JP2656530B2 - 呼吸用気体供給装置 - Google Patents

呼吸用気体供給装置

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JP2656530B2 JP63044106A JP4410688A JP2656530B2 JP 2656530 B2 JP2656530 B2 JP 2656530B2 JP 63044106 A JP63044106 A JP 63044106A JP 4410688 A JP4410688 A JP 4410688A JP 2656530 B2 JP2656530 B2 JP 2656530B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、呼吸のサイクルに応じて作動し得る自動開
閉弁を備えた呼吸用気体供給装置に関する。特に好まし
くは、圧力変動吸着型酸素濃縮器を用いた酸素濃縮気体
供給装置であって、呼吸のサイクルに応じて作動し得る
自動開閉弁を具備したものに関する。
<従来技術> 従来、呼吸器疾患患者に対して酸素ポンプから酸素を
吸入させることにより酸素療法が行なわれて来ており、
特に最近では、空気中の酸素を濃縮して酸素濃縮気体を
得るための酸素濃縮器が開発されて実用に供されるよう
になってから、それを用いた酸素療法が次第に普及する
ようになって来た。
かかる酸素濃縮器としては大別して、ゼオライト等の
窒素をより吸着しやすい吸着剤を充填した吸着塔におい
て圧力を変動させることにより吸着・脱着を繰り返す圧
力変動式等の吸着型酸素濃縮器と、酸素選択透過性膜を
用いた膜型酸素濃縮器の2種類がある。
これらの酸素濃縮器により得られた酸素濃縮気体を呼
吸器疾患患者に供給する場合には、通常濃縮器から延長
されたチューブの先端に設けられた鼻カニューラから連
続的に患者の鼻孔内に導入される方式が採用される。
またさらに改良された供給方式としては、患者の呼吸
サイクルに対応して、吸入時においてのみ酸素濃縮気体
を供給することが出来るようにすることによって、無駄
な酸素濃縮気体の放出を防止して効率を高める方法が提
案されている(特開昭59−8972号公報)。
<発明の目的> 本発明は、呼吸サイクルに応じて作動し得る自動開閉
弁を備えた呼吸用気体供給装置において、患者の呼吸に
異常を生じた場合にも充分対応し得る安全性の高められ
た装置を提供することを目的としている。
特に患者の呼吸が一時的に弱くなった場合に、呼吸用
気体を確実に患者の鼻腔に供給することにより、患者の
呼吸を補強してその安全を図ることが可能な優れた機能
をもつ呼吸用気体供給装置を提供しようとするものであ
る。
<発明の構成> 本発明の呼吸用気体供給装置としては、呼吸用気体の
発生手段と、一端が該発生手段に連通し他端に該呼吸用
気体の開放型供給手段を有し途中に自動開閉弁手段を有
した導管手段と、呼吸における少なくとも一部の所定位
相を検知し得る機能を有した呼吸位相検知手段と、該検
知手段の検知結果に基づいて該自動開閉弁手段の開閉を
制御するための制御手段を備えた呼吸用気体供給装置に
おいて、該検知手段が該所定位相を検知してから所定時
間T1経過時迄に次の該所定位相を検知しない場合に、該
制御手段によって該自動開閉弁手段が該所定時間T1経過
後において連続的に開くようにしたことを特徴とするも
のがある。
さらに本発明の呼吸用気体供給装置には、呼吸用気体
の発生手段と、一端が該発生手段に連通し他端に該呼吸
用気体の開放型供給手段を有し途中に自動開閉弁手段を
有した導管手段と、呼吸における少なくとも一部の所定
位相を検知し得る機能を有した呼吸位相検知手段と、該
検知手段の検知結果に基づいて該自動開閉弁手段の開閉
を制御するための制御手段を備えた呼吸用気体供給装置
において、該検知手段が該所定位相を検知してから所定
時間T1経過時迄に次の該所定位相を検知しない場合に、
該制御手段によって、該自動開閉弁手段を該所定時間時
間T1経過後に所定時間T2の間だけ連続的に開いた後該自
動開閉弁手段を閉じて、所定時間T3の間に該検知手段に
よる該所定位相の検知があれば該検知手段の検知結果に
基づく該自動開閉弁手段の開閉運転を行うようにし、該
所定位相の検知が該所定時間T3の間なければ該所定時間
T4の間該自動開閉弁手段を連続的に開くようにしたこと
を特徴とするもの等も含まれる。
これらの装置の好ましいものとしては、呼吸用気体が
酸素又は酸素濃縮気体であり、その発生手段が酸素濃縮
器があげられる。特に圧力変動吸着型酸素濃縮器を発生
手段として用いたものが実用上有利に使用できる。
本発明における開放型供給手段は、患者の鼻孔や口に
対して密閉されない状態即ち大気に開放された状態で呼
吸用気体を供給するものであって、例えば鼻カニューラ
が例としてあげられる。
自動開閉弁手段としては、直流励磁型電磁弁,交流励
磁式電磁弁,空気作動式自動弁,パイロット作動型電磁
弁等が好ましく、中でも直流励磁型電磁弁,空気作動式
自動弁,及びパイロット作動型電磁弁等が鉄芯等の動き
がゆるやかでライフが長く且つ作動時の発生音が小さく
低騒音化の対策上更に好ましく、特に直流励磁型電磁弁
が実用的である。
呼吸位相検知手段としては、呼吸の際の呼吸及び吸気
のサイクルが検知できるものであればいかなるものであ
ってもよい。その具体例としては、呼気及び吸気の通路
における気流に関する関する圧力,温度,湿度等の呼吸
に基づいて変化する値を検知するための手段があげられ
る。その他に例えば流体論理素子等の気体の流れ特性に
よるものもあげられる。
圧力に基づく検知手段としては、圧力変動を検知する
ものと、圧力自体を測定するものがあるが、前者が実用
上好ましく、特に圧力の変化速度を検知するようにした
ものが感度を高めるうえで有効である。圧力変動を検知
するための手段としては、例えば呼気及び吸気が通過す
る通路である鼻孔等において開口部を有した導管内にダ
イヤフラム等を用いた圧力変動検知手段があげられる。
ダイヤフラム式の微圧変動検知手段によれば、ステンレ
ス等の金属材料を用いたものがあるが、その他に本願発
明者の一部が以前に出願した特願昭62−175982号に記載
される如き静電容量変化により圧力又は差圧を測定する
ための導電性物質で表面処理した高分子フイルムををダ
イヤフラムとして用いたものがあげられる。特にかかる
高分子フイルムをダイヤフラムとして用いた検知手段の
場合には、数mmAq程度の微圧・微差圧の変動を検知する
のに適している。尚、そのダイヤフラムの一方の面側の
空間に連通し、他端が鼻孔等において開口した導管は、
呼吸用気体を鼻孔等に供給するための導管手段と別に設
けてもよいが、両方の機能を一本の導管手段にもたせた
ものであってもよい。
温度の変動を検知するための手段としては熱電対等の
如く温度感知部材を呼気及び吸気の通路即ち呼吸気流中
におくものがあげられる。また湿度の変動の検知手段の
例としては、温度計を応用したものがあげられる。
これらの中で、圧力変動検知手段が、鼻孔等の呼吸気
流中から離れた位置でその変動を検知できることから便
利であり、特に圧力変動検知のための導管手段を呼吸用
気体を供給するための導管手段と共通にできる利点があ
る。
かかる呼吸位相検知手段により検知する呼吸における
少くとも一部の所定位相としては、吸気開始時、呼気開
始時等があげられる。特に、吸気開始時を所定位相とし
て検知するようにしたものが、吸気に対応させて呼吸用
気体の供給が安定に行うことができるので実用上有利で
ある。
本発明の呼吸用気体供給装置は、通常の運転において
は、呼吸位相検知手段による検知結果に基づいて、呼吸
用気体供給導管の途中に設けた自動開閉弁手段Vの開閉
を行うことによって、少なくとも吸気位相の一部におい
て呼吸用気体を間けつ的に供給するようにしたものであ
る。
本発明の装置における特徴は、その装置を使用中の際
に、使用者の呼吸が一時的に弱まったり、呼吸検知手段
がはずれたりした場合に、呼吸サイクルにおける位相の
検知が出来なくなり、呼吸用気体供給導管手段の途中の
自動開閉弁手段Vが閉じたままの状態となってその導管
手段から呼吸用気体の供給ができなくなることを防止す
るための手段を具備せしめたことにある。
即ち本発明にいう呼吸用気体供給装置の1例における
特徴は、前記した呼吸位相検知手段が吸気開始時等の所
定位相を検知した後、所定時間T1経過時迄に、その次の
呼吸サイクルにおけるその所定位相が検知されない場合
に、その時間T1の経過後自動開閉弁手段Vを制御手段に
より自動的に連続的に開状態とすることである。第2図
(a)はかかる態様における弁手段Vの開閉を経時的に
示したものである。
かかる所定時間T1は、例えばその装置の制御手段に一
定として設定してもよく、場合によっては外部からの入
力手段により設定値を変更できるようにしてもよい。
なお、制御の具体的態様としては、例えば制御手段に
おいて、所定時間T1を記憶させ、ある呼吸サイクルと次
の呼吸サイクルの各々における所定位相の検知の間の時
間Tを測定しT1とTを比較するようにすることがあげら
れる。
また本発明の呼吸用気体供給装置の他の態様として、
前記の所定時間T1経過後の連続供給を所定時間T2だけ行
なった後に自動開閉弁手段Vを閉じて、その後所定時間
T3の間に呼吸位相検知手段による所定位相の検知があっ
た場合にその後その検知手段の検知結果に基づく通常の
自動開閉弁手段Vの開閉を行うようにするための制御手
段を備えたことを特徴とするものがあげられる。
さらには、上記所定時間T3の間に呼吸位相検知手段に
よる所定位相の検知がない場合に、その所定時間T3の経
過後、所定時間T4の間自動開閉弁Vを開いて連続的に呼
吸用気体を供給するようにしたことを特徴とする装置が
あげられる。尚この場合には、T1とT3及びT2とT4は各々
異なっていてもよいが、各々同一の方が実用的である。
かかる装置においては、時間T1の間所定位相の検知がな
くなってから、次にその所定位相の検知がなされるまで
の間、連続供給を時間T2行ない次いで連続停止を時間T3
行なうサイクルを自動的に繰り返して行なうための自動
開閉弁Vの制御手段を備えたものが、使用者の暗然と呼
吸用気体の消費量低減の両方を満たす点で実用上有利で
ある。
尚、所定時間T2,T3,T4は、前記した所定時間T1と同様
に、固定式又は外部入力による設定変更可能な可変式の
いすれであってもよい。それらの長さについては適宜選
定し得るものであるが、通常所定時間T2は所定時間T3
りも長くするのが安全上好ましい。
また連続供給に切りかわった際に、供給する流量を低
下させるように手段を具備する方が、必要量の呼吸用気
体の供給を確保したままで、呼吸用気体の消費量が少な
くできるので有利であり、特に吸着型酸素濃縮器の場合
には酸素濃度を高く維持しやすい利点もある。
そのための具体的手段としては、例えばオリフィス等
の流路絞り手段と自動開閉弁手段V1を備えたバイパス手
段を、発生手段から開放型供給手段までの導管手段にお
ける間歇運転用の前記自動開閉弁手段Vの下流側又は上
流側に備え且つそのバイパス手段の入口及び出口の間の
上記導管手段には別の自動開閉弁手段V2を設けたものが
あげられる。即ちこの場合には、Vが連続的に開かれる
際にV2が閉じ、V1が開くように制御手段によりそれらの
自動開閉弁が制限される。尚、Vが呼吸サイクルに対応
して開閉する通常運転の場合にはV2が開きV1が閉じた状
態にする必要がある。
またかかるバイパス手段の途中にそこを通過する呼吸
用気体を加湿するための加湿手段を備えるようにしたも
のが実用上有利である。
第1図には、本発明の呼吸用気体供給装置の好ましい
実施態様の1例を示したものである。呼吸用気体の発生
手段である圧力変動吸着型酸素濃縮器1から得られる酸
素濃縮気体はクッションタンク2,自動開閉弁手段3,クッ
ションタンク4を備えた導管手段5を通って開放型供給
手段である鼻カニューラ7から放出される。
導管手段5からの分岐に設けられたダイヤフラム式の
微圧変動センサーを備えた呼吸位相検知手段9により呼
吸における圧力変動が静電容量の変動に変換され、制御
手段10における変換回路12により静電容量の変動が電気
パルスの信号の変動に変換され、さらにカウント回路14
による電気パルス信号が単位時間当りのパルス数の信号
となる。
この様にして得られたデジタル信号を用いて、マイク
ロコンピューター等のCPU11における吸気開始点検知手
段16において、そのデジタル信号の時間に対する変動
量、即ち微分値が算出されてその値が所定値より大きい
場合に吸気開始点として検知される。尚かかる所定値
は、吸気検出感度設定記憶手段18により設定されるもの
であり、外部からの入力により設定し得るものが好まし
い。
かかる吸気開始時点とその直前の呼吸サイクルにおけ
る吸気開始時点の間の時間Tが呼吸サイクル長測定手段
20により測定され、外部入力による所定時間T1の記憶手
段22からの所定時間T1と時間Tが比較手段24により比較
される。
TがT1より大きくない場合には、演算手段26により開
閉弁3を開くための基本の時間T0が決定され、さらに外
部入力手段27により入力された余分の時間αを加えて開
弁時間決定手段28により開閉弁3の開く時間(T0+α)
が求められ、弁開閉手段30により各呼吸サイクルにおけ
る弁3の開閉が行われる。
尚、演算手段26においては、例えばそれ以前のN回の
呼吸サイクルについての全体の時間をN等分して平均し
た1サイクルの時間を1/3倍することにより時間T0を求
めてもよいが、単に前回の1サイクルの時間を1/3倍し
て求めてもよい。Nの値は例えば1〜10の範囲から選択
される。
TがT1より大きい場合には、外部入力手段34により設
定された連続供給時間T2の記憶手段32を介して、弁開閉
手段30により時間T2だけ連続して弁3が開かれて、連続
的に酸素濃縮気体が供給される。
かかる時間T2の経過時に弁3を閉じた後、次の吸気開
始時点の検知が時間T1の間に得られなければ、上記と同
様に時間T1の経過時に弁3を開き時間T2だけ連続的に開
いた状態にすることなる。以後吸気開始時点の新たな検
知があるまでそのサイクルを順次繰り返すこととなる。
また時間T2の経過時に弁3を閉じた後、次の吸気開始
時点の検知が時間T1以内に得られた場合には、それ以前
に記憶されていた時間T0+αを用いて通常の弁3の開閉
が開始される。
第2図(b)は、かかる態様における自動開閉弁手段
3の開閉状態を経時的に示したものである。
尚、第1図においてクッションタンク2は、発生手段
が圧力変動吸着酸素富化器の場合の、吸着床の下流側に
設けられたクッションタンクと兼用するのが好ましい
が、別途に設けた方が、吸気開始時のみやや多量に気体
を供給することが容易であり患者の呼吸によって有利で
ある。またクッションタンク4は設けなくてもよいが、
設けた方が急激な気体流れの変動がなくなり呼吸に対す
る異和感が少なくなるので望ましい。
本発明の呼吸用気体の発生手段の好ましい態様の1つ
の具体例として、窒素ガスを選択的に吸着する吸着剤を
充填した吸着剤床を1基以上、該吸着剤床に加圧された
大気を流入するためのコンプレッサー手段,及び該吸着
剤床から酸素富化空気を取り出し出口に流通せしめるた
めの富化器内導管手段を具備したものであって、1基以
上の吸着床が単独で又は交互に加圧−減圧のサイクルを
繰り返すように運転される圧力変動吸着型酸素富化器が
挙げられる。尚いずれの酸素富化気体発生手段において
も、使用に供する酸素富化空気の流量を調節する手段を
有することが望ましい。その場合に例えば孔径の異なる
複数の開口部を備えその開口部を選択して流量を設定す
る流量設定手段と、通常のローターメータ形式の流量計
を併用したものは、流量設定を容易にし、かつ気体の流
動状態が容易に確認できるので実用上有利である。
尚、本発明の場合には、正常な運転形式の際に呼吸用
