JP2657053B2 - PTHrP又はその断片に対する抗体及びこの抗体を含むキット - Google Patents

PTHrP又はその断片に対する抗体及びこの抗体を含むキット

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JP2657053B2 JP7263386A JP26338695A JP2657053B2 JP 2657053 B2 JP2657053 B2 JP 2657053B2 JP 7263386 A JP7263386 A JP 7263386A JP 26338695 A JP26338695 A JP 26338695A JP 2657053 B2 JP2657053 B2 JP 2657053B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、以後PTHrP(副甲状腺ホル
モンに関連したホルモン)、ACSF(アデニル酸シク
ラーゼ刺激因子)、又はBRF(骨放出因子)と称され
る悪性の液性過カルシウム血症において活性なタンパク
に関する。
【0002】さらに本発明は、ACSFのペプチド断
片、並びにPTHrPの精製及びPTHrPの部分的配
列決定に関する。さらにまた本発明は、PTHrP又は
それらの断片について向けられる抗体及びPTHrPの
同定に有用な該抗体を含有するキットに関する。〔注:
ここに記載される引用文献は、本明細書の最後に全部示
される。〕
【0003】悪性の液性過カルシウム血症(HHM)
は、一定の癌、特徴的には肺の扁平細胞癌に非常に一般
的な併発症があり、それにより罹病率及び死亡率に本質
的に寄与する(1,2)。癌が誘導する液性因子は、腎
による骨吸収を促進しそしてカルシウム排出を制限する
ことによって血中のカルシウム レベルを高め得る(1
−3)。これらの癌による“異所性(ectopi
c)”産生の副甲状腺ホルモン(PTH)が上記HHM
症候群を惹起すると多年にわたり考えられていた(4,
5)にもかかわらず、形質転換成長因子(TGF’S)
を含むPTH以外の因子が原因であることが明らかにな
ってきた(1−3,6−8)。そして該因子は骨吸収を
促進する能力がある(2,3,9−11)。また、PT
Hから免疫学的に別個ないくつかの因子の特定の癌によ
る産生についての証拠があるが、その因子は直接的にP
THレセプター又は密接に関連する膜構成要素に作用す
ることによって、PTH標的細胞(腎及び骨)中でアデ
ニル酸シクラーゼを刺激する点ではPTHに似ている。
かかる可能性は、臨床的知見に基づき予想され、そして
さらにHHMを有する患者由来の抽出物中に(12,1
3)、腎皮質性癌由来の条件化培地中に(14)、そし
てHHMモデル動物由来の腫瘍抽出物と条件化培地培養
物中で(15,16)その活性が記録されている。
【0004】初めは、気管支の扁平細胞癌を有する過カ
ルシウム血症患者から樹立されたBEN細胞系(17)
が、先に記載したPTHrPのような、感知できる量の
上記PTH様活性を示すことを本発明者らは見い出し
た。
【0005】本発明者らは、ここにPTHrPの精製及
びPTHrPの特徴付けに成功した。従って、本発明の
態様の1つは、後に特定されるような実質的に純粋なP
THrPを提供するにある。
【0006】従って、本発明の次なる態様は、PTHr
P活性を具備するPTHrPの断片又はPTHrPのサ
ブ−ユニットを提供するにある。PTHrPの単離及び
精製は、悪性の液性過カルシウム血症におけるその役割
を特徴付けるために行われる研究を可能にするであろ
う。
【0007】PTHrP又はそれらのペプチド断片は、
本技術分野におけるそれ自体公知の方法によって、モノ
クローナル及びポリクローナル双方の抗体試薬を産生す
るために使用し得る。例えば、PTHrPもしくはそれ
らのペプチド断片単独で又はアジュバント及び/もしく
は担体タンパク質の存在下で適当な免疫感作をすること
により、抗体試薬が調製され得る。適切な宿主の例とし
ては、マウス、ラット、ラビット、羊、馬、山羊及び牛
を包含する。モノクローナル抗体試薬が調製される場
合、一般に用いられる技術はKohler等(18)及
びKennet等(19)により提示された手法に従っ
ている。
【0008】PTHrPに対して向けられる抗体試薬
は、例えば全血液、血清、又は他の生物学的流体中のP
THrP活性を検出するためのアッセイにおいて利用さ
れ得る。特に、かかる試薬は、PTH自体が原因となる
ことが考えられる癌、慢性腎不全及び他の骨疾患を有す
る患者の調査及び診断において相当な有用性があるであ
ろう。
【0009】PTHrP及びそれらのペプチド断片に対
して産生された抗体は、またさらに、免疫組織化学的な
診断薬として有用であり、そして種々の組織中でPTH
rPを産生しうる細胞の免疫的位置決定(immuno
localisation)のために有用である。
【0010】診断の目的のための抗体は、検出しうるマ
ーカー、例えば;ローダミン、フルオレセイン、コロイ
ド状の金、西洋ワサビ・ペルオキシダーゼ、β−ガラク
トシダーゼ、ウレアーゼ、アルカリ性フォスファター
ゼ、フィコビリプロテイン(phycobilipro
teins)、ルシフェラーゼ、フェリチン、 125I,
32P, 3H又は14Cで適当に標識付けされたPTHrP
に対して向られる抗体を含むことができる。
【0011】本発明者らは、PTHrPの合成ペプチド
に対する抗体を調製した。これらの抗体は、例えば放射
線イムノアッセイ(50)又はウェスターン法(51)
により、PTHrP又はそれらの断片を見い出すために
使用し得る。試験管内(invitro)培養細胞又は
生体内(in vivo)腫瘍によって産生されるPT
HrPは、PTHrPに対して向けられるこれらの抗体
又は他の抗体試薬を用いて検出され得る。
【0012】本発明のさらなる態様によれば、PTHr
Pの生物学的活性又は免疫原性をもつポリペプチドに対
する抗体であって、そのポリペプチドが以下の: (a)以下の特徴: (i)配列AVSEHQLLHDKGKSIQDLRR
RFFLHHLIAEIHTAをもつN−末端アミノ
酸; (ii)還元及び非還元条件下、SDS−PAGEにより
測定されるとき、15〜25キロダルトンの間の分子
量;及び (iii)アデニレート・シクラーゼ応答検定において測定
されるとき、タンパク質1mg当り、副甲状腺ホルモンの
アミノ酸番号1〜34から成るペプチドの少なくとも約
6mgに相当する、比生物学的活性、をもつ実質的に純粋
なPTHrP;並びに (b)少なくともアミノ酸番号1〜11を含んで成るP
THrPの断片、から成る群から選ばれることを特徴と
する抗体が提供される。本発明のさらに他の態様によれ
ば、1以上の上記抗体を含む、PTHrP又はその断片
の検出のためのキットが提供される。
【0013】本発明によって提供されるキットは、例え
ば上記に記載したようなフルオレセイン、放射性活性、
又はタンパク性標識でラベルされたPTHrPに対して
向けられる抗体を含有してもよい。また、キットは1以
上のラベルした第二又は第三の抗体を含有してもよい。
付言すれば、キットは試薬を希釈するための緩衝液、そ
してアッセイを実施するための皿又はトレイのような種
々の支持材を含有してもよい。PTHrP又はそれらの
断片に対して向けられる抗体は、凍結乾燥し、そして、
即ち適当な水溶液中での懸濁のために適した粉末状態で
あってもよい。他方、該抗体は、貯蔵のために適切な水
溶液の中に存在してもよい。
【0014】さらに本発明の態様によれば、PTHrP
のエピトープに結合し得る抗体試薬とサンプルを接触す
るか、又は該試薬と担体上に固定化されたサンプル中の
タンパクと接触し、そしてその後抗体結合性の有無を検
出することを含んでなる、所与のタンパク含有サンプル
中のPTHrP又はそれらの断片を検出するための方法
が提供される。
【0015】本発明の別の態様によれば、PTHrPの
エピトープに結合し得る抗体を担体上に結合されたもの
とサンプルとを、抗体が結合することを許容するために
十分な時間を通してインキュベーションし、そしてその
後PTHrPのエピトープと結合し得る抗体試薬と結合
したPTHrPの存否を検出することを含んでなる、所
与のサンプル中のPTHrP又はそれらの断片を検出す
るための方法が提供される。
【0016】PTHrPの精製及びそれらのN−末端ア
ミノ酸配列の決定は、PTHrPのアミノ酸配列に対応
して合成オリゴヌクレオチドを製造することを可能にす
るだろう。次に、これらのオリゴヌクレオチドは、ハイ
ブリダイゼーション プローブとして使用でき、即ちP
THrPをコードする遺伝子又は遺伝子類の単離を容易
にする。また、かかるオリゴヌクレオチドは診断試薬と
しても使用でき、またさらにPTHrPをコードするm
RNAの発現の検出、及びPTHrPをコードする遺伝
子又は遺伝子類の発現の制御の研究において使用され得
る。
【0017】ヒト腫瘍系BENによって産生されるPT
HrPは2つの形態で存在し、まったく同一の生物学的
活性を有しているが、免疫交叉反応性、分子量及びHP
LCによる溶出挙動に基づき識別し得る。PTHrPの
これらの形態のどちらのものも本発明の態様の範囲内に
ある。
【0018】さらに本発明の態様によれば、PTHrP
はBEN細胞が培養された培養物から得られる。さらに
具体的に、PTHrPの精製のための1の方法は次の工
程: (a)培地中でBEN細胞を培養する; (b)培養物を陽イオン交換樹脂にかける; (c)上記陽イオン交換樹脂から溶出分画する; (d)溶出された画分をPTHrP活性についてアッセ
イする; (e)それらのPTHrP活性を有する画分について逆
相高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)を実施
し、そしてその後実質的に純粋なPTHrPを単離す
る、を含んでなる。
【0019】単に例示のために添付する図面を引用し
て、ここに本発明をより詳細に記載する。そしてその内
容は:第1図は、PTHrPの最終精製工程における、
215nmにおける吸収及び生物学的活性のHPLC挙動
を示す; A Vydac HPLC由来のピークB物質を集めた
220μgがC18ベイカーボンド(Bakerbon
d)カラム(25×0.46cm)にかけられた。溶離は
1分当たり0.66%の比率における0−60%アセト
ニトリル/0.1%TFAのグラージェントを用いて実
施された。画分は215nmにおいて観察されるタンパク
ピークに従って集められた。アデニル酸シクラーゼ活性
は、各々の画分から10μl分取したものでアッセイさ
れそして画分容量に対して数値が調整された。
【0020】B 実験A(画分51−55)から集めら
れた6μg hPTH(1−34)同等物が、上記実験
Aのカラムに再びかけられそして1分当たり0.33%
の比率における0−66%アセトニトリル/0.9%T
FAのグラージェントで溶離された。
【0021】第2図は、第1図の画分31,32及び3
3のSDSポリアクリルアミド ゲルを示す;第3図
は、インタクト(intact)UMR106細胞にお
いてウシPTH(1−34)に対してアッセイされた
(○)第1図の画分31の生化学的活性のプロット
(●)を示す;
【0022】第4図は、SPセファデックス カラムク
ロマトグラフィー、及び2回のBakerbondクロ
マトグラフィー工程の後に得られた逆相HPLCカラム
(Bakerbond C18widepore25×
0.46cm)でクロマト処理された精製PTHrPのH
PLC挙動を示す。挿入は画分47のSPSPAGE銀
染色法(silver−stain)ゲル挙動及び分子
量標準を示す。
【0023】第5図は、トリプシンによる消化後のPT
HrP(100pMoles)のHPLC挙動を示す。
トリプシン消化物は、C8Brownleeカートリッ
ジ、10cm×2.1mm、流速250μl/分、及び0.
1%TFA中の0−50%アセトニトリルのグラージェ
ント(1%/分)が用いられクロマト処理された。
【0024】第6図は、ブラウンリー(Brownle
e)C8(2.1mm)マイクロボアー(microbo
re)カラム上でクロマト処理された第4図の画分46
及び48を集めた物質を示す。挿入は、主要ピークのダ
イオード アレー(diode array)検出を示
す。
【0025】第7図は、トレーサーとして種々のラベル
していないペプチド及びI125 でラベルした〔As
10,Tyr17〕PTHrP(1−17)及び合成PT
HrP(1−17)ペプチドに対するラビット抗血清を
用いるラジオイムノアッセイを示す。結合したペプチド
/遊離ペプチドがペプチド/mlの量に対してプロットさ
れた。
【0026】A ラベルされていないペプチドは: 〔Glu8 ,Asn10,Cys11〕PTHrP(1−1
1)(○)、〔Asn10〕PTHrP(1−16)
(●)、hPTH(1−10)(□)、hPTH(1−
34)(■)、ラット カルシトニン遺伝子関連ペプチ
ド(CGRP)、ヒト副腎皮質刺激ホルモン及びウシ
インシュリン(全て、10μg/ml,△)、サケ カル
シトニン(10μg/ml,▲)であった。
【0027】B ラベルされていないペプチドは:〔G
lu8 ,Asn10,Cys11〕PTHrP(1−11)
(○)、ラットPTH(1−34)(□)、ウシPTH
(1−34)(■)、ヒトPTH(1−34)(●)、
ラットCGR(10μg/ml,△)、サケ カルシトニ
ン(10μg/ml,▲)。
【0028】第8図は、SP−セファデックス部分精製
PTHrPのHPLCに由来する画分の生物学的なアッ
セイ及びラジオイムノアッセイの比較を示す。第9図
は: A UMR106−01細胞における増加するサイクリ
ックAMP産生についての合成PTHrP(1−34)
の生物学的活性(●)を、標準としてのウシPTH(1
−34)(○)と比較して示す。
【0029】B 125I−フィブリン上で培養されたU
MR106−01細胞におけるプラスミノーゲン アク
チベーター活性に対する合成PTHrP(1−34)の
効果(●)及びウシPTH(1−34)の効果(○)を
示す。このアッセイは既にAllanらに記載された方
法により実施された(52)。
【0030】第10図は、実施例3のピークAの2つの
サンプル(A1及びA2、レーン2及び3)、高度に精
製したウシ副甲状腺ホルモン(レーン1)、及び高度に
精製した実施例3のピークBから誘導されたPTHrP
(レーン4)のウェスターンブロト分析を示す。サンプ
ルはSDS−PAGEで分離され、ニトロセルロースに
移され;PTHrP(1−16)に対して生じるラビッ
ト抗血清によりプローブし;洗浄しそして山羊の抗−ラ
ビットIgG1の 125I−ラベルしたFab断片とイン
キュベートし、そしてオートラジオグラフ化した。分子
量標準は水平線で示される。
【0031】定義:“PTHrP”とは、SDSポリア
クリルアミド ゲル電気泳動により測定される場合に、
15,000〜25,000ダルトンの分子量を有し、
そして副甲状腺ホルモンと同様の態様で、適当な標的細
胞(例えば、UNR106−01細胞)中でアデニル酸
シクラーゼ活性を刺激する活性を有する悪性の液性過カ
ルシウム血症において活性なタンパクを称する。
【0032】既に記載したように、BEN細胞から精製
されるPTHrPは多型性でありそして実質的に同一の
生物学的活性を有する2つの識別されうる産生物として
存在する。これらの産生物の1つは、SDS−PAGE
により測定される場合に15−18K間の分子量を有
し、そしてN−末端配列は第1表に示される。別の産生
物は、18K−25K間の分子量を有する。この第2の
産生物は第1に記載した産生物のPTHrPに対して産
生される抗血清と交叉反応する。PTHrPの両産生物
とも本発明の態様に含まれそして“PTHrP”の語に
より包含される。
【0033】さらに、PTHrP活性を有するPTHr
Pの対立遺伝子的変形体(Variants)も本発明
の態様内のものでありそしてまたさらに“PTHrP”
の語により包含される。このような変形体は、PTHr
Pの配列に対するアミノ酸(類)の削除、置換又は付加
により提供され、そしてこれらは第1表に示される(一
部)。第1表により示されるようなもともと存在するア
ミノ酸が削除されそして/もしくは他のアミノ酸に置換
されるか、又は本来的な配列のPTHrPに対しさらに
アミノ酸が加えられる場合の変形体は、通常のタンパク
合成技術(41)又は組換えDNA技術(53)によっ
て調製され得る。これらの変種でPTHrP活性を具備
するものは本発明の態様内のものであり、そしてまた
“PTHrP”の語により包含される。
【0034】PTHrPに関連して使用される場合の
“実質的に純粋”とは、PTHrPと通常会合している
タンパク性の又は他の汚染物質が実質的に存在しない場
合のPTHrPを意味する;一般にSDS−PAGE上
で単一バンドを生じせしめ;そして全タンパクの一般に
約95重量%−100重量%、通常約97重量%がPT
HrPである場合をいう。本発明の実施に従う“PTH
rP”は、先行技術文献に記載されたようなPTH様の
活性を有する物質の粗製の特徴付けられていない生産物
から識別出来る。先行技術文献の生産物(54及び5
5)は、多数のタンパクから成り、活性因子はタンパク
及び他の物質の合計量に比べて非常に少量である。これ
らの生産物は、タンパク配列分析又はPTHrPに対し
て特異的な抗体の調製のためには適していなかった。
【0035】本明細書の“サブユニット(sub−un
it)”又は“断片”の語は、PTHrPに特有である
ところのPTHrPタンパクの一部を意味するために用
いられる。予想されるように、これは単一のアミノ酸を
特に排除する。一般に、長さとして5個以下のアミノ酸
のペプチドは特異的なものにはならないだろう。“エピ
トープ”とは免疫応答を引き出すことができるPTHr
P又はそれらの断片もしくはサブユニットの任意の抗原
部位を意味する。
【0036】略語 : HPLC 高性能液体クロマトグラフィー SDS−PAGE ドデシル硫酸ナトリウム ポリアクリルアミドゲル電 気泳動 PTH 副甲状腺ホルモン hPTH ヒト副甲状腺ホルモン PTHrP(1−11) 第1表のアミノ酸1から11に対応するPTHrPの 合成ペプチド PTHrP(1−16) 第1表のアミノ酸1から16に対応するPTHrPの 合成ペプチド PTHrP(1−17) 第1表のアミノ酸1から17に対応するPTHrPの 合成ペプチド PTHrP(1−34) 第1表のアミノ酸1から34に対応するPTHrPの 合成ペプチド CGRP ラットカルシトシン遺伝子関連ペプチド TFA トリフルオロ酢酸
