JP2654068B2 - 熱交換器フイン材用親水化処理組成物および親水化処理方法 - Google Patents

熱交換器フイン材用親水化処理組成物および親水化処理方法

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JP2654068B2 JP7983388A JP7983388A JP2654068B2 JP 2654068 B2 JP2654068 B2 JP 2654068B2 JP 7983388 A JP7983388 A JP 7983388A JP 7983388 A JP7983388 A JP 7983388A JP 2654068 B2 JP2654068 B2 JP 2654068B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルミニウム製熱交換器フイン材用親水化処
理組成分及び親水化処理方法に関し、さらに詳しくはア
ルミニウム表面を親水化して、水滴接触角を10゜以下に
維持して水滴の発生を抑制もしくは防止し、さらに白粉
の発生および悪臭の原因とな黴の発生を抑制もしくは防
止することが可能な熱交換器フイン材用親水化処理組成
物及び親水化所理方法に関する。
(従来の技術) 空調機の熱交換器は、冷房時に発生する凝縮水が水滴
となつてフイン間に水のブリッジを形成し、空気の通風
路を狭めるため通風抵抗が大きくなつて、電力の損失、
騒音の発生、水滴の飛散などの不具合が発生する。かか
る現象を防止する方策として、アルミニウムフイン材
(以下「フイン材」と称する)の表面を親水性にして結
露の発生を防止することが行なわれている。かかる方法
として、(1)アルミニウムの表面処理法として知られ
ているベーマイト処理を施す方法;(2)一般式、mSiO
2/nNa2Oで示される水ガラスを塗布する方法(たとえば
特公昭55−1347号公報、特開昭58−126989号公報な
ど);(3)有機樹脂にシリカ、水ガラス、水酸アルミ
ニウム、炭酸カルシウム、チタニアなどを混合した塗料
およびこれらの組成物に界面活性剤を併用した塗料を塗
布する方法(たとえば、特公昭57−46000号公報、特公
昭59−8372号公報、特公昭62−62078号公報、特開昭59
−229197号公報、特開昭61−225044号公報など);
(4)本出願人による有機−無機(シリカ)複合体樹脂
と界面活性剤よりなる塗料を塗布する方法(特開昭59−
170170号公報)などが挙げられ、それらの一部は既に実
用化されている。
一方、近年、空調器から不快臭が発生することが問題
視されている。その原因は空調機内に発生する微生物
(黴、細菌、酵母など)の繁殖によつて副次的に発生す
る臭気にあることが判明している。また、これらの微生
物は空気中に飛散するため、これが原因で喘息が起こる
など人体に対して悪影響を及ぼすことが指摘されてお
り、いずれの現象も公衆衛生上の点で解決されねばなら
ない問題である。
かかる現象に対して、その対策として微生物の発生を
抑制もしくは防止する薬剤を噴霧する方法(たとえば、
特開昭58−10052号公報、特開昭59−45213号公報など)
とか、防菌剤、防腐剤を混合した皮膜剤の使用が提案さ
れている(たとえば、特開昭58−10051号公報、特開昭5
8−101717号公報、特開昭59−122428号公報、特開昭60
−50397号公報、特開昭61−168675号公報特、開昭61−2
50495号公報、特開昭63−372号公報など)。
(発明が解決しようとする課題) 以上に例示したごとく熱交換器の親水化所理技術は実
用化されているものの、処理板の親水性の持続性(水滴
接触角、全面水濡性)、耐食性、臭気、プレス加工性、
さらには処理液の安定性などの点で未だ改良すべき問題
点がある、すなわち、親水持続性においてフイン材処理
板の水滴接触角が20゜以下を示す処理剤として、前記の
水ガラスが適用されるが、この材料を使用する方法(た
とえば、特開昭50−38645号公報、特開昭58−126989号
公報、特開昭59−13078号公報など)では、処理皮膜面
が粉状を呈するため、通風時に飛散しセメント臭、ある
いは薬品臭が発生する。また熱交換器の運転時に発生す
る凝縮水によつて水ガラスが加水分解し、処理板がアル
カリ性となるため孔食が起り易く、白粉が発生して飛散
する。また、運転経時により水ガラス皮膜が溶解し、親
水性が低下することが認められる。一方、この不具合を
改良する手段として、水ガラスにポリアクリル酸、ポリ
アクリルアミド、ポリビニルスルホン酸などを添加した
組成物(たとえば、特開昭61−264040号、特開昭62−22
997号公報)およびこれらの組成物にメラミン樹脂、エ
ポキシ樹脂、ジルコニウム錯化合物を添加した組成物
(たとえば、特開昭61−225044号公報、特開昭62−2250
44号公報)が提案されている。この方法によれば、運転
経時による親水性の低下は改良され、さらに処理板の表
面が粗面化される結果、水滴接触角が5−10゜以下とな
る、しかしながら、これらの組合せは硬化剤として、メ
ラミン樹脂、エポキシ樹脂などを併用しない場合には、
凝縮水により容易に溶解消失すること、有機系の硬化剤
を使用した場合には、処理膜表面に有機成分が選択配向
する傾向があり、目的とする水滴接触角が得られないこ
と、さらには、樹脂類と水ガラスは本質的に相溶せず、
短時間のうちに樹脂ないしは水ガラス成分が凝集析出す
るか、またはゲル化するためフイン材表面に均一な薄膜
(熱伝導効率の点から2μm以下が好ましい)の形成が
不可能である。一方、問題視されている空調機からの悪
臭発生防止の対策としては、空調機部材の中でフアン、
フイルター、ルーバーなどの樹脂成形物中に防菌剤を練
り込んだタイプのものが実用化されているのみであり、
熱交換器フイン材への親水性を兼ね備えた防黴皮膜は未
だ実用化に至つていない。すなわち、熱交換器フイン材
の処理は、この熱交換効率の点から皮膜厚さが1〜2μ
mに制限されることから、長期防黴性を有する皮膜とす
るためには、防黴剤の絶対量が十分でなく、その効果が
発揮されないことによる。また、上記に例示した防菌剤
を混合した皮膜は、一般に皮膜の親水性が低下し、初期
の目的である結露防止機能が低下すること、及び防菌剤
の種類によつてはフィン材の腐蝕を促進し、腐触生成物
である白粉が発生し、このものが空気中に飛散して二次
公害が発生する。
(課題を解決するための手段) 以上の問題点に対して、本発明者らはフィン材の親水
性、耐食性を確保し、さらに熱交換器内での微生物繁殖
を抑制もしくは防止する処理剤、および安定した塗料物
性と塗装作業性を有する処理剤ならびにこの処理剤を使
用したフィン材の処理方法を開発すべく鋭意研究の結
果、下記の処理組成物および親水化処理方法に見出し本
発明を完成するに至つた。
かくして、本発明に従えば、 (A) (メタ)アクリルアミドと下記(i)〜(iv)式で表わ
される水酸基含有不飽和単量体の少なくとも一種との共
重合体及び/又は水溶性ポリアミド樹脂(以下これらを
「有機樹脂」ということもある) [式中、R1は水素原子又はCH3基を表わし、nは1〜6
の整数を表わす] [式中、R1は前記の意味を表わし、R2及びR3はそれぞれ
水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基又はCH2OH基
を表わし、R2及びR3の少なくとも1個はCH2OH基を表わ
す] [式中、R1は前記の意味を表わし、mは2〜100の整数
を表わす] CH2=CH−CH2−OCH2CH2O)mH ……(iv) [式中、mは前記の意味を表わす] (B) アルカリ珪酸塩、及び (C) Ti、Zr及びAlから選ばれる元素の有機配位性ア
ルコキシド化合物 を含有することを特徴とする熱交換器フイン材用親水化
処理組成物、並びに該組成物に、(D)ジまたはトリ
(アルコキシまたはアルコキシアルコキシ)シラン化合
物(このものを単に「シランカツプリング剤」というこ
ともある)及び/又は (E)防菌剤をさらに添加してなる親水化処理組成物及
び該親水化処理組成物をアルミニウム製熱交換機フイン
材に塗布することを特徴とする親水化処理方法が提供さ
れる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の親水化処理組成物における有機樹脂(A)
は、アルカリ珪酸塩と安定に相溶することができ且つ耐
水性を付与するために架橋剤と反応する官能基を有し、
しかも低い水滴接触角を有する皮膜を形成することがで
きる樹脂である。
かかる材料としては、(メタ)アクリルアミドと前記
一般式(i)〜(iv)で表わされる水酸基含有不飽和単
量体の少なくとも1種との共重合体を挙げることができ
る。一般式(i)で表わされる単量体としては、ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。ま
た、一般式(ii)で表わされる単量体としては、N−メ
チロール(メタ)アクリルアミドなどを挙げることがで
きる。また、一般式(iii)で表わされる単量体として
は、mが2〜100、好ましくは5〜50、さらに好ましく
は10〜30の範囲のポリエチレングリコールモノ(メタ)
アクリレートを挙げることができる。さらに一般式(i
v)で表わされる単量体としては、mが2〜100、好まし
くは5〜50、さらに好ましくは10〜30の範囲のポリエチ
レングリコールモノアリルエーテルを挙げることができ
る。
(メタ)アクリルアミドと水酸基含有不飽和単量体と
の重合割合は、前者10〜95重量%(好ましくは40〜90重
量%)に対し後者5〜90重量%(好まくは10〜60重量
%)の範囲である。前記した組合わせから得られる有機
樹脂(A)の中でも特に好適なものは(メタ)アクリル
アミドと一般式(i)で表わされる(メタ)アクリル酸
のヒドロキシアルキルエステルとの共重合体である。該
有機樹脂は前記した単量体成分の他にも、所望の性能を
損なわない範囲で、(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸エステル類、(メタ)アクリルニトリル、スチレ
ン、などの不飽和単量体を重合成分として使用すことも
できる。重合は通常の溶液重合、懸濁重合等の方法によ
つて行なうことができる。
また、有機樹脂(A)としては、前記した樹脂の他に
水溶性ポリアミド、例えばナイロン6の水溶化物などを
挙げることができる。
前記した有機樹脂類は単独あるいは2種以上混合して
用いることができる。
本発明において用いられるアルカリ珪酸塩(B)は 一般式M2O・XSiO2 (式中Mは、アルカリ金属、N(CH2OH)、N(C2H4O
H)、N(C2H4OH)、C(NH22NH、N(CH33C6H
5またはNH4を表わし、Xは2.0〜9.0の正数でる)で表わ
され、第3級アミンと珪酸からなる第3級アミン珪酸
塩、第4級アンモニウムと珪酸からなるグアニジン珪酸
塩などがあげられる。アルカリ金属珪酸塩としては、珪
酸ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸セシ
ウムなどがあり、第3級アミン珪酸塩としては、珪酸ト
リエタノールアミン、第4級アンモニウム珪酸塩として
は珪酸テトラエタノールアンモニウムなどがあげられ
る。
本発明における第三成分の架橋剤は、有機樹脂(A)
中のヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基と反応
して、樹脂を高分子化し、耐水性、対薬品正、対溶剤性
を付与する目的で用いられる。本発明における主要機能
はすぐれた親水性を付与することにあり、従来一般に用
いられるアミノ樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネート化
合物は、本発明の目的とする水滴接触角10゜以下の皮膜
を形成させるためには不適当である。かかる目的に適合
する架橋剤として、Ti、Zr、Alから選ばれる元素の有機
配位性アルコキシ化合物(C)をあげることができる。
この有機配位性アルコキシド化合物(C)は、それ自
体公知のものであるが(例えば特公昭55−8104号公報な
ど)、中でも、有機アルミニウム、有機チタン又は有機
ジルコニウム化合物をキレート化剤で所理することによ
り得られるものが好適である。該有機アルミニウム、チ
タン又はジルコニウム化合物としては具体的には例え
ば、アルミニウムイソプロピレート、アルミニウムsec
−ブチレート、アルミニウムtert−ブチレート、テトラ
n−プロピルチタネート、テトラi−プロピルチタネー
ト、テトラn−ブチルチタネート、テトラi−ブチルチ
タネート、テトラsec−ブチルチタネート、テトラtert
−ブチルチタネート、テトラキス(2−エチルヘキシ
ル)チタネート、テトラステアリルチタネート、テトラ
メチルチタネート、テトラエチルチタネート、テトラn
−ペンチルチタネート、テトラi−ペンルチタネート、
テトラn−ヘプチルチタネート、テトラn−ヘキシルチ
タネート、テトラn−オクチルチタネート、テトラi−
オクチルチタネート、テトラn−ノニルチタネート、テ
トラメチルジルコネート、テトラエチルジルコネート、
テトラi−プロピルジルコネート、テトラn−ブチルジ
ルコネート、テトラi−ブチルジルコネート、テトラte
rt−ブチルジルコネートなどが挙げられる。
上記有機アルミニウム、有機チタン又は有機ジルコニ
ウム化合物と反応せしめられるキレート化剤としては、
例えば、低級アルカノールアミン類(例:トリエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、ジメチルアミノエタノ
ールなど)、アセト酢酸エステル(例:アセト酢酸メチ
ル、アセト酢酸エチルなど)、ジケトアルコール(例:
ジアセトンアルコールなど)、ジケトン類(例:アセチ
ルアセトンなど)、グリコール類(例:エチレングリコ
ール、オクチレングリコールなど)、オキシカルボン酸
(例:乳酸、酒石酸など)、ジカルボン酸又はそのエス
テル(例:マレイン酸、マロン酸エチルなど)、その他
サルチル酸、カコール、ピロガノール等が挙げられ、中
でも低級アルカノールアミン類、オキシカルボン酸、ジ
ケトン類が好適である。
これらの架橋剤は単独もしくは併用することができ
る。
本発明の第四成分のシランカツプリング剤(D)は、
アルカリケイ酸塩組成中のシリカと有機樹脂との架橋反
応をおこなう役割を果すものである。その結果、処理皮
膜の親水持続性と耐水性の向上が達成される。
本発明におけるシラン化合物としては、たとえば、ジ
ビニルジメトキシシラン、ジビニルジ−β−メトキシエ
トキシシラン、ジ(γ−グリシドオキシプロピル)ジメ
トキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリ
ス(β−メトキシエトキシ)シラン、γ−グリシドオキ
シプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシ
プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシ
クロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、N−β(ア
ミノエチル)γ−プロピルメチルジメトキシシラン、N
−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシ
シラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリエトキシシランなどのジアルコ
キシシラン、トリアルコキシシラン、などが用いられ
る。
本発明におけるシランカツプリング剤の使用方法は、
あらかじめ化合物中のアルコキシ基を加水分解してシラ
ノール基とすることが必須条件である。すなわち、シラ
ンカツプリング剤自体は疎水性であり、そのままで使用
すると処理皮膜は撥水性を呈するとともに、アルカリケ
イ酸塩中のシリカと架橋反応が十分に達せられない。
加水分解触媒としては無機酸あるいは有機酸が有用で
あり、具体的に、塩酸、硫酸、硝酸、塩素酸、リン酸、
蟻酸、酢酸、プロピオン酸、シユウ酸、アクリル酸、マ
レイン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、没食子酸などがあ
り、本発明には有機酸の使用が好ましい。
本発明における第五成分の防菌剤(E)はつぎの条件
を備えていることが必要である。
(1).低毒性で安全性が高いこと。(2).熱、
光、酸、アルカリなどに対して安定であり、水に対して
難溶性であり、かつ持続性にすぐれていること。
(3).低濃度で殺菌性を有するか、または菌の発育を
阻止する能力を有すること、(4).塗料に配合しても
効力が低下しないこと。また、塗料の安定性を阻害しな
いこと。(5).フイン材表面に形成した皮膜の親水性
およびフイン材の耐食性を阻害しないことなどである。
かかる条件に適合する防菌剤は公知の脂肪族系、芳香
族系の有機化合物、無機化合物である。たとえば2−
(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾール、N−(フル
オロジクロロメチルチオ)フタルイミド、N−ジメチル
−N′−フエノール−N′−(フルオロジクロロメチル
チオ)−スルフアミド、o−フエニルフエノール、10,1
0′−オキシビスフエノキシアルシン、2,3,5,6−テトラ
クロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、2,4,5,6
−テトラクロロイソフタロニトリル、ジヨードメチル−
p−トルイルスルホン、2−ベンツイミダゾールカルバ
ミン酸メチル、ビス(ジメチルチオカルバモイル)ジサ
ルフアイド、N−(トリクロロメチルチオ)−4−シク
ロヘキセン1,2−ジカルボキシイミドおよびメタホウ酸
バリウム、ホウ酸銅、ホウ酸亜鉛、、亜鉛銅、又は銀−
ゼオライトなどが代表的なものである。これらの防菌剤
は単独もしくは併用することができる。
本発明における有機樹脂(A)とアルカリケイ酸塩
(B)の配合割合は、固形分重量百分比で(A):
(B)が10:90ないし30:70、好ましくは15:85ないし25:
75である。有機樹脂が10%未満であると造膜効果が十分
でなく、形成皮膜に粉状物が認められる。また、プレス
成形加工における加工部の割れや金型摩耗が著しい。有
機樹脂が30%を越えると処理液は比較的短時間のうちに
ゲル化あるいは沈殿が生じフイン材への塗布ができな
い。
第三成分の有機配位性アルコキシド化合物(C)の配
合割合は前記成分(A)及び(B)の組成物固形分に対
して、3〜15重量%、好ましくは5〜10重量%である。
配合量が3重量%以下であると(A)及び(B)組成物
中の残存遊離水酸基が多量であるために耐水性、耐食性
が十分に高められないおそれがあり、また、15重量%を
越えて添加すると有機配位性アルコキシド化合物とアル
カリケイ酸塩との反応により処理液がゲル化または沈殿
を生じるため実用に供し得ない。
第四成分のシランカツプリング剤(D)の配合割合
は、前記成分(A)、(B)及び(C)の組成固形分に
対して、1〜15重量%、好ましくは5〜10重量%であ
る。配合量が1重量%未満では有機樹脂とシリカとの架
橋反応が明瞭でなく、また、15重量%を越えて添加して
も、これらの効果をさらに増大させることはできない。
第五成分の防菌剤(E)の配合割合は、前記成分
(A)、(B)、(C)及び(D)の組成物固形分に対
して、1〜20重量%、好ましくは3〜15重量%である。
配合量が3重量%以下であると、その防菌性の持続性が
十分でなく、また、20重量%を越えると塗料の安定性、
造膜性を阻害し、薬剤の種類によつては塗膜からの飛散
によつて、人体に悪作用を及ぼす場合がある。また、塗
膜の親水性および塗板の耐食性を阻害する場合がある。
かくして得られた組成物は、通常の方法によつて水溶
液型(もしくは水分散型)に塗料化され、固形分濃度5
〜15重量%に調整され、アルミニウム、アルミニウム合
金およびこれらの金属に従来公知の表面処理方法とし
て、たとえばクロメート処理(クロム酸クロム系、リン
酸クロム系)、チタネート処理、スリコネート処理、ベ
ーマイト処理、陽極酸化処理を施した金属板あるいは熱
