JP2657238B2 - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JP2657238B2 JP9746388A JP9746388A JP2657238B2 JP 2657238 B2 JP2657238 B2 JP 2657238B2 JP 9746388 A JP9746388 A JP 9746388A JP 9746388 A JP9746388 A JP 9746388A JP 2657238 B2 JP2657238 B2 JP 2657238B2
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宏 田村
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
    • G03G5/142Inert intermediate layers

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、電子写真用感光体、特に正帯電型の電子写
真用感光体の改良に関する。
〔従来技術〕
従来より、電荷発生物質と共に各種の樹脂を配合させ
た電荷発生層を設けた電子写真用感光体は知られてい
る。このような例としては、ポリビニルブチラール(特
開昭58−105154号)、脂肪酸セルロースエステル(特開
昭58−166353号)、Tgが70℃以下で酸価数10〜40のアク
リル樹脂(特開昭58−192040号)、Tgが70℃以下の樹脂
と、Tgが75℃以上の樹脂を混合したもの(特開昭58−19
3549号)、電荷発生物質−樹脂−溶剤の系に相溶性のよ
り低い樹脂−溶剤系を加えて再分散したもの(特開昭56
−12646号)、ポリビニルピロリドン(特開昭56−11314
0号)、ポリビニルホルマール樹脂(特開昭61−235844
号)等の樹脂を用いたものが挙げられる。
しかしながら、従来公知の感光体にあっては、電荷発
生物質とバインダー樹脂の混合比によって感度と前露光
疲労に対する帯電性が異なるという問題があった。
即ち、従来の感光体は電荷発生物質に対するバインダ
ー樹脂の使用量を少くすると感度を増大することができ
るが、前露光疲労に対する帯電性の低下が著しくなり、
逆に電荷発生物質に対するバインダー樹脂の使用量を多
くすると前露光疲労に対する帯電性の低下を抑制できる
が、感度が著しく低下するという問題点を包含する。
また、近年、有機感光体特に支持体上に電荷発生層及
び電荷移動層を順次積層した負帯電型感光体が多く使用
されている。この感光体はプラス帯電型のものに比べて
オゾンの発生量が多く、このため感光体表面が化学変化
を受け易く画像のボケや残留電位が上昇するという難点
がある。
また、電荷移動層にヒドラゾン化合物、ピラゾリン化
合物、オキサゾール化合物、スチリル化合物等の淡黄色
〜黄色系の正孔移動物質を用いているため、短波長光た
とえば500nm以下のブルー光はこの電荷移動層に吸収さ
れてしまい、かかる感光体は短波側波長域の感度が著し
く弱いという欠点がある。この感度の低下はブルー光に
対して著しく、このため光量を増大しないと光減衰効果
が発揮されない。しかしながら、このように光量を増大
すると感光体に疲労が蓄積しその耐久性が低下するとい
う問題を生じる。
一方、電荷移動層及び電荷発生層をその順に積層した
プラス帯電型の感光体は、電荷発生層が表面層となり、
帯電、露光、現像、転写、クリーニングの複写をプロセ
スの繰り返しにより表面層が摩耗し、その耐久性が低下
する。
これらの欠点を解消する方法として、電荷発生層の膜
厚を厚くする方法が提案されているが(特開昭59−2248
46号、特開昭59−174849号)、この方法には電荷発生層
中でのキャリアトラップによる残留電位の蓄積や帯電性
の劣化が生じるという難点がある。
〔目的〕
本発明は、短波側波長域に対しても優れた感度を示す
とともに残留電位の蓄積や帯電性の劣化がなく、しかも
耐久性に優れた電子写真感光体を提供することを目的と
する。
〔構成〕
本発明によれば、導電性支持体上に電荷移動層、電荷
発生層、中間層及び保護層を順次設けた電子写真用感光
体において、該中間層に下記一般式(I)〜一般式(VI
II)で示される化合物の少なくとも1種を含有させたこ
とを特徴とする電子写真用感光体が提供される。
(R1,R2,R4:水素、低級アルキル基、アルコキシ基、ハ
ロゲン R3:水素、水酸基 R5,R6:水素、−SO3H及びその金属塩、−COOH及びその金
属塩、低級アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、水酸
基 R7,R8,R9,R10:水素、低級アルキル基、アルコキシ基、
ハロゲン R11:水素、−NO つぎに、本発明で用いられる各構成材料について説明
する。
導電性支持体とは、帯電電荷と逆極性の電荷を基体側
に供給することを目的とするものであって、電気抵抗が
108Ωcm以下で、かつ電荷発生層、電荷移動層更には下
引層の成膜条件に耐えられるものを使用することができ
る。これらの例としては、Al、Ni、Cr、Zn、ステンレス
等の電気伝導性の金属および合金並びにガラス、セラミ
ックス等の無機絶縁物質およびポリエステル、ポリイミ
ド、フェノール樹脂、ナイロン樹脂、紙等の有機絶縁性
物質の表面を、真空蒸着、スパッタリング、吹付塗装等
の方法によって、Al、Ni、Cr、Zn、ステンレス、炭素、
SnO2、In2O3等の電気導電性物質を被覆して導電処理を
行なったもの等があげられる。
電荷移動層は、電荷移動物質および樹脂バインダーを
適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを導電性基体上に
塗布、乾燥することにより形成できる。また、必要によ
り可塑剤やレベリング剤等を添加することもできる。
電荷移動物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ルおよびその誘導体、ポリ−γ−カルバゾリルエチルグ
ルタメートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒ
ド縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビ
ニルフェナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジア
ゾール誘導体、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミ
ン誘導体、9−(p−ジエチルアミノスチリル)アント
ラセン、1,1−ビス−(4−ジベンジルアミノフェニ
ル)プロパン、スチリルアントラセン、スチリルピラゾ
リン、フェニルヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン
誘導体等の電子供与性物質が挙げられる。
樹脂バインダーとしては、前記電荷発生層で用いるポ
リスチレン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、ス
チレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マレイン
酸共重合体、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリアクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポ
リカーボネート、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロー
ス樹脂、ポリビニルブチラール、ポリビニルホルマー
ル、ポリビニルトルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾー
ル、アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラ
ミン樹脂、ウレタン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド
樹脂等の熱可塑性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
このときの溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、トルエン、モノクロルベンゼン、ジクロルエタ
ン、塩化メチレン等が使用できる。
電荷移動層の厚さは、5〜40μm、好ましくは10〜25
μm程度が適当である。
電荷発生層は電荷発生物質もしくはこのものと樹脂バ
インダーから構成される。
このような樹脂バインダーとしては、ポリスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
ポリエステル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リアクリレート樹脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネー
ト、酢酸セルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリ
ビニルブチラール、ポリビニルホルマール、ポリビニル
トルエン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、アクリル樹
脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレ
タン樹脂、フェノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑
性または熱硬化性樹脂が挙げられる。
バインダー樹脂は、その総量として電荷発生物質100
重量部に対して0.01〜200重量部用いるのが適当であ
り、好ましくは1〜50重量部である。また、前記重合体
及び/又は共重合体は電荷発生物質100重量部に対して
少なくとも0.01重量部、好ましくは1重量部以上含有さ
せることが必要である。
電荷発生物質としては、例えば、シーアイピグメント
ブルー25〔カラーインデックス(CI)21180〕、シーア
イピグメントレッド41(CI 21200)、シーサイアシッド
レッド52(CI 45100)、シーアイベーシックレッド3
(CI 45210)、さらに、ポリフィリン骨格を有するフタ
ロシアニン系顔料、アズレニウム塩顔料、スクアリック
塩顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭53
−95033号公報に記載)、スチルスチルベン骨格を有す
るアゾ顔料(特開昭53−138229号公報に記載)、トリフ
ェニルアミン骨格を有するアゾ顔料(特開昭53−132547
号公報に記載)、ジベンゾチオフェン骨格を有するアゾ
顔料(特開昭54−21728号公報に記載)、オキサジアゾ
ール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−12742号公報に
記載)、フルオレノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54
−22834号公報に記載)、ビススチルベン骨格を有する
アゾ顔料(特開昭54−17733号公報に記載)、ジスチリ
ルオキサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−
2129号公報に記載)、ジスチリルカルバゾール骨格を有
するアゾ顔料(特開昭54−17734号公報に記載)、カル
バゾール骨格を有するトリアゾ顔料(特開昭57−195767
号公報、同57−195768号公報に記載)等、さらに、シー
アイピグメントブルー16(CI 74100)等のフタロシアニ
ン系顔料、シーアイバットブラウン5(CI 73410)、シ
ーアイバットダイ(CI 73030)等のインジゴ系顔料、ア
ルゴスカーレットB(バイオレット社製)、インダスレ
ンスカーレットR(バイエル社製)等のペリレン系顔料
等の有機顔料を使用することができる。
これら電荷発生物質の中でも特にアゾ顔料が好適であ
り、更にアゾ顔料の中でも以下に示すジスアゾ顔料ある
いはトリスアゾ顔料が最も好ましい。
アゾ顔料の具体例を以下に示す。
電荷発生層の膜厚は、0.1〜10μm程度が適当であ
り、好ましくは0.2〜3μmである。
電荷発生層は、適当な溶剤に樹脂バインダーおよび電
荷発生物質を溶解ないし分散し、これを塗布、乾燥する
ことによって形成できる。溶剤として、ベンゼン、トル
エン、キシレン、塩化メチレン、ジクロルエタン、モノ
クロルベンゼン、ジクロルベンゼン、酢酸エチル、酢酸
ブチル、メチルエチルケトン、ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、シクロヘキサノン、メチルセロソルブ、エチ
ルセロソルブなどを単独または混合して用いることがで
きる。
本発明はこの電荷発生層の上にコロナ帯電による電荷
注入及び繰り返し使用時の電荷キャリアのトラップの防
止層として、前記一般式(I)〜一般式(VIII)で示さ
れる化合物の少なくとも1種を含有させた中間層を設け
る。
以下、前記一般式(I)〜一般式(VIII)で示される
化合物の具体例を示す。
なお、〔 〕はC.I No.(カラーインデックスNo.)を
表わす。
〔一般式(I)及び一般式(II)の化合物の具体例〕 〔47005〕C.I.Acid Yellow3 C.I.Food Yellow13 〔一般式(III)の化合物の具体例〕 〔一般式(IV)の化合物の具体例〕 〔一般式(V)の化合物の具体例〕 〔一般式(VI)の化合物の具体例〕 〔一般式(VII)及び一般式(VIII)の化合物の具体
例〕 この中間層の膜厚は0.05〜3μm好ましくは0.05〜1
μmである。
また、本発明においては、耐摩耗性、耐損傷性等の向
上を図るために中間層の上に保護層を設けることが必要
である。
保護層樹脂としては、ABS樹脂、ACS樹脂、オレフィン
ビニル共重合体樹脂、塩素化ポリエーテル、アリル樹
脂、フェノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポ
リアミドイミド、ポリアリレート、ポリアリルスルホ
ン、ポリブチレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリ
カーボネート、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリイミド、メタクリル
樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロピレン、ポリフェ
ニレンオキシド、ポリスルホン、ポリスチレン、AS樹
脂、ブタジエン−スチレン樹脂、ポリウレタン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等が挙げ
られる。
また、耐摩耗性の観点から添加剤としてポリテトラフ
ロロエチレン樹脂、フッ素系樹脂、シリコーン樹脂を添
加し、摩擦係数を下げ耐摩耗性並びに耐傷化性の向上を
図ることができ、また酸化チタン、酸化錫、チタン酸カ
リウムの無機化合物を前記樹脂中に分散しても耐摩耗性
が向上する。この表面保護層の膜厚は0.5〜10μm、好
ましくは1〜5μmである。
また、本発明においては、導電性支持体と電荷移動層
の中間に、バリヤー機能と接着機能をもつ下引層を設け
ることもできる。
下引層は、カゼイン、ポリビニルアルコール、ニトロ
セルロース、エチレン−アクリル酸コポリマー、ポリア
ミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、共重合
ナイロン、アルコキシメチル化ナイロンなど)、ポリウ
レタン、ゼラチン酸化アルミニウムなどによって形成で
きる。
下引層の膜厚は、0.1〜5μ、好ましくは0.5〜3μが
適当である。
本発明における前記各層を塗工するには浸漬コーティ
ング法、スプレーコーティング法、スピンナーコーティ
ング法、ビードコーティング法、ワイヤーバーコーティ
ング法、ブレードコーティング法、ローラーコーティン
グ法、カーテンコーティング法あるいはスクリーン印刷
法などのコーティング法を用いて行なうことができる。
乾燥は、室温における指触乾燥後、加熱乾燥する方法が
好ましい。加熱乾燥は30〜200℃の温度で5分〜2時間
の範囲の時間で、静止または送風下で行なうことができ
る。
〔効果〕
本発明の電子写真用感光体は、前記構成からなるの
で、短波側波長域に対しても優れた感度を示すとともに
残留電位の蓄積や帯電性の劣化がなく、耐久性に優れた
ものである。
〔実 施 例〕
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。な
お、部及び%はいずれも重量基準である。
実施例1 導電性支持体上に下記の電荷移動層液を浸漬塗工法で
乾燥後の膜厚が22μmになる様に塗工した。
〔電荷移動層塗工液〕
ポリカーボネート(帝人社製C−1400) 100 部 シリコンオイル(信越化学社製KF−50) 0.05部 ジクロルメタン 785 部 〔電荷発生層塗工液〕 アゾ顔料(No.1) 5 部 シクロヘキサノン 95 部 をボールミルで分散し、シクロヘキサノン400部を加え
分散してミルベースを調整し、1重量%の電荷発生物質
を含有したもの。
つぎに、前記電荷移動層上に上記電荷発生層塗液をス
プレー法で0.5μmとなる様に塗工した。
ついで、 ポリアミド樹脂(CM−8000 東レ社製) 1 部 メタノール 49.5部 n−ブタノール 49.5部 からなる中間層形成液を調整した。ついで、この液30部
に表−1記載の化合物を0.05〜0.07部を添加し、撹拌、
溶解させる。次に、ロ過し、未溶解物を取り除き、中間
層形成液とする。この中間層形成液をスプレー法で乾燥
後の膜厚が0.3〜1μmになるように塗工した。
更に、 スチレン/メチルメタクリレート/2−ヒドロキシエチル
メタクリレート/メタクリル酸(35:50:10:5の共重体)
50部 酸化スズ(住友セメント社製) 60部 メチルエチルケトン 100部 酢酸ブチル 100部 をボールミルで分散し、メチルエチルケトン100部、酢
酸ブチル200部を加えて更に分散し、ミルベースを調整
した。このミルベースを10部をメチルエチルケトン5
部、酢酸ブチル5部でレットダウンして、この液にイソ
シアネート(住友バイエルウレタン社製N−75固形分75
%)1部を加え塗工液とした。この液を前記中間層上に
乾燥後の膜厚が3μmになる様にスプレー塗工した。こ
れらの感光体を、特開昭60−100167号公報に提示されて
いる装置を使用して回転速度1000rpmで回転し、暗中+6
KVの電圧をかけ、コロナ放電を行ない感光体を帯電させ
る。
帯電電位を800Voltになるようにコントロールし、次
いで、タングステンランプの色温度2854゜Kの光で、感
光体表面における照度が26lux/cm2となる状態で、スリ
ット幅6mmの光を照射して、感光体の表面電位が80Volt
に減衰せしめるのに必要な露光量E1/10(lux,se)を求
めた。さらに同様の光を30see照射した後の感光体の表
面電位を残留電位VRとした。又、これらの感光体を
(株)リコー製FT−5510に入れ画像試験を行なった。帯
電と光量は、暗部電位800V、明部電位80Vに設定した。2
000枚コピー後に上記測定法にて感度E1/10、残留電位V
Rを測定した。光疲労については、白色蛍光灯下、ドラ
ム面での照度が1000luxになる位置におき、1時間照射
直後に上記装置にてVRを測定し、その後、実機にて2000
枚コピー後、同様にしてVRを測定した。結果を表−1に
示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性支持体上に電荷移動層、電荷発生
    層、中間層及び保護層を順次設けた電子写真用感光体に
    おいて、該中間層に下記一般式(I)〜一般式(VIII)
    で示される化合物の少なくとも1種を含有させたことを
    特徴とする電子写真用感光体。 (R1,R2,R4:水素、低級アルキル基、アルコキシ基、ハ
    ロゲン R3:水素、水酸基 R5,R6:水素、−SO3H及びその金属塩、−COOH及びその金
    属塩、低級アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン、水酸
    基 R7,R8,R9,R10:水素、低級アルキル基、アルコキシ基、
    ハロゲン R11:水素、−NO
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