気体の供給が間歇的なので、特別に加湿器を用いる必要
性があまりない。
<発明の効果> 本発明の呼吸用気体供給装置は、呼吸サイクルに応じ
て作動し得る自動開閉弁を備えたものであり、使用者の
呼吸が弱まったりした場合にも確実に呼吸用気体を供給
し得る優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の呼吸用気体供給装置の好ましい実施
態様の1例を模式的に示したものである。第2図は、本
発明の呼吸用気体供給装置における呼吸サイクルに応じ
て作動する自動開閉弁手段の開閉状態を経時的に示した
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−8972(JP,A) 山村秀夫監修「新呼吸管理ハンドブッ ク」株式会社日本メデイカルセンター、 P162−165(昭60−12−10)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧力変動型酸素濃縮器と、一端が該酸素濃
    縮器に連通し他端に酸素濃縮気体の開放型供給手段を有
    し途中に自動開閉弁手段を有した導管手段と、呼吸にお
    ける少なくとも一部の所定位相を検知し得る機能を有し
    た呼吸位相検知手段と、該検知手段の検知結果に基づい
    て該自動開閉弁手段の開閉を制御するための制御手段を
    備えた呼吸用気体供給装置において、該検知手段が該所
    定位相を検知してから所定時間T1経過時迄に次の該所定
    位相を検知しない場合に、該制御手段によって該自動開
    閉弁手段が該所定時間T1経過後において連続的に開くよ
    うにしたことを特徴とする呼吸用気体供給装置。
  2. 【請求項2】圧力変動吸着型酸素濃縮器と、一端が該酸
    素濃縮器に連通し他端に酸素濃縮気体の開放型供給手段
    を有し途中に自動開閉弁手段を有した導管手段と、呼吸
    における少なくとも一部の所定位相を検知し得る機能を
    有した呼吸位相検知手段と、該検知手段の検知結果に基
    づいて該自動開閉弁手段の開閉を制御するための制御手
    段を備えた呼吸用気体供給装置において、該検知手段が
    該所定位相を検知してから所定時間T1経過時迄に次の該
    所定位相を検知しない場合に、該制御手段によって、該
    自動開閉弁手段を該所定時間T1経過後に所定時間T2の間
    だけ連続的に開いた後該自動開閉弁手段を閉じて、その
    後所定時間T3の間に該検知手段による該所定位相の検知
    があれば該検知手段の検知結果に基づく該自動開閉弁手
    段の開閉運転を行うようにし、該所定位相の検知が該所
    定時間T3の間なければ該所定時間T3経過後所定時間T4
    間該自動開閉弁手段を連続的に開くようにしたことを特
    徴とする呼吸用気体供給装置。
  3. 【請求項3】圧力変動吸着型酸素濃縮器と、一端が該酸
    素濃縮器に連通し他端に酸素濃縮気体の開放型供給手段
    を有し途中に自動開閉弁手段を有した導管手段と、呼吸
    における少なくとも一部の所定位相を検知し得る機能を
    有した呼吸位相検知手段と、該検知手段の検知結果に基
    づいて該自動開閉弁手段の開閉を制御するための制御手
    段を備えた呼吸用気体供給装置において、該検知手段が
    該所定位相を検知してから所定時間T1経過時迄に次の該
    所定位相を検知しない場合に、該制御手段によって、該
    自動開閉弁手段が該所定時間T1経過後は該自動開閉弁手
    段を連続的に開き、該検知手段が該所定位相を検知した
    際に該検知手段の検知結果に基づく該自動開閉弁手段の
    開閉制御を再開するようにしたことを特徴とする呼吸用
    気体供給装置。
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