JP2654336B2 - サンプル表面の2次元輪郭描写の装置 - Google Patents

サンプル表面の2次元輪郭描写の装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触モード原子間力顕
微鏡(AFM)を使用した、集積回路に於ける線と溝の
側壁の輪郭描写作成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】市場には、接触モードで、すなわち尖端
がサンプルを走査するとき尖端とサンプルが接触して、
動作する原子間力顕微鏡(AFM)が存在する。このよ
うな装置は、M.P. Rodgers及びK.M. Monahanによる「Us
ing the Atomic Force Microscope to Measure Submicr
on Dimensions of Integrated Circuit Devices and Pr
ocesses」(SPIE Vol.1464 Integrated Circuit Metrolo
gy,Inspection and Process Control V.1991,ページ358
-366)という題名の記事の中で記述されている。
【0003】接触モード原子間力顕微鏡の主な利点は、
構造の簡単さにある。これらの原子間力顕微鏡の主たる
欠点は、急勾配で且つ高縦横比構造に対する輪郭描写が
できないことである。接触モードAFMは、尖端運動の
測定に使用する検出システムが単純であるため、長くて
狭い角度の尖端すなわち長靴型の尖端に容易に適応でき
ない。
【0004】本発明は、接触モードAFMを使用するこ
とによる表面の2次元輪郭描写、特に集積回路における
急勾配の線と溝の側壁の2次元輪郭描写に関し、これら
の欠点を克服している。本発明は、サンプル表面におけ
る尖端の走査の制御に関して、尖端運動の2次元検出に
依存している。本発明はまた、原子間力顕微鏡のカンチ
レバと尖端の大きさの最適化に関わっている。
【0005】1次元における尖端運動の検出は、トンネ
ル効果法、電気容量法、電磁誘導法、或いは光学的方法
に関わっている。これらの方法は、2次元における測定
ができるように修正することが可能である。
【0006】尖端運動の2次元検出は、メヤー(G.Meye
r), エイマ(N.M.Amer)による「Simultaneous Measureme
nt of Lateral and Normal Forces With an Optical-Be
am-Deflection Atomic Force Microscope」(Apr. Phy
s. Lett. 57(20),12 November1990 ページ 2089-2091)
という題名の記事の中で記述されている。その装置の記
述では、尖端はバネ状のカンチレバに付けられている。
垂直の尖端運動では、普通の上下動のようにカンチレバ
が撓む。横方向の尖端運動では、カンチレバは長手方向
の軸に沿ってねじれる。そのカンチレバから偏向された
レーザービームが、4象限検出器によって検出される。
垂直尖端運動および横の尖端運動は、4個の検出された
信号から測定される。
【0007】別の2次元検出方法は、カンチレバの撓み
の圧電抵抗測定に関するものである。この方法では、カ
ンチレバは部分的にドープ(Dope)処理されたシリコンの
ような半導体物質でできている。カンチレバの撓みに応
じてカンチレバ内に誘発された歪が、該半導体物質の抵
抗値に変化を生じ、その抵抗値が測定される。
【0008】カンチレバは、そのカンチレバの2次元運
動を測定するための2つの独立した低抗値信号を提供す
るため、2股に分かれている。両方の2股に分けられた
区域は、ドープ処理された半導体物質の区域を含んでい
る。電気的接点が、それぞれの区域の末梢部と2つの区
域が結合する中央に設けられている。2つの抵抗回路、
すなわち中央と各区域、からのこれら3つの接点は、ブ
リッジ回路に挿入される。2つの低抗値の差がブリッジ
回路で測定される。更に、2つの区域の結合直列抵抗が
垂直方向におけるカンチレバの全体の撓みの値となる。
【0009】非接触走査フォース顕微鏡を使う基板垂直
面の輪郭描写については、米国特許出願第07/830,804号
(後に米国特許第5,283,442号となった)に述べられて
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の原子間力顕微鏡
の主たる欠点は、急勾配で且つ高縦横比構造に対する輪
郭描写ができないことである。接触モードAFMは、尖
端運動の測定に使用する検出システムが単純であるた
め、長くて狭い角度の尖端すなわち長靴型の尖端に容易
に適応できない。
【0011】本発明の目的は、接触モードAFMを使用
することによる表面の2次元輪郭描写、特に集積回路に
おける急勾配の線と溝の側壁の2次元輪郭描写に関し、
これらの欠点を克服することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、原子間力顕微
鏡で使用される尖端とカンチレバの寸法の最適化と尖端
運動のフィードバック制御によって接触モード原子間力
顕微鏡における2次元尖端運動の検出と制御を提供する
ものである。
【0013】いわゆる「D.C.」モードと呼ばれる第
一の具体例において、尖端はサンプルの表面にそって表
面に平行な方向に走査される。表面における尖端の正味
の力(net force)をほぼ一定に維持するため、2軸フィ
ードバック制御を使用している。
【0014】尖端のサンプル表面におけるZ軸すなわち
垂直方向の力と、X軸すなわち尖端が表面上を引きずっ
て動くときに発生する走査方向の摩擦力を測定するセン
サが使用される。X軸及びZ軸の測定信号に応答して、
次の走査ステップの方向とフィードバック調整の方向が
決定される。このような方法で尖端は表面の輪郭に沿っ
て動く。
【0015】いわゆる「A.C.」モードと呼ばれるも
う1つの具体例においては、尖端は垂直方向にある尖端
の長手方向の軸に対して平行な軸と、尖端の長手方向の
軸に対して直交し全体としてサンプル表面の面と平行な
方向にある水平軸、の双方に沿って約1KHz以上の微
少振幅の振動運動が与えられる。尖端の近傍における表
面のその位置での傾斜を決定するため垂直及び水平方向
の信号が検出される。尖端の位置はサンプル表面のその
位置での傾斜に応答して動かされる。更に本発明からの
教示によれば、カンチレバと尖端の最適な寸法が計算さ
れ、集積回路における側壁の2次元接触モード原子間力
顕微鏡を可能にしている。従って本発明の主たる目的は
サンプルにおける急勾配の輪郭の2次元接触モード原子
間力顕微鏡を提供することにある。本発明のもう1つの
目的は、集積回路において線や溝のような構造物の側壁
に対する2次元接触モード原子間力顕微鏡を提供するこ
とにある。更に本発明の目的は、サンプル表面の2次元
輪郭描写に使用する尖端とカンチレバの最適な寸法を提
供することにある。
【0016】
【実施例】原子間力顕微鏡については米国特許第4,7
24,318号に記述されており、本明細書にも参照さ
れている。その特許の教示によれば、カンチレバの終端
区域に接続された尖端が調査すべきサンプルの表面にあ
まりに接近するため、尖端側の原子とサンプル表面の間
に生ずる力(force)がバネ状のカンチレバを偏らせ
る。カンチレバの偏りはトンネル電流の変動をもたら
し、この変動が、例えばXYZ駆動装置の手段によって
尖端がサンプルの表面を走査する際尖端とサンプルの間
の力を一定に維持するように、尖端とサンプルの表面の
距離を制御するために使われている。
【0017】図1aから図1dを参照すれば、原子間力
顕微鏡において、カンチレバ12と連結された尖端10
が図示されており(スケールは示されていない)、そこ
では尖端が基盤20上の溝14,輪郭描写すべき側壁1
6及び18の内部に配置されている。尖端は溝又は線の
底の隅を検知できるように、長靴形の横断面を有するこ
とが望ましい。
【0018】いわゆる「D.C.」モードでは尖端はサ
ンプルの表面に接触したままである。ほとんどの物質に
関して、尖端は、10 7 ニュートン程度のバァン・デル
・ウォール(van der Walls)、毛細管及び電気的な力に
よってサンプルの表面に引きつけられる。尖端がサンプ
ルを図1aの矢印22の方向へ走査するとき、尖端はサ
ンプルの表面に沿って引きずって動く。この分野におけ
る技術知識を有する人には良く知られているように、一
定の偏向信号を維持するために、つまり尖端を表面に接
触させたままで一定のZ軸の力を維持するために、一般
的なZ軸叉は垂直フィードバック制御方式が用いられて
いる。同時に、走査方向叉は尖端のX軸方向の運動は、
メヤー(Meyer)他による記事に記述されている方法によ
って監視されており、その方法は本明細書に参考として
編入されている。
【0019】X軸及びZ軸方向における正味の力が事前
設定値を越えたとき、尖端が上向きの斜面にさしかかっ
ていることを示すのであるが、このとき尖端の位置は表
面の輪郭に沿って上向きに動かされる。この過程を図4
aー図4dの説明と共に以下に詳細を述べる。
【0020】ここで使われているように、Z軸なる用語
は、尖端の長手方向の軸に平行な方向として理解され
る。X軸なる用語は、走査方向であり、実質的に尖端の
長手方向の軸に垂直で、一般的にサンプルの表面の面に
平行であると理解される。
【0021】尖端の運動は、X軸、Y軸、Z軸の運動方
向に対して圧電気駆動機構の使用により制御される。尖
端が垂直方向に動いている間、サンプル上の尖端のX軸
叉は走査方向における力が走査中、比較的一定に維持さ
れることを保証するために、X軸方向の偏向信号は事前
設定ウィンドウすなわち一定の範囲内に維持される。尖
端10が側壁18の頂上に到達すると、測定された力又
は検出電流は上記ウィンドウ以下の値に減少し、再び正
常な水平走査運動を続ける。
【0022】上記装置は上述のごとく良好に動作する
が、尖端が下り斜面(図1b)にさしかかると問題が起
こる。傾斜が約45°以上のとき、尖端は表面の輪郭に
追随出来なくなり、従ってサンプルとの接触を失う。こ
の問題に対する1つの解決策はZ軸のフィードバック・
ループを変更してIZ+|IX|を一定に保つことであ
る。ここでIZはZ軸方向の力を示し、IXは走査方向
における力の信号表示である。尖端が平面の区域から下
がり斜面へ走査していくとき、摩擦力の方向が代わるた
めIXは負の値(尖端が表面上を引きずられる摩擦力の
ため)から殆どゼロに変化する。これを補正するため、
IZの値が増加し、尖端は下方へ動き、従ってサンプル
との接触が維持される(図1c)。
【0023】もし図1bに見られるように尖端が表面と
の接触を失うと、尖端は図1cのように溝の底面で接触
が再確立するまで下へ下げられる。このとき走査方向は
図1dのように、負の傾斜部分を走査するため、短い距
離だけ矢印26の方向へ反転する。
【0024】下り斜面の輪郭描写に役立つ別の具体例で
は、尖端10にサンプルの表面を高振動数、典型的には
1KHz以上の振動数、で軽くたたくようにさせること
である。図2は、サンプル表面のA.C.モードでの輪
郭描写のための装置の概略表示である。この具体例は
「A.C.」モードとして参照されている。
【0025】尖端10と共にカンチレバには、X軸及び
Z軸方向に対する迅速且つ正確な尖端10の制御のため
高速XーZ圧電管スキャナ30に連結している。レーザ
発生器28が視準レンズ32を透してレーザビームをカ
ンチレバ12の裏側に照射し、そこで、該レーザビーム
は反射し2次元移動センサ34に到達する。上記2次元
移動センサは、前記メヤー(Meyer)他による記事に書か
れている4象限光検出器を含んでいることが望ましい。
一方2次元移動センサは、圧電抵抗式カンチレバ、電気
容量式、電磁誘導式、トンネル効果式、光学的、或いは
干渉計型機器からなるものであってよい。光検出器34
は、カンチレバと尖端の移動と方位を正確に検出し、走
査方向及び垂直方向における尖端に対する力を表示する
信号IXとIZを提供する。これら信号の振幅と正負の
符号は、コンピュータ36で受信され、記録される。尖
端10の位置は、サンプルの上面における尖端の走査に
対しては、コンピュータからxy−圧電器38への走査
信号に応答して、また尖端の垂直叉は深度方向の移動に
対しては、z−圧電器40への走査信号に応答して決定
される。
【0026】コンピュータ36からの信号に応答して与
えられる走査運動に加えて、尖端はZ軸方向に1KHz
以上の振動数で振動させられる。該振動は、発振器42
から圧電管スキャナ30への信号によって、振幅が数オ
ングストロームのとき、1KHz−100KHz,典型
的には振動数10KHzで振幅10Åが望ましい。
【0027】尖端10はまた、X軸方向の名目上の位置
で高周波振動を受ける。この振動もまた、1KHz以
上、典型的には1KHzと100KHzの間であるが、
Z軸方向とは異なった振動数である。X軸方向の運動
は、数オングストロームの振幅、典型的には、15KH
zの振動数のとき10Åである。
【0028】X軸方向の振動運動は、発振器44から圧
電管スキャナ30への信号によって与えられる。光検出
回路(図示されていない)の一部である追加の電子回路
が、この技術分野では良く知られているように、光検出
器信号を適度なIX及びIZ信号に変換する。光検出回
路からのIX及びIZ信号は、コンピュータ36によっ
て受信され記録される。IXとIZの比が尖端と接触し
ている点におけるサンプルの傾斜を表している。サンプ
ルの輪郭は、コンピュータ36から与えられる信号に応
じて、デイスプレイ46に表示される。水平な表面上で
は、カンチレバはX軸叉は走査方向でねじれ運動を受け
ないため、IZの大きさが最大でIXの大きさは、実質
上ゼロである。垂直の表面上では、IX信号が最大で、
IZ信号は最小である。更に、IX信号の符号は、表面
の傾斜が上向きか下向きかを示している。更にIX信号
の位相は、表面の傾斜によってX−圧電励起信号と同調
しているか、或いはX−圧電励起信号から180°であ
る。
【0029】平均的な尖端とサンプルの間隙は、IX信
号とIZ信号の2乗の大きさから求められる。尖端とサ
ンプルの間の既知の平均的間隙及び与えられた点におけ
るサンプルの傾斜に基づいて、コンピュータは尖端をサ
ンプルに追随させ、サンプルとの接触を維持しながら、
しかも走査運動を中断することなく、適切な方向へ動か
すことができる。
【0030】図2に示される装置が容易にD.C.モー
ドの動作に変更できることは、この分野の技術知識があ
る人には明白である。D.C.モードにおいて尖端は、
振動運動を受けないために、発振器42および44は削
除される。カンチレバから反射したレーザビームが、高
周波成分を含まないため、従って信号IX及びIZを取
得するための信号処理が簡素化されるので、光検出回路
は変更される。
【0031】上述の動作モードの変更において、振動運
動は1方向だけに、好ましくはX軸すなわち走査方向だ
けに与えるのが望ましい。この混合構成の利点は、尖端
が短く且つX軸方向には剛直性が大きく、Z軸方向には
剛直性が小さいような一般的尖端が使えることである。
【0032】高精度測定のためには、X軸及びZ軸の圧
電駆動装置の線形性が大であり、すなわち最大非線形度
は0.3%、かつ履歴特性は最小でなければならない。
これらの条件を達成するため圧電抵抗式、電気容量式、
誘導式或いは光学式センサのような独立したX軸及びZ
軸の運動センサが使用されている。
【0033】尖端運動のコンピュータ制御を理解するた
めに図4aから図4dが参照される。尖端10は事前に
測定された信号IXとIZによって決定される走査方向
θsでサンプル20の表面22に沿って走査する。位置
が変わる毎に信号IXとIZは測定される。これらの信
号に基づいて、尖端はフィードバック方向θfbに修正の
ため毎回動かされ、この手順が繰り返される。
【0034】2方向に対して上記手順が使われる。垂直
方向がゼロと定義されている。走査方向はθs、アナグ
ロ・サーボ制御のためのフィードバック方向はθfbであ
る。従って、上述の手順は次のように書くことができ
る。 1.尖端の移動:尖端を事前に設定した長さSだけθs
の方向へ進める。 2.表面の追跡:IZとIXを測定し、IZとIXの函
数、好ましくはIZ+|IX|、が一定となるように最
適化するためθfbの方向に尖端を動かす。 3.方向の変更:θsは新しいIXとIZの値を使って
定義される。それはまた平均法によって新しい点と前の
点の中間に定義されるその位置での傾斜の函数である。
θfbの値はθsの函数である。θfb=0.5(θsー90
°)叉はθfb(θ s ー90°)叉はこれら2つの値の
中間であることが望ましい。以下に述べる3つの場合
が、IXとIZの函数としてθsとθfbの値を定める。 4.ステップ3の結果に従って、θfbを調整する。
【0035】図4aは、平坦な表面の輪郭描写を示して
いる。カンチレバは尖端を表面に押しつけ、尖端は表面
に沿って引きずって動く。図に示した軸では垂直方向の
実際の力I’Zが正(下向きに押しつける力)、水平方
向の実際の力I’Xは正(引きずり抗力の向き)とな
る。I’ZoとI’Xoの値は平坦な表面におけるI’Z
及びI’Xの初期値である。これら初期値は、I’Z及
びI’Xのオフセット値として用いられ、ハードウェア
及び光学系を調整してIZ及びIXがそれぞれ(I’Z
−初期値I’Zo)及び(I’X−I’Xo)で表される
ようにすることができる。従って、平坦な表面の場合に
は、IZ=0、IX=0、θs=90°、θfb=0°で
ある。
【0036】図4bは、上向き斜面の輪郭描写を示して
いる。I’Xの値は引きずり抗力が増加するためI’X
oより大きくなる(つまりIXは0から正になる)。原
子間力顕微鏡はIZ+|IX |を一定に維持するため
IZを減少させ、尖端を押しつける力を弱める。
【0037】θsの値は、90°から0°に向けて変化
し、或いは更にI’XーI’Xoが負に増大するにつれ
て、0°を越える。それに応じてθfbの値は、必要に応
じて0°からー90°に向けて負に増大する。そのため
にフィードバック方向は、図において左へ傾いて尖端を
押しつける力を弱める。斜面の勾配はIZ/IXで与え
られる正の勾配である。
【0038】図4cは、下向き斜面の輪郭描写を示して
いる。引きずり抗力は減少し、I’XはI’Xoに近づ
き(IXは0に近づく)、IZは、IZ+|IX|を一
定に保つため増加して尖端を下方に押しつける力が増大
する。更に斜面を下るとI’XはI’Xoより小さくな
り(IXは負になる)、IZは、IZ+|IX|を一定
に保つため減少し始める。尖端の移動方向θsは、その
直前の値から+180°へ向けて変 化し、或いはIX
の函数に従って、その中間に変化する。同様に、θfb
の方向は、正の値に向けて変化する。下向き斜面の或点
においてIXは斜面に押されて負の方向に向きを変え
る。この点から先のIXの大きさは斜面の傾きによる。
このようにしてIXは正の大きさから減少し、0にな
り、そして負の大きさになる。これに伴いIZは最初大
きさを増大し、そして或大きさになるとそれから先は減
少する。これにより尖端は最初下向きに増大する力を受
けて斜面に沿い、或点から先はそれ以上大きくならない
かまたは大きさを減じて尖端が過度に押しつけられない
ようにする。斜面の勾配はIZ/IXで与えられる負の
勾配である。
【0039】図4dは、底の隅の輪郭描写を示してい
る。尖端が図4dに示す位置にあるとき、IXの過渡値
は、フィードバック方向に関し尖端を損傷するような値
(影をつけた区域50)、すなわち図4dの具体化にお
ける負の値へ変化させないことが重要である。この問題
を排除するため、サンプルのその位置の傾斜がθfbの値
を限定している。図4dの場合には、θfbの許容値はサ
ンプルのその位置の傾斜が90°以上のとき0度より大
である。逆にサンプルの傾斜が90°以下のとき、θfb
の許容値は0度より小である。
【0040】本発明の重要な視点は、尖端とカンチレバ
の寸法である。X軸及びZ軸方向での剛直性定数は、同
一のオーダーの大きさであるべきである。これら2つの
剛直性定数の比は、 2L2/3(1+ν)h2=O.6L2/h2である。 ここで、ν=ポアソン比、L=カンチレバの長さ、h=
尖端の高さである。従って、尖端の高さとカンチレバの
長さの理想的な関係は、h=0.6Lである。しかしな
がら、現存するほとんどの尖端については、hは0.1
Lから0.01Lの範囲であり、従ってX軸方向の剛直
性は、Z軸方向の剛直性よりはるかに大きい。
【0041】メヤー(Meyer)他によるセンサの高感度化
を達成するためにカンチレバに投射するレーザビームは
カンチレバの広い区域からそのレーザビームが反射され
るように緩くフォーカスすべきである。カンチレバはX
軸方向及びZ軸方向に偏向するためカンチレバの反射区
域の最良の形は円である。
【0042】望ましいカンチレバの設計が図3に示され
ている。レーザビームの出力が1mwであると想定し、
検出の帯域幅を10KHzと想定すると測定可能な最小
移動値はdmin=2.4×10 8Dである。ここで、D
は移動方向によってカンチレバの長さ叉は尖端の高さで
ある。
【0043】それ故、dminz=0.012Å、dminx
0.005Åである。2つの剛直性定数は上述の各モー
ドの動作のためにカンチレバの厚みTを調整することに
よって最適化されている。
【0044】D.C.モード動作の場合、カンチレバの
撓みによる尖端に対する追加の力が小さくなるように、
剛直性を小さく選んでいる。例えば、T=0.5μm,
z=0.5N/m、kx=1.2N/mである。
【0045】A.C.モード動作の場合には、各点にお
ける尖端とサンプルの間の比較的大きな引っ張り力に打
ち勝つために、カンチレバの剛直性は大きくなければな
らない。すなわち、圧電気と尖端の振動運動が比較的小
さな振幅に維持できるように、例えば100Å以下、剛
直性は20N/mである。
【0046】ここで、T=1.5μm、kz=12N/
m、kx=30N/mである。接触モード原子間力顕微
鏡を用いてのサンプルの2次元輪郭描写について図示し
説明してきたが、発明の範囲はここに述べる請求項の範
囲のみに限定される。けれども、本発明の広範囲の主旨
から離れることなくこの分野の技術知識を有する人が、
容易に変更することができることは明らかである。
【0047】
【発明の効果】従来の原子間力顕微鏡の主たる欠点は、
急勾配で且つ高縦横比構造に対する輪郭描写ができない
ことである。接触モードAFMは、尖端運動の測定に使
用する検出システムが単純であるため、長くて狭い角度
の尖端或いは長靴型の尖端に容易に適応できない。
【0048】本発明は、接触モードAFMを使用するこ
とによる表面の2次元輪郭描写、特に集積回路における
急勾配の線と溝の側壁の2次元輪郭描写に関し、これら
の欠点を克服している。更に集積回路において線や溝の
ような構造物の側壁に対する2次元接触フォース原子間
力顕微鏡を提供し、サンプル表面の2次元輪郭描写に使
用する最適な尖端とカンチレバの寸法を提供している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1aー図1dは溝を有するサンプルに対する
尖端走査の概略表示である。
【図2】図2は本発明の望ましい具体例における概略の
ブロックダイアグラムである。
【図3】本発明の実施に役立つ尖端とカンチレバの図で
ある。
【図4】図4aー図4dは異なった表面の走査を図示す
る。
【符号の説明】
10 尖端 12 カンチレバ 16、18 側壁 20 サンプル(基盤) 28 レーザ発生器 30 圧電管スキャナ 32 レンズ 36 コンピュータ 38 xy−圧電器 40 z−圧電器 42,44 発振器 46 デイスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘマンサ・クマール・ウィックラマシン ゲ アメリカ合衆国 10514 ニューヨーク 州・チャパカ キング・ストリート 800 (56)参考文献 特開 平1−224616(JP,A) 特開 平4−230801(JP,A) 特開 昭63−135807(JP,A) 実開 昭63−187006(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の方向である長手方向の軸を有し、前
    記第1の方向と直交する第2の方向である走査方向に運
    動を与えられる接触モード原子間力顕微鏡の尖端を使用
    してサンプル表面の2次元輪郭を描写する装置であっ
    て、 上記尖端とサンプル表面との接触を維持するために上記
    尖端に上記第1の方向の力を加える手段と、 サンプル表面と接触する尖端が上記第1の方向において
    受ける力I’Z及び上記第2の方向において受ける引き
    ずり抗力I’Xを検知する手段と、 平坦なサンプル表面と接触する尖端が上記第1の方向に
    おいて受ける力I’Z0及び上記第2の方向において受
    ける引きずり抗力I’X0を検知する手段と、 第1の方向の力IZ=I’Z−I’Z0と第2の方向の
    力IX=I’X−I’X0に応答してIZ+|IX|を
    一定に保つように、上記尖端に上記第1の方向の力を加
    える手段を制御する手段と、 IXとIZとの比に基づいてサンプル表面の上記第1の
    方向及び第2の方向の2次元輪郭を検知する手段と、 を含むサンプル表面の2次元輪郭描写の装置。
  2. 【請求項2】上記2次元輪郭を検知する手段と上記制御
    する手段に接続された、表面の輪郭を表示するための表
    示手段を更に含む請求項1に記載のサンプル表面の2次
    元輪郭描写の装置。
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