[作用] 上記した手段を採用したことにより、本願第1発明は
成形型の湯口を介してキャビティ内に注入された樹脂材
料は、成形型が内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路
にて加熱されているため、たキャビティ内にくまなく行
き渡る。このあと、キャビティは内方熱媒体循環路及び
外方熱媒循環路によって冷却され、さらに湯口は制御手
段の作用に基づき外方熱媒体循環路によってキャビティ
主要部よりも遅れて冷却される。
成形型の湯口を介してキャビティ内に注入された樹脂材
料は、成形型が内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路
にて加熱されているため、たキャビティ内にくまなく行
き渡る。このあと、キャビティは内方熱媒体循環路及び
外方熱媒循環路によって冷却され、さらに湯口は制御手
段の作用に基づき外方熱媒体循環路によってキャビティ
主要部よりも遅れて冷却される。
また、本願第2発明は樹脂材料を射出するに先立ち、
成形型中に熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料
のの融点以上に上昇させ、成形型に樹脂材料が射出され
たとき、成形型内の熱媒体の流れを停止させてキャビテ
ィ内に静圧を付与し、キャビティが射出された樹脂材料
によって満たされた後、熱媒体を循環させて成形型の温
度を樹脂材料の冷却点よりも下降させる。
成形型中に熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料
のの融点以上に上昇させ、成形型に樹脂材料が射出され
たとき、成形型内の熱媒体の流れを停止させてキャビテ
ィ内に静圧を付与し、キャビティが射出された樹脂材料
によって満たされた後、熱媒体を循環させて成形型の温
度を樹脂材料の冷却点よりも下降させる。
[実施例] 以下、添付した図面を参照して本発明を具体化した一
実施例を詳細に説明する。
実施例を詳細に説明する。
まず、射出成形装置の細部、特に、射出成形型及び熱
媒体に関連する装置について説明する。
媒体に関連する装置について説明する。
図面において、射出成形機1は合成樹脂材料を射出成
形型3に供給するためのノズル2を備えている。
形型3に供給するためのノズル2を備えている。
射出成形型3は、A−A線に沿って分割されており、
左方の射出成形型部分5と右方の射出成形型部分6とを
備えている。
左方の射出成形型部分5と右方の射出成形型部分6とを
備えている。
射出成形プロセスを実施する場合、射出成形型3を閉
成させ、両射出成形型部分5,6を相互に押圧させる。前
記射出成形型3には成形キャビティ7(分り易いように
射出注入された合成樹脂材料8が充填された状態を図示
する)を備え、内側の薄肉状の区画壁9及び外側の同じ
く薄肉状をなす区画壁10によって区画されている。外側
の区画壁10には、射出成形型3の注入口範囲まで延びる
湯口ブッシュ11が形成されている。内側の区画壁9は射
出成形型3の中子12とは別個の挿入部材として構成さ
れ、同中子12に固定されている。そして、この区画壁9
の一部は射出成形型3の中子12の周囲に外殻部材13を形
成している。
成させ、両射出成形型部分5,6を相互に押圧させる。前
記射出成形型3には成形キャビティ7(分り易いように
射出注入された合成樹脂材料8が充填された状態を図示
する)を備え、内側の薄肉状の区画壁9及び外側の同じ
く薄肉状をなす区画壁10によって区画されている。外側
の区画壁10には、射出成形型3の注入口範囲まで延びる
湯口ブッシュ11が形成されている。内側の区画壁9は射
出成形型3の中子12とは別個の挿入部材として構成さ
れ、同中子12に固定されている。そして、この区画壁9
の一部は射出成形型3の中子12の周囲に外殻部材13を形
成している。
本実施例においては、区画壁9,中子12等からなるユニ
ットは、左側の射出成形型部分5内に配設されている。
成形キャビティ7とは反対側に位置する区画壁9の内側
面は、中子12の周囲にスリーブ状に延びていて熱媒体内
側循環路17に接続された貫流チャンネル14の1つの壁を
形成している。
ットは、左側の射出成形型部分5内に配設されている。
成形キャビティ7とは反対側に位置する区画壁9の内側
面は、中子12の周囲にスリーブ状に延びていて熱媒体内
側循環路17に接続された貫流チャンネル14の1つの壁を
形成している。
更に、熱媒体内側循環路17は中子12のほぼ中子範囲を
通り、同熱媒体内側循環路17に接続された帰還チャンネ
ル15を備えている。この熱媒体内側循環路17の入口18
は、中子12を囲み、且つ内側の区画壁9の形状に対応し
て延びる環状チャンネル19に接続されている。内側の区
画壁9は、外側の射出成形型部分21に対して空隙20によ
って断熱して配置されている。
通り、同熱媒体内側循環路17に接続された帰還チャンネ
ル15を備えている。この熱媒体内側循環路17の入口18
は、中子12を囲み、且つ内側の区画壁9の形状に対応し
て延びる環状チャンネル19に接続されている。内側の区
画壁9は、外側の射出成形型部分21に対して空隙20によ
って断熱して配置されている。
外側の区画壁10は、同じく挿入部材の形に形成され、
右側の射出成形部分6に設けてある。前記外側の区画壁
10のために、熱媒体外側循環路22が別個に設けてある。
外側の区画壁10の成形キャビティ7とは反対側にある面
は直接に熱媒体外側循環路22の貫流チャンネル23の1つ
の境壁を形成している。前記した熱媒体外側循環路22は
成形キャビティ7の大径範囲を囲む第1チャンネル部分
24と、このチャンネル部分24に連続していて一体の湯口
ブッシュ11をスリーブ状に囲む小径の第2チャンネル部
分25とを有している。
右側の射出成形部分6に設けてある。前記外側の区画壁
10のために、熱媒体外側循環路22が別個に設けてある。
外側の区画壁10の成形キャビティ7とは反対側にある面
は直接に熱媒体外側循環路22の貫流チャンネル23の1つ
の境壁を形成している。前記した熱媒体外側循環路22は
成形キャビティ7の大径範囲を囲む第1チャンネル部分
24と、このチャンネル部分24に連続していて一体の湯口
ブッシュ11をスリーブ状に囲む小径の第2チャンネル部
分25とを有している。
前記熱媒体外側循環路22の入口26は第1チャンネル部
分24に接続され、また熱媒体外側循環路22の出口27は第
2チャンネル部分25に接続されている。更に、入口26及
び出口27は、射出成形型3のほぼ直径方向において互い
に対向している。これにより、両チャンネル部分24,25
の径が異なるにもかかわらず、これらチャンネル部分2
4,25には熱媒体が均一に貫流する。なお、本実施例の場
