JP2657373B2 - 感熱プリンタ - Google Patents
感熱プリンタInfo
- Publication number
- JP2657373B2 JP2657373B2 JP60287226A JP28722685A JP2657373B2 JP 2657373 B2 JP2657373 B2 JP 2657373B2 JP 60287226 A JP60287226 A JP 60287226A JP 28722685 A JP28722685 A JP 28722685A JP 2657373 B2 JP2657373 B2 JP 2657373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- guide
- thermal
- roll
- guide roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J17/00—Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
- B41J17/02—Feeding mechanisms
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （イ）発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、サーマルヘッド等の熱的記録手段により、
感熱転写フィルムの顔料又は染料の転写物質を被転写材
料に転写することにより記録を行う感熱プリンタに関す
る。
感熱転写フィルムの顔料又は染料の転写物質を被転写材
料に転写することにより記録を行う感熱プリンタに関す
る。
［従来の技術］ 従来から複数の発熱体ドットからなるサーマルヘッド
を用いたカラー感熱転写記録装置の被転写材料の搬送方
法としては２方式が提案されており、簡単に図に基いて
説明すると、まず１方式としては第４図に示す如く、熱
転写記録部となるサーマルヘッド発熱部１に感熱転写フ
ィルム５及び被熱転写材料６をサーマルヘッド１に押付
けるプラテンロール２の押付部を中心に、熱転写フィル
ム５は給紙部巻取ロール３へ一方方向に搬送され、被熱
転写材料６はガイドロール７及びプラテンロール２によ
り、熱転写記録時に熱転写フイルム５と同方向へ搬送さ
れ、１色目の記録が終了次第記録先頭位置までフィルム
搬送方向とは逆方向に搬送され、色重ね数だけ以上の動
作が繰り返される。この方式は被熱転写材料としてカッ
ト紙及びロール紙ともに使用可能であるが、被熱転写材
料をプラテンロール２に沿わせてＵ字型の搬送経路を持
ち熱転写記録を行うため、被熱転写材料として、はが
き、名刺等に使用される厚紙や、プラスチックカード等
に用いられるプラスチック類は可撓性を有しないため使
用できないという致命的な欠点を有している。
を用いたカラー感熱転写記録装置の被転写材料の搬送方
法としては２方式が提案されており、簡単に図に基いて
説明すると、まず１方式としては第４図に示す如く、熱
転写記録部となるサーマルヘッド発熱部１に感熱転写フ
ィルム５及び被熱転写材料６をサーマルヘッド１に押付
けるプラテンロール２の押付部を中心に、熱転写フィル
ム５は給紙部巻取ロール３へ一方方向に搬送され、被熱
転写材料６はガイドロール７及びプラテンロール２によ
り、熱転写記録時に熱転写フイルム５と同方向へ搬送さ
れ、１色目の記録が終了次第記録先頭位置までフィルム
搬送方向とは逆方向に搬送され、色重ね数だけ以上の動
作が繰り返される。この方式は被熱転写材料としてカッ
ト紙及びロール紙ともに使用可能であるが、被熱転写材
料をプラテンロール２に沿わせてＵ字型の搬送経路を持
ち熱転写記録を行うため、被熱転写材料として、はが
き、名刺等に使用される厚紙や、プラスチックカード等
に用いられるプラスチック類は可撓性を有しないため使
用できないという致命的な欠点を有している。
次に第２の方式として、第５図に示す如く、被転写材
料６をプラテンロール２にチャック2aにより噛え込んで
巻きつけ、被転写紙６を感熱転写フィルム５の搬送方向
（給紙部巻取ロール４から排紙部巻取ロール３へ進む方
向）と同一方向に色重ね数だけ回転させ熱転写画像を得
る方式が提案されている。この方式は第１の方式と比較
して、被転写材料６がプラテンロールと一体となり回転
しているため、色重ね時の重ねずれ（見当ずれ）を生じ
にくいという利点を有しているが、第１の方式と同様
に、被転写材料をプラテンロールに巻きつけるため、被
転写材料６は可撓性を有している必要があり、被転写材
料として、はがき、名刺等の厚紙やプラスチックカード
などに用いられるプラスチック類等の可撓性を有しない
材料を使用できないという致命的な欠点を有している。
料６をプラテンロール２にチャック2aにより噛え込んで
巻きつけ、被転写紙６を感熱転写フィルム５の搬送方向
（給紙部巻取ロール４から排紙部巻取ロール３へ進む方
向）と同一方向に色重ね数だけ回転させ熱転写画像を得
る方式が提案されている。この方式は第１の方式と比較
して、被転写材料６がプラテンロールと一体となり回転
しているため、色重ね時の重ねずれ（見当ずれ）を生じ
にくいという利点を有しているが、第１の方式と同様
に、被転写材料をプラテンロールに巻きつけるため、被
転写材料６は可撓性を有している必要があり、被転写材
料として、はがき、名刺等の厚紙やプラスチックカード
などに用いられるプラスチック類等の可撓性を有しない
材料を使用できないという致命的な欠点を有している。
［発明が解決しようとする問題点］ 本発明は、これらの点に鑑みてなされたもので、その
目的は、被転写材料の可撓性に影響されない感熱プリン
ターを提供することにある。
目的は、被転写材料の可撓性に影響されない感熱プリン
ターを提供することにある。
（ロ）発明の構成 ［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は、ガイドロールを
上下動可動に支承する縦溝を備えたずれ防止ガイドによ
り、前記ガイドロールとこれに対面するガイド板との間
で、種々の厚みのある被熱転写材料にも対応できる搬送
路を形成し、しかも、被熱転写材料が、感熱転写記録部
において蛇行することなく熱転写フィルムによる色重ね
数だけ直線的前後に案内されるよう構成したことを特徴
とするものである。
上下動可動に支承する縦溝を備えたずれ防止ガイドによ
り、前記ガイドロールとこれに対面するガイド板との間
で、種々の厚みのある被熱転写材料にも対応できる搬送
路を形成し、しかも、被熱転写材料が、感熱転写記録部
において蛇行することなく熱転写フィルムによる色重ね
数だけ直線的前後に案内されるよう構成したことを特徴
とするものである。
［実施例］ 以下図面を参照し、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図において、熱転写記録部となる。サーマルヘッ
ド発熱部１に感熱転写フィルム５及び被熱転写材料６を
押付けるプランテンロール２の押付部を中心に、熱転写
フィルム５は、給紙部巻取ロール４から排紙部巻取ロー
ル３へ一方向に搬送され、被熱転写記録部を中心に前後
を直線で搬送するための被熱転写ガイド板８、９と、被
熱転写材料６をガイド板に押し付け前後に搬送するガイ
ドロール７が設けられており、プラテンロール２とガイ
ドローラ７により色重ね数だけ前後に搬送される機構を
有している。この実施例では、第２図に示すように、被
熱転写材料６の左右へのずれを防止するため、ガイド板
８のサイドをＬ字型の左右ずれ防止ガイド8aとし、この
防止ガイド8aに形成した縦溝8bに前記ガイドロール７の
支軸を上下動可能に収容するように構成している。な
お、ガイド板９も同様に構成されている。
ド発熱部１に感熱転写フィルム５及び被熱転写材料６を
押付けるプランテンロール２の押付部を中心に、熱転写
フィルム５は、給紙部巻取ロール４から排紙部巻取ロー
ル３へ一方向に搬送され、被熱転写記録部を中心に前後
を直線で搬送するための被熱転写ガイド板８、９と、被
熱転写材料６をガイド板に押し付け前後に搬送するガイ
ドロール７が設けられており、プラテンロール２とガイ
ドローラ７により色重ね数だけ前後に搬送される機構を
有している。この実施例では、第２図に示すように、被
熱転写材料６の左右へのずれを防止するため、ガイド板
８のサイドをＬ字型の左右ずれ防止ガイド8aとし、この
防止ガイド8aに形成した縦溝8bに前記ガイドロール７の
支軸を上下動可能に収容するように構成している。な
お、ガイド板９も同様に構成されている。
また、被熱転写材料搬送路を直線にするためには、第
３図に示すように、被熱転写紙ガイド板８のガイド面を
上側ガイドロール７に対面するガイドロールに置換形成
し、被熱転写材料６の厚さに応じて上下変位する上側ガ
イドロールとで被熱転写材料６を挟持するようにして、
被熱転写材料６を前後に搬送させる機構にしてもよく、
ここで被熱転写材料６の左右へのずれを防止するために
棒又は板状のサイドガイド10を設ける構成としてもよ
い。
３図に示すように、被熱転写紙ガイド板８のガイド面を
上側ガイドロール７に対面するガイドロールに置換形成
し、被熱転写材料６の厚さに応じて上下変位する上側ガ
イドロールとで被熱転写材料６を挟持するようにして、
被熱転写材料６を前後に搬送させる機構にしてもよく、
ここで被熱転写材料６の左右へのずれを防止するために
棒又は板状のサイドガイド10を設ける構成としてもよ
い。
上記の印字機構を有する感熱プリンタのブロック図を
第６図に示す。
第６図に示す。
（ハ）発明の効果 本発明によれば、サーマルヘッド発熱部を挟んで水平
前後方向に、左右にガイドロール支軸を上下動可能に支
承する縦溝を備えたずれ防止ガイドを設けたので、被熱
転写材料の厚さ変化に対応でき、しかも、被熱転写材料
が蛇行することなく直線的に前後に案内されるようにな
るため、色重ね時の重ねずれ（見当ずれ）を生ずること
もない。また、被熱転写材料が折り曲げられることなく
直線で搬送されるため、可撓性を有しないはがき、名刺
等の厚紙や、近年著しく普及してきたカード等プラスチ
ック、金属等の使用が可能である。
前後方向に、左右にガイドロール支軸を上下動可能に支
承する縦溝を備えたずれ防止ガイドを設けたので、被熱
転写材料の厚さ変化に対応でき、しかも、被熱転写材料
が蛇行することなく直線的に前後に案内されるようにな
るため、色重ね時の重ねずれ（見当ずれ）を生ずること
もない。また、被熱転写材料が折り曲げられることなく
直線で搬送されるため、可撓性を有しないはがき、名刺
等の厚紙や、近年著しく普及してきたカード等プラスチ
ック、金属等の使用が可能である。
第１図は本発明による被熱転写材料搬送方式の感熱プリ
ンタの構成を示す側面図、第２図は第１図におけるガイ
ドロール部分の斜視図、第３図は第１図と同様の別実施
例を示す図、第４図、第５図は、それぞれ従来提供され
ている感熱プリンタの被熱転写材料搬送方式のプリンタ
の構成を示す側面図、第６図は感熱プリンタ構成の一例
を示すブロック図、である。 １……サーマルヘッド発熱部、２……プラテンロール、
３……排紙部転写フィルム巻取ロール、４……給紙部転
写フイルム巻取ロール、５……感熱転写フイルム、６…
…被熱転写材料、７……被熱転写紙ガイドロール、８…
…給紙部被熱転写紙ガイド板、8a……被熱転写材料左右
ずれ防止ガイド、９……排紙部被熱転写紙ガイド板、10
……被熱転写紙左右ずれ防止ガイドバー。
ンタの構成を示す側面図、第２図は第１図におけるガイ
ドロール部分の斜視図、第３図は第１図と同様の別実施
例を示す図、第４図、第５図は、それぞれ従来提供され
ている感熱プリンタの被熱転写材料搬送方式のプリンタ
の構成を示す側面図、第６図は感熱プリンタ構成の一例
を示すブロック図、である。 １……サーマルヘッド発熱部、２……プラテンロール、
３……排紙部転写フィルム巻取ロール、４……給紙部転
写フイルム巻取ロール、５……感熱転写フイルム、６…
…被熱転写材料、７……被熱転写紙ガイドロール、８…
…給紙部被熱転写紙ガイド板、8a……被熱転写材料左右
ずれ防止ガイド、９……排紙部被熱転写紙ガイド板、10
……被熱転写紙左右ずれ防止ガイドバー。
Claims (2)
- 【請求項１】サーマルヘッドにより感熱転写フィルムの
顔料または染料を転写する感熱プリンタにおいて、サー
マルヘッド発熱部を挟んで水平前後位置に、ガイドロー
ルと、左右に前記ガイドロールの支軸を上下動可能に支
承する縦溝を備えたずれ防止ガイドと、前記ガイドロー
ル下側に対面位置する被熱転写紙ガイド紙とを設け、被
熱転写材料を、前記被熱転写紙ガイド板上を熱転写フィ
ルムによる色重ね数だけ直線的に前後に搬送して、サー
マルヘッド発熱部による感熱色重ね転写を行うよう構成
したことを特徴とする感熱プリンタ。 - 【請求項２】被熱転写紙ガイド板を、上側ガイドロール
に対面するガイドロールに置換形成するとともに、被熱
転写紙搬送に際しての左右へのずれを防止する棒又は板
状のサイドガイドを搬送路両側に設けてなる特許請求の
範囲第１項記載の感熱プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287226A JP2657373B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 感熱プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60287226A JP2657373B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 感熱プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146660A JPS62146660A (ja) | 1987-06-30 |
| JP2657373B2 true JP2657373B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=17714673
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60287226A Expired - Lifetime JP2657373B2 (ja) | 1985-12-20 | 1985-12-20 | 感熱プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2657373B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007062972A (ja) * | 2005-09-01 | 2007-03-15 | Funai Electric Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP5303478B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2013-10-02 | 東芝テック株式会社 | サーマルプリンタ |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52115230U (ja) * | 1976-02-27 | 1977-09-01 | ||
| JPS563446A (en) * | 1979-06-19 | 1981-01-14 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Sound recorder/reproducer |
| JPS5634465A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-06 | Hitachi Ltd | Printer |
| JPS56149651U (ja) * | 1980-04-08 | 1981-11-10 |
-
1985
- 1985-12-20 JP JP60287226A patent/JP2657373B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62146660A (ja) | 1987-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7870824B2 (en) | Single-pass double-sided image transfer process and system | |
| EP0388763A3 (en) | Thermal transfer recording device | |
| JP2657373B2 (ja) | 感熱プリンタ | |
| JP2001071569A (ja) | サーマルプリンタ | |
| CN100509422C (zh) | 图像形成方法和图像形成装置 | |
| JPH07156487A (ja) | 感熱転写記録装置 | |
| KR102287570B1 (ko) | 열전사 인화 장치, 열전사 인화 시스템 및 반전 유닛 | |
| JP2536728B2 (ja) | 熱転写プリンタ | |
| JP2006175777A (ja) | サーマルプリンタ装置 | |
| JPS6169646A (ja) | 用紙搬送装置 | |
| KR0147573B1 (ko) | 프린팅 방법 및 그 장치 | |
| KR0132864B1 (ko) | 프린팅 방법 및 그 장치 | |
| JP3359768B2 (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JP2008030922A (ja) | 用紙収納カセット及び記録装置 | |
| JP3118017B2 (ja) | 記録装置 | |
| JP3263273B2 (ja) | 感熱式複写紙への印字方法 | |
| JPH04166388A (ja) | カラー転写シート及びその使用方法 | |
| JPH07125363A (ja) | 感熱転写プリンター | |
| JP2002128360A (ja) | 用紙のカール矯正方法 | |
| JP2004237688A (ja) | 感熱プリンタ | |
| JPH04288255A (ja) | カラーハードコピィの作成方法 | |
| JPH08282074A (ja) | 熱転写記録方法 | |
| JPS6319274A (ja) | 熱転写記録装置 | |
| JPH0544949U (ja) | カラープリンタの用紙送り機構 | |
| JPH0544554U (ja) | プリンタ装置の用紙保持機構 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |