JP2656305B2 - 有機電解液二次電池 - Google Patents

有機電解液二次電池

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は有機電解液二次電池に関するものであり、特
にその充放電サイクル寿命の改良に関するものである。
従来の技術 従来より有機電解液二次電池は、正極活物質に二硫化
モリブデン(MoS2)、二酸化マンガン(MnO2)、三酸化
モリブデン(MoO3)、五酸化バナジウムなどの遷移金属
酸化物もしくは硫化物を用い、負極に金属リチウムやリ
チウムイオンを吸蔵、放出する合金、たとえばウッド合
金やLi−Al合金などを用いる電池系が知られている。
正極の充放電特性に関しては利用率が初期より低下
し、ある一定サイクル数から安定することが知られてい
る。また正極の充放電効率も非常に高くほぼ100%に近
い。ところが負極に関しては充放電効率が金属リチウム
で最高98%、リチウムイオンを吸蔵、放出する合金で99
%程度である。したがって、有機電解液二次電池のサイ
クル寿命を支配しているのは負極であることがわかる。
また、負極がリチウムイオンを吸蔵、放出する合金であ
る場合は、リチウム金属に対し電位が0.2〜0.6V貴であ
るため、電池のエネルギー密度はその電位の割合で減少
し、かつ容量密度はリチウム金属の2062mAh/ccに対し17
00mAh/ccと低いため、内体積が限られている電池ではさ
らにエネルギー密度が低下する。
次に、充放電効率からみると、正極の方は、リチウム
イオンが放電時に正極活物質の結晶格子中に取り込ま
れ、また充電時に結晶格子より出ていくという反応で、
酸化電位の高い溶媒、たとえば炭酸プロピレンなどでは
溶媒と正極活物質間の電子の授受が行なわれないため、
充放電効率は高い。
しかし、負極の方は、たとえばリチウム金属を負極と
した場合は、充電時にリチウムの析出反応以外に以下の
反応が起こると考えられている。
溶媒の還元反応;A+e→A′ さらに、活性な析出リチウム原子と溶媒が直接反応す
る。
A+Li→A′−Li これらの反応は両者とも起こる可能性があり、そのた
め充放電効率が低下すると考えられている。すなわち、
負極の充放電効率をさらに向上させるためには、還元さ
れ難い溶媒を用いる必要がある。
このように負極の充放電効率が低いため、たとえば30
0サイクルの電池寿命を確保するために、リチウム金属
の充放電効率が9.8%であると、正極の充放電容量に対
しリチウムはその約6倍という構成にされていた。
発明が解決しようとする課題 このように、従来の電池にはサイクル寿命を長くする
ために、消費される負極活物質を見込んで添加してお
り、電池設計上、無駄な体積を保有し、高エネルギー密
度の電池とはなり難いという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、電池のサ
イクル寿命とエネルギー密度をさらに増大させることを
目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明の二次電池は、炭酸
ジエチルに、炭酸エチレン、ジメチルテトラヒドロフラ
ンのうち少なくとも一種以上を混合させた有機溶媒を用
いたものである。
作用 上記有機溶媒を用いることにより、充電時に溶媒が還
元され難く、そのため負極の充放電効率が向上し、従来
の構成より過剰な負極活物質量も低減できるため、サイ
クル寿命の長く、かつ高エネルギー密度の有機電解液二
次電池が得られることとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づき説
明する。
第1図は本発明に係る有機電解液二次電池の一部断面
図であり、たとえば直径が20mm、高さが1.6mmのもので
ある。
第1図中、1は有機溶媒(以下、溶媒という)に電解
質として六フッ化ヒ酸リチウムを1モル/溶解した電
解液をしみこませたポリプロピレン製セパレータであ
る。この溶媒として、炭酸ジエチル(DEC)に、炭酸エ
チレン(EC)、ジメチルテトラヒドロフラン(MTHF)の
うち少なくとも一種以上のものを混合したものが使用さ
れる。2は負極活物質としてのリチウム金属であり、ス
テンレス製封口板3の内面に形成したステンレス製負極
集電体4に圧着固定されている。5は二酸化マンガンを
正極活物質とした正極合剤であり、ステンレス製ケース
6の内面に固定したチタン製正極集電体7に圧着固定さ
れている。8はポリプロピレン製ガスケットである。な
お、正極合剤5は組成が重量部でMnO2100に対し、カー
ボンブラック20、フッ素樹脂系結着剤20とし、容量が10
mAhとなるようにされている。リチウム金属2は容量が2
5mAhとなるようにされている。
ここで、上記構成の電池において、溶媒を各種異なら
せた場合のサイクル特性を調べた結果を第2図に示す。
なお、充電は0.5mAの電流で3.8Vまで行い、放電は1.5mA
の電流で2.0Vまで行った。また、第2図中、(A)〜
(G)までの溶媒の成分を第1表に示す。混合溶媒の場
合の組成比は体積比で1:1であり、かつ電解質LiAsF6
濃度は1モル/である。
なお、比較のために、炭酸ジエチル単体(DEC)、炭
酸ジエチルにγ−ブチロラクトン(GBL)やジメトキシ
エタン(DME)を混合させたもの、炭酸プロピレン(P
C)と炭酸エチレン(BC)との混合溶媒についても示し
た。
第2図より本発明の溶媒を使用した電池(図中
(B)、(D))が他のものよりサイクル寿命が長いこ
とがわかる。
第2図中、(A)は炭酸ジエチル単体を溶媒としたも
のであるが、単体でも比較的サイクル寿命が長く、充放
電効率が高いことがわかるが、炭酸ジエチルにγ−ブチ
ロラクトンやジメトキシエタンを組合せた混合溶媒系で
は、おそらくγ−ブチロラクトンやジメトキシエタンが
充電時に還元されていると考えられる。また従来からよ
く知られている第2図中(G)の炭酸プロピレンと炭酸
エチレンの混合溶媒系では炭酸プロピレンの影響でサイ
クル寿命が短くなっていると考えられる。ところが、耐
還元性の強い炭酸ジエチルと炭酸プロピレンの混合溶媒
では、炭酸ジエチルの効果でサイクル寿命は長くなると
考えられる。
第2表に第2図から得られたサイクル寿命から負極の
充放電効率を以下の式によって算出したものを示す。
式中、は電池の平均充放電容量、Qexはリチウムの
容量から充放電中に正極に残存したリチウム容量を除い
たもの。nはサイクル寿命で、ここでは50%の容量劣化
時のサイクル数をサイクル寿命とした。
第2表より明らかなように本発明に係る溶媒(B)
(D)を用いた電池の充放電効率は98.5〜99.0%を示
し、従来の溶媒(G)を用いた電池よりも高いことがわ
かる。
したがって、本発明に係る溶媒の充放電効率から300
サイクルの寿命を得るための正・負極容量比は正極の充
放電容量に対し、負極容量が4.5〜3倍になり、従来の
6倍に比べて電池の体積効率は向上し、さらに負極容量
を減少させた体積分だけ正極容量を増加させることがで
きるため、従来よりも高エネルギー密度の電池ができ
る。
発明の効果 以上の説明から明らかなように本発明によれば、従来
のものと比較し、高エネルギー密度でかつサイクル寿命
が長いという特徴を有する工業的価値の高い有機電解液
二次電池が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における二次電池の一部断面
図、第2図は同二次電池のサイクル特性を示す図であ
る。 1……セパレータ、2……リチウム金属、5……正極合
剤。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥野 博美 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 西川 幸雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 米国特許4056663(US,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リチウム塩を溶解させた有機溶媒を電解液
    とし、負極にリチウム金属、正極に再充電可能な活物質
    を備える有機電解液二次電池であって、上記有機溶媒と
    して、炭酸ジエチルに炭酸エチレン、ジメチルテトラヒ
    ドロフランのうち少なくとも一種以上を混合させたもの
    を使用した有機電解液二次電池。
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