JP2659472B2 - 長尺シートの平板巻取り方法及び装置 - Google Patents
長尺シートの平板巻取り方法及び装置Info
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- B65H2301/41432—Performing winding process special features of winding process
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- Winding Of Webs (AREA)
- Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、積層フィルム
コンデンサの製造において、長尺フィルムを平板ボビン
に巻取る際に用いられる長尺シートの平板巻取り方法及
び装置に関するものである。
コンデンサの製造において、長尺フィルムを平板ボビン
に巻取る際に用いられる長尺シートの平板巻取り方法及
び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】長尺フィルムを平板ボビンに巻取る従来
の方法を、図22から図26に基づいて説明する。図2
2は、フィルム31を平板ボビン32に巻取る場合の、
従来の平板ボビン32の回転方法を示す。平板ボビン3
2は、矢印の方向に回転するが、その回転軸32aは定
位置にあり移動しない。フィルム31は、矢印の方向に
進み、エキスパンダーロール36を経て平板ボビン32
に巻取られている。
の方法を、図22から図26に基づいて説明する。図2
2は、フィルム31を平板ボビン32に巻取る場合の、
従来の平板ボビン32の回転方法を示す。平板ボビン3
2は、矢印の方向に回転するが、その回転軸32aは定
位置にあり移動しない。フィルム31は、矢印の方向に
進み、エキスパンダーロール36を経て平板ボビン32
に巻取られている。
【0003】図23、24は、従来の平板巻取り方法を
示す側面図である。フィルム31は、パスロール33、
33a、33b、フリーダンサーロール34、強制ダン
サーロール35、エキスパンダーロール36を経由し
て、平板ボビン32に巻取られる。平板ボビン32は、
矢印の方向に回転するが、その回転軸32aは定位置に
あり移動しない。
示す側面図である。フィルム31は、パスロール33、
33a、33b、フリーダンサーロール34、強制ダン
サーロール35、エキスパンダーロール36を経由し
て、平板ボビン32に巻取られる。平板ボビン32は、
矢印の方向に回転するが、その回転軸32aは定位置に
あり移動しない。
【0004】図において、平板ロール32を等速回転さ
せると、エキスパンダーロール36を通過するフィルム
31の速度は変化する。平板ボビン32が図24に示す
位置のとき、エキスパンダーロール36を通過するフィ
ルム31の速度は0になる。
せると、エキスパンダーロール36を通過するフィルム
31の速度は変化する。平板ボビン32が図24に示す
位置のとき、エキスパンダーロール36を通過するフィ
ルム31の速度は0になる。
【0005】強制ダンサーロル35は、パスロール33
の前におけるフィルム31の速度を一定に保つ作用を果
たす。即ち、エキスパンダーロール36から平板ボビン
32までに起きるフィルム31の速度変化がパスロール
33の前に及ばないように、強制ダンサーロル35は、
カム(図示せず)により強制的に矢印の方向に移動され
る。但し、強制ダンサーロル35だけで速度変化を打ち
消せない誤差分は、矢印の方向に移動するフリーダンサ
ーロール34によって打ち消す。
の前におけるフィルム31の速度を一定に保つ作用を果
たす。即ち、エキスパンダーロール36から平板ボビン
32までに起きるフィルム31の速度変化がパスロール
33の前に及ばないように、強制ダンサーロル35は、
カム(図示せず)により強制的に矢印の方向に移動され
る。但し、強制ダンサーロル35だけで速度変化を打ち
消せない誤差分は、矢印の方向に移動するフリーダンサ
ーロール34によって打ち消す。
【0006】図25は、エキスパンダーロール36の作
用を示す。エキスパンダーロール36は図25に示すよ
うに、一定方向に湾曲させたロールであり、しかもエキ
スパンダーロール36を回転させても、その湾曲方向が
つねに一定になる構造である。そのため、フィルム31
は、エキスパンダーロール36に接した時点での幅より
もエキスパンダーロール36から離れる時点での幅の方
が広くなるので、フィルム31は、矢印37のように幅
方向に引き伸ばされる。例えば、フィルム31に皺38
が発生しても、適切な条件下では、フィルム31はエキ
スパンダーロール36を通過した後は、皺の無い状態と
なり、平板ボビン32に皺の無い状態で巻取られる。
用を示す。エキスパンダーロール36は図25に示すよ
うに、一定方向に湾曲させたロールであり、しかもエキ
スパンダーロール36を回転させても、その湾曲方向が
つねに一定になる構造である。そのため、フィルム31
は、エキスパンダーロール36に接した時点での幅より
もエキスパンダーロール36から離れる時点での幅の方
が広くなるので、フィルム31は、矢印37のように幅
方向に引き伸ばされる。例えば、フィルム31に皺38
が発生しても、適切な条件下では、フィルム31はエキ
スパンダーロール36を通過した後は、皺の無い状態と
なり、平板ボビン32に皺の無い状態で巻取られる。
【0007】エキスパンダーロール36の代わりに、ス
トレートな形状であるパスロールを用いる場合もある
が、フィルム31が薄い場合には、エキスパンダーロー
ル36の方が良好な巻取り状態がえられる。
トレートな形状であるパスロールを用いる場合もある
が、フィルム31が薄い場合には、エキスパンダーロー
ル36の方が良好な巻取り状態がえられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の平板巻
取り方法には、次の問題点がある。
取り方法には、次の問題点がある。
【0009】図23、24に示すように、平板ボビン3
2が回転して図24の位置に来た時点で、フィルム31
が平板ボビン32の全面に同時に接触する。そのとき、
フィルム31が有機フィルムのように空気を通し難い材
質の場合、フィルム31と平板ボビン32との間に空気
の巻き込みが生じる。その結果、多数回巻き取った後で
は、平板ボビン32に巻かれたフィルム31aは図26
に示すように膨れて、巻取り不良になる。この空気の巻
き込みは、巻取り速度が遅い場合には比較的に少ない
が、速くなると急激に増大する。
2が回転して図24の位置に来た時点で、フィルム31
が平板ボビン32の全面に同時に接触する。そのとき、
フィルム31が有機フィルムのように空気を通し難い材
質の場合、フィルム31と平板ボビン32との間に空気
の巻き込みが生じる。その結果、多数回巻き取った後で
は、平板ボビン32に巻かれたフィルム31aは図26
に示すように膨れて、巻取り不良になる。この空気の巻
き込みは、巻取り速度が遅い場合には比較的に少ない
が、速くなると急激に増大する。
【0010】平板ボビン32の半回転毎に、フィルムの
巻取りが止まり、エキスパンダーロール36が停止する
ので、停止から回転への移行の時点で、エキスパンダー
ロール36の慣性によりフィルム31に張力変動が生じ
る。通常、この張力変動が10%程度以上あると、フィ
ルム31に皺が発生し易くなる。
巻取りが止まり、エキスパンダーロール36が停止する
ので、停止から回転への移行の時点で、エキスパンダー
ロール36の慣性によりフィルム31に張力変動が生じ
る。通常、この張力変動が10%程度以上あると、フィ
ルム31に皺が発生し易くなる。
【0011】以上の2つの理由により、平板ボビン32
の巻取り速度を大きくできない。
の巻取り速度を大きくできない。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決して、長尺
フィルム等の長尺シートを、空気の巻き込みや皺の発生
がなく、高精度かつ高速で巻き取る平板巻取り方法及び
その装置を提供することをその課題とする。
フィルム等の長尺シートを、空気の巻き込みや皺の発生
がなく、高精度かつ高速で巻き取る平板巻取り方法及び
その装置を提供することをその課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本願の
第1発明の長尺シートの平板巻取り方法は、上記課題を
解決するために、長尺シートを平板ボビンに連続して巻
取る方法において、平板ボビンを巻取り回転させる回転
軸を、略円形の軌跡上において繰り返し一方向に移動さ
せると共に、その平板ボビンの回転軸に略平行に配置し
たニップロールが、前記長尺シートの上から前記の回転
する平板ボビンの表面に沿って一方向に連続移動するよ
うに、ニップロールの回転軸を、或る移動軌跡上を繰り
返し同方向にまたは往復移動させて、前記長尺シート
を、前記平板ボビンに押し付けつつ、連続して巻取らせ
ることを特徴とする。
第1発明の長尺シートの平板巻取り方法は、上記課題を
解決するために、長尺シートを平板ボビンに連続して巻
取る方法において、平板ボビンを巻取り回転させる回転
軸を、略円形の軌跡上において繰り返し一方向に移動さ
せると共に、その平板ボビンの回転軸に略平行に配置し
たニップロールが、前記長尺シートの上から前記の回転
する平板ボビンの表面に沿って一方向に連続移動するよ
うに、ニップロールの回転軸を、或る移動軌跡上を繰り
返し同方向にまたは往復移動させて、前記長尺シート
を、前記平板ボビンに押し付けつつ、連続して巻取らせ
ることを特徴とする。
【0014】請求項2に記載の本願の第2発明の長尺シ
ートの平板巻取り方法は、上記課題を解決するために、
長尺シートを平板ボビンに連続して巻取る方法におい
て、平板ボビンを定位置で回転する回転軸によって巻取
り回転させると共に、その平板ボビンの回転軸に略平行
に配置したニップロールが、前記長尺シートの上から前
記の回転する平板ボビンの表面に沿って一方向に連続移
動するように、ニップロールの回転軸を、前記平板ボビ
ンが180度回転する毎に、或る繰り返し移動軌跡上に
おいて一方向のまたは往復移動の1サイクルを移動さ
せ、且つ、この移動軌跡上の2点間の最大長さを、長尺
