JP2654009B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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JP2654009B2
JP2654009B2 JP62042272A JP4227287A JP2654009B2 JP 2654009 B2 JP2654009 B2 JP 2654009B2 JP 62042272 A JP62042272 A JP 62042272A JP 4227287 A JP4227287 A JP 4227287A JP 2654009 B2 JP2654009 B2 JP 2654009B2
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成実 赤木
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Sanyo Denki Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はエンジンのジャケットから流出する温水すな
わちエンジンの冷却水を熱源に活用する吸収冷凍機に関
する。
(ロ)従来の技術 エンジンの冷却水を熱源に活用する吸収冷凍機は、例
えば実公昭44−27799号公報にみられるように、以前か
ら知られている。しかし、以前から知られているものに
おいては、エンジンの出力を低くした場合にエンジン側
から吸収冷凍機の発生器へ供給される冷却水(以下、エ
ンジン冷却水という)の温度が下るため、発生器での吸
収液の加熱濃縮が不十分となって吸収器での吸収液の冷
媒吸収能力が弱まり、吸収冷凍機から得られる冷水の温
度が上昇するという難点がある上に、エンジン側へ戻る
エンジン冷却水の温度も低くなるためエンジンの冷え過
ぎを招きやすい難点がある。
そこで、これら難点を解消するための従来の技術とし
て、例えば特開昭58−127066号公報や実開昭57−5677号
公報などにみられるように、エンジンのジャケットと吸
収冷凍機の発生器とを結ぶエンジン冷却水の回路に発生
器バイパス用の弁付きバイパス路を2つ以上設け、これ
らバイパス路の弁を吸収冷凍機の冷水出口温度調節器と
エンジンへ戻るエンジン冷却水の温度調節器とで制御す
るものが提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 提案されている従来の手段は、エンジン冷却水の回路
に複数のバイパス路と制御弁を要すると共に放熱器や加
熱器などを要し、かつ、これら機器の熱量や制御弁の開
度をエンジンへ戻るエンジン冷却水の温度調節器と吸収
冷凍機の冷水出口温度調節器とで制御するため、複雑で
高価なシステムとなると共に煩雑な制御となる欠点をも
つ上に、エンジン出力の低下に際してのエンジン冷却水
温低下による発生器内再生温度の降下に伴なって冷水温
度上昇を招くという問題点を有している。
本発明は、この問題点に鑑み、簡素かつ安価なシステ
ムと簡便な制御でエンジン側の出力の低下に際しての吸
収冷凍機の冷水出口温度の上昇を軽減し、かつ、エンジ
ン側の過度の冷却も防ぐことの可能な吸収冷凍機の提供
を目的としたものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の問題点を解決する手段として、エン
ジンのジャケットと吸収冷凍機の発生器とを結んだエン
ジン冷却水回路に制御弁を介して発生器バイパス用の1
個のバイパス路を配備し、かつ、制御弁の開度をエンジ
ンから発生器側へ流れるエンジン冷却水の温度センサー
の信号により温度設定器付きコントローラで制御する構
成としたものである。
(ホ)作用 本発明によれば、温度センサーの感知温度が温度設定
器の設定温度よりも低くなったときに、コントローラー
がセンサーの信号を受けつつ制御弁のバイパス路側開度
を拡げる一方で発生器側開度を絞る働きをし、エンジン
側へのエンジン冷却水の戻り温度の降下を減らす作用も
しくは止める作用あるいは戻り温度を逆に高くする作用
を発揮する。この作用により、エンジンの出力が低下し
てこれから流出するエンジン冷却水の温度が降下し始め
ても、これへ戻るエンジン冷却水を所定温度に近い温度
に維持することが可能となり、エンジン側の冷え過ぎを
防ぐ効果がもたらされる。
かつまた、エンジンの出力が低下した場合、これへ戻
るエンジン冷却水の温度をエンジン出力の低下以前より
も高くする作用をコントローラーに発揮させることによ
って、エンジンから流出する冷却水の温度をエンジン出
力の低下以前のそれに復帰させることも可能となる。こ
のため、本発明によれば、吸収冷凍機の発生器へ供給す
るエンジン冷却水の温度を所望温度に保つ機能をコント
ローラーにもたせることが可能となる。この機能によ
り、エンジンの出力が低下した場合にも、吸収冷凍機の
発生器での吸収液の再生温度、再生濃度がエンジン出力
の低下以前のそれと同程度に保たれ、これに伴ない吸収
器での吸収液の飽和蒸気圧および蒸発器での冷媒の蒸発
温度がエンジン出力の低下以前のそれと同程度に保たれ
ることになる。それ故、エンジン出力の低下に際しての
吸収冷凍機の冷水出口温度上昇を抑える効果がもたらさ
れる。
(ヘ)実施例 図面は本発明による吸収冷凍機の一実施例を示した概
略構成説明図である。図において、(1)は発生器、
(2)は凝縮器、(3)は蒸発器、(4)は吸収器、
(5)は溶液熱交換器、(PR)は冷媒液用ポンプおよび
(PA)は吸収液用ポンプであり、これら機器を冷媒液流
下用管路(6)、冷媒液還流用管路(7),(8)、希
吸収液送り用管路(9),(10),(11)、濃吸収液流
下用管路(12),(13)で接続することによって従来の
吸収冷凍機と同様の冷媒〔水〕および吸収液〔臭化リチ
ウム水溶液〕の循環路が形成されている。
(14)は発生器(1)の加熱器、(15)は凝縮器
(2)の冷却器、(16)は蒸発器(3)の冷却器、(1
7)は吸収器(4)の冷却器である。(18),(19)は
冷水器(16)と結んだ冷水用管路、(20),(21),
(22)は冷却器(17),(15)を直列に結んだ冷却水用
管路である。また、(23)は加熱器(14)入口側と接続
した温水用管路であり、(24)は加熱器(14)出口側と
接続した温水用管路で、これら管路は図示していない温
水用ポンプを介してエンジンのジャケット〔図示せず〕
と結ばれて温水回路〔エンジン冷却水回路〕が形成され
ている。
(25)は制御弁(V)を介して温水回路に配備したバ
イパス路であり、(S)は温水用管路(23)に備えた温
度センサーである。そして、(C)はセンサー(S)の
信号を受けつつ制御弁(V)の開度を調節するコントロ
ーラーで、このコントローラには温度設定器(R)〔あ
るいは温度設定機能を有する温度調節器〕が備えてあ
る。
次に、このように構成された吸収冷凍機(以下、本機
という)の動作の一例および作用を説明する。
エンジン側が定格の出力で駆動されている場合、エン
ジンのジャケットから本機の加熱器(14)へ定格温度
〔例えば90℃程度〕の温水が供給され、本機の吸収冷凍
作用によって従来の吸収冷凍機と同様に冷水器(16)か
ら所望温度〔例えば7℃程度〕の冷水が得られ、また、
加熱器(14)からエンジン側へ定格の戻り温度〔例えば
85℃程度〕の温水が戻される。そして、この場合、温度
設定器(R)の設定温度は前述の定格温度〔90℃〕にセ
ットされていてこのセット温度とセンサー(S)の感知
温度との偏差は零となっており、コントローラー(C)
による制御弁(V)の開度調節は行われないようになっ
ている。すなわち、制御弁(V)は定格の開度〔例えば
バイパス路側は全閉、加熱器(14)側は全開〕のままで
固定されている。
今、エンジンの出力が弱められた場合、エンジンの発
熱量が減るためにそのジャケットから本機の発生器
(1)の加熱器(14)へ送られる温水〔エンジン冷却
水〕の温度は定格温度〔90℃〕よりも低くなる。そし
て、センサー(S)の信号を受けているコントローラー
(C)によって制御弁(V)の開度が制御〔例えばPID
制御〕され、バイパス路(25)側開度が拡大される一方
で加熱器(14)側開度が絞られ、これら開度は、センサ
ー(S)の感知温度と設定器(R)のセット温度〔90
℃〕とが等しくなるまで調節され、等しくなった時点で
固定される。換言すると、例えばエンジンの発熱量がそ
の定格出力時のそれの80%まで減った場合、エンジン側
へ戻る温水の温度が定格の戻り温度85℃よりも1℃高い
86℃となるように、制御弁(V)のバイパス路(25)側
開度が増やされるのである。
このように、エンジン出口側の水温検出のみで弁開度
を調節する簡素な制御システムで本機の発生器(1)へ
供給される熱源としての温水〔エンジン冷却水〕の温度
をほぼ一定に保ち得るため、発生器(1)内での吸収液
の再生温度、蒸気圧、濃度および吸収器(4)内での吸
収液の飽和蒸気圧ならびに蒸発器(3)での冷媒の蒸発
温度などをエンジン側の定格運転時でのそれらと同程度
の値に維持することが可能となり、本機の冷水出力は低
下するものの、ほぼ所望温度〔7℃程度〕の冷水の持続
的な取得を簡便に達成することができる。
また、エンジンの出力を低下させた場合、エンジンへ
戻すエンジン冷却水〔温水〕の温度が高められることに
なるので、エンジンの冷え過ぎを引き起こすこともな
い。なお、本機において、温度センサー(S)を管路
(23)に備える代りにバイパス路(25)に備えても良い
ことは勿論である。
なおまた、エンジン側の定格運転時における制御弁
(V)の定格開度を例えばバイパス路(25)側と加熱器
(14)側とにそれぞれ50%でセットして本機およびエン
ジンの容量を設計すれば、エンジンの過負荷運転時にお
けるオーバーヒートも防ぐことが可能となる。
(ト)発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、エンジン冷却水の熱
の活用型の吸収冷凍機において、エンジンの出力の変化
時にも安価かつ簡便な制御でほぼ所望温度の冷水を得る
効果とエンジンの冷え過ぎや過熱などを防ぐ効果とがも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による吸収冷凍機の一実施例を示した概略
構成説明図である。 (1)……発生器、(2)……凝縮器、(3)……蒸発
器、(4)……吸収器、(14)……加熱器、(16)……
冷水器、(23),(24)……温水用管路、(25)……バ
イパス路、(S)……温度センサー、(C)……コント
ローラー、(R)……温度設定器、(V)……制御弁。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのジャケットと発生器の加熱器と
    を結んだ温水回路に加熱器をバイパスする温水流路が制
    御弁を介して配備され、この制御弁の開度をジャケット
    から加熱器へ流れる温水の温度検出器の信号により調節
    する温度設定器付きコントローラーが備えられているこ
    とを特徴とした吸収冷凍機。
JP62042272A 1987-02-24 1987-02-24 吸収冷凍機 Expired - Lifetime JP2654009B2 (ja)

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JPS63207960A JPS63207960A (ja) 1988-08-29
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