JP2656994B2 - 画像音声伝送装置 - Google Patents

画像音声伝送装置

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JP2656994B2 JP2340162A JP34016290A JP2656994B2 JP 2656994 B2 JP2656994 B2 JP 2656994B2 JP 2340162 A JP2340162 A JP 2340162A JP 34016290 A JP34016290 A JP 34016290A JP 2656994 B2 JP2656994 B2 JP 2656994B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば、一般電話回線、無線通信回線等低
速で狭帯域な音声の伝送を主目的とした伝送系におい
て、画像データを伝送する伝送装置に関するものであ
る。
(発明の概要) 画像と音声を周波数分割多重して伝送するシステムに
おいて、音声を送受する側には、画像データが使用する
周波数帯域を除去するための帯域除去フィルタを有し、
他方、画像を送受する側には、音声が使用する帯域に影
響しない様、画像データが使用する帯域のみ通過させる
ための帯域通過フィルタを有し、これら画像と音声の各
データが分離又は、合成されるための接続手段、及び、
前記、画像信号を音声帯域に変換し画像データとして送
受させるための周波数変復調手段とを有することによ
り、画像と音声とが互いに干渉することなく同時に伝送
される装置の通話手段に関して、伝送経路の状態により
信号レベルが変化する受信画像信号のレベルを検知して
受話手段の信号レベルを可変する手段を用いることによ
り最適な通話信号強度(受話状態)を維持できるように
構成される伝送装置に関するものである。
(従来の技術) 単独電話機等では、電話局からの距離が遠い場合に、
通話音量が小さくなることを直流ループ電流の減少の検
知手段により検出して受話回路のゲインを可変(アッ
プ)して音量を一定に保つ工夫が従来よりなされてい
る。
(発明が解決しようとする課題) 一般の電話回線を例に挙げて述べる。回線を通して音
声/データ伝送する際、端末と電話局間のケーブル損
失、局−局間の搬送回線での回線障害要因等により、電
話機の場合、送話側の通話信号レベルが一定でも受話側
の通話音量は回線接続の都度異なり、特に遠距離通話の
場合、相手側音声が小さくなり了解度が低下する率が高
くなる。本発明では、伝送路の接続状況により変わる通
話音量の変化について、画像と共に音声を伝送する際の
通話品位の劣化の改善方法を従来例と異なった方法で解
決するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、多重伝送される画像/音声信号のうち、フ
ィルタで帯域分離されたモデム信号(画像データ:周波
数変調手段のため、振幅は一定)の信号振幅を検知し
て、受話手段の信号レベルを可変する手段を用いること
により最適な通話信号強度(受話状態)を維持できるよ
うに構成される。
(作用) これにより、一般の電話回線等において、画像伝送中
に通話が可能であり、しかも通話品位のうち受話レベル
を回線の状態に左右されないでほぼ一定に保つことが可
能となる。
(実施例) 以下、本発明の画像音声伝送装置の一実施例を第1図
乃至第4図とともに説明する。
第1図は本発明をアナログ回線に用いた場合の一実施
例を示すブロック図である。第2図は本発明における画
像データ信号レベルの検出手段と受話回路の可変信号増
幅手段の詳細を示す説明図である。第3図は多周波数値
変調(MFM)の説明図である。そして第4図は送受信画
像データ信号のフォーマットを示す図である。
本実施例においては、多周波数値変調(MFM)で6ビ
ット(64階調)の画像データ伝送と音声同時通話を行な
う場合であり、画像データは2000〜2400Hzの帯域に周波
数分割多重される例について説明する。
第1図において、アナログ回線に接続される端末装置
としての画像音声伝送装置は以下のように構成される。
3は画像メモリである。この画像メモリ3にはカメラ1
からの映像信号が、A/D変換器2で、例えば1サンプル
6ビットのデジタル信号に変換されて供給され、1画像
分の画像データが書き込まれる。
また、画像メモリ3より読み出される画像データはD/
A変換器5でアナログ信号に変換されて表示装置4に供
給される。
そして、CPU6を介して画像メモリ3から画像データが
順次読み出されてモデム7に供給される。
このモデム7は多周波数値変復調手段を構成するもの
であって、6ビット=64階調を画像データが使用する周
波数に等周期間隔に割り当てる。このモデム7には変調
カウンタ(図示せず)が設けられており、この変調カウ
ンタには画像メモリ3より64ステップ(階調)を示す6
ビットの画像データが供給される。この変調カウンタで
は画像データに対応して所定値よりカウントダウンされ
る。つまり各ステップに対応する方形波の周期には等間
隔の時間差が付与される。
この場合、1ステップ目に対応する周期が1/2000Hz、
64ステップ目に対応する周期が1/2400Hzとなるように設
定される。つまり、1ステップ目の方形波の周波数は20
00Hz、2ステップ目の方形波の周波数は2005Hz…、63ス
テップ目の方形波の周波数は2393Hz、64ステップ目の方
形波の周波数は2400Hzとなる(第3図Aに図示)。
また、モデム7の受信モデム部7′はAGC回路7a,波形
整形回路7b,復調カウンタ7cからなる(第2図参照)。
前記波形整形回路7bには送信側よりアナログ回線を介し
て供給される音声帯域信号が供給される。この音声帯域
信号は後述するように上述した方形波信号が2000〜2400
Hzの通過帯域を有する帯域通過フィルタ(BPF)8を介
された正弦波信号である。波形整形回路7bでは、正弦波
信号のゼロクロス点に基づいてもとの方形波信号が再生
される。
そして、波形整形回路7bからの方形波信号は、復調カ
ウンタ7cに供給される。上述したように、方形波信号は
画像データの値(ステップ)に対応した周期を有するも
のである。復調カウンタ7cでは、方形波信号の各1サイ
クル期間でカウント動作が行なわれ、そのカウント値よ
り方形波信号の各1サイクルの周期が算出される。そし
てこの復調カウンタ7cからは、周期に対応する値の6ビ
ットの画像データが出力され、この6ビットの画像デー
タはCPU6を介して画像メモリ3に供給される。
モデム7の変調カウンタ(図示せず)より出力される
方形波信号は、2000〜2400Hzの通過帯域を有する帯域通
過フィルタ(BPF)8を介して、2線4線変換部9に音
声帯域信号として供給される。この音声帯域信号は、第
3図Bに示すように正弦波信号となる。
送受話器13からの音声信号は2000〜2400Hzの帯域を除
去する帯域除去フィルタ(BEF)11を介して2線4線変
換部9に供給される。
2線4線変換部9において、帯域通過フィルタ8から
の音声帯域信号と帯域除去フィルタ11からの帯域制限さ
れた音声信号が合成され、伝送信号が形成される。この
伝送信号は音声帯域信号と音声信号との周波数分割多重
されたものとなる。
2線4線変換部9からの伝送信号はダイアラ10を通し
てアナログ回線に供給される。
次に、アナログ回線を介して送信側より供給される伝
送信号は、ダイアラ10を通して2線4線変換部9に供給
される。
2線4線変換部9からの伝送信号は帯域通過フィルタ
8に供給されて音声帯域信号が抜き出され、この音声信
号はモデム7に供給される。そして上述したように音声
帯域信号より画像データが復調されて、CPU6を介して画
像メモリ3に供給される。
また、2線4線変換部9からの伝送信号は帯域除去フ
ィルタ11に供給されて音声信号が抜き出され、この音声
信号は送受話器13に供給される。
以上のように、第1図において画像データと音声信号
は帯域通過フィルタ8と帯域除去フィルタ11で帯域分離
/合成された周波数分割多重信号として回線に送出、あ
るいは受信される。
第1図で、回線を経由して受信される画像信号は、伝
送経路によりその信号減衰量が異なるために常に一定の
振幅で受信されるとは限らない。そこで、受信モデム部
7′にはAGC回路7a(第2図参照)を設けて弱信号受信
時のモデム動作を確保している。回線から受信し、更に
帯域通過フィルタ8を介した受信モデム信号のレベル
(振幅)をレベル検出回路14にて検出し、弱信号であれ
ば、その信号レベルに応じた受話回路の増幅ゲインを増
加させて弱信号時の通話(受話)を補う動作を行なうこ
とが本発明における特徴的な構成となっている。
その動作について、第2図および第4図を用いて説明
する。
回線で伝送するために低速変換(多周波数値変調)さ
れた画像データの伝送フォーマットを第4図に示す。画
像情報Dvの前に設けたヘッダ情報Dhのうち、パイロット
情報Dhp(単一周波数の複数周期)でモデム信号の振幅
を計測する。第2図で帯域通過フィルタ(BPF)8を経
由した受信データ信号(アナログ信号)は、画像データ
再生の経路と別にA/D変換器14aに入力される。ここで、
振幅値をデジタルデータに変換し、別ルートの受信モデ
ム部7′で復調・再生されたモデム信号よりCPU6でパイ
ロット信号受信の検出がなされたときにA/D変換器14aか
らの出力のデータをラッチ(14b)し、そのラッチ回路1
4bの出力をD/A変換器14cで連続的な直流電圧レベルeに
変換し、更にこの直流電圧eが高い時には増幅ゲインを
落とし、直流電圧eが低い時には増幅ゲインを上げるよ
うに動作するゲイン可変型増幅器12を通話音声受信出力
段に設ける。これにより、通話(受話)時の音量が小さ
い(データ受信レベルも小さい)時の受話出力音量を出
力段のゲインアップにより補うことが出来る。
尚、上述の実施例においては、画像データは6ビット
であるものを示したが、任意のビット数のものを同様に
構成することができる。また、音声帯域信号の使用周波
数帯域はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施例においては、アナログ回線を用い
て伝送するものを示したが、その他の伝送媒体によって
画像データと音声信号とを同時に伝送するシステムにも
同様に適用することができるものである。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、回線の減衰量が大き
な場合に受信画像データは基本的に周波数変調(振幅一
定)であるためデータ復調の限度はデータの値に因らず
単に限度時のS/Nで定まるものの、音声信号はダイナミ
ックに変化するため振幅量により通話が聞こえたり聞こ
えなかったりといったことが生じるということがなく、
本発明の画像音声伝送装置では特に回線での減衰量が大
きな場合の通話動作を補償するよう構成しているので、
最適な通話信号強度(受話状態)を維持でき、常に明瞭
な通話が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明をアナログ回線に用いた場合の一実施例
を示すブロック図、第2図は本発明における画像データ
信号レベルの検出手段と受話回路の可変信号増幅手段の
詳細を示す説明図、第3図は多周波数値変調(MFM)の
説明図、第4図は送受信画像データ信号のフォーマット
を示す図である。 1……カメラ、2……A/D変換器、3……画像メモリ、
4……表示装置、5……D/A変換器、6……CPU、7……
モデム、7′……受信モデム部、8……帯域通過フィル
タ(BPF)、9……2線4線変換部、10……ダイアラ、1
1……帯域除去フィルタ(BEP)、12……ゲイン可変型増
幅器、13……送受話器、14……レベル検出回路、Dv……
画像情報、Dh……ヘッダ情報、Dph……パイロット信
号、Dhc……画像制御信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データと音声信号を周波数分割多重し
    て同時に伝送する装置において、 音声信号を送受する側には、画像データが使用する周波
    数帯域を除去するための帯域除去フィルタを有し、 画像データを送受する側には、音声信号が使用する周波
    数帯域に影響しないように画像データが使用する帯域の
    みを通過させるための帯域通過フィルタを有し、 前記画像および音声の各データが分離または合成される
    ための接続手段と、 画像データを音声帯域信号に変換し、画像データとして
    送受させるための周波数変復調手段とを具備し、 通話手段として、伝送経路の状態により信号レベルが変
    化する受信画像信号のレベルを検知して受話手段の信号
    レベルを可変する手段を設け、最適な通話信号強度を維
    持するように構成されることを特徴とする画像音声伝送
    装置。
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JPH01120139A (ja) * 1987-11-04 1989-05-12 Miyuukomu:Kk 伝送方式及び伝送システム
JPH01258574A (ja) * 1987-12-16 1989-10-16 Ricoh Co Ltd テレビ電話装置

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