JP2658007B2 - 文書処理装置 - Google Patents
文書処理装置Info
- Publication number
- JP2658007B2 JP2658007B2 JP24357590A JP24357590A JP2658007B2 JP 2658007 B2 JP2658007 B2 JP 2658007B2 JP 24357590 A JP24357590 A JP 24357590A JP 24357590 A JP24357590 A JP 24357590A JP 2658007 B2 JP2658007 B2 JP 2658007B2
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- Japan
- Prior art keywords
- water
- defibrated material
- dewatering
- paper
- waste
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/64—Paper recycling
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、各種書類、図面等の廃棄書類の復元が不可
能となる様に処分する為の文書処理装置に関する。
能となる様に処分する為の文書処理装置に関する。
（従来の技術） 従来、この種の文書処理装置は、特開昭61−268363号
公報、特開昭62−42752号公報及び特開昭64−90046号公
報に見られる様に、廃棄文書を乾燥状態（空気中）でロ
ールカッター、スパイラルカッター等により細断する一
般にシュレッダーと称されているものであった。
公報、特開昭62−42752号公報及び特開昭64−90046号公
報に見られる様に、廃棄文書を乾燥状態（空気中）でロ
ールカッター、スパイラルカッター等により細断する一
般にシュレッダーと称されているものであった。
（発明が解決しようとしている課題） しかしながら、近年、環境問題、資源問題等から、古
紙の再利用を促進する運動が高まり、この場合、従来技
術の様に廃棄書類を乾燥状態で細断した細断古紙は、紙
繊維の切断による繊維微細化により、細断古紙からの古
紙パルプの生産収率が低下するという問題があった。
紙の再利用を促進する運動が高まり、この場合、従来技
術の様に廃棄書類を乾燥状態で細断した細断古紙は、紙
繊維の切断による繊維微細化により、細断古紙からの古
紙パルプの生産収率が低下するという問題があった。
更に、乾燥状態で細断した廃棄書類は、切断方向が一
定である為に、特に帯状に細断した場合は、細断紙片よ
り細断前の状態に復元することが比較的容易で、廃棄書
類からの秘密漏洩の危険性も避けられなかった。
定である為に、特に帯状に細断した場合は、細断紙片よ
り細断前の状態に復元することが比較的容易で、廃棄書
類からの秘密漏洩の危険性も避けられなかった。
又、更に、帯状に細断した細断紙片は、細断後の状態
が細断前の状態より嵩高く、かさばる為細断紙片廃棄物
の保管に細断前よりもはるかに広いスペースを要する
他、細断紙片の運搬等の処理に手間取り、又、この“か
さばり”を小さくする為、廃棄物書類をロールカッター
及びスパイラルカッターの両者で細断し微細矩形とする
方式では、紙繊維の細断による繊維微細化を助長し、細
断古紙からの古紙パルプの生産収率が更に低下するとい
う問題が生じる。
が細断前の状態より嵩高く、かさばる為細断紙片廃棄物
の保管に細断前よりもはるかに広いスペースを要する
他、細断紙片の運搬等の処理に手間取り、又、この“か
さばり”を小さくする為、廃棄物書類をロールカッター
及びスパイラルカッターの両者で細断し微細矩形とする
方式では、紙繊維の細断による繊維微細化を助長し、細
断古紙からの古紙パルプの生産収率が更に低下するとい
う問題が生じる。
従って本発明の目的は、従来技術の上記欠点を改良し
た新規な文書処理装置を提供することにある。
た新規な文書処理装置を提供することにある。
（課題を解決するための手段） 上記目的は以下の本発明によって達成される。
即ち、本発明は、廃棄書類を水槽中で解繊して、解繊
物の懸濁水を形成するための解繊手段と、該懸濁水を脱
離可能に装着された網によって構成される解繊物捕集手
段を有する脱水部に搬送するための懸濁水搬送手段と、
該脱水部において、該解繊物捕集手段の回転により遠心
力で該懸濁水から水を脱離するための脱水手段と、脱離
された水を水槽に戻すための水搬送手段とを有すること
を特徴とする文書処理装置である。
物の懸濁水を形成するための解繊手段と、該懸濁水を脱
離可能に装着された網によって構成される解繊物捕集手
段を有する脱水部に搬送するための懸濁水搬送手段と、
該脱水部において、該解繊物捕集手段の回転により遠心
力で該懸濁水から水を脱離するための脱水手段と、脱離
された水を水槽に戻すための水搬送手段とを有すること
を特徴とする文書処理装置である。
（作用） 本発明によれば、文書書類を湿式法により簡易に廃棄
処理し、廃棄文書古紙からの古紙パルプの生産収率を高
め、更に廃棄処理した書類からの秘密漏洩の危険性も著
しく低減する他、廃棄処理後の廃棄物保管のスペースを
小さくすることが出来、廃棄物の運搬等の処理も容易と
なる文書処理装置を提供することが出来る。
処理し、廃棄文書古紙からの古紙パルプの生産収率を高
め、更に廃棄処理した書類からの秘密漏洩の危険性も著
しく低減する他、廃棄処理後の廃棄物保管のスペースを
小さくすることが出来、廃棄物の運搬等の処理も容易と
なる文書処理装置を提供することが出来る。
（実施例） 次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
第１図及び第２図は本発明の実施例を図解的に説明す
る図であり、第１図は横断面概略図、第２図は上面図で
ある。
る図であり、第１図は横断面概略図、第２図は上面図で
ある。
第１図の１は水槽を形成するケーシング、21は脱水部
を形成するケーシングであり、30は該水槽と該脱水部を
有する本発明の文書処理装置のケーシングである。
を形成するケーシングであり、30は該水槽と該脱水部を
有する本発明の文書処理装置のケーシングである。
水槽に落された廃棄文書紙（図示せず）は、プロペラ
から鳴る撹拌手段２の矢印方向の回転により“ちぎれ”
及び“解繊”がなされ、廃棄文書紙の懸濁水となる。
から鳴る撹拌手段２の矢印方向の回転により“ちぎれ”
及び“解繊”がなされ、廃棄文書紙の懸濁水となる。
そして、解繊された廃棄文書紙を含む懸濁水は脱水部
導入管12の入口10の孔10′を通過して、図示されない動
力手段により回転するプロペラから成る脱水部導入搬送
装置11により、脱水部導入管12を通り、脱水部導入管出
口13より、解繊物捕集網からなる解繊物捕集手段７内に
水と共に投入される。
導入管12の入口10の孔10′を通過して、図示されない動
力手段により回転するプロペラから成る脱水部導入搬送
装置11により、脱水部導入管12を通り、脱水部導入管出
口13より、解繊物捕集網からなる解繊物捕集手段７内に
水と共に投入される。
ここで、脱水部導入管入口10の孔10′は充分小さく、
撹拌機からなる解繊手段２による廃棄文書紙の“ちぎ
れ”が比較的大きい場合は、孔10′を通過せず、再び水
槽内の懸濁系の撹拌により小さい“ちぎれ”及び“解
繊”がなされ、“廃棄文書紙の充分小さいちぎれ（廃棄
文書紙の復元が不可能なほど小さいちぎれ）”又は廃棄
文書紙の解繊物のみが脱水部導入管入口10の孔10′を通
過し、これにより、廃棄書類からの秘密漏洩危険性は殆
どなくなる。
撹拌機からなる解繊手段２による廃棄文書紙の“ちぎ
れ”が比較的大きい場合は、孔10′を通過せず、再び水
槽内の懸濁系の撹拌により小さい“ちぎれ”及び“解
繊”がなされ、“廃棄文書紙の充分小さいちぎれ（廃棄
文書紙の復元が不可能なほど小さいちぎれ）”又は廃棄
文書紙の解繊物のみが脱水部導入管入口10の孔10′を通
過し、これにより、廃棄書類からの秘密漏洩危険性は殆
どなくなる。
脱水孔８′を有する円筒形の脱水筒８内に収納された
同じく同筒形の網からなる解繊物捕集手段７内に投入さ
れた懸濁水中の水は、脱水筒底部８″の脱水孔（図示せ
ず）よりその一部が脱水される。尚、解繊物捕集手段７
の網の目は、紙の解繊物は保持し、且つ水を脱水する程
度に充分小さく（通常30〜300メッシュ）、又、解繊物
捕集手段７は脱水筒８より着脱自在に固定収納されてい
る。
同じく同筒形の網からなる解繊物捕集手段７内に投入さ
れた懸濁水中の水は、脱水筒底部８″の脱水孔（図示せ
ず）よりその一部が脱水される。尚、解繊物捕集手段７
の網の目は、紙の解繊物は保持し、且つ水を脱水する程
度に充分小さく（通常30〜300メッシュ）、又、解繊物
捕集手段７は脱水筒８より着脱自在に固定収納されてい
る。
解繊物が解繊物捕集手段７に溜った後、又は懸濁水の
脱水部導入管入口10からの解繊物捕集手段７への投入直
後から、脱水円筒８が図示されていないモーター等の動
力手段により、脱水円筒駆動軸22を中心に回転し、これ
により脱水円筒８内に固定収納された解繊物捕集網カゴ
からなる解繊物捕集容器７も回転することによって、遠
心力により解繊物中の水は脱水孔８′を通過して脱水さ
れる。
脱水部導入管入口10からの解繊物捕集手段７への投入直
後から、脱水円筒８が図示されていないモーター等の動
力手段により、脱水円筒駆動軸22を中心に回転し、これ
により脱水円筒８内に固定収納された解繊物捕集網カゴ
からなる解繊物捕集容器７も回転することによって、遠
心力により解繊物中の水は脱水孔８′を通過して脱水さ
れる。
脱水円筒底部の脱水孔及び脱水円筒側面からの脱水孔
８′から脱水された水は、脱水部ケーシング21の底部に
達し排水孔23を経て、図示されない動力手段により回転
するプロペラからなる排水搬送装置25により、配水管24
を通り水槽部導入入口26より再び水槽内に戻される。
８′から脱水された水は、脱水部ケーシング21の底部に
達し排水孔23を経て、図示されない動力手段により回転
するプロペラからなる排水搬送装置25により、配水管24
を通り水槽部導入入口26より再び水槽内に戻される。
ここで、排水搬送装置25の駆動は、図示されない検知
手段により脱水部ケーシング21内に一定以上の水が溜っ
たときに駆動する様にしてもよい。
手段により脱水部ケーシング21内に一定以上の水が溜っ
たときに駆動する様にしてもよい。
こうして脱水部の解繊物捕集容器７内に溜った解繊物
は、第３図に示す様に脱水円筒８より解繊物捕集容器７
を取り出すことにより文書処理装置の系外に廃棄され、
古紙パルプの原料等に使用される。尚、第３図におい
て、７′は解繊物捕集容器７を取り出す為の取手であ
り、脱水部導入管12の脱水部導入管出口13部分は、解繊
物捕集容器７の取り出しに妨げにならない様に、左右又
は上下に可動となっている。
は、第３図に示す様に脱水円筒８より解繊物捕集容器７
を取り出すことにより文書処理装置の系外に廃棄され、
古紙パルプの原料等に使用される。尚、第３図におい
て、７′は解繊物捕集容器７を取り出す為の取手であ
り、脱水部導入管12の脱水部導入管出口13部分は、解繊
物捕集容器７の取り出しに妨げにならない様に、左右又
は上下に可動となっている。
（発明の効果） 以上説明した様に本発明によれば、廃棄文書紙を湿式
法により簡易に解繊し、該解繊物を脱水し処理すること
により、廃棄文書紙からの古紙パルプの収率を高め、且
つ秘密漏洩の危険性を著しく下げると共に、廃棄処理後
の嵩を低減するという効果がある。
法により簡易に解繊し、該解繊物を脱水し処理すること
により、廃棄文書紙からの古紙パルプの収率を高め、且
つ秘密漏洩の危険性を著しく下げると共に、廃棄処理後
の嵩を低減するという効果がある。
第１図は、本発明を実施した文書処理装置の横断面概略
図、 第２図は、本発明の装置の上面図、 第３図は、脱水円筒８から解繊物捕集容器７を取り出そ
うとしたところの図である。 1:水槽のケーシング 2:撹拌手段であるプロペラ 4:水面 12:脱水部導入管 21:脱水部ケーシング 24:配水管
図、 第２図は、本発明の装置の上面図、 第３図は、脱水円筒８から解繊物捕集容器７を取り出そ
うとしたところの図である。 1:水槽のケーシング 2:撹拌手段であるプロペラ 4:水面 12:脱水部導入管 21:脱水部ケーシング 24:配水管
Claims (1)
- 【請求項１】廃棄書類を水槽中で解繊して、解繊物の懸
濁水を形成するための解繊手段と、該懸濁水を脱離可能
に装着された網によって構成される解繊物捕集手段を有
する脱水部に搬送するための懸濁水搬送手段と、該脱水
部において、該解繊物捕集手段の回転により遠心力で該
懸濁水から水を脱離するための脱水手段と、脱離された
水を水槽に戻すための水搬送手段とを有することを特徴
とする文書処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24357590A JP2658007B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 文書処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24357590A JP2658007B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 文書処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126884A JPH04126884A (ja) | 1992-04-27 |
| JP2658007B2 true JP2658007B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=17105871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24357590A Expired - Fee Related JP2658007B2 (ja) | 1990-09-12 | 1990-09-12 | 文書処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658007B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5433232B2 (ja) * | 2008-12-27 | 2014-03-05 | 株式会社シード | 古紙処理装置の叩解方法、古紙処理方法、古紙処理装置の叩解装置および古紙処理装置 |
| CN114921987A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-19 | 浙江速普科技有限公司 | 一种高保密绿色环保的纸介质处理装置及处理方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1068959A (en) * | 1977-01-03 | 1980-01-01 | Beloit Corporation | Apparatus for pulping and grading waste material |
| JPS53119307A (en) * | 1977-03-25 | 1978-10-18 | Nagano Shikou Kk | Waste paper treating apparatus |
| JPH0473281A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-09 | Toshikazu Tokiwa | 使用済紙回収方法及びその装置 |
-
1990
- 1990-09-12 JP JP24357590A patent/JP2658007B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126884A (ja) | 1992-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |