JP2658555B2 - ループネットワーク接続方式 - Google Patents

ループネットワーク接続方式

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JP2658555B2 JP29603790A JP29603790A JP2658555B2 JP 2658555 B2 JP2658555 B2 JP 2658555B2 JP 29603790 A JP29603790 A JP 29603790A JP 29603790 A JP29603790 A JP 29603790A JP 2658555 B2 JP2658555 B2 JP 2658555B2
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欣司 五ヶ谷
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はループネットワーク接続方式に関し、特に時
分割ワード多重用のフレームを用いるループネットワー
ク間の接続方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のループネットワーク接続方式として
は、第3図に示すように、1フレームがm(mは正数)
個のタイムスロット(ワード)で構成され、1マルチフ
レームがk(kは正数)個のフレームで構成される時分
割多重用のフレームを使用するノード11〜13からなるル
ープネットワーク1と、1フレームがn(nは正数)個
のタイムスロット(ワード)で構成され、1マルチフレ
ームがh(hは正数)個のフレームで構成される時分割
多重用のフレームを使用するノード21〜23からなるルー
プネットワーク2とを回線単位で接続する場合、それぞ
れのループネットワークから、分岐・挿入部115,116に
より接続する回線の送受信信号を分離し、各回線ごとに
対応する回線接続部116〜118,126〜128を介して個別に
接続する方式がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のループネットワーク接続方式は、ルー
プネットワーク間を回線単位で接続する場合、それぞれ
のループネットワークから、接続する回線の受信信号を
分離し、各回線ごとに個別に接続しているため、接続す
る回線数が増えると接続部分が大きくなり、強いては実
現困難になるという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のループネットワーク接続方式は、それぞれの
1マルチフレームのフレーム数が互いに等しい時分割ワ
ード多重用のフレームを用いる2つのループネットワー
ク間を回線単位で接続する方式において、第1及び第2
のループネットワークのそれぞれの受信信号からフレー
ム及びマルチフレームをそれぞれ検出し、各種タイミン
グ信号をそれぞれ生成する第1及び第2の同期検出タイ
ミング生成手段と;前記第1の同期検出タイミング生成
手段の出力に基づいて、前記第1のループネットワーク
からフレームごとの所定タイムスロット(ワード)位置
のデータをドロップする分岐手段と;前記第1の同期検
出タイミング生成手段の出力に基づいて前記分岐手段か
らのデータを書き込み、前記第2の同期検出タイミング
生成手段の出力に基づいてデータを読み出すファースト
インファーストアウトメモリであるFIFOと;前記第2の
同期検出タイミング生成手段の出力に基づいて、前記FI
FOからのデータを前記第2のループネットワークのフレ
ームごとの所定タイムスロット(ワード)位置に挿入す
る挿入手段とを備え、前記FIFOの入出力データは、その
1マルチフレームのフレーム数が前記第1及び第2のル
ープネットワークの1マルチフレームのフレーム数と等
しい時分割ワード多重用のフレームとなるようにして構
成されている。
また、上記構成において、前記第2の同期検出タイミ
ング生成手段の出力に基づいて、前記第2のループネッ
トワークからフレームごとの所定タイムスロット(ワー
ド)位置のデータをドロップする第2の分岐手段と;前
記第2の同期検出タイミング生成手段の出力に基づいて
前記第2の分岐手段からのデータを書き込み、前記第1
の同期検出タイミング生成手段の出力に基づいてデータ
を読み出す第2のFIFOと;前記第1の同期検出タイミン
グ生成手段の出力に基づいて、前記第2のFIFOからのデ
ータを前記第1のループネットワークのフレームごとの
所定タイムスロット(ワード)位置に挿入する第2の挿
入手段とを備え、双方向の通信を可能とした構成とする
こともできる。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。第1
図は本発明の一実施例を示す全体構成図であり、第2図
は本発明の一実施例に用いる各部のフレーム構成図であ
る。
ループネットワーク1は、1フレームがm(mは正
数)個のタイムスロット(ワード)で構成され(第2図
(a)参照)、1マルチフレームがk(kは正数)個の
フレームで構成される(第2図(b)参照)時分割多重
用のフレームを使用するノード11〜13及び伝送路14から
なり、ループネットワーク2は、1フレームがn(nは
正数)個のタイムスロット(ワード)で構成され、(第
2図(e)参照)、1マルチフレームがk個のフレーム
で構成される(第2図(d)参照)時分割多重用のフレ
ームを使用するノード21〜23及び伝送路24からなり、ネ
ットワーク接続部100を介して相互に接続されている。
ループネットワーク1の受信信号は、ネットワーク接
続部100の分岐部111,同期検出部112及びパルス生成部11
3に入力される。同期検出部112は、受信信号からフレー
ム及びマルチフレームを検出し、該フレームパルス(f
1)を分岐部111、挿入部114、FIFO(ファーストインフ
ァーストアウトメモリ)101、及びFIFO102に出力し、ま
た、該マルチフレームパルス(mf1)を分岐部111、挿入
部114、及びタイミング生成部113に出力する。タイミン
グ生成部113は、受信信号及びマルチフレームパルス(m
f1)から各種タイミングを生成し、FIFO101に書き込み
信号として出力し、また、FIFO102に読みだし信号とし
て出力して、分岐部111によるループネットワーク1か
らのドロップ信号をFIFO101のデータ入力とし、FIFO102
のデータ出力を挿入部114に入力し、ループネットワー
ク1に送出する。
同様に、ループネットワーク2の受信信号は、ネット
ワーク接続部100の分岐部121,同期検出部122及びタイミ
ング生成部123に入力される。同期検出部122は、受信信
号からフレーム及びマルチフレームを検出し、該フレー
ムパルス(f2)を分岐部121、挿入部124、FIFO101及びF
IFO102に出力し、また、該マルチフレームパルス(mf
2)を分岐部121、挿入部124、及びタイミング生成部123
に出力する。タイミング生成部123は、受信信号及びマ
ルチフレームパルス(mf2)から各種タイミングを生成
し、FIFO102に書き込み信号として出力し、また、FIFO1
01に読みだし信号として出力して、分岐部121によるル
ープネットワーク2からのドロップ信号をFIFO102のデ
ータ入力とし、FIFO101のデータ出力を挿入部124に入力
しループネットワーク2に送出する。
これらのFIFO101、FIFO102の入出力データは、同時に
接続する回線数に対応したp(pは正数)個のタイムス
ロットで構成され、1マルチフレームがk個のフレーム
で構成される時分割多重用のフレームとなるようにする
(第2図(c)参照)。
上記の構成とすることにより、ループネットワーク1
とループネットワーク2を回線単位で接続する場合、FI
FO101,FIFO102を介して、接続する回線をまとめて接続
することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、それぞれの1マルチの
フレーム数が互いに等しい時分割多重用のフレームを使
用する2つのループネットワーク間を回線単位で接続す
る場合、そのフレーム数に等しいマルチフレーム構成の
時分割多重用のフレームを使用するFIFOを介して所定回
線のデータを入出力することにより、接続する回線をま
とめて接続することができるという効果がある。即ち、
接続する回線数によって接続部分の大きさが変わらない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図、第2図は
本発明の一実施例に用いる各部のフレーム構成図、第3
図は従来のループネットワーク接続方式の一例を示す全
体構成図である。 11,12,13,21,22,23……ノード、14,24……伝送路、100
……ネットワーク接続部、101,102……FIFO、111,121…
…分岐部、112,122……同期検出部、113,123……タイミ
ング生成部、114,124……挿入部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−94894(JP,A) 特開 昭58−170252(JP,A) 特開 昭62−226744(JP,A) 特開 昭63−212236(JP,A) 特開 昭64−42952(JP,A) 特開 平1−200848(JP,A) 特開 平3−276938(JP,A) 特開 平4−18830(JP,A) 特開 平4−98935(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれの1マルチフレームのフレーム数
    が互いに等しい時分割ワード多重用のフレームを用いる
    2つのループネットワーク間を回線単位で接続する方式
    において、第1及び第2のループネットワークのそれぞ
    れの受信信号からフレーム及びマルチフレームをそれぞ
    れ検出し、各種タイミング信号をそれぞれ生成する第1
    及び第2の同期検出タイミング生成手段と;前記第1の
    同期検出タイミング生成手段の出力に基づいて、前記第
    1のループネットワークからフレームごとの所定タイム
    スロット(ワード)位置のデータをドロップする分岐手
    段と;前記第1の同期検出タイミング生成手段の出力に
    基づいて前記分岐手段からのデータを書き込み、前記第
    2の同期検出タイミング生成手段の出力に基づいてデー
    タを読み出すファーストインファーストアウトメモリで
    あるFIFOと;前記第2の同期検出タイミング生成手段の
    出力に基づいて、前記FIFOからのデータを前記第2のル
    ープネットワークのフレームごとの所定タイムスロット
    (ワード)位置に挿入する挿入手段とを備え、前記FIFO
    の入出力データは、その1マルチフレームのフレーム数
    が前記第1及び第2のループネットワークの1マルチフ
    レームのフレーム数と等しい時分割ワード多重用のフレ
    ームとなるようにしたことを特徴とするループネットワ
    ーク接続方式。
  2. 【請求項2】請求項1記載のループネットワーク接続方
    式において、前記第2の同期検出タイミング生成手段の
    出力に基づいて、前記第2のループネットワークからフ
    レームごとの所定タイムスロット(ワード)位置のデー
    タをドロップする第2の分岐手段と;前記第2の同期検
    出タイミング生成手段の出力に基づいて前記第2の分岐
    手段からのデータを書き込み、前記第1の同期検出タイ
    ミング生成手段の出力に基づいてデータを読み出す第2
    のFIFOと;前記第1の同期検出タイミング生成手段の出
    力に基づいて、前記第2のFIFOからのデータを前記第1
    のループネットワークのフレームごとの所定タイムスロ
    ット(ワード)位置に挿入する第2の挿入手段とを備
    え、双方向の通信を可能としたことを特徴とするループ
    ネットワーク接続方式。
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JPH04168832A JPH04168832A (ja) 1992-06-17
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