JP2657056B2 - γ‐リノレン酸の豊富化方法 - Google Patents
γ‐リノレン酸の豊富化方法Info
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- C11C—FATTY ACIDS FROM FATS, OILS OR WAXES; CANDLES; FATS, OILS OR FATTY ACIDS BY CHEMICAL MODIFICATION OF FATS, OILS, OR FATTY ACIDS OBTAINED THEREFROM
- C11C1/00—Preparation of fatty acids from fats, fatty oils, or waxes; Refining the fatty acids
- C11C1/007—Preparation of fatty acids from fats, fatty oils, or waxes; Refining the fatty acids using organic solvents
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/487—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by treatment giving rise to chemical modification
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は第1の2重結合が6又は9の位置にある高度
不飽和脂肪酸の混合物のうち第1の2重結合が6の位置
にある高度不飽和脂肪酸、特にγ−リノレン酸を選択的
に豊富化することに関する。
不飽和脂肪酸の混合物のうち第1の2重結合が6の位置
にある高度不飽和脂肪酸、特にγ−リノレン酸を選択的
に豊富化することに関する。
従来技術 γ−リノレン酸[6,9,12−オクタデカトリエン酸(Δ
6,ω6)]の生物学的重要性は周知である。生体でリノ
レン酸[9,12−オクタデカジエン酸(Δ9,ω6)]から
生成し、ジホモ−γ−リノレン酸(5,8,11,−エイコサ
トリエン酸)を経てアラキドン酸(5,8,11,14−エイコ
サテトラエン酸)になる代謝過程で必須の中間体であ
る。この性質は多くの食事療法、化粧用および医薬適用
に利用される。又α−リノレン酸[9,12,15−オクタデ
カトリエン酸(Δ9,ω3)]はこの代謝方法で同じ仕方
で関与しないことも既知である。
6,ω6)]の生物学的重要性は周知である。生体でリノ
レン酸[9,12−オクタデカジエン酸(Δ9,ω6)]から
生成し、ジホモ−γ−リノレン酸(5,8,11,−エイコサ
トリエン酸)を経てアラキドン酸(5,8,11,14−エイコ
サテトラエン酸)になる代謝過程で必須の中間体であ
る。この性質は多くの食事療法、化粧用および医薬適用
に利用される。又α−リノレン酸[9,12,15−オクタデ
カトリエン酸(Δ9,ω3)]はこの代謝方法で同じ仕方
で関与しないことも既知である。
大半の植物油はΔ9高度不飽和脂肪酸、リノール酸
(ω6)およびα−リノレン酸(ω3)を含む。Δ6高
度不飽和脂肪酸であるγ−リノレン酸(ω6)の非常に
興味ある起源はスグリ属、特に黒スグリの果実の種子で
ある。この果実の種子油はリノール酸(ω6)およびα
−リノレン酸(ω3)の形でΔ9高度不飽和酸をかなり
の量で含む。例示すれば、この果実の種子油は重量%で
次の脂肪酸のトリグリセリドから成る: ある適用、特に医薬適用に対しては、これらの油から
生成する脂肪酸混合物を選択的にΔ6高度不飽和酸、特
にγ−リノレン酸により豊富化することが望ましい。高
速液体クロマトグラフイ(HPLC)による脂肪酸分画の通