交換器に組立てた金属に塗布する。塗装方法は通常のロ
ール塗装、浸漬塗装、シヤワー塗装、スプレー塗装など
が利用できる。
皮膜量は乾燥膜厚で0.5〜3.0ミクロンの範囲になるよ
うに上記の方法により塗布する。膜厚が0.5ミクロン以
下であると親水性、耐食性、防菌性が十分でなく、ま
た、膜厚が3.0ミクロンを越えると熱交換器の、放熱効
率が低下するとともに、皮膜中のアルカリケイ酸塩が多
いため、フインプレートの成形加工時の金型摩耗が著し
く効率的でなくなる。ついで強じんな皮膜を形成させる
ために焼付硬化させる。硬化方法は熱風、遠赤外線、電
磁誘導などの加熱法により、また短時間焼付を所望され
る場合にはメタル温度で200℃ないし250℃、5秒ないし
60秒の焼付温度でおこなうのが好ましい。焼付温度が25
0℃を越えると皮膜構成成分の熱劣化、防菌剤の昇華あ
るいは分解が起り好ましくない。また、低温焼付が所望
される場合には、150℃ないし180℃、10分ないし30分の
焼付条件が好ましい。焼付温度が150℃以下であると皮
膜の硬化が十分でなく形成皮膜は凝縮水により膨潤しフ
イン面から脱落するおそれがある。
かくして本発明の所理方法により親水持続性、耐食
性、防菌性を兼ね備えた熱交換器を作成することができ
るが、本発明は上記の組合せに限定されるものでなく、
たとえばフイン剤の耐食性を向上させる目的で、下層に
前記の表面処理以外の無機系皮膜あるいは有機樹脂系皮
膜(たとえば、アクリル、エポキシ、アルキドなどの樹
脂)を用いることができる。また、本発明の目標である
皮膜の親水性、を損わない範囲で公知の尿素樹脂、メラ
ミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、エポキシ樹脂、イソ
シアネート化合物などの架橋剤を用いて耐水性を付与す
ることもでき、また、アルミニウムの防食性に寄与する
タンニン酸、没食子酸などのフエノール性カルボン酸
(塩)類、フイチン酸、ホスフオン酸、ベンゾトリアゾ
ール、イミダゾール、亜硝酸クロム酸(塩)などの混合
物、架橋促進剤としてモリブデン、バナジウム、クロ
ム、亜鉛、ニツケル、コバルト、銅、鉄などのカチオン
性化合物及び酸素酸塩化合物、あるいは有機配位化合物
を混合することができる、また、必要に応じて前記の防
菌剤の他にグリオキサールなどの一般に使用されている
消臭剤を混合して使用することもできる。また、必要に
応じて、より新水性を高めるため公知の界面活性剤を併
用することもできる。
本発明による親水化組成物は、プラスチツク製のフイ
ルム、成型品、セラミツクス成型品などのほか、建造
物、器物などの成型物の結露防止、着雪、着氷防防止の
皮膜剤として使用することもできる。
(実施例) 以下に実施例および比較例を示す。これらの例は本発
明により詳細に説明するためのものであつて、本発明に
なんら制限を加えるものではない。部および%は重量部
および重量%を示す。
配合例1 固形分15%のケイ酸カリウム(K2O/2SiO2)水溶液480
部に、固形分15%のアクリルアミド(50%)−ヒドロキ
シエチルアクリレート(50%)−共重合体樹脂の水溶液
120部を撹拌下で5分を要して滴下混合する。ついで、
固形分50%のエチルアセトアセテートチタンジイソプロ
ピレート化合物のイソプロピルアルコール(50%)−水
(50%)の溶液20部を撹拌下で2分を要して滴下し、固
形分15%の淡黄色透明な処理液を調整した。その組成比
率を表1に示した。
配合例2〜5 表1に示した配合により配合例1に準じて、固形分15
%の処理液を調整した。
配合例6 固形分20%のγ−メタクリルオキシプロピルトリメト
キシシランの1%酢酸−水の懸濁液を調整し表1の配合
により、配合例1に準じて、固形分15%の処理液を調整
した。
配合例7〜12 防菌剤2−(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾール
70部とビス(1−ヒドロキシル−2(H)ピリジンチオ
ネート)ジンク30部、低起泡性、湿潤性のエーテル系ノ
ニオン界面活性剤1部、水49部の混合物をペイントシエ
ーカーで分散し、防菌剤の水混濁液を調整し、表1の配
合により配合例1に準じて処理液を調整した。
配合例13〜24 表1の配合により配合例1に準じて処理液を調整し
た。
実施例1 前記で配合した配合例1の処理液は、密閉状態で30℃
の雰囲気で1ヶ月貯蔵において、処理液の外観、粘度、
皮膜性能とも全く変化なく安定であつた。処理板の作成
は、アルカリ脱脂(ケイ酸塩系弱アルカリ性クリーナ
ー)処理を施したアルミニウム板(JIS−A−1050、−H
24、板厚0.1mm)を使用し、乾燥膜厚で1ミクロンにな
るように、バーコート法により配合例1の処理液を塗布
し220℃の熱風で30秒間焼付し乳白色の光沢のある処理
板を得た。この処理板にプレス油を塗布し、所定条件で
トリクレン脱脂処理をおこなつたのち、親水性、耐食
性、防菌性について試験したところ、表2に示したよう
に親水性、耐食性の点で優れた性能を示した。
実施例2〜17 配合例2〜12の処理液について、アルミニウム板を、
クロメート処理(リン酸クロム、クロム換算塗着量20mg
/m2)、陽極酸処理(硫酸法、膜厚3ミクロン、未封
孔)、ベーマイト処理(膜厚、0.3ミクロン)を用い、
焼付条件200〜250℃−30秒〜1分の系では、バーコート
塗布法により、150〜170℃−30分の系では、浸漬塗布法
によりおこない、実施例1に準じて処理板を作成し試験
した結果、いずれも親水性、耐食性が優ぐれており、実
施例12〜17では、併せて優ぐれた防菌性を示した。この
結果を表2に示す。
比較例1 配合例13の硬化剤の少くない処理液について、実施例
1に準じて塗板を作成し、試験した結果、経時による親
水性が著しく劣化し、処理膜が溶出することが認められ
た。
比較例2 配合例14の硬化剤の多い処理液は、硬化剤を混合後、
5時間でゲル化した。
比較例3〜6 配合例15の有機樹脂の配合量が少くない処理液より形
成した皮膜は、その表面が粉状を呈し、通風によりシリ
カの粉末が飛散した。また、配合例16〜18の有機樹脂の
配合量が大きい所理液は、比較的短時間のうちにゲル性
が生じフイン材への塗布ができない。
比較例7〜9 配合例9〜21の本発明以外の親水性樹脂類とアルカリ
ケイ酸塩との適合性は、架橋剤の存在下では、表2に示
したように混合後、数時間から1日の間に沈殿物の生成
あるいはゲル化し、両者の相溶性が著しく悪かつた。
比較例10〜12 配合例22〜24において、本発明の有機樹脂と硬化剤と
の組合せにおいて、実施例1に準じて処理板を作成して
試験した結果、表2に示したように全面水濡性が得られ
ず塗面は撥水性を示した。
比較例13〜16 本試験に供用したアルミニウム板、クロメート処理
板、陽極酸化処理板、ベーマイト処理板について、プレ
ス油を塗布し、ついで所定条件でトリクレン脱脂をおこ
ない試験した結果、表2に示したように全面水濡性が著
しく劣つており、また、耐食性も、実施例1〜17に比べ
て著しく劣つていた。但し、陽極酸化処理板、ベーマイ
ト処理板は、プレス油塗布−トリクレン脱脂処理を施さ
ない場合において、親水性のみ優ぐれていた。
*1. 処理板にプレス油を塗布したのち、トリクレン蒸
気で5分間脱脂した処理板について評価した。
水濡性の評価は水道水の入つたピーカーに試験板を浸
漬し、引き上げた時の塗布表面の水の濡れ状態を目視で
判定する。
○:全面に水が濡れ水玉の発生がない状態 △:初期全面に水が濡れているが、時間が経るにつて塗
板の端部から水が板中央部に寄つて来る状態 ×:引き上げと同時に水玉となり塗板全体に水が濡れな
い状態 接触角の測定は、協和化学(株)製コンタクタングル
メーターDCAA型で測定 *2. トリクレン脱脂処理板を水道水流水(流水量塗板
1平米当り15kg/時)中に500時間浸漬したのち、80℃で
5分間乾燥する。
*3 *2のテスト方法で、流水浸漬時間を7時間、乾
燥時間を17時間とし、このサイクルを30回おこなつた。
*4 耐食性の評価は、JIS−z−2371による塩水噴霧
試験法による。塗面にナイフでクロスカツトを入れ、24
0時間経過後の白さびの発生状態目視判定する。
5:全く異常が認められない。
4:白さび発生率 10%以内 3:白さび発生率 30%以内 2:白さび発生率 50%以内 1:白さび発生率 50%以上 *5 防菌性の試験は下記の条件でおこない、所定時間
後の塗膜面の黴の発生状態を目視判定する。
殺菌シヤーレの中にペプトングルコース培地を作り、
この上に*4〜6記載の後所理を施した試験片を置き、
使用菌として、Cladospoium sp、Penicillium sp、Alte
rnaria sp、Aspergillus sp、Trichoderma spの混合胞
子のペプトングルコースの懸濁液を噴霧し、26±2℃の
温度下で培養した。
5:黴の発育は全く認められない。
4:黴の発育 10%以内 3:黴の発育 30%以内 2:黴の発育 50%以内 1:黴の発育 50%以上 (発明の効果) 以上の説明からも明らかなように、本発明によれば従
来の問題点であつた親水持続性(全面水濡性と水滴接触
角20゜以下)が解決され。併せて白粉発生防止(耐食
性)、黴による異臭発生、人体危害の防止(防菌性)を
大巾に改善できる効果がある。
かくして本発明の親水化処理剤および処理方法は空調
機の省エネルギー、省資源、公衆衛生対策に適合するも
のであり、その実用上の効果は大である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 177/00 PLS C09D 177/00 PLS F28F 1/32 F28F 1/32 H (56)参考文献 特開 昭61−8598(JP,A) 特開 昭60−101156(JP,A) 特開 昭60−221582(JP,A) 特開 昭63−171684(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A) (メタ)アクリルアミドと下記
    (i)〜(iv)式で表わされる水酸基含有不飽和単量体
    の少なくとも一種との共重合体及び/又は水溶性ポリア
    ミド樹脂 [式中、R1は水素原子又はCH3基を表わし、nは1〜6
    の整数を表わす] [式中、R1は前記の意味を表わし、R2及びR3はそれぞれ
    水素原子、炭素数1〜6の低級アルキル基又はCH2OH基
    を表わし、R2及びR3の少なくとも1つはCH2OH基を表わ
    す] [式中、R1は前記の意味を表わし、mは2〜100の整数
    を表わす] CH2=CH−CH2−OCH2CH2O)mH ……(iv) [式中、mは前記の意味を表わす] (B) アルカリ珪酸塩、及び (C) Ti、Zr及びAlから選ばれる元素の有機配位性ア
    ルコキシド化合物 を含有し、上記成分(A):成分(B)の固形分重量百
    分率が10:90ないし30:70であり且つ成分(C)の配合割
    合が成分(A)と成分(B)の合計固形分に対して3〜
    15重量%であることを特徴とする熱交換器フイン材用親
    水化処理組成物。
  2. 【請求項2】(D)ジまたはトリ(アルコキシまたはア
    ルコキシアルコキシ)シラン化合物をさらに含有する請
    求項1記載の熱交換器フイン材用親水化処理組成物。
  3. 【請求項3】(E)防菌剤をさらに含有する請求項第1
    項記載の熱交換器フイン材用親水化処理組成物。
  4. 【請求項4】(E)防菌剤をさらに含有する請求項第2
    項記載の熱交換器フイン材用親水化処理組成物。
  5. 【請求項5】請求項第1項、第2項または第3項記載の
    親水化処理組成物をアルミニウム製熱交換器フイン材に
    塗布することを特徴とする親水化処理方法。
  6. 【請求項6】親水化処理組成物をアルミニウム製熱交換
    器フイン材に乾燥膜厚0.5〜3.0μに塗布し、被塗物温度
    で150〜250℃の範囲で硬化せしめる請求項5項の親水化
    処理方法。
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