合、熱媒体外側循環路22は射出成形型3の右方射出成形
型部分6に構成されている。
分24に接続され、また熱媒体外側循環路22の出口27は第
2チャンネル部分25に接続されている。更に、入口26及
び出口27は、射出成形型3のほぼ直径方向において互い
に対向している。これにより、両チャンネル部分24,25
の径が異なるにもかかわらず、これらチャンネル部分2
4,25には熱媒体が均一に貫流する。なお、本実施例の場
合、熱媒体外側循環路22は射出成形型3の右方射出成形
型部分6に構成されている。
前記射出成形型3の外側の区画壁10は、射出成形型3
の空隙29によって断熱されるように配置されている。更
に、空隙によって、左方及び右方の射出成形型部分5,6
間の伝熱が阻止されている。
の空隙29によって断熱されるように配置されている。更
に、空隙によって、左方及び右方の射出成形型部分5,6
間の伝熱が阻止されている。
射出成形型3の左端部においてエゼクタ30はエゼクタ
ピン32を担持するエゼクタプレート31を有し、射出成形
型3において射出成形品Wの成形が終了した後に、これ
を排出するようになっている。射出成形品Wの成形後、
射出成形型部分5,6をA−A線の範囲において矢印で示
すように互いに引離す。この場合、射出成形品Wは、左
方の射出成形型部分5に設けた内側の区画壁9に付着し
た状態に保持される。上記したように、左方の射出成形
型部分5を操作するときに、エゼクタピン32は対応する
チャンネル内に入り、射出成形型3の内側の区画壁9か
ら射出成形品Wを押出す。上記のように、射出成形型3
から射出成形品Wを取出した後、左右の射出成形型部分
5,6を再び閉鎖させ、エゼクタ装置30を基本姿勢に戻
す。
ピン32を担持するエゼクタプレート31を有し、射出成形
型3において射出成形品Wの成形が終了した後に、これ
を排出するようになっている。射出成形品Wの成形後、
射出成形型部分5,6をA−A線の範囲において矢印で示
すように互いに引離す。この場合、射出成形品Wは、左
方の射出成形型部分5に設けた内側の区画壁9に付着し
た状態に保持される。上記したように、左方の射出成形
型部分5を操作するときに、エゼクタピン32は対応する
チャンネル内に入り、射出成形型3の内側の区画壁9か
ら射出成形品Wを押出す。上記のように、射出成形型3
から射出成形品Wを取出した後、左右の射出成形型部分
5,6を再び閉鎖させ、エゼクタ装置30を基本姿勢に戻
す。
更に、対応する制御弁36,37によって熱媒体内側循環
路17及び熱媒体外側循環路22に接続される加熱装置34及
び冷却装置35が設けられている。
路17及び熱媒体外側循環路22に接続される加熱装置34及
び冷却装置35が設けられている。
以下に、前記の射出成形装置の詳細及びその操作方法
について説明する。
について説明する。
射出成形機1は、合成樹脂材料、例えば射出可能なフ
ッ素系合成樹脂材(例えば、PFA,PVDF)のような敏感な
合成樹脂材を処理する。前記合成樹脂材の溶融温度は約
300〜400℃の範囲にある。別の合成樹脂材、特に複雑な
流れ特性を有する合成樹脂材も射出成形機1における通
常の態様で処理できる。前記射出成形機1における合成
樹脂材料の処理中、射出成形型3(特に、内側の区画壁
9及び外側の区画壁10)を熱媒体内側循環路18と熱媒体
外側循環路22と、これら循環路17,22に対応する貫流チ
ャンネルとを介して合成樹脂材の融点よりも高い温度に
加熱する。
ッ素系合成樹脂材(例えば、PFA,PVDF)のような敏感な
合成樹脂材を処理する。前記合成樹脂材の溶融温度は約
300〜400℃の範囲にある。別の合成樹脂材、特に複雑な
流れ特性を有する合成樹脂材も射出成形機1における通
常の態様で処理できる。前記射出成形機1における合成
樹脂材料の処理中、射出成形型3(特に、内側の区画壁
9及び外側の区画壁10)を熱媒体内側循環路18と熱媒体
外側循環路22と、これら循環路17,22に対応する貫流チ
ャンネルとを介して合成樹脂材の融点よりも高い温度に
加熱する。
上記の場合、熱媒体内側循環路17及び熱媒体外側循環
路22はともに熱媒体を加熱する加熱装置35に接続され
る。液状熱媒体としては例えば、オイルを使用するのが
好ましい。このようにして、加熱装置35により加熱され
た液状熱媒体は、加熱装置35から流出して、熱媒体内側
循環路17及び熱媒体外側循環路22を循環する。射出成形
型3の内外側の区画壁9,10は適切に加熱されるので、合
成樹脂材の融点以上の温度へのこの加熱は、エネルギー
を節減し、かつ比較的短い時間内に達成できる。
路22はともに熱媒体を加熱する加熱装置35に接続され
る。液状熱媒体としては例えば、オイルを使用するのが
好ましい。このようにして、加熱装置35により加熱され
た液状熱媒体は、加熱装置35から流出して、熱媒体内側
循環路17及び熱媒体外側循環路22を循環する。射出成形
型3の内外側の区画壁9,10は適切に加熱されるので、合
成樹脂材の融点以上の温度へのこの加熱は、エネルギー
を節減し、かつ比較的短い時間内に達成できる。
この射出成形機1にて材料を処理すると、射出成形プ
ロセスが開始され、射出成形機1のノズル2を介して射
出成形型3の成形キャビティ7に材料が射出注入され
る。この射出注入プロセスの開始時、熱媒体内側循環路
17及び熱媒体外側循環路22における貫流は阻止されるの
で、上記熱媒体循環路17,22に対応する貫流チャンネル
には、液状熱媒体が完全に充填される。
ロセスが開始され、射出成形機1のノズル2を介して射
出成形型3の成形キャビティ7に材料が射出注入され
る。この射出注入プロセスの開始時、熱媒体内側循環路
17及び熱媒体外側循環路22における貫流は阻止されるの
で、上記熱媒体循環路17,22に対応する貫流チャンネル
には、液状熱媒体が完全に充填される。
チャンネル内において充填された液状熱媒体は両循環
路17,22内において静圧として内外側の区画壁9,10に作
用する。従って、区画壁9,10には全域にわたって均等な
圧力が付与され、成形キャビティ7内に樹脂材料が噴射
注入されている間も区画壁9,10を安定した状態で保持す
る。よって、区画壁9,10が樹脂材料の注入圧にて変形さ
れることがない。
路17,22内において静圧として内外側の区画壁9,10に作
用する。従って、区画壁9,10には全域にわたって均等な
圧力が付与され、成形キャビティ7内に樹脂材料が噴射
注入されている間も区画壁9,10を安定した状態で保持す
る。よって、区画壁9,10が樹脂材料の注入圧にて変形さ
れることがない。
この射出成形型3は、成形キャビティ7内に射出注入
される流動性の合成樹脂材料の融点以上に加熱されるの
で、射出注入された材料は成形キャビティ7の最外側端
まで流動することができる。従って、成形キャビティ7
内には流動可能な状態の合成樹脂材料が完全に充填され
る。
される流動性の合成樹脂材料の融点以上に加熱されるの
で、射出注入された材料は成形キャビティ7の最外側端
まで流動することができる。従って、成形キャビティ7
内には流動可能な状態の合成樹脂材料が完全に充填され
る。
射出注入プロセスが終わると、熱媒体内側循環路17及
び熱媒体外側循環路22は冷却装置34に接続され、剪断破
壊の危険性が確実に回避され、かつ射出成形品Wが十分
な形状安定性を有するよう、射出成形型3の成形キャビ
ティ7内の合成樹脂材料の冷却制御が行われる。
び熱媒体外側循環路22は冷却装置34に接続され、剪断破
壊の危険性が確実に回避され、かつ射出成形品Wが十分
な形状安定性を有するよう、射出成形型3の成形キャビ
ティ7内の合成樹脂材料の冷却制御が行われる。
このため、特に冷却は湯口から遠い箇所、即ち成形キ
ャビティ7における湯口ブッシュ11から最も離れた範囲
から開始され、これに当たってはまず最初に熱媒体内側
循環路17が冷却装置34に接続される。前記内側循環路17
は区画壁9を介して成形キャビティ7の内側内壁面を冷
却する。すると、区画壁9の内側付近に滞留する樹脂材
料の凝固が始まる。続いて、熱媒体外側循環路22が冷却
装置34に接続される。循環路22は湯口ブッシュ11から最
も離間した位置から区画壁10の外側内壁面を冷却し、同
外側内壁面近傍における樹脂材料の凝固を促す。この
後、熱媒体外側循環路22は湯口領域を冷却し、同湯口領
域に滞留する樹脂材料を凝固させる。このように、キャ
ビティ7内の樹脂材料は別個に設けた両熱媒体循環路1
7,22によって湯口から離れた箇所から時間差をもって冷
却される。従って、通常の射出成形時において、キャビ
ティに注入された樹脂材料を一挙に冷却する際に現れる
材料の収縮が最小限に留まる。よって、射出成型品Wの
寸法誤差は極めて小さなものになる。
ャビティ7における湯口ブッシュ11から最も離れた範囲
から開始され、これに当たってはまず最初に熱媒体内側
循環路17が冷却装置34に接続される。前記内側循環路17
は区画壁9を介して成形キャビティ7の内側内壁面を冷
却する。すると、区画壁9の内側付近に滞留する樹脂材
料の凝固が始まる。続いて、熱媒体外側循環路22が冷却
装置34に接続される。循環路22は湯口ブッシュ11から最
も離間した位置から区画壁10の外側内壁面を冷却し、同
外側内壁面近傍における樹脂材料の凝固を促す。この
後、熱媒体外側循環路22は湯口領域を冷却し、同湯口領
域に滞留する樹脂材料を凝固させる。このように、キャ
ビティ7内の樹脂材料は別個に設けた両熱媒体循環路1
7,22によって湯口から離れた箇所から時間差をもって冷
却される。従って、通常の射出成形時において、キャビ
ティに注入された樹脂材料を一挙に冷却する際に現れる
材料の収縮が最小限に留まる。よって、射出成型品Wの
寸法誤差は極めて小さなものになる。
また、成形キャビティ7が長い流動路を備え、薄肉の
射出成形品Wを形成する場合も、上記の制御された冷却
によって、均一で高品質な射出成形品Wが得られる。こ
のプロセスの推移は、被加工合成樹脂材料毎に適合させ
ることができ、全装置の若干の試験運転を行うだけでよ
い。全装置の試験運転に基づき、時間的推移に関しても
最適な操作条件を求めることができる。
射出成形品Wを形成する場合も、上記の制御された冷却
によって、均一で高品質な射出成形品Wが得られる。こ
のプロセスの推移は、被加工合成樹脂材料毎に適合させ
ることができ、全装置の若干の試験運転を行うだけでよ
い。全装置の試験運転に基づき、時間的推移に関しても
最適な操作条件を求めることができる。
さらには、外側の射出成形型部分21,28に対して内外
側の区画壁9,10を断熱するために設けた空隙20,29によ
って、操作時に最適な温度管理を確実に行うことがで
き、熱損失を減少させることができる。
側の区画壁9,10を断熱するために設けた空隙20,29によ
って、操作時に最適な温度管理を確実に行うことがで
き、熱損失を減少させることができる。
この場合、特に短時間内に目標とする比較的高い温度
に射出形成型3を加熱することができ、射出成形プロセ
スのサイクル時間を射出成形機1に有効に調和させるこ
とができる。
に射出形成型3を加熱することができ、射出成形プロセ
スのサイクル時間を射出成形機1に有効に調和させるこ
とができる。
[発明の効果] 以上詳述したようにこの発明は、複雑な流れ特性を有
する極めて敏感な合成樹脂材の寸法及び形状を正確にか
つ経済的に製造可能にして、更に肉厚が薄く、射出成形
型内に長い流動路を必要とするような製品も製造できる
という優れた効果を奏する。
する極めて敏感な合成樹脂材の寸法及び形状を正確にか
つ経済的に製造可能にして、更に肉厚が薄く、射出成形
型内に長い流動路を必要とするような製品も製造できる
という優れた効果を奏する。
図は本発明に係る射出成形装置を示す断面図である。 1……成形型、7……キャビティ、8……合成樹脂材
料、11……湯口、17……内方熱媒体循環路、22……外方
熱媒体循環路、34,35……制御手段としての制御弁。
料、11……湯口、17……内方熱媒体循環路、22……外方
熱媒体循環路、34,35……制御手段としての制御弁。
Claims (21)
- 【請求項1】所望の形状をなすキャビティ及び前記キャ
ビティに合成樹脂材料を導入するための湯口を備えた成
形型と、 前記成形型を循環し、前記キャビティの形状にほぼ追従
する形状をなす内方熱媒体循環路と、 前記内方熱媒体循環路から分離され、さらには前記キャ
ビティ及び湯口を時間調節可能な方法で徐々に、かつ別
個に加熱及び冷却すべく湯口領域を包囲する外方熱媒体
循環路と、 前記内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路内の熱媒体
の通過を規制して、成形型の加熱を所望の温度に制御す
るとともに、前記湯口から離間した領域から冷却を開始
して、時間差をもって湯口に向かって冷却を進める制御
手段と からなる射出成形装置。 - 【請求項2】前記キャビティと湯口領域とを区画するた
めの挿入手段を備えてなる請求項1に記載の射出成形装
置。 - 【請求項3】前記挿入手段はキャビティを形成すべく互
いに離間して配置された2つの薄壁状部材を備えてなる
請求項2に記載の射出成形装置。 - 【請求項4】前記成形型は相対移動可能な2個の金型と
内部コアとを有し、一方の薄壁状部材は一方の金型内に
おいて内部コアの外形に沿って延び、かつ同内部コアに
対して連結固定された内部部材である請求項1乃至3の
いずれかに記載の射出成形装置。 - 【請求項5】前記挿入部材の他方の薄壁状部材は、他方
の金型内に配置された外部部材であり、前記キャビティ
としての空間を形成すべく内部部材に対して距離を置い
