JP2658624B2 - 受信装置 - Google Patents

受信装置

Info

Publication number
JP2658624B2
JP2658624B2 JP3142956A JP14295691A JP2658624B2 JP 2658624 B2 JP2658624 B2 JP 2658624B2 JP 3142956 A JP3142956 A JP 3142956A JP 14295691 A JP14295691 A JP 14295691A JP 2658624 B2 JP2658624 B2 JP 2658624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
reception quality
receiving
outputting
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3142956A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04367123A (ja
Inventor
雅春 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3142956A priority Critical patent/JP2658624B2/ja
Publication of JPH04367123A publication Critical patent/JPH04367123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2658624B2 publication Critical patent/JP2658624B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤレスインターカ
ム、ワイヤレスマイク、ページングシステムなど、送信
電力の小さい無線装置に使用する受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、少電力の無線装置が普及しつつあ
り、その受信品質が重要な課題である。以下、従来の受
信装置について、図面を参照しながら説明する。図8は
従来の受信装置の構成をブロック図で示す。図におい
て、100は送信装置、1〜6は受信アンテナ、900
は高周波信号を加算する加算手段10および20よりな
る高周波加算手段、910は受信手段であって、受信部
12、22と可変伝達手段13、23と受信品質判定手
段924と可変伝達手段914と出力端76により構成
される。受信アンテナ1と2、3と4、5と6はそれぞ
れダイバーシティ受信するための対をなし、受信範囲が
重複するように配置されている。一方、受信アンテナ1
と3と5、2と4と6はその受信範囲が互いに僅か重複
するように配置され、加算手段10と20で加算される
とき、送信手段100から受信アンテナ1、3、5と
2、4、6への伝搬経路差により発生するヌルが最小限
になるように配置されている。
【0003】上記構成要素の相互関係と操作について説
明する。ダイバーシティ受信する受信手段910におい
て、受信アンテナ1、3、5の出力が加算手段10で高
周波加算されて受信部12に入力され、一方、受信アン
テナ2、4、6の出力が加算手段20で高周波加算され
て受信部22に入力される。受信部12は入力高周波信
号を復調して可変伝達手段13に出力するとともに、受
信品質情報を受信品質判定手段924に出力する。受信
部22も同様の動作を行なう。受信品質判定手段924
は受信部12と22の受信品質情報を入力して受信品質
を判定し、その判定結果を可変伝達手段13、23に入
力する。可変伝達手段は前記受信品質判定結果に従って
受信品質の良い復調信号Dだけを可変伝達手段914の
第1の入力に出力するように制御伝達する。また、受信
品質判定手段924はダイバーシティ受信時の受信品質
信号Cを可変伝達手段914の第2の入力に出力し、可
変伝達手段914は前記受信品質信号Cに従って、受信
品質が所定のしきい値以下であれば復調信号を出力端7
6に出力しないように制御伝達する。前記受信品質信号
Cは図9−Cに示したような特性を備えている。
【0004】送信手段100が受信アンテナ対1、2の
受信範囲に属しているとすると、受信アンテナ対1、2
からの高周波信号が他の受信アンテナ対のよりも大き
く、加算手段10と20の出力はほとんど受信アンテナ
対1、2の高周波信号が占める。送信手段100が移動
すると、受信アンテナ対1、2または3、4または5、
6のうちのいずれか最も受信手段に近いアンテナの出力
が大きくなり、受信部12、22の入力には最も大きい
高周波信号を受信した受信アンテナ対からの高周波信号
が入力されることなる。
【0005】このように従来の受信装置では送信手段の
使用範囲に複数の受信アンテナ対を適切に配置し、それ
らのアンテナ出力を加算することによって送信手段の使
用範囲を拡大している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の受信
装置では、受信アンテナの高周波信号を同軸ケーブルで
高周波加算手段に接続するので、送信手段の使用範囲が
広がるにしたがってケーブルが長くなって損失が増加
し、復調信号の受信品質が悪くなる。また、使用範囲の
拡大にともなって受信アンテナ対数が増加すると、加算
手段の電力整合損失が増加して受信品質が劣化する。ま
た、加算手段内で発生するヌルを防止するために受信ア
ンテナ対間の受信範囲の重複面積を小さくし過ぎると重
複する範囲内での受信品質が悪くなる。したがって、加
算手段内で発生するヌルをある程度の確率で許容し、ヌ
ルによる受信品質の劣化を覚悟して用いることになる。
さらに、多くの受信アンテナからの高周波信号を加算し
ているため、仮に一つの受信アンテナの近くに大きな高
周波雑音源がある場合、その雑音も加算手段により加算
されるので、たとえ送信手段から近くて雑音のない受信
範囲に位置していても受信品質が悪化する。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、送
信手段の使用範囲を拡大しても受信品質が低下せず、ま
た、送信手段の位置を知ることのできる受信装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、課題解決の第1の手段は、送信装置の電
波を受信する受信アンテナの受信信号から復調信号と受
信品質信号とを出力するN個の受信手段と、前記受信手
段ごとに復調信号と受信品質信号とを乗算してその受信
手段の受信品質重みづけ復調信号を出力するN個の乗算
手段と、前記受信品質重みづけ復調信号を加算した第1
の信号を出力するとともに、前記受信品質信号を加算し
た第2の信号を出力する統合手段と、前記統合手段の出
力する第1の信号を前記第2の信号で除算する除算手段
とを備え、前記除算手段の出力を復調信号出力とするよ
うにした受信装置とし、課題解決の第2の手段は、送信
装置の電波を受信する受信アンテナの受信信号から復調
信号と受信品質信号とを出力するN個の受信手段と、前
記受信手段ごとに復調信号と受信品質信号とを乗算して
その受信手段の受信品質重みづけ復調信号を出力するN
個の乗算手段と、前記受信品質重みづけ復調信号を加算
した第1の信号を出力するとともに、前記受信品質重み
づけ復調信号から等価的に受信品質信号を読み出し、そ
の読み出し受信品質信号を加算した第2の信号を出力す
る統合手段と、前記統合手段の出力する第1の信号を前
記第2の信号で除算する除算手段とを備え、前記除算手
段の出力を復調信号出力とするようにした受信装置と
し、課題解決の第3の手段は、各受信品質重みづけ復調
信号を入力して伝達を制御する第1の可変伝達手段と、
受信品質信号または読み出し受信品質信号を入力して伝
達を制御する第2の可変伝達手段とを各受信手段ごとに
対応してそれぞれN個と、N個の受信品質信号または読
み出し受信品質信号を入力して所定の受信品質の程度に
対応する制御信号を前記第1および第2の各可変伝達手
段に出力する比較手段とを備え、前記第1の可変伝達手
段の出力を加算して第1の信号を出力するとともに、前
記第2の可変伝達手段の出力を加算して第2の信号を出
力するようにした統合手段を備えた前記第1または第2
の手段の受信装置とする。
【0009】課題解決の第4の手段は受信品質信号また
は読み出し受信品質信号から送信装置の位置を検出する
手段を備えた受信装置とする。
【0010】
【作用】本発明は、課題解決の第1の手段において、各
乗算手段がその受信手段の復調信号に受信品質信号を乗
算して受信品質重みづけ復調信号を作成し、統合手段が
各受信手段の受信品質重みづけ復調信号を加算して第1
の信号を作成するとともに、各受信手段の受信品質信号
を加算して第2の信号を作成し、除算手段が前記第1の
信号を前記第2の信号で除算し、その除算出力が受信品
質の良い復調信号となる。
【0011】課題解決の第2の手段において、統合手段
に設けた各振幅検出手段が各受信品質重みづけ復調信号
から等価的に受信品質信号を読みだすことで、前記第1
の手段における各受信手段から統合手段への受信品質信
号伝送を不要とする。
【0012】課題解決の第3の手段において、統合手段
に設けた比較手段で受信品質重みづけ復調信号を所定条
件で比較し、その結果を第1および第2の可変伝達手段
に入力して品質のよい受信品質重みづけ復調信号と受信
品質信号だけを用いて除算することで、受信品質を前記
第1および第2の手段よりもさらに改善する。品質重み
づけ復調信号から振幅検出手段で解読した受信品質信号
の大きさを比べる位置検出手段によって、送信手段の位
置を知る。
【0013】課題解決の第4の手段において、送信装置
に最も近い受信手段が最も良い受信品質信号を出力する
ことで送信装置の位置を知る。
【0014】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の課題解決手段の第1
の実施例の受信装置について図面を参照しながら説明す
る。図1は本発明の第1の課題解決手段の第1の実施例
の受信装置の構成をブロック図で示す。図において、1
00は送信装置、110、130、150はそれぞれ受
信装置、11と21、31と41、51と61はそれぞ
れ受信アンテナ対、12と22、32と42、52と6
2は受信部、24、44、64はそれぞれ受信品質判定
手段、13と23、33と43、53と63はそれぞれ
可変伝達手段、14、34、54はそれぞれ乗算手段で
ある。受信アンテナ対11、21と受信部12、22と
可変伝達手段13、23と受信品質判定手段24と乗算
手段14とがダイバーシティ受信する受信手段110を
構成し、受信部12、22の受信品質を受信品質判定手
段24が判定し、可変伝達手段13、23により受信品
質の良い復調出力を乗算手段14に出力する。受信手段
130、150も同様に構成されている。
【0015】D1、D3、D5はそれぞれ乗算手段14、
34、54の第1の入力に加わるダイバーシティ受信時
の復調信号であり、またC1、C3、C5はそれぞれ受信
品質判定手段24、44、64で得るダイバーシティ受
信時の受信品質信号で、それぞれ乗算手段の第2の入力
に加わる。前記C1、C3、C5は受信品質が悪ければ小
さくなるように構成されている。
【0016】統合手段70は加算手段74、84により
構成される。乗算手段14、34、54はそれぞれ復調
信号を受信品質で重みづけした受信品質重みづけ復調信
号C 1×D1、C3×D3、C5×D5(以下、それぞれC1
1、C33、C55のように掛け算符号を省略して記
す)を加算手段74に出力する。一方、受信品質判定手
段24、44、64はそれぞれ受信品質信号C1、C3
5を加算手段84に出力する。加算手段74は前記受
信品質重みづけ復調信号を加算して除算手段75の第1
の入力に出力し、また加算手段84は前記受信品質信号
を加算して除算手段75の第2の入力に出力する。除算
手段75は第1の入力を第2の入力で除した大きさの信
号を出力する。この除算手段の第2の入力は一定値以下
にならないように構成して、第2の入力が極めて小さく
なった場合の不都合に対応させてある。
【0017】各受信手段110、130、150は送信
手段100の使用範囲にそれぞれの受信可能範囲が多少
重複するように分散して配置され、復調信号と受信品質
信号とが伝送線路を介して統合手段70に集められるよ
うに設置されている。
【0018】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて図面を参照しながら説明する。図1において、受信
手段110、130、150は送信手段100からの電
波を受信するように設定されており、平均すると概ね送
信手段100との距離に応じた受信端電圧がそれぞれ受
信アンテナ11と21、31と41、51と61に現わ
れている。受信手段110、130、150はアンテナ
の受信端電圧を入力して復調信号と、受信品質の良い悪
いに対応した受信品質信号とを出力する。いま、送信手
段100が受信手段110に最も近く、受信手段110
の受信品質が最良であると仮定すると、復調信号D1
最も雑音が少なく、受信品質信号C1は最も大きい。し
たがって、乗算手段14の出力する受信品質重みづけ復
調信号D11は他の受信品質重みづけ信号D33、D5
5よりも大きくなる。これらの受信品質重みづけ復調
信号は加算手段74で加算され、除算手段75の第1の
入力に式(1)に示す大きさで入力される。
【0019】 (D11)+(D33)+(D55) ・・・・(1) 一方、受信品質信号C1、C3、C5も加算手段84によ
り加算され、除算手段75の第2の入力に式(2)に示
す大きさで入力される。ただし、この大きさには下限を
設けたものとするために[ ]つきの表現を用いる。
【0020】 [C1+C3+C5] ・・・・(2) 除算手段75は第1の入力を第2の入力で除した大きさ
の信号を出力し、その出力信号DRXは式(3)で表わせ
る。
【0021】 (D11+D33+D55)/[C1+C3+C5] ・・・・(3) ところが、D1、D3、D5はもともと送信手段100に
おいて変調信号DTXで変調した同一の信号を復調したも
のであり、D1、D3、D5の間で異なる要素は、受信手
段110、130、150と送信手段100の間の伝送
路に依存した雑音と、受信手段110、130、150
内の歪成分と、妨害電波などの雑音などが個々の条件に
応じて付加される信号成分Nであり、これらを受信手段
110、130、150に対してそれぞれN1、N3、N
5とすると、D1、D3、D5は式(4)で表わすことがで
きる。
【0022】 D1=DTX+N13=DTX+N3 ・・・・(4) D5=DTX+N5 したがって、式(4)を式(3)に代入して整理すると
式(5)を得る。
【0023】 DRX=((DTX+N1)C1+(DTX+N3)C3+(DTX+N5)C5)/A すなわち、 DRX=DTX(C1+C3+C5)/A+(N11+N33+N55)/A ・・・・(5) ただし、A=[C1+C3+C5]とする。 ここで、受信品質信号の大きさに対応して (1) C1+C3+C5≧Aの下限値 の場合 (C1+C3+C5)/A=1 (2) C1+C3+C5<Aの下限値 の場合 (C1+C3+C5)/A<1 ・・・・(6) となるように除算手段75の特性を構成しておくものと
する。式(5)によると、除算手段75から得る信号D
RXは変調信号DTXにいくらかの雑音が付加された信号で
あることが分かる。
【0024】いま、受信手段110の受信品質が最も良
く、C1が最も大きく、 式(6)の(1)の場合で C1
>>C3、C5 とすると、式(5)は式(7)のように
近似できる。
【0025】DRX(近似的に)=DTX+N1 したがって、受信装置の出力76は受信品質の良い復調
信号を得ることができる。
【0026】つぎに、送信手段100が受信手段11
0、130、150のいずれかからも遠い位置にあり、
受信品質信号C1、C3、C5が極めて小さく、式(6)
の(2)に相当する場合の動作について説明する。このよ
うな状態では復調信号D1、D3、D5は大きな雑音成分
1、N3、N5を含み、受信装置に要求される信号対雑
音比を下回るため、復調信号を出力76に供給しないよ
うに制御する必要がある。式(5)において(C1+C3
+C5)/A<1 (だだし、A=[C1+C3+C5])
となるため、DRXはDTXに比べて小さくなる。付加され
る雑音もほぼ同様の理由で小さくなる。したがって、受
信品質が悪くなり、C1、C3、C5が極めて小さくなる
と、DRXには復調信号がほとんど現れなくなり、雑音を
出力することを防止できる。
【0027】つぎに、受信部12、22、32、42、
52、62と受信品質判定手段24、44、64から得
る受信品質信号の受信品質との関係について説明する。
図9の(a)、(b)および(c)は受信品質と受信品
質信号との関係の例をグラフで示す。受信品質は復調信
号が変調信号DTXに近いほど良くなり、受信品質信号の
大きさは悪いときに比べると大きくなるように設定され
ている。図9の(a)、(b)は受信品質信号として受
信信号強度信号(RSSI)を用いた場合をグラフで示
し、受信手段110、130、150に到来する電波が
強ければ受信品質が高まり、そのときの受信信号強度信
号も大きくなることを利用している。受信手段110、
130、150がダイバーシティ受信するときは、この
ような受信品質信号を受信部12、22、32、42、
52、62から得る必要がある。
【0028】図9−cは受信信号強度および復調信号の
雑音に依存する受信品質の良い悪いを、受信品質判定手
段24、44、64が所定のしきい値を基準にして判定
出力する形式の信号をグラフで示す。図9の(a)、
(b)および(c)のいずれの受信品質信号においても
式(5)、(6)により出力端76には受信品質の良い
復調信号が得られる。
【0029】図9の(c)の受信品質信号の場合、乗算
手段14、34および54は受信品質の良い悪いに対応
して復調信号を出すか出さないかの動作となるため、ス
イッチにより代用でき、この動作は従来の受信手段の可
変伝達手段と同じとなる。したがって、この実施例の構
成は従来の受信手段に統合手段70を設ければ構成でき
る。また、この受信手段の復調出力は単独に利用するこ
ともできる。
【0030】このように本発明の第1の課題解決手段の
実施例の受信装置によれば、受信手段110、130お
よび150を受信アンテナとともに送信手段100の使
用範囲に分散配置し、復調信号を加算および除算する手
段とすることにより、高周波信号を伝送したり加算する
必要がなく、したがって、受信品質の良い高周波信号が
伝達損失、加算損失および高周波雑音の混入で劣化する
ことがない。また、送信手段の使用範囲を広げるために
受信手段を増設しても高周波信号の伝送および加算手段
がふようであるので簡単に対応できる。さらに、図9の
(c)に示すような受信品質信号を用いれば、受信手段
は従来のものに大きな変更を加えることなく実現するこ
とができる。
【0031】なお、乗算手段14、34、54はそれぞ
れ受信手段110、130、150の中に一体にそれぞ
れ含めるか、または統合手段70の中に含めて構成して
もよい。
【0032】(実施例2)以下、本発明の第1の課題解
決手段の第2の実施例の受信装置について図面を参照し
ながら説明する。図2は本発明の第1の課題解決手段の
第2の実施例の受信装置の構成をブロック図で示す。図
において、図1に示した実施例1の受信装置と同じ構成
要素には同一番号を付して説明を省略する。210、2
30および250は受信手段であって、実施例1の受信
手段にそれぞれ乗算手段14、3454と統合手段の構
成要素である加算手段215と216、235と23
6、255と256とを一体に追加して設けたものとし
ている。また、270は除さん手段75を収納してい
る。
【0033】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。加算手段215、235、255の第1
の入力には乗算手段14、34、54の受信品質重みづ
け復調信号出力が入力され、第2の入力は他の受信手段
210、230、250の加算手段215、235、2
55の受信品質重みづけ復調信号出力が縦属接続され、
受信手段210、230、250の最も端にあるものか
ら受信品質重みづけ復調信号が順に受信手段を経由し、
そのときにその受信手段の受信品質重みづけ復調信号が
加わり、最終的に除算手段75の第1の入力に各受信手
段の受信品質重みづけ復調信号を加算したものが入力さ
れる。加算手段216、236、256も同様に各受信
手段の受信品質信号が順に入力され、最終的に除算手段
75の第2の入力には各受信手段の受信品質信号を加算
したものが入力される。除算手段75は実施例1の受信
装置と同様の動作により受信品質のよい復調信号を出力
する。
【0034】このように本発明の第1の課題解決手段の
第2の実施例の受信装置では各受信手段に受信品質重み
づけ復調信号を加算する第1の加算手段と、受信品質信
号を加算する第2の加算手段とを設け、前記第1の加算
手段を縦属接続するとともに、第2の加算手段を縦属接
続し、前記第1の従属接続の出力を前記第2の従属接続
の出力で除算して復調信号を得る受信装置とすることに
より、装置の配線が最寄りの受信手段間の接続で済むた
め配線工事が容易であり、また、送信手段の使用範囲を
広げるために受信手段を増設する場合も最寄りの受信手
段の配線だけで容易に対応できる。
【0035】(実施例3)以下、本発明の第1の課題解
決手段の第3の実施例の受信装置について図面を参照し
ながら説明する。図3は本発明の第1の課題解決手段の
第3の実施例の受信装置の構成をブロック図で示す。図
において、実施例1の受信装置と同じ構成要素には同一
番号を付し説明を省略する。310、330、350は
受信手段であって、図1に示した実施例1の受信装置の
受信手段110、130、150にそれぞれ乗算手段1
4、34、54と統合手段の構成要素の一部である浮動
電圧源手段315と316、335と336、355と
356とを一体に設けた構成としている。また、370
は統合手段の一部である平衡入力変換手段374、38
4と除算手段75とを収納している。
【0036】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。図において、受信手段310、330、
350で復調された受信品質信号C1、C3、C5および
受信品質重みづけ復調信号D11、D33、D55は浮
動電圧源手段315、335、355、336、356
により、それぞれ接地電位から浮いた浮動2端子の信号
源に変換される。それらの信号源を直列に接続し、平衡
入力手段374、384に加えることにより除算手段7
5の第1の入力に各受信品質重みづけ復調信号を加算し
たものが、第2の入力には各受信品質信号を加算したも
のがそれぞれ加わる。除算手段75は実施例1と同様に
各受信手段の受信品質重みづけ復調信号の加算した結果
を、各受信手段の受信品質信号の加算結果で除算した信
号を復調信号として出力する。したがって、実施例1の
受信装置と同じ結果と効果を得ることができる。復調信
号が交流信号である場合は、浮動電圧源手段315、3
35、355は平衡出力トランスを用いて容易に実現で
きる。
【0037】なお、最端部に位置する受信手段350の
浮動電圧源手段355、356の出力の一端を破線のよ
うに直接接地したり、インピーダンスを介して接地して
も同様の利点を備えている。また、直接接地した場合、
受信手段350接地電位と統合手段370の接地電位の
差が伝送する信号より十分小さい値であれば、平衡入力
手段374、384は各入力の一端を接地した不平衡入
力として、その配線を省略することができる。
【0038】(実施例4)以下、本発明の第1の課題解
決手段の第4の実施例の受信装置について図面を参照し
ながら説明する。図4は本発明の第1の課題解決手段の
第4の実施例の受信装置の構成をブロック図で示す。図
において、図1に示した実施例1の受信装置と同じ構成
要素には同じ番号を付して説明を省略する。410、4
30、450は受信手段であって、図1に示した実施例
1における受信手段にそれぞれ乗算手段14、34、6
4と統合手段の構成要素の一部である電流源手段415
と416、435と436、455と456とを一体に
設けた構成としている。また、470は統合手段の構成
要素の一部である電流電圧変換手段474、484と除
算手段を一体に収納している。
【0039】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。受信手段410、430、450で得ら
れた受信品質信号C1、C3、C5はそれぞれ電流変換手
段416、436、456で電流に変換されるととも
に、受信品質重みづけ復調信号D11、D33、D55
はそれぞれ電流変換手段415、435、455により
電流に変換される。これらの電流がそれぞれ電流電圧変
換手段474、484の入力に流れ込むように接続さ
れ、最終的に除算手段75の第1の入力に各受信品質重
みづけ復調信号を加算したものが、また第2の入力には
各受信品質信号を加算したものがそれぞれれ加わる。し
たがって、除算手段75に加わる信号は実施例1と同様
になり、実施例1と同じ効果がある。さらに各受信手段
410、430、450は共通のノードに接続するだけ
で済むため配線工事が容易で、送信手段100の使用範
囲を広げる場合も受信手段の増設と最寄りの受信手段と
の配線だけで容易に対応できる。
【0040】上記の電流変換手段および電流電圧変換手
段はつぎのような手段で実現できる。 (1)電流変換手段は入力信号を高インピーダンスの電
流源にする。電流電圧変換手段は入力電流をインピーダ
ンスに流して変換する。または入力電流を演算増幅器な
どで構成した仮想接地点に流し込み電圧に変換するよう
に構成したものとする。たとえば、それらの例を図10
の(a)、(b)、(c)に示す。 (2)電流変換手段は入力信号電圧をインピーダンスに
よって電流に変換する。また、電流電圧変換手段は入力
電流を演算増幅器などで構成した仮想接地の点に流し込
み、電圧に変換するように構成したものとする。たとえ
ば、それらの例を図10の(b)、(c)に示す。 (3)電流変換手段は入力信号によりその値が変化する
可変アドミッタンス素子の一方を定電圧源に接続し、他
方を出力端とする。電流電圧変換手段は入力電流を演算
増幅器などで構成した仮想接地点に電流を流し込み、電
圧に変換するものとする。たとえば、その例を図10の
(c)、(e)に示す。これらはいづれも電流から電圧
に、電圧から電流に変換するものの組み合せであり、こ
れ以外に自由に組み合わせることができる。いま、乗算
手段14、34、54の出力が電流である場合、または
除算手段75の入力が電流を要求する場合、それぞれ電
流変換手段415、435、455、416、436、
456または電流電圧変換手段474、48を省略する
ことができる。この場合もまた同様の効果を備えてい
る。
【0041】(実施例5)以下、本発明の第1の課題解
決手段の第5の実施例の受信装置について図面を参照し
ながら説明する。図5は本発明の第1の課題解決手段の
第5の実施例の受信装置の構成をブロック図で示す。図
において、図1に示した実施例1の受信装置と同じ構成
要素は同一番号を付して説明を省略する。510、53
0、550は受信手段であって、図1に示した実施例1
の受信手段110、130、150にそれぞれ乗算手段
14、34、64と統合手段の構成要素の一部である逆
相電流変換手段515、535、555と、同相電流変
換手段516、536、556とを一体に設けた構成と
している。また570は統合手段の構成要素の一部でる
同相電流逆相電流分離手段574と除算手段75とを一
体に収納している。
【0042】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。図において、受信手段510、530、
550で得られた受信品質信号C1、C3、C5がそれぞ
れ同相電流変換手段516、536、556に入力され
るとともに、受信品質重みづけ復調信号D11、D
33、D55がそれぞれ逆相電流変換手段515、53
5、555に入力され、それぞれの一対の同相電流出力
と一対の逆相電流出力がそれぞれ並列に同相電流逆電流
分離手段574に流れ込む。逆相電流変換手段515、
535、555は入力した信号を向きが反対の一対の電
流に変換し、同相電流変換手段515、536、556
は入力した信号を同じ向きの一対の電流に変換して出力
するものである。同相電流逆相電流分離手段574が一
対の加算された電流の逆相分と同相分に分離し、除算手
段75の第1の入力に逆相分から得た各受信品質重みづ
け復調信号を加算したものが、第2の入力には同相分か
ら得た各受信品信号を加算したものがそれぞれ加わる。
したがって、除算手段75に加わる信号は実施例1と同
様になり、実施例1と同じ効果を得ることができる。さ
らに各受信手段410、430、450は共通のノード
に接続するだけで済むため、配線が容易であり、送信手
段100の使用範囲を広げる場合も受信手段の増設と最
寄りの受信手段との配線だけで容易に対応できる。
【0043】なお、この実施例では受信品質重みづけ復
調信号を逆相電流変換手段に、また受信品質信号を同相
電流変換手段に入力しているが、この逆であってもよ
い。しかし、本実施例の場合、伝達の目的の信号である
受信品質重みづけ復調信号が逆相で送られるため伝送路
中に混入する誘導ハムなどの雑音を受け難く、復調信号
が音声信号などのダイナミックレンジの広い信号に適し
ている。
【0044】(実施例6)以下、本発明の第2の課題解
決手段の第1の実施例の受信装置について、図面を参照
しながら説明する。図6は本発明の第2の課題解決手段
の第1の実施例の受信装置の構成をブロック図で示す。
図において、図1に示した実施例1の受信装置と同じ構
成要素には同一番号を付して説明を省略する。610、
630、650は受信手段であって、図1に示した実施
例1の受信手段110、130、150にそれぞれ乗算
手段14、34、64を一体に設けた構成とするととも
に、受信品質信号C1、C3、C5は外部に出力しない。
670はそれぞれ受信品質重みづけ復調信号D11、D
33、D55を入力とする振幅検出手段681、68
2、683なる統合手段と除算手段75とを一体に収納
している。
【0045】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。各受信手段610、630、650で得
られた受信品質重みづけ復調信号D11、D33、D5
5が加算手段74で加算され、除算手段75の第1の
入力に加入力されるとともに、図9の(d)に示すよう
な入出力特性を有する振幅検出手段681、682、6
83により、それぞれ大きさ|D11|、|D33|、
|D55|なる信号に変換され、加算手段84により加
算されて除算手段75の第2の入力に入力される。除算
手段75の第1の入力には式(1)の大きさの信号が加
わり、第2の入力にはつぎの(8)式で与えられる大き
さの信号が加わる。
【0046】 [|D11|+|D33|+|D55|] ・・・・(8) このとき、出力76のDRXはつぎの式で表わされる。
【0047】 DRX=(DTX(C1+C3+C5)+(N11+N33+N55))/B ただし、B=[|DTX1+N11|+|DTX3+N33| +|DTX5+N55|] ところで、受信品質が良くなるとCは大きく、Nは小さ
くなる。逆に悪くなるとCは小さくNは大きくなるの
で、設定によるがN11、N33、N55はあまり大き
くならない。したがって、 |DTX(C1+C3+C5)|>>(N11+N33+N55) と置くと、上式はつぎの(9)式に近似される。
【0048】 DRX(近似的に)=DTX(C1+C3+C5)/[|DTX(C1+C3+C5)|] ・・・・(9) [|DTX(C1+C3+C5)|]の大きさで場合分けす
ると、式(10)になる。 1) DTX(C1+C3+C5)≧[|DTX(C1+C3+C5)|]のとき DRX=1 2) DTX(C1+C3+C5)<[|DTX(C1+C3+C5)|]のとき DRX<1 ・・・・(10) 式(10)からDRXにはDTXの振幅成分が現われないこ
とが分かる。したがって、この実施例の構成では変調信
号DTXが振幅情報を有するような信号である場合は伝送
が難しい。しかし、振幅がほぼ一定で角度変調された信
号であれば問題なく伝送することができる。また、振幅
検出手段681、682、683の検出の時定数を適切
に設定すれば、ディジタル信号を変調したような僅かな
振幅情報を持つような変調信号も問題なく伝送できる。
したがって、このような変調信号を用いる範囲において
は、この実施例においても実施例1と同様な効果を得る
ことができる。
【0049】なお、振幅検出手段681、682、68
3により受信品質重みづけ信号D11、D33、D55
の大きさに関係した信号が得られる。ところが、D1
3、D5が実施例6と同様に振幅がほとんど変化しない
信号であれば実質的にD1 1、D33、D55はD1
3、D5なるキャリアにそれぞれC1、C3、C5の信号
で振幅変調した信号と考えられる。したがって、振幅検
出手段は振幅復調することにより受信品質信号に関係し
た信号、すなわち解読した受信を得ることになる。この
ことは、受信品質重みづけ復調信号の振幅を検出する手
段が等価的に受信品質信号を読み出していることにな
る。さらに、受信品質信号C1、C3、C5を送る必要が
ないため、配線工事が容易となる。なお、上記の説明は
振幅検出手段681、682、683の入出力特性が図
9の(d)に示すような場合に相当するが、図9の
(e)に示すような判定的特性であってもよい。
【0050】(実施例7)以下、本発明の第2の課題解
決手段の第2の実施例の受信装置について説明する。本
実施例は実施例6と同じ構成とし、振幅検出手段の特性
が図9の(e)に示すような特性であって、かつ受信品
質判定手段24、44、64から得られる受信品質信号
1、C3、C5が図9の(c)に示すような特性であっ
てもよい例を示す。受信品質信号C1、C3、C5は受信
品質に応じて設定値、たとえば1またはゼロに変化する
ために受信品質重みづけ復調信号D11、D33、D5
5はDTXがゼロでなければ、復調信号D1、D3、D5
たはゼロの値になる。受信品質重みづけ復調信号D
11、D33、D55は振幅検出手段681、682、
683によりその大きさが判定され、設定値(たとえ
ば、1またはゼロ)で出力する。この場合はちょうど受
信品質信号C1、C3、C5と同じ信号になる。
【0051】したがって、除算手段75の第1の入力に
は各受信品質重みづけ復調信号を加算したものが加わ
る。一方、振幅検出手段681、682、683で解読
した受信品質信号を加算したそのものが加わる。したが
って、受信品質判定手段24、44、64と振幅検出手
段681、682、683がそれぞれ図9の(d)、
(e)に示す特性を備え、DTXがゼロでない場合、除算
手段75に加わる信号は実施例1と同様になり、同じ効
果を得ることができる。実施例6では除算手段75の第
2の入力である除数が受信品質重みづけ復調信号の振幅
情報を有していたが、実施例7では定数であるため除算
した出力のDRXには送信手段100の変調信号DTXの振
幅情報が消えずに正しく伝達される。しかし振幅検出手
段681、682、683のしきい値を適切に設定しな
いと正しい伝達は難しくなる。しかしながら伝達する信
号の振幅がいつも大きいめに設定されているものには容
易に適用することができる。
【0052】たとえば、送信手段100の変調信号DTX
がディジタル信号やコミュニケーションに利用する音声
信号である場合、前者はDTXの大きさはゼロにしなくて
よく、後者はコンパンダやAGCなどにより音声信号の
大きさをいつも大きいめに設定してあり、また仮にDTX
がゼロに近くて振幅検出手段681、682、683が
解読を誤ってゼロと判定して、除算手段75の第2の入
力を小さくし、この出力を大きくしてもコミュニケーシ
ョンの目的は達成できるため、実施例1と同じ効果を得
ることができる。さらに受信品質信号C1、C3、C5
送る必要がないため、配線が容易になる。
【0053】(実施例8)以下、本発明の第3の課題解
決手段の一実施例の受信装置について図面を参照しなが
ら説明する。図7は本発明の第3の課題解決手段の一実
施例の受信装置の構成をブロック図で示す。図1に示し
た実施例1の受信装置と同じ構成要素には同一番号を付
して説明を省略する。図において610、630、65
0は受信手段であって、図1に示した受信手段110、
310、510にそれぞれ乗算手段14、34、54を
一体に設けた構成としている。770は統合手段と除算
手段75を一体に収納し、実施例6の統合手段の受信品
質重みづけ復調信号出力にそれぞれ可変伝達手段77
1、772、773を付加するとともに、振幅検出手段
にそれぞれ可変伝達手段774、775、776を付加
し、さらに比較手段784を追加した構成とする。図に
おいて、受信品質重みづけ復調信号D11、D33、D
55が可変伝達手段771、772、773を経由して
加算手段74に入力される。また、実施例6で説明した
ように、振幅検出手段681、682、683はそれぞ
れ受信品質重みづけ信号から受信品質信号を読み出す。
この品質信号も可変伝達手段774、775、776を
経由して加算手段84に入力されている。各可変伝達手
段堆771と774、772と775、773と776
は前記解読された受信品質信号を比較手段784で比較
した結果に基づいて伝達または非伝達の制御を受ける。
【0054】以下、上記構成要素の相互関係と動作につ
いて説明する。受信品質判定手段24、44、64と振
幅検出手段681、682、683の特性がそれぞれ図
9の(a)または(b)と、(d)に示す特性であると
する。比較手段784は読み出した受信品質信号を入力
して、その大小関係から対応する受信手段の信号を選択
する制御信号を発生させるもので、たとえば、そのうち
大きいものから順に所定数の信号を選択したり、所定の
しきい値と比較して真に受信品質の良いものだけを選択
したり、また全体的に受信品質が低下しているときには
許容できる最低水準以上の信号を選択したり、またはこ
れらを複合させることで、最終的に受信状況に適合して
受信品質の良い受信手段の復調信号だけを集めるための
制御信号を発生する。その制御信号が対応する受信手段
の信号径路に接続された可変伝達手段771、772、
773、774、775、776に入力され、信号を伝
達または非伝達するように制御する。加算手段74の入
力には比較手段784で選択された受信品質重みづけ復
調信号だけが加わる。同様に加算手段84にも解読した
受信品質信号だけが比較手段784で選択されて加わ
る。したがって、除算手段75の第1の入力、第2の入
力には比較手段784で選択された受信手段からの受信
品質重みづけ信号の和と、解読した受信品質信号の和が
加わり、これは実施例6と全く同じ状態となる。ただ異
なるのは比較手段784により選択されていない受信品
質の悪い受信手段の情報が加味されていない点であり、
受信品質の良いものを選択して利用するように構成され
ている。したがって、この実施例では実施例6と同じ効
果を得ることができ、受信品質のさらに良いものから利
用しているため、出力76に得られる復調信号DRXの受
信品質をさらに良くできる効果がある。
【0055】なお、実施例では受信品質信号を振幅検出
手段681、682、683から得ているが、これは実
施例1のように受信手段110、130、150から直
接に得る手段でもよく、この場合、受信品質信号の伝送
経路を確保しなければならないが、振幅検出手段68
1、682、683が不要となることと、DTXが振幅に
情報を有するような信号でも伝送できる効果を有する。
【0056】以上のように本発明の実施例の受信装置に
よれば、受信手段を受信アンテナ位置に分配して配置
し、各受信手段の復調信号を受信品質信号で重みづけし
た信号および受信品質信号を統合し、前記統合した受信
品質重みづけ信号を統合した受信品質信号で除算したも
のを復調信号とすることにより、アンテナの高周波信号
を統合する損失がなく、受信品質の良い復調信号を得る
ことができるとともに、受信範囲を拡大するアンテナを
増設配置したとき、受信手段をそのアンテナに付随して
増設し、最寄りの受信手段間の配線で対応できる効果も
ある。
【0057】なお、上記の実施例1ないし実施例8の受
信装置では受信手段はダイバーシティ受信方式で構成さ
れているが、アンテナ21、41、61、受信部22、
42、62、可変伝達手段23、43、63、受信品質
判定手段24、44、64および724、744、76
4を削除し、乗算手段14、34、54の第2の入力に
受信部12、32、52の受信品質信号を加えた構成で
あってもよい。この場合、個々の受信手段はダイバーシ
ティ動作しないので、乗算手段14、34、54および
除算手段75の動作が頻繁になり、タイミングを合わせ
ることが必要となるが、受信装置全体で実質的なダイバ
ーシティ動作ができるので、全体としては問題なく、構
成が容易にできる効果がある。
【0058】また、除算手段75の第2の入力である除
数はゼロにならないように下限値が設定できるように構
成し、受信品質信号C1、C3、C5の和がゼロのとき、
除算手段75の出力が実質的にゼロでない下限値で除算
するようになれば、どのような手段で構成してもよい。
【0059】また、受信手段が3系統しか設けていない
が、これは何系統であってもよい。また、実施例では受
信手段の受信品質信号と受信品質重みづけ復調信号とを
同じ手段で統合しているが、実施例1ないし実施例5に
示した統合手段を使い分けてもよく。
【0060】また、実施例では受信品質重みづけ信号お
よび受信品質信号を2本または1本の線路に直接乗せて
伝送しているが、一方または両方の信号を変調手段およ
び復調手段を用いて多重化することにより、1本の線路
で伝送したり、受信手段の駆動用電源線路に重畳させて
もよい。この場合、変調の手段によりそれぞれの実施例
で得られる効果で失われるものもあるが、配線工事が容
易になる効果を得ることができる。
【0061】また、実施例では、統合手段が一つしかな
いが、複数の統合手段か受信手段を全部または部分的に
共有してもよい。たとえば、送信手段がワイヤレスマイ
クである場合、今いる受信範囲だけに音声信号を拡声し
たい場合、その範囲用の統合手段を用意すればよい。
【0062】また、統合手段で各受信手段の受信品質信
号を比較整頓することにより、送信手段の位置を知るこ
とができる。したがって、統合手段を除算手段に一体化
した場合など、復調出力端の装置に送信手段の位置を表
示でき、また双方向通信システムで送信手段に向けて電
波を発射するときに最適な送信アンテナを選ぶことも容
易となる。
【0063】また、実施例の受信装置において、乗算手
段、除算手段の各第1の入力の信号の周波数が高いと
き、第2の入力の信号との時間遅れを調整する必要があ
るが、この場合は乗算手段、除算手段の各第1の入力に
加わる信号を遅らせる手段を設けることにより、高い周
波数の信号でも利用できる。
【0064】また、受信手段の中に受信アンテナが含ま
れているが、これは同一容器内であっても、別容器であ
ってもよい。
【0065】
【発明の効果】以上の実施例から明かなように、本発明
は送信装置の電波を受信する受信アンテナの受信信号か
ら復調信号と受信品質信号とを出力するN個の受信手段
と、前記受信手段ごとに復調信号と受信品質信号とを乗
算してその受信手段の受信品質重みづけ復調信号を出力
するN個の乗算手段と、前記受信品質重みづけ復調信号
を加算した第1の信号を出力するとともに、前記受信品
質信号を加算した第2の信号を出力する統合手段と、前
記統合手段の出力する第1の信号を前記第2の信号で除
算する除算手段とを備え、前記除算手段の出力を復調信
号出力とするようにした受信装置とし、また、受信品質
重みづけ復調信号から受信品質信号を読み出す手段、お
よび品質の良い受信品質重みづけ復調信号と受信品質信
号を選択して用いる手段を併用すること、さらに受信品
質信号の良い受信手段が送信装置に近いとする手段によ
り、 1)受信アンテナの近くに個々に受信部を設け、高周波
信号を統合せずに、低周波の信号を統合するので、高周
波信号の加算手段不要で損失が低減するとともに加算に
伴うヌルがなくなり、送信手段の使用範囲が広い場合で
も受信品質を低下させない効果がある。また、受信アン
テナ個々に受信品質信号と復調信号を得る受信手段と、
受信品質重みづけ復調信号を得る乗算手段を設け、受信
品質の良い受信アンテナからの復調信号を優先的に受信
装置の出力に供給するため、受信品質の悪い受信アンテ
ナの影響を受けることがなく、送信手段の使用範囲を広
げ得る効果がある。個々の受信手段と乗算手段から得ら
れる受信品質重みづけ復調信号と受信品質信号を単にそ
れぞれ加算して除算手段で除算するという単純な構成
で、受信品質の良い復調信号を得ることができる。
【0066】2)統合手段の一部を受信手段に一体化ま
たは近接して設けることにより、個々の受信品質重みづ
け復調信号と受信品質信号の統合を最寄りの受信手段間
の接続ででき、多数の受信手段間の配線を簡単に構成で
きる。
【0067】3)個々の受信品質重みづけ信号から振幅
検出手段により受信品質信号を解読するため、個々の受
信手段から受信品質信号を配線する必要がなくなり、多
数の受信手段、乗算手段と、除算手段との間の配線を少
なく構成できる。
【0068】4)個々の受信手段からの受信品質信号ま
たは個々の受信品質重みづけ信号から、振幅検出手段で
良いものをいくつか選び、その信号だけがそれぞれ加算
されるように第1、第2の可変伝達手段を制御するた
め、受信品質の良いものを重点的に麗容でき、受信品質
を良くすることができる。
【0069】5)個々の受信手段からの受信品質信号ま
たは個々の受信品質重みづけ信号から振幅検出手段によ
り受信品質信号を解読したものを利用して位置検出手段
により送信手段が使用範囲のどこにあるかの情報を容易
に外部に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の課題解決手段の第1の実施例の
受信装置の構成を示すブロック
【図2】本発明の第1の課題解決手段の第2の実施例の
受信装置の構成を示すブロック図
【図3】本発明の第1の課題解決手段の第3の実施例の
受信装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の第1の課題解決手段の第4の実施例の
受信装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第1の課題解決手段の第5の実施例の
受信装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第2の課題解決手段の第1および第2
の実施例の受信装置の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第3の課題解決手段の一実施例の受信
装置における振幅検出手段の入出力特性を示すグラフ
【図8】従来の受信装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施例1ないし実施例8の受信装置に
おける受信品質信号および復調信号の受信品質との関係
を示すグラフ
【図10】本発明の実施例4の受信装置における電流電
圧変換手段の構成を示すブロック図
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61 受信アンテナ 14、34、54 乗算手段 70 統合手段 75 除算手段 100 送信手段 110 受信手段 130 受信手段 150 受信手段 C1、C3、C5 受信品質信号 D11、D33、D55 受信品質重みづけ復調信号 DTX 変調信号 DRX 復調出力

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信装置の電波を受信する受信アンテナ
    の受信信号から復調信号と受信品質信号とを出力するN
    個の受信手段と、前記受信手段ごとに復調信号と受信品
    質信号とを乗算してその受信手段の受信品質重みづけ復
    調信号を出力するN個の乗算手段と、前記受信品質重み
    づけ復調信号を加算した第1の信号を出力するととも
    に、前記受信品質信号を加算した第2の信号を出力する
    統合手段と、前記統合手段の出力する第1の信号を前記
    第2の信号で除算する除算手段とを備え、前記除算手段
    の出力を復調信号出力とするようにした受信装置。
  2. 【請求項2】 N個の受信手段の受信品質重みづけ復調
    信号入力を加算して第1の信号を出力する第1の加算手
    段と、N個の受信手段の受信品質信号入力を加算して第
    2の信号を出力する第2の加算手段手段とを備えた統合
    手段を備えた請求項1記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 二つの入力端にそれぞれ信号を入力し、
    それらを加算して出力する第1の加算手段と、二つの入
    力端にそれぞれ信号を入力し、それらを加算して出力す
    る第2の加算手段とをそれぞれ各受信手段にごとに対応
    して備え、第1の加算手段の一方の入力端に対応する受
    信手段の受信品質重みづけ復調信号を入力するととも
    に、他の入力端と出力端を互いに縦続接続することでN
    個の受信手段の受信品質重みづけ復調信号を加算して第
    1の信号を出力し、第2の加算手段の一方の入力端に対
    応する受信手段の受信品質信号を入力するとともに、他
    の入力端と出力端を互いに縦続接続することでN個の受
    信手段の受信品質信号を加算して第2の信号を出力する
    ようにした統合手段を備えた請求項1記載の受信装置。
  4. 【請求項4】 受信品質重みづけ復調信号を入力して浮
    動出力端子間の電圧に変換して出力する第1の浮動電圧
    変換手段を受信手段ごとに対応してN個と、浮動端子間
    電圧を固定端子間の電圧に変換して出力する第1の平衡
    電圧変換手段とを備え、N個の前記第1の浮動電圧変換
    手段の出力を互いに直列に接続し、その直列出力を前記
    第1の平衡入力変換手段に入力して固定出力端子間電圧
    に変換することでN個の受信品質重みづけ復調信号を等
    価的に加算して第1の信号を出力し、受信品質信号を入
    力して浮動出力端子間の電圧に変換して出力する第2の
    浮動電圧変換手段を受信手段ごとに対応してN個と、浮
    動端子間電圧を固定端子間電圧に変換して出力する第2
    の平衡電圧変換手段とを備え、N個の前記第2の浮動電
    圧変換手段の出力を互いに直列に接続し、その直列出力
    を前記第2の平衡入力変換手段に入力して固定端子間電
    圧に変換することでN個の受信品質信号を等価的に加算
    した第2の信号を出力するようにした統合手段を備えた
    請求項1記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 受信品質重みづけ復調信号を入力して電
    流源に変換して出力する第1の電流源変換手段を受信手
    段ごとに対応してN個と、電流源を電圧に変換する第1
    の電流電圧変換手段とを備え、N個の前記第1の電流源
    の出力を互いに並列に接続し、その並列出力を前記第1
    の電流電圧手段に入力して電圧に変換することでN個の
    受信品質重みづけ復調信号を等価的に加算した第1の信
    号を出力し、受信品質信号を入力して電流源に変換して
    出力する第2の電流源変換手段を受信手段ごとに対応し
    てN個と、電流源を電圧に変換する第2の電流電圧変換
    手段とを備え、前記第2の電流源の出力を互いに並列に
    接続し、その並列出力を前記第2の電流電圧手段に入力
    して電圧に変換することでN個の受信品質信号を等価的
    に加算した第2の信号を出力するようにした統合手段を
    備えた請求項1記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 受信品質重みづけ復調信号を入力して互
    いに位相反対の電流対を2端子に出力する逆相電流変換
    手段と、受信品質信号を入力して前記二つの出力端に互
    いに同相の電流対を2端子に出力する同相電流変換手段
    とを受信手段ごとに対応してそれぞれN個と、前記逆相
    電流対と同相電流対とを同一2端子に入力して逆相電流
    成分と同相電流成分とを分離して出力する同相電流逆相
    電流分離手段とを備え、前記逆相電流変換手段の出力と
    同相電流変換手段の出力を共通の2端子に互いに並列に
    接続し、その並列接続の出力を前記逆相電流同相電流変
    換手段に入力して、N個の受信品質重みづけ復調信号を
    等価的に加算した第1の信号と、N個の受信品質信号を
    等価的に加算した第2の信号とを出力するようにした統
    合手段を備えた請求項1記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 送信装置の電波を受信する受信アンテナ
    の受信信号から復調信号と受信品質信号とを出力するN
    個の受信手段と、前記受信手段ごとに復調信号と受信品
    質信号とを乗算してその受信手段の受信品質重みづけ復
    調信号を出力するN個の乗算手段と、前記受信品質重み
    づけ復調信号を加算した第1の信号を出力するととも
    に、前記受信品質重みづけ復調信号から等価的に受信品
    質信号を読み出し、その読み出し受信品質信号を加算し
    た第2の信号を出力する統合手段と、前記統合手段の出
    力する第1の信号を前記第2の信号で除算する除算手段
    とを備え、前記除算手段の出力を復調信号出力とするよ
    うにした受信装置。
  8. 【請求項8】 受信品質重みづけ復調信号を入力し、そ
    の振幅を検出する振幅検出手段を受信手段ごとに対応し
    てN個備え、前記振幅検出手段が前記受信品質重みづけ
    復調信号から受信品質を読み出すようにした請求項7記
    載の受信装置。
  9. 【請求項9】 送信装置の電波を受信する受信アンテナ
    の受信信号から復調信号と受信品質信号とを出力するN
    個の受信手段と、前記受信手段ごとに復調信号と受信品
    質信号とを乗算してその受信手段の受信品質重みづけ復
    調信号を出力するN個の乗算手段と、前記受信品質重み
    づけ復調信号を受信品質に対応して選択的に加算した第
    1の信号を出力するとともに、前記受信品質信号を受信
    品質に対応して選択的に加算した第2の信号を出力する
    統合手段と、前記第1の信号を前記第2の信号で除算し
    て出力する除算手段とを備え、前記統合手段は各受信品
    質重みづけ復調信号を入力して伝達を制御する第1の可
    変伝達手段と、各受信品質信号を入力して伝達を制御す
    る第2の可変伝達手段とを各受信手段ごとに対応してそ
    れぞれN個と、N個の受信品質信号を入力して所定の受
    信品質の程度に対応する制御信号を前記第1および第2
    の各可変伝達手段に出力する比較手段とを備え、前記第
    1の可変伝達手段の出力を加算して第1の信号を出力す
    るとともに、前記第2の可変伝達手段の出力を加算して
    第2の信号を出力するようにし、前記除算手段の出力を
    復調信号出力とするようにした受信装置。
  10. 【請求項10】 送信装置の電波を受信する受信アンテ
    ナの受信信号から復調信号と受信品質信号とを出力する
    N個の受信手段と、前記受信手段ごとに復調信号と受信
    品質信号とを乗算してその受信手段の受信品質重みづけ
    復調信号を出力するN個の乗算手段と、前記受信品質重
    みづけ復調信号を受信品質に対応して選択的に加算した
    第1の信号を出力するとともに、前記受信品質重みづけ
    復調信号から読みだした受信品質信号を受信品質に対応
    して選択的に加算した第2の信号を出力する統合手段
    と、前記第1の信号を前記第2の信号で除算して出力す
    る除算手段とを備え、前記統合手段は各受信品質重みづ
    け復調信号を入力して伝達を制御する第1の可変伝達手
    段と、前記各受信品質重みづけ復調信号の振幅を検出し
    て等価的に受信品質信号を読み出す振幅検出手段と、前
    記読み出された受信品質信号を入力して伝達を制御する
    第2の可変伝達手段とを各受信手段ごとに対応してそれ
    ぞれN個と、前記N個の読み出し受信品質信号を入力し
    て所定の受信品質の程度に対応する制御信号を前記第1
    および第2の可変伝達手段に出力する比較手段とを備え
    て、前記第1の可変伝達手段の出力を加算して第1の信
    号を出力するとともに、前記第2の可変伝達手段の出力
    を加算して第2の信号を出力するようにし、前記除算手
    段の出力を復調信号出力とするようにした受信装置。
  11. 【請求項11】 前記N個の受信手段の受信品質信号ま
    たは前記N個の振幅検出手段の出力から送信手段の位置
    情報を得る位置検出手段を設けた請求項1ないし10記
    載の受信装置。
  12. 【請求項12】 前記除算手段が実質的にゼロ以上に設
    定された下限値以下で除算した結果を出力しないように
    構成した請求項1ないし11記載の受信装置。
  13. 【請求項13】 受信アンテナが前記受信手段の共通の
    容器内に含まれる請求項1ないし12記載の受信装置。
  14. 【請求項14】 送信アンテナが前記受信手段内に含ま
    れる請求項1ないし13記載の受信装置。
JP3142956A 1991-06-14 1991-06-14 受信装置 Expired - Fee Related JP2658624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142956A JP2658624B2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3142956A JP2658624B2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04367123A JPH04367123A (ja) 1992-12-18
JP2658624B2 true JP2658624B2 (ja) 1997-09-30

Family

ID=15327570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3142956A Expired - Fee Related JP2658624B2 (ja) 1991-06-14 1991-06-14 受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2658624B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2835985B1 (fr) * 2002-02-13 2004-05-14 Dibcom Dispositif modulaire de recption en diversite d'un signal module
JP2008300919A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Sharp Corp テレビジョン放送受信システム、及び受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04367123A (ja) 1992-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10615828B2 (en) Flexible multi-channel wireless audio receiver system
EP0643494B1 (en) Radio receiver
JPS61284125A (ja) ダイバ−シチ受信方式
JP3298911B2 (ja) 無線受信機
EP0742975A1 (en) Diversity receiver
JP2011501522A (ja) 粗いfftおよびサブバンド単位の合成を用いた複雑性の低いダイバーシティ
US6807237B1 (en) Radio apparatus and transmission/reception method
JP2658624B2 (ja) 受信装置
US6643503B1 (en) Wireless speaker for radio communication device
JPS5841018B2 (ja) ダイバ−シチ送信および受信装置
JP2004297320A (ja) ダイバーシティ受信装置
US8027418B2 (en) Diversity reception circuit
US5579343A (en) Soft decision circuit
US20020137469A1 (en) Radio communication apparatus and radio communication method
US20050085203A1 (en) Receiver
JP3221281B2 (ja) ステレオ受信機におけるノイズ低減装置
JPH02246530A (ja) 多面アンテナsd受信機
JPH01174126A (ja) 信号合成回路
JPH10117161A (ja) ダイバシティ受信機
JPH02246528A (ja) 多面アンテナsd受信機
JP2000295150A (ja) ダイバーシティ受信機
JP3124075B2 (ja) ダイバーシティ受信装置
JPH0918399A (ja) 検波後ダイバーシチ受信回路
JPS6138893B2 (ja)
JPS5869142A (ja) 無線基地局選択方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees