JP2660759B2 - エアクリーナの吸気音減衰構造 - Google Patents
エアクリーナの吸気音減衰構造Info
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- JP2660759B2 JP2660759B2 JP1277778A JP27777889A JP2660759B2 JP 2660759 B2 JP2660759 B2 JP 2660759B2 JP 1277778 A JP1277778 A JP 1277778A JP 27777889 A JP27777889 A JP 27777889A JP 2660759 B2 JP2660759 B2 JP 2660759B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underframe
- air inlet
- inlet pipe
- floor panel
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、エアクリーナの吸気騒音を小さくしうる
ように構成したエアクリーナの吸気音減衰構造に関す
る。
ように構成したエアクリーナの吸気音減衰構造に関す
る。
キャブオーバ型トラック車等の場合、一般に、エンジ
ンやトランスミッションなどを取付けるためのアンダフ
レームが設けられ、このアンダフレーム上にボデーが組
み付けられる。また、上記アンダフレームは、通常、車
両の両側方を前後方向に延びる左右一対の箱型断面構造
のサイドメンバと、このサイドメンバ間にかけ渡される
クロスメンバとで構成されている。 ところで、このようなアンダフレームが設けられる自
動車の場合、エアクリーナのエアインレットパイプをア
ンダフレーム内に配置することが多い。特に、トラック
車の場合、エアインレットパイプをアンダフレームのサ
イドメンバ内に導入することが一般的になっている。ア
ンダフレームをエアインレットパイプの取付け座として
利用でき、またアンダフレームによってエアインレット
パイプを保護できるからである。
ンやトランスミッションなどを取付けるためのアンダフ
レームが設けられ、このアンダフレーム上にボデーが組
み付けられる。また、上記アンダフレームは、通常、車
両の両側方を前後方向に延びる左右一対の箱型断面構造
のサイドメンバと、このサイドメンバ間にかけ渡される
クロスメンバとで構成されている。 ところで、このようなアンダフレームが設けられる自
動車の場合、エアクリーナのエアインレットパイプをア
ンダフレーム内に配置することが多い。特に、トラック
車の場合、エアインレットパイプをアンダフレームのサ
イドメンバ内に導入することが一般的になっている。ア
ンダフレームをエアインレットパイプの取付け座として
利用でき、またアンダフレームによってエアインレット
パイプを保護できるからである。
しかしながら、上記のようにアンダフレーム内にエア
インレットパイプを配置する自動車においては,次のよ
うな問題点があった。 すなわち、エアクリーナに吸い込まれる空気は、エン
ジンの吸気バルブの開閉に起因して脈動するが、その脈
動によりエアインレットパイプの吸気口から放射される
圧力波が、アンダフレームないしボデーを共振させて共
振音を発生させてしまう。殊に、アンダフレーム内の容
積は小さいことから、アンダフレーム内の内部音圧が大
きくなり、そのため、共振音が大きく、それが不愉快な
吸気騒音となってしまうのである。 本願発明は、以上のような事情の下で考え出されたも
のであって、エアクリーナのエアインレットパイプを箱
形断面構造のアンダフレーム内に配設する自動車におい
て、簡単な構造で、上記フレームおよびボデーの共振音
等の吸気騒音を低減させることができるように構成する
ことをその目的とする。
インレットパイプを配置する自動車においては,次のよ
うな問題点があった。 すなわち、エアクリーナに吸い込まれる空気は、エン
ジンの吸気バルブの開閉に起因して脈動するが、その脈
動によりエアインレットパイプの吸気口から放射される
圧力波が、アンダフレームないしボデーを共振させて共
振音を発生させてしまう。殊に、アンダフレーム内の容
積は小さいことから、アンダフレーム内の内部音圧が大
きくなり、そのため、共振音が大きく、それが不愉快な
吸気騒音となってしまうのである。 本願発明は、以上のような事情の下で考え出されたも
のであって、エアクリーナのエアインレットパイプを箱
形断面構造のアンダフレーム内に配設する自動車におい
て、簡単な構造で、上記フレームおよびボデーの共振音
等の吸気騒音を低減させることができるように構成する
ことをその目的とする。
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的
手段を講じている。 すなわち、本願発明によって提供されるエアクリーナ
の吸気音減衰構造は、後部段上げ部が形成されたフロア
パネルの下面に沿って配置された箱断面構造のアンダフ
レーム内に、エアクリーナに接続されたエアインレット
パイプを導入してなる自動車において、 上記アンダフレームにおける上記後部段上げ部に対応
する部位の底部壁に形成されるたち上がり傾斜部の角度
を上記フロアパネルの段上げ部の角度よりも小さく設定
する一方、上記アンダフレームの上部壁の一部を上記フ
ロアパネルの上記段上げ部の下面に対応させて膨出させ
ることにより、上記アンダフレームに、その容積を部分
的に拡大させる膨出部を設け、上記エアインレットパイ
プの吸気口を、上記膨出部が形成された位置に配置した
ことを特徴といている。
手段を講じている。 すなわち、本願発明によって提供されるエアクリーナ
の吸気音減衰構造は、後部段上げ部が形成されたフロア
パネルの下面に沿って配置された箱断面構造のアンダフ
レーム内に、エアクリーナに接続されたエアインレット
パイプを導入してなる自動車において、 上記アンダフレームにおける上記後部段上げ部に対応
する部位の底部壁に形成されるたち上がり傾斜部の角度
を上記フロアパネルの段上げ部の角度よりも小さく設定
する一方、上記アンダフレームの上部壁の一部を上記フ
ロアパネルの上記段上げ部の下面に対応させて膨出させ
ることにより、上記アンダフレームに、その容積を部分
的に拡大させる膨出部を設け、上記エアインレットパイ
プの吸気口を、上記膨出部が形成された位置に配置した
ことを特徴といている。
上記構成を備える本願発明の場合、アンダフレーム
に、部分的に容積が拡大される膨出部を設け、この膨出
部に対応する部位にエアインレットパイプの吸気口を配
置している。これにより、エアインレットパイプのエン
クロージャ容積を吸気口の付近において拡大させること
ができる。既に述べたように、エアインレットパイプに
吸い込まれる空気は脈動し、その脈動による圧力波の影
響により生じるアンダフレームないしボデーの共振音が
問題となるが、本願発明では、上記のようにアンダフレ
ームの容積をエアインレットパイプの吸気口付近におい
て部分的に拡大させていることから、アンダフレーム内
に内部音圧を減少させることができる。 しかも、本願発明においては、上記アンダフレームに
設けられる膨出部を、フロアパネルの構造と、このフロ
アパネルの下面に沿って配置されるアンダフレームの構
造をうまく利用して形成している。通常、フロアパネル
には、後部に段上げ部を形成する場合が多いが、この段
上げ部の下方を前後方向に延びるアンダフレームの底部
壁の傾斜を、上記フロアパネルの段上げ部の傾斜よりも
小さくし、アンダフレームの上部壁を上記フロアパネル
の段上げ部の下面に沿って膨出させている。すなわち、
後部段上げ部が形成されるフロアパネルの下面のデッド
スペースをうまく利用してアンダフレームの上部壁に膨
出部を形成しているのであり、したがって、フロアパネ
ルの構成を大幅に変更しなくとも、その下面に沿って配
置されるアンダフレームに、エアインレットパイプに吸
い込まれる空気の脈動の影響により生じる共振音を効果
的に減衰させる膨出部を形成することができる。 そして、本願発明においては、アンダフレームにおい
て、その全体の容積を拡大するのではなく、上記のよう
なデッドスペースを利用した部分的な膨出部を設けてい
るので、アンダフレーム全体の容積を拡大することに比
較し、自動車の車体重量の増加といった不具合を招くこ
とはほとんどない。
に、部分的に容積が拡大される膨出部を設け、この膨出
部に対応する部位にエアインレットパイプの吸気口を配
置している。これにより、エアインレットパイプのエン
クロージャ容積を吸気口の付近において拡大させること
ができる。既に述べたように、エアインレットパイプに
吸い込まれる空気は脈動し、その脈動による圧力波の影
響により生じるアンダフレームないしボデーの共振音が
問題となるが、本願発明では、上記のようにアンダフレ
ームの容積をエアインレットパイプの吸気口付近におい
て部分的に拡大させていることから、アンダフレーム内
に内部音圧を減少させることができる。 しかも、本願発明においては、上記アンダフレームに
設けられる膨出部を、フロアパネルの構造と、このフロ
アパネルの下面に沿って配置されるアンダフレームの構
造をうまく利用して形成している。通常、フロアパネル
には、後部に段上げ部を形成する場合が多いが、この段
上げ部の下方を前後方向に延びるアンダフレームの底部
壁の傾斜を、上記フロアパネルの段上げ部の傾斜よりも
小さくし、アンダフレームの上部壁を上記フロアパネル
の段上げ部の下面に沿って膨出させている。すなわち、
後部段上げ部が形成されるフロアパネルの下面のデッド
スペースをうまく利用してアンダフレームの上部壁に膨
出部を形成しているのであり、したがって、フロアパネ
ルの構成を大幅に変更しなくとも、その下面に沿って配
置されるアンダフレームに、エアインレットパイプに吸
い込まれる空気の脈動の影響により生じる共振音を効果
的に減衰させる膨出部を形成することができる。 そして、本願発明においては、アンダフレームにおい
て、その全体の容積を拡大するのではなく、上記のよう
なデッドスペースを利用した部分的な膨出部を設けてい
るので、アンダフレーム全体の容積を拡大することに比
較し、自動車の車体重量の増加といった不具合を招くこ
とはほとんどない。
このように、本願発明では、エアインレットパイプ内
の空気の脈動時におけるアンダフレーム内の内部音圧を
効果的に減少させることができる。そして、アンダフレ
ームおよびボデーの共振の防止ないしは減少させること
ができることから、上記共振音等に起因した吸気騒音を
なくし、あるいは著しく減音させることができる。 しもか、本願発明の場合、車体構造の大幅な変更や部
品追加等の必要がないので、実施にあたり、ほとんどコ
スト上昇を招かない。
の空気の脈動時におけるアンダフレーム内の内部音圧を
効果的に減少させることができる。そして、アンダフレ
ームおよびボデーの共振の防止ないしは減少させること
ができることから、上記共振音等に起因した吸気騒音を
なくし、あるいは著しく減音させることができる。 しもか、本願発明の場合、車体構造の大幅な変更や部
品追加等の必要がないので、実施にあたり、ほとんどコ
スト上昇を招かない。
以下、本願発明の実施例を図面を参照しつつ具体的に
説明する。 まず、第一の実施例を第1図ないし第3図に示した。 本例では、本願発明をトラック車において適用した例
を示している。トラック車の場合アンダフレームFが設
けられ、これは、通常、車両の両側方を前後方向に延び
る左右一対のサイドメンバ1,1と、このサイドメンバ1,1
間にかけ渡される複数のクロスメンバ(図示略)とで構
成されている。 サイドメンバ1は、箱形断面構造を呈し、みぞ形材に
よって構成されるフレーム2と、このフレーム2の上端
に接合されるアッパパネル3とからなる。上記フレーム
2とアッパパネル3の接合は、フレーム2の上端に設け
た横向きフランジ2aをアッパパネル3にスポット溶接す
ることにより行われている。なお、図において符号4
は、フロアパネルを示す。また、上記クロスメンバも、
サイドメンバ1と同様に箱形断面構造に形成される。 上記サイドメンバ1内には、エアクリーナ5のエアイ
ンレットパイプ6が導入されており、これは、支持ブラ
ケット7を介してサイドメンバ1に支持固定されてい
る。上記エアインレットパイプ6は、前端をホース8を
介してエアクリーナ5に接続されており、後端吸気口か
らサイドメンバ1内の空気を吸入する。また、サイドメ
ンバ1は、たとえばその前端を開口させられ、その前端
開口からメンバ内に外気を導入しうるように構成され
る。なお、サイドメンバ1は、後部段上げ部が形成され
たフロアパネルの下面に沿うようにして、その後方部が
高くなるように形成されているとともに、エアインレッ
トパイプ6の後方部はサイドメンバ1のたち上がり傾斜
部1aに沿って斜め上方に延出させられている。冠水路走
行時等においてサイドメンバ1内に浸入する水がエアイ
ンレットパイプ6内に入り込みにくくなるようにするた
めである。 本願発明では、上記サイドメンバ1に、メンバ内の容
積を拡大させる膨出部9を、エアインレットパイプ6の
吸気口の近傍において設ける。本例の場合、第1図およ
び第2図に示すように、上記アッパパネル3を部分的に
上方に膨出させることにより、膨出部9を形成してい
る。上記フレーム2側に膨出部を形成するよりもアッパ
パネル3側に膨出部を形成する方が、簡単だからであ
る。 また、膨出部9は、上記アッパパネル3における上記
たち上がり傾斜部1aにおいて設けている。すなわち、フ
ロアパネル4には、段上げ部を形成するべき段部4aが形
成されており、この段部4aの角度に対し、上記たち上が
り係止部1aにおけるサイドメンバ1の底部壁の角度を小
さく設定する一方、上記フロアパネルの段部4aの下面空
間に形成されるデッドスペースを埋めるようにして、ア
ッパパネル3を膨出させている。これにより、サイドメ
ンバ1に、膨出部9が部分的に形成される。したがっ
て、上記アッパパネル3側に膨出部を形成する場合、こ
れを上記たち上がり傾斜部1aにおいて設ければ、フロア
パネル4の形状を変更しなくて済む。 さて、以上の構成においては、上記膨出部9により、
エアインレットパイプ6のエンクロージャ容積を吸気口
の近傍において拡大させているので、エアインレットパ
イプ6に吸い込まれる空気の脈動に起因したサイドメン
バ1およびボデーの共振を防止ないしは減少させうる。
上記エンクロージャ容積の増大により、サイドメンバ1
内の内部音圧が小さくなるからである。したがって、上
記共振音等の吸気騒音の発生を無くし、あるいはその大
きさを低く抑えることができる。
説明する。 まず、第一の実施例を第1図ないし第3図に示した。 本例では、本願発明をトラック車において適用した例
を示している。トラック車の場合アンダフレームFが設
けられ、これは、通常、車両の両側方を前後方向に延び
る左右一対のサイドメンバ1,1と、このサイドメンバ1,1
間にかけ渡される複数のクロスメンバ(図示略)とで構
成されている。 サイドメンバ1は、箱形断面構造を呈し、みぞ形材に
よって構成されるフレーム2と、このフレーム2の上端
に接合されるアッパパネル3とからなる。上記フレーム
2とアッパパネル3の接合は、フレーム2の上端に設け
た横向きフランジ2aをアッパパネル3にスポット溶接す
ることにより行われている。なお、図において符号4
は、フロアパネルを示す。また、上記クロスメンバも、
サイドメンバ1と同様に箱形断面構造に形成される。 上記サイドメンバ1内には、エアクリーナ5のエアイ
ンレットパイプ6が導入されており、これは、支持ブラ
ケット7を介してサイドメンバ1に支持固定されてい
る。上記エアインレットパイプ6は、前端をホース8を
介してエアクリーナ5に接続されており、後端吸気口か
らサイドメンバ1内の空気を吸入する。また、サイドメ
ンバ1は、たとえばその前端を開口させられ、その前端
開口からメンバ内に外気を導入しうるように構成され
る。なお、サイドメンバ1は、後部段上げ部が形成され
たフロアパネルの下面に沿うようにして、その後方部が
高くなるように形成されているとともに、エアインレッ
トパイプ6の後方部はサイドメンバ1のたち上がり傾斜
部1aに沿って斜め上方に延出させられている。冠水路走
行時等においてサイドメンバ1内に浸入する水がエアイ
ンレットパイプ6内に入り込みにくくなるようにするた
めである。 本願発明では、上記サイドメンバ1に、メンバ内の容
積を拡大させる膨出部9を、エアインレットパイプ6の
吸気口の近傍において設ける。本例の場合、第1図およ
び第2図に示すように、上記アッパパネル3を部分的に
上方に膨出させることにより、膨出部9を形成してい
る。上記フレーム2側に膨出部を形成するよりもアッパ
パネル3側に膨出部を形成する方が、簡単だからであ
る。 また、膨出部9は、上記アッパパネル3における上記
たち上がり傾斜部1aにおいて設けている。すなわち、フ
ロアパネル4には、段上げ部を形成するべき段部4aが形
成されており、この段部4aの角度に対し、上記たち上が
り係止部1aにおけるサイドメンバ1の底部壁の角度を小
さく設定する一方、上記フロアパネルの段部4aの下面空
間に形成されるデッドスペースを埋めるようにして、ア
ッパパネル3を膨出させている。これにより、サイドメ
ンバ1に、膨出部9が部分的に形成される。したがっ
て、上記アッパパネル3側に膨出部を形成する場合、こ
れを上記たち上がり傾斜部1aにおいて設ければ、フロア
パネル4の形状を変更しなくて済む。 さて、以上の構成においては、上記膨出部9により、
エアインレットパイプ6のエンクロージャ容積を吸気口
の近傍において拡大させているので、エアインレットパ
イプ6に吸い込まれる空気の脈動に起因したサイドメン
バ1およびボデーの共振を防止ないしは減少させうる。
上記エンクロージャ容積の増大により、サイドメンバ1
内の内部音圧が小さくなるからである。したがって、上
記共振音等の吸気騒音の発生を無くし、あるいはその大
きさを低く抑えることができる。
第1図は本願発明の第一の実施例の縦断側面図、第2図
は第1図のII-II線断面図、第3図は第1図のIII-III線
断面図である。 1……サイドメンバ、6……エアインレットパイプ、9
……膨出部、10……クロスメンバ、F……アンダフレー
ム。
は第1図のII-II線断面図、第3図は第1図のIII-III線
断面図である。 1……サイドメンバ、6……エアインレットパイプ、9
……膨出部、10……クロスメンバ、F……アンダフレー
ム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平岡 雄治 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイ ハツ工業株式会社内 (72)発明者 亀田 徹 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイ ハツ工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−131221(JP,U) 実開 昭57−134926(JP,U) 実開 平1−115868(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】後部段上げ部が形成されたフロアパネルの
下面に沿って配置された箱断面構造のアンダフレーム内
に、エアクリーナに接続されたエアインレットパイプを
導入してなる自動車において、 上記アンダフレームにおける上記後部段上げ部に対応す
る部位の底部壁に形成されるたち上がり傾斜部の角度を
上記フロアパネルの段上げ部の角度よりも小さく設定す
る一方、上記アンダフレームの上部壁の一部を上記フロ
アパネルの上記段上げ部の下面に対応させて膨出させる
ことにより、上記アンダフレームに、その容積を部分的
に拡大させる膨出部を設け、上記エアインレットパイプ
の吸気口を、上記膨出部が形成された位置に配置したこ
とを特徴とする、エアクリーナの吸気音減衰構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277778A JP2660759B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | エアクリーナの吸気音減衰構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1277778A JP2660759B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | エアクリーナの吸気音減衰構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03141857A JPH03141857A (ja) | 1991-06-17 |
JP2660759B2 true JP2660759B2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=17588184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1277778A Expired - Fee Related JP2660759B2 (ja) | 1989-10-25 | 1989-10-25 | エアクリーナの吸気音減衰構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2660759B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131221U (ja) * | 1980-03-07 | 1981-10-05 | ||
JPS6238812Y2 (ja) * | 1981-02-17 | 1987-10-03 | ||
JPH078840Y2 (ja) * | 1988-01-29 | 1995-03-06 | アイシン精機株式会社 | エンジン駆動空調機の吸気構造 |
-
1989
- 1989-10-25 JP JP1277778A patent/JP2660759B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03141857A (ja) | 1991-06-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |