JP2657921B2 - 給紙制御方法 - Google Patents

給紙制御方法

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JP2657921B2 JP3802688A JP3802688A JP2657921B2 JP 2657921 B2 JP2657921 B2 JP 2657921B2 JP 3802688 A JP3802688 A JP 3802688A JP 3802688 A JP3802688 A JP 3802688A JP 2657921 B2 JP2657921 B2 JP 2657921B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プリンタやコピア等にカットシートを給送する給紙装
置の給紙制御方法に関し、 ダブルフィードした用紙がセパレータ部に入ったと
き、リバースローラによって用紙を戻す時間の余裕を充
分に与え、安定した用紙給送を可能にすることを目的と
し、 給紙方向へ正転するフィードローラとトルクリミッタ
を介して逆給紙方向へ付勢されるリバースローラとの間
に用紙を通過させることにより用紙のタブルフィードを
防止する給紙制御方法において、フィードローラとリバ
ースローラとの間の通過後に用紙が2枚又は2枚以上存
在するとを検出するダブルフィードセンサを設け、その
検出信号により前記フィードローラを所定の時間停止す
るように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プリンタやコピア等にカットシートを給送
する給紙装置の給紙制御方法に関し、特に用紙のダブル
フィードを防止する給紙制御方法に関する。
〔従来の技術〕
従来より、プリンタやコピア等にカットシートを給送
する給紙装置においては、用紙を1枚ずつ正確に給紙す
るようにダブルフィード(2枚以上重送すること)の防
止手段が講じられている。
第4図は従来のダブルフィード防止機構の一例を示す
説明図で、図中1は単票を積重ねておいて取出すホッパ
部、2は用紙を1枚ずつに分離するセパレータ部、3は
プリンタやコピア等の給紙される側である。図(a)に
示すように、ホッパ部1にはピックローラ11が備えられ
ていて、図中時計方向に回転することにより用紙4を通
常1枚ずつ送出するが、何らかの要因でダブルフィード
されたときは、セパレータ部2のフィードローラ21とリ
バースローラ22とによりそれらの用紙を分離する。フィ
ードローラ21は常時図中時計方向に正転するローラで、
上方から摩擦によって用紙を給紙方向へ送る。リバース
ローラ22は該フィードローラ21の下方に対接し、時計方
向に回転するトルクリミッタ23を介して付勢されている
が、通常はフィードローラ21又は用紙との摩擦がトルク
リミッタ23の値を越えているので、給紙方向(反時計方
向)に追従・回転する。用紙4の先端が給紙される側3
の第1のローラ31に達すると、それ以降は該第1ローラ
31が用紙4を取込む。しかし、用紙が2枚であった場合
は、用紙同士の摩擦がトルクリミッタ23の値以下なので
リバースローラ22は時計方向に回転し、下方の用紙はホ
ッパ1側へ押戻される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のダブルフィード防止機構
で、第4図(b)に示すように、3枚以上の用紙がセパ
レータ部2に到達したとき、押戻す力が完全に作用する
のは最下方の用紙のみであり、中間層の用紙はその上下
の摩擦に左右され、給紙される側3へ追従して行くこと
もある。従って、2枚目より下方の用紙が第1ローラ31
に噛込むまでの間に、全ての用紙をリバースローラ22で
分離しなければならないが、完全に分離できない場合が
多かった。
本発明は、このような問題点に鑑みて創案されたもの
で、ダブルフィードした用紙がセパレータ部に入ったと
き、リバースローラによって用紙を戻す時間の余裕を充
分に与え、安定した用紙給送が可能なダブルフィード防
止方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明において、上記の問題点を解決するための手段
は、第1図に基本的構成を示す如く、給紙方向へ正転す
るフィードローラ21及び逆給紙方向へトルクリミッタ23
を介して付勢されるリバースローラ22の間に用紙を通過
させ、用紙のタブルフィードを防止する給紙制御方法に
おいて、フィードローラ21とリバースローラ22との間の
通過後に用紙が2枚又は2枚以上存在することを検出す
るダブルフィードセンサ5を設け、その検出信号により
前記フィードローラ21を所定の時間停止する給紙制御方
法によるものとする。
尚、図中6はフィードローラ21を停止すべき時間を設
定するタイマ、7はフィードローラ21の駆動系である。
また、11はホッパ部で用紙を引出すピックローラであ
る。
〔作用〕
第2図に示すように、前記トルクリミッタ23を備えた
リバースローラ22及びフィードローラ21の間を用紙を通
過させることによりダブルフィードを防止しようとする
場合、フィードローラ21と用紙との摩擦係数をμ1、用
紙同士の摩擦係数をμ2、用紙とリバースローラ22との
摩擦係数をμ2、トルクリミッタ23の摩擦係数を用紙面
上に換算した値をμ4とすると、 μ1>μ3>μ4>μ2 の関係が必要である。
本発明では、複数枚の用紙がフィードローラを通過し
た場合、それらが給紙される側に到達するのを待たず、
その手前に配設したセンサでダブルフィードを検出し、
フィードローラを停止する。
フィードローラが停止すると、直接それに接している
最上方の1枚はμ1により停止するが、他の用紙はμ4
>μ2によりリバースローラに接している最下方の1枚
より順にホッパ側へ戻される。所定の時間以内にダブル
フィードが解消されない場合は、再びダフルフィードが
検出されて、同様な動作が繰返されるので、2枚以上の
用紙が給紙される側に到達することはない。
尚、本発明のダブルフィードセンサは、具体的に特に
限定されるものではない。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は、本発明の基本構成を兼ねて一実施例を示す
構成図である。同図に示すように、本発明のダブルフィ
ード防止機構には、フィードローラ21及びリバースロー
ラ22と給紙される側との間に、ダブルフィードセンサ5
が配設され、その検出信号がタイマ6を介してフィード
ローラ21の駆動系7に入力されるようになっている。
ダブルフィードセンサ5は、本実施例では用紙の透明
度を検知する光透過型センサが使用されているが、厚さ
計測手段又は静電容量計でもよく、2枚又は2枚以上の
用紙が存在することを検出するものであれば、特に限定
されない。
第3図は、上記装置の動作の一例を示す説明図であ
る。
光透過型センサ5によりダブルフィードを検出したと
きは、第3図(a)に示すよういに、セパレータ部のフ
ィードローラ21の駆動を所定の時間だけ停止させる。最
上方の用紙1枚は前記μ1によりセパレータ部に残る
が、リバースローラ22はμ4>μ2によりトルクリミッ
タ23を介して図中時計方向に回転を始め、μ3>μ2に
より、第3図(b)に示すように、ダブルフィードした
用紙をホッパ部側に戻す。残った用紙が1枚だけになる
と、μ1>μ3>μ4によりリバースローラ22もフィー
ドローラ21に従って停止する。フィードローラ21はタイ
マに設定された一定の時間停止したのち再度駆動され
て、第3図(c)に示すように、セパレータ部に残った
用紙を1枚だけ送出する。このとき、セパレータ部に用
紙が残っている場合は、光透過型センサ5により再びダ
ブルフィードが検出されて、フィードローラ21は再び停
止するので、用紙が2枚以上給送される心配はなく、た
だ所定の時間戻し動作が繰返されるだけである。
〔発明の効果〕
以上、述べたとおり、本発明によれば、ダブルフィー
ドした用紙がセパレータ部に入ったとき、リバースロー
ラによって用紙を戻す時間の余裕を充分に与え、安定し
た用紙給送を可能にするダブルフィードローラ防止方法
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を兼ねた基本構成図、 第2図は本発明の原理の説明図、 第3図は実施例の動作の説明図、 第4図は従来例の説明図である。 1;ホッパ部、 2;セパレータ部、 3;給紙される側、 5;ダブルフィードセンサ、 6;タイマ、 7;駆動系、 11;ピックローラ、 21;フィードローラ、 22;リバースローラ、 23;トルクリミッタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給紙方向へ正転するフィードローラ(21)
    とトルクリミッタ(23)を介して逆給紙方向へ付勢され
    るリバースローラ(22)との間に用紙を通過させること
    により用紙のダブルフィードを防止する給紙制御方法に
    おいて、 フィードローラ(21)とリバースローラ(22)との間の
    通過後に用紙が2枚以上存在することを検出するダブル
    フィードセンサ(5)を設け、 その検出信号により前記フィードローラ(21)を所定の
    時間停止することを特徴とする給紙制御方法。
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