JP2657386B2 - 建築用壁フレーム - Google Patents

建築用壁フレーム

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JP2657386B2
JP2657386B2 JP63034784A JP3478488A JP2657386B2 JP 2657386 B2 JP2657386 B2 JP 2657386B2 JP 63034784 A JP63034784 A JP 63034784A JP 3478488 A JP3478488 A JP 3478488A JP 2657386 B2 JP2657386 B2 JP 2657386B2
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JP
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pillars
frame
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wall frame
opening
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宗男 小谷
惠一 冨山
進 田中
尚豊 川目
道夫 細川
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、建築用の壁フレームに関するものであ
る。
従来の技術 従来、建築の骨組みを構成する壁フレーメとして、第
7図のようなものが考えられている。すなわち、左右一
対の縦方向部材(1)(1)と、これら縦方向部材
(1)(1)間に配置した斜材(2)(2)、及び桟材
(3)等によって柱体(4)を形成し、このような一対
の柱体(4)(4)間の上端部に重量形鋼の梁(5)を
渡して全体をラーメン構造とし、両柱体(4)(4)の
下端部においてアンカー(6)側へ固定するようにして
いる。
このような構造にすると、斜材を柱体(4)(4)間
に渡したものに比較して、中央部分に大きな開口部
(7)を取れ、また、柱体(4)(4)が軽量形鋼によ
って構成されているため、全体を重量形鋼によって製作
する場合に比較して軽量で、かつ安価なものが得られる
という利点がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来のラーメン構造の壁フレーム
においては、上述したようにその中央部分に大きな開口
部(7)を取れるという利点がある半面、各柱体(4)
(4)がかなりの幅(例えば約50cm程度)を有している
ため、この部分にトレイの小窓等の小さな開口部(8)
を取ることができないという不都合がある。
この発明は、このような不都合を解消して、従来と同
様のラーメン構造の壁フレームでありながら、フレーム
の端部側にも開口部を取ることができるようにした壁フ
レームを提供するものである。
課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するため、この発明では、
左右一対の縦方向部材(12)(12)と両縦方向部材(1
2)(12)間に配した斜材(14)とによって一対の柱体
(11)(11)を構成し、これら柱体(11)(11)の上端
部間に重量形鋼の梁(16)を渡してラーメン構造のフレ
ームを構成し、かつ、前記梁(16)の一端を一方の柱体
(11)よりも所定の長さだけ外方へ突出させるととも
に、前記両柱体(11)(11)の下端部でアンカーに固定
することを特徴とするものである。
作用 上記本発明にかかる壁フレームでは、一対の柱体(1
1)(11)と梁(16)とによって全体がラーメン構造と
なっており、その中央部分に斜材を設ける必要がなく、
これら柱体(11)(11)間に開口部を取ることができ、
更にそれに加えて、前記梁(16)の突出端側にも開口部
を設けることが可能となる。
実 施 例 第1図は、この発明の1つの実施例であり、図におい
て(11)(11)は、夫々この発明の柱体を示している。
これらの柱体(11)は、夫々左右一対の縦枠(12)(1
2)とこの縦枠(12)(12)間に中央部間に渡した桟材
(13)と、これら縦枠(12)(12)及び桟体(13)によ
って囲まれる長方形状の空間部に、全体としてくの字形
となるようにして一本の斜材(14)(14)を各々配置し
たものである。また、縦枠(12)(12)の下端部間には
下部横枠(15)(15)が渡されている。これら縦枠(1
2)(12)、桟材(13)、斜材(14)及び下部横枠(1
5)は、第2図でも示されているようにCチャンネル若
しくはチャンネル形状の軽量形鋼からなるものである。
上記のようにして構成された各柱体(11)(11)が、
互いに所要の間隔をおいて対向配置され、この柱体(1
1)(11)の上端部に跨って第3図のような重量溝形鋼
からなる梁(16)が、そのフランジ(17)(17)が上下
に平行となるようにして渡して固定されている。そし
て、この梁(16)は前記柱体(11)(11)間よりも長
く、その一端が、その一方の柱体(11)よりも所定の長
さだけ外方へ突出(18)されている。なお、各柱体(1
1)(11)の下端部間には、軽量形鋼の下部横枠(19)
が設けられている。上記柱体(11)(11)及び梁(16)
は、相互に互いに接合されてラーメン構造を構成し、柱
体(11)(11)の下端部が、基礎のアンカーボルト等の
アンカー(20)(20)へ固定される。このような壁フレ
ーム(21)には、両柱体(11)(11)間に開口部(22)
が形成されるが、更に、梁(16)の突出端(18)側にお
いても、柱体(11)の外側に開口部(23)が設けること
が可能となる。
第4図は、この発明の他の実施例であり、両柱体(1
1)(11)間の間隔をより小さくし、これによって梁(1
6)突出端の突出長さを大きくし、この突出端(18)側
に大きな開口部(23)を、両柱体(11)(11)間に小さ
な開口部(22)を形成できるようにしたものである。な
お、梁(16)の長さは第1図と同じである。このよう
に、前記梁(16)の突出端(18)側に位置する柱体(1
1)を、その左右方向の位置で任意に変更することによ
り、開口部(22)(23)の大きさを任意に変更できる。
第5図は、互いに左右対称な一対の壁フレーム(21)
(21)を直列配置して、両フレーム(21)(21)間に跨
って、大きな開口部(24)を形成できるようにしたもの
である。また、第6図においては、同じく左右対称に形
成された一対の壁フレーム(21)(21)をコーナー部に
配置して、そのコーナー部の両面側に跨って大きな開口
部(24)を設けるようにしたもので、そのコーナー部に
柱のない解放感に溢れた開口部を取ることができる。
上記壁フレーム(21)は、このようなものを予め工場
で生産し、更にその一面若しくは両面に表面パネルを張
り付けて現場へ搬入して取り付けるか、又は、壁フレー
ムのみ現場へ搬入して取り付けた後、その表面に表面パ
ネルを張り付けて施工される。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、一対の柱体と梁体
によるラーメン構造であることから、水平力に対抗させ
るための斜体を柱体間の空間部に設ける必要がなく、そ
のため、ブレースを用いた従来の耐力壁構造と異なって
任意に開口部を取ることができるのみならず、両柱体間
の開口部に加えて、梁の突出端側にも開口部を設けるこ
とができ、この場合、この突出部側の柱体の位置を水平
方向に変更することによって、その開口部の大きさを任
意に変更できるという効果がある。加えて、この発明の
壁フレームでは、第5図のように、互いに左右対称な一
対の壁フレームを相互に配列することにより、両壁フレ
ーム間に跨って大きな開口部を取れ、或いはコーナー部
においても2つの面に跨って、連続した開口部を取れる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の壁フレームの正面図、第2図は、
柱体部分で切断した壁フレームの横断平面図、第3図
は、梁の部分で縦断した要部の縦断面図、第4図は、こ
の発明の他の実施例を示す壁フレームの正面図、第5図
は、左右対称な一対の壁フレームを壁方向に配列した正
面図、第6図は、同じく左右対称な一対の壁フレームを
コーナー部に配置した要部の斜視図、第7図は、従来の
壁フレームの正面図である。 (11)……柱体、(12)……縦枠、(14)……斜材、
(16)……梁、(18)……梁突出端、 (20)……アンカー、(21)……壁フレーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 2/56 605 E04B 2/56 611B 611 621A 621 632D 632 632H 651D 651 E04C 2/38 C E04C 2/38 2/46 E (72)発明者 川目 尚豊 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 細川 道夫 大阪府大阪市北区中之島6丁目2番27号 積水ハウス株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右一対の縦方向部材と両縦方向部材間に
    配した斜材とによって一対の柱体を構成し、これら柱体
    の上端部間に重量形鋼の梁を渡してラーメン構造のフレ
    ームを構成し、かつ、前記梁の一端を一方の柱体よりも
    所定の長さだけ外方へ突出させるとともに、前記両柱体
    の下端部でアンカーに固定することを特徴とする建築用
    壁フレーム。
JP63034784A 1988-02-17 1988-02-17 建築用壁フレーム Expired - Lifetime JP2657386B2 (ja)

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JPH01210540A JPH01210540A (ja) 1989-08-24
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JP3243652B2 (ja) * 1992-05-28 2002-01-07 株式会社竹原機械研究所 繊維の切断装置
JP6324765B2 (ja) * 2014-03-14 2018-05-16 大和ハウス工業株式会社 鉄骨造建築物における耐力壁門形設置構造
CN106638957B (zh) * 2016-10-08 2018-08-28 西南科技大学 冷弯薄壁型钢结构房屋外墙结构体系

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