JP2661151B2 - 電話装置 - Google Patents
電話装置Info
- Publication number
- JP2661151B2 JP2661151B2 JP63156711A JP15671188A JP2661151B2 JP 2661151 B2 JP2661151 B2 JP 2661151B2 JP 63156711 A JP63156711 A JP 63156711A JP 15671188 A JP15671188 A JP 15671188A JP 2661151 B2 JP2661151 B2 JP 2661151B2
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- JP
- Japan
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- signal
- memory
- voice
- message
- digital
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、音声信号を記憶するICメモリを備え、この
メモリが記憶する音声信号を必要に応じて再生すること
のできる電話装置に関するものである。
メモリが記憶する音声信号を必要に応じて再生すること
のできる電話装置に関するものである。
従来、例えば外出先から電話によって人にメッセージ
を伝える場合には、外出先の電話機から電話をかけ、相
手が応答したら受話器を通じて話をすることにより、必
要なメッセージを伝えていた。
を伝える場合には、外出先の電話機から電話をかけ、相
手が応答したら受話器を通じて話をすることにより、必
要なメッセージを伝えていた。
従って、外出先の電話機が例えば会議室等に設置され
ている場合には、受話器を通じて話をするため会議の妨
げとなり、また、場合によってはプライベートな話を周
囲の人に聞かれてしまうことになる。
ている場合には、受話器を通じて話をするため会議の妨
げとなり、また、場合によってはプライベートな話を周
囲の人に聞かれてしまうことになる。
本発明の目的は、このような欠点を除去し、周囲の人
に迷惑をかけることなく、しかもプライベートな話を他
の人に聞かれることなく、メッセージを伝えることので
きる電話装置を提供することにある。
に迷惑をかけることなく、しかもプライベートな話を他
の人に聞かれることなく、メッセージを伝えることので
きる電話装置を提供することにある。
本発明は、音声信号を記憶するICメモリを備えた電話
装置において、 音声入力手段からのアナログ音声メッセージをディジ
タル音声信号に変換するA/D変換手段と、 所定の操作により、前記A/D変換手段からのディジタ
ル音声信号を前記ICメモリの所定の記憶領域に予め格納
する第１の制御手段と、 通話中に外線電話機から回線を通じて送られてくる制
御信号を検出して出力する信号検出手段と、 この信号検出手段が出力する前記制御信号にもとづい
て前記ICメモリを制御し、前記所定の記憶領域に格納さ
れた前記ディジタル音声信号を出力させる第２の制御信
号と、 前記ICメモリから読み出された前記ディジタル音声信
号をアナログ音声メッセージに変換し、受話器に出力す
るD/A変換手段とを備え、 前記外線電話機から一切音声を発することなく前記受
話器を介して応答者に前記音声メッセージを伝えること
を特徴とする。
装置において、 音声入力手段からのアナログ音声メッセージをディジ
タル音声信号に変換するA/D変換手段と、 所定の操作により、前記A/D変換手段からのディジタ
ル音声信号を前記ICメモリの所定の記憶領域に予め格納
する第１の制御手段と、 通話中に外線電話機から回線を通じて送られてくる制
御信号を検出して出力する信号検出手段と、 この信号検出手段が出力する前記制御信号にもとづい
て前記ICメモリを制御し、前記所定の記憶領域に格納さ
れた前記ディジタル音声信号を出力させる第２の制御信
号と、 前記ICメモリから読み出された前記ディジタル音声信
号をアナログ音声メッセージに変換し、受話器に出力す
るD/A変換手段とを備え、 前記外線電話機から一切音声を発することなく前記受
話器を介して応答者に前記音声メッセージを伝えること
を特徴とする。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明による電話装置の一実施例を示すブロ
ック図である。図において、ICメモリ６は第２図に示す
ように複数の記憶領域を備え、それぞれに７〜10秒程度
の長さのメッセージ、例えば「今日は会議で遅くなりま
す」、「今日は早く帰ります」、「待ち合わせの時間に
遅れます」などを、ディジタル音声信号として記憶す
る。
ック図である。図において、ICメモリ６は第２図に示す
ように複数の記憶領域を備え、それぞれに７〜10秒程度
の長さのメッセージ、例えば「今日は会議で遅くなりま
す」、「今日は早く帰ります」、「待ち合わせの時間に
遅れます」などを、ディジタル音声信号として記憶す
る。
A/D変換手段４は、音声入力手段であるマイク３ある
いは回線７からのアナログ音声信号をディジタル音声信
号に変換し、ICメモリ６に出力する。一方、D/A変換手
段５はICメモリ６が出力するディジタル音声信号をアナ
ログ音声信号に変換し、受話器９および回線７に出力す
る。
いは回線７からのアナログ音声信号をディジタル音声信
号に変換し、ICメモリ６に出力する。一方、D/A変換手
段５はICメモリ６が出力するディジタル音声信号をアナ
ログ音声信号に変換し、受話器９および回線７に出力す
る。
リモコン信号検出手段８は、回線７から入力される所
定の制御信号、すなわちリモコン信号を検出し、機能制
御手段２に出力する。
定の制御信号、すなわちリモコン信号を検出し、機能制
御手段２に出力する。
機能制御手段２は第１および第２の制御手段としての
機能を持ち、第１の制御手段として動作するときは、キ
ー入力部１の録音キーが利用者により押されるとICメモ
リ６を制御し、A/D変換手段４からのディジタル音声信
号を記憶させる。また、第２の制御手段として動作する
ときは、リモコン信号検出手段８からのリモコン信号に
もとづいてICメモリ６を制御し、ICメモリの所定の領域
に記憶されているディジタル音声信号を出力させる。
機能を持ち、第１の制御手段として動作するときは、キ
ー入力部１の録音キーが利用者により押されるとICメモ
リ６を制御し、A/D変換手段４からのディジタル音声信
号を記憶させる。また、第２の制御手段として動作する
ときは、リモコン信号検出手段８からのリモコン信号に
もとづいてICメモリ６を制御し、ICメモリの所定の領域
に記憶されているディジタル音声信号を出力させる。
次に動作を説明する。利用者はまず使用頻度の高い複
数のメッセージをあらかじめこの電話装置に入力し、録
音しておく。すなわち、キー入力部１の録音キーを押
し、機能制御手段２にメッセージの録音を指示する。こ
れにより機能制御手段は第１の制御手段として動作し、
ICメモリ６を制御する。ここで、利用者がマイク３に向
かってメッセージを発すると、マイク３はこの音声を電
気信号に変換し、A/D変換手段４はさらにこのアナログ
音声信号をディジタル音声信号に変換して出力する。IC
メモリ６はマイク３から入力された各メッセージ
（ａ），（ｂ），（ｃ）のディジタル音声信号を受け取
ると、第２図に示すようにメッセージごとに所定の記憶
領域に格納する。
数のメッセージをあらかじめこの電話装置に入力し、録
音しておく。すなわち、キー入力部１の録音キーを押
し、機能制御手段２にメッセージの録音を指示する。こ
れにより機能制御手段は第１の制御手段として動作し、
ICメモリ６を制御する。ここで、利用者がマイク３に向
かってメッセージを発すると、マイク３はこの音声を電
気信号に変換し、A/D変換手段４はさらにこのアナログ
音声信号をディジタル音声信号に変換して出力する。IC
メモリ６はマイク３から入力された各メッセージ
（ａ），（ｂ），（ｃ）のディジタル音声信号を受け取
ると、第２図に示すようにメッセージごとに所定の記憶
領域に格納する。
次に、利用者が例えば外出先からメッセージを伝える
場合には、まずこの電話装置に電話をかけ、相手が受話
器９をとって応答し、通話状態となったとき前記３種類
のメッセージの１つを指定するため、ICメモリ６の各記
憶領域、すなわち各メッセージにそれぞれ対応するプッ
シュボタンの“1",“2",“3"のいずれかを押す。
場合には、まずこの電話装置に電話をかけ、相手が受話
器９をとって応答し、通話状態となったとき前記３種類
のメッセージの１つを指定するため、ICメモリ６の各記
憶領域、すなわち各メッセージにそれぞれ対応するプッ
シュボタンの“1",“2",“3"のいずれかを押す。
電話装置ではリモコン信号検出手段８がこのプッシュ
ボタンの信号をリモコン信号として受け取り、例えば
“1"の信号を検出した場合には、それを機能制御手段２
に出力する。これにより機能制御手段２は第２の制御手
段として動作し、ICメモリ６を制御して信号“1"に対応
する記憶領域に格納された「今日は会議で遅くなりま
す」というメッセージのディジタル音声信号を出力させ
る。D/A変換手段５はこのディジタル音声信号をアナロ
グ音声信号に変換し、受話器９に出力する。
ボタンの信号をリモコン信号として受け取り、例えば
“1"の信号を検出した場合には、それを機能制御手段２
に出力する。これにより機能制御手段２は第２の制御手
段として動作し、ICメモリ６を制御して信号“1"に対応
する記憶領域に格納された「今日は会議で遅くなりま
す」というメッセージのディジタル音声信号を出力させ
る。D/A変換手段５はこのディジタル音声信号をアナロ
グ音声信号に変換し、受話器９に出力する。
その結果、この電話装置の応答者は前記メッセージを
受話器より聴取することができる。すなわち、外出先か
ら電話をかけた利用者は一切音声を発することなく、応
答者に必要なメッセージを伝えることができる。
受話器より聴取することができる。すなわち、外出先か
ら電話をかけた利用者は一切音声を発することなく、応
答者に必要なメッセージを伝えることができる。
なお、D/A変換手段５は回線７にもアナログ音声信号
を出力するので、外出先の発信者も発信した電話機の受
話器を通じてメッセージを聞くことができ、指定したメ
ッセージが正しく再生されているか否かを確認できる。
を出力するので、外出先の発信者も発信した電話機の受
話器を通じてメッセージを聞くことができ、指定したメ
ッセージが正しく再生されているか否かを確認できる。
以上説明したように本発明は、音声信号を記憶するIC
メモリを備えた電話装置において、音声入力手段からの
アナログ音声信号をディジタル音声信号に変換するA/D
変換手段と、所定の操作により、A/D変換手段からのデ
ィジタル音声信号をICメモリの所定の記憶領域に格納さ
せる第１の制御手段と、回線を通じて送られてくる制御
信号を検出して出力する信号検出手段と、この信号検出
手段が出力する制御信号にもとづいてICメモリを制御
し、所定の記憶領域に格納されたディジタル音声信号を
出力させる第２の制御手段と、ICメモリから読み出され
たディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、受
話器に出力するD/A変換手段とを備えている。
メモリを備えた電話装置において、音声入力手段からの
アナログ音声信号をディジタル音声信号に変換するA/D
変換手段と、所定の操作により、A/D変換手段からのデ
ィジタル音声信号をICメモリの所定の記憶領域に格納さ
せる第１の制御手段と、回線を通じて送られてくる制御
信号を検出して出力する信号検出手段と、この信号検出
手段が出力する制御信号にもとづいてICメモリを制御
し、所定の記憶領域に格納されたディジタル音声信号を
出力させる第２の制御手段と、ICメモリから読み出され
たディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、受
話器に出力するD/A変換手段とを備えている。
従って本発明により、周囲の人に迷惑をかけることな
く、しかもプライベートな話を他の人に聞かれることな
く、メッセージを伝えることのできる電話装置を実現で
きる。この電話装置を利用することにより、電話をかけ
ようとする電話機が例えば会議室に設置されている場合
でも、利用者はメッセージを伝えるために音声を一切発
する必要がないので、周囲の人に迷惑をかけることがな
く、また他の人にメッセージの内容を聞かれることもな
い。
く、しかもプライベートな話を他の人に聞かれることな
く、メッセージを伝えることのできる電話装置を実現で
きる。この電話装置を利用することにより、電話をかけ
ようとする電話機が例えば会議室に設置されている場合
でも、利用者はメッセージを伝えるために音声を一切発
する必要がないので、周囲の人に迷惑をかけることがな
く、また他の人にメッセージの内容を聞かれることもな
い。
第１図は本発明の電話装置の一実施例を示すブロック
図、 第２図はICメモリ内のメッセージの格納状態を示す説明
図である。 １……キー入力部 ２……機能制御手段 ３……マイク ４……A/D変換手段 ５……D/A変換手段 ６……ICメモリ ７……回線 ８……リモコン信号検出手段 ９……受話器
図、 第２図はICメモリ内のメッセージの格納状態を示す説明
図である。 １……キー入力部 ２……機能制御手段 ３……マイク ４……A/D変換手段 ５……D/A変換手段 ６……ICメモリ ７……回線 ８……リモコン信号検出手段 ９……受話器
Claims (1)
- 【請求項１】音声信号を記憶するICメモリを備えた電話
装置において、 音声入力手段からのアナログ音声メッセージをディジタ
ル音声信号に変換するA/D変換手段と、 所定の操作により、前記A/D変換手段からのディジタル
音声信号を前記ICメモリの所定の記憶領域に予め格納す
る第１の制御手段と、 通話中に外線電話機から回線を通じて送られてくる制御
信号を検出して出力する信号検出手段と、 この信号検出手段が出力する前記制御信号にもとづいて
前記ICメモリを制御し、前記所定の記憶領域に格納され
た前記ディジタル音声信号を出力させる第２の制御信号
と、 前記ICメモリから読み出された前記ディジタル音声信号
をアナログ音声メッセージに変換し、受話器に出力する
D/A変換手段とを備え、 前記外線電話機から一切音声を発することなく前記受話
器を介して応答者に前記音声メッセージを伝えることを
特徴とするとする電話装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63156711A JP2661151B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63156711A JP2661151B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電話装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH027760A JPH027760A (ja) | 1990-01-11 |
| JP2661151B2 true JP2661151B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=15633665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63156711A Expired - Lifetime JP2661151B2 (ja) | 1988-06-27 | 1988-06-27 | 電話装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2661151B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2680565B2 (ja) * | 1984-07-31 | 1997-11-19 | オムロン株式会社 | 電話線を利用した送受信システム |
| JPS6372250A (ja) * | 1986-09-16 | 1988-04-01 | Hitachi Ltd | 留守番電話 |
-
1988
- 1988-06-27 JP JP63156711A patent/JP2661151B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH027760A (ja) | 1990-01-11 |
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