JP5930530B2 - フィルムの巻取り装置及びフィルムの巻取り方法 - Google Patents

フィルムの巻取り装置及びフィルムの巻取り方法 Download PDF

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Description

本発明は、各種電子機器、電気機器、産業機器、自動車等に使用されるフィルムを巻回したコンデンサや電池等を製造する際に使用可能なフィルムの巻取り装置及びフィルムの巻取り方法に関するものである。
近年、環境保護の観点から、あらゆる電気機器がインバータ回路で制御され、省エネルギー化、高効率化が進められている。中でも自動車業界においては、電気モータとエンジンで走行するハイブリッド車が市場導入される等、地球環境に優しく、省エネルギー化、高効率化に関する技術の開発が活発化している。このようなハイブリッド車に用いられる電気モータは使用電圧領域が数百ボルトと高いため、このような電気モータに関連して使用されるコンデンサとして、高耐電圧で低損失の電気特性を有する金属化フィルムコンデンサが注目されている。この種の金属化フィルムコンデンサは、樹脂からなる誘電体フィルム上に金属蒸着電極を形成した帯状の金属化フィルムを一対の金属蒸着電極が誘電体フィルムを介して対向するように巻回することによりコンデンサ素子を形成し、このコンデンサ素子の両端面に金属溶射によるメタリコンからなる取り出し電極を夫々形成することによって作られる。
従来、このようなフィルムを巻取ってコンデンサ素子を製造する装置として、帯状の金属化フィルムが巻回されたボビン又はリールを装填可能な巻出し軸を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。この装置では、2組の金属化フィルムを夫々装填できるように巻出し軸が2本設けられ、2本の巻出し軸からそれぞれ繰出された帯状の金属化フィルムを2枚1組として重ね合わせて巻回する巻取り機構と、巻出し軸と巻取り機構の中間に設けられて金属化フィルムをそれぞれ搬送する複数の搬送ローラが設けられる。そして、この複数の搬送ローラは、金属化フィルムの搬送をガイドするガイドローラ、及び位置変動により巻出し軸の回転速度を制御してフィルムに一定の張力を与えるダンサーローラを含むものである。この従来のフィルムの巻取り装置では、回転速度が制御された2本の巻出し軸から繰出される帯状の金属化フィルムを複数の搬送ローラにより搬送して巻取り機構に巻回させており、安定した性能のコンデンサ素子を製造することができるとしている。
特開2009−94188号公報
しかし、近年では、ハイブリッド車に用いられる電気モータに関連して使用されるコンデンサとして、その断面形状を非円形として、車両の所定の隙間にそのようなコンデンサを収容させて部品の搭載率を高める試みが成されている。このような断面が非円形のコンデンサ等を得るためには、断面が非円形の巻芯にフィルムを巻回させるようなことが行われ、この場合に断面が非円形の巻芯を等速で回転させると、その巻芯の外周に巻取られるフィルムの速度は変化することになる。例えば、フィルムが巻回される巻芯の断面が長方形状のような扁平形状を成しており、その長方形状断面の長辺が短辺に比較して著しく長い場合に、その巻芯が一定の速度で回転すると、その断面が非円形の巻芯に巻取られるフィルムの速度は著しく変化し、比較的速い速度と著しく遅い速度が交互に繰り返されるようになる。
巻取られるフィルムの速度が変化すると、そのフィルムを繰出す側においても、そのフィルムの繰出し速度をそのフィルムが巻取られる速度と同じように、フィルムを比較的速い速度で繰出した後にその繰出し速度を著しく遅くさせるようなことを交互に繰り返す必要が生じる。してみると、実質的に巻芯にフィルムを巻取る速度が、フィルムを繰出す側において、そのフィルムを速度を変えて繰出す速度に依存することになる。
しかし、フィルムを繰出す側において、繰出すフィルムが比較的大きなスプールに巻回されていた場合には、そのスプールは比較的大きな慣性力を有することになるので、その慣性の大きさ故にそのスプールの回転の加速及び減速を速やかに行うことが困難になる。このため、結果的に迅速なフィルムの繰出しが困難になって、フィルムの巻取り速度を高めることが困難になる不具合がある。
本発明の目的は、フィルムの巻取り速度を変化させつつそのフィルムを巻回する場合であっても、比較的高速にそのフィルムを巻回し得るフィルムの巻取り装置及びフィルムの巻取り方法を提供することにある。
本発明のフィルムの巻取り装置は、所定量のフィルムを巻取り速度を変えて巻取る巻取り機構と、巻取り機構が巻取る所定量のフィルムを一定量で繰出す繰出し機構と、巻取り機構と繰出し機構の間に設けられ繰出し機構から繰出されるフィルムを蓄えた後に巻取り機構に向けて繰出すアキュームレート機構とを備える。そして、アキュームレート機構は、巻取り機構が巻取るフィルムの巻取り速度変化に対応してフィルムの蓄積量を変化させるように構成されたことを特徴とする。
このフィルムの巻取り装置におけるアキュームレート機構は、フィルムの搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラと、その一対の固定ローラの中間を通過してフィルムの搬送経路に直交する方向に移動可能な可動ローラと、その可動ローラと可動ローラに掛け回されたフィルムとの間に摩擦を生じさせない手段とを備える。この場合、一対の固定ローラ及び可動ローラは、外周から吹き出されたエアにより掛け回されたフィルムを浮上させるように構成され、アキュームレート機構は、可動ローラを移動させるサーボモータとを備えることが好ましい。また、繰出し機構は、フィルムがロール状に巻回されたフィルムロールを回転させることによりフィルムの一定量の繰出しを行うように構成され、巻取り機構は、断面が非円形の巻芯にフィルムを巻回することによりフィルムを巻取り速度を変えて巻取るように構成することができる。
また、本発明のフィルムの巻取り方法は、上記フィルムの巻取り装置を用いたフィルムの巻取り方法であって、繰出し機構から繰出されるフィルムをアキュームレート機構により蓄えた後に巻取り機構に向けて繰出し、巻取り機構が巻取るフィルムの巻取り速度変化に対応してアキュームレート機構によるフィルムの蓄積量を変化させることを特徴とする。
アキュームレート機構におけるフィルムの蓄えは、そのフィルムの搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラと、その一対の固定ローラからフィルムの搬送経路に直交する方向に設けられた可動ローラにフィルムを掛け回すことにより行われ、そのフィルムの蓄積量の変化は、サーボモータによりその可動ローラを一対の固定ローラに接近させ又はその一対の固定ローラから離間させることにより行われることが好ましい。また、フィルムがロール状に巻回されたフィルムロールを回転させることにより繰出し機構によるフィルムの一定量の繰出しを行い、断面が非円形の巻芯にフィルムを巻回することにより巻取り機構による巻取り速度を変えたフィルムの巻取りを行うこともできる。
本発明のフィルムの巻取り装置及びフィルムの巻取り方法では、巻取り機構が巻取るフィルムの巻取り速度変化に対応してアキュームレート機構によるフィルムの蓄積量を変化させるので、巻取り機構の巻取り速度が遅い時に繰出し機構から繰出される余剰のフィルムをアキュームレート機構により蓄え、その後の、巻取り機構の巻取り速度が早い時にアキュームレート機構が蓄えた余剰のフィルムを巻取り機構に向けて繰出すことにより、繰出し機構から繰出されるフィルムの量が等速で一定量であったとしても、そのフィルムを巻取り機構により巻取り速度を変えて巻取ることが可能になる。すると、繰出し機構において、フィルムが巻回されて成る比較的大きなスプールを用い、巻取り機構による巻取り速度を変えた巻取りにあっても、そのスプールの回転速度を著しく変化させることを必要としない。このため、そのスプールが比較的大きな慣性力を有することになっても、一定量のフィルムの繰出しが可能である限り、巻取り機構による迅速なフィルムの巻取りが可能になる。よって、本発明によれば、フィルムの巻取り速度を変化させつつそのフィルムを巻回する場合であっても、その巻取り機構によるフィルムの巻回速度を上昇させることが可能になる。そして、本発明では、安定した性能のコンデンサ素子の製造効率を従来よりも著しく向上させることができる。
本発明実施形態のフィルムの巻取り装置を示した概念図である。 その巻芯の角度とアキュームレート機構によるフィルムの蓄積量との関係を示す図である。 そのフィルムの巻取り速度とアキュームレート機構によるフィルムの蓄積量との関係を示す図である。 搬送ローラの構成を示す図1のB−B線断面図である。 図4のD−D線断面図である。 可動ローラの構成を示す断面図である。 図6のA−A線断面図である。 別の搬送ローラの構成を示す図4に対応する断面図である。 図8のE−E線断面図である。 本発明の別のフィルムの巻取り装置を示した図1に対応する概念図である。 本発明の更に別のフィルムの巻取り装置を示した図1に対応する概念図である。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の実施の形態によるフィルムの巻取り装置10を示す。この巻取り装置10は、所定量の帯状フィルム11を一定量で繰出す繰出し機構12を備える。この実施の形態における繰出し機構12とは、図示しないボビン又はリールに帯状フィルム11が円形に巻回されたフィルムロール11aを装填可能に構成された巻出し軸12aと、その巻出し軸12aをそのフィルムロール11aとともに回転させる図示しない繰出しモータとを備える。本実施の形態では、この帯状の金属化フィルム11を2枚1組として一対で重ね合わせて巻回する装置10を示す。このため、2組の帯状金属化フィルム11が巻回された2つのフィルムロール11aを夫々装填できるように、繰出し機構12を構成する巻出し軸12a及び図示しない繰出しモータもそれぞれ一対、即ち2組備えられる。
そして、この2本の巻出し軸12aをそれぞれ回転させる図示しない繰出しモータは、円形に巻回されたフィルムロール11aとともに、この巻出し軸12aをそれぞれ一定速度で回転させることにより、その回転する円形のフィルムロール11aから所定量のフィルム11を等速であって常時一定量で繰出すように構成される。なお、この金属化フィルム11として、コンデンサ用のものとしては、ポリプロピレンからなる誘電体フィルムの片面に金属蒸着電極を形成することによって構成された、幅80mm、厚さ3μmのものが例示される。
また、本発明のフィルムの巻取り装置10は、繰出し機構12から繰出されるフィルム11を巻回する巻取り機構13が備えられる。この巻取り機構13は所定量のフィルム11を巻取り速度を変えて巻取るものであって、この実施の形態では、フィルム11を巻回する断面が非円形の巻芯13aと、この巻芯13aを一定の速度で回転させる図示しない巻取りモータとを備えるものを示す。そして、図示しない巻取りモータが、断面が非円形の巻芯13aを一定の速度で回転させ、その一定速度で回転する巻芯13aの外周にフィルム11を巻回することにより、巻取り機構13は、所定量のフィルム11を巻取り速度を変えて巻取るように構成される。
繰出し機構12を構成する巻出し軸12aと巻取り機構13を構成する巻芯13aの間のフィルム11の搬送経路には複数の搬送ローラ16が設けられる。2本の巻出し軸12aを備えるこの実施におけるフィルムの巻取り装置10では、それぞれの巻出し軸12aから巻芯13aまで同数の搬送ローラ16がそれぞれ設けられる場合を示す。この搬送ローラ16は、金属化フィルム11の搬送経路に複数本固定して設けられて金属化フィルム11の搬送をガイドするものであり、この複数の搬送ローラ16は、フィルム11が掛け回される外周から吹き出すエアによりフィルム11を浮上させてそのフィルム11を搬送するように構成される。複数の搬送ローラ16は全て同一構造であり、図1における1の搬送ローラ16を代表して説明すると、図4及び図5に示すように、この搬送ローラ16は、外周から吹き出すエアにより掛け回されたフィルム11を浮上可能に構成された筒部23と、その筒部23の両側に設けられて筒部23に掛け回されて浮上するフィルム11の幅方向の移動を制限する壁部材24,25とを備える。
図4及び図5に示す搬送ローラ16は、金属又は樹脂等からなる固形物を切削加工することにより筒部23と壁部材24,25がそれぞれ一体となって形成されたものを例示し、筒部23は、中心軸に沿って貫通孔23aが形成された円筒状をなし、その軸方向の両端を封止するように壁部材24,25が設けられる。図4に示すように、壁部材24,25は筒部23の外径より大きな外径を有し、その筒部23の両側にフィルム11の幅より僅かに広い間隔を空けてその筒部23と同軸に設けられる。筒部23の一端側における壁部材24には、筒部23と同軸の雄ねじ24aが形成され、巻取り装置10のパネル10aにはこの雄ねじ24aを取付ける挿通孔10bが形成される。パネル10aに形成された挿通孔10bにこの雄ねじ24aを挿通し、ワッシャ26aを介してナット26bを螺合することにより、このローラ16は巻取り装置10のパネル10aに固定される。
また、この一端側の壁部材24には、貫通孔23aに連通する連通孔24bが中心軸に貫通して形成され、その連通孔24bの一端側にはエア供給用の第1エアチューブ27を固定可能な第1カプラ28が設けられる。なお、筒部23の他端側における壁部材25には、筒部23における貫通孔23aの他端側を封止する蓋板29aが雄ねじ29bにより取付けられる。壁部材24,25間における筒部23には貫通孔23aに一端が連通する複数のエア孔23cが、その他端を外周面に開口させるようにその中心軸から放射状に形成される。この複数のエア孔23cはフィルム11が掛け回される部分に形成される。即ち、図5では、フィルム11が折り返すように掛け回されているので、そのフィルム11が掛け回される部分である半周に複数のエア孔23cが形成される。けれども、図示しないが、掛け回されたフィルム11を略90度転向させるような搬送ローラ16にあっては、そのフィルム11が掛け回される部分である中心から約90度の範囲において複数のエア孔23cが放射状に形成される。
そして、このように複数のエア孔23cが放射状に形成された搬送ローラ16にあって、第1エアチューブ27により供給され第1カプラ28を介して貫通孔23aの内部に供給された圧縮エアは、一点鎖線矢印で示すように、貫通孔23aを通過した後この複数のエア孔23cからローラ16の筒部23における外表面に吹き出され、この吹き出されたエアによりこのローラ16に掛け回されたフィルム11を図5に示すように浮上可能に構成される。そして、筒部23の両側に設けられた壁部材24,25は筒部23に掛け回されて浮上するフィルム11の幅方向の両側に位置し、そのフィルム11の幅方向の移動を制限した状態で搬送可能に構成される。
図1に戻って、そのフィルム11の搬送経路の下流側端部における搬送ローラ16と巻芯13aの間には、2本巻出し軸12aからそれぞれ別々に繰出されて複数の搬送ローラ16により案内された帯状の金属化フィルム11を2枚1組として一対で重ね合わせた状態でそれらを挟圧する一対の加圧ローラ17,17が設けられる。この一対の加圧ローラ17,17は、重ね合わせたフィルム11それらを挟圧して、そのフィルム11の間にエアが巻き込まれることを防止するローラであり、ウレタンゴム製のものが例示される。けれども、これらの加圧ローラ17,17はウレタンゴム製のものに限定するものではない。ここで、図1では巻取り機構13を構成する巻芯13aに巻回された金属化フィルム11から成るコンデンサ素子を符号14で示す。
また、本発明のフィルムの巻取り装置10は、巻取り機構13と繰出し機構12の間に、その繰出し機構12から繰出されるフィルム11を蓄えた後に巻取り機構13に向けて繰出すアキュームレート機構30を備える。2本の巻出し軸12aを備えるこの実施の形態におけるフィルムの巻取り装置10では、それぞれの巻出し軸12aから巻芯13aまでの間に同一構造のアキュームレート機構30がそれぞれ設けられる場合を示す。これらは同一構造であるので、その一方のアキュームレート機構30を代表して説明すると、このアキュームレート機構30は、フィルム11の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ31,32と、この一対の固定ローラ31,32の中間を通過してフィルム11の搬送経路に直交する方向に移動可能な可動ローラ33と、この可動ローラ33を移動させるアキューム用サーボモータ34とを備える。
この実施の形態では、フィルムロール11aから繰出されたフィルム11は搬送ローラ16により水平に移動するような部位が設けられ、この部位に一対の固定ローラ31,32がそのフィルム11に沿って所定の間隔をあけて設けられる。この一対の固定ローラ31,32は、フィルム11が掛け回される外周から吹き出すエアによりフィルム11を浮上させて、その水平方向に延びるフィルム11を鉛直方向に転向させるように構成される。具体的には、図4及び図5に示す上述した搬送ローラ16と同一構造のものが用いられるので、この一対の固定ローラ31,32の詳細な構造の繰り返しての説明は省略する。そして、この搬送ローラ16と同一構造を成す一対の固定ローラ31,32は巻取り装置10のパネル10a(図4)に直接取付けられる。
また、その鉛直に延びるパネル10a(図4)には、その一対の固定ローラ31,32の中央を貫通するように鉛直方向に伸びるボールねじ36が設けられ、このボールねじ36を回転可能にアキューム用サーボモータ34の回転軸がそのボールねじ36に連結される。ボールねじ36には可動台37が螺合され、この可動台37に可動ローラ33が設けられる。そして、このアキューム用サーボモータ34には図示しないコントローラの制御出力が接続される。
このアキュームレート機構30では、可動ローラ33に掛け回されたフィルム11とその可動ローラ33との間に摩擦を生じさせないような手段が講じられる。具体的に、このアキュームレート機構30における可動ローラ33には、図示しないコントローラにより制御される圧縮エア供給ポンプから圧縮エアが供給されるように構成され、その圧縮エアは、可動ローラ33に掛け回されたフィルム11をその可動ローラ33の外周から浮上させるように構成される。即ち、この可動ローラ33は、圧縮エア供給ポンプから供給された圧縮エアをその外周から吹き出して、その外周に掛け回されたフィルム11を浮上可能に構成される。
図6及び図7に、この実施の形態における可動ローラ33の構造を示す。この可動ローラ33は前述した搬送ローラ16と略同一構造を成すものであって、外周から吹き出すエアにより掛け回されたフィルム11を浮上可能に構成された筒部33aと、その筒部33aの両側に設けられて筒部33aに掛け回されて浮上するフィルム11の幅方向の移動を制限する壁部材33b,33cとを備える。図における可動ローラ33は、金属又は樹脂等からなる固形物を切削加工することにより筒部33aと壁部材33b,33cがそれぞれ一体となって形成されたものを例示し、筒部33aは、中心軸に沿って貫通孔33dが形成された円筒状をなし、その軸方向の両端を封止するように壁部材33b,33cが設けられる。
壁部材33b,33cは筒部33aの外径より大きな外径を有し、その筒部33aの両側にフィルム11の幅より僅かに広い間隔を空けてその筒部33aと同軸に設けられる。筒部33aの一端側における壁部材33bには、筒部33aと同軸の雄ねじ33eが形成され、可動台37にはこの雄ねじ33eを取付ける雌ねじ37aが形成される。そして、可動台37に形成された雌ねじ37aにこの雄ねじ33eを螺合することにより、この可動ローラ33は、この可動台37に固定される。
また、この一端側の壁部材33bには、貫通孔33dに連通する連通孔33fが中心軸に交差して形成され、その連通孔33fの一端側にはエア供給用の第2エアチューブ38を固定可能な第2カプラ39が設けられる。なお、筒部33aの他端側における壁部材33cには、筒部33aにおける貫通孔33dの他端側を封止する蓋板33hが雄ねじ33jにより取付けられる。壁部材33b,33c間における筒部33aには貫通孔33dに一端が連通する複数のエア孔33kが、その他端を外周面に開口させるようにその中心軸から放射状に形成される。
図7に示すように、この複数のエア孔33kはフィルム11が掛け回される部分に形成され、図示しない圧縮エア供給ポンプから第2エアチューブ38により供給された圧縮エアは、図6に示す第2カプラ39及び連通孔33fを介して貫通孔33dの内部に供給されるように構成される。そして、そのエアは、その後に一点鎖線矢印で示すように、貫通孔33dを通過し、その後に複数のエア孔33kから可動ローラ33の筒部33aにおける外表面に吹き出すように構成される。このように吹き出されたエアにより、この可動ローラ33に掛け回されたフィルム11を図7に示すように浮上させ、フィルム11とその可動ローラ33との間に摩擦を生じさせないように構成される。そして、筒部33aの両側に設けられた壁部材33b,33cは筒部33aに掛け回されて浮上するフィルム11の幅方向の両側に位置し、そのフィルム11の幅方向の移動を制限した状態で搬送するものとして作用する。
図1に戻って、搬送ローラ16により転向して水平方向に向かうフィルム11は一対の固定ローラ31,32の上側に掛け渡され、一対の固定ローラ31,32の間のフィルム11がそれより下方に存在する可動ローラ33に下方から掛け回される。従って、このアキュームレート機構30では、フィルム11の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ31,32と、その一対の固定ローラ31,32からフィルム11の搬送経路に直交する方向に設けられた可動ローラ33にフィルム11を掛け回すことにより、フィルム11の蓄えが行われる。
一方、図示しないコントローラからの指令に基づいてアキューム用サーボモータ34が駆動してボールねじ36を回転させると、それに螺合されている可動台37が可動ローラ33とともに鉛直方向に移動することになる。このため、アキューム用サーボモータ34が駆動して可動ローラ33が下降すると一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は拡大し、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離の2倍の長さのフィルム11が一対の固定ローラ31,32の間に蓄えられることになる。逆に、可動ローラ33が上昇するようにアキューム用サーボモータ34が駆動すると、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は縮まり、その蓄えたフィルム11を排出するように構成される。このため、フィルム11の蓄積量の変化は、サーボモータ34により可動ローラ33を一対の固定ローラ31,32に接近させ又はその一対の固定ローラ31,32から離間させることにより行われることになる。
また、断面が非円形の巻芯13aの外周にフィルム11を巻回すると、その巻芯13aが一定速度で回転しても、その巻芯13aを有する巻取り機構13は、所定量のフィルム11を巻取り速度を変えて巻取るようになる。図2に示すように、例えば断面が長円状を成す巻芯13aであれば、巻芯13aが回転してその長手方向Cがその巻芯13aに巻回されるフィルム11と平行になった場合(図2(a)及び(g))の巻取り速度は著しく遅くなる。一方、巻芯13aが回転してその長手方向Cがその巻芯13aに巻回されるフィルム11と略直交するようになった場合(図2(c)及び(d))の巻取り速度は著しく早くなる。そして、この巻取り機構13が巻取るフィルム11の巻取り速度変化に対応して、このアキュームレート機構30は、図示しないコントローラからの指令により可動ローラ33を昇降させて、そのフィルム11の蓄積量を変化させるように構成される。
具体的に、図示しない巻取りモータはコントローラにより制御され、そのモータにより回転する断面非円形の巻芯13aの回転位置は、そのコントローラにより把握可能に構成される。本発明の巻取り装置10では、巻芯13aが一回転することにより巻取り速度を変えて巻取るフィルム11の巻取り量と、その巻芯13aが一回転する間に繰出し機構12から繰出されるフィルム11の量は同一とされる。そして、巻取り機構13の巻取り速度が遅い時に繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11をアキュームレート機構30により蓄え、その逆に、巻取り機構13の巻取り速度が早い時にアキュームレート機構30が蓄えた余剰のフィルム11を巻取り機構13に向けて繰出すように構成される。
また、このフィルムの巻取り装置10は、繰出し機構12から繰出されて巻取り機構13にまで搬送されるフィルム11に張力を加えるテンション付与装置40が設けられる。このテンション付与装置40は、アキュームレート機構30から巻芯13aに向かうフィルム11に沿って設けられた一対のガイドローラ41,42と、その一対のガイドローラ41,42の間に設けられレバー43によりその一対のガイドローラ41,42から離間し又は接近するように移動可能なダンサーローラ44とを備え、そのダンサーローラ44を一対のガイドローラ41,42から遠ざける方向に付勢するスプリング46が設けられる。このスプリング46により付与されるダンサーローラ44の付勢力によって、このテンション付与装置40では繰出し機構12から繰出されてアキュームレート機構30により蓄えられたフィルム11に所定の張力を与えるように構成される。
ここで、この一対のガイドローラ41,42は、フィルム11が掛け回される外周から吹き出すエアによりフィルム11を浮上させて、その水平方向に延びるフィルム11を鉛直方向に転向させるように構成される。具体的には、図4及び図5に示す上述した搬送ローラ16と同一構造のものが用いられるので、この一対のガイドローラ41,42の詳細な構造の繰り返しての説明は省略する。そして、この搬送ローラ16と同一構造を成す一対のガイドローラ41,42は巻取り装置10のパネル10a(図4)に直接取付けられる。
また、ダンサーローラ44にあっても、フィルム11が掛け回される外周から吹き出すエアによりそのフィルム11を浮上させてフィルム11をU字状に転向させるように構成される。具体的には、図6及び図7に示す上述した可動ローラ33と同一構造のものが用いられるので、このダンサーローラ44の詳細な構造の繰り返しての説明は省略する。
そして、このダンサーローラ44が一端に枢支されたレバー43の他端、即ちレバー43のパネル10a(図4)における枢支点43aには、そのレバー43の揺動角度からダンサーローラ44の位置を検出する位置検出用角度センサ47が設けられ、この角度センサ47の検出出力は図示しないコントローラの制御入力に接続される。繰出し機構12におけるフィルムロール11aは、その回転によりフィルム11を繰出すものであるので、フィルム11を繰出すと、そのフィルムロール11aの外径は徐々に減少し、回転速度が同一である場合には単位時間に繰出されるフィルム11の量は徐々に減少することになる。繰出されるフィルム11の量が減少すると、そのフィルム11に張力を付与するダンサーローラ44はスプリング46の付勢力に抗して一対のガイドローラ41,42に近づくことになる。このダンサーローラ44の移動は位置検出用角度センサ47により検出され、この検出出力に基づいて図示しないコントローラは図示しない繰出しモータを制御し、フィルムロール11aの外径の変化に伴ってフィルムロール11aの回転速度を変更し、単位時間に繰出されるフィルム11の量を常に一定にするように構成される。
次に、このように構成されたフィルムの巻取り装置を用いた本発明のフィルムの巻取り方法について説明する。
本発明のフィルムの巻取り方法は、繰出し機構12から一定量で繰出されるフィルム11を、巻取り機構13により巻取り速度を変えて巻取るフィルム11の巻取り方法である。図1に示すように、繰出し機構12によるフィルム11の一定量の繰出しは、ボビン又はリールにフィルム11がロール状に巻回されたフィルムロール11aを巻出し軸12aに装填し、そのフィルムロール11aを巻出し軸12aとともに図示しない繰出しモータが図示しないコントローラからの指令に基づいて一定の速度で回転させることにより行われる。巻出し軸12aが回転することにより帯状の金属化フィルム11は、そのボビン又はリールから巻出され、搬送ローラ16を経て、巻取り機構13である巻芯13aへと搬送される。
2本の巻出し軸21からそれぞれ繰出された金属化フィルム11,11は一対の加圧ローラ17,17において重ね合わされ、巻取り機構13による巻取り速度を変えたフィルム11の巻取りは、断面が非円形の巻芯13aにそのフィルム11を巻回することにより行われる。即ち、巻取り機構13である巻芯13aには、重ね合わせた状態の2枚の金属化フィルム11,11を一対としてその巻芯13aの周囲に巻回する。巻芯13aは回転することによりそれぞれの金属化フィルム11,11を、一対の金属蒸着電極が誘電体フィルム11を介して対向するように巻回する。
本発明のフィルムの巻取り方法では、巻取り機構13における断面が非円形の巻芯13aが一回転することにより巻取り速度を変えて巻取るフィルム11の巻取り量と、その巻芯13aが一回転する間に繰出し機構12から繰出されるフィルム11の量は同一とされる。そして、繰出し機構12から繰出されるフィルム11をアキュームレート機構30により蓄えた後に巻取り機構13に向けて繰出し、その巻取り機構13が巻取るフィルム11の巻取り速度変化に対応してアキュームレート機構30によるフィルム11の蓄積量を変化させることを特徴とする。即ち、図3に示すように、巻取り機構13が巻取るフィルム11の巻取り速度変化と逆の位相でアキュームレート機構30におけるフィルム11の蓄積量を変化させる。具体的には、巻取り機構13の巻取り速度が遅い時に繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11をアキュームレート機構30により蓄え、その逆に、巻取り機構13の巻取り速度が早い時にアキュームレート機構30が蓄えた余剰のフィルム11を巻取り機構13に向けて繰出すことを特徴とする。
図2に示すように、アキュームレート機構30におけるフィルム11の蓄えは、フィルム11の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ31,32からフィルム11の搬送経路に直交する方向に設けられた可動ローラ33にそのフィルム11を掛け回すことにより行われる。即ち、搬送ローラ16により転向して水平方向に向かうフィルム11は一対の固定ローラ31,32の上側に掛け渡され、一対の固定ローラ31,32の間のフィルム11がそれより下方に存在する可動ローラ33に下方から掛け回される。このようにして、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離の2倍の長さのフィルム11をこのアキュームレート機構30に蓄える。
一方、このアキュームレート機構30に蓄えられたフィルム11の蓄積量を変化させるには、その一対の固定ローラ31,32の中間におけるフィルム11が掛け回されてフィルム11の搬送経路に直交する方向に移動可能な可動ローラ33をサーボモータ34により昇降させて、その可動ローラ33を一対の固定ローラ31,32に接近させ又はその一対の固定ローラ31,32から離間させる。例えば、可動ローラ33が下降すると一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は拡大し、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離の2倍の長さのフィルム11が一対の固定ローラ31,32の間に蓄えられる。逆に、可動ローラ33が上昇すると、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は縮まり、フィルム11の蓄積量は減少することになる。
図2は、断面が長円状を成す巻芯13aが半回転する際のアキュームレート機構30におけるフィルム11の蓄積量の変化を示す。図2(a)では、巻芯13aの長手方向Cがその巻芯13aに巻回されるフィルム11と平行になっており、その巻芯13aによるフィルム11の巻取り速度は著しく遅い場合を示す。この場合、繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11をアキュームレート機構30により蓄える。
アキュームレート機構30におけるフィルム11の蓄えは、フィルム11の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ31,32から、その一対の固定ローラ31,32の中間におけるフィルム11が掛け回されてフィルム11の搬送経路に直交する方向に移動可能な可動ローラ33を、図2(a)の実線矢印で示すように、一対の固定ローラ31,32から離間させることにより行われる。すると、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は拡大し、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離の2倍の長さであって、繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11が一対の固定ローラ31,32の間に蓄えられることになる。
そこから巻芯13aが回転した図2(b)の状態では、巻芯13aに巻回されるフィルム11の量は増加し、繰出し機構12が繰出すフィル11の量とその巻芯13aが巻取るフィルム11の量が同一になった状態で、可動ローラ33の下降は停止される。その後、更に巻芯13aが回転して図2(c)の状態では、巻芯13aに巻回されるフィルム11の巻取り速度は増加して、その巻芯13aに巻回されるフィルム11の量は繰出し機構12が繰出すフィル11の量を越えることになる。このため、アキュームレート機構30にあっては、可動ローラ33を上昇させて、図2(c)及び(d)の実線矢印で示すように、一対の固定ローラ31,32に接近させる。すると、一対の固定ローラ31,32と可動ローラ33の鉛直距離は減少し、一対の固定ローラ31,32間に蓄えられたフィルム11が繰出されて巻芯13aに巻取られることになる。
巻芯13aが更に回転して図2(e)の状態では、巻芯13aに巻回されるフィルム11の量は徐々に減少し、繰出し機構12が繰出すフィル11の量とその巻芯13aが巻取るフィルム11の量が同一になった状態で、可動ローラ33の上昇は停止され、繰出し機構12(図1)から繰出されるフィルム11の量を超えるフィルム11のアキュームレート機構30からの繰出しは停止される。その後、巻芯13aが更に回転して図2(f)及び(g)の状態では、巻芯13aに巻回されるフィルム11の量は著しく減少するので、可動ローラ33を、実線矢印で示すように、一対の固定ローラ31,32から離間させ、繰出し機構12から繰出されても巻芯13aに巻回されない余剰のフィルム11をアキュームレート機構30に蓄える。このような図2(a)〜(g)に示す動作を繰り返すことにより、繰出し機構12から一定量で繰出される所定量のフィルム11を、巻取り機構13により巻取り速度を変えて巻取ることが可能になる。
即ち、巻取り機構13が巻取るフィルム11の巻取り速度変化に対応してアキュームレート機構30によるフィルム11の蓄積量を変化させるので、巻取り機構13の巻取り速度が遅い時に繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11をアキュームレート機構30により蓄え、その逆に、巻取り機構13の巻取り速度が早い時にアキュームレート機構30が蓄えた余剰のフィルム11を巻取り機構13に向けて繰出すことにより、繰出し機構12から一定量でフィルム11を繰出すにもかかわらず、そのフィルム11を巻取り機構13により巻取り速度を変えて巻取ることが可能になる。すると、フィルム11が巻回されて成る比較的大きなスプール11aの回転速度を変化させることを不要にすることができる。このため、そのスプール11aが比較的大きな慣性力を有することになっても、一定量のフィルム11の繰出しが可能である限り、結果的に迅速なフィルム11の巻取りが可能になる。よって、本発明によれば、フィルム11の巻取り速度を変化させつつそのフィルム11を巻回する場合であっても、比較的高速にそのフィルム11を巻回し得るものとなる。
そして、本発明にあっては、アキュームレート機構30における一対の固定ローラ31,32に対して可動ローラ33を離間又は接近させることによりフィルム11の蓄えと排出を行うので、その可動ローラ33の重量は、繰出し機構12におけるフィルムロール11a及び巻取り機構13における巻芯13aに比較して軽いものであり、それに加わる慣性力は各フィルムロール11a,11aの回転を急加速又は急減速させる場合に比較して小さい。また、実際に繰出されるフィルム11にあっても、そのフィルム11に生じる慣性力は小さいので、比較的高速度にそれらの可動ローラ33を移動させることができる。よって、アキュームレート機構30におけるフィルム11の蓄積及び繰出しは速やかに行うことができる。
