JP2658638B2 - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JP2658638B2 JP18379191A JP18379191A JP2658638B2 JP 2658638 B2 JP2658638 B2 JP 2658638B2 JP 18379191 A JP18379191 A JP 18379191A JP 18379191 A JP18379191 A JP 18379191A JP 2658638 B2 JP2658638 B2 JP 2658638B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜磁気ヘッドに係わ
り、特に高密度磁気記録に好適な薄膜磁気ヘッドに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】最初に、図8を参照して従来の薄膜磁気
ヘッド20の構造と製造方法を説明する。基板21上に
磁性膜を形成し、フォトリソグラフィーやエッチングに
より下コア22を形成する。下コア22上に端部が(磁
気)ギャップ23となるように非磁性材24を形成す
る。次に、絶縁層25,導体層を形成し、フォトリソグ
ラフィーやエッチング法等を用いて、コイルパターン2
6とする。コイルパターン26が形成され段差のついた
コイル形成面上に、絶縁層27,磁性層を形成して、上
コア28とする。
【0003】従来の薄膜磁気ヘッド20においては、絶
縁層25と段差のあるコイルパターン26上に、絶縁層
27を形成し、さらにこの絶縁層27の上に、上コア2
8を形成しているので、層を重ねるごとに、その段差は
大きくなる。例えば、通常の両コアの厚さが約5μm 、
コイルパターンの厚さが約3μmの場合、上コア形成直
前においては、段差は10μm にまで達する。
【0004】このような段差がある面上においては、フ
ォトリソグラフィーによる解像度が極端に悪くなり、段
差の大きさ程度の解像度が限度であった。そのため、コ
イルの巻数を多くするために、コイルパターン26のピ
ッチ間隔を小さく形成しようとしても解像度が悪いた
め、小さくできない。その結果、その上下に形成する上
下コア22、28の長さを大とする必要があり、磁路長
の増加により磁気抵抗が高くなり、薄膜磁気ヘッドとし
ては、性能が悪くなるという問題点があった。
【0005】このような問題点を解決したものとして、
本出願人が先に出願した特開平3−58308号公報記
載の薄膜磁気ヘッドがある。これは、図9に示すよう
に、絶縁層にエッチングによりコア形状の溝を形成し、
その溝に磁性体を充填し、表面を平坦化し、それを積み
重ねて磁気回路を形成した薄膜磁気ヘッド30である。
31,32a,32b,33は磁性体からなるコア、3
5はコイルパターン、36,37,38は絶縁層、39
は磁気ギャップである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記薄膜磁気ヘッド3
0には以下のような問題点があり、高性能で信頼性の高
い薄膜磁気ヘッドを提供することが困難であった。通
常、ヘッドが媒体と対向する面(スライダ面)からギャ
ップが開き始めるところまでを寿命寸法またはギャップ
深さと呼び(図9及び図10中のl)、これが大きけれ
ば磨耗によるヘッド寿命は伸びる。しかし、大きすぎる
と磁気抵抗が大きくなるため記録時はギャップ先端での
漏れ磁束が減少して効率が落ち、再生時は出力が減少す
るため、適当な長さに設定する必要がある。例えば磁気
ディスク用浮動ヘッドの場合、寿命寸法は一般に1μm
前後に設定される。しかし、図10のように、寿命寸法
を短く設定するほど中間コアの媒体対向面と垂直方向の
厚みが薄くなるため、磁極の一部が飽和しやすい。
【0007】また、図9のような薄膜磁気ヘッド30
においては、コア状の溝を例えば反応性ドライエッチン
グ(RIE)によって加工するため,エッチング側壁が
垂直形状となり易く,そこに埋込み形成された磁性体
(コア)断面も垂直となり、1層分のコアはブロック状
を呈する。そして、このようなブロック状のコアを積み
重ねることにより、全体としてリング状の磁気回路を形
成するので、角張ったコア断面形状を有することとな
り、図8に示した薄膜磁気ヘッドの磁束(図中のG1)
と比較して磁束(図中のG2)が磁気ギャップ先端に集
中しにくい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために、下コア,上コア,これらを接続する中間
コアが絶縁層中の磁性体により構成され、前記各コアの
接続面を含む前記各絶縁層の表面が略平坦であって、前
記コアの接続部にギャップを形成してなる薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、ギャップを挟むコアの間で、ギャップ上の
媒体対向面からギャップ深さ分だけ引き込んだ箇所に、
ギャップ層より厚いスペーサ層を形成した薄膜磁気ヘッ
ドを提供するものである。
【0009】上記のように構成された薄膜磁気ヘッドに
おいては、ギャップ層より厚いスペーサによりギャップ
を挟むコアの媒体対向面からの垂直方向の厚みLが寿命
寸法lよりも薄くならないので(L>l)、コアの部分
的な磁束飽和がない。また、ギャップを挟むコアの間に
スペーサ層を形成したので、磁束の漏れが減少する。
【0010】
【実施例】本発明になる薄膜磁気ヘッドの一実施例を以
下図面と共に詳細に説明する。本薄膜磁気ヘッドは、絶
縁層にエッチングによりコア形状の溝を形成し、その溝
に磁性体を充填し表面を平坦化し、それを積み重ねて磁
気回路を形成するものであり、さらに、磁気ギャップ層
を挟む磁性体層(コア)の間にギャップ層より厚いスペ
ーサ層を形成したものである。
【0011】[実施例1]第1図は本発明になる薄膜磁
気ヘッド1を示す概略断面図である。同図に示すよう
に、基板2上には平坦な下部絶縁層3が形成されてお
り、この下部絶縁層3に形成された溝に磁性材が充填さ
れ、前記下部絶縁層3と段差なく平坦に形成された下コ
ア4が形成されている。
【0012】下部絶縁層3上には中間絶縁層5が形成さ
れており、この中間絶縁層5の端部(記録媒体対向面
6)には(磁気)ギャップ7を介して、磁性材からなる
中間コア8aが下コア4と近接するように埋設され、こ
の中間コア8aと距離を隔てた内側には磁性材からなる
中間コア8bが下コア4と直接接合するように埋設され
ている。中間絶縁層5の内部には、平面的なコイルパタ
ーン10が前記中間コア8bを取り巻くように螺旋状に
埋設されている。コイルパターン10の一端部は、上部
絶縁層11に穿設されたスルーホール内に埋められた導
体12を介して、外部のリード線13と接合し、外部装
置と電気的な接続が可能となっている。なお、15はコ
イルパターン10と上コア9との絶縁層である。
【0013】また、前記中間絶縁層5の上には上部絶縁
層11が形成され、この上部絶縁層11には両端部が中
間コア8a及び8bと接合するように上コア9が形成さ
れ、前記下コア4と共に磁気回路を形成している。さら
に、ギャップ7を挟む下コア4と中間コア8aの間で、
ギャップ上の媒体対向面6からギャップ深さ1の分だけ
引き込んだ箇所に、下コア4上でギャップ(層)7(厚
さt)より厚いスペーサ層14(厚さs)が形成されて
いる(t<s)。媒体対向側のスペーサ層14の端部1
4aの厚みはヘッド先端部(記録媒体対向面6、ギャッ
プ7に接する側)に向かって減少し、スペーサ層14の
端部14aはテーパ状である。
【0014】このように、本発明になる薄膜磁気ヘッド
1においては、平坦な3つの絶縁層、すなわち、下部絶
縁層3、中間絶縁層5、上部絶縁層11が積み重ねら
れ、これら絶縁層内の所定の個所に形成された磁性層が
接続され磁気回路を形成しているため、段差のない各絶
縁層面でフォトリソグラフィが可能となる。よって、寸
法精度の優れた小型のコイルパターン・磁気コアが得ら
れるので、磁気抵抗が低く、性能の良い薄膜磁気ヘッド
を得ることが可能となる。
【0015】さらに、寿命寸法(図中のl)を短く設定
しても、スペーサ14により中間コア8aの媒体対向面
からの垂直方向の厚みLが薄くならないので、コアの部
分的な磁束飽和がなく、高抗磁力媒体に記録が可能とな
る。また、スペーサ(層)14を形成することにより磁
束の漏れを減少することができるので、効率の良い記録
特性が得られる。さらに、スペーサ14の端部14aを
テーパ形状にすることにより、ヘッド先端部分(ギャッ
プ近傍)の磁界がギャップ先端に集中するので、効率の
良い書き込みが可能となる。
【0016】次に、薄膜磁気ヘッド1の製造方法につい
て、図6及び図7を参照して説明する。 第1工程(図6のA) 基板2にSiO2,TiO2,WO3 等の絶縁層3を1〜10μm
の厚さに、スパッタ,蒸着,CVD等により形成し、フ
ォトリソグラフィーとエッチングにより、コア形状の溝
4Xを形成する。
【0017】第2工程(図6のB) Fe,Co,Niを主成分とした軟磁性薄膜をスパッタ,蒸
着,CVD,めっき等により前記溝4Xの深さより厚く
形成し、研磨により上部の余分な磁性層を除去して表面
を平坦化し、下コア4とする。
【0018】第3工程(図6のC) エッチング剤、例えばCF4 によるドライエッチングに対
してエッチングレートの低い材料(例えば、CaTiO3,Ba
TiO3,ZrO2,α-Fe2O3等)を、1〜数μm の厚さでスパ
ッタ等により成膜し、イオンミリング等の方法により中
間コア(8a,8b)と下コア4が接続する部分を除去
する。この層がスペーサ14(厚さs)となる。また、
スペーサ14の端部14aをテーパ形状にすることによ
って、磁界をより急峻にすることができる。テーパ形状
は、イオンミリング加工時にイオンビーム入射角を適当
に選んでやることにより容易に得られる。
【0019】第4工程(図6のD) 下コア4,スペーサ14上に、SiO2,TiO2,WO3 等の絶
縁層5を1〜5μm 形成する。
【0020】第5工程(図6のE) 絶縁層5中に、コアと同じようにコイル状の溝をエッチ
ングにより形成し、Cu,Al,Au,Ag等の導体膜を蒸着,
スパッタ,めっき等により形成して、研磨により上層の
余分な導体を除去して表面を平坦化し、コイル10とす
る。このコイル溝の形成時、スペーサ14が被加工材で
ある絶縁層5よりエッチングレートが遅い材料としてあ
るので、スペーサ14はエッチングストッパとして働
き、スペーサ14の上部でエッチングは停止し、下コア
4までエッチングが進行することを防止する。スペーサ
14により、コイル10と下コア4との電気的な絶縁が
とられる。
【0021】第6工程(図6のF) 上コア(9)とコイル10との電気的な絶縁のためにSi
O2,TiO2,WO3 等の絶縁層15を 0.1〜1μm 形成す
る。
【0022】第7工程(図6のG) 前部中間コア8aの溝8aXをフォトリソグラフィーと
エッチングにより形成する。この時、溝8aXを下コア
4の磁性体までエッチングせず、ギャップ長分残してエ
ッチングを止め(厚さt)、残った絶縁層が(磁気)ギ
ャップ7となる。エッチング途中で露出するスペーサ1
4はエッチングレートが小さいため、エッチングによる
膜厚の減少は殆ど無い。
【0023】第8工程(図7のA) 後部中間コア溝8bXをエッチングする。この時、溝8
bXは下コア4に達するまでエッチングする。
【0024】第9工程(図7のB) 中間コアの溝8aX,8bXにFe,Co,Niを主成分とし
た軟磁性薄膜をスパッタ,蒸着,CVD,めっき等によ
り溝の深さより厚く成形し、研磨により上部の余分な磁
性層を除去して表面を平坦化し中間コア8a,8bとす
る。
【0025】第10工程(図7のC) 中間コア8a,8b上に、SiO2,TiO2,WO3 等の絶縁層
11を1〜10μm 形成する。
【0026】第11工程(図7のD) 絶縁層11に、下コア4と同じように上コア9を形成す
る。
【0027】第12工程(図7のE) コイル10の上層の絶縁層11にスルーホールをエッチ
ングにより形成しスルーホール内を導体12で充填し、
Cu,Al,Au,Ag等の導体膜を蒸着,スパッタ,めっき等
により1μm 前後形成しフォトリソグラフィーとエッチ
ングによりリード線13を形成する。最後にチップを切
断し,X−X線上まで研磨等の工程により加工し、所定
の磁気ヘッドの形状にする。
【0028】[実施例2]第2図は、(磁気)ギャップ
7を上コア9と中間コア8aの間に設定した薄膜磁気ヘ
ッド16である。この薄膜磁気ヘッド16では、上コア
9と中間コア8aの間にスペーサ14を設けてある。
【0029】[実施例3] 第3図は、2層のコイルパターン10−1,10−2、
2層の下中間コア8a−1,8b−1,上中間コア8a
−2,8b−2からなり、(磁気)ギャップ7を下コア
4と下中間コア8a−1の間に設定した薄膜磁気ヘッド
17である。この薄膜磁気ヘッド17は、下コア4と下
中間コア8a−1の間にスペーサ14を設けてある。
【0030】[実施例4]第4図は、2層のコイルパタ
ーン10-1,10-2、2層の下中間コア8a-1,8b-
1,上中間コア8a-2,8b-2からなり、(磁気)ギャ
ップ7を下中間コア8a-1と上中間コア8a-2の間に設
定した薄膜磁気ヘッド18である。この薄膜磁気ヘッド
18では、下中間コア8a-1と上中間コア8a-2の間に
スペーサ14を設けてある。
【0031】[実施例5]第5図は、2層のコイルパタ
ーン10-1,10-2、2層の下中間コア8a-1,8b-
1,上中間コア8a-2,8b-2からなり、(磁気)ギャ
ップ7を上コア9と上中間コア8a-2の間に設定した薄
膜磁気ヘッド19である。この薄膜磁気ヘッド19で
は、上コア9と上中間コア8a-2の間にスペーサ14を
設けてある。
【0032】実施例2〜5に示した薄膜磁気ヘッド14
〜17においても、平坦な絶縁層が積み重ねられ、これ
ら絶縁層内の所定の個所に形成された磁性層が接続され
磁気回路を形成しているため、段差のない各絶縁層面で
フォトリソグラフィが可能となる。よって、寸法精度の
優れた小型のコイルパターン・磁気コアが得られるの
で、磁気抵抗が低く、性能の良い薄膜磁気ヘッドを得る
ことが可能となる。
【0033】さらに、寿命寸法(図中のl)を短く設定
しても、スペーサ14により中間コア8aの媒体対向面
からの垂直方向の厚みLが薄くならないので、コアの部
分的な磁束飽和がなく、高抗磁力媒体に記録が可能とな
る。また、スペーサ(層)14を形成することにより磁
束の漏れを減少することができるので、効率の良い記録
特性が得られる。さらに、スペーサ14の端部14aを
テーパ形状にすることにより、ヘッド先端部分(ギャッ
プ近傍)の磁界がギャップ先端に集中するので、効率の
良い書き込みが可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明になる薄膜磁気ヘッドは、下コ
ア,上コア,これらを接続する中間コアが絶縁層中の磁
性体により構成され、前記各コアの接続面を含む前記各
絶縁層の表面が略平坦であって、前記コアの接続部にギ
ャップを形成してなる薄膜磁気ヘッドにおいて、ギャッ
プを挟むコアの間で、ギャップ上の媒体対向面からギャ
ップ深さ分だけ引き込んだ箇所に、ギャップ層より厚い
スペーサ層を形成したものであるから、寿命寸法を短く
設定しても、スペーサによりギャップを挟むコアの媒体
対向面からの垂直方向の厚みが薄くならないので、コア
の部分的な磁束飽和がなく、高抗磁力媒体に記録が可能
となり、さらに、スペーサにより磁束の漏れを減少する
ことができるので、効率の良い記録特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる薄膜磁気ヘッドの一実施例を示す
概略断面図である。
【図2】磁気ギャップを上コアと中間コアの間に設定し
た薄膜磁気ヘッドの実施例である。
【図3】コイル(及び中間コア)を2層にして、磁気ギ
ャップを下コアと下中間コアの間に設定した薄膜磁気ヘ
ッドの実施例である。
【図4】コイル(及び中間コア)を2層にして、磁気ギ
ャップを上中間コアと下中間コアの間に設定した薄膜磁
気ヘッドの実施例である。
【図5】コイル(及び中間コア)を2層にして、磁気ギ
ャップを上コアと上中間コアの間に設定した薄膜磁気ヘ
ッドの実施例である。
【図6】本発明になる薄膜磁気ヘッドの製造工程(第1
工程から第7工程)を示す図である。
【図7】本発明になる薄膜磁気ヘッドの製造工程(第8
工程から第12工程)を示す図である。
【図8】従来の薄膜磁気ヘッドを示す概略断面図であ
る。
【図9】従来の薄膜磁気ヘッドを示す概略断面図で、コ
アが角張っているために磁界が急峻にならない様子を説
明する図である。
【図10】従来の薄膜磁気ヘッドを示す概略断面図で、
寿命寸法の大小により磁路が狭くなる様子を説明する図
である。
【符号の説明】
1 薄膜磁気ヘッド 2 基板 3 下部絶縁層 4 下コア 5 中間絶縁層 6 記録媒体対向面 7 (磁気)ギャップ 8 中間コア 8a−1,8b−1 下中間コア 8a−2,8b−2 上中間コア 9 上コア 10 コイルパターン 10−1,10−2 コイルパターン 12 導体 14 スペーサ(層) 14a スペーサ(層)の端部 15 絶縁層 16〜19 薄膜磁気ヘッド s スペーサ(層)の厚さ t ギャップの厚さ(ギャップ長) l 寿命寸法(ギャップ深さ)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下コア,上コア,これらを接続する中間コ
    アが絶縁層中の磁性体により構成され、前記各コアの接
    続面を含む前記各絶縁層の表面が略平坦であって、前記
    コアの接続部にギャップを形成してなる薄膜磁気ヘッド
    において、 ギャップを挟むコアの間で、ギャップ上の媒体対向面か
    らギャップ深さ分だけ引き込んだ箇所に、ギャップ層よ
    り厚いスペーサ層を形成したことを特徴とする薄膜磁気
    ヘッド。
  2. 【請求項2】スペーサ層材料のエッチンクルートが、被
    加工材である絶縁層材料のエッチングレートより遅い材
    料であることを特徴とする請求項1記載の薄膜磁気ヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】スペーサ層は、媒体対向側端部の厚みがギ
    ャップに接する側に向かって減少したテーパ状であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の薄膜磁気
    ヘッド。
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