シートの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にすることによって、前記長尺シートを、前記平板ボビ
ンに押し付けつつ、連続して巻取らせることを特徴とす
る。
ートの平板巻取り方法は、上記課題を解決するために、
長尺シートを平板ボビンに連続して巻取る方法におい
て、平板ボビンを定位置で回転する回転軸によって巻取
り回転させると共に、その平板ボビンの回転軸に略平行
に配置したニップロールが、前記長尺シートの上から前
記の回転する平板ボビンの表面に沿って一方向に連続移
動するように、ニップロールの回転軸を、前記平板ボビ
ンが180度回転する毎に、或る繰り返し移動軌跡上に
おいて一方向のまたは往復移動の1サイクルを移動さ
せ、且つ、この移動軌跡上の2点間の最大長さを、長尺
シートの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にすることによって、前記長尺シートを、前記平板ボビ
ンに押し付けつつ、連続して巻取らせることを特徴とす
る。
【0015】請求項1または2に記載の長尺シートの平
板巻取り方法において、ニップロールの前に、強制ダン
サーロールを配置し、この強制ダンサーロールを平板ボ
ビンとニップロールの動きに連動して移動し、この強制
ダンサーロールより前のフィルムの走行速度が略一定と
なるようにすることが好適である。
板巻取り方法において、ニップロールの前に、強制ダン
サーロールを配置し、この強制ダンサーロールを平板ボ
ビンとニップロールの動きに連動して移動し、この強制
ダンサーロールより前のフィルムの走行速度が略一定と
なるようにすることが好適である。
【0016】請求項1に記載の長尺シートの平板巻取り
方法において、平板ボビンの回転軸が、略円形の軌跡上
を360度移動する毎に、平板ボビンが180度回転す
ることが好適である。
方法において、平板ボビンの回転軸が、略円形の軌跡上
を360度移動する毎に、平板ボビンが180度回転す
ることが好適である。
【0017】請求項4に記載の長尺シートの平板巻取り
方法において、平板ボビンの回転軸の略円形の軌跡の直
径を大きくして、長尺シートの走行方向での平板ボビン
の長さの略1/2に近づけ、回転する平板ボビンの長尺
シート巻取り端縁の包絡線が凹部を有するようにするこ
とが好適である。
方法において、平板ボビンの回転軸の略円形の軌跡の直
径を大きくして、長尺シートの走行方向での平板ボビン
の長さの略1/2に近づけ、回転する平板ボビンの長尺
シート巻取り端縁の包絡線が凹部を有するようにするこ
とが好適である。
【0018】請求項1または2に記載の長尺シートの平
板巻取り方法において、平板ボビンへの長尺シートの巻
取り厚さの増加に従って、ニップロールの回転軸の移動
軌跡を平板ボビンから離していくことが好適である。
板巻取り方法において、平板ボビンへの長尺シートの巻
取り厚さの増加に従って、ニップロールの回転軸の移動
軌跡を平板ボビンから離していくことが好適である。
【0019】請求項1または2に記載の長尺シートの平
板巻取り方法において、ニップロールと平板ボビンとの
間隔を、平板ボビンが垂直方向から90度回転するまで
の間隔値≧平板ボビンが垂直方向に対し90度を超えた
位置から180度まで回転するまでの間隔値、とするよ
うにすることが好適である。
板巻取り方法において、ニップロールと平板ボビンとの
間隔を、平板ボビンが垂直方向から90度回転するまで
の間隔値≧平板ボビンが垂直方向に対し90度を超えた
位置から180度まで回転するまでの間隔値、とするよ
うにすることが好適である。
【0020】請求項3に記載の長尺シートの平板巻取り
方法において、強制ダンサーロールは、水平方向に相互
に間隔を保って、別個に上下に移動するエキパンダーロ
ールとパスロールとからなることが好適である。
方法において、強制ダンサーロールは、水平方向に相互
に間隔を保って、別個に上下に移動するエキパンダーロ
ールとパスロールとからなることが好適である。
【0021】請求項9に記載の本願の第3発明の平板巻
取り装置は、上記課題を解決するために、長尺シートの
平板巻取り装置において、回転軸が定位置で回転する歯
車Aと、歯車Aに沿って略円形の移動軌跡上を回る1個
または複数個の遊星歯車と、これら遊星歯車の中の1つ
の遊星歯車Bに取り付けた平板ボビンとを備え、これら
各歯車の歯数から決まる、歯車Aと遊星歯車Bとの回転
数の比をNa 対Nb とし、Na とNb とはその回転方向
が同じ場合は同符号、逆方向の場合は異符号として、遊
星歯車Bを、前記略円形の移動軌跡上を1サイクル回転
させたとき、歯車Aが遊星歯車Bの回転と同方向に、
{0.5×(2−Na /Nb )}回転することにより、
平板ボビンの回転軸が、略円形の移動軌跡上を360度
移動する毎に、平板ボビンが180度回転することを特
徴とする。
取り装置は、上記課題を解決するために、長尺シートの
平板巻取り装置において、回転軸が定位置で回転する歯
車Aと、歯車Aに沿って略円形の移動軌跡上を回る1個
または複数個の遊星歯車と、これら遊星歯車の中の1つ
の遊星歯車Bに取り付けた平板ボビンとを備え、これら
各歯車の歯数から決まる、歯車Aと遊星歯車Bとの回転
数の比をNa 対Nb とし、Na とNb とはその回転方向
が同じ場合は同符号、逆方向の場合は異符号として、遊
星歯車Bを、前記略円形の移動軌跡上を1サイクル回転
させたとき、歯車Aが遊星歯車Bの回転と同方向に、
{0.5×(2−Na /Nb )}回転することにより、
平板ボビンの回転軸が、略円形の移動軌跡上を360度
移動する毎に、平板ボビンが180度回転することを特
徴とする。
【0022】
【作用】請求項1に記載の本願の長尺シートの平板巻取
り方法は、本願の基本になる第1発明で、巻取り回転す
る平板ボビンの回転軸をその回転軸に平行に略円運動さ
せることによって、その平板ボビンの回転軸に略平行に
配置したニップロールを、長尺シートの上からその平板
ボビンに略密着させて長尺シートを巻取ることを容易に
し、これ等のことによって、従来技術の問題点である長
尺シートが平板ボビン全面に一度に接して空気を巻き込
むという状態の発生を防ぐことができると共に、ニップ
ロールが空気を常に追い出す役目を果たすので、空気の
巻き込みが非常に少ない、精度の良い巻取り状態を得る
ことができる。
り方法は、本願の基本になる第1発明で、巻取り回転す
る平板ボビンの回転軸をその回転軸に平行に略円運動さ
せることによって、その平板ボビンの回転軸に略平行に
配置したニップロールを、長尺シートの上からその平板
ボビンに略密着させて長尺シートを巻取ることを容易に
し、これ等のことによって、従来技術の問題点である長
尺シートが平板ボビン全面に一度に接して空気を巻き込
むという状態の発生を防ぐことができると共に、ニップ
ロールが空気を常に追い出す役目を果たすので、空気の
巻き込みが非常に少ない、精度の良い巻取り状態を得る
ことができる。
【0023】請求項2に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、本願の基本になる第2発明で、定位置で
回転する回転軸によって巻取り回転する平板ボビンに、
その平板ボビンの回転軸に略平行に配置され且つ或る移
動軌跡上を繰り返し同方向にまたは往復移動するニップ
ロールの回転軸を、平板ボビンが180度回転する毎
に、前記の或る移動軌跡上を1サイクル移動させ、且
つ、その繰り返し移動軌跡上の2点間の最大長さが、フ
ィルムの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にすることによって、ニップロールが、長尺シートを平
板ボビンに略密着させて巻取ることを容易にし、これ等
のことによって、従来技術の問題点である長尺シートが
平板ボビン全面に一度に接して空気を巻き込むという状
態の発生を防ぐことができると共に、ニップロールが空
気を常に追い出す役目を果たすので、空気の巻き込みが
非常に少ない、精度の良い巻取り状態を得ることができ
る。
巻取り方法は、本願の基本になる第2発明で、定位置で
回転する回転軸によって巻取り回転する平板ボビンに、
その平板ボビンの回転軸に略平行に配置され且つ或る移
動軌跡上を繰り返し同方向にまたは往復移動するニップ
ロールの回転軸を、平板ボビンが180度回転する毎
に、前記の或る移動軌跡上を1サイクル移動させ、且
つ、その繰り返し移動軌跡上の2点間の最大長さが、フ
ィルムの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にすることによって、ニップロールが、長尺シートを平
板ボビンに略密着させて巻取ることを容易にし、これ等
のことによって、従来技術の問題点である長尺シートが
平板ボビン全面に一度に接して空気を巻き込むという状
態の発生を防ぐことができると共に、ニップロールが空
気を常に追い出す役目を果たすので、空気の巻き込みが
非常に少ない、精度の良い巻取り状態を得ることができ
る。
【0024】請求項3に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、ニップロールの前に、強制ダンサーロールを配置
し、この強制ダンサーロールを平板ボビンとニップロー
ルの動きに連動して移動させているので、この強制ダン
サーロールより前の長尺シートの走行速度を略一定とす
ると共に、平板ボビンの巻取り速度が0のときにも、こ
の強制ダンサーロールの回転が停止しないようにできる
ので、この強制ダンサーロールの回転速度の変動が小さ
くなり、その結果、長尺シートの張力変動を小さくで
き、皺の発生を少なくできる。
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、ニップロールの前に、強制ダンサーロールを配置
し、この強制ダンサーロールを平板ボビンとニップロー
ルの動きに連動して移動させているので、この強制ダン
サーロールより前の長尺シートの走行速度を略一定とす
ると共に、平板ボビンの巻取り速度が0のときにも、こ
の強制ダンサーロールの回転が停止しないようにできる
ので、この強制ダンサーロールの回転速度の変動が小さ
くなり、その結果、長尺シートの張力変動を小さくで
き、皺の発生を少なくできる。
【0025】請求項4に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、第1発明の作用に加えて、平板ボビンの
回転軸が、略円形の軌跡上を360度移動する毎に、平
板ボビンが180度回転することによって、ニップロー
ルの移動距離を小さくできるので、更に、高速巻取りが
可能である。
巻取り方法は、第1発明の作用に加えて、平板ボビンの
回転軸が、略円形の軌跡上を360度移動する毎に、平
板ボビンが180度回転することによって、ニップロー
ルの移動距離を小さくできるので、更に、高速巻取りが
可能である。
【0026】請求項5に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、請求項4に記載の長尺シートの平板巻取
り方法の作用に加えて、平板ボビンの回転軸の略円形の
軌跡の直径を大きくして、長尺シートの走行方向での平
板ボビンの長さの略1/2に近づけ、回転する平板ボビ
ンのフィルム巻取り端縁の包絡線を凹部を有する曲線に
することによって、ニップロールの移動距離を極めて小
さくできるので、更に、高速巻取りが可能である。
巻取り方法は、請求項4に記載の長尺シートの平板巻取
り方法の作用に加えて、平板ボビンの回転軸の略円形の
軌跡の直径を大きくして、長尺シートの走行方向での平
板ボビンの長さの略1/2に近づけ、回転する平板ボビ
ンのフィルム巻取り端縁の包絡線を凹部を有する曲線に
することによって、ニップロールの移動距離を極めて小
さくできるので、更に、高速巻取りが可能である。
【0027】請求項6に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、平板ボビンへの長尺シートの巻取り厚さの増加に従
って、ニップロールの回転軸の移動軌跡を平板ボビンか
ら離していくので、ニップロールが積層された(巻き取
られた)長尺シートとの干渉を起こすことを避けること
ができる。
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、平板ボビンへの長尺シートの巻取り厚さの増加に従
って、ニップロールの回転軸の移動軌跡を平板ボビンか
ら離していくので、ニップロールが積層された(巻き取
られた)長尺シートとの干渉を起こすことを避けること
ができる。
【0028】請求項7に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、ニップロールと平板ボビンとの間隔を、平板ボビン
が垂直方向から90度回転するまでの間隔値≧平板ボビ
ンが垂直方向に対し90度を超えた位置から180度ま
で回転するまでの間隔値、としているので、垂直方向か
ら90度回転するまでの間では、ニップロールが平板ボ
ビンから離れた分だけダンサーロールとしての機能を持
つので、強制ダンサーロールの移動量が少なくて済み、
強制ダンサーロールの移動速度の最大速度を小さくする
ことができ、これによって、長尺シート巻取りのより高
速化が可能である。
巻取り方法は、第1発明または第2発明の作用に加え
て、ニップロールと平板ボビンとの間隔を、平板ボビン
が垂直方向から90度回転するまでの間隔値≧平板ボビ
ンが垂直方向に対し90度を超えた位置から180度ま
で回転するまでの間隔値、としているので、垂直方向か
ら90度回転するまでの間では、ニップロールが平板ボ
ビンから離れた分だけダンサーロールとしての機能を持
つので、強制ダンサーロールの移動量が少なくて済み、
強制ダンサーロールの移動速度の最大速度を小さくする
ことができ、これによって、長尺シート巻取りのより高
速化が可能である。
【0029】請求項8に記載の本願の長尺シートの平板
巻取り方法は、請求項3に記載の長尺シートの平板巻取
り方法の作用に加えて、強制ダンサーロールは、水平方
向に相互に間隔を保って別個に上下に移動するエキパン
ダーロールとパスロールとの組合わせからなるので、強
制ダンサーロールを構成するこれら2つのロールに入る
長尺シートと、出る長尺シートとの間隔を大きくできる
結果、これら入る長尺シートと出る長尺シートとを平行
に近づけることができるので、従来の1つの強制ダンサ
ーロールの場合に比べて、同じ速度調整効果を得るに必
要な強制ダンサーロールの移動距離が小さくなり、これ
によって、長尺シート巻取りのより高速化が可能にな
る。そして、これらの効果を維持しながら、エキパンダ
ーロールに入る長尺シートと出る長尺シートとのなす角
度を、エキパンダーロールに適した100度から140
度の範囲に設定することが容易である。
巻取り方法は、請求項3に記載の長尺シートの平板巻取
り方法の作用に加えて、強制ダンサーロールは、水平方
向に相互に間隔を保って別個に上下に移動するエキパン
ダーロールとパスロールとの組合わせからなるので、強
制ダンサーロールを構成するこれら2つのロールに入る
長尺シートと、出る長尺シートとの間隔を大きくできる
結果、これら入る長尺シートと出る長尺シートとを平行
に近づけることができるので、従来の1つの強制ダンサ
ーロールの場合に比べて、同じ速度調整効果を得るに必
要な強制ダンサーロールの移動距離が小さくなり、これ
によって、長尺シート巻取りのより高速化が可能にな
る。そして、これらの効果を維持しながら、エキパンダ
ーロールに入る長尺シートと出る長尺シートとのなす角
度を、エキパンダーロールに適した100度から140
度の範囲に設定することが容易である。
【0030】請求項9に記載の本願の平板巻取り装置
は、本願の基本になる第3発明で、長尺シートの平板巻
取り装置において、回転軸が定位置で回転する歯車A
と、歯車Aに沿って略円形の移動軌跡上を回る1個また
は複数個の遊星歯車と、これら遊星歯車の中の1つの遊
星歯車Bに取り付けた平板ボビンとを備え、これら各歯
車の歯数から決まる、歯車Aと遊星歯車Bとの回転数の
比をNa 対Nb とし、Na とNb とはその回転方向が同
じ場合は同符号、逆方向の場合は異符号として、遊星歯
車Bを、前記略円形の移動軌跡上を1サイクル回転させ
たとき、歯車Aが遊星歯車Bの回転と同方向に、{0.
5×(2−Na /Nb )}回転することにより、平板ボ
ビンの回転軸が、略円形の移動軌跡上を360度移動す
る毎に、平板ボビンが180度回転することによって、
本願の第1発明の平板巻取り方法を具体化し、フィルム
を空気の巻き込みや皺の発生がない状態で、高精度・高
速度で巻取ることができる。
は、本願の基本になる第3発明で、長尺シートの平板巻
取り装置において、回転軸が定位置で回転する歯車A
と、歯車Aに沿って略円形の移動軌跡上を回る1個また
は複数個の遊星歯車と、これら遊星歯車の中の1つの遊
星歯車Bに取り付けた平板ボビンとを備え、これら各歯
車の歯数から決まる、歯車Aと遊星歯車Bとの回転数の
比をNa 対Nb とし、Na とNb とはその回転方向が同
じ場合は同符号、逆方向の場合は異符号として、遊星歯
車Bを、前記略円形の移動軌跡上を1サイクル回転させ
たとき、歯車Aが遊星歯車Bの回転と同方向に、{0.
5×(2−Na /Nb )}回転することにより、平板ボ
ビンの回転軸が、略円形の移動軌跡上を360度移動す
る毎に、平板ボビンが180度回転することによって、
本願の第1発明の平板巻取り方法を具体化し、フィルム
を空気の巻き込みや皺の発生がない状態で、高精度・高
速度で巻取ることができる。
【0031】
【実施例】本発明の第1の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0032】図1、図2は、積層フィルムコンデンサの
製造において積層フィルム(以下フィルムという)を平
板ボビン2に巻取る工程に実施した本発明の第1の実施
例である。図において、フィルム1を、フィルム1の方
向を変えるパスロール3、3aと、パスロール3の前の
フィルム1の走行速度が一定になるようにするフリーダ
ンサーロール4、強制ダンサーロール5と、ニップロー
ル7とを経て、平板ボビン2に連続して巻取つている。
ロールの上に示した矢印はそのロールが矢印の方向に往
復移動することを示す。
製造において積層フィルム(以下フィルムという)を平
板ボビン2に巻取る工程に実施した本発明の第1の実施
例である。図において、フィルム1を、フィルム1の方
向を変えるパスロール3、3aと、パスロール3の前の
フィルム1の走行速度が一定になるようにするフリーダ
ンサーロール4、強制ダンサーロール5と、ニップロー
ル7とを経て、平板ボビン2に連続して巻取つている。
ロールの上に示した矢印はそのロールが矢印の方向に往
復移動することを示す。
【0033】平板ボビン2をその回転軸2aによって矢
印8の方向に回転させ、この回転軸2aを、略円形の軌
跡2b上を矢印の方向に繰り返し一方向に移動させる。
印8の方向に回転させ、この回転軸2aを、略円形の軌
跡2b上を矢印の方向に繰り返し一方向に移動させる。
【0034】この平板ボビン2の回転軸2aに略平行に
配置したニップロール7の回転軸を平板ボビン2の回転
に連動して図の矢印の方向に上下に同じ移動軌跡上を繰
り返し往復移動させて、このニップロール7を、前記フ
ィルム1の上から前記の回転する平板ボビン2の表面に
沿って一方向に連続移動させて、前記フィルム1を前記
平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1をその平板
ボビン2に略密着させて、連続して巻取る。ニップロー
ル7の移動は、ニップロール7の回転軸の支持部をカム
機構等によって平板ボビン2の回転と連動して移動させ
る。
配置したニップロール7の回転軸を平板ボビン2の回転
に連動して図の矢印の方向に上下に同じ移動軌跡上を繰
り返し往復移動させて、このニップロール7を、前記フ
ィルム1の上から前記の回転する平板ボビン2の表面に
沿って一方向に連続移動させて、前記フィルム1を前記
平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1をその平板
ボビン2に略密着させて、連続して巻取る。ニップロー
ル7の移動は、ニップロール7の回転軸の支持部をカム
機構等によって平板ボビン2の回転と連動して移動させ
る。
【0035】平板ボビン2が図1に示す位置のとき、フ
ィルム1が平板ボビン2に巻取られる速度が大きくなる
ので、強制ダンサーロール5を下側に移動させて、フィ
ルム1の速度変動を吸収し、パスロール3の前のフィル
ム1の走行速度が一定になるようにする。強制ダンサー
ロール5の移動も、その回転軸の支持部をカム機構等に
よって平板ボビン2の回転と連動して移動させる。
ィルム1が平板ボビン2に巻取られる速度が大きくなる
ので、強制ダンサーロール5を下側に移動させて、フィ
ルム1の速度変動を吸収し、パスロール3の前のフィル
ム1の走行速度が一定になるようにする。強制ダンサー
ロール5の移動も、その回転軸の支持部をカム機構等に
よって平板ボビン2の回転と連動して移動させる。
【0036】フリーダンサーロール4は、前記強制ダン
サーロール5がフィルム1の走行速度の変動を吸収しき
れない場合に、その残った変動分を吸収する。
サーロール5がフィルム1の走行速度の変動を吸収しき
れない場合に、その残った変動分を吸収する。
【0037】平板ボビン2が図2に示す位置のとき、平
板ボビン2の面と強制ダンサーロール5とが略一直線上
に並び、フィルム1が平板ボビン2に巻取られる速度が
小さくなるので、強制ダンサーロール5を上側に移動さ
せて、パスロール3の前のフィルム1の走行速度が一定
になるようにする。
板ボビン2の面と強制ダンサーロール5とが略一直線上
に並び、フィルム1が平板ボビン2に巻取られる速度が
小さくなるので、強制ダンサーロール5を上側に移動さ
せて、パスロール3の前のフィルム1の走行速度が一定
になるようにする。
【0038】ニップロール7がない従来の方法では、図
24に示す位置で、エキスパンダーロール36の回転が
0になる。しかし、本発明の方法の場合、図24に相当
する図2の場合でも、ニップロール7でフィルム1の走
行方向が変わることによってフィルム1が引っ張られ、
更に、強制ダンサーロール5が移動するので、強制ダン
サーロール5の回転が停止することがないように容易に
できる。そのために、強制ダンサーロール5の回転速度
の変動を小さくでき、フィルム1の張力変動を小さくす
ることができる。
24に示す位置で、エキスパンダーロール36の回転が
0になる。しかし、本発明の方法の場合、図24に相当
する図2の場合でも、ニップロール7でフィルム1の走
行方向が変わることによってフィルム1が引っ張られ、
更に、強制ダンサーロール5が移動するので、強制ダン
サーロール5の回転が停止することがないように容易に
できる。そのために、強制ダンサーロール5の回転速度
の変動を小さくでき、フィルム1の張力変動を小さくす
ることができる。
【0039】又、ニップロール7が、前記の通り、フィ
ルム1を平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1を
その平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取るの
で、フィルム1を平板ボビン2に連続して巻取った場合
に、図3に示すように、空気の巻込みが非常に少ない良
好な巻取り状態になる。
ルム1を平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1を
その平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取るの
で、フィルム1を平板ボビン2に連続して巻取った場合
に、図3に示すように、空気の巻込みが非常に少ない良
好な巻取り状態になる。
【0040】又、強制ダンサーロール5は、図4に示す
ように、フィルム1が各ロールに接する順序が、常に、
強制ダンサーロール5、ニップロール7、平板ロール2
となる位置に配置されている。このようにすると、フィ
ルム1の皺の発生と空気の巻込みを少なくできる。これ
に対して、図5に示すように、平板ボビン2の或る位置
で、フィルム1がニップロール7より先に平板ボビン2
に接する場合には、図5に示す7aの位置から2cの位
置間のフィルム1が平板ボビン2に一度に接するため少
しではあるが空気の巻込みが生じる。図5より更に平板
ボビン2が回転すると、接触の順番が変わり、フィルム
1がニップロール7を経て平板ボビン2の順番に接触す
るようになる瞬間があり、このとき皺が生じ易くなる。
従って、本実施例では、図4に示すように、平板ボビン
2の回転のどの位置においても、フィルム1はニップロ
ール7に接した後に、平板ボビン2に接して巻取られる
ように強制ダンサーロール5の往復動位置を設定してい
る。
ように、フィルム1が各ロールに接する順序が、常に、
強制ダンサーロール5、ニップロール7、平板ロール2
となる位置に配置されている。このようにすると、フィ
ルム1の皺の発生と空気の巻込みを少なくできる。これ
に対して、図5に示すように、平板ボビン2の或る位置
で、フィルム1がニップロール7より先に平板ボビン2
に接する場合には、図5に示す7aの位置から2cの位
置間のフィルム1が平板ボビン2に一度に接するため少
しではあるが空気の巻込みが生じる。図5より更に平板
ボビン2が回転すると、接触の順番が変わり、フィルム
1がニップロール7を経て平板ボビン2の順番に接触す
るようになる瞬間があり、このとき皺が生じ易くなる。
従って、本実施例では、図4に示すように、平板ボビン
2の回転のどの位置においても、フィルム1はニップロ
ール7に接した後に、平板ボビン2に接して巻取られる
ように強制ダンサーロール5の往復動位置を設定してい
る。
【0041】又、平板ロール2は、図6に示すように、
平板ボビン2の端縁形状2dを略半円形にしている。こ
れによって、ニップロール7が平板ボビン2の端縁を通
過するときのフィルム1の速度変化を小さく、又、ニッ
プロール2の動きをスムーズにすることができる。
平板ボビン2の端縁形状2dを略半円形にしている。こ
れによって、ニップロール7が平板ボビン2の端縁を通
過するときのフィルム1の速度変化を小さく、又、ニッ
プロール2の動きをスムーズにすることができる。
【0042】又、ニップロール7は、フィルム1を多数
回巻取った場合に、積層された(巻取った)フィルム1
とニップロール7が干渉するのを避けるために、平板ボ
ビン2へのフィルム1の巻取り厚さの増加に従って、ニ
ップロール7の回転軸の移動軌跡下死点を平板ボビン2
から離していくようにしている。ニップロール7が積層
された(巻取った)フィルム1と干渉するのを避ける方
法には、ニップロール7にバネ成分を持たせる方法と、
ニップロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から
離していく方法とがある。バネ成分を持たせる方法は高
速回転でやや不安定になるので、後者の方法が適してい
る。この場合においても、ニップロール7の移動が平板
ボビン2の回転に連動しているので、平板ボビン2に連
動するボール螺子等によって、ニップロール7とその回
転軸の前記移動機構部全体を、積層厚みの増加に対して
1倍から1.5倍程度の割合で平板ボビン2から離せば
多数回の巻取りが可能である。
回巻取った場合に、積層された(巻取った)フィルム1
とニップロール7が干渉するのを避けるために、平板ボ
ビン2へのフィルム1の巻取り厚さの増加に従って、ニ
ップロール7の回転軸の移動軌跡下死点を平板ボビン2
から離していくようにしている。ニップロール7が積層
された(巻取った)フィルム1と干渉するのを避ける方
法には、ニップロール7にバネ成分を持たせる方法と、
ニップロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から
離していく方法とがある。バネ成分を持たせる方法は高
速回転でやや不安定になるので、後者の方法が適してい
る。この場合においても、ニップロール7の移動が平板
ボビン2の回転に連動しているので、平板ボビン2に連
動するボール螺子等によって、ニップロール7とその回
転軸の前記移動機構部全体を、積層厚みの増加に対して
1倍から1.5倍程度の割合で平板ボビン2から離せば
多数回の巻取りが可能である。
【0043】又、ニップロール7の移動と平板ボビン2
の回転と平板ボビン2の回転軸の移動は、図7に示すよ
うに、フィルム1を、フィルム1の供給側(図示せず)
の走行速度が一定になるように矢印の方向に往復移動す
る強制ダンサーロール5と、フィルム1を、平板ボビン
2に押し付けて、平板ボビン2に略密着させて、平板ボ
ビン2に連続して巻取るために上下方向に直線往復移動
するニップロール7とを経て、その回転軸が、その回転
軸に平行に、略円形の軌跡上を繰り返し矢印の方向に同
方向に移動している回転軸によって矢印の方向に巻取り
回転する平板ボビン2に連続して巻取つている。
の回転と平板ボビン2の回転軸の移動は、図7に示すよ
うに、フィルム1を、フィルム1の供給側(図示せず)
の走行速度が一定になるように矢印の方向に往復移動す
る強制ダンサーロール5と、フィルム1を、平板ボビン
2に押し付けて、平板ボビン2に略密着させて、平板ボ
ビン2に連続して巻取るために上下方向に直線往復移動
するニップロール7とを経て、その回転軸が、その回転
軸に平行に、略円形の軌跡上を繰り返し矢印の方向に同
方向に移動している回転軸によって矢印の方向に巻取り
回転する平板ボビン2に連続して巻取つている。
【0044】平板ボビン2の回転軸の移動と平板ボビン
2の回転との関係は、平板ボビン2の回転軸9が、9→
9b→9c→9d→9e→9f→9と矢印の方向に略円
形の軌跡上を1サイクル移動したとき、平板ボビン2
が、2→2e→2f→2g→2h→2i→2jと180
度回転するようにしている。このようにすると、ニップ
ロール7の繰り返し移動軌跡は、矢印10で示すように
かなり小さくなり、高速巻取りが容易になる。
2の回転との関係は、平板ボビン2の回転軸9が、9→
9b→9c→9d→9e→9f→9と矢印の方向に略円
形の軌跡上を1サイクル移動したとき、平板ボビン2
が、2→2e→2f→2g→2h→2i→2jと180
度回転するようにしている。このようにすると、ニップ
ロール7の繰り返し移動軌跡は、矢印10で示すように
かなり小さくなり、高速巻取りが容易になる。
【0045】又、平板巻取り装置を、図8から図10に
示す。図8、図9において、その回転軸18が定位置で
回転する歯車Aがあり、この回転軸18を回転中心とす
る連結棒19が遊星歯車B、C、Dを連結し、歯車Aを
回転中心として回る。平板ボビン2は遊星歯車Bに取り
付けられている。歯車Aと遊星歯車B、C、Dの歯数か
ら求めた、歯車Aと遊星歯車Bの回転数の関係をNa 対
Nb とし、Na とNb は回転方向が同じ場合は同符号、
回転方向が反対の場合は異符号とする。例えば、歯車
