JP6903686B2 - 射出成形工具 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の外側形状及び所定の内側形状を持つ少なくとも一つの射出成形品を製造するための射出成形工具に関する。射出成形品は、少なくとも一つのキャビティと、少なくとも一つの溶融体をキャビティに注入するための環状ノズル口部を持つ、キャビティに連結された夫々一つのホットランナーノズルを含む。
プラスチック容器又は容器状プラスチック品は、多くの場合、射出成形工具で射出成形によって製造されている。こうした製品用の射出成形工具は、液状のプラスチックが、ホットランナーノズルを介して、ノズル口部を通して注入される少なくとも一つの被冷却キャビティを含む。キャビティは、製造されるべき容器の外型を形成するダイ及び製造されるべき容器の内型を形成するコアによって形成される。高温の溶融体は、注入後、被冷却キャビティ内で固化し、射出成形工具又はキャビティの開放後、取り出すことができる。
基部が閉鎖されたプラスチック容器用の公知の射出成形工具では、プラスチックを注入するための注入点は、ベース領域の中央に配置されており、溶融体は、射出成形品の中央領域から周囲領域に流入する。射出成形工具の最も簡単な設計では、ホットランナーノズルはダイ側に配置されている。これにより、周囲が小さい容器、背の高い又は細い容器、又はプラスチックボトル用のブランクを製造できる。
射出成形工具には、簡単で小型のホットランナーノズルをコア側に配置できるものもある。しかしながら、これは、容器の周囲が十分に大きく、そのため、ホットランナーノズルの周囲を延びる射出成形工具のコアを冷却できることが前提である。
例えばベースに中央開口部があるチューブヘッド(tube heads)や容器等の容器状射出成形品の場合には、パンク射出成形(puncture injection)は適していない。このような射出成形品は、ダイ側で開口部の周囲に環状をなして注入され、この場合、溶融体は、射出成形品の中央領域から周囲領域に流入する。例は、WO 14044647、EP 1504873、US 9050747、及びWO 15059020に示されている。
WO 14044647 EP 1504873 US 9050747 WO 15059020
本発明の目的は、中央からの注入が適していない又は望ましくない射出成形品を製造するため、周囲から環状をなして注入を行うことができる、射出成形工具を提供することである。
所定の外側形状及び所定の内側形状を持つ少なくとも一つの射出成形品を製造するための射出成形工具は、少なくとも一つのキャビティと、各々が少なくとも一つの溶融体をキャビティに注入するため、環状ノズル口部を持ち、キャビティに連結された少なくとも一つのホットランナーノズルとを含む。少なくとも一つのキャビティは、製造されるべき射出成形品の外側形状用の外型を形成する被冷却ダイと、製造されるべき射出成形品の内側形状用の内型を形成するコアとによって形成されている。ホットランナーノズルは、ノズルコアと、環状ノズル口部を開閉するためにノズルコアに沿って変位可能な中空ニードルとを有する。ノズルコアは、ホットランナーノズルの環状ノズル口部を越えて突出しており、射出成形工具のキャビティのコアを形成する。
従って、このような射出成形工具では、ホットランナーノズルは、ホットランナーノズル内で軸線方向に移動できないノズルコアによって製造されるべき射出成形品の内側形状用の内型を同時に形成する。即ち、環状ノズル口部を越えて突出したノズルコアの領域の横面及び前側が射出成形品の内型を形成する。幾つかの場所では、射出成形品に凹所が形成されるようにノズルコアの前側がダイと接触してもよい。ノズルコアを取り囲むホットランナーノズルの環状ノズル口部によって、溶融体をキャビティの環状隙間に注入する。溶融体は、ノズルコアに沿って、ホットランナーノズルの長さ方向軸線の方向に少なくとも部分的に流れる。溶融体は、次いで、キャビティ内で冷却し、固化し、射出成形品を形成する。射出成形工具を開いたら、即ちダイとコアとを引き離した後、射出成形品を取り出す。
従って、射出成形工具により、周囲領域から環状をなして注入することによって、一部品射出成形品を製造できる。溶融体は、周囲領域から中央領域にホットランナーノズルの長さ方向軸線の方向に流入する。かくして、穴が開いていたり環状であったりするベース領域の中央射出部が形成されることがなく、又は望ましくない、例えばプラスチック容器又は容器状部品を製造できる。例えばプラスチック製でない部品、例えば注入ニードルが中央ベース領域にオーバーモールドされるべきである。
ここで容器状射出成形品とは、プラスチック容器の他に、所定の内側形状及び外側形状を持つ射出成形品又はプラスチック製品を意味する。
ベース及び壁には凹所が更に設けられていてもよく、射出成形品は、追加のエレメントを設けるだけで閉鎖容器になり、又は閉鎖可能容器になる。
幾つかの実施例では、ノズルコアは、強制冷却式内側冷却コア、詳細には水冷式冷却コア及び外側コアを含んでいてもよい。外側コアは、キャビティの内型を形成し、所望の射出成形品の内側形状に従って形成できる。冷却コアは、円形の円筒形構造を備えていてもよく、ノズルを通して外側コアを効率的に冷却できる。外側コアを所望の内型に適合するだけで、キャビティが異なる射出成形工具についてその形態を変えずに使用できる。冷却コア及び外側コアは、冷却コアの前側が内型の一部を形成し、外側コアが冷却コアをスリーブ状に包囲するように形成されていてもよい。直径が3mm以上の強制冷却式ノズルコアを使用できる。
幾つかの実施例では、ノズルコアは、ノズル口部の上流に少なくとも一つの断熱ジャケットを備えていてもよく、このジャケットに沿って中空ニードルが案内される。断熱ジャケットは、セラミック製であってもよく、又は熱伝導率が低い金属又は熱伝導率が低い合金(例えばクロム鋼)で形成されていてもよい。熱伝導率が低い金属/合金は、ホットランナーノズルの被加熱部品用の合金よりも熱伝導率が低い。好ましくは、熱伝導率は、50λ(W/(m*K) )以下である。(DIN V 4108−4に従って計測した)
幾つかの実施例では、断熱ジャケットはキャビティまで延びている。しかしながら、キャビティを更に良好に冷却するため、冷却を受ける外側コアは、ノズル口部領域に周囲肩部又は周囲フランジを備えていてもよい。周囲肩部/周囲フランジは、ノズル口部の一方の側を形成し、被冷却ダイプレート、被冷却コアプレート、及びホットランナーノズルの被冷却ノズルコアによってキャビティが完全に形成されるように、キャビティの一部を形成できる。この場合、断熱ジャケットは、周囲肩部/フランジに達する。
幾つかの実施例では、外側コアは、ノズルコアとホットランナーノズルの被加熱部との間の熱橋又は冷橋を低減するため、ノズル口部の上流に周囲凹所を備えていてもよい。好ましくは、周囲凹所は、溶融体がノズルコアに沿ってぴったりと案内されるホットランナーノズルの前領域に配置されている。
幾つかの実施例では、ホットランナーノズルは、同心の層をなした溶融体の流れをキャビティに注入するための共射出成形ノズルであってもよい。この場合、層をなした溶融体の流れは、第1溶融体でできた二つの外層及び第2溶融体でできた一つの内層を含んでいてもよい。内層は、例えば、いわゆるバリア層であってもよい。詳細には、リブ、突出部、及び凹所等の複雑な構造がベース領域に設けられた多層容器又は容器状射出成形品の場合、層をなした溶融体の流れの乱流により、不利なことに、これを中央点から注入することができない。
幾つかの実施例では、被冷却ダイプレートがダイを形成してもよい。
幾つかの実施例では、コアを冷却してもよく、被冷却コアプレートに配置してもよい。
幾つかの実施例では、ホットランナーノズルは、シールリングによって被冷却コアプレートに取り付けられてもよい。
幾つかの実施例では、ホットランナーノズルは、バルブニードルが中空ニードルであり、共射出成形ノズルが上文中に説明したノズルコアを有することが異なる、同じ出願人のPCT/EP2015/071667及びPCT/EP2015/071668に記載された共射出成形ノズルと同様の構造を備えていてもよい。
多層射出成形品を製造するためのこのようなホットランナーノズル又は共射出成形ノズルは、第1溶融体用の第1溶融体供給チャンネルと、第2溶融体用の第2溶融体供給チャンネルと、中央ボアと、環状ノズル口部を開閉するため、中央ボア内に軸線方向に移動自在に受け入れられた中空ニードルと、共射出成形ノズルの上流に差し向けられた領域に中央ボア及び中空ニードルによって形成された、第1溶融体供給チャンネルに流動学的に連結された環状内溶融体チャンネルと、第2溶融体供給チャンネルに流動学的に連結された、環状内溶融体チャンネルの周囲を延びる環状中央溶融体チャンネルと、第1溶融体供給チャンネルに流動学的に連結された、環状中央溶融体チャンネルの周囲を延びる環状外溶融体チャンネルとを含み、内溶融体チャンネル、中央溶融体チャンネル、及び外溶融体チャンネルは、ノズルチップ領域で流動学的に組み合わせられ、層をなした同心の溶融体流れを形成する。キャビティのコアを同時に形成できる上文中に説明したノズルコアは、中空ニードル内に配置されている。
共射出成形ノズルは、更に、ノズル本体と、中央ボアを持つ溶融体分配器挿入体とを含む。溶融体分配器挿入体は、ノズル本体の中央ボアに受け入れられ、好ましくは、ノズルチップに向かってテーパした円筒形形状を有する。第1溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネル及び第2溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルがジャケット表面又は外面に沿って形成されており、これらのチャンネルが夫々の溶融体をノズルチップの方向に案内する。
第1溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルは、第1溶融体供給チャンネル及び環状内溶融体チャンネルの上流に流動学的に連結でき、環状外溶融体チャンネルの下流に連結できる。第1溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルは、第1溶融体を環状外溶融体チャンネルに更に均等に分配するため、下流が分枝していてもよい。
第2溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルは、第2溶融体供給チャンネルの上流に流動学的に連結でき、環状中央溶融体チャンネルの下流に連結できる。第2溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルは、第2溶融体を環状中央溶融体チャンネルに更に均等に分配するため、下流が分枝していてもよい。これにより、溶融体を直径が40mm以上の環状溶融体チャンネルに効率的に且つ均等に分配できる。
共射出成形ノズルは、更に、分割スリーブを含む。この分割スリーブは、その内面が環状中央溶融体チャンネルを部分的に形成し、外面が環状外溶融体チャンネルを部分的に形成する。
第1溶融体用の少なくとも一つの分配器チャンネルは、下流を分割スリーブのボアを介して環状外溶融体チャンネルに連結できる。分割スリーブは、第1溶融体を環状外溶融体チャンネルに効率的に且つ均等に分配するため、更に、分配器チャンネル、好ましくは分枝した分配器チャンネルを外面に有する。
共射出成形ノズルは、更に、複数の第1及び第2の溶融体供給チャンネルを含んでいてもよい。これらの溶融体供給チャンネルは、各々、分配器チャンネルを介して夫々の環状溶融体チャンネルに連結されている。これにより、溶融体を直径が40mm以上の大径の環状溶融体チャンネルに効率的に且つ均等に分配できる。
共射出成形ノズルは、詳細には、分配器チャンネルの分枝に関し、分割スリーブの追加の分配器チャンネル及び/又は第1及び第2の溶融体用の複数の溶融体供給チャンネルをそれ自体別個の発明であると考えることができる。これは、ノズルコアの形体とも別個であり、詳細には、ノズルコアがノズル口部までしか延びていないか或いはノズル口部を越えて突出しており、これによりキャビティの一部を完全に又は部分的に形成するか否か、又は冷却されているか否かとは別個である。このような共射出成形ノズルの利点は、これまで可能であったよりもかなり大きい直径で環状に注入できるということである。上文中に説明したノズルコアと組み合わせることにより、例えば直径が40mm以上の容器を、広幅側から、又は周囲側から射出成形することもできる。これはこれまでなし得なかったことである。
本発明は、更に、環状ノズル口部と、ノズルコアと、環状ノズル口部を開閉するためにノズルコアに沿って変位可能な中空ニードルとを有する、射出成形工具用の、一つ又はそれ以上の溶融体用のホットランナーノズル(即ち単射出成形用又は共射出成形用のホットランナーノズル)に関する。ノズルコアは、ホットランナーノズルの環状ノズル口部を越えて突出しており、ノズルコアは、ホットランナーノズルの設置状態で、射出成形工具のキャビティのコアを形成する。ノズルコアは、上述したように形成できる。
本発明は、更に、上述した射出成形工具を使用して所定の内側形状及び所定の外側形状を持つ射出成形品を製造するための方法に関する。本方法は、
a)射出成形工具を閉鎖し、ホットランナーノズルのノズルコアを被冷却ダイに導入することによって、射出成形品を射出成形するための被冷却キャビティを形成する工程と、 b)ノズルコアの周囲を延びる環状ノズル口部を通して少なくとも一つの溶融体を被冷却キャビティに注入する工程と、
c)射出成形工具を開放し、射出成形品を取り出す工程とを含む。
幾つかの溶融体を、例えばバリア層を内層とした層状溶融体流れとして共射出成形する場合、先ず最初に第1溶融体だけを注入し、次いで層状の溶融体の流れだけを注入する。
本発明を、添付図面に示す例示の実施例を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、射出成形工具の断面図である。 図2は、分配器挿入体の側面図である。 図3は、分配器挿入体の側面図である。 図4は、ノズル口部領域のホットランナーノズルの詳細図である。
射出成形工具は、キャビティ3用のダイ1aを形成するダイプレート1及びホットランナーノズル4を受け入れるコアプレート2を含む。ホットランナーノズル4は、環状ノズル口部5及び中空ニードルを有し、ノズル口部5は、中空ニードルによって開閉できる。この目的のため、中空ニードル6は、軸線方向に移動不能のノズルコア7に沿って移動自在に案内される。ノズルコア7は、環状ノズル口部を越えて突出し、キャビティ3のコア2aを形成する。
図示の実施例では、ノズルコア7は、冷媒、特に水で強制的に冷却される内側冷却コア8及び外側コア9を含む。外側コア9の下流に差し向けられた端部及び冷却コア8の下流に差し向けられた前面10がキャビティ3のコア2aを形成する。即ち、これらは、製造されるべき射出成形品の内側形状の陰型(negative)と対応する。外側コアは、コア2aの前面全体を形成してもよい。図示の実施例では、ノズルコア7は、ノズル口部の上流に、断熱ジャケット11を有する。断熱ジャケット11は、セラミック製、又はホットランナーノズル4の被加熱部品用の合金よりも熱伝導率が低い合金(例えばクロム鋼)製である。断熱ジャケット11は、ホットランナーノズル4の高温の部品と、冷却を受けるノズルコア8又は外側コア9との間の熱伝導を減少する。この熱伝導は、外側コア9のジャケット表面にノズル口部5の上流に設けられた周囲凹所12によって更に低下される。断熱ジャケット11は、ノズル口部5まで延びている。中空ニードル6は、ノズルコア7の断熱ジャケット11に沿って案内される。ホットランナーノズルは、断熱ジャケットを一つ以上備えていてもよい。
図1に示す実施例では、断熱ジャケット11はキャビティ3まで延びている。図4は、ホットランナーノズルのノズル口部領域(図1で円Aで囲った領域)の詳細図を示す。図1のホットランナーノズルと異なり、図4のホットランナーノズルの外側コア9は、ノズル口部5の領域に周囲フランジ13を有する。周囲フランジ13はキャビティ3の一部を形成し、そのため、キャビティ3は、被冷却ダイプレート1、被冷却コアプレート2、及びホットランナーノズル4の被冷却ノズルコア7によって形成される。この場合、断熱ジャケット11は周囲フランジ13までしか延びておらず、被冷却ノズルコアをホットランナーノズル4の加熱された部品に関して断熱する。図示の共射出成形ノズルには、以下に更に詳細に説明するように、ノズル本体30、溶融体分配器挿入体31、分割スリーブ32、及び保持−シールスリーブ33が設けられている。キャビティの形状に応じて、周囲フランジを断熱ジャケットが載止する肩部として形成することもできる。
ホットランナーノズルは、一つの溶融体用に設計されていてもよいし、共射出成形ノズルとして幾つかの溶融体用に設計されていてもよい。図示の図1の実施例では、ホットランナーノズルは、第1溶融体Aの二つの外層及び第2溶融体Bの内層、例えばいわゆるバリア層を形成する三層溶融体流用の共射出成形ノズルとして形成されている。環状ノズル口部の上流の第1領域では、共射出成形ノズルは、環状内溶融体チャンネル20、環状中央溶融体チャンネル21、及び外溶融体チャンネル22を有する。環状内溶融体チャンネル20及び外溶融体チャンネル22は、第1溶融体A用の少なくとも一つの溶融体供給チャンネル23a、23bに流動学的に連結されている。環状中央溶融体チャンネル21は、第2溶融体B用の少なくとも一つの溶融体供給チャンネル25(紙面の前方及び後方に配置されているために図1では確認できない)に流動学的に連結されている。
図1に示す共射出成形ノズル4は、ノズル本体30、溶融体分配器挿入体31、分割スリーブ32、及び保持−シールスリーブ33(又はシールリング)を含む。ノズル本体30には加熱エレメント34が設けられている。図2は、図1の溶融体分配器挿入体の側面図を示す。図3は、図1の溶融体分配器挿入体21及び分割スリーブ22の側面図を示す。
共射出成形ノズル4は、溶融体分配器挿入体31を軸線方向に貫通した中央ボアを有し、ここに中空ニードル6が移動自在に受け入れられている。中央ボアは、中央から下部までの領域(即ち下流領域)の直径が上領域(即ち上流領域)よりも大きく、そのため、中空ニードル6に沿って環状内溶融体チャンネル20が形成される。中空ニードル6は、環状内溶融体チャンネル20の断面を拡大するため、この領域がテーパしていてもよい。更に、中空ニードルだけがテーパしているように形成されており且つ中央ボアの直径が全長に亘って同じであってもよい。移動不能のノズルコアが中空ニードル6の内側に配置されている。ノズルコアは、上文中に説明した被冷却ノズルコア7として形成されていてもよく、これは、溶融体の流れ方向でホットランナーノズル4のノズル口部5を越えて突出し、製造されるべき射出成形部品の内側形状用の内型を形成する射出成形工具のコアプレート2の被冷却コア2aを形成する。
環状中央溶融体チャンネル21は、分配器挿入体31の外面及び分割スリーブ32の内面によって形成される。環状外溶融体チャンネル22は、分割スリーブ32の外面及び保持−シールスリーブ33の内面によって形成される。
図示の実施例では、環状内溶融体チャンネル20は、上流が第1溶融体A用の二つの第1溶融体供給チャンネル23a、23bに流動学的に連結されている。環状内溶融体チャンネル20の下流は、ノズル口部5に流動学的に連結されている。第1溶融体A用の二つの第1溶融体供給チャンネル23a、23bは、溶融体分配器挿入体31の上側に設けられた第1溶融体供給開口部からノズル本体を部分的に通過して環状内溶融体チャンネル20まで延びている。更に、各場合において、第1溶融体A用の少なくとも一つの溶融体分配器チャンネル24a(図1に上端だけが示してある)が、二つの第1溶融体供給チャンネル23a、23bに流動学的に連結されており、夫々の溶融体Aを共通の環状外溶融体チャンネル22に導入する。
従って、第1溶融体Aは、二つの溶融体供給チャンネル及び夫々の溶融体分配器チャンネルを介して共通の環状内溶融体チャンネル20及び共通の環状外溶融体チャンネル22内に案内される。
更に、図示の実施例では、共射出成形ノズル4は、第2溶融体B用の二つの第2溶融体供給チャンネルを含む(図1には示さず)。図2及び図3では、これらの二つの第2溶融体供給チャンネル25aの一方が矢印で示してあり、その端部を溶融体分配器挿入体31の外面で確認できる。第2溶融体B用のこれらの二つの第2溶融体供給チャンネルは、第1溶融体A用の第1の二つの第2溶融体供給チャンネル24a、24bと同様に、溶融体分配器挿入体31の上側に設けられた夫々の溶融体供給開口部からノズル本体30を部分的に通過し、第2溶融体B用の少なくとも一つの溶融体分配器チャンネルまで夫々延びている。第2溶融体B用の溶融体分配器チャンネルは、下流が、共通の環状中央溶融体チャンネル21に流動学的に連結されている。
第1溶融体A用の溶融体分配器チャンネル及び第2溶融体B用の溶融体分配器チャンネルの両方が分配器挿入体21の外面に(例えば研削加工によって)形成されており、これらのチャンネルは、半径方向外側が、ノズル本体30の内面又は分配スリーブ32によって限定されている。
第1溶融体A用の溶融体分配器チャンネル24aは、環状中央溶融体チャンネル21の上で終端する。これらのチャンネルは、分割スリーブ32の通穴27を通して、分割スリーブ32の外面に形成された溶融体分配器チャンネル28に各々連結されており、これらのチャンネルは、最終的には、環状外溶融体チャンネル22に流動学的に連結される。別の態様では、ボアは、環状外溶融体分配器チャンネル22内に直接延びていてもよい。
特に環状ノズル開口部5が大径である場合、溶融体A、Bを環状外溶融体チャンネル22及び環状中央溶融体チャンネル21に均等に分配するため、分配器挿入体31の外面に設けられた夫々の溶融体分配器チャンネルは、例えば図2及び図3に示すように、分枝部又は分岐部を備えていてもよい。分割スリーブ32に設けられた溶融体分配器チャンネルもまた、分枝部又は分岐部を備えていてもよい。各分枝部又は分岐部の後、全流れ断面に亘って適切な均等な流量を達成するため、チャンネルの断面が小さくなってもよい。
環状溶融体は、環状内溶融体チャンネル20、環状中央溶融体チャンネル21、環状外溶融体チャンネル22から流れ、ノズル口部5を通る出口の直前に組み合わさり、同心に層をなした溶融体流れを形成する。これは、最終的には、ノズル口部5を通ってキャビティ3に入る。
1 ダイプレート
1a ダイ
2 コアプレート
2a コア
3 キャビティ
4 ホットランナーノズル
5 環状ノズル口部
6 中空ニードル
7 ノズルコア
8 冷却コア
9 外側コア
10 前面
11 断熱ジャケット
12 周囲凹所
13 周囲フランジ
20 環状内溶融体チャンネル
21 環状中央溶融体チャンネル
22 環状外溶融体チャンネル 23a、23b 溶融体A用の溶融体供給チャンネル
24a 溶融体分配器チャンネル
25a 溶融体B用の溶融体供給チャンネル
26a 溶融体B用の溶融体分配器チャンネル
27 通穴
28 溶融体A用の分割スリーブに設けられた溶融体分配器チャンネル
30 ノズル本体
31 溶融体分配器挿入体
32 分割スリーブ
33 保持−シールスリーブ/シールリング
34 加熱エレメント

Claims (13)

  1. 所定の外側形状及び所定の内側形状を持つ少なくとも一つの射出成形品を製造するための射出成形工具であって、少なくとも一つのキャビティ(3)と、各々が少なくとも一つの溶融体を前記キャビティ(3)に注入するため、環状ノズル口部(5)を持ち、前記キャビティ(3)に連結された少なくとも一つのホットランナーノズル(4)とを含み、
    前記少なくとも一つのキャビティ(3)は、製造されるべき前記射出成形品の前記外側形状用の外型を形成する冷却ダイ(1a)と、製造されるべき前記射出成形品の前記内側形状用の内型を形成するコア(2a)とによって形成されており、
    前記ホットランナーノズル(4)は、ノズルコア(7)と、前記環状ノズル口部(5)を開閉するために前記ノズルコア(7)に沿って変位可能な中空ニードル(6)とを有する、射出成形工具であって、
    前記ノズルコア(7)は、前記ホットランナーノズル(4)の前記環状ノズル口部(5)を越えて突出しており、前記ノズルコア(7)は、前記射出成形工具の前記キャビティ(3)の前記コア(2a)を形成し、
    前記ノズルコア(7)は、前記ホットランナーノズル(4)の前記環状ノズル口部(5)の上流に、少なくとも一つの断熱ジャケット(11)を含み、これに沿って前記中空ニードル(6)が案内される、ことを特徴とする射出成形工具。
  2. 前記ノズルコア(7)は、内側冷却コア(8)及び外側コア(9)を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の射出成形工具。
  3. 前記断熱ジャケット(11)は、セラミック製、熱伝導率が低い金属製、又は熱伝導率が低い合金製である、ことを特徴とする請求項に記載の射出成形工具。
  4. 前記外側コア(9)は、前記環状ノズル口部(5)の領域に、前記環状ノズル口部(5)の一方の側を形成する周囲肩部又は周囲フランジ(13)を有する、ことを特徴とする請求項に記載の射出成形工具。
  5. 前記外側コア(9)は、前記環状ノズル口部(5)の上流に周囲凹所(12)を有する、ことを特徴とする請求項2又は4に記載の射出成形工具。
  6. 前記ホットランナーノズル(4)は、同心の層をなした溶融体流れを前記キャビティ(3)に注入するための共射出成形ノズルである、ことを特徴とする請求項1乃至5のうちのいずれか一項に記載の射出成形工具。
  7. 被冷却ダイプレート(1)が前記冷却ダイ(1a)を形成する、ことを特徴とする請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の射出成形工具。
  8. 前記コア(2a)は冷却されており、被冷却コアプレート(2)に配置される、ことを特徴とする請求項1乃至7のうちのいずれか一項に記載の射出成形工具。
  9. 前記ホットランナーノズル(4)は、シールリング(33)によって被冷却コアプレートに取り付けられる、ことを特徴とする請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の射出成形工具。
  10. 環状ノズル口部と、ノズルコア(7)と、前記環状ノズル口部(5)を開閉するために前記ノズルコア(7)に沿って変位可能な中空ニードル(6)とを有する、射出成形工具ホットランナーノズル(4)において、
    前記ノズルコア(7)は、前記ホットランナーノズル(4)の前記環状ノズル口部(5)を越えて突出しており、前記ノズルコア(7)は、前記ホットランナーノズル(4)の設置状態で、前記射出成形工具のキャビティ(3)のコア(2a)を形成し、
    前記ノズルコア(7)は、前記ホットランナーノズル(4)の前記環状ノズル口部(5)の上流に、少なくとも一つの断熱ジャケット(11)を含み、これに沿って前記中空ニードル(6)が案内される、ことを特徴とするホットランナーノズル。
  11. 前記ノズルコア(7)は、内側冷却コア(8)及び外側コア(9)を含む、ことを特徴とする請求項10に記載のホットランナーノズル。
  12. 請求項1乃至9のうちのいずれか一項に記載の射出成形工具を使用して射出成形部製造するための方法。
  13. a)前記射出成形工具を閉鎖し、前記ホットランナーノズル(4)の前記ノズルコア(7)を前記却ダイ(1a)に導入することによって、前記射出成形品を射出成形するための被冷却キャビティ(3)を形成する工程と、
    b)前記ノズルコア(7)の周囲を延びる前記環状ノズル口部(5)を通して少なくとも一つの溶融体を前記被冷却キャビティ(3)に注入する工程と、
    c)前記射出成形工具を開放し、前記射出成形品を取り出す工程とを含む、ことを特徴とする請求項12に記載の方法。
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