例方法はγ−リノレン酸をα−リノレン酸から分離する
ことができない。
(ω6)およびα−リノレン酸(ω3)を含む。Δ6高
度不飽和脂肪酸であるγ−リノレン酸(ω6)の非常に
興味ある起源はスグリ属、特に黒スグリの果実の種子で
ある。この果実の種子油はリノール酸(ω6)およびα
−リノレン酸(ω3)の形でΔ9高度不飽和酸をかなり
の量で含む。例示すれば、この果実の種子油は重量%で
次の脂肪酸のトリグリセリドから成る: ある適用、特に医薬適用に対しては、これらの油から
生成する脂肪酸混合物を選択的にΔ6高度不飽和酸、特
にγ−リノレン酸により豊富化することが望ましい。高
速液体クロマトグラフイ(HPLC)による脂肪酸分画の通
例方法はγ−リノレン酸をα−リノレン酸から分離する
ことができない。
驚くべきことにこれら2種の異性体は異なる飽和度を
有する脂肪酸の分離に従来から使用される簡単な方法に
より分離できることがわかつた。特に飽和脂肪酸から不
飽和脂肪酸の分離は例えばGB−PS 1,240,513号明細書
に相当するFR−PS 1,603,383号明細書に記載され、こ
れはほとんどα−リノレン酸を含まない月見草[オエノ
テラ(Oenothera)]の油から生成する脂肪酸混合物を
γ−リノレン酸により豊富化することに関する。
有する脂肪酸の分離に従来から使用される簡単な方法に
より分離できることがわかつた。特に飽和脂肪酸から不
飽和脂肪酸の分離は例えばGB−PS 1,240,513号明細書
に相当するFR−PS 1,603,383号明細書に記載され、こ
れはほとんどα−リノレン酸を含まない月見草[オエノ
テラ(Oenothera)]の油から生成する脂肪酸混合物を
γ−リノレン酸により豊富化することに関する。
改良しようとする技術 本発明方法はΔ6高度不飽和酸以外の脂肪酸対尿素の
重量比1:2.0〜1:4.5で低級アルカノールに溶解した尿素
により混合物を処理し、形成した不溶性包接複合物を分
離し、そしてΔ6高度不飽和脂肪酸、特にγ−リノレン
酸を豊富化したフラクションを液相中に集めることを特
徴とする。
重量比1:2.0〜1:4.5で低級アルカノールに溶解した尿素
により混合物を処理し、形成した不溶性包接複合物を分
離し、そしてΔ6高度不飽和脂肪酸、特にγ−リノレン
酸を豊富化したフラクションを液相中に集めることを特
徴とする。
方法はスグリ族の果実種子油、好ましくは黒スグリ
[ライブス ニグラム(Ribes nigrum)]の油を含む出
発物質を鹸化し、得た脂肪酸混合物を使用して行なうこ
とが好ましい。粗製油または精製油を鹸化し、又は別法
では好ましくはフレーク形に変換した種子を直接処理す
ることができる。鹸化は好ましくは熱水性アルコール媒
体で、有利には金属封鎖剤、例えばエチレンジアミンテ
トラ酢酸二ナトリウムを含む濃強塩基、例えば苛性ソー
ダにより出発物質を処理し、不鹸化物を溶媒、たとえば
ヘキサンにより分離し、そして例えば濃塩酸水溶液によ
り水性層を中和することにより、有利に行なわれる。鹸
化後得た混合物は抗酸化剤、例えば100〜600ppmの没食
子酸プロピル又は好ましくは200〜400ppmのアスコルビ
ン酸パルミチン酸エステルの添加により酸化に対し保護
することが好ましい。
[ライブス ニグラム(Ribes nigrum)]の油を含む出
発物質を鹸化し、得た脂肪酸混合物を使用して行なうこ
とが好ましい。粗製油または精製油を鹸化し、又は別法
では好ましくはフレーク形に変換した種子を直接処理す
ることができる。鹸化は好ましくは熱水性アルコール媒
体で、有利には金属封鎖剤、例えばエチレンジアミンテ
トラ酢酸二ナトリウムを含む濃強塩基、例えば苛性ソー
ダにより出発物質を処理し、不鹸化物を溶媒、たとえば
ヘキサンにより分離し、そして例えば濃塩酸水溶液によ
り水性層を中和することにより、有利に行なわれる。鹸
化後得た混合物は抗酸化剤、例えば100〜600ppmの没食
子酸プロピル又は好ましくは200〜400ppmのアスコルビ
ン酸パルミチン酸エステルの添加により酸化に対し保護
することが好ましい。
精製中粗製油の中和により得た石鹸は出発生成物とし
て使用することもできる。
て使用することもできる。
尿素は溶解するが、包接複合物は形成しない媒体中で
尿素により、Δ6以外の脂肪酸複合物の選択的形成を促
進する条件下で分画は行なわれる。適当な媒体は低級ア
ルカノール、例えば1〜4個の炭素原子を含むアルカノ
ール、好ましくはエタノール又はメタノールで、メタノ
ールは尿素に対する高溶解力のため特に適する。溶液は
好ましくは飽和され45〜50重量%の尿素を含むべきであ
る。飽和溶液は透明溶液が得られるまで撹拌しながら、
例えば約60℃近辺でメタノールに尿素を溶解することに
より製造することが有利である。
尿素により、Δ6以外の脂肪酸複合物の選択的形成を促
進する条件下で分画は行なわれる。適当な媒体は低級ア
ルカノール、例えば1〜4個の炭素原子を含むアルカノ
ール、好ましくはエタノール又はメタノールで、メタノ
ールは尿素に対する高溶解力のため特に適する。溶液は
好ましくは飽和され45〜50重量%の尿素を含むべきであ
る。飽和溶液は透明溶液が得られるまで撹拌しながら、
例えば約60℃近辺でメタノールに尿素を溶解することに
より製造することが有利である。
尿素量は混合物から除去される全脂肪酸量に比例す
る。脂肪酸混合物が上記出発物質の鹸化により形成され
る場合、出発物質対尿素の重量比約1:3を使用すること
が好ましい。使用メタノール量は使用出発物質重量で有
利には2〜6倍、好ましくは約3倍である。混合物は烈
しく撹拌後、10〜20時間0〜12℃、好ましくは4〜6℃
の温度に冷却される。例えば遠心分離により沈澱の分離
後、未反応尿素は酸、例えば好ましくは濃塩酸水溶液に
より溶液を処理することにより中和し、脂肪酸は溶媒、
好ましくはヘキサンにより抽出し、次に好ましくは真空
蒸発により除去される。
る。脂肪酸混合物が上記出発物質の鹸化により形成され
る場合、出発物質対尿素の重量比約1:3を使用すること
が好ましい。使用メタノール量は使用出発物質重量で有
利には2〜6倍、好ましくは約3倍である。混合物は烈
しく撹拌後、10〜20時間0〜12℃、好ましくは4〜6℃
の温度に冷却される。例えば遠心分離により沈澱の分離
後、未反応尿素は酸、例えば好ましくは濃塩酸水溶液に
より溶液を処理することにより中和し、脂肪酸は溶媒、
好ましくはヘキサンにより抽出し、次に好ましくは真空
蒸発により除去される。
好ましい一態様では、上記のように強化されたフラク
シヨンは全脂肪酸対尿素1:1.4〜1:1.6の重量比で尿素に
よりさらに1回処理される。これにより77〜81%がγ−
リノレン酸から成る92〜96重量%のΔ6高度不飽和脂肪
酸を含むフラクションが得られる。
シヨンは全脂肪酸対尿素1:1.4〜1:1.6の重量比で尿素に
よりさらに1回処理される。これにより77〜81%がγ−
リノレン酸から成る92〜96重量%のΔ6高度不飽和脂肪
酸を含むフラクションが得られる。
所望の場合、実質的に純粋のγ−リノレン酸は、γ−
リノレン酸をステアリドン酸(C18:4,Δ6,9,12,15)か
ら分離することができる逆高−性能液体クロマトグラフ
イにより尿素による第2分画から生成するフラクシヨン
から製造することができる。
リノレン酸をステアリドン酸(C18:4,Δ6,9,12,15)か
ら分離することができる逆高−性能液体クロマトグラフ
イにより尿素による第2分画から生成するフラクシヨン
から製造することができる。
別法では、鹸化により生ずる脂肪酸含有混合物はクロ
マトグラフイにより分離し、次に上記のように尿素によ
り分画することができる。
マトグラフイにより分離し、次に上記のように尿素によ
り分画することができる。
本発明により得た遊離脂肪酸フラクシヨンはそのまま
で、又はγ−リノレン酸の任意の各種適用、例えば栄養
組成物に、又は公表されたヨーロツパ特許出願92085号
明細書(GB−PA 2,118,567明細書に相当)および92076
号明細書(US−P S4,526,793明細書に相当)に記載さ
れ、経口、経腸、非経口又は局所投与される薬剤に対し
グリセロールと再組み合せして得た油の形で使用するこ
とができる。
で、又はγ−リノレン酸の任意の各種適用、例えば栄養
組成物に、又は公表されたヨーロツパ特許出願92085号
明細書(GB−PA 2,118,567明細書に相当)および92076
号明細書(US−P S4,526,793明細書に相当)に記載さ
れ、経口、経腸、非経口又は局所投与される薬剤に対し
グリセロールと再組み合せして得た油の形で使用するこ
とができる。
油の形でグリセロールと再組み合せしたフラクシヨン
は皮膚科学および美容−皮膚科学で局所適用に対し特に
適する。実質的に純粋なγ−リノレン酸を含むフラクシ
ヨンはジホモ−γ−リノレン酸の合成に出発生成物とし
て使用することもできる。
は皮膚科学および美容−皮膚科学で局所適用に対し特に
適する。実質的に純粋なγ−リノレン酸を含むフラクシ
ヨンはジホモ−γ−リノレン酸の合成に出発生成物とし
て使用することもできる。
本発明は次例により例示される。例中%および部は特
記しない限り重量による。
記しない限り重量による。
例1 30Kgの精製および脱臭した黒スグリ油に95gのエチレ
ンジアミンテトラ酢酸二ナトリウムを含む14.2%の苛性
ソーダ水性−エタノール溶液63.9Kgを添加する。混合物
を60℃に加熱し、次に30分この温度で撹拌する。次に12
Kgの水を添加し、溶液は30℃に冷却する。
ンジアミンテトラ酢酸二ナトリウムを含む14.2%の苛性
ソーダ水性−エタノール溶液63.9Kgを添加する。混合物
を60℃に加熱し、次に30分この温度で撹拌する。次に12
Kgの水を添加し、溶液は30℃に冷却する。
79Kgのヘキサンを添加し、1時間30℃で撹拌後、混合
物は15分放置して分離し、不鹸化物を含む上相を除去す
る。次に30Kgの32%の塩酸水溶液を撹拌しながら(pH1
まで)、温度は30℃を超えないように確保して下相に添
加する。デカンテーシヨンの後下相は除去し、上相は40
℃で真空水流ポンプで濃縮する。
物は15分放置して分離し、不鹸化物を含む上相を除去す
る。次に30Kgの32%の塩酸水溶液を撹拌しながら(pH1
まで)、温度は30℃を超えないように確保して下相に添
加する。デカンテーシヨンの後下相は除去し、上相は40
℃で真空水流ポンプで濃縮する。
得た28.5Kgの脂肪酸混合物は連続撹拌しながら60℃で
90Kgの尿素の190Kgのメタノール飽和透明溶液に添加す
る。混合物は5℃に冷却し、15時間その温度に保持す
る。次に形成固相は遠心分離により分離し、一方液相は
5℃で4時間放置する。液相は固相から再び遠心分離に
より分離する。180Kgの液相をこうして集める。次に45.
9Kgのヘキサン、39.9Kgの32%塩酸水溶液および106Kgの
水を液相に添加し、混合物は30℃に加熱する。1時間30
℃で撹拌後、混合物は10分放置し、その後上相はデカン
テーシヨンにより集める。次に下相は30℃で15分撹拌し
ながら12Kgのヘキサンにより抽出する。混合物は15分放
置し、その後上相はデカンテーシヨンにより集め、前の
上相と合せる。
90Kgの尿素の190Kgのメタノール飽和透明溶液に添加す
る。混合物は5℃に冷却し、15時間その温度に保持す
る。次に形成固相は遠心分離により分離し、一方液相は
5℃で4時間放置する。液相は固相から再び遠心分離に
より分離する。180Kgの液相をこうして集める。次に45.
9Kgのヘキサン、39.9Kgの32%塩酸水溶液および106Kgの
水を液相に添加し、混合物は30℃に加熱する。1時間30
℃で撹拌後、混合物は10分放置し、その後上相はデカン
テーシヨンにより集める。次に下相は30℃で15分撹拌し
ながら12Kgのヘキサンにより抽出する。混合物は15分放
置し、その後上相はデカンテーシヨンにより集め、前の
上相と合せる。
次に50Kgの水を合せた相と烈しく混合する。混合物は
環境温度に3時間放置し、脂肪酸を含む上相は分離し、
真空水流ポンプで40℃で蒸発することにより乾燥する。
こうして6.82Kgの脂肪酸を得る(収量22.7%、使用油規
準で)。混合物はガスクロマトグラフイにより測定して
次の組成重量を有する: % C18:1 0.6 C18:2,Δ9,12 22.1 C18.3,Δ6,9,12 55.6 C18:3,Δ9,12,15 10.7 C18:4,Δ6,9,12,15 11.0 比較例 上記例で使用した黒スグリ油からの脂肪酸は逆−相RP
−18カラムを使用し分取高速液体クロマトグラフイによ
りこれらのメチルエステル形で分画する。
環境温度に3時間放置し、脂肪酸を含む上相は分離し、
真空水流ポンプで40℃で蒸発することにより乾燥する。
こうして6.82Kgの脂肪酸を得る(収量22.7%、使用油規
準で)。混合物はガスクロマトグラフイにより測定して
次の組成重量を有する: % C18:1 0.6 C18:2,Δ9,12 22.1 C18.3,Δ6,9,12 55.6 C18:3,Δ9,12,15 10.7 C18:4,Δ6,9,12,15 11.0 比較例 上記例で使用した黒スグリ油からの脂肪酸は逆−相RP
−18カラムを使用し分取高速液体クロマトグラフイによ
りこれらのメチルエステル形で分画する。
次の溶媒混合物:67.5%メタノール/22.5%エタノール
/10%水、中の20%濃度を有する試料の溶離により次の
フラクシヨンを得る: (1) 第1のフラクシヨンは52%のステアリドン酸C1
8:4,Δ6,9,12,15を含む7.6%の混合物を表わし、 (2) 第2のフラクシヨンは41%のα−リノレン酸、
C18:3,Δ9,12,15および43%のγ−リノレン酸、C18:3,
Δ6,9,12を含む25.4%の混合物を表わし、 (3) 第3のフラクシヨンは87%のリノール酸、C18:
2,Δ9,12を含む45.8%の混合物を表わし、そして (4) 第4のフラクシヨンは85%の飽和脂肪酸を含む
21.2%の混合物を表わす。
/10%水、中の20%濃度を有する試料の溶離により次の
フラクシヨンを得る: (1) 第1のフラクシヨンは52%のステアリドン酸C1
8:4,Δ6,9,12,15を含む7.6%の混合物を表わし、 (2) 第2のフラクシヨンは41%のα−リノレン酸、
C18:3,Δ9,12,15および43%のγ−リノレン酸、C18:3,
Δ6,9,12を含む25.4%の混合物を表わし、 (3) 第3のフラクシヨンは87%のリノール酸、C18:
2,Δ9,12を含む45.8%の混合物を表わし、そして (4) 第4のフラクシヨンは85%の飽和脂肪酸を含む
21.2%の混合物を表わす。
例1により得た混合物、比較例のフラクシヨン
(2)、および黒スグリ油に対し計算したγ−リノレン
酸およびα−リノレン酸量間の比の比較は本発明の豊富
化方法の選択に支持を供する。
(2)、および黒スグリ油に対し計算したγ−リノレン
酸およびα−リノレン酸量間の比の比較は本発明の豊富
化方法の選択に支持を供する。
本発明方法と反対に通例のクロマトグラフイ方法はγ
−およびα−リノレン酸を含む混合物からこれらを分離
することはできず、従つて混合物はγ−リノレン酸を豊
富化することはできないことが上記数値から明らかであ
る。
−およびα−リノレン酸を含む混合物からこれらを分離
することはできず、従つて混合物はγ−リノレン酸を豊
富化することはできないことが上記数値から明らかであ
る。
例2 10.2Kgの尿素および21.5Kgのメタノールの混合物を飽
和、透明溶液を得るまで60℃に加熱する。次に例1によ
る分画により生ずる6.82Kgの脂肪酸混合物を撹拌しなが
らこの溶液に添加する。混合物を5℃に冷却し、15時間
この温度に放置する。形成固相は遠心分離により分離
し、一方液相は5℃で4時間放置する。次に液相は再び
遠心分離し、形成結晶を除去する。
和、透明溶液を得るまで60℃に加熱する。次に例1によ
る分画により生ずる6.82Kgの脂肪酸混合物を撹拌しなが
らこの溶液に添加する。混合物を5℃に冷却し、15時間
この温度に放置する。形成固相は遠心分離により分離
し、一方液相は5℃で4時間放置する。次に液相は再び
遠心分離し、形成結晶を除去する。
5.9Kgのヘキサン、5.1Kgの32%塩酸水溶液および13.5
Kgの水を得た23Kgの溶液に添加する。次に30℃に加熱し
た混合物は15分間烈しく撹拌する。次に10分間放置して
分離し、脂肪酸を含む上相を分離する。3Kgのヘキサン
を下相に加え混合物は烈しく15分撹拌する。混合物は15
分放置し、その後上相はデカンテーシヨンにより集め、
前の上相と合せる。
Kgの水を得た23Kgの溶液に添加する。次に30℃に加熱し
た混合物は15分間烈しく撹拌する。次に10分間放置して
分離し、脂肪酸を含む上相を分離する。3Kgのヘキサン
を下相に加え混合物は烈しく15分撹拌する。混合物は15
分放置し、その後上相はデカンテーシヨンにより集め、
前の上相と合せる。
次に合せた相は15分撹拌しながら30Kgの水と混合す
る。混合物は3時間放置し、その後下相はデカンテーシ
ヨンにより除去し、上相を集め、真空水流ポンプで40℃
で蒸発して乾燥する。400ppmのアスコルビン酸パルミチ
ン酸エステルを得た4.05Kgの脂肪酸混合物(収量13.5
%、使用脂肪酸混合物規準で)に添加する。
る。混合物は3時間放置し、その後下相はデカンテーシ
ヨンにより除去し、上相を集め、真空水流ポンプで40℃
で蒸発して乾燥する。400ppmのアスコルビン酸パルミチ
ン酸エステルを得た4.05Kgの脂肪酸混合物(収量13.5
%、使用脂肪酸混合物規準で)に添加する。
得た脂肪酸混合物はガスクロマトグラフイにより測定
して次の組成重量を有する: % C18:2,Δ9,12 2.5 C18:3,Δ6,9,12 78.6 C18:3,Δ9,12,15 2.3 C18:4,Δ6,9,12,15 16.6 例3 黒スグリ種子をフレークに変換する。これらのフレー
ク35Kgに223gのエチレンジアミンテトラ酢酸二ソーダを
含む150Kgの14.2%苛性ソーダ水性エタノール溶液を添
加する。60℃に加熱したサスペンジヨンは1時間撹拌
し、形成残留物は真空濾過により分離する。次にフイル
ターは使用フレーク重量と等量のエタノールですすぎ、
洗滌する。その後大部分のエタノールは共沸混合物形で
蒸発する。次に32%塩酸水溶液を1のpHを得るまで残留
物に添加する。
して次の組成重量を有する: % C18:2,Δ9,12 2.5 C18:3,Δ6,9,12 78.6 C18:3,Δ9,12,15 2.3 C18:4,Δ6,9,12,15 16.6 例3 黒スグリ種子をフレークに変換する。これらのフレー
ク35Kgに223gのエチレンジアミンテトラ酢酸二ソーダを
含む150Kgの14.2%苛性ソーダ水性エタノール溶液を添
加する。60℃に加熱したサスペンジヨンは1時間撹拌
し、形成残留物は真空濾過により分離する。次にフイル
ターは使用フレーク重量と等量のエタノールですすぎ、
洗滌する。その後大部分のエタノールは共沸混合物形で
蒸発する。次に32%塩酸水溶液を1のpHを得るまで残留
物に添加する。
デカンテーシヨン後、大部分の脂肪酸は上部形成有機
相の形で分離する。35Kgのヘキサンを下部水性相に添加
し、次に再びデカンテーシヨンする。下相は2回35Kgの
ヘキサンで洗滌する。次に合せた有機相(脂肪酸および
ヘキサン中の2溶液を含む)は70Kgの水により2回洗滌
し、溶媒は真空水流ポンプで40℃で蒸発する。残留物は
6.72Kgの脂肪酸混合物を表わし、ガスクロマトグラフイ
により測定したこの組成は例1で使用した油の鹸化によ
り得た混合物の組成と同一である。次に混合物は例1の
條件下に分画する。
相の形で分離する。35Kgのヘキサンを下部水性相に添加
し、次に再びデカンテーシヨンする。下相は2回35Kgの
ヘキサンで洗滌する。次に合せた有機相(脂肪酸および
ヘキサン中の2溶液を含む)は70Kgの水により2回洗滌
し、溶媒は真空水流ポンプで40℃で蒸発する。残留物は
6.72Kgの脂肪酸混合物を表わし、ガスクロマトグラフイ
により測定したこの組成は例1で使用した油の鹸化によ
り得た混合物の組成と同一である。次に混合物は例1の
條件下に分画する。
例4 例2の2重分画により生ずる脂肪酸混合物の20%溶液
を次の溶媒混合液:67.5% メタノール/22.5% エタノ
ール/10%水、で調整する。
を次の溶媒混合液:67.5% メタノール/22.5% エタノ
ール/10%水、で調整する。
次に10mlのこの溶液は逆−相RP−18シリカゲル カラ
ムを備えた分取高速液体クロマトグラフイに注入する。
上記溶媒混合物は100ml/分の割合の移動相として使用
し、量的確認は屈折率検査器により行なう。
ムを備えた分取高速液体クロマトグラフイに注入する。
上記溶媒混合物は100ml/分の割合の移動相として使用
し、量的確認は屈折率検査器により行なう。
例2により得た混合物(78.6% γ−リノレン酸、1
6.6%ステアリドン酸)の2種の主要な脂肪酸(γ−リ
ノレン酸およびステアリドン酸)は上記方法により有効
に分離できる。2つの溶離フラクシヨンは次の組成を有
する: 第2のフラクシヨンはジホモ−γ−リノレン酸の合成
に出発生成物として有利に供することができる。
6.6%ステアリドン酸)の2種の主要な脂肪酸(γ−リ
ノレン酸およびステアリドン酸)は上記方法により有効
に分離できる。2つの溶離フラクシヨンは次の組成を有
する: 第2のフラクシヨンはジホモ−γ−リノレン酸の合成
に出発生成物として有利に供することができる。
例5 例1〜4により得た100gの脂肪酸混合物を5mmHg圧で2
10℃、5時間15gのグリセロールと反応させる。96gのト
リグリセリドを92%の収量で得る。得た油は皮膚科学お
よび化粧−皮膚科学への適用に適する。
10℃、5時間15gのグリセロールと反応させる。96gのト
リグリセリドを92%の収量で得る。得た油は皮膚科学お
よび化粧−皮膚科学への適用に適する。
Claims (5)
- 【請求項1】第1の2重結合が6又は9の位置にある高
度不飽和脂肪酸を含む混合物のうち第1の2重結合が6
の位置にある高度不飽和脂肪酸(Δ6高度不飽和脂肪酸
と呼ぶ)、特にγ−リノレン酸を選択的に豊富化する方
法において、この混合物を、Δ6高度不飽和脂肪酸以外
の脂肪酸対尿素の重量比1:2.0〜1:4.5で低級アルカノー
ルに溶解した尿素により処理し、形成した不溶性包接複
合物を分離し、Δ6高度不飽和脂肪酸特にγ−リノレン
酸に富むフラクションを液相中に集め、ついで実質的に
純粋のγ−リノレン酸をΔ6高度不飽和脂肪酸の混合物
から逆相高速液体クロマトグラフィにより分離すること
を特徴とする、上記Δ6高度不飽和脂肪酸の選択的豊富
化方法。 - 【請求項2】脂肪酸の出発混合物はスグリ属、Ribes ni
gramの種子又は油、そこから抽出した油、この種子又は
油の鹸化物である、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】全脂肪酸対尿素の比は約1:3である、請求
項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】混合物を尿素のメタノール飽和溶液により
処理する、請求項1から3のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項5】第1の2重結合が6又は9の位置にある高
度不飽和脂肪酸を含む混合物を、Δ6高度不飽和脂肪酸
以外の脂肪酸対尿素の重量比1:2.0〜1:4.5で低級アルカ
ノールに溶解した尿素により処理し、形成した不溶性包
接複合物を分離し、Δ6高度不飽和脂肪酸特にγ−リノ
レン酸に富むフラクションを液相中に集め、 得たΔ6高度不飽和脂肪酸の豊富化フラクションを全脂
肪酸対尿素の重量比1:1.4〜1:1.6で尿素により処理し、
形成した不溶性包接複合物を分離し、77〜81%はγ−リ
ノレン酸から成る92〜96重量%のΔ6高度不飽和脂肪酸
を含むフラクションを集め、ついで実質的に純粋のγ−
リノレン酸をΔ6高度不飽和脂肪酸の混合物から逆相高
速液体クロマトグラフィにより分離することを特徴とす
る、Δ6高度不飽和脂肪酸の選択的豊富化方法。
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