て配置されている請求項4に記載の射出成形装置。 - 【請求項6】前記成形型の湯口領域には湯口ブッシュを
設けるとともに、前記外部部材は湯口ブッシュに一体的
に連結されている請求項5に記載の射出成形装置。 - 【請求項7】前記成形型は外方成形部と、挿入手段及び
外方成形部間において両者の熱絶縁を行うための絶縁手
段を備えてなる請求項2に記載の射出成形装置。 - 【請求項8】前記絶縁手段は挿入手段及び外方成形部間
における空隙である請求項7に記載の射出成形装置。 - 【請求項9】前記成形型の湯口領域において湯口ブッシ
ュを有し、前記湯口ブッシュは挿入手段に一体的に連結
されている請求項2乃至8のいずれかに記載の射出成形
装置。 - 【請求項10】前記挿入手段は前記キャビティに対して
離間して対向する内壁及び外壁を形成し、これら内壁及
び外壁がそれぞれ前記内方熱媒体循環路及び外方熱媒体
循環路を構成する請求項2乃至9のいずれか1項に記載
の射出成形装置。 - 【請求項11】前記成形型は内方領域及び外方領域を備
え、前記内方熱媒体循環路は内方領域に、また外方熱媒
体循環路は外方領域に形成されている請求項1に記載の
射出成形装置。 - 【請求項12】前記成形型は内部コア及び外部成形部を
備え、前記内方熱媒体循環路は内部コアに、また外方熱
媒体循環路は外部成形部に形成されている請求項11に記
載の射出成形装置。 - 【請求項13】前記内方熱媒体循環路中の通路のうちの
1個は、成形型の内部コアにおいてほぼ中央に延びる帰
還チャンネルである請求項12に記載の射出成形装置。 - 【請求項14】前記外方熱媒体循環路は成形型の対角線
上において対向するように配置した入り口及び出口を有
する請求項1に記載の射出成形装置。 - 【請求項15】前記外方熱媒体循環路の出口は湯口領域
の近傍に形成されている請求項14に記載の射出成形装
置。 - 【請求項16】加熱装置及び冷却装置を備え、これら装
置は内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路に連結され
ている請求項1に記載の射出成形装置。 - 【請求項17】前記内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循
環路を前記加熱装置及び冷却装置に選択的に接続し、前
記成形型を所望の温度に加熱及び冷却制御するための制
御弁を設けてなる請求項16に記載の射出成形装置。 - 【請求項18】前記成形型内に収容され、前記キャビテ
ィと湯口領域とを区画し、さらにはキャビティに樹脂材
料を射出中に前記制御手段により加熱装置及び冷却装置
から遮断された内方熱媒体循環路及び外方熱媒体循環路
の通路内の熱媒体により支持される挿入手段を設けてな
る請求項17に記載の射出成形装置。 - 【請求項19】前記成形型は2個の金型を有し、前記内
方熱媒体循環路の入り口及び出口は一方の金型に設けら
れ、さらには外方熱媒体循環路の入り口及び出口は他方
の金型に設けられている請求項18に記載の射出成形装
置。 - 【請求項20】薄壁状部材により区画されたキャビティ
を有する成形型を設けることと、樹脂材料を射出するに
先立ち、成形型中に熱媒体を循環させて成形型の温度を
樹脂材料の融点以上に上昇させることと、 成形型に樹脂材料が射出されたとき、成形型内の熱媒体
の流れを停止させることと、 前記キャビティが射出された材料によって満たされた
後、熱媒体を循環させて成形型の温度を樹脂材料の冷却
点よりも下降させ、湯口より離間した領域から冷却を始
め、湯口領域に達するまで連続して時間制御をしながら
徐々に冷却することと からなる樹脂材料の射出成型方法。 - 【請求項21】成形型は湯口領域とコア領域とを有し、
湯口領域はコア領域から分離されて加熱及び冷却される
請求項20に記載の樹脂材料の射出成型方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3811112.8 | 1988-03-31 | ||
DE3811112A DE3811112A1 (de) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | Spritzgussverfahren fuer kunststoffe und spritzgussform |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01285322A JPH01285322A (ja) | 1989-11-16 |
JP2662023B2 true JP2662023B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=6351237
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1080205A Expired - Fee Related JP2662023B2 (ja) | 1988-03-31 | 1989-03-29 | 射出成形方法及びその装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US4963312A (ja) |
EP (1) | EP0335388A3 (ja) |
JP (1) | JP2662023B2 (ja) |
BR (1) | BR8901482A (ja) |
DE (1) | DE3811112A1 (ja) |
Families Citing this family (68)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR910011421A (ko) * | 1989-12-26 | 1991-08-07 | 빈센트 죠셉 로너 | 등온 사출 성형 방법 |
DE4104152A1 (de) * | 1991-02-12 | 1992-08-27 | Delcroix Jean L | Vorrichtung zum beaufschlagen von mehreren vorrichtungen mit einem oder mehreren fluiden und zum temperieren der vorrichtungen |
JP2559651B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1996-12-04 | 花王株式会社 | 射出成形の制御方法および装置 |
EP0566791A1 (en) * | 1992-04-24 | 1993-10-27 | Masao Adachi | Apparatus for cooling a mold |
JP2854459B2 (ja) * | 1992-05-11 | 1999-02-03 | 伊三五 美浦 | 射出成形等における可塑化流動体の間歇的加熱装置 |
WO1994012390A2 (en) * | 1992-11-24 | 1994-06-09 | United Technologies Corporation | Coolable rotor blade structure |
US5376317A (en) * | 1992-12-08 | 1994-12-27 | Galic Maus Ventures | Precision surface-replicating thermoplastic injection molding method and apparatus, using a heating phase and a cooling phase in each molding cycle |
US5401105A (en) * | 1992-12-28 | 1995-03-28 | Nsk Ltd. | Ball bearing and method for producing a cage of the ball bearing |
US5427731A (en) * | 1993-01-28 | 1995-06-27 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Compression molding of structures |
DE4308008A1 (de) * | 1993-03-13 | 1994-09-15 | Jung Artur Prof Dipl Ing | Dynamische Formtemperierung beim Spritzgießen |
US5423670A (en) * | 1993-10-08 | 1995-06-13 | Hamel; Julio E. | Enhanced thermal transfer injection molding apparatus |
DE4444092C2 (de) * | 1994-10-12 | 1997-02-13 | Werner Kotzab | Verfahren und Anordnung zum Temperieren einer Spritzgießform mit wenigstens einer beheizten Düse oder einem Heißkanal |
US5498150A (en) * | 1995-01-09 | 1996-03-12 | Check; John M. | High thermal capacity mold assembly |
JP3507178B2 (ja) * | 1995-03-03 | 2004-03-15 | 大日本印刷株式会社 | プラスチックシートの製造方法 |
DE19521550A1 (de) * | 1995-06-16 | 1996-12-19 | Luckow Hans Juergen | Verfahren und Vorrichtung zum Spritzgießen |
US5868991A (en) * | 1996-07-26 | 1999-02-09 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Method for low temperature injection molding of hydrodisintegratable compositions |
US5971742A (en) | 1996-09-18 | 1999-10-26 | Pyramid Composites Manufacturing Limited Partnership | Apparatus for molding composite articles |
CN1080635C (zh) * | 1997-04-01 | 2002-03-13 | 株式会社理光 | 塑料模塑品及其成形方法、模具及成形装置 |
WO1998046410A1 (en) * | 1997-04-16 | 1998-10-22 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Partial crystallization method and apparatus of amorphous plastic articles |
EP0904911A1 (de) * | 1997-09-30 | 1999-03-31 | Regloplas AG | Verfahren und Gerät zum Temperieren eines Verbrauchers mit Hilfe eines Temperiermittels |
GB9726447D0 (en) * | 1997-12-16 | 1998-02-11 | Patchett Kim | Injection moulded gloves |
JP3057159B1 (ja) * | 1999-04-13 | 2000-06-26 | ファナック株式会社 | 射出成形機の加熱シリンダ基部温調装置 |
US6290882B1 (en) | 1999-06-07 | 2001-09-18 | Galic Maus Ventures Llp | Reduced-knitline thermoplastic injection molding using multi-gated non-sequential-fill method and apparatus, with a heating phase and a cooling phase in each molding cycle |
KR100380802B1 (ko) * | 2000-01-13 | 2003-04-18 | 임숙자 | 금형표면의 순간 가열방법 및 그 시스템 |
CA2406453A1 (en) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | Elliott J. Straus | Method of molding a panel |
US20040071980A1 (en) * | 2000-07-12 | 2004-04-15 | Mcbain Douglas S. | Method for in-mold coating a polyolefin article |
US6617033B1 (en) | 2000-07-12 | 2003-09-09 | Omnova Solutions Inc. | Method for in-mold coating a polyolefin article |
US6793861B2 (en) | 2000-07-12 | 2004-09-21 | Omnova Solutions Inc. | Optimization of in-mold coating injection molded thermoplastic substrates |
US6623672B2 (en) | 2000-10-03 | 2003-09-23 | Vec Technology Inc. | Method and apparatus for molding composite articles |
US6841114B2 (en) * | 2001-03-28 | 2005-01-11 | Mitsubishi Cable Industries, Ltd. | Molding method and apparatus for resin long body |
US7001546B2 (en) * | 2001-08-09 | 2006-02-21 | G H. Tool & Mold, Inc. | Method for thermostatically controlling mold temperatures |
US6887550B2 (en) * | 2001-10-22 | 2005-05-03 | Omnova Solutions Inc. | Removable defined flange for in-mold coating containment |
US6890469B2 (en) | 2001-10-22 | 2005-05-10 | Omnova Solutions Inc. | Selectively controlling in-mold coating flow |
US7105231B2 (en) * | 2001-10-22 | 2006-09-12 | Omnova Solutions Inc. | In-mold coating barrier for a substrate injection orifice |
US7045213B2 (en) * | 2001-10-22 | 2006-05-16 | Omnova Solutions Inc. | In-mold coating injection inlet flow control |
US6676877B2 (en) | 2002-04-03 | 2004-01-13 | Omnova Solutions Inc. | Mold runner for prevention of in-mold coating flow |
US20040121034A1 (en) * | 2002-12-10 | 2004-06-24 | Mcbain Douglas S. | Integral injection molding and in-mold coating apparatus |
DE10305669A1 (de) * | 2003-02-12 | 2004-08-26 | Mht Mold & Hotrunner Technology Ag | Kühlsystem zum Kühlen von Werkzeugteilen |
US20050156351A1 (en) * | 2004-01-20 | 2005-07-21 | Omnova Solutions, Inc. | Apparatus and method for in-mold coating an article by injecting an in-mold coating through the article |
US7553435B2 (en) * | 2004-01-23 | 2009-06-30 | Vec Industries, L.L.C. | Method and apparatus for molding composite articles |
KR20050117939A (ko) * | 2004-06-11 | 2005-12-15 | 삼성전자주식회사 | 금형장치 |
DE102004033469B3 (de) * | 2004-07-10 | 2006-04-13 | Incoe International, Inc. | Werkzeugeinsatz für den Anschnitt einer Heißkanaldüse für eine Spritzgießmaschine |
US7223088B2 (en) * | 2004-10-15 | 2007-05-29 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Automatic air and water docking system for a molding machine |
CN100445072C (zh) * | 2005-04-28 | 2008-12-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 射出成型系统 |
US20080036108A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Molding system having thermal-management system, amongst other things |
WO2008089334A2 (en) | 2007-01-19 | 2008-07-24 | Vec Industries, L.L.C. | Method and apparatus for molding composite articles |
US7686609B2 (en) | 2007-03-23 | 2010-03-30 | Kent Byron | Apparatus for molding proppants and method |
DE102008039336A1 (de) * | 2008-08-22 | 2010-02-25 | Otto Männer Innovation GmbH | Spritzgießwerkzeug mit verschließbarer Heißkanaldüse |
US8926889B2 (en) * | 2008-11-21 | 2015-01-06 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Apparatus and method for curing a rubber like article |
TWI389600B (zh) * | 2008-12-19 | 2013-03-11 | 私立中原大學 | Coaxial cooling and thermally conductive coil construction and molds with coaxial cooling and thermally conductive coil construction |
JP5687503B2 (ja) * | 2010-03-09 | 2015-03-18 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 圧縮成形装置、金型、及び摩擦材の製造方法 |
ES2364263B2 (es) | 2011-03-01 | 2012-03-15 | Abn Pipe Systems, S.L.U. | Sistema y procedimiento de moldeo de piezas con moldes autoportantes. |
US8628322B2 (en) * | 2011-03-04 | 2014-01-14 | Terry L. Schwenk | Mold apparatus for use in injection molding of a liquid silicone composition |
US9415553B2 (en) | 2011-05-04 | 2016-08-16 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Apparatus and method for curing a rubber like article |
CN102848521A (zh) * | 2011-06-29 | 2013-01-02 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 用于注塑成型模具的灌嘴及该注塑成型模具 |
US10197335B2 (en) | 2012-10-15 | 2019-02-05 | Apple Inc. | Inline melt control via RF power |
GB201307436D0 (en) | 2013-04-25 | 2013-06-05 | Surface Generation Ltd | Mould tool heat transition management |
US9352502B2 (en) * | 2013-06-25 | 2016-05-31 | Lawrence Livermore National Security, Llc | Porous media heat transfer for injection molding |
US9445459B2 (en) | 2013-07-11 | 2016-09-13 | Crucible Intellectual Property, Llc | Slotted shot sleeve for induction melting of material |
US9925583B2 (en) | 2013-07-11 | 2018-03-27 | Crucible Intellectual Property, Llc | Manifold collar for distributing fluid through a cold crucible |
EP2868455A1 (en) * | 2013-11-04 | 2015-05-06 | Plastics Unbound Ltd | A method for injection molding plastic parts by means of an injection molding machine. |
SI3065928T1 (sl) | 2013-11-04 | 2020-10-30 | Plastics Unbound Gmbh | Kalup za vbrizganje, orodje za brizgalno vlivanje, ki obsega kalup za vbrizganje, postopki njunih uporab |
US9216532B2 (en) * | 2014-02-14 | 2015-12-22 | GM Global Technology Operations LLC | Injection mold assembly |
US9873151B2 (en) | 2014-09-26 | 2018-01-23 | Crucible Intellectual Property, Llc | Horizontal skull melt shot sleeve |
CN109822827A (zh) * | 2019-03-04 | 2019-05-31 | 福建省华科模具科技有限公司 | 一种电池片系列的注塑模具 |
CN114311531A (zh) * | 2021-12-24 | 2022-04-12 | 太仓市众翔精密五金有限公司 | 一种具有非对称冷却系统的浇口偏置模具 |
CN114407274A (zh) * | 2022-01-25 | 2022-04-29 | 江苏大学 | 一种激光辅助壁厚不均型注塑件成型的方法和装置 |
CN115782097B (zh) * | 2022-11-23 | 2024-04-09 | 阜阳冈奇精密科技有限公司 | 一种注塑模具循环降温装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4795125A (en) | 1983-03-25 | 1989-01-03 | Kozponti Valto-Es Hitelbank Rt., Innovacios Alap | Mold or die assembly |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2840856A (en) * | 1952-10-18 | 1958-07-01 | Honeywell Regulator Co | Molding apparatus and procedure |
US3162705A (en) * | 1959-01-13 | 1964-12-22 | Crown Machine And Tool Company | Method for making plastic containers |
US3417173A (en) * | 1966-01-10 | 1968-12-17 | Crown Machine & Tool Co | Method and apparatus for foam molding |
US4172872A (en) * | 1973-08-06 | 1979-10-30 | Yoshiharu Nagai | Method of molding large-sized plastics |
US4091069A (en) * | 1977-02-17 | 1978-05-23 | Logic Devices, Inc. | Method and apparatus for venting entrapped air in mold cavities |
JPS5753334A (en) * | 1980-09-16 | 1982-03-30 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Polyestel resin injection molding machine and polyestel resin molding by said machine |
JPS597575B2 (ja) * | 1981-11-20 | 1984-02-20 | 「あ」 堤 | 合成樹脂射出成形方法およびその装置 |
FR2543883B1 (fr) * | 1983-04-08 | 1986-01-24 | Landry Plastiques | Procede d'injection de pieces moulees en matiere plastique |
JPS61177219A (ja) * | 1985-02-01 | 1986-08-08 | Etsuhisa Abe | コアゲ−トコア回転式射出成形用金型 |
DE3572325D1 (en) * | 1985-05-22 | 1989-09-21 | Vyrobni Hospod Jednotka Suprap | Method and device for injection moulding thermoplastic materials |
JPS61286109A (ja) * | 1985-06-13 | 1986-12-16 | ビロブニ ホスポダルスカ イエドノトカ スプラプホン オボロビ− ポドニク,プラハ | 熱可塑性物質を射出することにより物品を成形する方法および装置 |
-
1988
- 1988-03-31 DE DE3811112A patent/DE3811112A1/de not_active Withdrawn
-
1989
- 1989-03-24 US US07/328,476 patent/US4963312A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-03-29 JP JP1080205A patent/JP2662023B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-03-30 EP EP19890105613 patent/EP0335388A3/de not_active Withdrawn
- 1989-03-30 BR BR898901482A patent/BR8901482A/pt not_active IP Right Cessation
-
1990
- 1990-07-17 US US07/554,027 patent/US5055025A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4795125A (en) | 1983-03-25 | 1989-01-03 | Kozponti Valto-Es Hitelbank Rt., Innovacios Alap | Mold or die assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3811112A1 (de) | 1989-10-12 |
EP0335388A2 (de) | 1989-10-04 |
BR8901482A (pt) | 1989-11-14 |
JPH01285322A (ja) | 1989-11-16 |
US5055025A (en) | 1991-10-08 |
EP0335388A3 (de) | 1991-05-08 |
US4963312A (en) | 1990-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2662023B2 (ja) | 射出成形方法及びその装置 | |
CN105848850B (zh) | 注塑模具、包括该注塑模具的注塑模制工具、其使用方法和所获得的物体 | |
US5470219A (en) | Runnerless injection molding of synthetic resin with a valve gate | |
CA2000162C (en) | Method for injection moulding blanks and gate system | |
JPS6159219B2 (ja) | ||
US4004871A (en) | Mold gate apparatus | |
JP2000015421A (ja) | 金型冷却装置 | |
WO2018139566A1 (ja) | 成形用金型 | |
US8182261B2 (en) | Bottom insert with heat insulation | |
CN110234489A (zh) | 注塑成型方法和注塑成型装置 | |
JP2008137275A (ja) | 金型装置及び成形品の製造方法 | |
JP6903686B2 (ja) | 射出成形工具 | |
CN113631346B (zh) | 零或低拔模角注射模制方法和系统 | |
WO2018107274A1 (en) | Method of producing molded article and apparatus for executing same | |
JP2005271429A (ja) | 成形金型装置および成形方法 | |
CN106862499A (zh) | 一种一模二型腔成形模具及成型工艺 | |
JP4113853B2 (ja) | 調温剤チャネルに調温剤を供給する給送装置 | |
JP2002301750A (ja) | 金型装置及びその温度制御方法 | |
JP2003145576A (ja) | 熱可塑性樹脂の成形加工方法および成形装置 | |
JPH0243009A (ja) | プラスチック成形金型 | |
JP2003011197A (ja) | 成形用金型装置 | |
JPH11333898A (ja) | 射出成形用金型 | |
KR101991196B1 (ko) | 소구경 관의 사출성형 금형장치 | |
JPH1076555A (ja) | 一部に薄肉部を有するプラスチック成形品を射出成形する方法及びこの射出成形に用いられる金型 | |
JP2000141419A (ja) | 成形金型及び成形方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |