JPH04218388A - ソマトトロピン結合蛋白質を特異的に認識する抗体 - Google Patents

ソマトトロピン結合蛋白質を特異的に認識する抗体

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JPH04218388A
JPH04218388A JP3025004A JP2500491A JPH04218388A JP H04218388 A JPH04218388 A JP H04218388A JP 3025004 A JP3025004 A JP 3025004A JP 2500491 A JP2500491 A JP 2500491A JP H04218388 A JPH04218388 A JP H04218388A
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William R Baumbach
ウイリアム・ロバート・バウムバツハ
Bosco Shang Wang
ボスコ・シヤン・ワン
Homayoun Sadeghi
ホマヨウン・サデギ
John Steele Logan
ジヨン・スチール・ロガン
Ian C Hart
イアン・シー・ハート
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    • C07K16/2869Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against hormone receptors
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の分野】本発明は抗体、特にソマトトロピン結
合蛋白質を特異的に認識する単クローン性抗体に関する
。この単クローン性抗体が結合する抗原の特異なペプチ
ド配列のために、これらの単クローン性抗体はソマトト
ロピン結合蛋白質に対し極めて特異的であるが、ソマト
トロピン・レセプターに対しては特異的でない。該単ク
ローン性抗体は動物のソマトトロピンのホルモン効果を
変更または増強するのに使用することができる。
【0002】
【本発明の背景】ソマトトロピンは動物の下垂体前葉か
ら分泌されるポリペプチドであり、主として肝臓に存在
する特殊な細胞表面レセプターを通じて作用する(文献
1)。最近ソマトトロピンと高度の親和性をもって結合
する蛋白質が血清の中で発見された(2、3、4)。こ
の血清ソマトトロピン結合蛋白質は標的細胞の表面に存
在するソマトトロピン・レセプター分子と非常に似てお
り、多くの証拠によってソマトトロピン・レセプターの
細胞外領域とソマトトロピン結合蛋白質との間の類似性
および同一性が指摘されている(5、6、7、8、9、
10、11)。単クローン性抗体はソマトトロピン・レ
セプターと結合し、該レセプターはさらにソマトトロピ
ン結合蛋白質と反応する(12)。またソマトトロピン
結合蛋白質はソマトトロピン・レセプターの加水分解生
成物であることが提案されている(9、11、13)。
【0003】最近ラットのソマトトロピン関連mRNA
の2種が同定され、cDNAでクローニングされた。こ
の1種のmRNAは膜に結合したソマトトロピン・レセ
プターの情報を伝え、他の1種は、細胞外領域と同一で
はあるがソマトトロピン・レセプターの膜間および細胞
内領域を欠いた分泌された可溶性蛋白質であるソマトト
ロピン結合蛋白質の情報を伝達する。この細胞外領域は
交互スプライス機構により17個のアミノ酸から成る親
水性部分とその後に続く3個の独特な翻訳されない区域
で置き換えられる。従ってラットのソマトトロピン結合
蛋白質はソマトトロピン・レセプターには存在しない独
特なカルボキシル末端をもっている。マウスのソマトト
ロピン結合蛋白質にも同様な分子構造が報告されている
(15)。
【0004】
【本発明の要約】本発明は抗体、特にソマトトロピン結
合蛋白質と反応する単クローン性抗体に関する。ソマト
トロピン結合蛋白質と反応する他の単クローン性抗体と
は異なり、本発明の抗体はソマトトロピン・レセプター
とは反応しない。これは本発明の抗体がラットおよび他
の動物で見出だされる特殊な抗原に対してつくられたも
のではあるが、ソマトトロピン・レセプターに見出ださ
れる抗原に対して生じたものではないからである。本発
明の抗体はソマトトロピン結合蛋白質をソマトトロピン
・レセプターと識別し、血清の濃度または動物の血清ソ
マトトロピン結合蛋白質の他の品質を変性してその成長
特性を改善するのに使用される。
【0005】
【本発明の詳細な記述】本発明は抗体、特にソマトトロ
ピン結合蛋白質の特殊な区域に対する単クローン性抗体
の調製法、該抗体を使用して動物の成長を増強する方法
、およびソマトトロピン結合蛋白質の濃度を決定する方
法に関する。第一段階としてこの特殊な区域に対応する
ペプチドは次の方法で合成される。
【0006】ラットのソマトトロピン・レセプターおよ
びラットの血清ソマトトロピン結合蛋白質を表すcDN
Aクローンの塩基配列を解析した結果、ソマトトロピン
結合蛋白質のmRNAは次のようなヌクレオチドの配列
により記述できるが、ソマトトロピン・レセプターはそ
うではないことが明らかになった。GGACCCAAG
  TTC  AAT  TCC  CAG  CAC
  CCA  CAT  CAAGAG  ATT  
GAC  AAC  CAC  CTG  TAA。こ
のDNA配列はGly−Pro−Lys−Phe−As
n−Ser−Gln−His−Pro−His−Gln
−Glu−Ile−Asp−Asn−His−Leuと
して翻訳でき、次いで停止コドンが来る。このことはこ
れがソマトトロピン結合蛋白質のカルボキシル末端をつ
くっていることを示している。 固相ペプチド合成法[フモック(Fmoc)ポリアミド
法]により、この特殊な区域は1の位置のCys残基に
付加して合成され、ペプチドをカップリングする目的で
これを抗原担体蛋白質に含ませる。
【0007】次いで高速液体クロマトグラフ法(HPL
C)のような適当な方法で18個のアミノ酸から成るペ
プチドを精製する。ペプチドの純度はアミノ酸組成分析
によって示される。
【0008】マウスのソマトトロピン結合蛋白質+Cy
s残基の特殊なカルボキシル末端領域に対応する18個
のアミノ酸から成るペプチドを同様な方法を用いてつく
ることができる。マウスの領域は次の塩基配列をもって
いる:Gly−Thr−Lys−Ser−Asn−Se
r−Gln−His−Pro−His−Gln−Glu
−Ile−Asp−Asn−His−Leu(15)。
【0009】抗体の生成を増加させるためには、本発明
のペプチドをペプチドに対する担体としての機能をもっ
た高分子に結合させることが好ましい。 例えばペプチ
ドを例えばカギアナカサガイのヘモシアニン(KLH)
のような蛋白質と複合させる。本発明のような範囲内に
入る他の担体としては、人および牛の血清アルブミン、
ミオグロビン、β−ガラクトシダーゼ、ペニシリナーゼ
およびバクテリア性のトキソイドのような当業界に公知
のものが含まれる。担体はまた合成分子、例えばマルチ
−ポリ−DL−アラニル−ポリ−L−リジンおよびポリ
−L−リジンであることができる。
【0010】単クローン性抗体は本発明のペプチドで免
疫を賦与した動物により、単独または複合化した形で生
成させる。ペプチドは通常の経路、例えば皮下注射、筋
肉注射および静脈注射、並びに皮膚および口を介する投
与法により投与することができる。ペプチド(またはそ
の複合体)を例えばフロイント(Freund)の完全
助剤のような助剤を含む担体と共に投与することが好ま
しい。 ペプチドを最初に投与した後規則的な間隔で同
じペプチドを用い追加免疫を行うことが特に好適である
【0011】本発明はまた18個のアミノ酸ペプチドに
対し抗原的に上記と同等なアミノ酸配列をもったペプチ
ドに対する単クローン性抗体に関する。このようなペプ
チドは、アミノ酸配列の相異が18アミノ酸ペプチドの
僅かな部分を削除するか、或いはそのアミノ酸配列に対
し保存的な置換が行われた相異であり、ペプチドの三次
元配列が18アミノ酸ペプチドと実質的に変わらずこれ
らのペプチドに対し抗体が生成する場合、独特なカルボ
キシル末端領域と同族列をなしたアミノ酸配列をもつペ
プチドと同等であると言われる。
【0012】単クローン性抗体を調製する次の段階には
、ペプチドで免疫性を賦与した動物の脾臓を取り出して
リンパ球の懸濁液をつくり、これらのリンパ球をマウス
の骨髄腫に融合させ、細胞を培養して生き残ったハイブ
リドーマの上澄液を集め、固相における酵素結合免疫吸
着試験(ELISA)により抗体のスクリーニングを行
う工程が含まれる。所望の抗体を生産するこれらのハイ
ブリドーマをさらに継代クローニングを行い、マウスに
注射する。
【0013】GHBP−4.3の記号を付けられたハイ
ブリドーマの試料はアメリカン・タイプ・カルチャー・
コレクション(American  Type  Cu
lture  Collection)に保存され、ア
クセス番号はATCC  HB  10310である。
【0014】次に単クローン性抗体を次のようにして精
製する。マウスの腹腔から腹水を集め、硫酸アンモニウ
ム沈澱法によるかまたは高速蛋白質液体クロマトグラフ
(FPLC)システムによりプロテインAアフィニティ
ー・カラム(ProteinA  affinity 
 column)によりイムノグロブリン(Ig)を精
製する。このようにして精製されたIgの試料は所望の
単クローン性抗体を含み、これはELISA法を用いる
対抗原試験で同定することができる。
【0015】このような単クローン性抗体がソマトトロ
ピン結合蛋白質に結合する能力は、ウエスターン・ブロ
ット試験(Western  blot  assay
)のような方法で試験される。図1に示したように、単
クローン性抗体はソマトトロピン結合蛋白質を特異的に
認識する(レーン2)が、ソマトトロピン結合蛋白質の
配列が逆向きの配列をなす形質発現プラスミドを含む大
腸菌の蛋白質とは相互作用しない(このような株はソマ
トトロピン結合蛋白質を形質発現させることができない
)(レーン1)。
【0016】本発明の他の態様においては、単クローン
性抗体を使用して血漿試料中のソマトトロピン結合蛋白
質の同定を行うことができる。血漿をポリアクリルアミ
ドのようなゲル上で電気泳動にかけ、分離した蛋白質を
電気的にブロッティングし、次いで本発明の単クローン
性抗体と共に保温する。ブロットをラベルした抗マウス
抗体に露出した後、発現させる。この試験は抗体がソマ
トトロピン結合蛋白質と反応することを示すのに用いる
ことができる。ラットに対する結果を図2に示す(レー
ン2)。
【0017】さらに単クローン性抗体と種々の種類のソ
マトトロピン結合蛋白質との交叉反応性を、EDTAで
処理した種々の動物の血漿をラットの血漿の場合に述べ
た方法を用いSDS−PAGE法およびウエスターン・
ブロット法にかけることにより試験した。図2に示すよ
うに、この単クローン性抗体はラット、マウスおよび豚
のソマトトロピン結合蛋白質と反応するが、牛、羊、鶏
および人の蛋白質とは反応しない。この結果はラット、
マウスおよび豚のソマトトロピン結合蛋白質には同族的
なカルボキシル末端領域が存在することを示している。
【0018】ソマトトロピン結合蛋白質に結合する単ク
ローン性抗体はソマトトロピン・レセプターとは反応し
ない。その理由は単クローン性抗体を生成させる結合蛋
白質の特殊なカルボキシル末端領域を含んでいないため
である。
【0019】GHBP−4.3単クローン性抗体を使用
して血清中のソマトトロピン結合蛋白質の濃度を測定す
る方法には幾つかある。その一つの方法ではドデシル硫
酸ナトリウム/ポリアクリルアミド・ゲルを用いる電気
泳動法を使用する。変性剤としては2−メルカプトエタ
ノールを用いる。バクテリア由来の既知濃度のソマトト
ロピン結合蛋白質の試料を対照として使用する。試験試
料は容積既知の血清である。電気泳動を行ったゲルを先
ずGHBP−4.3単クローン性抗体を用い、次いで二
次抗体として放射性をもった抗マウス・イミノグロブリ
ンを用いてウエスターン・ブロット試験を行う。血清か
ら得られる放射性信号の強度を既知量のバクテリア由来
ソマトトロピン結合蛋白質の信号強度と比較し、血清中
の結合蛋白質の濃度を推定する。
【0020】他の方法では、放射性免疫試験/免疫沈澱
法を使用する。バクテリア由来のソマトトロピン結合蛋
白質に例えば125Iを使用して放射性のラベルを付け
る。この放射性のラベルを付けたソマトトロピン結合蛋
白質はGHBP−4.3単クローン性抗体と免疫複合体
をつくることができる。追跡用のリガンドとしてはラベ
ルを付けた蛋白質を用いる。ラベルを付けたリガンドは
既知濃度のラベルを付けていないリガンドにより追い出
される。この追い出された量を監視し、放射線免疫検定
の標準曲線として使用する競合曲線をつくる。血清中の
ソマトトロピン結合蛋白質の濃度はラベルの付いていな
い競合物質として既知容積の血清を用い標準曲線の追い
出された量を参照してソマトトロピン結合蛋白質の量を
測定することにより確定される。
【0021】本発明の他の態様においては、特異的にソ
マトトロピン結合蛋白質を認識する抗体を用い動物の成
長を促進させる。このような抗体を1種またはそれ以上
使用する。このような抗体の全部または一部が単クロー
ン性抗体であることができ、或いは全部が単クローン性
抗体でないこともできる。使用する抗体の選択は当業界
の専門家の知識の範囲内である。このような実験の結果
を図4に示す。本発明の単クローン性抗体で処理したマ
ウスは処理しなかったものに比べ迅速に成長した。
【0022】本発明のさらに他の態様においては、本発
明の新規抗体をソマトトロピンと共に投与して動物にお
けるソマトトロピンの効果を強化する。この場合もこの
ような抗体を1種またはそれ以上使用し、またこのよう
な抗体の全部または一部が単クローン性抗体であること
ができ、或いは全部が単クローン性抗体でないこともで
きる。このような実験の結果を図5に示す。マウスのソ
マトトロピンと共に本発明の単クローン性抗体で処理し
たマウスは、ソマトトロピンだけで処理したマウスに比
べ体重の増加速度が速かった。
【0023】本発明の理解をさらに良好にするために、
下記実施例により本発明を例示する。これらの実施例は
単に例示だけが目的であり、本発明を限定するものでは
ない。
【0024】
【実施例】実施例  1 ソマトトロピン結合蛋白質の特殊な領域を表す合成ペプ
チドの調製 1の位置にCys残基を付加した(ペプチドを抗原担体
蛋白質に結合させる目的で)ソマトトロピン結合蛋白質
の特殊なカルボキシル末端領域に対応する下記の塩基配
列をもった18アミノ酸ペプチドを、固相ペプチド合成
法(フモック・ポリアミド法)でつくる。
【0025】Cys−Gly−Pro−Lys−Phe
−Asn−Ser−Gln−His−Pro−His−
Gln−Glu−Ile−Asp−Asn−His−L
euペプチド調製物の純度をヴァイダック(Vydac
)C18(4.6mm×25cm)HPLCカラム上に
おいて、30分間に亙り0.1%TFA/CH3CN1
0〜50%および0.1%TFA/H2O  90〜5
0%の直線勾配をつけ流速を1.5cm3/分にして測
定した。検出は230nmの紫外線を用いた。アミノ酸
分析は酸で加水分解した後に薄層クロマトグラフにより
行った。結果を表1に示す。
【0026】
【表1】 *システインは酸で加水分解すると分解してプロリンと
一緒に流出する生成物を生じる。
【0027】高速原子衝撃質量分析法により分子量(陽
イオンスペクトルはm/zが2100のところでM+H
+を与える)の決定と配列の確認を行った。
【0028】実施例  2 合成ポリペプチドと高抗原性担体蛋白質との複合体実施
例1の合成ペプチドをペプチドの1の位置のシステイン
残基のチオール基を介してKLHと複合体にする。 ヘテロ二官能性交叉結合剤としてm−マレイミド安息香
酸N−ヒドロキシスクシンイミドを用い純粋な合成ペプ
チド10mgを8mgのKLHと結合させ、N−末端結
合ペプチド複合体をつくる。得られた複合体を透析し、
凍結乾燥し、使用するまで−20℃で貯蔵する。
【0029】実施例  3 ソマトトロピン結合蛋白質に対する単クローン性抗体の
生成 生後6〜10週間のBalb/Cマウスを米国マサチュ
ーセッツ州ウィルミントン(Wilmington)の
チャールズ・リヴァー・ブリーディング・ラボラトリー
ズ(Charles  River  Breedin
g  Laboratories)から購入した。これ
らのマウスに、完全フロイント助剤で乳化した100μ
gのKLH−ペプチドで免疫を付与した。その後3週間
毎に同じ抗原50μgを用いてマウスに追加免疫を行っ
た。最後の追加免疫後に脾臓を取り出し、リンパ球の単
細胞懸濁液を調製した。このリンパ球を50%ポリエチ
レングリコールと共にヒポキサンチン・フォスフォリボ
シル・トランスファーゼ(HPRT)を欠いたNS−1
マウスの骨髄腫細胞[米国メリーランド州ロックヴィル
(Rockville)のアメリカン・タイプ・カルチ
ャー・センター]と融合させ、20%の牛の胎児の血清
(FCS)[ジブコ(Gibco)]、0.175μg
/mlのアミノプテリン、13.6μg/mlのヒポキ
サンチン、3.88μg/mlのチミジンおよび50μ
g/mlのゲンタミシン(HAT媒質)を含むデュルベ
ッコ(Dulbecco)の変性イーグル(Eagle
)媒質(D−MEM)中に懸濁させ、最後に96穴の培
養板に入れる。10〜14日間培養した後リンパ球のH
PRT陽性の表現型のために生き残った数百種のハイブ
リドーマの上澄液を集め、固相ELISA法により抗体
のスクリーニングを行う。GHBP−1〜GHBP−1
4の記号を付けられた14種のハイブリドーマが固相E
LISA法およびウェスターン分析法により適当な抗原
であることが決定された。ここで大腸菌JM109(D
E3)/pET  7−6株(この試料はアメリカン・
タイプ・カルチャー・センターに保存されており、アク
セス番号はATCC68,205である)から得られる
細菌溶解物を各単クローン性抗体で検査し、限定希釈法
により継代クローニングを行った。
【0030】大腸菌JM109(DE3)/pET  
7−6m株は次のようにして生成させる。T7ポリメラ
ーゼ形質発現システム中においてソマトトロピン結合蛋
白質のcDNA塩基配列を用い、ラットのソマトトロピ
ン結合蛋白質を合成するのに大腸菌を使用する。プラス
ミドpRat  7−6(ATCC番号67,849)
は1989年2月17日付けの本出願人による同時出願
の米国特許願第310,725号に記載されており、次
のようにしてプラスミドpRat  7−6mを生成さ
せるのに用いた。pRat  7−6を制限酵素Eco
RIで消化させ、血清ソマトトロピン結合蛋白質を含む
0.95kbの断片を分離した。この断片をEcoRI
で消化させたベクターpGEM  3Z(f)+[米国
ウイスコンシン州プロメガ・バイオテクノロジー(Pr
omega  Biotech.)]に連結する。この
断片の配置はソマトトロピン結合蛋白質の遺伝子の5’
末端がT7  RNAポリメラーゼ・プロモーターと結
合しているような配置である(16)。得られた構造体
pRat  3+  7−6を結合部位指向突然変異を
行うのに使用した。
【0031】大腸菌DH5α/pRat  3Z+  
7−6をヘルパー・ファージR408(米国ウイスコン
シン州プロメガ・バイオテクノロジー)で重感染させ、
単一鎖のDNAを分離した。このDNAは血清ソマトト
ロピン結合蛋白質のコーディング区域に関し負の鎖であ
る。 配列5’GTCTCCAGCCATATGTTTCCT
3’をもつオリゴヌクレオチドを合成してアニーリング
し単一鎖のDNAにする。大腸菌DNAポリメラーゼの
クレナウ(Klenow)断片およびT4  DNAリ
ガーゼを用い第2の鎖を完成させる。大腸菌DH5α株
[米国メリーランド州ゲイサーバーグ(gaither
burg)のベセスダ・リサーチ・ラボラトリーズ(B
ethesda  Research  Labora
toies)]を形質転換し、この混合物をLB−AM
P板上で培養する。このコロニーをニトロセルロースに
移す。
【0032】コロニーのハイブリッド化は1X  デン
ハルツ(Denhardts)、5XSCCおよび15
0μl/mlのtRNAの中で検体として末端を32P
  ATPでラベルしたオリゴヌクレオチドを使用して
32℃で行った。フィルターを56℃において3モルの
塩化テトラメチルアンモニウム、50ミリモルのpH8
のトリス、2ミリモルのEDTAおよび0.1%のドデ
シル硫酸ナトリウム(SDS)の中で洗滌した。この条
件下においては変種の塩基配列をもつプラスミドを含む
コロニーだけがラベルされる。陽性のコロニーを拾いあ
げ、これから突然変異種および野生型の分子の両方を含
むプラスミドDNAをつくる。形質転換、ハイブリッド
化および洗滌工程を繰り返し、再び陽性のコロニーを拾
いあげ、精製された変種のpRat  7−6mをつく
った。
【0033】このプラスミドpRat  7−6mはラ
ットのソマトトロピン結合蛋白質の情報を取り込み、こ
こで1個のNde  I制限部位は通常の分子の18の
位置におけるメチオニン残基の所で処理されたものであ
る。 制限エンドヌクレアーゼによって消化された0.9kb
断片をこの特殊なNde  I部位においてベクターp
ET3bに連結する(17)。即ち位置18におけるメ
チオニン残基はこのプラスミドの翻訳開始部位として作
用し、これはpET  7−6mと呼ばれている。得ら
れたソマトトロピン結合蛋白質分子はリュング(Leu
ng)らが予測したように(9)野生型の未処理の分子
の予想される信号配列をもっていない。
【0034】この残基(メチオニン  18)は必ずし
もラットに見られる処理された血清ソマトトロピン結合
蛋白質の第1残基である必要はない[処理された野生型
の分子の最初の残基はマシューズ(Mathews)ら
(18)により位置25のスレオニン残基であると予測
されており、スミス(Smith)ら(15)によりア
ミノ末端配列決定法によりマウスの対応するスレオニン
25の残基であることが示されている]。しかし今問題
にしている分子は機能的に同等な種であり[残基17の
後で人および兎の開裂部位を使うことにより証明される
(9)]、野生型の分子には存在しない位置に必要な開
始部位のメチオニン残基を付加しないでも、バクテリア
中でこのラットのソマトトロピン結合蛋白質の翻訳を行
うことができる。
【0035】組み換えられたラットのソマトトロピン結
合蛋白質の転写は通常は大腸菌の中には見出されないフ
ァージT7  RNAポリメラーゼにより配列転写の信
号を送るファージT7遺伝子プロモーターにより誘起さ
れる。従ってλ−リソーゲン中におけるT7  RNA
ポリメラーゼ遺伝子の複製である大腸菌のJN109(
DE  3)(プロメガ社)株を使用して組み換えソマ
トトロピン結合蛋白質の形質発現を行う。このT7  
RNAポリメラーゼ遺伝子は誘導プロモーター(lac
UV5)の制御下にある。従って組み換えソマトトロピ
ン結合蛋白質の形質発現は0.4ミリモルのイソプロピ
ルチオガラクトシデ(IPTG)を培地に加えることに
より誘起される(19)。クロランフェニコール耐性を
もつ遺伝子およびT7リゾチームを含んだ他のプラスミ
ドpLyeS(20)を形質発現株に含ませることもで
きる。T7リゾチームが存在するとT7  RNAポリ
メラーゼの作用が阻害されるから、これにより組み換え
ソマトトロピン結合蛋白質の早期に誘導された形質発現
を防止する作用を行うことができ、同時に誘導された細
菌の溶解を強化することができる。
【0036】アンピシリン(100μg/ml)、1%
カサミノ酸および20g/lのグルコースを含むM9培
地の中でJM109(DE3)/pET  7−6m株
を一晩成長させる。これを培養器に入れ、37℃でOD
600が約15になるまで成長させ、培地に0.4ミリ
モルのIPTGを加えて誘起させる。2.5時間後細胞
を取り出し凍結させる。細胞を再び水に懸濁させ、ポリ
トロンで或いは他の細胞/破砕法(pLysSを使用し
ないとき)により均質化し、超音波をかけてゲノムDN
Aを破砕する。組み換え生成物は封入体の形でペレット
にし、洗滌し、高pHにおいて可溶化し、中空の繊維フ
ィルター[アミコン(Amicon)]で超遠心分離し
、イオン交換型、疎水性相互作用型またはアフィニティ
型カラムを用いるクロマトグラフ法により精製する。
【0037】ハイブリドーマGHBP−4から得られる
クローンを選び、以下の研究の例としてこれにGHBP
−4.3(ATCC  HB  10310)の記号を
付ける。プリスタンで刺激したBalb/Cマウスの腹
腔似GHBP−4.3を注射し、抗体を含む腹水の製造
に用いた。
【0038】実施例  4 抗体の精製 マウスの腹腔から腹水を集め、Igを硫酸アンモニウム
沈澱法により精製する。別法として試料を結合緩衝液(
3モルのNaCl、1.5モルのグリシン、pH8.9
)で50%に希釈し、高速蛋白質液体クロマトグラフ(
FPLC)システム[米国ニュージャージー州ピスカタ
ウェイ(Piscataway)のファーマシア(Ph
armacia)社]の分取用プロテインAスーパーロ
ーズ(Protein  A  Superose)H
R  16/5カラムにかける。非Ig部分を結合緩衝
液と共にカラムから流出させ、次いでカラムをpH3の
0.1モルのクエン酸で洗滌して結合したIgを補集す
る。 これを直ちにpH8.2の2モルのトリス緩衝液でpH
7〜8に中和する。両方法で調製された抗体をPBSに
対し十分透析を行い、限外濾過[米国マサチューセッツ
州ダンヴァースーパーローズ(Danvers)のアミ
コン社]により濃縮し、分別し、最後に使用時まで−2
0℃で貯蔵する。
【0039】実施例  5 固相ELISA法 抗体をPBSに溶解し、96穴の平底ポリスチレン板の
それぞれの穴に1μg/100μlの量で加える。1時
間加温した後、自動板洗滌機[米国ヴァージニア州チャ
ンティリ(Chantilly)のダイナテック・ウォ
ッシ(Dynatech  Wash)II]を用い0
.05%のトゥーン(Tween)−20を含むPBS
で3回板を洗滌する。各々の穴を2%PSA[シグマ(
Sigma)]200μlで洗い出し、さらに1時間板
を加温する。穴に試験試料を加え、30分間保温し、P
BSで6回洗滌し、アルカリ性フォスファターゼが複合
化した山羊の抗マウスIgG  F(ab’)2[米国
カリフォルニア州サウス・サンフランシスコ(Sout
h  San  Francisco)ザイメッド・ラ
ボラトリーズ(zymed  Laboratorie
s)製]100μlを加える。30分加温した後板を再
び洗滌し、pH10.3のジエタノールアミン0.1モ
ル中にp−ニトロフェニルフォスフェート(1mg/m
l、シグマ社)100μlを含む液を発色基質として加
える。最後に波長405nmにおいてELISA板読取
り機により発色応答を光学密度(OD)として記録する
【0040】実施例  6 ソマトトロピン結合蛋白質に対する単クローン性抗体の
特異的結合に関するウェスターン・ブロット試験実施例
3記載の大腸菌またはこれから精製したソマトトロピン
結合蛋白質使用してウェスターン・ブロット試験を行い
、単クローン性抗体とソマトトロピン結合蛋白質との特
異的相互作用を決定する。これらの菌から得られたラッ
トのソマトトロピン結合蛋白質は262個のアミノ酸を
含んでおり、見掛けの分子量はSDS−PAGE法によ
れば30Kdである。ソマトトロピン結合蛋白質を含む
大腸菌溶解物を40ミリモルのpH7.4のトリス、5
ミリモルのEDTA、3%のSDS、1μlの2−メル
カプトエタノールを含むSDS−PAGE試料緩衝液中
で煮沸し、15%ポリアクリルアミド上で電気泳動にか
ける。次いでこのゲルをイモビロン(Immobilo
n)−P濾紙[ミリポア(MIllipore)]上で
電気的にブロッティングする。ブロットを結合蛋白質の
カルボキシル末端の17個のアミノ酸に対してつくられ
た単クローン性抗体GHBP−4.3で検出する。図1
に示したように、この単クローン性抗体は大腸菌抽出物
中のソマトトロピン結合蛋白質を特異的に認識する(レ
ーン2)。この単クローン性抗体はソマトトロピン結合
蛋白質の塩基配列の方向が反対の形質発現プラスミドを
含む大腸菌蛋白質とは相互作用しない(このような種は
ソマトトロピン結合蛋白質の形質発現を行うことはでき
ない)(レーン1)。
【0041】実施例  7 GHBP−4.3単クローン性抗体によるソマトトロピ
ン結合蛋白質の同定 GHBP−4.3単クローン性抗体を用いてラットの循
環系のソマトトロピン結合蛋白質を同定する。このため
にラットの血液5mlを直接1mlの0.5モルEDT
A中に抜き出してラットの血漿を調製した。1μlの血
漿を20μlの試料緩衝液(50ミリモルのpH7.4
のトリス、5ミリモルのEDTA、3%のSDS、1μ
lの2−メルカプトエタノールを含む)中で変性し、3
分間加熱する(100℃)。次いで血漿の試料を15%
不連続ポリアクリルアミド・ゲル上で電気泳動にかけ、
ゲル上で分離された蛋白質をイモビロン−P濾紙上で電
気的にブロッティングする。ブロットをGHBP−4.
3単クローン性抗体(10ミリモルのpH7.4のトリ
ス、150ミリモルのNaCl、5%脱脂牛乳および0
.05%ナトリウムアジド中に腹水50μlを含む)と
共に2時間室温で保温し、10ミリモルのトリス、15
0ミリモルのNaCl中で洗滌し、さらに2時間アルカ
リ性フォスファターゼでラベルした抗マウス抗体に露出
させる。再びブロットを洗滌し、100ミリモルのNa
HCO3および1ミリモルのMgCl22中に基質のニ
トロブルー塩化テトラゾイウム(NBT)および5−ブ
ロモ−4−クロロ−3−インドリルフォスフェートp−
トルイジン塩(BCIP)を含む液でアルカリ性フォス
ファターゼ反応に対して発色させる。図2に示すように
(レーン1)、この抗体は分子量48Kdの蛋白質と特
異的に反応する。この蛋白質の大きさは、その芯の蛋白
質(翻訳後変性物を含まない)の分子量の計算値が30
Kdであり、翻訳後変性物としての炭水化物鎖を含んで
いることを考えれば、ソマトトロピン結合蛋白質に期待
される範囲である。これに対しソマトトロピン・レセプ
ターの分子量は約120Kdである(9)。
【0042】種々の動物のEDTAで処理した血漿につ
いてSDS−PAGE試験およびウェスターン・ブロッ
ト試験を行ってGHBP−4.3単クローン性抗体と他
の動物のソマトトロピン結合蛋白質との交叉反応性を解
析した。ブロットを単クローン性抗体と共に加温した後
、上記のようにアルカリ性フォスファターゼでラベルし
た山羊の抗マウス抗体と共に保温する。この実験の結果
を図2に示す。この単クローン性抗体はラット、マウス
および豚のソマトトロピン結合蛋白質と反応するが、牛
、羊、鶏および人のソマトトロピン結合蛋白質とは反応
しない。この実験はまたマウスのソマトトロピン結合蛋
白質の見掛けの分子量が48Kdであり、豚のソマトト
ロピン結合蛋白質の見掛けの分子量が60Kdであるこ
とを示している。
【0043】GHBP−4.3単クローン性抗体がソマ
トトロピン・レセプターと結合しないことを示すために
、クローン9の細胞、即ちソマトトロピン・レセプター
を含まないことが示されているラットの肝癌細胞の細胞
溶解物(米国メリーランド州ロックヴィル、アメリカン
・タイプ・カルチャー・センター)に対しSDS−PA
GE試験およびウェスターン・ブロット試験を行った。 この単クローン性抗体はソマトトロピン・レセプターと
交叉反応を行わない。
【0044】実施例  8 ソマトトロピン結合蛋白質とGHBP−4.3単クロー
ン性抗体との免疫沈澱 50μlのEDTAで処理したラットの血漿を、150
ミリモルのNaCl、5ミリモルのEDTA、0.5%
のNP−40(洗剤)、3%のBSAおよび0.3μC
iの125Iでラベルした牛のソマトトロピン(5ng
)を含むpH7.5の25ミリモルのトリス緩衝液1m
lと共に一晩4℃に保つ。GHBP−4.3抗体を加え
、室温でさらに1時間に亙りこの複合物全体をフォルマ
リンで固定したスタフ(Staph)Aバクテリアで沈
澱させる。複合体を0.5%のNP−40、pH7.5
のトリス25ミリモル、150ミリモルのNaClおよ
び5ミリモルのEDTA中で3回洗滌し、2X  SD
S−PAGE試料緩衝液中で3分間解離させる。この試
料を15%SDS−PAGE上で電気泳動にかけ、ゲル
を固定し、乾燥し、最後にオートラジオグラフィーのX
線フィルムに露出させる。
【0045】図3に示すように、放射性の複合体をGH
BP−4.3単クローン性抗体で免疫沈澱させた後、1
25Iでラベルしたソマトトロピンに対応する20Kd
の蛋白質バンドが観測され、このことは125I−ソマ
トトロピンと結合するソマトトロピン結合蛋白質を特異
的に認識することを示している(レーン3)。SP2/
0親ラインおよび通常のマウスから誘導された抗体を対
照として使用した場合、蛋白質バンドは観測されないか
または非常に弱い。ラベルしないソマトトロピンを過剰
に加えると、放射性のソマトトロピンが消失し、このこ
とはソマトトロピンの免疫沈澱がソマトトロピン結合蛋
白質の存在に依存していることを示している。従ってG
HBP−4.3単クローン性抗体はソマトトロピンと複
合体を形成した後もソマトトロピン結合蛋白質と特異的
に結合する。放射性のソマトトロピンと同時に単クロー
ン性抗体を加えてもこの免疫沈澱のパターンは変わらず
、この抗体が結合蛋白質に対するソマトトロピンの結合
部位で妨害されないことを示唆している。
【0046】実施例  9 成長に対するGHBP−4.3の効果 生体中で単クローン性抗体GHBP−4.3の効果を研
究するために、受動免疫法を用いた。抗体を直接若いマ
ウスに注射し、体重の増加を測定して成長度を追跡した
。1群を10匹のマウスとし、三つの群に次のような処
理を行った。
【0047】1.マウス1匹当たりGHBP−4.3単
クローン性抗体を1mg含む腹水200μlを注射。
【0048】2.マウス1匹当たり多クローン性抗体を
1mg含む腹水200μlを注射(対照)。
【0049】3.未処理の対照。
【0050】各群毎の平均体重増加に関するデータを表
2に示す。
【0051】
【表2】 これらのデータは14日の終わりにおいてGHBP−4
.3単クローン性抗体で処理したマウスは通常のマウス
の抗体で処理したマウスまたは未処理のマウスに比べへ
平均体重増加が大きいことを示している。GHBP−4
.3単クローン性抗体で処理したマウスと未処理のマウ
スとの比較を図4に示す。
【0052】図5に示した同様な実験においては、GH
BP−4.3単クローン性抗体とソマトトロピンとを組
み合わせて使用し、体重増加率に対する抗体の効果を研
究した。それぞれ4匹のマウスから成る群を、マウス1
匹当たり100μgのGHBP−4.3単クローン性抗
体と10μgのマウス・ソマトトロピン、10μgのマ
ウス・ソマトトロピンだけ、または100μgの対照マ
ウスIgGで処理した。図5に示すように、100μg
のGHBP−4.3単クローン性抗体と10μgのマウ
ス・ソマトトロピンとで処理したマウスは対照マウスま
たはソマトトロピンだけで処理したマウスに比べ体重増
加の割合が速かった。
【0053】実施例8および9の実験はソマトトロピン
結合蛋白質を投与すると体重増加率に著しい影響がある
ことを強く示唆している。
【0054】[文献]1.ジェー・ピー・ハフス(J.
P.Hughes)およびエイチ・ジー・フリーセン(
H.G.Freiesen)、Ann.Rev.Phy
siol.、47巻469〜482頁(1985年)。
【0055】2.エス・アイ・イマー(S.I.Yme
r)およびエー・シー・ヘリントン(A.C.Heri
ngton)、Mol.Cell.Endocrino
l.、41巻153〜161頁(1985年)。
【0056】3.ジー・バウマン(G.Baumann
)その他、J.Clin.Endo.Metab.、6
2巻131〜141頁(1986年)。
【0057】4.エー・シー・ヘリントン、その他、J
.Clin.Invest.、77巻1817〜182
3頁(1986年)。
【0058】5.アール・エシェット(R.Eshet
)その他、IsraelJ.Med.Sci.、20巻
8〜13頁(1985年)。
【0059】6.アール・バーナード(R.Barna
rd)およびエム・ジェー・ウォーターズ(M.J.W
aters)、Biochem.J.、237巻885
〜892頁(1986年)。
【0060】7.ジー・バウマン、その他、J.Cli
n.Endo.Metab.、65巻814〜816頁
(1987年)。
【0061】8.ダヴリュー・エイチ・ダハデイ(W.
H.Daughaday)およびビー・トリヴェディ(
B.Trivedi)、Proc.Natl.Acad
.Sci.、84巻4636〜4640頁(1987年
)。
【0062】9.ディー・ダヴリュー・リュング(d.
W.Leung)その他、Nature、330巻53
7〜543頁(1987年)。
【0063】10.ジー・バウマンおよびエム・エー・
ショウ(M.A.Shaw)、Biochem.Bio
phys.Res.Commun.、152巻537〜
578頁(1988年)。
【0064】11.エス・エー・スペンサー(S.A.
Spencer)その他、J.Biol.Chem.、
263巻7862〜7867頁(1988年)。
【0065】12.  米国特許第4,857,637
号。
【0066】13.ビー・トリヴェディおよびダヴリュ
ー・エイチ・ダハデイ、Endocrinology、
123巻2201〜2206頁(1988年)。
【0067】14.ダヴリュー・アール・バウムバッハ
(W.R.Baumbach)、Genes  &  
Development、3巻1195〜1205頁(
1989年)。
【0068】15.ダヴリュー・シー・スミス(W.C
.Smith)その他、Mol.Endo.、3巻98
4〜990頁(1989年)。
【0069】16.ジェー・ジェー・ダン(J.J.D
unn)およびエフ・ダヴリュー・スタディア(F.W
.Studier)、J.Mol.Biol.、166
巻477〜535頁(1983年)。
【0070】17.エー・エイチ・ローゼンバーグ(A
.H.Rosenberg)その他、Gene、56巻
125〜135頁(1987年)。
【0071】18.エル・エス・マシューズ(L.S.
Mathews)その他、J.Biol.Chem.、
264巻9905〜9910頁(1989年)。
【0072】19.エフ・ダヴリュー・スタディアおよ
びビー・エー・モファット(B.A.Moffatt)
、J.Mol.Biol.、189巻113〜130頁
(1986nen)。
【0073】20.ビー・エー・モファットおよびエフ
・ダヴリュー・スタディア、Cell、49巻221〜
227頁(1987年)本発明の主な特徴及び態様は次
の通りである。 1.或る動物種のソマトトロピン結合蛋白質に結合する
が、該種のソマトトロピン・レセプターには結合しない
抗体。
【0074】2.該抗体が単クローン性抗体である上記
第1項記載の抗体。
【0075】3.ラットのソマトトロピン結合蛋白質の
カルボキシル末端から成り、該カルボキシル末端はGl
y−Pro−Lys−Phe−Asn−Ser−Gln
−His−Pro−His−Gln−Glu−Ile−
Asp−Asn−His−LeuまたはGly−Thr
−Lys−Ser−Asn−Ser−Gln−His−
Pro−His−Gln−Glu−Ile−Asp−A
sn−His−Leu、或いはそれと抗原的に同等な塩
基配列をもつペプチドに対する抗体。
【0076】4.該抗体が単クローン性抗体である上記
第3項記載の抗体。
【0077】5.GHBP−4.3の記号をもつ単クロ
ーン性抗体。
【0078】6.或る動物種のソマトトロピン結合蛋白
質に結合するが、該種のソマトトロピン・レセプターに
は結合しない抗体を生産するハイブリドーマ。
【0079】7.GHBP−1、GHBP−2、GHB
P−3、GHBP−4、GHBP−4.3、GHBP−
5、GHBP−6、GHBP−7、GHBP−8、GH
BP−9、GHBP−10、GHBP−11、GHBP
−12、GHBP−13およびGHBP−14から成る
群から選ばれる上記第6項記載のハイブリドーマ。 8.(a)ウェスターン・ブロット法または(b)免疫
沈澱法を用いる放射線免疫検定法のいずれかから成り、
或る動物種のソマトトロピン結合蛋白質に結合するが、
該種のソマトトロピン・レセプターには結合しない抗体
を使用する該動物種のソマトトロピン結合蛋白質の濃度
を決定する方法。
【0080】9.成長を促進するのに効果的な量の或る
動物種のソマトトロピン結合蛋白質に結合するが、該種
のソマトトロピン・レセプターには結合しない抗体、お
よび薬物的に許容される担体を含有して成る薬物組成物
【0081】10.該抗体が単クローン性抗体である上
記第9項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はGHBP−4.3抗体とソマトトロピン
結合蛋白質との特異的な相互作用を示す。形質発現プラ
スミドpET−7.6mによるラットのソマトトロピン
結合蛋白質の合成用の大腸菌の細胞抽出物を15%ポリ
アクリルアミド・ゲル上で電気泳動にかけ、これを濾紙
に移し、GHBP−4.3単クローン性抗体で検出した
後、125IでラベルしたプロテインA(IgGと結合
するスタフAバクテリア蛋白質)で検出してオートラジ
オグラフィーにかける。レーン2はラットのソマトトロ
ピン結合蛋白質の形質発現をする大腸菌細胞からの蛋白
質を含んでいる。レーン1は反対の向きをもったラット
のソマトトロピン結合蛋白質塩基配列をもつ形質発現プ
ラスミドによる大腸菌抽出物を含んでいる。図に示すよ
うに、正しい向きのラットのソマトトロピン結合蛋白質
塩基配列をもつバクテリアはGHBP−4.3単クロー
ン性抗体で認識される蛋白質の形質発現を行うことがで
き、これは30Kdの所に移動する。右側に分子量のマ
ーカーが示されている(43Kd−卵アルブミン;29
Kd−カルボン酸アンヒドラーゼ;18Kd−β−ラク
トグロブリン)。
【図2】図2には血液中におけるGHBP−4.3単ク
ローン性抗体とソマトトロピン結合蛋白質との特異的な
相互作用が示されている。各動物から得た血漿1μlを
15%ポリアクリルアミド・ゲル上で電気泳動にかけ、
これをイモビロン−P濾紙(ミリポア)上でブロッティ
ングする。ブロットをGHBP−4.3単クローン性抗
体で、次いでアルカリ性フォスフォターゼでラベルした
抗マウス二次抗体で検出した。次にウェスターン・ブロ
ット法によりアルカリ性フォスフォターゼ活性を試験し
た。図示のようにGHBP−4.3単クローン性抗体は
ラット(レーン1)、豚(レーン4)およびマウス(レ
ーン6)の血漿中でソマトトロピン結合蛋白質を認識す
る。血漿中にマウスのイムノグロブリンが存在すると、
55Kdのところに余分のバンドが現れ、イムノグロブ
リンの二次抗体との相互作用を示す。右側に分子量のマ
ーカーを示した(84Kd−フルクトース−6−フォス
フォターゼ;58Kd−ピルヴェート・キナーゼ;48
Kd−フマラーゼ)。
【図3】図3はソマトトロピン結合蛋白質/ソマトトロ
ピン複合体に対するGHBP−4.3単クローン性抗体
の特異的な結合を示している。ラットのソマトトロピン
結合蛋白質と125I−ソマトトロピンとの複合体をG
HBP−4.3単クローン性抗体およびフォルマリンで
固定したスタフAで免疫沈澱させた。この複合体を試料
緩衝液中で解離させ、15%ポリアクリルアミド・ゲル
上で電気泳動にかけた。次いでゲルを固定し、乾燥し、
オートラジオグラフィーにかけた。オートラジオグラム
は沈澱した放射性のソマトトロピンを示す。この図はS
P2/0抗体(レーン1)、SP2/0抗体と過剰のラ
ベルしないソマトトロピン(レーン2)、GHBP−4
.3単クローン性抗体(レーン3)、およびGHBP−
4.3単クローン性抗体と過剰のラベルしないソマトト
ロピン(レーン4)によるソマトトロピン結合蛋白質/
ソマトトロピン複合体の免疫沈澱を示す。この図におい
てソマトトロピンは“GH”で示されている。
【図4】図4では二つの別々の実験におけるBalb/
Cマウスの成長に対するGHBP−4.3単クローン性
抗体の効果が示されている。生後3週間のBalb/C
マウスに、1mgのGHBP−4.3単クローン性抗体
を注射するか(△−△)、また未処理の対照として保持
し(●−●)、2週間に亙りその体重増加を監視した。 各点は10匹のマウスの平均体重増加を示す。対照のマ
ウスIgGのデータは図4には含まれていないが、実施
例9に示されている。
【図5】図5では二つの別々の実験におけるBalb/
Cマウスの成長に対するGHBP−4.3単クローン性
抗体の効果が示されている。生後3週間のマウスを10
0μgのGHBP−4.3単クローン性抗体+10μg
のソマトトロピン(●−●)、または100μgの対照
マウスIgG(△−△)、或いは10μgのソマトトロ
ピンのみ(○−○)で処理しその体重増加を35日間監
視した。各点は4匹のマウスに対する平均体重増加を示
す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  或る動物種のソマトトロピン結合蛋白
    質に結合するが、該種のソマトトロピン・レセプターに
    は結合しないことを特徴とする抗体。
  2. 【請求項2】  ラットのソマトトロピン結合蛋白質の
    カルボキシル末端から成り、該カルボキシル末端はGl
    y−Pro−Lys−Phe−Asn−Ser−Gln
    −His−Pro−His−Gln−Glu−Ile−
    Asp−Asn−His−LeuまたはGly−Thr
    −Lys−Ser−Asn−Ser−Gln−His−
    Pro−His−Gln−Glu−Ile−Asp−A
    sn−His−Leu、或いはそれと抗原的に同等な塩
    基配列をもつことを特徴とするペプチドに対する抗体。
  3. 【請求項3】  GHBP−4.3の記号をもつことを
    特徴とする単クローン性抗体。
  4. 【請求項4】  或る動物種のソマトトロピン結合蛋白
    質に結合するが、該種のソマトトロピン・レセプターに
    は結合しない抗体を生産することを特徴とするハイブリ
    ドーマ。
  5. 【請求項5】  (a)ウェスターン・ブロット法また
    は(b)免疫沈澱法を用いる放射線免疫検定法のいずれ
    かから成り、或る動物種のソマトトロピン結合蛋白質に
    結合するが、該種のソマトトロピン・レセプターには結
    合しない抗体を使用することを特徴とする該動物種のソ
    マトトロピン結合蛋白質の濃度を決定する方法。
  6. 【請求項6】  成長を促進するのに効果的な量の或る
    動物種のソマトトロピン結合蛋白質に結合するが、該種
    のソマトトロピン・レセプターには結合しない抗体、お
    よび薬物的に許容される担体を含有して成ることを特徴
    とする薬物組成物。
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