JP2657638B2 - ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置 - Google Patents

ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置

Info

Publication number
JP2657638B2
JP2657638B2 JP7179341A JP17934195A JP2657638B2 JP 2657638 B2 JP2657638 B2 JP 2657638B2 JP 7179341 A JP7179341 A JP 7179341A JP 17934195 A JP17934195 A JP 17934195A JP 2657638 B2 JP2657638 B2 JP 2657638B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
slide guide
driving
punch
supply port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP7179341A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0911056A (ja
Inventor
啓氏 新城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinjo Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shinjo Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinjo Manufacturing Co Ltd filed Critical Shinjo Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7179341A priority Critical patent/JP2657638B2/ja
Priority to EP96304364A priority patent/EP0749802A1/en
Priority to US08/663,943 priority patent/US5743003A/en
Publication of JPH0911056A publication Critical patent/JPH0911056A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2657638B2 publication Critical patent/JP2657638B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/001Article feeders for assembling machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/06Screw or nut setting or loosening machines
    • B23P19/062Pierce nut setting machines
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/5343Means to drive self-piercing work part
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53478Means to assemble or disassemble with magazine supply
    • Y10T29/53522Means to fasten by deforming

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Forging (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナットの端面が打抜き
パンチとして働き、ナット自体がかしめダイス上に載置
した金属パネルを打ち抜くと同時に、前記金属パネルに
固着されるピアスナット(以下、単にナットという)の
打込み装置におけるナットの一時給送停止装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ピアスナット打込み装置は、他のプレス
金型と一緒にプレス機械に組み込んで使用することが多
い。この場合、他の金型との関係上、ナットの給送を一
時的に停止することがしばしば要求される。例えば、他
の金型と一緒に組み込まれた複数のピアスナット打込み
装置のうちその一部を一時的に作動停止する場合や、金
型の交換時あるいは金型の位置合わせをテストする場合
などがある。
【0003】本願出願人は、上述のような観点から、ピ
アスナット打込み装置をプレス機械にセットしたまま簡
単な操作によりナットの給送を一時的に停止させること
ができるナットの一時給送停止装置を開発した(実公昭
55−55934号、実公昭60−18264号公報参
照)。
【0004】上記したナットの一時給送停止装置は、打
込みパンチがプレスラムに支持部材を介して取付け固定
され、前記打込みパンチが上下摺動自在に挿通する縦孔
及び該縦孔に直交するナット供給口を有するスライドガ
イド(又は、ナット保持ブロック)が、ガイドポストを
介して前記支持部材に対して一定の範囲で上下摺動自在
に取り付けられると共に、前記スライドガイド(ナット
保持ブロック)及びガイドポストを下方へ付勢するばね
手段とを備え、前記スライドガイド(ナット保持ブロッ
ク)の上限位置を変えることによって、前記打込みパン
チの側面で前記ナット供給口を塞ぐように構成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のナ
ットの一時給送停止装置は、重量の大きい前記スライド
ガイド(ナット保持ブロック)の上限位置変更を金型の
外側から遠隔操作するために複雑な機構を採用しなけれ
ばならなかった。しかも、前記スライドガイド(ナット
保持ブロック)にはナットを連続的に供給するため多数
のナットが充満しているフレキシプルシュートが接続さ
れているため全体の重量がさらに大きくなり、このため
特に、該一時給送停止装置をプレスラムのストローク毎
に作動させるような場合には装置の耐久性に問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
もので、ナットの一時給送停止機構を前記スライドガイ
ド(ナット保持ブロック)と一体に構成して、装置全体
の軽量化と小型化を図ると共に、容易に遠隔操作できる
ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、金属パネルを載置するかしめダイスと、
プレスラムに支持部材を介して取り付けられ、前記かし
めダイスに対向する打込みパンチと、前記打込みパンチ
が上下摺動自在に挿通する縦孔及び該縦孔に直交するナ
ット供給口を有するスライドガイドと、前記スライドガ
イドに接続され、前記ナット供給口に連通するフレキシ
ブルシュートと、前記打込みパンチに上下摺動自在に嵌
装した前記スライドガイドを前記支持部材に対して一定
の範囲で上下摺動自在に取り付けると共に、ばねにより
下方へ付勢するスライドガイド支持手段とを備え、前記
ナット供給口を通じて前記縦孔内に供給されるピアスナ
ットを前記打込みパンチにより前記金属パネルに打ち込
み、その押圧力で前記ピアスナット自体が該金属パネル
を打ち抜くと同時に、該金属パネルに固着されるように
構成されているピアスナット打込み装置において、前記
スライドガイドに連設した取付け枠体内に可動シュート
が設けられ、該可動シュートは、後端部を枢 支ピンを介
して前記取付け枠体に揺動自在に取り付けて、後端開口
が前記フレキシブルシュートに連通すると共に、先端開
口が前記ナット供給口に連通するように配設されてお
り、かつ、前記可動シュートを作動させる駆動手段が設
けられており、前記可動シュートが定位置にあるとき、
前記先端開口が前記ナット供給口に整合して連通し、一
方、前記可動シュートの揺動変位により、前記先端開口
が前記打込みパンチ又は前記スライドガイドの側面で部
分的に塞がれるように構成されていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】前記可動シュートが定位置にあるとき、前記フ
レキシブルシュートを通じて該可動シュートに供給され
るナットはその先端開口から前記ナット供給口を経て前
記縦孔に給送される。一方、前記可動シュートが揺動変
位したとき、前記先端開口が前記打込みパンチ又は前記
スライドガイドの側面により部分的に塞がれ、前記縦孔
へのナットの給送が停止される。なお、前記打込みパン
チを作動する前記プレスラムの上下運動に対応して前記
可動シュートを揺動させると、前記可動シュートを通じ
てナットが1個ずつ分離した状態で順次前記縦孔に給送
される。したがって、前記縦孔内に複数のナットが詰ま
るような不都合が無い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は、本発明に係るナットの一時給送停
止装置を備えたピアスナット打込み装置を示しており、
1は金属パネルPを載置するかしめダイス、2はかしめ
ダイス1に対向して配設される打込みパンチ、3はスラ
イドガイドで、打込みパンチ2が上下摺動自在に挿通す
る縦孔4及び該縦孔4に直交するナット供給口5を有し
ている。6はスライドガイド3と一体に形成した断面形
状が門形の取付け枠体で、前端はナット供給口5に連通
し、後端に接続金具9を介してフレキシプルシュート7
が接続されている。該取付け枠体6内には後述する可動
シュート8が設けられていて、フレキシブルシュート7
を通じて連続的に供給されるピアスナット(以下、単に
ナットという)Nが可動シュート8の先端開口8aから
ナット供給口5を経て縦孔4内に給送される。
【0011】かしめダイス1は、ダイスホルダ10を介
して図示しないプレス機械のボルスタに他の下型と共に
固定される。一方、打込みパンチ2は、パンチホルダ
(支持部材)11に固着され、該パンチホルダ11をバ
ックプレート12を介して図示しない他の上型と共にプ
レスラム13に取付け固定され、プレスラム13に連動
して上下動せしめられる。
【0012】スライドガイド3は、その縦孔4に打込み
パンチ2が挿通するように打込みパンチ2に組み付けら
れるが、取付け枠体6に固着して立設され、打込みパン
チ2と平行に配設されるガイドポスト14が、パンチホ
ルダ11に固着したガイドスリーブ15に上下摺動自在
に嵌装され、打込みパンチ2に対してスライドガイド3
及び取付け枠体6が上下摺動自在に取り付けられる。一
方、パンチホルダ11に取り付けた係合ピン16がガイ
ドポスト14の側面に設けた軸方向へ延びる溝17に係
合して、上下摺動範囲が規制されていると共に、ガイド
ポスト14及びガイドスリーブ15の外側に嵌装したコ
イルばね18により、スライドガイド3及び取付け枠体
6が下方へ付勢され、図1に示す所定位置に停止されて
いる。また、ガイドポスト14とガイドスリーブ15と
の摺接部分には、例えばボールスプラインとして知られ
ている、循環して転動する多数の転動子(ボール)19
が介装されていて、こじりや曲げに抗してガイドポスト
14がスムーズに上下運動できるようにしてある。
【0013】可動シュート8は、後端部分が枢支ピン2
0を介して取付け枠体6に枢支され、後端開口8bがフ
レキシブルシュート7に連通すると共に、先端開口8a
がナット供給口5に連通するように取付け枠体6内に取
り付けられている。枢支ピン20の両端部に固着したブ
ラケット21が取付け枠体6に固装したエアシリンダ2
2のロッド23に連結されていて、該エアシリンダ22
により可動シュート8が枢支ピン20を支点に揺動せし
められ、その先端開口8aが僅かに上下方向に変位でき
るようになっている。そして、可動シュート8が図1に
実線で示す水平姿勢の定位置にあるとき、先端開口8a
がナット供給口5に整合して連通し、フレキシブルシュ
ート7を通じて可動シュート8に供給されたナットNが
その先端開口8aからナット供給口5を経て縦孔4に給
送されるようになっている。一方、図1に仮想線で示す
ように、先端開口8aが上方へ揺動変位したとき、該先
端開口8aの一部分が打込みパンチ2の前側面で塞が
れ、ナットNの給送が停止される。このようなエアシリ
ンダ22による可動シュート8の上方への揺動変位は、
プレスラム13の上下運動に対応して打込みパンチ2が
スライドガイド3内を下降する前に行なわれ、ナットN
が1個ずつ分離した状態でスライドガイド3の縦孔4に
給送されるようになっている。なお、プレス機械に一緒
に組み込まれた複数のピアスナット打込み装置の一部を
一時的に作動停止する場合や、金型交換時あるいは金型
の位置合わせをテストする場合などには、プレスラム1
3の上下動とは関係なくエアシリンダ22を単独で作動
して可動シュート8の先端開口8aを上方へ変位させて
おき、ナットNの給送をプレスラム13の上下運動に関
係なく一時的に停止することも可能である。
【0014】なお、図示の実施例では、可動シュート8
の先端部分が上下方向に揺動運動する機構を示したが、
可動シュート8の先端部分が横方向に揺動変位して、ス
ライドガイド3の側面で先端開口8aを部分的に塞ぐよ
うにした構成を採用してもよい。
【0015】スライドガイド3の底部には、縦孔4と平
行に延びるワーク押え脚25が固着して突設されてい
る。該ワーク押え脚25は前側面26が平坦面で、打込
みパンチ2の幅とほぼ等しい幅を有し(図2参照)、か
つナット供給口5すなわち縦孔4の前側壁面と同一平面
上に沿って延びており、該前側面26は後述するよう
に、スライドガイド3の縦孔4を貫通した打込みパンチ
2によって把持されているピアスナットNを金属パネル
Pに打ち込むまでのガイドの役割を果たしている。ま
た、ワーク押え脚25の後側は斜にカットされていて、
下端押え部27の厚みが薄くなっている。ワーク押え脚
25の高さは、図1に示すように、L字形に曲げ加工し
た金属パネル(ワーク)Pの折り曲げ高さhに対応して
設定され、折り曲げ高さhに合わせて別のワーク押え脚
25と交換できるように止めねじ28でスライドガイド
3に対して着脱可能に固着されている。
【0016】一方、打込みパンチ2は、スライドガイド
3の縦孔4を貫通し、ワーク押え脚25の下端押え部2
7まで下降してナットNを打ち込むことができるように
十分な長さを有し、かつ、スライドガイド3の縦孔4の
上端開口部に一対のローラ29,29(図2参照)が横
軸30,30の周りに回転自在に取り付けられ、打込み
パンチ2の両側面がローラ29,29にころがり接触し
て、該打込みパンチ2に対してスライドガイド3がスム
ーズに上下運動できるようになっている。
【0017】図2及び図3に示されているように、打込
みパンチ2の先端部両側には相対する一対の把持爪3
1,32が設けられている。一方の把持爪31は打込み
パンチ2の側面に固定された固定爪で、下端部分が打込
みパンチ2の下端面2aより突出している。他方の把持
爪32は可動爪で、打込みパンチ2の側面に設けた長溝
33に収容される支持板34の下端に一体に連設され、
該支持板34の中間部分に突設したボス35を取付孔3
6に嵌合し支持ピン37を介して揺動自在に支持させる
ことにより、把持爪32を打込みパンチ2の下端面2a
より突出させ、かつ、長溝33の上端部分に設けたばね
収容穴38に嵌挿した押しばね39により把持爪32が
把持爪31側へ付勢されている。さらに、両把持爪3
1,32に隣接する打込みパンチ2の先端部後側には、
両把持爪31,32により把持したナットNの位置を規
正するストッパ40が設けられている。該ストッパ40
は、後述するナット検出ヘッド42の検出作用に妨げと
ならないように、FRP、セラミックスなどの絶縁材料
によりつくられ、ビス41で打込みパンチ2に固定し、
その一部分が両把持爪31,32と同様に打込みパンチ
2の下端面2aより突出している。
【0018】ナット検出ヘッド42は近接スイッチで、
図1に示すように、スライドガイド3の蓋板43に組み
込まれ、縦孔4内に給送されたナットNが打込みパンチ
2の下端面2aに近接する所定位置に給送されているか
否かを検出し、その電気信号を図示しない制御装置に伝
達することによって、プレスラム13が作動するように
なっている。
【0019】図1に示すように、打込みパンチ2の下端
面2aに近接する所定位置にピアスナットNが給送され
ると、該ナットNは両把持爪31,32によって両側か
ら挟み付けるようにして保持されると共に、ストッパ4
0で位置決めされる。この状態でプレスラム13が下降
すると、これに連動して打込みパンチ2及びスライドガ
イド3が下降する。そして、ワーク押え脚25の下端押
え部27が金属パネル(ワーク)Pに当接した位置でス
ライドガイド3は停止するが、打込みパンチ2はばね1
8を圧縮しながらさらに下降してスライドガイド3の縦
孔4を貫通し、ワーク押え脚25の前側面26に沿って
下降する。このとき、両把持爪31,32に把持されて
いるナットNは前側面26に沿って下降し、不測に位置
ずれするおそれがない。さらに打込みパンチ2が下降
し、図4に示すように、ナットNを金属パネルPに打ち
込むと、詳細については省略するが、ナットNの端面が
打抜きパンチとして働き、金属パネルPを打ち抜くと同
時に、開口端縁をかしめダイス1によりかしめて、ナッ
トNが金属パネルPに固着される。
【0020】また、図5に示すように、L字形に曲げ加
工した金属パネル(ワーク)Pの底部に更に狭い凹部4
5が設けられている場合でも、打込みパンチ2とワーク
押え脚25が進入できるスペースがあれば、該凹部45
の底部にピアスナットNを打ち込んで固着することも可
能である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スライドガイド3に連設した取付け枠体6内に揺動可能
な可動シュート8を設け、該可動シュート8が定位置に
あるとき、先端開口8aがスライドガイド3のナット供
給口5と整合して連通し、該ナット供給口5を経てナッ
トNの給送を可能にする一方、前記可動シュート8の揺
動変位により先端開口8aを打込みパンチ2又はスライ
ドガイド3の側面で部分 的に塞いで、前記ナット供給口
5を通じてのナットNの給送を停止するように構成した
から、作動部位は可動シュート8だけであり、重量の大
きいスライドガイド(ナット保持ブロック)全体を上下
動させる従来装置に比べて、ナットの一時給送停止装置
全体の軽量化と小型化が図れると共に、遠隔操作が容易
に行なえる。また、装置の耐久性の点でもすぐれてい
る。そして、前記可動シュート8を揺動変位させてナッ
トNの給送を停止した状態に維持しておくと、プレス機
械に他の金型と一緒に組み込まれた複数のピアスナット
打込み装置のうちその一部を作動停止する場合や、金型
の交換時あるいは金型の位置合わせをテストする場合な
どにおいて、プレムラム13の上下運動に関係なくナッ
トNの給送を確実に停止できる。
【0022】また、請求項2に係る発明によれば、可動
シュート8の揺動変位が、打込みパンチ2がスライドガ
イド3内を下降する前に行なわれ、可動シュート8を通
じてナットが1個ずつ分離した状態でスライドガイド3
の縦孔4内に給送されるので、縦孔4内に複数のナット
が詰まって重ね打ちされるトラブルを解消することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るピアスナット打込み装置の要部縦
断正面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う矢視拡大図である。
【図3】打込みパンチの要部を示しており、(a)は左
側面、(b)は右側面図、(c)は底面図である。
【図4】ピアスナットの打込み状態を示す要部拡大正面
図である。
【図5】別の使用例でピアスナットの打込み状態を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
1 かしめダイス 2 打込みパンチ 3 スライドガイド 4 縦孔 5 ナット供給口 6 取付け枠体 7 フレキシブルシュート 8 可動シュート 8a 先端開口 8b 後端開口 14 ガイドポスト 15 ガイドスリーブ 18 コイルばね

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属パネルを載置するかしめダイスと、
    プレスラムに支持部材を介して取り付けられ、前記かし
    めダイスに対向する打込みパンチと、前記打込みパンチ
    が上下摺動自在に挿通する縦孔及び該縦孔に直交するナ
    ット供給口を有するスライドガイドと、前記スライドガ
    イドに接続され、前記ナット供給口に連通するフレキシ
    ブルシュートと、前記打込みパンチに上下摺動自在に嵌
    装した前記スライドガイドを前記支持部材に対して一定
    の範囲で上下摺動自在に取り付けると共に、ばねにより
    下方へ付勢するスライドガイド支持手段とを備え、前記
    ナット供給口を通じて前記縦孔内に供給されるピアスナ
    ットを前記打込みパンチにより前記金属パネルに打ち込
    み、その押圧力で前記ピアスナット自体が該金属パネル
    を打ち抜くと同時に、該金属パネルに固着されるように
    構成されているピアスナット打込み装置において、 前記スライドガイド(3)に連設した取付け枠体(6)
    内に可動シュート(8)が設けられ、該可動シュート
    (8)は、後端部を枢支ピン(20)を介して前記取付
    け枠体(6)に揺動自在に取り付けて、後端開口(8
    b)が前記フレキシブルシュート(7)に連通すると共
    に、先端開口(8a)が前記ナット供給口(5)に連通
    するように配設されており、かつ、前記可動シュート
    (8)を作動させる駆動手段(22)が設けられてお
    り、 前記可動シュート(8)が定位置にあるとき、前記先端
    開口(8a)が前記ナット供給口(5)に整合して連通
    し、一方、前記可動シュート(8)の揺動変位により、
    前記先端開口(8a)が前記打込みパンチ(2)又は前
    記スライドガイド(3)の側面で部分的に塞がれるよう
    に構成されていることを特徴とするピアスナット打込み
    装置におけるナットの一時給送停止装置。
  2. 【請求項2】 前記可動シュート(8)の揺動変位が、
    前記打込みパンチ(2)を作動する前記プレスラム(1
    3)の上下運動に対応して前記打込みパンチ(2)が前
    記スライドガイド(3)内を下降する前に行なわれ、
    記可動シュート(8)を通じてナット(N)が1個ずつ
    分離した状態で前記スライドガイド(3)の縦孔(4)
    に給送されるように構成されている請求項1記載のピア
    スナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装
    置。
JP7179341A 1995-06-21 1995-06-21 ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置 Expired - Fee Related JP2657638B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179341A JP2657638B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置
EP96304364A EP0749802A1 (en) 1995-06-21 1996-06-11 Apparatus for intermittent feed and automatic fixing of self-piercing nuts
US08/663,943 US5743003A (en) 1995-06-21 1996-06-14 Apparatus for intermittent feed and automatic fixing of the self piercing nuts

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7179341A JP2657638B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0911056A JPH0911056A (ja) 1997-01-14
JP2657638B2 true JP2657638B2 (ja) 1997-09-24

Family

ID=16064155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7179341A Expired - Fee Related JP2657638B2 (ja) 1995-06-21 1995-06-21 ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US5743003A (ja)
EP (1) EP0749802A1 (ja)
JP (1) JP2657638B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108817888A (zh) * 2018-06-23 2018-11-16 刘道灵 一种打火机头自动组装装置

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6067696A (en) * 1998-04-08 2000-05-30 Dimitrios G. Cecil Quality control system for a clinching station
US6631827B2 (en) * 2002-03-01 2003-10-14 Fabristeel Products, Inc. Fastener feed and installation head
US6578258B1 (en) * 2002-05-24 2003-06-17 Whitesell Of Michigan Inc. Pierce nut installation head
US6912776B2 (en) * 2003-06-24 2005-07-05 Fabristeel Products, Inc. Pierce nut installation apparatus
US6993831B2 (en) * 2004-03-16 2006-02-07 Whitesell International Corporation Fastener installation apparatus
US7398896B2 (en) * 2005-07-14 2008-07-15 Utica Enterpries, Inc. Vehicle body sheet metal clinch nut feeder
ATE494040T1 (de) 2006-06-28 2011-01-15 Ardian Inc Systeme für wärmeinduzierte renale neuromodulation
CN101767278B (zh) * 2008-12-29 2012-01-25 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 导正装置
TWI556849B (zh) 2010-10-21 2016-11-11 美敦力阿福盧森堡公司 用於腎臟神經協調的導管裝置
CN108032057B (zh) * 2017-12-22 2023-05-23 湖南先步信息股份有限公司 用于传送瓷柱的全自动送料系统
CN114700716A (zh) * 2022-04-07 2022-07-05 高彪 一种打火机生产设备

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3108368A (en) * 1957-03-25 1963-10-29 Multifastener Corp Method of sizing and installing a pierce nut in a panel
US3452418A (en) * 1967-03-08 1969-07-01 Penn Eng & Mfg Corp Gate for an automated fastener press
DE2236696C2 (de) * 1972-07-26 1974-10-10 Weber Schraubautomaten Gmbh & Co Kg, 8190 Wolfratshausen Befestigungsmittelzuführeinrichtung an einem Werkzeug zum Befestigen oder Setzen von Schrauben oder Nägeln und dergleichen
US3946478A (en) * 1975-05-05 1976-03-30 Multifastener Corporation Fastener installation head
US4027370A (en) * 1976-10-21 1977-06-07 Branson Ultrasonics Corporation High frequency vibration insertion apparatus
US4153989A (en) * 1976-12-11 1979-05-15 Yugenkaisha Shinjo Seisakusho Automatic piercing nut assembling arrangement
US4164072A (en) * 1976-12-11 1979-08-14 Yugenkaisha Shinjo Seisakusho Automatic piercing nut assembling arrangement
US4242793A (en) * 1979-05-25 1981-01-06 Multifastener Corporation Nut guide for installation head
JPS58136231U (ja) * 1982-03-04 1983-09-13 有限会社新城製作所 ピアスナツト自動組立機におけるナツト保持装置
US4505416A (en) * 1982-07-13 1985-03-19 Multifastener Corporation Fastener installation apparatus
JPS60170537A (ja) * 1984-02-15 1985-09-04 Shinjiyou Seisakusho:Kk ピアスナツト自動組立装置
US4785529A (en) * 1987-06-16 1988-11-22 Rb & W Corporation Fastener mounting apparatus
JPH0780095B2 (ja) * 1992-08-06 1995-08-30 有限会社新城製作所 ピアスナット自動組立装置
JP2537135B2 (ja) * 1994-02-10 1996-09-25 有限会社新城製作所 ピアスナット打込み装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108817888A (zh) * 2018-06-23 2018-11-16 刘道灵 一种打火机头自动组装装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5743003A (en) 1998-04-28
EP0749802A1 (en) 1996-12-27
JPH0911056A (ja) 1997-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2657638B2 (ja) ピアスナット打込み装置におけるナットの一時給送停止装置
JP4268952B2 (ja) パイプ材にナットを固着するプレス装置
JP4231886B2 (ja) パイプ材にナットを固着するプレス装置
US5667127A (en) Adjustment mechanism for adjusting depth at which pneumatic nailing machine drives nails into workpiece
JP2537135B2 (ja) ピアスナット打込み装置
EP0142806A2 (en) Apparatus for assembling a pair of fastener elements
EP0136634A2 (en) Parts supplying apparatus for button assembling and setting machines
KR890001803Y1 (ko) 파스너 자동 조립장치
JP3568272B2 (ja) ワークの取出し装置
GB2055648A (en) Apparatus for applying a nut to a workpiece
JPH0474097B2 (ja)
US4420071A (en) Safety device for machine having forceful reciprocation
JPH0655376A (ja) ピアスナット自動組立装置
JPS6136956B2 (ja)
CN216461526U (zh) 一种床板爪钉铆接机
CN220240429U (zh) 一种双金属片焊接触点装置
JP2501487Y2 (ja) 電動ホッチキス
JPS5948085B2 (ja) スライドフアスナ−の仕上加工装置
JPS62124839A (ja) ピアスナツト自動組立装置
JPS6321535Y2 (ja)
CA2323943A1 (en) A forming tool
JPS6313210Y2 (ja)
JPS6018264Y2 (ja) ピアスナツト自動組立装置におけるナツトの一時給送停止装置
JPH11207416A (ja) パンチプレス
JPS6313214Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150606

Year of fee payment: 18

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees