JP2654023B2 - 回線開放方式 - Google Patents

回線開放方式

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JP2654023B2
JP2654023B2 JP62199016A JP19901687A JP2654023B2 JP 2654023 B2 JP2654023 B2 JP 2654023B2 JP 62199016 A JP62199016 A JP 62199016A JP 19901687 A JP19901687 A JP 19901687A JP 2654023 B2 JP2654023 B2 JP 2654023B2
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signal
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JP62199016A
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清治 海老原
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は網制御装置内蔵モデム等における電話回線の
開放方式に関する。
(従来の技術) 第3図は従来の制御装置内蔵モデムにおける回線開放
動作タイミングを示したタイムチャートである。回線接
続状態にてデータ通信が行われている時、モデムに入出
力される送信要求信号RS及びキャリア検出信号CDはハイ
レベルであるが、データ通信が終了した無通信状態の時
は上記信号RS及びCDはローレベルとなる。ここで、第3
図(B)に示す如く、モデムのキャリアが時刻t2で無信
号状態となって、第3図(A)、(B)に示す如く、送
信要求信号RS、キャリア検出信号CDが時刻t1,t2にてロ
ーレベルとなると、通信状態判定タイマにて一定時間の
計時が開始され、一定時間後に接続回線の開示が行われ
ることになる。しかし、この回線開放は相手局にても行
われるため、自局と相手局の通信状態判定タイマの歩進
に差があって、第3図(D)に示す如く、相手局の回線
開放信号が自局よりも早い時刻t3にてローレベルとなっ
て回転が開放されてしまうと、第3図(D)に示す如く
時刻t3にて交換網よりビジートーンが着信し、これによ
り第3図(B)で示す如くキャリア検出信号CDがハイレ
ベルとなって、結局、通信状態判定タイマの計時動作が
リセットされて、自局は前記ビジートーンが続く限り、
第3図(E)に示す如く自局の回線開放信号がハイレベ
ルのままで、いつまで経っても回線を開放することがで
きなくなってしまう不都合があった。なお、第3図
(E)にて、Tは回線開放判定誤差時間で、点線はビジ
ートーンが来なかった場合の回線開放信号レベルを示し
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の回線開放方式では、送信要求信号RS及びキャリ
ア検出信号CDの両者がローレベルになると通信状態判定
タイマの計時を開始し、このタイマにて一定時間計時し
た後回線開放を行うため、前記通信状態判定タイマの歩
進に相手局との間で誤差があると、なかなか回線開放が
行われなくなってしまう場合が生じるという欠点があっ
た。そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、相手
局と自局との回線開放判定時点に誤差があるような場合
にも円滑且つ確実に回線開放を行うことができる回線開
放方式を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、自局側モデムと相手局側モデムとの間に回
線が接続された状態で、自局側モデムおよび相手局側モ
デムでそれぞれ相手から送信される信号及び相手に送信
する信号が無い状態である無信号状態が検出されるとタ
イマによる計時を開始し、このタイマにより前記無信号
状態が一定時間以上続くことが判定されると自局側モデ
ムおよび相手局側モデムのそれぞれが回線開放を行う回
線開放方式において、自局側モデムおよび相手局側モデ
ムのそれぞれは、相手が先に回線開放されることにより
網から送信される信号によって前記タイマの計時が中止
されるのを防ぐため、前記無信号状態が一定時間以上続
くことが判定された時点から、自局側モデムが前記無信
号状態を検出した時点と相手局側モデムが前記無信号状
態を検出した時点との時間差以上の少なくとも0でない
時間遅延して回線開放を行うよう制御する制御手段を設
けた方式を採っている。
(作用) 本発明の回線開放方式において、制御手段は、無信号
状態が一定時間以上続くことが判定された時点から、自
局側モデムが無信号状態を検出した時点と相手局側モデ
ムが無信号状態を検出した時点との時間差以上の少なく
とも0でない時間遅延して回線開放を行う。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は本発明の回線開放方式を適用した網制御方式内蔵
モデムの一実施例を示したブロック図である。1は送信
部11と受信部12から成るモデム、2はモデム1の送信部
11に入力される送信要求信号RSと、モデム1の受信部12
から出力されるキャリア検出信号CDの論理和をとるオア
回路、3はオア回路2の出力信号100がローレベル時に
計時動作を行う通信状態判定タイマ、4は通信状態判定
タイマ3の出力信号200がローレベルになってから一定
時間後にその出力信号300をローレベルとする開放遅延
タイマ、5は開放遅延タイマ4の出力信号300と回線接
続制御信号400との論理積をとるアンド回路、6は発信
部61と着信部62とから成る網制御装置(NCU)、7は回
線(交換回線)8をモデム1又はNCU6のいずれかに切換
接続する回線接続切換回路で、71はその接続切換スイッ
チ回路である。9は回線接続切換回路7からの入力信号
線10をNCU6の発信部61又は着信部62いずれかに切換接続
するスイッチ回路である。なお、接続切換スイッチ回路
71は開放遅延タイマ4の出力信号300と回線接続制御信
号400とにより制御され、アンド回路5の出力信号500が
ローレベルの時端子b側に切換わって回線8を入力信号
線10側に接続する。ここで、回線接続制御信号400がロ
ーレベルの時、信号200及び信号300はハイレベルになる
ものとする。また、回線開放状態とは、回線8が入力信
号線10に接続されており、且つ入力信号線10がNCU9の着
信部62に接続された状態を言う。
次に本実施例の動作について説明する。イニシャル状
態では、回線接続切換回路7のスイッチ回路71は端子b
側に、スイッチ回路9も端子b側に切換わっているた
め、回線8は入力信号線10を介してNCU6の着信部62に接
続されており、回線8は開放状態となっている。この状
態からスイッチ回路9が端子a側に切換えられて、NCU6
の発信部61が入力信号線10を介して回線8に接続され
て、回線8にアクセスするため発信動作が行われる。発
信動作が完了し、且つ、相手局が応答すると、回線接続
制御信号400はハイレベルとなり、この時開放遅延タイ
マの出力信号200がハイレベルのため、アンド回路5の
出力信号500がハイレベルとなって、スイッチ回路71は
端子a側に切換わり、回線8はモデム1に接続される。
また、スイッチ回路9は端子b側に切換わる。これによ
りモデム1は回線8を介したデータ通信を行える状態と
なる。モデム1によりデータ通信が行われている時は、
送行要求信号RS又はキャリア検出信号CDがハイレベルで
あるため、オア回路2の出力信号100がハイレベルであ
り、通信状態判定タイマ3は起動されない。このため開
放遅延タイマ4の出力信号300はハイレベルのままであ
るので、モデム1と回線8の接続が保持される。次にモ
デム1のデータ通信動作が終了して無通信状態となる
と、送信要求信号RS及びキャリア検出信号CDがローレベ
ルであるため、オア回路2の出力信号100がローレベル
となって、通信状態判定タイマ3が計時動作を開始し、
所定時間後にその出力信号200をローレベルとする。前
記出力信号200がローレベルとなると、開放遅延タイマ
4が動作して一定遅延時間(回線開放判定誤差時間以
上)後に、その出力信号300をローレベルとする。出力
信号300がローレベルとなるとアンド回路5の出力信号5
00がローレベルとなる。これにより回線接続切換回路7
のスイッチ回路71が端子b側に切換わって回線8がスイ
ッチ回路71が入力信号線10、スイッチ回路9を介してNC
U6の着信部62に接続されて、回線が開放される。
第2図は上記回線開放動作のタイムチャートである。
モデム1の通信動作が終了して第2図(C)に示す如
く、時刻t2にて回線8が無信号状態となると、第2図
(A),(B)に示す如く送信要求信号RS、キャリア検
出信号CDが時刻t1,t2にてローレベルとなる。これによ
り、第2図(D)で示す如く、相手局の通信状態判定タ
イマが所定時間を計時してその出力信号200を時刻t3
てローレベルとすると、第2図(E)で示す如く、相手
局の回線開放は遅延時間TDを経た時刻t5に行われる。こ
のTDは相手局と自局の回線開放判定誤差時間以上に設定
してあるため、第2図(F)で示す如く相手局がまだ回
線開放されない時刻t4に、自局の通信状態判定タイマ3
の出力信号200がローレベルとなる。従って、この時刻t
4に開放遅延タイマが動作して、第2図(G)に示すTD
時間後の時刻tbに開放遅延タイマ4の出力信号300がロ
ーレベルとなって、自局の回線開放が行われる。この時
通信状態の判定はt3及びt4で修了し、開放遅延時間にお
いては通信状態の判定は行わない事により、開放遅延タ
イマは通信状態にかかわりなく動作するため、例え回線
網から第2図(C)に示す如くビジートーンBが送られ
てきても、回線開放が行われる。
本実施例によれば、通信状態判定タイマ3の出力信号
200がローレベルとなって回線開放指示が出た後、開放
遅延タイマ4にて所定時間遅延してから回線8を開放す
ることにより、相手局との間に回線開放判定時に誤差が
あるような場合にも、円滑且つ確実に回線を開放するこ
とができる。
[発明の効果] 以上記述した如く本発明の回線開放方式によれば、相
手局と自局との回線開放判定時点に誤差があるような場
合にも円滑且つ確実に回線開放を行い得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転開放方式を適用した網制御方式内
蔵モデムの一実施例を示したブロック図、第2図は第1
図に示したモデムの回線開放動作タイミングを示したタ
イムチャート、第3図は従来の網制御装置内蔵モデムに
おける回線開放動作タイミングを示したタイムチャート
である。 1……モデム、2……オア回路 3……通信状態判定タイマ、4……開放遅延タイマ 5……アンド回路、6……網制御装置 7……回線接続切換回路、8……回線 9……スイッチ回路、71……接続切換スイッチ回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自局側モデムと相手局側モデムとの間に回
    線が接続された状態で、自局側モデムおよび相手局側モ
    デムでそれぞれ相手から送信される信号及び相手に送信
    する信号が無い状態である無信号状態が検出されるとタ
    イマによる計時を開始し、このタイマにより前記無信号
    状態が一定時間以上続くことが判定されると自局側モデ
    ムおよび相手局側モデムのそれぞれが回線開放を行う回
    線開放方式において、 自局側モデムおよび相手局側モデムのそれぞれは、相手
    が先に回線開放されることにより網から送信される信号
    によって前記タイマの計時が中止されるのを防ぐため、
    前記無信号状態が一定時間以上続くことが判定された時
    点から、自局側モデムが前記無信号状態を検出した時点
    と相手局側モデムが前記無信号状態を検出した時点との
    時間差以上の少なくとも0でない時間遅延して回線開放
    を行うよう制御する制御手段を設けたこと特徴とする回
    線開放方式。
JP62199016A 1987-08-11 1987-08-11 回線開放方式 Expired - Lifetime JP2654023B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60154765A (ja) * 1984-01-25 1985-08-14 Nec Corp 電話回線接続装置
JPS6149551A (ja) * 1984-08-17 1986-03-11 Fujitsu Ltd 回線切断方式
JPS6153872A (ja) * 1984-08-23 1986-03-17 Fujitsu Ltd 自動受信モ−ド制御方式
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