また、繰出し機構12では、フィルムロール11aからフィルム11を常時一定量で繰出すので、本発明では各フィルムロール11a,11aの回転を急加速することもなければ急減速することもない。よって、各フィルムロール11a,11aを回転させる図示しない繰出しモータにあっては、そのフィルムロール11aを一定の速度で回転させる程度の出力を有するモータであれば足りる。よって、フィルムロール11a,11aの回転を加速及び減速する従来のもののように出力が大きなモータを設けること必要としない。このため、巻取り装置10の大型化を回避するとともに、比較的安価な巻取り装置10を得ることができる。
また、アキュームレート機構30では、巻取り機構13の巻取り速度が遅い時に繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11を蓄え、その逆に、巻取り機構13の巻取り速度が早い時に蓄えた余剰のフィルム11を巻取り機構13に向けて繰出すので、巻芯13aに巻回されるフィルム11のテンションに影響を与えることはない。また、これらの量の間に誤差が生じたとしても、その誤差はテンション付与装置40におけるダンサーローラ44が各スプリング46の付勢力により又はそれらの付勢力に抗して移動することにより吸収される。よって、本発明では、フィルム11のテンションに影響を与えることなく、所定量のフィルム11を所定の時間毎に速やかに巻取ることができるものとなる。
一方、金属化フィルム11を巻芯13aに巻回してコンデンサ素子14を作製するとその外径は徐々に大きくなり、巻取られるフィルム11の量は増加する。また、繰出し機構12におけるフィルムロール11aは、その回転によりフィルム11を繰出すものであるので、フィルム11を繰出すとその外径は徐々に減少し、回転速度が同一である場合には単位時間に繰出されるフィルム11の量は徐々に減少する。このように、巻取られるフィルム11の量が増加するとともに、繰出されるフィルム11の量が減少すると、繰出し機構12と巻取り機構13の間にあるフィルム11の全長は徐々に縮まって、そのフィルム11に張力を付与するテンション付与装置40におけるダンサーローラ44は、図1の上方に移動して一対のガイドローラ41,42に近づく。すると、このダンサーローラ44の移動は位置検出用角度センサ47により検出され、この検出出力に基づいて図示しないコントローラは図示しない繰出しモータを制御し、フィルムロール11aの外径の変化に伴ってフィルムロール11aの回転速度を変更し、単位時間に繰出されるフィルム11の量を常に一定にする。これによりフィルムロール11a及び巻芯に巻回されたフィルム11から成るコンデンサ素子14の外径の変化にかかわらず、繰出されるフィルム11の量と巻取られるフィルム11の量を常時一定量にすることができる。
そして、巻出し軸12aと巻芯13aとの間の搬送経路における、搬送ローラ16や、アキュームレート機構30における各ローラ31〜33、及びテンション付与装置40におけるガイドローラ41,42やダンサーローラ44にあっては、帯状のフィルム11が掛け回される外周から吹き出すエアによりフィルム11を浮上させてそのフィルム11を繰出し機構12から巻取り機構13まで搬送するように構成されているので、フィルム11の搬送抵抗を著しく低下させることができる。
なお、上述した実施の形態では、フィルム11を浮上させてそのフィルム11を繰出し機構12から巻取り機構13まで搬送する搬送ローラ16や、アキュームレート機構30における各ローラ31〜33、及びテンション付与装置40におけるガイドローラ41,42やダンサーローラ44にあっては、貫通孔23a,33dに一端が連通する複数のエア孔23c,33kが筒部23,33aに形成されたローラ16,31〜33,41,42,44を例示したけれども、外周から吹き出すエアにより掛け回されたフィルム11を浮上可能である限り、筒部23,33aにエア孔23c,33kを形成することを要しない。
例えば、搬送ローラ16を代表して説明すると、図8及び図9に示すように、貫通孔23aから外周面にエアが通過可能な多孔質材料から筒部23を形成し、その筒部23の両側に壁部材24,25を接着するようにしても良い。この場合、壁部材24,25はエアを通過不能な金属又は樹脂により形成し、筒部23のフィルム11が掛け回されることのない外周部分をシールド部材50により封止することが考えられる。このようなローラ16であっても、貫通孔23aに供給された圧縮エアはその貫通孔23aからシールド部材50により封止されていない筒部23を一点鎖線矢印で示すように通過して、フィルム11が掛け回された外周から矢印で示すように吹き出し、その筒部23に掛け回されたフィルム11を浮上させることができる。そして、壁部材24,25によりその筒部23に掛け回されて浮上するフィルム11の幅方向の移動を制限することができる。
また、上述した実施の形態では、挟圧ローラ17を除き、搬送ローラ16や、アキュームレート機構30における各ローラ31〜33、及びテンション付与装置40におけるガイドローラ41,42やダンサーローラ44にあっては、フィルム11を浮上させてそのフィルム11を繰出し機構12から巻取り機構13まで搬送するものである場合を例示したが、挟圧ローラ17として、フィルム11を浮上させるようなローラを用いても良い。また、搬送ローラ16や、アキュームレート機構30における各ローラ31〜33、及びテンション付与装置40におけるガイドローラ41,42やダンサーローラ44にあっても、フィルム11を搬送経路から逸脱させない限り、その内のいずれか1つ又はそれ以上のものが、その外周にフィルム11を接触させて回転することによりそのフィルムを搬送するようなものであっても良い。
また、上述した実施の形態では、金属化フィルム11として、ポリプロピレンからなる誘電体フィルム11の片面に金属蒸着電極を形成することによって構成された、幅80mm、厚さ3μmのものを用いた例で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、誘電体フィルム11の両面に金属蒸着電極を形成した金属化フィルム11とセパレータフィルム11とを2枚1組として一対で用いたり、幅や厚みが異なる金属化フィルム11を用いることも可能であり、金属蒸着電極を有しない帯状のフィルム11であっても同様の効果が得られるものである。
また、上述した実施の形態では、巻取り機構13における巻芯13aとして、断面が長円状を成す巻芯13aを用いて説明したけれども、この巻芯は断面が長円状を成すものに限られず、その他の形状を成すものであっても良い。例えば、その巻芯は、フィルム11を巻取り速度を変えて巻取ることが可能である限り、断面が楕円形状を有していたり、その他の多角形を構成するようなものであっても良い。
更に、上述した実施の形態では、2本の巻出し軸12aとそれぞれのテンション付与装置40の間にアキュームレート機構30がそれぞれ設けられる場合を説明したけれども、巻取り機構13と繰出し機構12の間に設けられる限り、アキュームレート機構30は、図10に示すように、2つのテンション付与装置40と一対の加圧ローラ17,17の間にアキュームレート機構30をそれぞれ設けても良く、図11に示すように、一対の加圧ローラ17,17と巻取り機構13との間に単一のアキュームレート機構30を設けても良い。
このように、アキュームレート機構30を設ける位置を変更しても、そのアキュームレート機構30が巻取り機構13と繰出し機構12の間に設けられる限り、巻取り機構13の巻取り速度が遅い時に繰出し機構12から繰出される余剰のフィルム11をそのアキュームレート機構30により蓄え、その後の、巻取り機構13の巻取り速度が早い時にアキュームレート機構30が蓄えた余剰のフィルム11を巻取り機構13に向けて繰出すことにより、繰出し機構12から繰出されるフィルム11の量が等速で一定量であったとしても、そのフィルム11を巻取り機構13により巻取り速度を変えて巻取ることが可能になる。そして、図11に示すように、一対の加圧ローラ17,17と巻取り機構13との間に設けると、そのアキュームレート機構30は単一のものとなり、構造が複雑化することを回避することもできる。
10 フィルムの巻取り装置
11 フィルム
11a フィルムロール
12 繰出し機構
13 巻取り機構
13a 巻芯
30 アキュームレート機構
31,32 固定ローラ
33 可動ローラ
34 サーボモータ

Claims (6)

  1. 所定量のフィルム(11)を巻取り速度を変えて巻取る巻取り機構(13)と、前記巻取り機構(13)が巻取る前記所定量のフィルム(11)を一定量で繰出す繰出し機構(12)と、前記巻取り機構(13)と前記繰出し機構(12)の間に設けられ前記繰出し機構(12)から繰出される前記フィルム(11)を蓄えた後に前記巻取り機構(13)に向けて繰出すアキュームレート機構(30)とを備え、前記アキュームレート機構(30)は、前記巻取り機構(13)が巻取る前記フィルム(11)の巻取り速度変化に対応して前記フィルム(11)の蓄積量を変化させるように構成されたフィルムの巻取り装置であって、
    前記アキュームレート機構(30)は、
    前記フィルム(11)の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ(31,32)と、
    前記一対の固定ローラ(31,32)の中間を通過して前記フィルム(11)の搬送経路に直交する方向に移動可能な可動ローラ(33)と、
    前記可動ローラ(33)と前記可動ローラ(33)に掛け回された前記フィルム(11)との間に摩擦を生じさせない手段と
    を備えることを特徴とするフィルムの巻取り装置。
  2. 一対の固定ローラ(31,32)及び可動ローラ(33)は、外周から吹き出されたエアにより掛け回されたフィルム(11)を浮上させるように構成され、
    アキュームレート機構(30)は、前記可動ローラ(33)を移動させるサーボモータ(34)備える請求項1記載のフィルムの巻取り装置。
  3. 繰出し機構(12)は、フィルム(11)がロール状に巻回されたフィルムロール(11a)を回転させることにより前記フィルム(11)の一定量の繰出しを行うように構成され、
    巻取り機構(13)は、断面が非円形の巻芯(13a)に前記フィルム(11)を巻回することにより前記フィルム(11)を巻取り速度を変えて巻取るように構成された請求項1又は2記載のフィルムの巻取り装置。
  4. 請求項1に記載のフィルムの巻取り装置(10)を用いたフィルムの巻取り方法であって、
    前記繰出し機構(12)から繰出される前記フィルム(12)をアキュームレート機構(30)により蓄えた後に前記巻取り機構(13)に向けて繰出し、
    前記巻取り機構(13)が巻取るフィルム(11)の巻取り速度変化に対応して前記アキュームレート機構(30)による前記フィルム(11)の蓄積量を変化させる
    ことを特徴とするフィルムの巻取り方法。
  5. アキュームレート機構(30)におけるフィルム(11)の蓄えは、前記フィルム(11)の搬送経路に沿って設けられた一対の固定ローラ(31,32)と前記一対の固定ローラ(31,32)から前記フィルム(11)の搬送経路に直交する方向に設けられた可動ローラ(33)に前記フィルム(11)を掛け回すことにより行われ、
    前記フィルム11の蓄積量の変化は、サーボモータ(34)により前記可動ローラ(33)を前記一対の固定ローラ(31,32)に接近させ又は前記一対の固定ローラ(31,32)から離間させることにより行われる請求項4記載のフィルムの巻取り方法。
  6. フィルム(11)がロール状に巻回されたフィルムロール(11a)を回転させることにより繰出し機構(12)による前記フィルム(11)の一定量の繰出しが行われ、
    断面が非円形の巻芯(13a)に前記フィルム(11)を巻回することにより巻取り機構(13)による巻取り速度を変えたフィルム(11)の巻取りが行われる請求項4又は5記載のフィルムの巻取り方法。
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