JP2658132B2 - 小型直流モータのコイル結線方法 - Google Patents
小型直流モータのコイル結線方法Info
- Publication number
- JP2658132B2 JP2658132B2 JP4890988A JP4890988A JP2658132B2 JP 2658132 B2 JP2658132 B2 JP 2658132B2 JP 4890988 A JP4890988 A JP 4890988A JP 4890988 A JP4890988 A JP 4890988A JP 2658132 B2 JP2658132 B2 JP 2658132B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- winding
- small
- motor
- commutator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音響用、産業用などに用いられる小型整流子
モータのコイル結線方法に関するものである。
モータのコイル結線方法に関するものである。
従来の技術 近年、市場においてモータ品質及びコスト面での要望
が厳しくなっている。
が厳しくなっている。
以下、図面を参照しながら上述した従来の小型整流子
モータのコイル引き出し線の結線方法の一例について説
明する。
モータのコイル引き出し線の結線方法の一例について説
明する。
第2図は従来の小型整流子モータのアマチュアを示す
図である。第2図において、1はコイル巻始め、2は整
流子、2aは整流子ライザー、3はコイル巻終わりであ
る。
図である。第2図において、1はコイル巻始め、2は整
流子、2aは整流子ライザー、3はコイル巻終わりであ
る。
以上の様に構成された小型整流子モータの結線につい
て、以下その方法について説明する。
て、以下その方法について説明する。
まず、コイル巻始め1を整流子ライザー2aへ巻きつけ
結線し、その後設定された巻回ターンを磁極に巻きコイ
ルの巻終わり3を整流子ライザー2aに巻きつけ結線し、
半田付けしていた。
結線し、その後設定された巻回ターンを磁極に巻きコイ
ルの巻終わり3を整流子ライザー2aに巻きつけ結線し、
半田付けしていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、この様な方法では、コイル巻始め1
は、整流子ライザー2aへ短い距離に直線状に結線される
為にコイルが受けるストレスが直接に結線部分に加わる
ため、結線後に結線部分に断線が発生し易くなるととも
に、結線部分の断線検査を必要とするため、品質が低下
し、コストが高くなるという欠点があった。
は、整流子ライザー2aへ短い距離に直線状に結線される
為にコイルが受けるストレスが直接に結線部分に加わる
ため、結線後に結線部分に断線が発生し易くなるととも
に、結線部分の断線検査を必要とするため、品質が低下
し、コストが高くなるという欠点があった。
したがって、コイル引き出し線1の結線をたるませて
結線する工程が必要であったが、コイル引き出し線1を
単にたるませるだけでは、引き出し線1が安定せず、結
線作業を行いにくく、コストが高くなる等の欠点があっ
た。
結線する工程が必要であったが、コイル引き出し線1を
単にたるませるだけでは、引き出し線1が安定せず、結
線作業を行いにくく、コストが高くなる等の欠点があっ
た。
本発明はこの様な問題点を解決するもので、品質が高
く、高信頼性、低コストの小型整流子モータのコイル結
線方法を提供するものである。
く、高信頼性、低コストの小型整流子モータのコイル結
線方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為に本発明の小型整流子モータ
の結線方法は、コイルの巻始めを自極又は他極に1回以
上巻き付けた後、整流子ライザー部に結線し、自極コイ
ルを形成するものである。
の結線方法は、コイルの巻始めを自極又は他極に1回以
上巻き付けた後、整流子ライザー部に結線し、自極コイ
ルを形成するものである。
作用 本発明は上記の方法に依り、コイルを整流子ライザー
へ結線するにあたり、例えばコイルの巻始めを隣極に1
回巻き付けた後、整流子ライザー部に結線することに依
り、コイル巻始め部の受けるストレスは緩和され断線を
防止することができ、後工程での半田付け部分の断線検
査も削除することが可能となる。又、隣極のコイルの巻
終わり部と同時に2本を結線することが可能となり工数
の削除が可能となる。したがって品質、信頼性、コスト
及び生産性面の改善が可能となる。
へ結線するにあたり、例えばコイルの巻始めを隣極に1
回巻き付けた後、整流子ライザー部に結線することに依
り、コイル巻始め部の受けるストレスは緩和され断線を
防止することができ、後工程での半田付け部分の断線検
査も削除することが可能となる。又、隣極のコイルの巻
終わり部と同時に2本を結線することが可能となり工数
の削除が可能となる。したがって品質、信頼性、コスト
及び生産性面の改善が可能となる。
実施例 以上本発明の一実施例のコイルの結線方法について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を使用した小型整流子モー
タのアマチュアを示すものである。
タのアマチュアを示すものである。
第1図において、1aは磁極4に巻かれたコイル6の巻
始めを示す。2は整流子、2aは整流子ライザーで、コイ
ル巻始め1aと磁極5に巻かれたコイル7の巻終わり3が
結線されている。
始めを示す。2は整流子、2aは整流子ライザーで、コイ
ル巻始め1aと磁極5に巻かれたコイル7の巻終わり3が
結線されている。
以上の様に構成された小型直流モータの結線方法につ
いて、第1図を用いて説明する。
いて、第1図を用いて説明する。
まず、磁極4に巻かれたコイル6の巻始め1aを磁極5
に1回巻付けた後、整流子ライザー部2aに結線する。
に1回巻付けた後、整流子ライザー部2aに結線する。
以上の様に本実施例によれば、コイル巻始め1aは磁極
5に1回巻付けるので、コイル巻始め1aが受けるストレ
スはこの部分で緩和され、結線部分に伝わらないため断
線が防止できる。したがって結線、半田付などの後、工
程での結線部分の断線検査工程を必要としないので、コ
スト面、生産性面、品質を従来のものより大幅に改善す
ることができる。
5に1回巻付けるので、コイル巻始め1aが受けるストレ
スはこの部分で緩和され、結線部分に伝わらないため断
線が防止できる。したがって結線、半田付などの後、工
程での結線部分の断線検査工程を必要としないので、コ
スト面、生産性面、品質を従来のものより大幅に改善す
ることができる。
また、磁極4に巻かれたコイル6の巻始め1aと磁極5
に巻かれたコイル7の巻終わり3を同時に2本まとめて
整流子ライザー部2aに結線することができるので、生産
性を改善することもできる。
に巻かれたコイル7の巻終わり3を同時に2本まとめて
整流子ライザー部2aに結線することができるので、生産
性を改善することもできる。
なお、本実施例では、コイル引き出し巻始め1aに隣接
する整流子ライザー部2aに結線しているが、この限りで
はなく整流子ライザー位置は隣接したものでなくともよ
い。
する整流子ライザー部2aに結線しているが、この限りで
はなく整流子ライザー位置は隣接したものでなくともよ
い。
発明の効果 以上の様に本発明は、コイル引き出しの巻始めを自極
又は他磁極に1回以上巻付けた後に結線することに依り
結線部分の断線を防止することができ、品質、生産性、
コスト面で改善を可能にする。
又は他磁極に1回以上巻付けた後に結線することに依り
結線部分の断線を防止することができ、品質、生産性、
コスト面で改善を可能にする。
第1図は本発明の一実施例を使用したアマチュア、第2
図は従来のアマチュアを示す。 1……コイル6の巻始め、2a……整流子ライザー部、3
……コイル7の巻終わり、4,5……磁極、6,7……コイ
ル。
図は従来のアマチュアを示す。 1……コイル6の巻始め、2a……整流子ライザー部、3
……コイル7の巻終わり、4,5……磁極、6,7……コイ
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】鉄芯付小型整流子モータのコイル引き出し
結線に於いて、コイルの巻始め部分を自極又は他極に1
回以上巻き付けた後、整流子のライザー部に結線し、自
極コイルを形成する小型整流子モータの結線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890988A JP2658132B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 小型直流モータのコイル結線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4890988A JP2658132B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 小型直流モータのコイル結線方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01222645A JPH01222645A (ja) | 1989-09-05 |
JP2658132B2 true JP2658132B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=12816385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4890988A Expired - Lifetime JP2658132B2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 小型直流モータのコイル結線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2658132B2 (ja) |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP4890988A patent/JP2658132B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01222645A (ja) | 1989-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2040609A1 (en) | Coil winding armatures with parallel coils | |
JP2658132B2 (ja) | 小型直流モータのコイル結線方法 | |
JPS61121737A (ja) | モ−タの端子装置 | |
JP3467532B2 (ja) | 電磁継電器用コイルアセンブリの製造方法 | |
JPS6194529A (ja) | 界磁組立体 | |
JPS63209443A (ja) | モ−タの巻線コイル並びにその端末処理方法 | |
JPH04222443A (ja) | 小型モータのy結線電機子の巻線方法 | |
JPS6035212Y2 (ja) | 電磁コイル | |
JPH05191943A (ja) | コンデンサ誘導電動機 | |
JPH0523402U (ja) | 偏向ヨーク装置 | |
JPS6118330A (ja) | 平型コイルの巻線方法 | |
JPH0810170Y2 (ja) | コイルボビン | |
JPH04134145U (ja) | 小型電機用コイルボビン | |
JPH1118347A (ja) | 電動機 | |
JPH0343700Y2 (ja) | ||
JPH02174530A (ja) | 小型電動機固定子の絶縁構造及び巻線端末処理方法 | |
JP2523357Y2 (ja) | 小型コイル | |
JPH0587912U (ja) | コイル装置 | |
JPH06224057A (ja) | トランス | |
JPS6146008A (ja) | トランス | |
JPS61150313A (ja) | ラジアルリ−ド型チヨ−クコイルの製造方法 | |
JPH10108397A (ja) | 電動機の固定子巻線 | |
JPH0833254A (ja) | モータの電機子 | |
JPH07335432A (ja) | 電磁コイル及びこれを用いたソレノイド | |
JPS62272838A (ja) | モ−タの電機子巻線結線方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606 |