JP2659374B2 - 画像形成装置システム - Google Patents

画像形成装置システム

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JP2659374B2
JP2659374B2 JP62273422A JP27342287A JP2659374B2 JP 2659374 B2 JP2659374 B2 JP 2659374B2 JP 62273422 A JP62273422 A JP 62273422A JP 27342287 A JP27342287 A JP 27342287A JP 2659374 B2 JP2659374 B2 JP 2659374B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、複写機,フアクシミリ,プリンタ等の画
像形成装置を含む画像形成装置システムに係り、特にCP
Uを備えた画像形成装置に対し、外部から端末装置を接
続してアクセスや故障の診断を行なうことができる画像
形成装置システムに関する。
(従来技術) 画像形成装置には複写機,フアクシミリ,プリンタ等
があるが、このうち、例えば複写機には多数のモードが
設定され、操作者がそれぞれ、複写枚数,拡大・縮小,
ソース,スタツク等の種々のモードを選択して所望のコ
ピー操作を行なうようになつている。
また、複写機内で何らかの障害が発生したとき、例え
ばコピー用紙がジヤムを生じたときには、ジヤムが生じ
た位置に対応して配置されたLEDが点灯してジヤム位置
を表示したり、他の障害が生じたときには、操作部の横
の表示部に数字が表示されて、その数字に基づいて障害
の内容を把握するようになつていた。
これらのLEDの点灯や数字は、全て予め設定された動
作を行なう各ユニツトをそれぞれ制御するCPUからの信
号を、これらの各CPUを総括的に制御するメインCPUで処
理して、その処理結果として表示されていた。
(目的) すなわち、上記のような複写機にあつては、故障個所
や障害原因は、複写機の予め設定された表示でしか確認
することができず、さらに故障個所の概括的な位置や大
まかな原因しか分らないので、サービスマンがサービス
に来ても修理に時間がかかるという問題があつた。
また、例えば電子写真式の複写機では、複写用紙の導
入から排出、光学系の動作、帯電、現像、クリーニング
等の各種の動作が組み合せられて一連の複写動作が行な
われているが、故障個所の動作の確認や、開発時におけ
る動作チエツクのために、一部のみの動作を選択的に行
なわさせるときには、その動作させる個所のCPUを搭載
した基板を引き出して、所定の動作のみを行うように配
線を変えたり、他の制御要素との接続を断つたりする必
要があつた。
このため、故障個所が複数にわたつていたり、複数の
関連する動作を行なわせたり、関連する動作のうち任意
の動作を選択的に行なわせる場合などは、基板の配線の
変更等の作業が非常に面倒なものになるとともに、他の
動作状態に変更するたびごとに上記作業を行なわねばな
らず作業能率が極めて悪かつた。
また、複写機の調整やメンテナンスにおいて、シーケ
ンス動作のタイミングを問題にするときがあり、この場
合には、ストレージ型のオシロスコープなどによつてタ
イミングの測定を行なつていたが、シーケンス動作が複
雑になると実測値をそのまま出力するわけではないので
正確な動作タイミングを得ることが難しいという問題が
あつた。
この発明は、上記のような技術的背景に鑑みてなされ
たもので、その目的は、画像形成装置外から画像形成装
置内のCPUにアクセスして、必要に応じて画像形成装置
のある瞬間における故障や不具合の状態を診断すること
ができる画像形成システムを提供することにある。ま
た、他の目的は、装置各部の状態の実測値に応じて動作
タイミングの修正や各部の調整を精密に行うことができ
る画像形成システムを提供することにある。
(構成) 上記目的を達成するため、この発明に係る画像形成シ
ステムは、装置内部の制御を司るCPUおよび画像形成手
段を備えた画像形成装置と、この画像形成装置とインタ
ーフェイスを介して接続され、当該画像形成装置に対し
て所定の制御が可能な外部制御手段と、前記画像形成装
置内に設けられ、微小時間間隔で測定された所定の各部
の測定データを格納する外部RAMとを備え、前記外部制
御手段は、微小時間間隔で測定されたデータを任意のタ
イミングで前記外部RAMから読み出して前記画像形成装
置の状態を診断することを特徴とする。
上記画像形成装置システムによれば、外部制御手段に
よりメインCPUを介して各ユニツトのCPUとそれぞれ交信
できるので、故障個所があれば各ユニツトのCPUからの
情報により故障個所並びに故障原因を簡単かつ迅速に特
定することができる。また、各ユニツトのCPUに対して
独立してアクセスできるので、外部制御手段からの指示
により動作させたいユニツトを独自に自由に動作させる
ことができる。さらには、各動作のシーケンスをリアル
タイムで出力することも容易にできる。
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明に係るシステムの全体を示す斜視図
である。同図において、このシステムは、複写機100
と、例えばRS232Cと称されるインタフエースを介して接
続される端末機101とからなつている。端末機101として
は、常時接続する場合には例えばデスクトツプ型のコン
ピユータ101aが、また、サービスなどの目的で短時間接
続される場合には、ラツプトツプ型のコンピユータ101b
が便利である。
実施例として示した複写機100は、ピールアパート式
インスタント写真フイルムを用いるインスタント写真装
置であつて、その全体の構成を第2図の概略断面図に示
す。本装置は原稿面を走査しながら照明光を照射し、所
定の露光位置に結像させる光学系ユニツト1と、この所
定位置にネガシートを搬送して露光させ、さらにポジシ
ートと位置合わせして重ね、その間に現像剤を延展さ
せ、ポジシートに画像を転写形成する搬送ユニツト2の
2つのユニツトで構成される。
光学系ユニツト1はコンタクトガラス3、第1ミラー
と光源から成る第1走行体4、第2ミラー,第3ミラー
から成る第2走行体5、レンズ6,第4ミラー,第5ミラ
ーから成る第3走行体7および第6ミラー10等で構成さ
れる。第1走行体4に含まれる光源は蛍光灯(色再現を
良好にするため演色用等が望ましい)などが用いられ、
コンタクトガラス3上に下向きに置かれた原稿をコンタ
クトガラスと平行に走査しながら照射する。第2走行体
5は第1走行体の2分の1の速度で同方向に走査され、
原稿面から露光ドラムまでの光路長を一定に保つ。変倍
時の倍率および共役長の調整は、レンズ6および第3走
行体7の移動(第2図中1点鎖線で示す)によつて行な
われる。
原稿からの反射光は第1,第2,第3ミラーで反射され、
さらにレンズ6,第4,第5,第6ミラーを経て露光位置Aで
スリツト露光される。
また、レンズ周りを覆うような遮光カバー8および光
学系底板に固定される遮光カバー9が設けられる。遮光
カバー8はテレンプ等を介し、固定遮光カバー9に接触
しながらレンズ6と共に移動する。これらにより、レン
ズ6周辺から入射するフレア光を極力防止する。
次に、搬送ユニツト2の動作を説明する。搬送ユニツ
ト2はネガロールフイルム繰出部、繰り出されたネガフ
イルムのカツター部、ネガフイルムの搬送部、露光部、
ポジシート搬送部、ポツド供給部、現像部より構成され
ている。本装置はポジシートと同幅のネガフイルム64を
ロール状として遮光されたフイルム容器63内に収納し、
作像の都度引き出し、所定の長さに自動的に切断する。
引き出しローラ対18a,18bにグリツプされたネガフイ
ルムは、引き出しローラ対18a,18b、さらには中間ロー
ラ27の回転によりガイド板24上へ搬送される。搬送され
たネガフイルム64の先端がセンサ25により検出された
時、あるいはその一定時間後、第1走行体4および第2
走行体5が走査され、ガイド板24上の露光部Aで露光さ
れ,潜像が形成される。露光部Aはスリツト領域にわた
りフラツト面であり、かつ引き出しローラ対18および中
間ローラ対27のニツプ高さと同一あるいはそれより高く
設けられる。さらに中間ローラ対27の周速は、引き出し
ローラ対18の周速より若干速く設定され、かつ引き出し
ローラ対18のコロにはオーバーラン機構が設けられる。
以上により、ネガシートは露光部A上で引つ張り気味に
搬送され、かつ、ネガフイルム64をガイド板24上に密着
させながら搬送させることができ、ネガフイルム面まで
の光路長と搬送速度を一定に保てる。
一定長露光,潜像形成されたネガフイルム64は、一旦
停止され、その後回転刃20aが固定刃20bに接触しながら
回転し、シート状に切断される。上記停止タイミングは
センサ25がネガフイルム64の先端を検知してからの時間
tをカウントすることにより求める。変倍により、光学
系走査速度は変化するが、ネガフイルム搬送速度は一定
なため、フイルムの先端を検知してから一定時間(t)
後に停止、カツトを行なえば、一定長さのネガシートが
得られる。
このため、切断されたネガシートの後端部は、少なく
とも露光位置Aから固定刃20bの先端までの距離以上
(この距離をGとする)は潜像形成が行なえない。しか
し、この距離Gが後述するポジシート後端部からポジシ
ート上に転写される画像部後端までの距離D(前端にポ
ツドが配置されたポジシートの斜視図である第3図)よ
りも小さくなる様、露光位置Aとカツターを配置させれ
ば何れにしても画像形成が不必要な領域であるから、ネ
ガフイルム64の浪費(必要長さ以上のカツト)を防ぐこ
とができ、上記不具合を解消することができる。
同様に、切断されたネガシートの先端部は少なくとも
センサ25による検出位置から露光位置Aまでの距離以上
(この距離をHとする)は潜像形成が行なえないが、H
が後述するポジシート先端部からポジシート上に転写さ
れる画像部先端までの距離C(第3図)よりも小さくな
る様、露光位置Aとセンサ25を配置させればネガフイル
ム64の浪費を防ぐことができる。
さらに、以上の方式では露光が完全に終了した後に、
ネガフイルム64を切断するため露光中には切断による衝
撃は加わらない。
切断されたネガシートは、ローラ28,ガイド板29によ
り約180゜方向転換された後、ローラ26により先端が現
像ローラ対30に突き当たるまで搬送される。
以上のネガフイルム64及びシートの搬送、露光、切断
は外装等により外光を遮光しながら暗所の機内で処理さ
れる。
ポジシートはネガシートと異なり感光性がないため装
置外部から挿入できる。本実施例では複数のポジシート
71をカセツト35に収納し、これを第2図本体右下より装
着する。積層されたポジシート71は繰出ローラ36および
図中に示さない分離装置により1枚ずつ分離、搬送され
る。分離されたポジシート71は挿入ローラ38によりガイ
ド板39,40間へ搬送され、先端がセンサ37によつて検知
された一定時間後つまり先端が現像ローラ対30のニツプ
に突き当たつた時に停止する。
第4図は本実施例の装置の現像ローラ対30付近を示す
図である。ネガシート70,ポジシート71を共に単一現像
ローラ対30のニツプに突き当てることにより両者の位置
合わせを行つている。それゆえ複雑な位置合わせ装置が
不要で装置を安価でコンパクトにできる。現像ローラ対
30は加圧された1対の金属ストレートローラで構成され
る。先述したポジシート71は、現像ローラ対30が停止し
た状態で、ネガシート70より先に、先端がニツプに突き
当たり、そのまま停止して待機する。次に、後述するテ
ープ83の巻き取りによつて、収納器のチヤンバー81から
ポツド50が1個だけ落下する。第4図に示す様に、ガイ
ド板44が現像ローラ対30に向かつて下向きに傾斜し、か
つ、ガイド板40も下向きに傾斜、あるいは水平に保たれ
るため、落下したポツド50は、ガイド板44上を滑り、現
像ローラ対30とガイド板44および43のすき間に落ち、停
止したポジシート71上でポツド先端が現像ローラ対30の
ニツプ30aに突き当たり、停止する(矢印F)。その
後、先述の露光を終えたネガシート70がローラ26によ
り、ガイド板43,44間を搬送され、停止したポツド50の
上側を通過して、先端がニツプ30aに突き当たる。
ネガフイルム64の繰出し、切断、露光は、第2図に示
すセンサ37がポジシート71を検知していない時、あるい
は、第4図に示すセンサ80がポツド50の通過を検知して
いない時は禁止するように制御される。このようにする
と、例えばプリントスイツチを押せなくするなどの手段
によつてポジシート71の挿入忘れ、あるいはポツド50の
供給不良等の誤動作を防止できる。また、同様に、セン
サ37がポジシート71を検知していない時は、ポツド50の
供給を禁止するように制御することにより、ポジシート
71の搬送不良によるポツド50およびネガフイルム64の無
駄な消費を防ぐことができる。
ネガフイルム64、ポジシート71、およびポツド50がニ
ツプ30aに突き当てられ、先端が揃つた後、現像ローラ
対30が回転し、三者を共に搬送し、この時前述のポツド
50がつぶれてネガシート70、ポジシート71間に現像剤が
延展し、現像(ネガ潜像をポジシート71に転写、定着す
る)が行われる。現像ローラ対30は現像剤を均一(一定
厚み)に延ばすために高精度な真直度が要求される。
現像されたネガ、ポジ両シート70,71は、現像剤によ
り密着したまま排出トレイ46へ排出され、数十秒後、ポ
ジシート71をはがすと、ポジのカラー像がポジシート71
上に構成される。
現像ローラのメンテナンス(清掃等)は排出トレイ46
をはずした状態で枠体52および排出ガイド板53と共に構
成された現像ローラ対30を軸54の中心に左方向に回転す
ることにより、ローラ30を機外に現した状態で行う。
つぎに、本装置の画像形成方式について用いられるフ
イルムについて説明する。本装置に用いられるインスタ
ント写真フイルムはネガフイルム64とポジシート71(印
画紙)および現像剤が封入されたパツクからなるポツド
50とから成る。ネガフイルム64は前記光学系により露光
され、その後ポジシート71と先端を合わされ、ポジシー
ト71、ポツド50と共に加圧された現像ローラ対30の間を
通過する。
この時ポツド50のパツクの封止部が開裂して、ポジシ
ート71とネガフイルム70の間に現像剤が均等に延展され
る。これで現像が開始され、数十秒間でネガが発色し、
ポジ紙に発色剤が転写され、その後ネガフイルム64をポ
ジシート71からはがすとポジのカラ画像がポジシート71
上に得られる。
ポジシートには第3図に示すように、流出、延展した
現像剤が両端から漏れないように画像形成面より外側に
剥離可能なサイドレース11、この実施例では印画面に紙
テープ状の帯が貼り付けられたものが設けられている。
また、ポジシート71の作像領域境界を形成するマスクシ
ート12がポジシート71上の4辺に剥離可能に貼り付けら
れていることもある。
サイドレール11は搬送方向にわたつて約0.1mmの一定
厚みを有し、そのため加圧されたローラ間を合わされた
ネガフイルム64およびポジシート71が通過する時、両サ
イドレール11間に延展される現像剤の厚みは液の粘度が
高いため一定に保たれる。ポジシート71後端部には、余
分な現像剤がシート外に絞り出されて、ローラ等を汚す
ことがないように剥離可能な現像液を溜め受けるトラツ
プ13が設けられている。トラツプ13上の両端には2mm程
度の厚みを有するウエツジ14が設けられる。これにより
延展された現像液がトラツプ13上のウエツジ14間に溜ま
る。
ポツド封止部の長さは現像剤の巾方向への流出を防止
するサイドレールより狭くなければならない。現像剤が
ポジシート71の両サイドレール11まで延展するには多少
の距離を要する。この距離分は全幅にわたつて良好な画
像形成(転写)が行なえないため、ネガ先端よりその長
さ分だけずらしてネガ上に潜像形成を行なう(C)。さ
らに、前述した後端に余分な現像剤が絞り出されて現像
ローラに付着するのを防止するためのポジシート71のト
ラツプ長さ分後端に余裕長を設けてある。
したがつて、ネガシート70の長さはポジシート71の先
端からトラツプ13の後端までの距離だけ必要となる。以
上のことから、切断されたネガシート70は第5図に示す
ように、実際に潜像が形成される長さ(L)より先端
(C)、後端(D)とも若干余裕長が設けられている。
なお、ポジシート71については現像ローラ対30の間隔
を現像長さの区間一定量(約0.1mm)に保ち、両シート7
0,71の後端が排出する時、強制的に間隔を大きくする
(約2mm)機構を設けることによりサイドレール11およ
びウエツジ14を削除することもできる。
次に、ネガフイルム64およびポツド50の供給について
説明する。第6図はネガフイルムケースの斜視図、第7
図はネガフイルムケースの要部の断面図である。第6図
および第7図に示すように、ネガフイルムの容器63は遮
光性のある厚紙、プラスチツクシート、またはこれらに
アルミフオイルを重ねたもの21を折り曲げ、樹脂成形さ
れた両側端部材22の溝に挿入され組み立てられる。側端
部材22にはフイルム軸のコア内径を回転可能に支持する
ボス部23が設けられている。フイルム誘導部19は本体外
部に突き出して作られ、内側に毛足の長いベルベツト65
が全巾に貼付され、内部のフイルムに光線が入り込むの
を防止している。誘導部先端はフイルム先端を確実にロ
ーラ間に挿入させローラが閉じた時、第8図の斜視図に
示すようにフイルムを挟んでいるフイルム先端の最初の
引き出し長を規制することができる。容器の外側には装
置外から現在装着されているフイルムの種類を目視でき
るようにラベルを貼付することもでる。
本装置では、ネガフイルム容器23下部に複数のポツド
50およびその収納器82、ポツド供給機構を備える。前記
第4図および第9図に示すようにネガフイルム容器23下
部にチヤンバー81が設けられ、その中に、アコーデイオ
ン状に折りたたんだテープ83および複数のポツド50が内
装されている。ポツド50は、各々アコーディオン状テー
プ83の谷部に幅tにわたつて剥離可能に貼付されてい
る。テープ83はチヤンバー81の開口部Jから底板82の下
側を通つて、リール84に巻き付けられている。リール84
は、容器内あるいは機械本体等の図示しない駆動によ
り、回転駆動される。
前述したように、ポジシート71の先端が現像ローラ対
30に突き当たつた後、リール84がテープ83を一定長さ巻
き取る。テープ83およびポツド50は巻き取りにより、第
9図(a)→(b)→(c)の様な動作を生じ、底板82
によつて、テープ83が約90゜曲げられることによつて、
ポツド50が1個ずつ、テープ83から剥離される。剥離さ
れたポツド10は重力により、第4図に示す矢印Fの様な
軌跡で落下する。
ポツド50はロールからカツトされるネガフイルム枚数
と同数設けられる。それゆえ、ポツド10を使い果たすと
丁度ネガフイルム64がなくなり、ポツド50およびネガフ
イルム64を無駄にすることがない。
また、ネガフイルム64一枚につきポツド50が1個消費
されるため、ポツド50の残量とネガフイルム64の残量
(枚)は同一となる。また、テープ83は複写毎に一定長
ずつ巻きとられるため、テープ83にその間隔で数字を刻
印することで、表示窓86よりネガフイルム64の残量表示
が行なえる。
また、ポツド50がなくなつた時に、テープ83の端部が
本体内に固定された反射型センサ85に検知されるように
テープ83を黒塗装(他は白)しておき、かつ、センサ85
がこれを検知した時、プリントスイツチを押せなくする
等制御すれば、ネガフイルム64およびポツド50の空送り
を防止できる。
さらにセンサ85を、ネガフイルムカートリツジがない
時にも、上記黒塗装部検知時と同じ信号を発するように
設定すれば、ネガフイルムカートリツジの入れ忘れ等も
防止できる。
次に、上記のような複写機100を備えたシステムの制
御系について説明する。
第10図は複写機100内部の制御系を示すブロツク図、
第11図はそのメインルーチンを示すフローチヤート、第
12図は(a),(b),(c)はそれぞれ割込みルーチ
ンを示すフローチヤートである。
第10図において、この複写機100は、メインCPU55と光
学系CPU56の二つのCPUを備え、メインCPU55は全体を制
御し、光学系CPU56は主にサーボモータの速度制御を行
なう。これらの二つのCPU55,56間の通信は、シリアルも
しくはパラレルのインタフエースによつて行なわれる。
プログラム構成は第11図に示したメインルーチンと、蛍
光灯調光,I/Oコントロール,シリアル通信処理などの割
込みルーチンとからなつている。
メインルーチンは、パワーオン(S1)した後、イニシ
ヤライズ(S2)し、コピー条件が整つているか確認
(S3)し、コピー条件が整つているときにコピースイツ
チがオン(S4)ならばコピー動作(S5)に入り、オンで
ないならば再度コピー条件が整つているか否かを判断す
るステツプ(S3)に戻る。
光学系CPU56はメインCPU55から送られるデータ(倍
率)によつて倍率に応じた動作を行なわせる。一つはス
テツプモータ58,59でレンズ6と第3走行体(ミラーユ
ニット)7を駆動し、倍率と光路長の変更を行うこと、
それから他の一つは原稿走査時の速度を倍率に合わせる
ことである。
上記各走行体4,5の走査速度の速度コントロールはエ
ンコーダ付きのDCモータ(スキヤナモータ)57をパルス
ウイドスモジユレーシヨン(PWM)で制御する。エンコ
ーダパルス66はCPU56の外部割り込み端子に入力され、C
PU56の内部クロツクによりパルス間隔が測定される。こ
の測定値と目標値を比較して計算した値を8253プログラ
マブルタイマカウンタ90に書き込むことによつて制御さ
れる。
メインCPU55は、全体のシーケンス制御と操作表示部6
1のコントロール、蛍光灯62の調光などを受け持つ。
蛍光灯62の調光もPWMで行う。蛍光灯62は蛍光灯レギ
ユレータ67に入力されるパルスのデユーテイ比を変える
ことによつて明るさが変えられる。この場合、蛍光灯62
のそばに設けられたフオトダイオードとオペアンプなど
からなる光検出器68の出力をメインCPU55に内蔵されて
いるA/Dコンバータに入力し、その値を目標値と比較
し、パルスのデユーテイーの変更を行なう。これは蛍光
灯62点灯中一定時間毎にコールされる第12図(a)に示
すような割り込みルーチンによつて行なわれる。
また、現像時間の測定を行うためには、雰囲気温度を
測定する必要があり、この複写機100の場合サーミスタ6
9をアンプを通してA/Dコンバータに入力している。
メインCPU55に接続されている操作部61には、倍率,
濃度などの設定部や表示部およびプリントキーなどがあ
り8255ペリフエラルインターフエース91でLEDやスイツ
チなどの表示や入力をしている。濃度は、調光の目標値
を変更することにより明るさを変更して行う。
シート検知,ソレノイド,クラツチなどの各種のI/O
は8255ペリフエラルインターフエース92や、CPU55自体
のポートで入出力される。
CPU55自体にもRAMが内蔵されているが、外部にRAM93
を設けた。このRAM93は、開発時のデイバツグ、製造時
の調整、販売後のフイールドサービス時に用いるために
ものである。このRAM93は、基板に実装せずソケツトに
使用するときのみ装着するのでもよいし、バス94をコネ
クタで外部に出し、その先にRAMを設定してもよい。開
発時のデイバツグ、製造時の調整、販売後のフイールド
サービスの時をサービスモードと称する。このサービス
モードでは、RS232Cシリアルインターフエース94を介し
て端末機であるパーソナルコンピユータ101と接続され
る。そして、パーソナルコンピユータ101よりコマンド
が送られ、コマンドに応じた仕事をメインCPU55が処理
し、結果をパーソナルコンピユータ101に送信する。RAM
93はそれらの仕事のうち、データを保存しておかなけれ
ばならないもののバツフアとして用いられる。
RAM93に保存されるデータとしては、光検出器68のA/D
値、コピーシーケンス中に生じる各I/O60の変化した時
間の記憶などである。
蛍光灯62の調光時には光検出器68の出力を一定期間ご
とにサンプリングする。この計測値は4バイトずつRAM9
3上にスタツクされる。このスタツクする領域は第13図
のRAMマツプに示すように256バイト分あつて全部にデー
タが書き込まれたらもう一度最初から書き始める。この
手順により常に新しいデータが256バイト記憶されてい
る。
I/O60のタイミング記憶では、基準としてメインCPU55
内部のタイマーを用いて、例えば1msecごとにインクリ
メントする(ソフトウエアでカウントする)カウンター
を用い、第12図(b)に示すような割り込みルーチンに
よつてI/O60の変化を記憶する。I/Oタイミング記憶コー
ドは第14図に示すように、4バイトからなる。1バイト
めでI/Oのアドレスと立上りか立下りかを指定し、2バ
イトめでそのI/Oのビツトを指定し残り2バイトでそのI
/Oが生じた時刻を記憶する。
実際の手順としては、コピースタートでまず1100H
〜12FFHまでの記憶エリアに0を書き込んで消去する、
I/Oタイミング記憶コードを書き込む時のポインタを1
100Hにセツトする、16bitのソフトウエアカウンタを
リセツトする、などの初期設定をして複写動作に入る。
ソフトウエアカウンタが1756Hのときに、フイルム検知
がOFFしたとすると、8255−1のパリフエラルインタフ
エース92のPAの立下りで、第15図に示すようにI/Oコー
ドが02H、ビツトマークが04H、カウンタが1756HとなりI
/Oタイミング記憶は02045617Hとなる。この値がポイン
タの示すアドレスに書き込まれポインタは+4される。
このようにして複写動作中のI/O60の変化のタイミング
を記憶する。
複写動作中にタイミングを記憶するサブルーチンは、
1msecごとにコールされるI/Oチエツクルーチンとともに
コールされる。I/Oチエツクルーチンでは、各入力ポー
ト、アナログ入力ポートなどをチエツクする機能をもち
ノイズの影響をさけるため、2ないし3回同じ信号を入
力した場合に真のポートの値としてメモリ巾にとり込む
が、この時、変化したI/O60を検出してI/Oタイミング記
憶ルーチンに伝える。
なお、第10図において、95,96はROM、57a,58a,59aは
それぞれDCモータ57、ステツプモータ58,59のドライ
バ、97はメインCPU55に接続されたI/O、98は光学系CPU5
6に接続されたデイツプスイツチである。
上記のように構成され、制御される複写機の動作タイ
ミングを第16図に示し、このタイミングチヤートに沿つ
て上記動作を補足する。
まず、操作部61でプリントキーがオンされると、繰出
ローラ36、挿入ローラ38および蛍光灯62がオンになり、
ポジシート71がガイド板39,40間に引き出される。この
ポジシート71が所定の位置まで引き出されるとポジシー
トセンサ37によつて検出されて該センサ37がオンにな
る。このセンサ37がオンになると、予め設定されたデイ
レイ時間を経てポツドテープ巻き取りモータがオンにな
り、ポツドテープ83を巻き取るリール84が回転を始め
る。このリール84の回転によりポツドテープ83が巻き取
られ、ポツド50が剥離して落下して、ポツドセンサ80に
よりポツド50が現像可能位置に落下したことを確認する
と、ポツドテープ巻き取りモータが停止し、引き出しロ
ーラ対18と中間ローラ27が回転を始める。
引き出しローラ対18と中間ローラ27が回転を始めて、
ネガフイルム64をフイルム容器63から引き出し、ネガフ
イルムセンサ25によりネガフイルム64の先端部を検出す
ると、スキヤナモータ(DCモータ)57が前進方向に回転
し、ホームポジシヨンに戻されていた第1,2走行体4,5か
らなるスキヤナが前進方向に移動する。そして、スキヤ
ナが最前進位置まで移動すると、引き出しローラ18およ
び中間ローラ27が停止するとともに蛍光灯62も消灯し、
さらにロータリーカツタ20が作動して、ネガフイルム64
を所定の長さに切断する。切断に伴ないカツタ位置セン
サによりロータリーカツタ20の切断終了位置が検出され
ると、ネガフイルム64を切断が完了したと判断し、中間
ローラ27のみが回転を始め、所定の長さのネガフイルム
64を現像ローラ対30側に搬送する。この間、ロータリー
カツタ20が始動し始めた時点でスキヤナモータ57は後進
方向に回転し、ネガフイルムセンサ25に対してネガフイ
ルム64の後端が通過したときには、スキヤナがホームポ
ジシヨンに復帰し、スキヤナモータも停止する。
一方、切断されたネガフイルム64は、図示しない別途
設けられたネガフイルムセンサにより現像ローラ対30側
に移動したことが検出され、この検出時点から予め設定
した時間が経過したときに現像ローラ対30が回転を開始
する。これは、ネガフイルム64、ポジシート71およびポ
ツド50の先端が現像ローラ対30のニツプ30aに突き当て
られて揃うまでの余裕時間を見込んであるためである。
現像ローラ対30によりポツド50がつぶれて現像剤がネ
ガシート70とポジシート71間に延展した状態で排紙トレ
イ46側に排出され、そこで両シート70,71を検出した時
点で現像時間のカウントが始まり、例えば1分間経過す
るとブザーが鳴り、現像、転写、定着を終えたことを教
える。その時点で、ネガシート70とポジシート71を剥が
すと、ポジのカラー像がポジシート上に得られる。この
過程で、両シート70,71が排出トレイ46上に排出された
ときには、中間ローラ27および現像ローラ30は停止す
る。
続いて、パーソナルコンピユータ101とメインCPU55間
の通信について説明する。この通信は、シリアル受信毎
にコールされて第12図(c)のような割り込みルーチン
に従つて処理される。
パーソナルコンピユータ101との通信に使うコードはA
SCII(アスキー)コードを用いる。数字はHEXで表わし
大文字のA〜Fを数字としてあつかうためコマンドを小
文字のa〜zで表わす。コマンドにはメモリー操作,I/O
操作がある。“w"はメモリへの書き込みを表す。“wFF0
020"は、アドレスFF00Hのメモリへ20Hを書き込む。“wF
F00200A"は、アドレスFF00Hから20Hを0AH側(10ケ)書
き込むといつた内容になつている。“d"はメモリの読み
出しで“dFF00"でFF00Hから256byte分の内容をパソコン
に送り出す。“o"はモーターONで“o1"というように指
定して任意のモーターをONにする。“f"は同様にモータ
ーoffである。
第12図(c)に示したシリアル通信処理は、第17図に
示すように、割り込み(3)(S11)が生じると、レジ
スタを待避させ(S12)、シリアル通信にエラーがある
かないか判断される(S13)。シリアル通信にエラーが
あると、エラー処理(S14)のサブルーチンを経てレジ
スタを復帰させ(S19)、イネーブルインタラプト
(S20)により割り込みを可能にし、元のルーチンに戻
る(S21)。
また、上記ステツプS13でシリアル通信にエラーがな
いと、パーソナルコンピユータ101から送られた、コマ
ンドはシリアル通信のバツフアにストアされ(S15)、C
R(キヤリツジリターン)のコードである“0DH"が送ら
れた時、コマンドが全部送られたと判断される
(S16)。コマンドが全部送られたと判断したときは、
アキミユレータAにコマンドの先頭のコードを入れてコ
マンドチエツクをコールする(S8)。このコマンドチエ
ツクのサブルーチンを第18図のフローチヤートに示す。
同図においてコマンドチエツクがコールされると
(S31)アキミユレータAに入れられたコマンドのコー
ドがアスキーコードのa〜zの範囲に入つているかどう
かチエツクし(S32)、入つていなければパソコンにコ
マンドエラーを通報する(S33)。a〜zの範囲であれ
ば“a"〜“z"までのコマンドを0から50までの数にして
テーブルをサーチする(S34)。そして、“a"のコード
が0となるようにA−61Hを行ない。そのあと2倍する
ことにより各コマンドに割りふられたサービスルーチン
のアドレスを検索し、サービスルーチンを実行する(S
35)。
サービスルーチンを第19図に示したコマンド“d"の例
によつて説明する。まず、コマンドがあるとシリアルバ
ツフアからdの次のキヤラクタを2つ読み出し1バイト
の数を生成する〔GETNM〕(S41)。これを第20図のフロ
ーチヤートに示す。このサブルーチンGETCAでは、ま
ず、シリアルバツフアより1バイト読み出し(S71)。
Aレジスタに入つた数をBレジスタに収納する
(S72)。ここでステツプS71は第21図に示す処理を行な
うもので、シリアルバツフアより1キヤラクタをAレジ
スタに入れる(S81)ことを繰り返すようになつてい
る。そしてこの処理を再度行ない(S73)、Aレジスタ
に入つた数をCレジスタに収納し(S74)、Bレジスタ
とCレジスタに入つている2バイトのアスキーコードか
ら数字を作り、2バイトのアドレスを得る(S75)。
そして、Aレジスタの内容をHレジスタに移し
(S42)、再度前記サブルーチンS41のGETNM(S43)を行
ない、さらにAレジスタの内容をLレジスタに移す(S
44)。次いで、前記サブルーチンGETCA(S71)を行ない
(S45)、2バイトのアドレスを得る。このアドレスを
得たあと、次のキヤラクタがキヤリツジリターンである
か否かを確認する(S46)。キヤリツジリターンでない
ときは、コマンドエラーのサブルーチンで処理され(S
47)、キヤリツジリターンとなつているときは、シリア
ルフラツグのビツトが1か否か確認する(S48)。シリ
アルフラツグのビツトが0のときは正常、1のときは異
常であるので、ビツトが1のときにはSRASEで示される
アスキーコードが数値データにならなかつたときに送り
返すサブルーチン(S49)に移り、シリアルフラツグの
ビツトを0に戻して(S50)復帰させる。
一方、ステツプS48でシリアルフラツグのビツトが0
のときにはカウンタを0に戻し(S51)、送信フラグが
0か否か確認する(S52)。そして、送信フラグが0に
なつているときは、送信内容を送ることが可能になつて
いるので指定されたアドレスのメモリから内容を読み出
し、1バイトにつき2バイトのアスキーコードにしてパ
ーソナルコンピユータ101に送信する。そして、これを2
56バイト繰り返し行ない、最後に“&”のキヤラクタを
送つて終了する。
具体的には、送信フラグが0であると(S52)、HLレ
ジスタの内容をAレジスタに移し、HLレジスタで示され
るメモリの内容を1インクリメントする(S53)。そし
て、CASCで示されるサブルーチンで、Aレジスタに入つ
た数字をアスキーコード2文字にしてBレジスタとCレ
ジスタに収納する(S54)。次いで、FST=1であるか否
か、すなわち、送信可能状態か否かを確認し(S55)、
送信可能状態のときは、Bレジスタの内容をAレジスタ
に移し、Aレジスタの内容をTXBで示される送信バツフ
アに移す(S56)。さらに、送信可能状態か否かを確認
し(S57)、送信可能状態のときは、Cレジスタの内容
をAレジスタに移し、Aレジスタの内容を送信バツフア
に移す(S58)。その後、送信可能状態か否かを確認し
(S59)、送信可能状態のときには、AレジスタにODHを
入れて、さらに送信バツフアにAレジスタの内容を移す
(S60)。これにより、1キヤラクタが送られ、キヤリ
ツジリターンとなる。そして、カウンタに1加えて(S
62)、ステツプS53に戻る。これを256バイト分繰り返
し、256バイト分送るとAレジスタに026Hを入れて、
“&”のコマンド終了シグナルを出力する(S63)。
コマンドの送信が終了した後は、さらに送信可能状態
にあるか否かを確認し(S64)、Aレジスタの内容を送
信バツフアTXBに移し、AレジスタにODHを入れる
(S65)。次いで、FST=1を見て送信可能状態か否かを
確認し(S66)、送信可能状態であればAレジスタの内
容を送信バツフアTXBに移し(S62)に、復帰する。
この他のサービスルーチンも、上記と同様の手段でコ
マンドを解読してジヨブを行う。
以上のように、上記実施例によれば、 コマンド“d"を用いれば、メモリ内のフラグ,カウ
ンタ,入出力の様子が一目瞭然なので、動作チエツクや
デイバツクを効率良く行なうことができる。
前記光量測定値データや、I/Oタイミングデータを
“d"コマンドでパーソナルコンピユータに入力すると、
光量の変化のグラフや実測値のタイミングチヤートをパ
ーソナルコンピユータのデイスプレイ上に表示でき、動
作チエツクを精度良く行なえる、 また、“w"コマンドや“o"コマンド、あるいは“f"
コマンドなどでシーケンスと関係なくソレノイド、クラ
ツチ、モータ、ランプなどをオン/オフすることがで
き、各ユニツトの調整や試験を容易にかつ精度良く行な
うことが可能となる。
RAMをバツテリバツクアツプしておけば、電源をオ
フにしてもデータを保持しているので、ユーザーのもと
で複写機にトラブルがおきた場合、サービスマンはラツ
プトツプコンピユータを持参し、複写機に接続すれば、
トラブルを生じた時のシーケンスのタイミングチヤート
を見ることができるので、トラブルの原因を迅速にかつ
容易に発見することができる、 等々の効果がある。
(効果) これまでの説明が明らかなように、本発明は上記のよ
うに構成されているので、微小時間間隔で測定され、外
部RAMに格納された各部のデータを必要に応じて外部制
御装置によって読み出してチェックし、過去から現在に
至る所定期間内のある瞬間に生じた不具合の診断を任意
のタイミングで行うことができる。また、シーケンス動
作をリアルタイムで実測することができるため、その実
測値に応じて、動作タイミングの修正や各部の調整を精
密に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 図は全てこの発明の実施例を説明するためのもので、第
1図は実施例に係る画像形成装置システムの全体の概略
を示す説明図、第2図は複写機の内部構造の概略を示す
説明図、第3図はポジシートの斜視図、第4図は複写機
内の現像ローラ対付近を示す説明図、第5図は1シート
分のネガフイルムの斜視図、第6図はネガフイルムのケ
ースの斜視図、第7図はネガフイルムのケースの内部構
造を示す要部断面図、第8図は繰り出しローラ対とネガ
フイルムのケース相互の関係を示す説明図、第9図はテ
ープとポツドとの関係を示し、第9図(a),(b),
(c)はそれぞれテープを引き出してポツドを落下させ
る動作を示す動作説明図、第10図は複写機内部の制御系
を示すブロツク図、第11図はそのメインルーチンを示す
フローチヤート、第12図(a),(b),(c)はそれ
ぞれ割り込みのサブルーチンを示すフローチヤート、第
13図はRAMマツプを示す説明図、第14図はI/Oタイミング
記憶コードを示す説明図、第15図はI/Oコードの内容を
示す説明図、第16図は複写機の動作シーケンスを示すタ
イミングチヤート、第17図は第12図(c)のシリアル通
信処理のサブルーチンを示すフローチヤート、第18図は
第17図におけるコマンドチエツクのサブルーチンを示す
フローチヤート、第19図はコマンドの処理手順を示すフ
ローチヤート、第20図は第19図におけるGETNMのサブル
ーチンを示すフローチヤート、第21図は第19図および第
20図におけるGETCAのサブルーチンを示すフローチヤー
トである。 55……メインCPU、56……光学系CPU、57……スキヤナモ
ータ、58,59……ステツプモータ、60……I/O、92……RA
M、94……シリアルインタフエース、95,96……ROM、100
……複写機、101……コンピユータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置内部の制御を司るCPUおよび画像形成
    手段を備えた画像形成装置と、 この画像形成装置とインターフェイスを介して接続さ
    れ、当該画像形成装置に対して所定の制御が可能な外部
    制御手段と、 前記画像形成装置内に設けられ、微小時間間隔で測定さ
    れた所定の各部の測定データを格納する外部RAMとを備
    え、 前記外部制御手段は、微小時間間隔で測定されたデータ
    を任意のタイミングで前記外部RAMから読み出して前記
    画像形成装置の状態を診断することを特徴とする画像形
    成システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0750347B2 (ja) * 1985-12-24 1995-05-31 コニカ株式会社 画像形成装置

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