JP2661874B2 - ロール間隙用指詰防止装置 - Google Patents
ロール間隙用指詰防止装置Info
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- JP2661874B2 JP2661874B2 JP6122546A JP12254694A JP2661874B2 JP 2661874 B2 JP2661874 B2 JP 2661874B2 JP 6122546 A JP6122546 A JP 6122546A JP 12254694 A JP12254694 A JP 12254694A JP 2661874 B2 JP2661874 B2 JP 2661874B2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21G—CALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
- D21G5/00—Safety devices
- D21G5/005—Safety devices for calenders
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/22—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
- B29C43/24—Calendering
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16P—SAFETY DEVICES IN GENERAL; SAFETY DEVICES FOR PRESSES
- F16P1/00—Safety devices independent of the control and operation of any machine
- F16P1/005—Guards for rolls in calendering or other roll machines, e.g. nip guards, finger guards
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Paper (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロール間隙を形成する
ロールに対向した前壁と、長手軸を中心に湾曲した後壁
と、2つの端壁とを備えてロール間隙に沿って延びた中
空体からなる、特に加熱ロールを備えたカレンダのロー
ル間隙用指詰防止装置であって、前壁及び後壁を側縁部
が、それぞれロール間隙を形成する各ロールに向かって
折り曲げられて縁板を形成し、且つその各先端とロール
との間に指詰を防止する所定の最大許容間隙を維持する
よう、各ロールに対して相対的に調整可能に端壁で支承
されている、ロール間隙用指詰防止装置に関する。
ロールに対向した前壁と、長手軸を中心に湾曲した後壁
と、2つの端壁とを備えてロール間隙に沿って延びた中
空体からなる、特に加熱ロールを備えたカレンダのロー
ル間隙用指詰防止装置であって、前壁及び後壁を側縁部
が、それぞれロール間隙を形成する各ロールに向かって
折り曲げられて縁板を形成し、且つその各先端とロール
との間に指詰を防止する所定の最大許容間隙を維持する
よう、各ロールに対して相対的に調整可能に端壁で支承
されている、ロール間隙用指詰防止装置に関する。
【0002】
【従来に技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の公知の指詰防止装置(特開平5−93391)では、
中空体が金属で構成されている。それ故、中空体の重量
がきわめて重く、ロールの交換時に、中空体をロールの
通過領域外へモータ力によって揺動回避できるように支
承されていなければならない。更に、ロールが長い場合
には、中空体もそれ相応に長くなるので、自重及び/又
は温度変化によって、特に加熱ロールの場合、中空体が
大きくたわみ、安全上の理由から許容された最大許容間
隔(下欄だの場合8mm)を超える危険がある。更に、中
空体の固有振動数が、しばしば、ロールの運転回転数の
範囲内にある。それ故、中空体が共振を起こしてロール
に接触するに到ることがある。最後に、かかる中空体を
金属で製造するには費用がかかる。
の公知の指詰防止装置(特開平5−93391)では、
中空体が金属で構成されている。それ故、中空体の重量
がきわめて重く、ロールの交換時に、中空体をロールの
通過領域外へモータ力によって揺動回避できるように支
承されていなければならない。更に、ロールが長い場合
には、中空体もそれ相応に長くなるので、自重及び/又
は温度変化によって、特に加熱ロールの場合、中空体が
大きくたわみ、安全上の理由から許容された最大許容間
隔(下欄だの場合8mm)を超える危険がある。更に、中
空体の固有振動数が、しばしば、ロールの運転回転数の
範囲内にある。それ故、中空体が共振を起こしてロール
に接触するに到ることがある。最後に、かかる中空体を
金属で製造するには費用がかかる。
【0003】本発明の課題は、簡単に製造しまた取り扱
うことができ、操業中に守らねばならないロールとの最
大許容間隔を超えることのない、冒頭に指摘した種類の
指詰防止装置を提供することである。
うことができ、操業中に守らねばならないロールとの最
大許容間隔を超えることのない、冒頭に指摘した種類の
指詰防止装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】前記の課題は、
本発明により解決される。即ち、請求項1に記載のとお
り、中空体が繊維強化合成樹脂からなり、前壁と後壁が
別々に製造されて互いに縁板を重ね合わせて結合されて
おり、端壁が別々に製造されて前壁及び後壁と結合され
るか、あるいは前壁又は後壁とが一体に製造されている
ることによって解決される。
本発明により解決される。即ち、請求項1に記載のとお
り、中空体が繊維強化合成樹脂からなり、前壁と後壁が
別々に製造されて互いに縁板を重ね合わせて結合されて
おり、端壁が別々に製造されて前壁及び後壁と結合され
るか、あるいは前壁又は後壁とが一体に製造されている
ることによって解決される。
【0005】繊維複合材料である繊維強化合成樹脂の特
性に基づいて、かかる中空体は、かなり軽量であり、金
属製の当該中空体よりも熱膨張係数がはるかに小さく、
曲げに対する剛性が高い。それ故、この中空体は、その
重量及び/又は温度変化に基づいてたわむ傾向が少な
い。その固有振動数はロールの回転数よりも高く、共振
を起こさない。更に、軽量の故に、それは容易に手で扱
うことができる。製造は、金型内で、圧力を加えて、例
えば成型用金型によるプレス成形、又は射出成型法で、
きわめて簡単に製造可能である。端壁を別々に製造し
て、後からそれらを前壁及び後壁と結合する場合の利点
は、前壁及び後壁を、まずきわめて長尺に製造し、次に
前壁及び後壁を希望する長さに裁断できることである。
端壁を前壁又は後壁と一体に構成する場合、後でこれら
の壁と結合する必要がなくなる。その場合も、両壁の分
離面が折り曲げ部の間にあることから、離型が容易であ
る。
性に基づいて、かかる中空体は、かなり軽量であり、金
属製の当該中空体よりも熱膨張係数がはるかに小さく、
曲げに対する剛性が高い。それ故、この中空体は、その
重量及び/又は温度変化に基づいてたわむ傾向が少な
い。その固有振動数はロールの回転数よりも高く、共振
を起こさない。更に、軽量の故に、それは容易に手で扱
うことができる。製造は、金型内で、圧力を加えて、例
えば成型用金型によるプレス成形、又は射出成型法で、
きわめて簡単に製造可能である。端壁を別々に製造し
て、後からそれらを前壁及び後壁と結合する場合の利点
は、前壁及び後壁を、まずきわめて長尺に製造し、次に
前壁及び後壁を希望する長さに裁断できることである。
端壁を前壁又は後壁と一体に構成する場合、後でこれら
の壁と結合する必要がなくなる。その場合も、両壁の分
離面が折り曲げ部の間にあることから、離型が容易であ
る。
【0006】前記の繊維強化合成樹脂に用いられる繊維
は、請求項2に記載のとおり、高張力繊維、好ましくは
炭素繊維、紡織ガラス繊維、合成繊維のいずれか、又は
これらの繊維の複合物とすることができる。これらの繊
維は、中空体に対して、高い強度を付与し、熱膨張がき
わめて少ない。合成樹脂としてはエポキシ樹脂が好まし
い。
は、請求項2に記載のとおり、高張力繊維、好ましくは
炭素繊維、紡織ガラス繊維、合成繊維のいずれか、又は
これらの繊維の複合物とすることができる。これらの繊
維は、中空体に対して、高い強度を付与し、熱膨張がき
わめて少ない。合成樹脂としてはエポキシ樹脂が好まし
い。
【0007】中空体を構成する各部材の結合は、請求項
3に記載のとおり、接着によって行うことができる。但
し、折り曲げ部については、ねじ又はリベットによって
結合することも可能である。
3に記載のとおり、接着によって行うことができる。但
し、折り曲げ部については、ねじ又はリベットによって
結合することも可能である。
【0008】端壁には、請求項4に記載のとおり、それ
ぞれ1つの金属板を埋封しておくことができ、この各板
にそれぞれ支承ピンが固定されている。埋封は、端壁の
製造時に金属板を挿入しておくか、又は端壁の予め仕上
げた層の上に積層固定することによって簡単に行うこと
ができる。
ぞれ1つの金属板を埋封しておくことができ、この各板
にそれぞれ支承ピンが固定されている。埋封は、端壁の
製造時に金属板を挿入しておくか、又は端壁の予め仕上
げた層の上に積層固定することによって簡単に行うこと
ができる。
【0009】請求項5に記載のとおり、各支承ピンが、
交差型クランプ内で、ロールを横切って延び架台に固定
された水平棒に着脱可能に締付固定することができる。
かかる交差型クランプは、締付個所を緩めた後、中空体
をロールとの希望する間隔に調整するための最も単純な
部材である。
交差型クランプ内で、ロールを横切って延び架台に固定
された水平棒に着脱可能に締付固定することができる。
かかる交差型クランプは、締付個所を緩めた後、中空体
をロールとの希望する間隔に調整するための最も単純な
部材である。
【0010】更に、請求項6に記載のとおり、前記中空
体の固有振動数をロールの回転数より大とすることによ
って、中間体がロールの回転に同調して共振することが
ない
体の固有振動数をロールの回転数より大とすることによ
って、中間体がロールの回転に同調して共振することが
ない
【0011】。
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の好ましい実
施例を詳しく説明する。
施例を詳しく説明する。
【0012】図1〜図4に示す指詰防止装置1は、加熱
ロールを備えた製紙カレンダの2本のロールのロール間
隙の入口側に配置されており、誤って操作員の手がロー
ル間隙に挟み込まれるのを防止する。この目的のため
に、指詰防止装置1とロール2、3間の最大許容間隔は
僅か8mmに設定されている。
ロールを備えた製紙カレンダの2本のロールのロール間
隙の入口側に配置されており、誤って操作員の手がロー
ル間隙に挟み込まれるのを防止する。この目的のため
に、指詰防止装置1とロール2、3間の最大許容間隔は
僅か8mmに設定されている。
【0013】指詰防止装置1は、ロール2、3の全長に
わたって延びた中空体4を有し、該中空体はロール間隙
に対向した前壁5と、中空体4の長手軸を中心に湾曲し
た後壁6と、2つの端壁7、8とを備えている。前壁5
及び後壁6の側縁を、それぞれ、ロール間隙を形成する
ロール2、3に向かって折り曲げて縁板9、10が形成
されている。中空体4は繊維強化合成樹脂からなり、こ
の繊維は好ましくは炭素繊維である。選択的、又は補足
的に紡織ガラス繊維を使用することもできる。前壁5と
後壁6は別々に製造されて互いに接着されている。縁板
9、10は、前壁5及び後壁6と一体に成形されて互い
に接着された折り曲げ部9a、9b又は10a、10b
によって形成されている。端壁7、8は別々に製造され
て前壁5及び後壁6と接着されるか、又は前壁5及び後
壁6と一体に製造されている。折り曲げ部9a、9b又
は10a、10bは、ねじ又はリベットによって結合し
ておくこともできる。
わたって延びた中空体4を有し、該中空体はロール間隙
に対向した前壁5と、中空体4の長手軸を中心に湾曲し
た後壁6と、2つの端壁7、8とを備えている。前壁5
及び後壁6の側縁を、それぞれ、ロール間隙を形成する
ロール2、3に向かって折り曲げて縁板9、10が形成
されている。中空体4は繊維強化合成樹脂からなり、こ
の繊維は好ましくは炭素繊維である。選択的、又は補足
的に紡織ガラス繊維を使用することもできる。前壁5と
後壁6は別々に製造されて互いに接着されている。縁板
9、10は、前壁5及び後壁6と一体に成形されて互い
に接着された折り曲げ部9a、9b又は10a、10b
によって形成されている。端壁7、8は別々に製造され
て前壁5及び後壁6と接着されるか、又は前壁5及び後
壁6と一体に製造されている。折り曲げ部9a、9b又
は10a、10bは、ねじ又はリベットによって結合し
ておくこともできる。
【0014】端壁7、8には、それぞれ1つの金属板1
1、12が埋封されており、これらの板に支承ピン1
3、14が、端壁7、8で外側から当板15、16及び
ねじ17(図2では図示省略)を介して固定されてい
る。
1、12が埋封されており、これらの板に支承ピン1
3、14が、端壁7、8で外側から当板15、16及び
ねじ17(図2では図示省略)を介して固定されてい
る。
【0015】各支承ピン13、14は、交差型クランプ
18、19内で、架台に固定された水平棒20、21
に、ねじ22、23によって締付スリット内で着脱可能
に締付固定されている。
18、19内で、架台に固定された水平棒20、21
に、ねじ22、23によって締付スリット内で着脱可能
に締付固定されている。
【0016】図5の変形例では、端壁8のみが示された
各端壁で、金属板11(12)が、予め仕上げられた端
壁部分8bの内面に積層8aによって固定されており、
この積層が端壁の内側部分を形成する。
各端壁で、金属板11(12)が、予め仕上げられた端
壁部分8bの内面に積層8aによって固定されており、
この積層が端壁の内側部分を形成する。
【0017】長さ5m、加熱ロールの表面温度170℃以
下の指詰防止装置の実施態様についてデータを以下に示
す。
下の指詰防止装置の実施態様についてデータを以下に示
す。
【0018】 −重量(支承ピンを除く) 約25kg 65%炭素繊維 密度1.7kg/dm3 35%エポキシ樹脂 密度1.7kg/dm3 壁厚 約5mm (比較:特殊鋼アングル材 約130kg) −自重によるたわみ 2.5mm以下 −熱膨張による変形 約2〜3mm 熱膨張率 (1〜4)・10-6/゜K (比較:特殊鋼 12・10-6/゜K) −製造時の直線性からの偏差 1mm以下 (金型及び装置の精度に依存) −耐熱性 170℃以下 −固有振動数 15Hz以上 −弾性率(軸方向) 120000N/mm2
【0019】
【発明の効果】かかる指詰防止装置は、中間体を繊維強
化剛性樹脂製としたため、容易に製造可能であり、又、
軽量で熱膨張係数が小さく、またロールの回転と同調し
て共振が生じない。従って、一度設定されたロール2、
3との間隔dが維持され、取扱いが容易である。また、
ねじ23を緩めることによって2名の操作員が手で容易
に分解して搬送することができる。さらに、ロール組立
時に指詰防止装置を、ロール通過領域外へ揺動回避させ
るための電動機構を省くことができ、取付及び調整も簡
単である。
化剛性樹脂製としたため、容易に製造可能であり、又、
軽量で熱膨張係数が小さく、またロールの回転と同調し
て共振が生じない。従って、一度設定されたロール2、
3との間隔dが維持され、取扱いが容易である。また、
ねじ23を緩めることによって2名の操作員が手で容易
に分解して搬送することができる。さらに、ロール組立
時に指詰防止装置を、ロール通過領域外へ揺動回避させ
るための電動機構を省くことができ、取付及び調整も簡
単である。
【図1】 本発明の指詰防止装置を備えた製紙カレンダ
の2本のロールの概略側面図である。
の2本のロールの概略側面図である。
【図2】 図1に示すロール及び指詰防止装置の正面図
である。
である。
【図3】 図1、図2に示す指詰防止装置の拡大断面図
である。
である。
【図4】 図3の指詰防止装置の一端の一部断面正面図
である。
である。
【図5】 本発明の指詰防止装置の後壁部分の変形例を
示す一部断面正面図である。
示す一部断面正面図である。
1・・・指詰防止装置 2、3・・・ロール 4・・・中空体 5・・・前壁 6・・・後壁 7、8・・・端壁 9、10・・・縁板 9a、9b;10a、10b・・・折り曲げ部 11、12・・・金属板 13、14・・・支承ピン 18、19・・・交差型クランプ 20、21・・・水平棒
Claims (6)
- 【請求項1】 ロール間隙を形成するロール(2、3)
に対向した前壁(5)と長手軸を中心に湾曲した後壁
(6)及び2つの端壁(7、8)により、ロール間隙に
沿って延びる中空体(4)からなる、特に加熱ロールを
備えたカレンダのロール間隙用指詰防止装置であって、
前壁及び後壁の側縁部を、それぞれ、ロール間隙を形成
するロール(2、3)に向かって折り曲げて縁板(9、
10)を形成し、且つその各先端がロール(2、3)と
の間に指詰を防止する所定の最大許容間隔(d)を維持
するよう、中空体(4)が、ロール(2、3)に対して
相対的に調整可能に端壁(7、8)で支承されているも
のにおいて、中空体(4)を構成する前壁(5)、後壁(6)及び2
つの端壁(7、8)が、いずれも繊維強化合成樹脂から
なり、別々に製造された前壁(5)と後壁(6)のとが
縁板(9、10)を重ね合わせて結合され、端壁(7、
8)が別々に製造されて前壁(5)及び後壁(6)に結
合されるか、あるいは、前壁(5)又は後壁(6)と一
体に製造されていることを特徴とする指詰保護装置 。 - 【請求項2】 前記の繊維強化合成樹脂に用いられる繊
維が、炭素繊維、紡織ガラス繊維、合成樹脂のいずれ
か、又は、これらの繊維の複合物であることを特徴とす
る請求項1に記載の指詰防止装置 - 【請求項3】 中空体の構成部材(5、6、7、8)が
互いに接着によって結合されていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の指詰防止装置。 - 【請求項4】 端壁(7、8)に各1つの金属板(1
1;12)が埋封されており、この各金属板にそれぞれ
支承ピン(13;14)が固定されていることを特徴と
する請求項1〜3のいずれか1項に記載の指詰防止装
置。 - 【請求項5】 各支承ピン(13、14)が、交差型ク
ランプ(18、19)内で、ロール(2、3)を横切っ
て延び架台に固定された水平棒(20、21)に、着脱
可能に締付固定されていることを特徴とする請求項4に
記載の指詰防止装置。 - 【請求項6】 前記中空体の固有振動数をロール(2、
3)の回転数より大としたことを特徴とする請求項1記
載の指詰防止装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4318773A DE4318773C1 (de) | 1993-06-05 | 1993-06-05 | Fingerschutzvorrichtung für einen Walzenspalt |
DE4318773.0 | 1993-06-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073690A JPH073690A (ja) | 1995-01-06 |
JP2661874B2 true JP2661874B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=6489742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6122546A Expired - Lifetime JP2661874B2 (ja) | 1993-06-05 | 1994-06-03 | ロール間隙用指詰防止装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5427020A (ja) |
EP (1) | EP0628657B1 (ja) |
JP (1) | JP2661874B2 (ja) |
CA (1) | CA2123737C (ja) |
DE (1) | DE4318773C1 (ja) |
FI (1) | FI942647A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19610624A1 (de) * | 1996-03-19 | 1997-09-25 | Voith Sulzer Finishing Gmbh | Fingerschutzvorrichtung für einen Walzenspalt |
US5670302A (en) * | 1996-06-16 | 1997-09-23 | Eastman Kodak Company | Photographic elements containing new magenta dye-forming couplers |
EP1393888B1 (en) | 1996-06-28 | 2006-03-29 | Ranpak Corp. | Cushioning conversion machine |
DE19958349C1 (de) * | 1999-12-03 | 2001-02-15 | Freudenberg Carl Fa | Luftleitkasten |
US6588698B2 (en) * | 2001-11-26 | 2003-07-08 | Gl&V Management Hungary Kft | Winding machine including a finger sensor adjacent the nip formed between a support drum and a web reel |
US9187285B2 (en) * | 2012-11-19 | 2015-11-17 | Valmet Technologies, Inc. | Slitter-winder of a fiber production line |
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JPS6367422A (ja) * | 1986-09-09 | 1988-03-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | Frp製メタルコ−トロ−ル |
JPH0593391A (ja) * | 1990-09-24 | 1993-04-16 | Kleinewefers Gmbh | ロール間隙の保護装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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