【0037】
【実施例】実施例1 PTHrP活性に対する生物学的なアッセイ 生物学的アッセイは、PTHに応答して、骨芽細胞様の
細胞、例えば広範囲な種々のUMR106−01細胞系
(20−40)におけるサイクリックAMPの量依存性
産生を利用する。上記アッセイが実施し得る種種の方法
は骨芽細胞様の細胞の膜ホモジネート中のアデニル酸シ
クラーゼの直接的な測定、そして無処理(intac
t)細胞によって産生されるサイクリックAMPのアッ
セイを包含するものである。簡単に、都合よくそして非
常に多量のサンプルの迅速なアッセイを可能にするため
に、本発明者らは、12−ウェルプラスチック皿中でU
MR106−06細胞をレプリカ培養として増殖せし
め、 3H−アデニンと共に2時間にわたり前−インキュ
ベーションすることにより細胞ATPプールを 3Hによ
りラベルし、細胞を短時間洗浄し、次にホスホジエステ
ラーゼ インヒビターとして1mMイソブチルメチルキサ
ンチンを添加することにより応答を測定した。10分間
後に反応を止めそしてDowex(登録商標)及び中性
アルミナ上での連続的なクロマトグラフィーにより培養
物から 3H−サイクリックAMPを精製した。上記細胞
は、サイクリックAMP産生において投与量依存性増加
を伴って、PTHそしてEシリーズのプロスタグランジ
ン(主にPGE2 )に対して応答する。これはPTH又
はPTH様活性についての簡単な再現性ある生物学的な
アッセイに改良されている(34,40)。この系にお
いて、PTH(40)の拮抗ペプチド又は合成ヒトPT
H(1−34)(40)に対して産生したPTHに対す
る他の抗血清と共にサンプルを事前にインキュベートす
ることによりPTHに対する応答は抑制されたが、PG
2 に対してはそうでなかった。
【0038】実施例2 BEN細胞によって誘導されるPTHrP活性 実施例1に記載された生物学的アッセイによりBEN細
胞培養液が直接アッセイされた場合に、それはサイクリ
ックAMP産生を刺激する能力を示す。活性は培地の連
続的な希釈物、しばしばほぼ1:100の希釈物中で測
定できる。粗培養液の希釈物はPTHにより誘導される
それと平行して活性を刺激し;山羊抗−ヒトPTH(1
−34)と培地との事前のインキュベーションは、PT
HrP活性に対していかなる効果ももたらさないが、同
じ抗血清はhPTH(1−34)それ自体(40)の活
性を完全に不活化する。合成ペプチド、〔34Tyr〕h
PTH(3−34)アミド及び〔34Tyr〕hPTH
(5−34)アミドは、上記UMR106−01細胞中
のPTHrP及びhPTH(1−34)に対するサイク
リックAMP応答をそれぞれ抑制するが、これらの拮抗
剤は同じ細胞中のPGE2 に対する応答についてなんら
の効果ももたない(40)。
【0039】BEN細胞培地とトリプシンとのインキュ
ベーションは、PTHrPの生物学的な活性の欠失をも
たらし、それがタンパクであることと一致する。それは
2分間100℃の温度に耐えうるから適度な熱安定性を
有する。0.1M酢酸中Biogel P60上での無
血清BEN細胞条件化培地のゲルの濾過は、流出物チュ
ーブの生物学的なアッセイにより、活性が約40,00
0の分子量の巨大分子に基づくことを示した。これはお
そらく、未精製段階にある間、上記活性物質が他のタン
パクを伴う結果として過大に算定されるためであること
が後になってわかった。
【0040】PTHラジオイムノアッセイは多数の相違
する抗血清具体的にはカルボキシ末端について2つ、分
子の中間について1つ、そしてアミノ末端について1
つ、について実施された。どの場合でも、BEN細胞培
養物中で免疫反応性PTHは検出されなかった。BEN
細胞をコンフルエンスに増殖せしめ、洗浄して血清を除
去し、そして無血清培地(50%Dulbeco’s
Modified Eagles’ Medium,5
0%メデウム199)中で24時間インキュベートする
ことにより、実質的な量のPTHrP活性(1/100
までの希釈で検出可能)の生産を行うことが可能である
ことが見い出された。従って、これは活性物質を大量に
含む培地を蓄積する標準方法として使用され、そして該
培地は精製が初められるまで−20℃で貯蔵された。
【0041】実施例3 BEN細胞培養物からのPTHrPの精製 BEN細胞培養物(24時間、無血清インキュベーショ
ン)が蓄積され、そしてUMR106−01サイクリッ
クAMP応答アッセイにおいて、標準としてヒトPTH
(1−34)に対する生物学的なアッセイによりPTH
rP活性が測定された。培養物の蓄積したバッチ−1回
に5l−が、1Mの酢酸でpH4.8に酸性にした後、S
Pセファデックスカラム(35ml容積)上に注がれた。
そのカラムがpH4.8の0.1M酢酸ナトリウムで十分
に洗浄された後、個々の試験管についてE280 の存在を
測定しながら、0.1,0.2及び0.3M NaCl
の各250ml、そしてさらに0.5M NaCl500
mlを加えることによりタンパクの回分的な溶出が実施さ
れた。生物活性は個々のカラム試験管のサンプル100
μlについてアッセイされ、そして生物活性のバルク
(bulk)は、0.5M NaCl画分を集めること
により得られた。この段階での生物活性の回収率は90
−100%であり、そして10倍の精製を達成する。そ
れは本質的な精製手段というよりは、むしろ有用な濃縮
方法として役立つ。
【0042】かかる5l段階から蓄積した活性物質は、
SP1,SP2 、等のように称される。上記活性プール
(0.5M NaCl)はTFAにより0.1%の濃度
に酸性にされ、そして逆相HPLC(RP300)カラ
ム上に注がれ、そのカラムから1分当り0.66%のア
セトニトリルグラージェントを用いて活性物質は溶出さ
れた。RP300カラム溶出物からの個々のカラム画分
(1ml画分当たり10μl)は、バイオアッセイされそ
してロータリー エバポレーターにより処理される。こ
の段階での回収率は60%である。6つのかかるSPプ
ールが次の段階の精製のために一緒にされた。すなわ
ち、これは培養物の30l分に相当する。
【0043】タンパクの評価は、標準としてBSAを用
いてブラッドフード法(Bradford metho
d)(56)により行われ、そしてその物質は2mgづつ
分けてHPLC Vydac C18カラム(10μ,
2.54×22cm)にかけられ、そしてカラムから1分
当たり0.5%アセトニトリル グラージェントでそれ
は溶離される。該Vydacカラムから生物活性の2つ
のピーク、すなわち32%アセトニトリルにおいてピー
クAそして37%においてピークBが首尾よく得られ
る。ピークBはピークAより他のタンパクによる汚染が
より少なく、そして次の精製のために機械的に選ばれ
る。活性の合計回収率は30%である。ピークA:ピー
クBの割合はバッチ間で2:1から0.5:1まで変化
する。
【0044】ピークB物質が集められ、そしてwide
pore(300Å)BakerbondC18逆相
カラムにかけられ、そしてさらにアセトニトリル グラ
ージェントで溶離される(第1A図)。215nmにおけ
る吸収がモニターされる。個々のカラム画分がバイオア
ッセイされ、そして最高の活性を有する画分(画分50
−55)が集められる。該活性物質は第1B図に示され
るように改良した溶出条件を用いる逆相HPLCにより
さらに精製される〔1分当たり0.33%のシャロウワ
ー(shallower)アセトニトリル グラージェ
ント〕。第1図の細かい平行線の領域は、生物学的アッ
セイデータをヒトPTH(1−34)のμg相当量とし
て示し、そして試験管番号28−38のカラム画分が示
される。生物活性ピークは画分31において観察され、
それは4つの近似する位置のタンパクピークの1つに一
致する。画分31の内容物はアミノ酸配列決定のために
用いられそしてSDS−PAGE分析のために用いられ
た。まず最初のこの物質の配列決定は、第1表のアミノ
酸1−24を同定した。
【0045】上記ピーク画分は、銀染色法(silve
r−staining)によるタンパク バンドを検出
するために使用されたゲルの一部を用いてSDS−PA
GEにより分析された。上記ゲルの残りをスライスして
はぎとり、そして生物活性についてアッセイされたゲル
スライスから活性物質を溶離した。
【0046】17%ポリアクリルアミド ゲルへの画分
31の20%の使用(約6pMoles、又は120n
g)は、分子量標準により決定した場合18−19Kの
分子量に一致する銀染色する物質の主要バンドをもたら
す(第2図)。2つの不明瞭なバンドが35K及び67
Kに観察された。これらはPTHrPの2量体及び3量
体の可能性がある。再度試験したゲルが3mm幅の切片に
スライスされそして0.1%SDSで溶離された場合、
溶離した活性は18−19Kにおける銀染色ピークに一
致する単一バンドのみ観察された(第3図)。ゲルに適
用された量は生物学的アッセイによりhPTH(1−3
4)の1.4μgと等価であった。直接的なタンパクの
定量は行わなかったが、アミノ酸配列データから計算さ
れた。
【0047】配列決定のために用いられた純粋物質の比
活性は、μg PTHrPタンパク当たりウシPTH
(1−34)の6μgと等価であることが推定された
(第3図)。別々の精製バッチにおいて、HPLC工程
Bから回収された生物活性物質(第1図、画分31−3
2)は一緒にされそして1分当たり0.33%の割合で
アセトニトリル グラージェントによりwide po
re(300A)BakerbondC18逆相カラム
上で再クロマト処理された。第4図に見られるような、
単一の鮮明に限定されたピーク、すなわちピーク47
は、分子量18K−19Kのタンパクを含む。この画分
中には、SDS−PAGEで測定されるような他のいか
なる夾雑タンパクも検出されなかった。この物質は実施
例1に示すアッセイによれば生物活性があり、そしてバ
イオシステム ガス フェーズ マイクロシークエンサ
ー器(Applied Biosystems Gas
Phase Microsequencer)を使用
してアミノ酸配列決定のために使用された。この物質の
配列決定は、次の実施例中に示すように41個のアミノ
酸を同定した。
【0048】実施例4 PTHrPの部分的配列決定 実施例3により調製された精製PTHrPが一連のエド
マン分解にかけられ、そしてApplied Bios
ystemsgas phase sequentat
or(57)を用いて分析された。配列決定は3度行わ
れ、得られる結果を第1表に示す。精製PTHrPのN
−末端配列分析により41個のアミノ酸が同定される。
PTHrPのアミノ酸配列はPTHrPのトリプシン分
解断片を用いて50残基まで拡張された。第1表のアミ
ノ酸は、レター コード(letter code)を
使用して指定される(58)。
【0049】精製PTHrPのトリプシン分解は、75
μgのPTH様生物活性物(合成PTH標準に対して、
UMR−106細胞生物学的アッセイによってPTHr
Pの調製物をアッセイすることによりPTH様生物活性
物は測定される)を37℃で24時間トリプシン(1:
10w/w)とインキュベートすることにより実施され
た。このトリプシン分解物はHPLCにより18個のピ
ークに分離された(第5図)。これらのピークの数個の
アミノ酸配列が決定され、そしてピーク7に含まれる配
列は、残基38において始まるPTHrPのNH2 −末
端配列と重なることがわかった。このペプチドがPTH
rPのアミノ酸配列を残基50まで伸張した。
【0050】PTHrPの最初の24個のアミノ酸が、
コンピュータープログラムを使用してNBRFデーター
ベース(59)中のタンパク配列と比較された。45
−80%の重複配列の相同性を伴って、ヒト及びラット
PTHの最初の24個のアミノ酸との実質的な同質性が
明らかにされた。構造的同一性は、ヒトPTHの最初の
13個のアミノ酸とで特に示され、そしてそれ以降では
ずっとより少ない。PTHの最初の10個のアミノ酸を
含有する配列は、非常に弱い免疫原であり、そして実際
にこれは現実の配列、そしてコンピューター化した予測
法から予測され得る。PTHrP配列が同様な方法で分
析される場合、PTHよりも感知できるほどより一層免
疫原性であることがわかった。
【0051】
【表1】
【0052】実施例5 精製PTHrPのアミノ酸分析 高度に精製したPTHrPのサンプル(第4図のカラム
溶出由来の46−48試験管;合計PTH様生物活性物
7μg)が、第6図に示されるようにBrownlee
C8カラム(2.1mm)によりクロマト処理された。
主要ピークのダイオード・アレイ(Diode arr
ay)検出(第6図の挿入部)は、ピークの肩に芳香族
アミノ酸内容物の夾雑を示した。主要ピークの中心部は
110℃で25時間加水分解され、そしてベックマン6
300アミノ酸分析器(Beckman6300 Am
ino Acid Analyser)で分析された。
その結果は、第2表に示される。分析された量は20pm
olesで、そして8.8μgのウシPTH(1−34)と
生物活性において等価であることがわかった。この精製
調製物の比活性はPTHのそれよりも約20倍大きいこ
とを示した。上記アミノ酸分析は、PTHrPが154
個のアミノ酸を含有することを示す。
【0053】
【表2】
【0054】実施例6 PTHrPペプチドのペプチド合成及びこれらのペプチ
ドに対する抗血清の調製 PTHrPのアミノ末端配列に対応して合成ペプチド
が、Applied Biosystems Mode
l 430A自動ペプチド合成装置を用いてメリフィー
ルド法(41)により合成された。合成ペプチドは無水
HFを用いて担体樹脂から開裂され(42)、60%ア
セトニトリル及び0.1%トリフルオロ酢酸で抽出さ
れ、ロータリー エバポレートされ、さらに凍結乾燥さ
れた後、0−60%アセトニトリルのグラージェント
(合計容量1000ml)により低圧逆相カラム(2.5
×30cm,Amicon C18逆相、15−17μ25
0A pore size)でクロマト処理された。精
製されたペプチドは凍結乾燥された。ペプチドの組成を
確認するためにアミノ酸分析が用いられた。カルボキシ
末端システインを介して大豆トリプシン インヒビター
に接合された合成ペプチドにより、ラビットが免疫感作
された。
【0055】第1表における配列情報に基づき次のペプ
チド類似化合物が合成された:Ala−Val−Ser
−Glu−His−Gln−Leu−Glu−His−
Asn−Cys(〔Glu8 ,Asn10,Cys11〕P
THrP(1−11),Ala−Val−Ser−Gl
u−His−Gln−Leu−Leu−His−Asn
−Lys−Gly−Lys−Ser−Ile−Gln
(〔Asn10〕PTHrP(1−16)),〔As
10,Tyr17〕PTHrP(1−17)、及びPTH
rP(1−34)。該類似化合物〔Glu8 ,As
10,Cys11〕PTHrP(1−11)及び〔Asn
10〕PTHrP(1−16)はアデニル酸シクラーゼ
アッセイ中で不活性であり、そしてPTHそれ自体の又
はBEN細胞由来の条件化培地の活性に拮抗しなかっ
た。大豆トリプシンインヒビターに接合された〔Glu
8 ,Asn10,Cys11〕PTHrP(1−11)が、
ラビットを免疫感作するために使用され、そして抗血清
が調製され、これがラジオイムノアッセイで使用され
た。また、〔Asn10〕PTHrP(1−16)に対す
る抗血清は同様な態様でラビットに生じた。
【0056】実施例7 PTHrPに対して向けられた抗血清を用いるアッセイ ラジオイムノアッセイは、ラジオイムノアッセイのため
のトレーサーとしてI 125 −ラベル化〔Asn10,Ty
17〕PTHrP(1−17)を用いて実施され、そし
てラビット抗血清が、1/1000の最終希釈物として
実施例5により調製された。最初のインキュベーション
は、0.1%ウシ血清アルブミンを含む0.05Mリン
酸ナトリウム緩衝液(pH7.5)中で4℃で夜通し行わ
れた。遊離ペプチドからの結合ペプチドの分離は、固相
第二抗体(Sac Cell−Wellcome,Au
stralia)を用いて達成された。合成ペプチドの
ヨウ素化は、既にカルシトニンについて開示されている
ように(44)、約150μci/μgの比活性になる
ように実施された。
【0057】第7A図に示したように、上記アッセイは
PTHrP(1−11)及び(1−16)を同等に認識
した。hPTH(1−10)及びhPTH(1−34)
の交叉反応性は、それぞれ0.5及び0.3%であっ
た。ラットPTH(1−34)、ウシPTH(1−3
4)及びヒトPTH(1−34)の交叉反応性は、それ
ぞれ7%、5%及び0.4%であった(第7B図)。P
THrPは、PTHrPのエピトープに結合することが
できる抗体を用いる免疫アフィニティークロマトグラフ
ィーにより精製することができる。この技術において、
PTHrPに結合することができる抗体が担体マトリッ
クスに付着される。PTHrP含有材料は、担体マトリ
ックスがクロマトグラフィーカラム中にある場合にはそ
れを通して濾過され、また別法としてバッチ的法を用い
るならば該マトリックスと混合される。上記材料中に存
在するすべてのPTHrPが該マトリックスに結合し、
そしてそれはすべての夾雑物質を除去するため洗浄する
ことができる。その後、精製PTHrPは、抗体結合を
開裂する条件、例えば高いか又は低いpH条件を用いてマ
トリックスから溶出され得る。同様な技術がPTHrP
に結合することができる抗体を精製するために使用し得
る。これに関しては、実施される工程はPTHrPが担
体マトリックスに付着されることを除いては、上記の概
要のものと同じである。
【0058】第8図は、部分的に精製されたPTHrP
のHPLC画分(即ち、SP−セファデックス クロマ
トグラフィー溶出物)へのラジオイムノアッセイの結果
を示す。部分的に精製されたPTHrP(35μghP
THに等価)は、C18逆相監視(guard)カラム
(RP300,7μ0.3×4.0cm)によりクロマト
処理された。溶離は90分以上1ml/min の流速で0−
60%アセトニトリル/0.1%TEAのグラージェン
トにおいて実施された生物学的アッセイはあいている円
(○)を表わし、閉じた円(●)としてラジオイムノア
ッセイが表わされる。第8図は、生物学的活性及び免疫
学的活性の同時的溶出を示す。
【0059】PTHrP(1−34)ペプチドは、UM
R106−01細胞中のサイクリックAMP応答につい
てウシPTH(1−34)に対してアッセイされ、そし
て等価な能力が存在することがわかった(第9A図)。
同様に、UMR106−01細胞中のプラスミノーゲン
アクチベーター活性を増加する能力においてもウシP
TH(1−34)に対して等価であった(第9B図)。
これは、本発明者らが報告してきたPTH応答系であ
り、そして十分に特徴付けられている(52)。 ウエスターン ブロット(Western Blot)
分析
【0060】実施例3のピークAの2つのサンプル由来
のタンパク、実施例3のピークBから誘導される高度に
精製したPTHrP、及び純粋なウシ副甲状腺ホルモン
がSDS−PAGEにかけられ、ニトロセルロースに移
され、1時間低界面活性剤“ブロット(Blott
o)”でブロックされ、1:200希釈における〔AS
10〕PTHrP(1−16)に対するラビット抗血清
とインキュベートされ(実施例5参照)、山羊抗−ラビ
ット血清の 125IでラベルしたFab断片と1時間イン
キュベートし、そしてその後オートラジオグラフ処理さ
れた(第10図)。
【0061】予期されたように、高度に精製したPTH
rPを含有したレーン4は、PTHrPの分子量と一致
する18Kdのバンドを示す。これに対して、実施例3
のピークA由来のタンパクを含有するレーン2及び3は
約22Kdのバンドを示す。このことは、PTHrPが
少なくとも2つの形態で存在し、両方とも同じ生物学的
な能力を有するが、分子量及び逆相HPLC上の溶離挙
動において相違することを強く示唆する。純粋なウシ副
甲状腺ホルモン(レーン1)は、これらの条件下ではい
かなるバンドも示さなかった。PTHrPに対して向け
られる抗体は、生物学的サンプル中に上記タンパクが存
在するか否かを検出するために使用され得る。
【0062】該生物学的サンプルは固相担体、例えばニ
トロセルロース又はPVCに結合され、そして抗−PT
HrP抗体と反応され得る。抗体の結合性は、その後抗
体に付着する検出可能なラベルを用いることにより検出
され得るか、又はむしろ結合した抗体に対して特異的な
第2のラベルした試薬を用いることにより検出されるで
あろう。試薬としては、例えばプロテインA、又は抗−
Fabもしくは抗−Fe抗体が使用され得る。
【0063】他方、抗−PTHrP抗体が固相担体、例
えばPVCプレート、ポリスチレンビーズ等に結合され
得るだろう。その後、アッセイされるための物質が上記
担体に添加され、そしてそれが抗体と結合することを可
能にするため十分な時間インキュベートされ、次いで結
合していない物質が洗浄除去される。その後、第2のラ
ベルしたPTHrP抗体が抗体結合性を検出するために
上記担体に加えられるであろう。第2の抗体がラベルさ
れていないなら、抗体結合性を検出するために改めてラ
ベルした試薬が該担体に加えられるだろう。容易に予期
され得るように、これらの手段は、PTHrPが少なく
とも2つのエピトープ、その1つは固相担体に結合した
抗体に結合するものであり、そして他は第2の抗体に結
合するもの、を含有すること想定している。
【0064】好適な検出可能なラベルは、 125I、
32P、 3H、14C、ビチオン、アビジン、プロテイン
A、コロイド状の金もしくは銀、ウレアーゼ、アルカリ
ホスファターゼ、ワサビ パーオキシダーゼ又はフィ
コビリプロテインを包含する。
【0065】実施例7 遺伝分析 PTHrPタンパクはPTHに対し実質的に相同性を持
つため、それが特有の非対立遺伝子によってコードされ
たものか、又はPTH遺伝子それ自体の変異形であるか
を決定することが必要だと思われた。
【0066】実験は、32Pでラベルされた単一コピーP
TH遺伝子及びその3′フラッキング領域(flank
ing region)に特異的なプローブ(45)を
用いて実施された。ノザン(Northern)ゲル分
析は、BEN細胞に由来するか又は外科的に切除された
ヒト上皮小体腺腫から調製されるトラック(trac
k)当たり5mgのpolyA+ mRNAを用い、既に開
示されているように(46)実施された。サザーン(S
outhern)ゲル分析は、BEN細胞に由来するか
又はヒト白血球から調製されるトラック当たり10mgの
制限酵素消化されたゲノムDNAを用い標準法(47)
を改良したものである。ヒトPTHプローブは、32P−
ヌクレオチドにより108 dpm /mg以上の比活性にまで
ランダムにプライムされた(26)。ハイブリダイゼー
ション及び洗浄条件は開示されたところのものであった
(46)。
【0067】polyA+ メッセンジャーRNAのノザ
ン ゲル分析は、BEN細胞が上皮小体腺腫組織に比し
検知可能なレベルにおいてPTH遺伝子を発現しなかっ
たことを示した(例示しなかった)。BEN細胞に由来
するか又はヒト白血球に由来する制限酵素消化したゲノ
ムDNAのサザーン ゲル分析は、同一のPTH−含有
制限断片、例えば4.2及び3.8KbのEcoRI断
片を示した。従って、BENは、非発現性PTH遺伝
子、及び指示したタンパク配列を備えているPTHrP
の発現から推論すると、PTH−関連遺伝子をコードす
る相同遺伝子の両方を含有する。
【0068】実施例8 様々な組織によるPTHrPの産生 PTHrP産生は腫瘍細胞に限られるとは思われない。
この点を明らかにするために羊の胎児、雌羊の組織及び
胎盤の抽出物に関連する実験が遂行された。抗−PTH
抗血清又はPTH拮抗物質と前もってインキュベーショ
ンした後にアッセイを行うことによって、本発明者らは
生物活性が単独のPTHもしくはPTHrPに帰すべき
か、又はそれらの2つの混合物に帰すべきかを決定する
ことが出来た。
【0069】羊の胎児上皮小体は50%だけがPTHに
より説明でき、残りはPTHrPに帰する可能性がある
ところの生物活性を含有することがわかった。いくらか
のPTHrP(約20%)は母性上皮小体中に見い出さ
れた。
【0070】しかしながら、最も著しいことは胎盤に感
知しうる程度の活性を含むことが見い出され、そしてそ
らはPTHrPとして完全に説明することができ、そし
てまたそれはBEN細胞培養物由来のPTHrPと同じ
態様においてHPLC上で挙動した。さらにまた、胎盤
中で検出できるPTHrPの量は、上記上皮小体が胎児
から切除された雌羊由来の胎盤の中では減少されなかっ
た。このことは、胎盤がPTHrPの重要な源泉であり
うることを示唆する。
【0071】本発明者らは、悪性の液性過カルシウム血
症を有する患者の尿からPTHrPを精製した(データ
は示されない)。これらの結果に基づけば、本発明の抗
体試薬を用いて血清、尿又は他の生物学的な流体中のP
THrPの存在が検出され得る。従って、本発明の抗体
試薬は悪性腫瘍の識別における診断薬として有用性を有
する。
【0072】本発明の他の態様、それらに対する改良そ
してそれらに対する変形は、本明細書を読むことにより
当業者にとって明らかになるであろうし、そしてかかる
全ての他の態様、改良及び変形は本発明の態様の中に包
含されように考えられる。
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orgetown UniversityMedical Center, 3900, Reservoir
Rd, N.W., Washington, D.C.20007.
【図面の簡単な説明】
【図1】PTHrPの最終精製工程における、215nm
での吸収及び生物学的活性のHPLC挙動性を示す。
【図2】図2の画分31,32及び33のSDSポリア
クリルアミドゲルを示す。
【図3】損なわれていないUMR106細胞においてウ
シPTH(1−34)に対してアッセイされた画分31
の生化学的活性のプロットを示す。
【図4】SPセファデックスカラムクロマトグラフィー
により処理された精製PTHrPのHPLC挙動性を示
す。
【図5】トリプシンによる消化後のPTHrPのHPL
C挙動性を示す。
【図6】ブラウンリーC8(2.1nm)マイクロポアー
カラム上でクロマト処理された図4の画分46及び48
を染めた物質を示す。
【図7】ラベルされたペプチド及びI125 でラベルされ
た〔Asn10,Tyr17〕PTHrP(1−17)及び
合成PTHrP(1−17)ペプチドに対するラビット
抗血清を用いてのラジオイムノアッセイを示す。
【図8】SP−セファデックス部分精製PTHrPのH
PLCに由来する画分の生物学的なアッセイ及びラジオ
イムノアッセイの比較を示す。
【図9】UMR 106−01細胞における増加するサ
イクリックAMP産生についての合成PTHrP(1−
34)の生物学的活性を、標準としてのウシPTH(1
−34)と比較して示す。
【図10】種々のサンプルのウェスターンブロット分析
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケンプ,ブルース アーネスト オーストラリア国,ビクトリア,3101, キュー,ケレット グローブ 20 (72)発明者 ウェッテンホール,リチャード エドワ ード ヒュー オーストラリア国,ビクトリア,キャン バーウェル 3124,ロイヤル クレスト 23

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTHrPの生物学的活性又は免疫原性
    をもつポリペプチドに対する抗体であって、そのポリペ
    プチドが以下の: (a)以下の特徴: (i)配列AVSEHQLLHDKGKSIQDLRR
    RFFLHHLIAEIHTAをもつN−末端アミノ
    酸; (ii)還元及び非還元条件下、SDS−PAGEにより
    測定されるとき、15〜25キロダルトンの間の分子
    量;及び (iii)アデニレート・シクラーゼ応答検定において測定
    されるとき、タンパク質1mg当り、副甲状腺ホルモンの
    アミノ酸番号1〜34から成るペプチドの少なくとも約
    6mgに相当する、比生物学的活性、 をもつ実質的に純粋なPTHrP;並びに (b)少なくともアミノ酸番号1〜11を含んで成るP
    THrPの断片、 から成る群から選ばれることを特徴とする抗体。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の抗体において、(b)
    少なくともアミノ酸番号1〜11を含んで成るPTHr
    Pの断片が、(b)少なくともアミノ酸番号1〜34を
    含んで成るPTHrPの断片である、ことを特徴とする
    抗体。
  3. 【請求項3】 1以上の検出可能なマーカーによりラベ
    ルされた、請求項1又は2に記載の抗体。
  4. 【請求項4】 PTHrP又はその断片の検出のための
    キットであって、1以上の、PTHrPの生物学的活性
    又は免疫原性をもつポリペプチドに対する抗体であっ
    て、そのポリペプチドが以下の: (a)以下の特徴: (i)配列AVSEHQLLHDKGKSIQDLRR
    RFFLHHLIAEIHTAをもつN−末端アミノ
    酸; (ii)還元及び非還元条件下、SDS−PAGEにより
    測定されるとき、15〜25キロダルトンの間の分子
    量;及び (iii)アデニレート・シクラーゼ応答検定において測定
    されるとき、タンパク質1mg当り、副甲状腺ホルモンの
    アミノ酸番号1〜34から成るペプチドの少なくとも約
    6mgに相当する、比生物学的活性、 をもつ実質的に純粋なPTHrP;並びに (b)少なくともアミノ酸番号1〜11を含んで成るP
    THrPの断片、 から成る群から選ばれることを特徴とする抗体を含んで
    成るキット。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のキットにおいて、
    (b)少なくともアミノ酸番号1〜11を含んで成るP
    THrPの断片が、(b)少なくともアミノ酸番号1〜
    34を含んで成るPTHrPの断片である、ことを特徴
    とするキット。
  6. 【請求項6】 1以上の抗体が、1以上の検出可能なマ
    ーカーによりラベルされたことを特徴とする、請求項4
    又は5に記載のキット。
  7. 【請求項7】 PTHrP又はそのペプチド断片への結
    合を検出するための1以上の試薬をさらに含むことを特
    徴とする、請求項4〜6のいずれか1項に記載のキッ
    ト。
  8. 【請求項8】 さらに、以下の、 (i)その上で、PTHrP結合を検出するための検定
    が行われることができる、支持体マトリックス;及び/
    又は (ii)試薬の希釈のための1以上のバッファー又は他の
    好適な溶液、 をさらに含むことを特徴とする、請求項4〜7のいずれ
    か1項に記載のキット。
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