A、C、D、Bの歯数が50、40、30、36とする
と、Na 対Nb =40/50対30/36である。
示す。図8、図9において、その回転軸18が定位置で
回転する歯車Aがあり、この回転軸18を回転中心とす
る連結棒19が遊星歯車B、C、Dを連結し、歯車Aを
回転中心として回る。平板ボビン2は遊星歯車Bに取り
付けられている。歯車Aと遊星歯車B、C、Dの歯数か
ら求めた、歯車Aと遊星歯車Bの回転数の関係をNa 対
Nb とし、Na とNb は回転方向が同じ場合は同符号、
回転方向が反対の場合は異符号とする。例えば、歯車
A、C、D、Bの歯数が50、40、30、36とする
と、Na 対Nb =40/50対30/36である。
【0046】図10において、歯車Aの回転を止めてお
き、歯車Aの回転軸18を回転中心として連結棒19を
回して遊星歯車B、C、Dを角度Sだけ矢印の方向に回
転させると、遊星歯車Bは連結棒19に対して相対的
に、S×Nb /Na の角度だけ矢印20の方向に回転す
る。絶対座標に対しては、S×(1−Nb /Na )だけ
S方向に移動する。次に、これと同時に、歯車Aを矢印
21の方向に、S×{0.5×(2−Na /Nb )}の
角度だけ回転させる場合を考えると、遊星歯車Bは、絶
対座標に対して、T=S×(1−Nb /Na )+S×
{0.5×(2−Na /Nb )}×Nb /Na=S/2 の角度だけ回転する。即ち、平板ボビン2の回転角度T
はS/2となる。
き、歯車Aの回転軸18を回転中心として連結棒19を
回して遊星歯車B、C、Dを角度Sだけ矢印の方向に回
転させると、遊星歯車Bは連結棒19に対して相対的
に、S×Nb /Na の角度だけ矢印20の方向に回転す
る。絶対座標に対しては、S×(1−Nb /Na )だけ
S方向に移動する。次に、これと同時に、歯車Aを矢印
21の方向に、S×{0.5×(2−Na /Nb )}の
角度だけ回転させる場合を考えると、遊星歯車Bは、絶
対座標に対して、T=S×(1−Nb /Na )+S×
{0.5×(2−Na /Nb )}×Nb /Na=S/2 の角度だけ回転する。即ち、平板ボビン2の回転角度T
はS/2となる。
【0047】従って、遊星歯車Bが、歯車Aの回転軸1
8を中心として360度回転すると、平板ボビン2は1
80度回転することになる。特に、Na /Nb =2とす
ると、歯車Aは回転しないで固定とすることができ、構
成が簡単になる。
8を中心として360度回転すると、平板ボビン2は1
80度回転することになる。特に、Na /Nb =2とす
ると、歯車Aは回転しないで固定とすることができ、構
成が簡単になる。
【0048】本発明の第2の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0049】図11、図12は、積層フィルムコンデン
サの製造において積層フィルム(以下フィルムという)
を平板に巻取る工程に実施した本発明の第2の実施例で
ある。図11では、フィルム1を、フィルム1の供給側
(図示せず)の走行速度が一定になるようにする強制ダ
ンサーロール5と、フィルム1を平板ボビン2に押し付
けて、平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取るニ
ップロール7とを経て、定位置で回転する回転軸によっ
て矢印の方向に巻取り回転する平板ボビン2に連続して
巻取つている。
サの製造において積層フィルム(以下フィルムという)
を平板に巻取る工程に実施した本発明の第2の実施例で
ある。図11では、フィルム1を、フィルム1の供給側
(図示せず)の走行速度が一定になるようにする強制ダ
ンサーロール5と、フィルム1を平板ボビン2に押し付
けて、平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取るニ
ップロール7とを経て、定位置で回転する回転軸によっ
て矢印の方向に巻取り回転する平板ボビン2に連続して
巻取つている。
【0050】ニップロール7の回転軸は、平板ボビン2
の回転軸に略平行に配置され、且つ、平板ボビン2が1
80度回転する毎に、フィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の長さの垂直方向の直線移
動軌跡上を1サイクル往復移動する。これによって、ニ
ップロール7は、フィルム1の上から前記の回転する平
板ボビン2の表面に沿って同方向に連続移動し、フィル
ム1を平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1をそ
の平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取る。
の回転軸に略平行に配置され、且つ、平板ボビン2が1
80度回転する毎に、フィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の長さの垂直方向の直線移
動軌跡上を1サイクル往復移動する。これによって、ニ
ップロール7は、フィルム1の上から前記の回転する平
板ボビン2の表面に沿って同方向に連続移動し、フィル
ム1を平板ボビン2に押し付けて、このフィルム1をそ
の平板ボビン2に略密着させて、連続して巻取る。
【0051】フィルム1を平板ボビン2に高速で巻取る
ためには、移動するニップロール7および強制ダンサー
ロール5の慣性力をできるだけ小さくする必要がある。
そのためには、ニップロール7および強制ダンサーロー
ル5の移動距離と加速度とをできるだけ小さくする必要
がある。本実施例は、このことを実現させたものであ
る。
ためには、移動するニップロール7および強制ダンサー
ロール5の慣性力をできるだけ小さくする必要がある。
そのためには、ニップロール7および強制ダンサーロー
ル5の移動距離と加速度とをできるだけ小さくする必要
がある。本実施例は、このことを実現させたものであ
る。
【0052】図11では、平板ボビン2の位置が2→2
b→・・2d→・・2gと180度回転したとき、ニッ
プロール7が7→7b→7d→7b→7とフィルム1の
走行方向での平板ボビン2の長さの略1/2以下の長さ
の垂直方向の直線移動軌跡上を1サイクル往復移動し、
強制ダンサーロール5が5→5b→5d→5b→5と垂
直方向の直線移動軌跡上を移動するようにすることを示
している。
b→・・2d→・・2gと180度回転したとき、ニッ
プロール7が7→7b→7d→7b→7とフィルム1の
走行方向での平板ボビン2の長さの略1/2以下の長さ
の垂直方向の直線移動軌跡上を1サイクル往復移動し、
強制ダンサーロール5が5→5b→5d→5b→5と垂
直方向の直線移動軌跡上を移動するようにすることを示
している。
【0053】この場合、ニップロール7と強制ダンサー
ロール5の移動が往復直線運動であり、又、その移動距
離が短いので、各ロールともカム等で簡単に実施でき、
且つ、信頼性の高い高速巻取りが可能である。
ロール5の移動が往復直線運動であり、又、その移動距
離が短いので、各ロールともカム等で簡単に実施でき、
且つ、信頼性の高い高速巻取りが可能である。
【0054】又、ニップロール7は、フィルム1を多数
回巻取った場合に、ニップロール7が積層された(巻取
った)フィルム1と干渉するのを避けるために、平板ボ
ビン2へのフィルム1の巻取り厚さの増加に従って、ニ
ップロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から離
していくようになっている。ニップロール7が積層され
た(巻取った)フィルム1と干渉するのを避ける方法に
は、ニップロール7にバネ成分を持たせる方法と、ニッ
プロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から離し
ていく方法とがある。バネ成分を持たせる方法は高速回
転でやや不安定になるので、後者の方法が適している。
この場合においても、ニップロール7の移動が平板ボビ
ン2の回転に連動しているので、平板ボビン2に連動す
るボール螺子等によって、ニップロール7の移動機構
を、積層厚みの増加に対して1倍から1.5倍程度の割
合で平板ボビン2から離せば多数回の巻取りが可能であ
る。
回巻取った場合に、ニップロール7が積層された(巻取
った)フィルム1と干渉するのを避けるために、平板ボ
ビン2へのフィルム1の巻取り厚さの増加に従って、ニ
ップロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から離
していくようになっている。ニップロール7が積層され
た(巻取った)フィルム1と干渉するのを避ける方法に
は、ニップロール7にバネ成分を持たせる方法と、ニッ
プロール7の回転軸の移動軌跡を平板ボビン2から離し
ていく方法とがある。バネ成分を持たせる方法は高速回
転でやや不安定になるので、後者の方法が適している。
この場合においても、ニップロール7の移動が平板ボビ
ン2の回転に連動しているので、平板ボビン2に連動す
るボール螺子等によって、ニップロール7の移動機構
を、積層厚みの増加に対して1倍から1.5倍程度の割
合で平板ボビン2から離せば多数回の巻取りが可能であ
る。
【0055】尚、高速回転では、平板ボビン2の端縁を
ニップロール7が通過するとき、振動等にとって巻取り
が不安定になり易い、その対策としては、ニップロール
7が図11の7の位置にあるとき、図11ではニップロ
ール7と平板ボビン2とが接しているが、この位置で
は、ニップロール7と平板ボビン2とが数mm離れてい
ることが好適である。
ニップロール7が通過するとき、振動等にとって巻取り
が不安定になり易い、その対策としては、ニップロール
7が図11の7の位置にあるとき、図11ではニップロ
ール7と平板ボビン2とが接しているが、この位置で
は、ニップロール7と平板ボビン2とが数mm離れてい
ることが好適である。
【0056】又、平板ボビン7が2→2bの回転のとき
ニップロール7は7→7bと大きく移動する必要があ
り、その加速度が大きくなる。この加速度を小さくする
ために、平板ボビンの回転速度をこの範囲で遅くするこ
とも好適である。
ニップロール7は7→7bと大きく移動する必要があ
り、その加速度が大きくなる。この加速度を小さくする
ために、平板ボビンの回転速度をこの範囲で遅くするこ
とも好適である。
【0057】図12では、フィルム1(図示せず)を、
ニップロール7を経て、定位置で回転する回転軸によっ
て矢印の方向に巻取り回転する平板ボビン2に連続して
巻取つている。
ニップロール7を経て、定位置で回転する回転軸によっ
て矢印の方向に巻取り回転する平板ボビン2に連続して
巻取つている。
【0058】ニップロール7の回転軸は、平板ボビン2
の回転軸に略平行に配置され、且つ、平板ボビン2が1
80度回転する毎に、フィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の直径の略円形の移動軌跡
上を1サイクル回転移動する。これによって、ニップロ
ール7は、フィルム1(図示せず)の上から前記の回転
する平板ボビン2の表面に沿って同方向に連続移動し、
フィルム1(図示せず)を平板ボビン2に押し付けて、
このフィルム1(図示せず)をその平板ボビン2に略密
着させて、連続して巻取る。
の回転軸に略平行に配置され、且つ、平板ボビン2が1
80度回転する毎に、フィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の直径の略円形の移動軌跡
上を1サイクル回転移動する。これによって、ニップロ
ール7は、フィルム1(図示せず)の上から前記の回転
する平板ボビン2の表面に沿って同方向に連続移動し、
フィルム1(図示せず)を平板ボビン2に押し付けて、
このフィルム1(図示せず)をその平板ボビン2に略密
着させて、連続して巻取る。
【0059】図12は、平板ボビン2の位置が2→2b
→2c→2d→2e→2f→2gと矢印の方向に180
度回転したとき、ニップロール7が7→7b→7c→7
d→7e→7f→7とフィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の直径の略円形の移動軌跡
上を矢印の方向に1サイクル回転移動することを示して
いる。
→2c→2d→2e→2f→2gと矢印の方向に180
度回転したとき、ニップロール7が7→7b→7c→7
d→7e→7f→7とフィルム1の走行方向での平板ボ
ビン2の長さの略1/2以下の直径の略円形の移動軌跡
上を矢印の方向に1サイクル回転移動することを示して
いる。
【0060】この場合、平板ボビン2が等速回転であれ
ば、ニップロール7は、図12に示すように非等速回転
にする必要があるが、円運動なので、回転運動を利用し
た簡単な装置で、高速回転しても振動が少ないニップロ
ール7の移動機構が得られるので、フィルム1の高速巻
取りが可能である。
ば、ニップロール7は、図12に示すように非等速回転
にする必要があるが、円運動なので、回転運動を利用し
た簡単な装置で、高速回転しても振動が少ないニップロ
ール7の移動機構が得られるので、フィルム1の高速巻
取りが可能である。
【0061】本発明の第3の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0062】図13において、平板ボビン2の回転軸9
が、9→9b→9c→9d→9e→9f→9と矢印の方
向に略円形の軌跡上を1サイクル移動し、平板ボビン2
が180度回転したとき、この平板ボビン2の端縁の包
絡線2k→2l→2m→2n→2o→2p→2q→2r
→2s→2t→2u→2v→2kが凹部11を有し、ニ
ップロール7(図示せず)は、凹部11の位置で、図1
3の高さHで示す極めて僅かな距離の往復移動軌跡上を
1サイクル移動することを示している。
が、9→9b→9c→9d→9e→9f→9と矢印の方
向に略円形の軌跡上を1サイクル移動し、平板ボビン2
が180度回転したとき、この平板ボビン2の端縁の包
絡線2k→2l→2m→2n→2o→2p→2q→2r
→2s→2t→2u→2v→2kが凹部11を有し、ニ
ップロール7(図示せず)は、凹部11の位置で、図1
3の高さHで示す極めて僅かな距離の往復移動軌跡上を
1サイクル移動することを示している。
【0063】図13では、ニップロール7の慣性が最も
小さくなるので、巻取りを最も高速にできる。
小さくなるので、巻取りを最も高速にできる。
【0064】本発明の第4の実施例を図14から図16
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0065】図14は、第4の実施例の効果の説明図
で、平板ボビン2の回転角度Sと、強制ダンサーロール
5の移動速度を示す。曲線12は第1の実施例(図7)
での、曲線13は第4の実施例(図15、図16)での
強制ダンサーロール5の移動速度である。図14に示す
通り、平板ボビン2の回転角度の前半で、強制ダンサー
ロール5の移動速度が最大になる。その理由は、図15
に示す通り、前記回転角度Sが0から60度の範囲でフ
ィルム1の平板ボビン2への巻付け速度が大きくなるの
で、フィルム供給側でのフィルム1の走行速度を一定に
保つために、強制ダンサーロール5の移動速度が大きく
なるためである。
で、平板ボビン2の回転角度Sと、強制ダンサーロール
5の移動速度を示す。曲線12は第1の実施例(図7)
での、曲線13は第4の実施例(図15、図16)での
強制ダンサーロール5の移動速度である。図14に示す
通り、平板ボビン2の回転角度の前半で、強制ダンサー
ロール5の移動速度が最大になる。その理由は、図15
に示す通り、前記回転角度Sが0から60度の範囲でフ
ィルム1の平板ボビン2への巻付け速度が大きくなるの
で、フィルム供給側でのフィルム1の走行速度を一定に
保つために、強制ダンサーロール5の移動速度が大きく
なるためである。
【0066】強制ダンサーロール5の前記前半での移動
速度の最大値を下げるには、この範囲だけ平板ボビン2
の回転を低速にする方法もあるが、本発明の第4の実施
例の方法では、図15、図16に示すように、フィルム
1を、フィルム1の供給側(図示せず)の走行速度が一
定になるようにする強制ダンサーロール5と、フィルム
1を平板ボビン2に押し付けて、平板ボビン2に略密着
させて、連続して巻取るニップロール7とを経て、その
回転軸が、その回転軸に平行に、略円形軌跡上を繰り返
し矢印の方向に移動している回転軸によって矢印の方向
に巻取り回転する平板ボビン2に連続して巻取るに際し
て、平板ロール2の回転角度Sが0度から90度までの
範囲ではニップロール7と平板ボビン2との間隔14を
やや大きくし、前記回転角度Sが90度から180度ま
での範囲ではニップロール7と平板ボビン2との間隔1
5を小さくして略密着状態にする。
速度の最大値を下げるには、この範囲だけ平板ボビン2
の回転を低速にする方法もあるが、本発明の第4の実施
例の方法では、図15、図16に示すように、フィルム
1を、フィルム1の供給側(図示せず)の走行速度が一
定になるようにする強制ダンサーロール5と、フィルム
1を平板ボビン2に押し付けて、平板ボビン2に略密着
させて、連続して巻取るニップロール7とを経て、その
回転軸が、その回転軸に平行に、略円形軌跡上を繰り返
し矢印の方向に移動している回転軸によって矢印の方向
に巻取り回転する平板ボビン2に連続して巻取るに際し
て、平板ロール2の回転角度Sが0度から90度までの
範囲ではニップロール7と平板ボビン2との間隔14を
やや大きくし、前記回転角度Sが90度から180度ま
での範囲ではニップロール7と平板ボビン2との間隔1
5を小さくして略密着状態にする。
【0067】前記間隔14をやや大きくすると、その分
だけニップロール7がダンサーロールの作用をするの
で、それだけ強制ダンサーロール5の移動速度を下げる
ことができる、図14の前記曲線13はこのことを示し
ている。但し、間隔14は、フィルム1の空気の巻き込
みが許容できる程度にする必要がある。これら曲線1
2、13は本実施例の効果を示している。これによっ
て、強制ダンサーロール5の最大移動速度を下げること
ができるので、フィルム1の巻取りを更に高速化でき
る。
だけニップロール7がダンサーロールの作用をするの
で、それだけ強制ダンサーロール5の移動速度を下げる
ことができる、図14の前記曲線13はこのことを示し
ている。但し、間隔14は、フィルム1の空気の巻き込
みが許容できる程度にする必要がある。これら曲線1
2、13は本実施例の効果を示している。これによっ
て、強制ダンサーロール5の最大移動速度を下げること
ができるので、フィルム1の巻取りを更に高速化でき
る。
【0068】本発明の第5の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0069】一般に、フィルム巻取りには、強制ダンサ
ーロールとエキスパンダーロールが使用されることが多
い。しかし、これらのロールには次の相反する必要条件
がある。
ーロールとエキスパンダーロールが使用されることが多
い。しかし、これらのロールには次の相反する必要条件
がある。
【0070】一般に、エキスパンダーロールに入るフィ
ルムと、エキスパンダーロールから出るフィルムとのな
す角度は、100度から140度が適当である。これよ
り小さい角度では、エキスパンダーロールが適切に機能
せず、フィルムがロールに接触した時点で縮み、離れる
時点で拡がるために、フィルムに皺が発生し易くなる。
そのため前記角度は100度よりも小さくできない。
ルムと、エキスパンダーロールから出るフィルムとのな
す角度は、100度から140度が適当である。これよ
り小さい角度では、エキスパンダーロールが適切に機能
せず、フィルムがロールに接触した時点で縮み、離れる
時点で拡がるために、フィルムに皺が発生し易くなる。
そのため前記角度は100度よりも小さくできない。
【0071】これに対して、強制ダンサーロールの機能
は、強制ダンサーロールに入るフィルムと、強制ダンサ
ーロールから出るフィルムとのなす角度が小さい(平行
に近い)程、良くなり、フィルムの速度変化を吸収する
ために移動する距離が小さくてすみ、高速運転が可能に
なる。
は、強制ダンサーロールに入るフィルムと、強制ダンサ
ーロールから出るフィルムとのなす角度が小さい(平行
に近い)程、良くなり、フィルムの速度変化を吸収する
ために移動する距離が小さくてすみ、高速運転が可能に
なる。
【0072】この相反する条件を満足させたものが、本
実施例である。図14において、フィルム1は、回転軸
が移動しないパスロール3と、強制ダンサーロールとし
て作用するパスロール3bとエキスパンダーロール6
と、ニップロール7を経て、平板ボビン2に巻取られ
る。
実施例である。図14において、フィルム1は、回転軸
が移動しないパスロール3と、強制ダンサーロールとし
て作用するパスロール3bとエキスパンダーロール6
と、ニップロール7を経て、平板ボビン2に巻取られ
る。
【0073】パスロール3bとエキスパンダーロール6
とを、図17の矢印16、17の方向に移動させて強制
ダンサーロールとして機能させる場合、その機能を果た
すためのその移動距離を小さくして高速運転を可能にす
るには、パスロール3とパスロール3b間のフィルム
と、エキスパンダーロール6とニップロール7との間の
フィルムとのなす角度が小さい(平行に近い)ほど都合
が良い。本実施例の方法、即ち、強制ダンサーロール
は、水平方向に相互に間隔を保って、別個に上下に移動
するエキパンダーロールとパスロールとからなるように
する方法によると、エキパンダーロールとパスロールと
が間隔を持っているために、パスロール3とパスロール
3b間のフィルムと、エキスパンダーロール6とニップ
ロール7との間のフィルムを垂直に近づけることがで
き、前記の相反する条件を同時に満たすことができる。
とを、図17の矢印16、17の方向に移動させて強制
ダンサーロールとして機能させる場合、その機能を果た
すためのその移動距離を小さくして高速運転を可能にす
るには、パスロール3とパスロール3b間のフィルム
と、エキスパンダーロール6とニップロール7との間の
フィルムとのなす角度が小さい(平行に近い)ほど都合
が良い。本実施例の方法、即ち、強制ダンサーロール
は、水平方向に相互に間隔を保って、別個に上下に移動
するエキパンダーロールとパスロールとからなるように
する方法によると、エキパンダーロールとパスロールと
が間隔を持っているために、パスロール3とパスロール
3b間のフィルムと、エキスパンダーロール6とニップ
ロール7との間のフィルムを垂直に近づけることがで
き、前記の相反する条件を同時に満たすことができる。
【0074】本発明の第6の実施例を図18、図19に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0075】図18において、その回転軸18が定位置
で回転する内外両面歯車Aがあり、遊星歯車Bは内外両
面歯車Aの内歯に沿って回る。平板ボビン2は遊星歯車
Bに取り付けられている。歯車E、F、Gは内外両面歯
車Aと遊星歯車Bを駆動する歯車で、歯車Gと遊星歯車
Bは連結棒19で連結されている。歯車Aと遊星歯車
B、歯車E、F、Gの歯数から求めた、歯車Aと遊星歯
車Bの回転数の関係をNa 対Nb とし、Na とNb は回
転方向が同じ場合は同符号、回転方向が反対の場合は異
符号とする。
で回転する内外両面歯車Aがあり、遊星歯車Bは内外両
面歯車Aの内歯に沿って回る。平板ボビン2は遊星歯車
Bに取り付けられている。歯車E、F、Gは内外両面歯
車Aと遊星歯車Bを駆動する歯車で、歯車Gと遊星歯車
Bは連結棒19で連結されている。歯車Aと遊星歯車
B、歯車E、F、Gの歯数から求めた、歯車Aと遊星歯
車Bの回転数の関係をNa 対Nb とし、Na とNb は回
転方向が同じ場合は同符号、回転方向が反対の場合は異
符号とする。
【0076】図19において、回転軸18を回転中心と
して、遊星歯車Bを角度Sだけ矢印の方向に回転移動さ
せ、同時に歯車Aを矢印21の方向に、S×{0.5×
(2−Na /Nb )}の角度だけ回転させると、遊星歯
車Bは連結棒19に対して相対的に、S×Nb /Na の
角度だけ矢印20の方向に回転すると共に、絶対座標に
対して、図8から図10の実施例の場合と同様に、T=
S/2の角度だけ回転する。
して、遊星歯車Bを角度Sだけ矢印の方向に回転移動さ
せ、同時に歯車Aを矢印21の方向に、S×{0.5×
(2−Na /Nb )}の角度だけ回転させると、遊星歯
車Bは連結棒19に対して相対的に、S×Nb /Na の
角度だけ矢印20の方向に回転すると共に、絶対座標に
対して、図8から図10の実施例の場合と同様に、T=
S/2の角度だけ回転する。
【0077】従って、遊星歯車Bが、回転軸18を軸に
して360度移動回転すると、平板ボビンは180度回
転することになる。特に、Na /Nb =2とすると、内
外両面歯車Aは回転しないで固定とすることができ、構
成が簡単になる。
して360度移動回転すると、平板ボビンは180度回
転することになる。特に、Na /Nb =2とすると、内
外両面歯車Aは回転しないで固定とすることができ、構
成が簡単になる。
【0078】本発明の第7の実施例を図20、図21に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0079】図20において、その回転軸18が定位置
で回転する歯車Aがあり、遊星歯車Bは歯車Aに沿って
回る。平板ボビン2は遊星歯車Bに取り付けられてい
る。歯車Aと遊星歯車Bの回転軸は連結棒19で連結さ
れている。歯車Aと遊星歯車Bの歯数から求まる、歯車
Aと遊星歯車Bの回転数の関係をNa 対Nb とし、Na
とNb は回転方向が同じ場合は同符号、回転方向が反対
の場合は異符号とする。
で回転する歯車Aがあり、遊星歯車Bは歯車Aに沿って
回る。平板ボビン2は遊星歯車Bに取り付けられてい
る。歯車Aと遊星歯車Bの回転軸は連結棒19で連結さ
れている。歯車Aと遊星歯車Bの歯数から求まる、歯車
Aと遊星歯車Bの回転数の関係をNa 対Nb とし、Na
とNb は回転方向が同じ場合は同符号、回転方向が反対
の場合は異符号とする。
【0080】図21において、回転軸18を回転中心と
して、遊星歯車Bを角度Sだけ矢印の方向に回転移動さ
せ、同時に歯車Aを矢印21の方向に、S×{0.5×
(2−Na /Nb )}の角度だけ回転させると、遊星歯
車Bは連結棒19に対して相対的に、S×Nb /Na の
角度だけ矢印20の方向に回転すると共に、絶対座標に
対して、図8から図10の実施例の場合と同様に、T=
S/2の角度だけ回転する。
して、遊星歯車Bを角度Sだけ矢印の方向に回転移動さ
せ、同時に歯車Aを矢印21の方向に、S×{0.5×
(2−Na /Nb )}の角度だけ回転させると、遊星歯
車Bは連結棒19に対して相対的に、S×Nb /Na の
角度だけ矢印20の方向に回転すると共に、絶対座標に
対して、図8から図10の実施例の場合と同様に、T=
S/2の角度だけ回転する。
【0081】従って、遊星歯車Bが、回転軸18を軸に
して360度移動回転すると、平板ボビンは180度回
転することになる。
して360度移動回転すると、平板ボビンは180度回
転することになる。
【0082】本実施例は、図8から図10の実施例と比
較して、遊星歯車が1個であること、及び、図18、図
19の実施例と比較して、歯車が小さくて良いという利
点がある。
較して、遊星歯車が1個であること、及び、図18、図
19の実施例と比較して、歯車が小さくて良いという利
点がある。
【0083】本発明は、上記の実施例に限らず種々の態
様が可能である。例えば、平板ボビンの回転軸を定位置
で回転させるか略円形の移動軌跡上を移動させるかの選
択と、ニップロールの回転軸の移動軌跡形状の選択との
組合せは実施例の組合せ以外のものが可能である。
様が可能である。例えば、平板ボビンの回転軸を定位置
で回転させるか略円形の移動軌跡上を移動させるかの選
択と、ニップロールの回転軸の移動軌跡形状の選択との
組合せは実施例の組合せ以外のものが可能である。
【0084】
【発明の効果】本願の第1発明の長尺シートの平板巻取
り方法は、請求項1に記載するように、平板ボビンの回
転軸を、その回転軸に平行に略円の形軌跡上を連続的に
移動させる方法によって、ニップロールの使用を可能に
し、空気の巻き込みがなく精度の良いフィルムの平板ボ
ビン巻取りを可能にし、積層コンデンサの性能を向上す
るという効果を奏する。
り方法は、請求項1に記載するように、平板ボビンの回
転軸を、その回転軸に平行に略円の形軌跡上を連続的に
移動させる方法によって、ニップロールの使用を可能に
し、空気の巻き込みがなく精度の良いフィルムの平板ボ
ビン巻取りを可能にし、積層コンデンサの性能を向上す
るという効果を奏する。
【0085】本願の第2発明の長尺シートの平板巻取り
方法は、請求項2に記載するように、平板ボビンの回転
軸は移動しないで、平板ボビンが180度回転する毎
に、ニップロールの回転軸を或る移動軌跡上を1サイク
ル移動させ、この移動軌跡上の2点間の最大距離を、フ
ィルムの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にする方法によって、ニップロールの使用を可能にし、
空気の巻き込みがなく精度の良いフィルムの平板ボビン
巻取りを可能にし、積層コンデンサの性能を向上すると
いう効果を奏する。
方法は、請求項2に記載するように、平板ボビンの回転
軸は移動しないで、平板ボビンが180度回転する毎
に、ニップロールの回転軸を或る移動軌跡上を1サイク
ル移動させ、この移動軌跡上の2点間の最大距離を、フ
ィルムの走行方向での平板ボビンの長さの略1/2以下
にする方法によって、ニップロールの使用を可能にし、
空気の巻き込みがなく精度の良いフィルムの平板ボビン
巻取りを可能にし、積層コンデンサの性能を向上すると
いう効果を奏する。
【0086】本願の第1発明又は第2発明において、請
求項3に記載するように、ニップロールの前に、強制ダ
ンサーロールを配置すると、第1発明または第2発明の
効果に加えて、高速巻取りが可能になるという効果を奏
する。
求項3に記載するように、ニップロールの前に、強制ダ
ンサーロールを配置すると、第1発明または第2発明の
効果に加えて、高速巻取りが可能になるという効果を奏
する。
【0087】本願の第1発明において、請求項4に記載
するように、平板ボビンの回転軸を、略円形の移動軌跡
上を1サイクル移動する毎に、平板ボビンを180度回
転させると、第1発明の効果に加えて、ニップロールの
移動距離を小さくして、高速巻取りが可能になるという
効果を奏する。
するように、平板ボビンの回転軸を、略円形の移動軌跡
上を1サイクル移動する毎に、平板ボビンを180度回
転させると、第1発明の効果に加えて、ニップロールの
移動距離を小さくして、高速巻取りが可能になるという
効果を奏する。
【0088】請求項4に記載の長尺シートの平板巻取り
方法において、請求項5に記載するように、回転する平
板ボビンの端縁の包絡線が凹部を有するようにすると、
請求項4の効果に加えて、ニップロールの移動距離を更
に小さくして、更に高速巻取りが可能になるという効果
を奏する。
方法において、請求項5に記載するように、回転する平
板ボビンの端縁の包絡線が凹部を有するようにすると、
請求項4の効果に加えて、ニップロールの移動距離を更
に小さくして、更に高速巻取りが可能になるという効果
を奏する。
【0089】本願の第1発明又は第2発明において、請
求項6に記載するように、平板ボビンへのフィルムの巻
取り厚さの増加に従って、ニップロールの回転軸の移動
軌跡を平板ボビンから離していくと、第1発明または第
2発明の効果に加えて、ニップロールが積層された(巻
取られた)フィルムと干渉するのを避けることができる
という効果を奏する。
求項6に記載するように、平板ボビンへのフィルムの巻
取り厚さの増加に従って、ニップロールの回転軸の移動
軌跡を平板ボビンから離していくと、第1発明または第
2発明の効果に加えて、ニップロールが積層された(巻
取られた)フィルムと干渉するのを避けることができる
という効果を奏する。
【0090】本願の第1発明又は第2発明において、請
求項7に記載するように、ニップロールと平板ボビンと
の間隔を、平板ボビンが垂直方向から90度回転するま
での間隔値≧平板ボビンが垂直方向に対し90度を超え
た位置から180度まで回転するまでの間隔値、とする
と、第1発明または第2発明の効果に加えて、ニップロ
ールにダンサーロールの効果を持たせ、強制ダンサーロ
ールの移動距離と慣性を小さくして、高速巻取りを可能
にするという効果を奏する。
求項7に記載するように、ニップロールと平板ボビンと
の間隔を、平板ボビンが垂直方向から90度回転するま
での間隔値≧平板ボビンが垂直方向に対し90度を超え
た位置から180度まで回転するまでの間隔値、とする
と、第1発明または第2発明の効果に加えて、ニップロ
ールにダンサーロールの効果を持たせ、強制ダンサーロ
ールの移動距離と慣性を小さくして、高速巻取りを可能
にするという効果を奏する。
【0091】請求項3に記載の長尺シートの平板巻取り
方法において、請求項8に記載するように、強制ダンサ
ーロールを、水平方向に相互に間隔を保って、別個に上
下に移動するエキパンダーロールとパスロールとからな
るようにすると、請求項3の効果に加えて、エキパンダ
ーロールを使用した高速巻取りを可能にしている。
方法において、請求項8に記載するように、強制ダンサ
ーロールを、水平方向に相互に間隔を保って、別個に上
下に移動するエキパンダーロールとパスロールとからな
るようにすると、請求項3の効果に加えて、エキパンダ
ーロールを使用した高速巻取りを可能にしている。
【0092】本願の第3発明の長尺シートの平板巻取り
装置は、請求項9に記載するように、歯車と遊星歯車と
の組合わせ構造と、それらの歯数を適当に構成すること
によって、第1発明を簡単な構成で具体化できるという
効果を奏する。
装置は、請求項9に記載するように、歯車と遊星歯車と
の組合わせ構造と、それらの歯数を適当に構成すること
によって、第1発明を簡単な構成で具体化できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面図である。
【図2】第1の実施例の側面図である。
【図3】図1、図2の実施例による平板ボビン巻取り状
態を示す側面図である。
態を示す側面図である。
【図4】図1、図2の実施例のニップロールの動作を示
す側面図である。
す側面図である。
【図5】図1、図2の実施例のニップロールの動作を示
す側面図である。
す側面図である。
【図6】図1、図2の実施例の平板ボビンの端縁形状を
示す側面図である。
示す側面図である。
【図7】図1、図2の実施例の強制ダンサーロール、ニ
ップロール、平板巻取り部の側面図である。
ップロール、平板巻取り部の側面図である。
【図8】図1、図2の実施例の平板巻取り部の正面図で
ある。
ある。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図8の側面図である。
【図11】第2の実施例の側面図である。
【図12】第2の実施例の側面図である。
【図13】第3の実施例の側面図である。
【図14】第4の実施例の強制ダンサーロール移動速度
を示す図である。
を示す図である。
【図15】第4の実施例の側面図である。
【図16】第4の実施例の側面図である。
【図17】第5の実施例の側面図である。
【図18】第6の実施例の正面図である。
【図19】第6の実施例の側面図である。
【図20】第7の実施例の正面図である。
【図21】第7の実施例の側面図である。
【図22】従来例の斜視図である。
【図23】従来例の側面図である。
【図24】従来例の側面図である。
【図25】エキスパンダーロールの動作図である。
【図26】従来例による平板ボビン巻取り状態を示す側
面図である。
面図である。
1 フィルム 2 平板ボビン 2a 平板ボビンの回転軸 3b パスロール 5 強制ダンサーロール 6 エキスパンダーロール 7 ニップロール A 歯車A B 遊星歯車B 18 歯車Aの回転軸 19 連結棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 引野 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 陶澤 眞一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−244856(JP,A)
Claims (9)
- 【請求項1】 長尺シートを平板ボビンに連続して巻取
る方法において、平板ボビンを巻取り回転させる回転軸
を、略円形の軌跡上において繰り返し一方向に移動させ
ると共に、その平板ボビンの回転軸に略平行に配置した
ニップロールが、前記長尺シートの上から前記の回転す
る平板ボビンの表面に沿って一方向に連続移動するよう
に、ニップロールの回転軸を、或る移動軌跡上を繰り返
し同方向にまたは往復移動させて、前記長尺シートを、
前記平板ボビンに押し付けつつ、連続して巻取らせるこ
とを特徴とする長尺シートの平板巻取り方法。 - 【請求項2】 長尺シートを平板ボビンに連続して巻取
る方法において、平板ボビンを定位置で回転する回転軸
によって巻取り回転させると共に、その平板ボビンの回
転軸に略平行に配置したニップロールが、前記長尺シー
トの上から前記の回転する平板ボビンの表面に沿って一
方向に連続移動するように、ニップロールの回転軸を、
前記平板ボビンが180度回転する毎に、或る繰り返し
移動軌跡上において一方向のまたは往復移動の1サイク
ルを移動させ、且つ、この移動軌跡上の2点間の最大長
さを、長尺シートの走行方向での平板ボビンの長さの略
1/2以下にすることによって、前記長尺シートを、前
記平板ボビンに押し付けつつ、連続して巻取らせること
を特徴とする長尺シートの平板巻取り方法。 - 【請求項3】 ニップロールの前に、強制ダンサーロー
ルを配置し、この強制ダンサーロールを平板ボビンとニ
ップロールの動きに連動して移動し、この強制ダンサー
ロールより前のフィルムの走行速度が略一定となるよう
にする請求項1または2に記載の長尺シートの平板巻取
り方法。 - 【請求項4】 平板ボビンの回転軸が、略円形の軌跡上
を360度移動する毎に、平板ボビンが180度回転す
る請求項1に記載の長尺シートの平板巻取り方法。 - 【請求項5】 平板ボビンの回転軸の略円形の軌跡の直
径を大きくして、長尺シートの走行方向での平板ボビン
の長さの略1/2に近づけ、回転する平板ボビンの長尺
シート巻取り端縁の包絡線が凹部を有するようにする請
求項4に記載の長尺シートの平板巻取り方法。 - 【請求項6】 平板ボビンへの長尺シートの巻取り厚さ
の増加に従って、ニップロールの回転軸の移動軌跡を平
板ボビンから離していく請求項1または2に記載の長尺
シートの平板巻取り方法。 - 【請求項7】 ニップロールと平板ボビンとの間隔を、
平板ボビンが垂直方向から90度回転するまでの間隔値
≧平板ボビンが垂直方向に対し90度を超えた位置から
180度まで回転するまでの間隔値、とする請求項1ま
たは2に記載の長尺シートの平板巻取り方法。 - 【請求項8】 強制ダンサーロールは、水平方向に相互
に間隔を保って、別個に上下に移動するエキパンダーロ
ールとパスロールとからなる請求項3に記載の長尺シー
トの平板巻取り方法。 - 【請求項9】 長尺シートの平板巻取り装置において、
回転軸が定位置で回転する歯車Aと、歯車Aに沿って略
円形の移動軌跡上を回る1個または複数個の遊星歯車
と、これら遊星歯車の中の1つの遊星歯車Bに取り付け
た平板ボビンとを備え、これら各歯車の歯数から決ま
る、歯車Aと遊星歯車Bとの回転数の比をNa 対Nb と
し、Na とNb とはその回転方向が同じ場合は同符号、
逆方向の場合は異符号として、遊星歯車Bを、前記略円
形の移動軌跡上を1サイクル回転させたとき、歯車Aが
遊星歯車Bの回転と同方向に、{0.5×(2−Na /
Nb )}回転することにより、平板ボビンの回転軸が、
略円形の移動軌跡上を360度移動する毎に、平板ボビ
ンが180度回転することを特徴とする長尺シートの平
板巻取り装置。
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|---|---|---|---|
| JP3098625A JP2659472B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 長尺シートの平板巻取り方法及び装置 |
| US07/871,986 US5312064A (en) | 1991-04-30 | 1992-04-22 | Method and apparatus for plate winding of long sheet |
| KR1019920007222A KR960003942B1 (ko) | 1991-04-30 | 1992-04-29 | 장척시이트의 평판감기방법 및 장치 |
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Family Applications (1)
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