JP2653924B2 - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2653924B2
JP2653924B2 JP3031554A JP3155491A JP2653924B2 JP 2653924 B2 JP2653924 B2 JP 2653924B2 JP 3031554 A JP3031554 A JP 3031554A JP 3155491 A JP3155491 A JP 3155491A JP 2653924 B2 JP2653924 B2 JP 2653924B2
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敬一 鷲塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間接照明用あるいは直
接照明と間接照明とを組み合わせた半間接照明用の照明
器具に係り、特にその器具本体に、光源を覆って所定の
配光を得るための制光体を設けた照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】間接照明は、比較的照度を必要としない
部屋の雰囲気重視の照明用として用いいられることが多
く、この間接照明用の照明器具は、部屋に対して光源が
直接的に露出するのを防止するため、この光源の周囲を
覆う制光体を備えている。制光体は、光源からの光の一
部あるいは全部を、例えば天井面等の壁面に向けて反射
させるようになっており、この壁面で反射された反射光
が被照射面に間接的に照射されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
照明器具の場合、光源からの光を壁面に導く制光体は、
従来、一つの照明器具に対し一種類しか設けられておら
ず、光源から壁面に導かれる光量や、この制光体を透過
する光量は、光源のワット数を変えない限り常に一定に
保たれていた。このため、照明による部屋の雰囲気を変
化させたり、照明器具の配光特性を変えるためには、器
具全体を新たなものと交換しなくてはならず、一つの照
明器具で照明にバリエーションを持たせるためには、こ
の器具や取り付け装置の構成が大掛かりなものとなるも
のであった。
【0004】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、制光板のみを変えることで、制光体の外
方に照射される光量や配光特性を簡単に変えることがで
き、照明にバリエーションを持たせることができる照明
器具の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明において
は、細長い器具本体と、この器具本体に支持され、器具
本体の長手方向に沿って延びる線状光源と、上記器具本
体に取り付けられ、上記線状光源を覆う制光体とを具備
し、上記制光体は、線状光源の長手方向に沿って分割さ
れ、しかも、その長手方向に沿う両端が開口された複数
の制光板を備えており、これら制光板を上記器具本体に
対し着脱可能に取り付けるとともに、隣り合う制光板
を、線状光源からの離間寸法が異なる大きさに形成し、
この隣り合う制光板の間には、上記線状光源の長手方向
に向けて開口し、線状光源からの光を制光体の外方に照
射するための隙間を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】この構成によれば、制光板を不透光性の材料に
て構成した場合、光源からの光は制光板によって遮られ
るので、この光は、隣り合う制光板の間の隙間から上記
線状光源の長手方向に沿って照射される。また、制光板
を透光性を有する半透明な材料にて構成した場合、光源
からの光の一部は、制光板を透過して外方に照射され、
残余の光が上記隙間から線状光源の長手方向に沿って照
射される。このことから、隣り合う制光板を、光源から
の離間寸法が異なるものに交換すれば、光が通過する隙
間の開口面積を変えることができ、この隙間から線状光
源の長手方向に照射される光量を自由に変化させること
ができる。
【0007】しかも、隣り合う制光板を全て不透光性又
は透光性としたり、あるいは不透光性と透光性の制光板
を交互に並べて配置すれば、制光体を透過して外方に照
射される光量を変化させることができる。したがって、
隙間から照射される光量を変化させることができること
と合わせて、配光特性を照明すべき部分の雰囲気や要求
等に応じて簡単に変えることができ、一つの照明器具に
よる照明にバリエーションを持たせることができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を、図面に示す一実施例にもとづ
いて説明する。
【0009】図1および図2において、符号1で示す間
接照明用の照明器具は、天井面2に直付けされる器具本
体3を備えている。器具本体3は、長方形箱形をなすシ
ャーシ4と、このシャーシ4の長手方向に沿う両端部に
連なる一対のソケットホルダ5a,5bとで構成され、
全体として細長く形成されている。ソケットホルダ5
a,5bは、シャーシ4の両端から下向きに突出してお
り、これらソケットホルダ5a,5bの下端部には、一
対のランプソケット6が設けられている。そして、シャ
ーシ4の長手方向に対向し合うランプソケット6の間に
は、夫々線状光源としての直管形けい光ランプ7が支持
されている。これら二本のけい光ランプ7は、天井面2
と平行をなすように水平に配置されている。
【0010】ソケットホルダ5a,5bには、ランプソ
ケット6の両側に向って水平に延出する合成樹脂製のア
ーム部10が突設されている。アーム部10は、けい光
ランプ7と直交する方向に延びており、これらアーム部
10の両端部間に、けい光ランプ7やシャーシ4を下方
から覆う制光体11が着脱可能に取り付けられている。
制光体11は、アーム部10の両端部間に跨がる一対の
アタッチメントステー12a,12bを備えている。ア
タッチメントステー12a,12bは、図6や図8に示
すように、合成樹脂製の棒状をなすステー本体13と、
このステー本体13の裏面に取り付けられたアルミニウ
ム製の裏板14とで構成されている。ステー本体13と
裏板14との間には、嵌合溝15が形成されている。嵌
合溝15は、アタッチメントステー12a,12bの全
長に亘って設けられており、このアタッチメントステー
12a,12bの下面に開口されている。ステー本体1
3の両端角部には、図4に示すように、アーム部10の
両端部上面に引っ掛かるように切り欠かれた係止部16
が形成されており、この係止部16の部分では、裏板1
4の両端が露出している。そして、この係止部16が引
っ掛かるアーム部10の両端部には、裏板14の両端が
差し込まれる係合溝17が形成されている。
【0011】このため、上記アタッチメントステー12
a,12bは、係止部16をアーム部10の両端部に引
っ掛けるとともに、裏板14の両端を係合溝17に差し
込むことで器具本体3に連結され、上記けい光ランプ7
と平行をなしている。
【0012】アタッチメントステー12a,12bの間
には、けい光ランプ7の長手方向に沿って分割された複
数の制光板18が取り付けられている。本実施例の制光
板18は、不透光性の合成樹脂材料にて構成され、弾性
変形し得るように厚さtが0.3〜0.4ミリメートル
程度の平板状をなしている。そして、これら制光板18
は、その相対向する両側縁部を、上記アタッチメントス
テー12a,12bの嵌合溝15に差し込むことで、こ
のアタッチメントステー12a,12bの長手方向に並
べて設けられており、各制光板18の両側縁部は、裏板
14とステー本体13との間に跨がるねじ19によって
上記嵌合溝15に着脱可能に固定されている。このよう
な制光板18は、図5の矢印に示すように、一対のアタ
ッチメントステー12a,12bを、平行を保ったまま
互いに近接する方向に移動させ、その両端部を上記器具
本体1のアーム部10に連結することで、下方に向って
凸となるような円弧状に彎曲されており、そのけい光ラ
ンプ7の管軸方向に沿う両端部が開口されている。
【0013】ところで、上記制光板18は、図5に示す
ように、アタッチメントステー12a,12bの嵌合溝
15に嵌合される両側縁部間の幅寸法が長い第1の制光
板18aと、この幅寸法が短い第2の制光板18bの二
種類が用意されている。これら二種類の制光板18aと
18bは、けい光ランプ7の管軸方向に沿って交互に並
べて配置されている。このことから、アタッチメントス
テー12a,12bを器具本体3に連結する以前の自由
状態では、図5に示すように、幅寸法が短い第2の制光
板18bは、その弾性復帰力により平板状に伸展した状
態にあるとともに、幅寸法が長い第1の制光板18a
は、円弧状に彎曲した状態となっている。そして、アタ
ッチメントステー12a,12bを器具本体3に連結し
た状態では、図1に示すように、制光板18a,18b
の幅寸法の相違により、第1の制光板18aの方が第2
の制光板18bよりも下方に大きく張り出し、第1の制
光板18aの下端部からけい光ランプ7までの離間寸法
1 が、第2の制光板18bの下端部からけい光ランプ
7までの離間寸法H2 よりも長くなっている。しかも、
隣り合う第1の制光板18aと第2の制光板18bの端
部は、これら制光板18a,18bの間からけい光ラン
プ7が露出するのを防止するため、けい光ランプ7の管
軸方向に沿って距離Rだけ重なり合っている。これら重
なり合う制光板18a,18bの端部間には、けい光ラ
ンプ7の管軸方向に向けて開口する略円弧状の隙間20
が形成されている。この隙間20の開口面積は、上記離
間寸法H1 とH2 の差に準じた大きさに形成され、けい
光ランプ7からの光を略水平方向に向けて照射するよう
になっている。また、ソケットホルダ5a,5bやアー
ム部10の下面には、アタッチメントステー12a,1
2bの両端に位置する第1の制光板18aの両端開口部
分を覆うカバー21が取り付けられている。カバー21
の下縁部は、制光板18aの彎曲形状に沿うように円弧
状に彎曲されており、このカバー21の下縁部と制光板
18aの開口縁部との間には、制光体11の長手方向に
向けて開口する略円弧状の隙間22が形成されている。
この隙間22の開口面積は、上記隣り合う制光板18
a、18bの間の隙間20と略同等の大きさに形成さ
れ、けい光ランプ7からの光を略水平方向に向けて照射
するようになっている。
【0014】なお、上記器具本体3のシャーシ4の内部
には、けい光ランプ7を点灯させるための点灯回路装置
25が収容されている。
【0015】このような構成の照明器具1によると、け
い光ランプ7を支持する器具本体3に、けい光ランプ7
を下方から覆う不透光性の制光板18a,18bを取り
付けたので、図3に示すように、けい光ランプ7からの
光の一部は、制光板18a,18の内面で反射し、この
反射光の一部が、図1の矢印で示すように、隣り合う制
光板18a,18bの間の隙間20と、制光体11の両
端に位置する隙間22からけい光ランプ7の管軸方向に
沿って略水平に照射される。また、残余の光は、天井面
2で反射した後、照明器具1の下方に導かれ、上記隙間
20,22からの光と共に被照射面を間接的に照射す
る。
【0016】一方、制光板18a,18bを透光性を有
する半透明な材料にて構成した場合には、けい光ランプ
7からの光の一部は、隙間20,22を通じてけい光ラ
ンプ7の管軸方向に沿って略水平に照射されるととも
に、残余の光の一部は、制光板18a,18bを透過し
て照明器具1の下方に照射される。
【0017】そして、この場合、複数の制光板18a,
18bは、アタッチメントステー12a,12bに対し
個々に着脱可能であるから、これら制光板18a,18
bを、その幅寸法が異なるものに交換し、制光板18
a,18bの下端部からけい光ランプ7までの離間寸法
1 ,H2 を変えて、隙間20の開口面積を変化させれ
ば、水平方向に照射される光の量を自由に変えることが
できる。
【0018】また、これら制光板18a,18bを全て
不透光性の材料又は透光性の材料で構成したり、あるい
は不透光性のものと透光性のものを交互に並べて配置す
れば、制光体11の下方に向けて照射される光量を数種
類に亘って変えることができる。
【0019】したがって、上記隙間20から照射される
光量を変えられることと合わせて、照明器具1の配光特
性を照明すべき部分の雰囲気や要求等に応じて自由に変
えることができ、簡単な構成で一つの照明器具1による
照明にバリエーションを持たせることができる。
【0020】なお、上記実施例では、線状光源として直
管形けい光ランプを用いたが、本発明はこれに限らず、
管形白熱電球を用いたり、複数の点光源を一列に並べて
配置しても良い。
【0021】また、制光体も合成樹脂製に限らず、例え
ば和紙や弾性変形可能な薄い金属材料にて構成しても良
いとともに、その断面形状も円弧状に特定されないこと
は勿論である。
【0022】さらに、本発明に係る照明器具は、天井面
に直付けするものに特定されず、例えば壁掛け形とした
り、天井面からコードやパイプ等で吊り下げる吊り下げ
形としても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、単に制光
板を異なる寸法のもの等に交換するだけで、隣り合う制
光板間の隙間の開口面積を変えることができ、線状光源
の長さ方向に照射される光量を自由に変えることができ
る。しかも、複数の制光板を全て不透光性の材料又は透
光性の材料で構成したり、あるいは不透光性の制光板と
透光性の制光板を交互に並べて配置すれば、制光体を透
過して照射される光量を数種類にに亘って変えることが
できる。したがって、上記隙間から照射される光量を変
えられることと合わせて、照明器具の配光特性を照明す
べき部分の雰囲気や要求等に応じて自由に変えることが
でき、簡単な構成で一つの照明器具による照明にバリエ
ーションを持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】天井面に直付けした照明器具の断面図。
【図2】天井面に直付けした照明器具の斜視図。
【図3】制光板とアタッチメントステーとの取り付け部
分を断面して示す照明器具の側面図。
【図4】図3のA線方向から見た照明器具の矢視図。
【図5】制光体を器具本体に取り付ける以前の状態を示
す図。
【図6】アタッチメントステーと器具本体との連結部分
を示す平面図。
【図7】図6のB−B線に沿う断面図。
【図8】図4のC−C線に沿う断面図。
【符号の説明】
3…器具本体、7…線状光源、11…制光体、18a,
18b…制光板、20…隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 17/00 380 F21V 17/00 380F

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い器具本体と、この器具本体に支持
    され、器具本体の長手方向に沿って延びる線状光源と、
    上記器具本体に取り付けられ、上記線状光源を覆う制光
    体と、を具備し、上記制光体は、線状光源の長手方向に
    沿って分割され、しかも、その長手方向に沿う両端が開
    口された複数の制光板を備えており、これら制光板を上
    記器具本体に対し着脱可能に取り付けるとともに、隣り
    合う制光板を、線状光源からの離間寸法が異なる大きさ
    に形成し、この隣り合う制光板の間には、上記線状光源
    の長手方向に向けて開口し、線状光源からの光を制光体
    の外方に照射するための隙間を設けたことを特徴とする
    照明器具。
JP3031554A 1991-01-31 1991-01-31 照明器具 Expired - Lifetime JP2653924B2 (ja)

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JP5445299B2 (ja) * 2010-04-13 2014-03-19 東芝ライテック株式会社 照明器具
JP6733242B2 (ja) * 2016-03-18 2020-07-29 凸版印刷株式会社 照明器具用ルーバー及び照明装置

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