JP2006155955A - 照明器具およびそれを用いる照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被照射面の明るさの均斉度が高く、且つ、取付のために必要なスペースが小さくて済む照明器具およびそれを用いる照明システムを提供する。
【解決手段】照明器具Aは被固定面に固定される器具本体10を有し、この器具本体10に対して、直管形の蛍光ランプLaを装着するためのランプソケット21と、縦長のケース31に蛍光ランプLaの点灯回路を保持させた安定器30とを取り付けてある。そして、蛍光ランプLaの長手方向一端側が他端側に比べてケース31から遠ざかるように、蛍光ランプLaの長手方向とケース31の長手方向とが同一平面内で斜めに交差し、且つ、ケース31の長手方向においてケース31の中心位置が蛍光ランプLaの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケット21と安定器30とを配置してある。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具およびそれを用いる照明システムに関するものである。
従来より、光源として直管形の蛍光ランプを備える照明器具を複数台用い、各照明器具の蛍光ランプが一列に並ぶように、複数台の照明器具を建築の内部に配置し、天井や壁を照らすようにした照明システムが提供されている(例えば特許文献1参照)。
ここで、蛍光ランプを一列に並べて配置すると、天井や壁などの被照射面に照射される間接光にソケット部分の影ができて、部分的に暗くなっていた。そこで、図7(a)(b)に示すように被固定面に固定される器具本体10に対して、直管形の蛍光ランプLaを装着するためのランプソケット21を備えるソケットブロック20と、細長のケース31内に蛍光ランプLaの点灯回路を保持させた安定器30とを取り付けた照明器具Bにおいて、ケース31の長手方向と蛍光ランプLaの長手方向とを、被固定面と略平行な平面内で斜めに交差させたものが従来より提案されている。そして、このような照明器具Bを複数台用い、隣接する照明器具同士で、蛍光ランプLaの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具Bを配置することで、ソケット部分が暗くなるのを防止して、被照射面の明るさの均斉度を高めた照明システムが従来より提案されていた。
特開2003−281902号公報
上述の照明器具を用いる照明システムでは、ソケット部分が暗くなるのを避けるために、被固定面と略平行な平面内で、安定器30の長手方向に対して蛍光ランプLaの長手方向が斜めに交差するように、ソケットブロック20および安定器30を配置したため、安定器30の長手方向と蛍光ランプLaの長手方向が略平行となるように配置した場合に比べて、照明器具Bの短幅方向(図7(b)中の左右方向)の寸法が大きくなり、照明器具Bを取り付けるために大きなスペースが必要になるという問題があった。
また上述の照明器具Bでは蛍光ランプLaが露出しているため、蛍光ランプLaの拭き掃除に手間がかかるという問題があった。また器具本体10は被固定面に据置して使用されるもので、固定方法が1通りに限られているため、多様な建築化照明に対応することができなかった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、被照射面の明るさの均斉度が高く、且つ、取付のために必要なスペースが小さくて済む照明器具およびそれを用いる照明システムを提供することにある。また請求項3の発明の目的とするところは、上記の目的に加えて、清掃の手間を少なくした照明器具を提供することにある。さらに、請求項6の発明の目的とするところは、上記の目的に加えて、使用目的に合わせた建築化照明を実現できる照明器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、直管形の蛍光ランプを装着するためのランプソケットと、縦長のケースに蛍光ランプの点灯回路を保持させた安定器と、蛍光ランプの長手方向と安定器の長手方向が並行するようにしてランプソケットと安定器とを保持する器具本体とを備え、蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べてケースから遠ざかるように、蛍光ランプの長手方向とケースの長手方向とが同一平面内で斜めに交差し、且つ、ケースの長手方向においてケースの中心位置が蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケットと安定器とを配置したことを特徴とする。
この発明によれば、蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べてケースから遠ざかるように、蛍光ランプの長手方向とケースの長手方向とを同一平面内で斜めに交差させているので、複数台の照明器具を安定器が一列に並ぶように並設した場合に、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具を配置することができ、ランプソケットの影ができて、部分的に暗くなるのを防止することができる。しかも、ケースの長手方向においてケースの中心位置が蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケットと安定器とを配置しているので、ケースの中心位置が蛍光ランプの中心位置と略同じ位置になるように配置した場合に比べて、蛍光ランプおよび安定器の配列方向(この方向を短手方向と言う。)においてケースと蛍光ランプとが重なる部分を大きくして、この短手方向における照明器具の寸法を小さくでき、照明器具の取付に必要なスペースを小さくできるという効果がある。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、遮熱性を有し、蛍光ランプから蛍光ランプおよび安定器の配列方向の片側に照射された光を反対側に反射させる反射部材を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、反射部材によって、蛍光ランプから配列方向の片側に照射された光が反対側に反射されるので、蛍光ランプからの光を配列方向の反対側に集めて、この方向に照射される光の量を増やすことができ、被照射面の明るさの均斉度が向上するという効果がある。また、反射部材によって蛍光ランプの発熱を遮熱することができ、光を照射したい方向と反対側の方向に蛍光ランプの熱が伝導するのを防止することもできる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、蛍光ランプの周りを囲むようにして器具本体に取り付けられる透光性のカバーを備え、このカバーの内側に反射部材を配置したことを特徴とする。
この発明によれば、蛍光ランプを透光性のカバーで覆っているので、蛍光ランプに埃が付着するのを防止でき、また清掃時にはカバーを拭くだけで良いので、清掃作業が簡単になるという効果がある。しかも反射部材がカバーの内側に配置されているので、蛍光ランプの発熱を反射部材が遮熱することで、カバーに伝わる熱を低減することができる。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、カバーに反射部材を一体的に保持する保持手段を設けるとともに、蛍光ランプの長手方向に対してカバーの向きを180度反対向きに取付可能とする取付手段を器具本体に設けたことを特徴とする。
この発明によれば、取付手段によって、反射部材を保持するカバーを180度反対向きに取り付けることが可能なので、カバーの取付方向を変えるだけで、反射部材による反射方向を容易に変更でき、且つ、反射部材は光を出したい方向と反対側に配置されるので、反射部材により遮熱する側を間違えることもない。
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、カバーの内側面に、蛍光ランプから配列方向と略垂直な方向に照射される光の進行方向を、配列方向と略平行し且つ反射部材と反対側の方向に近付けるように曲げるプリズムの凹凸面が形成されたことを特徴とする。
この発明によれば、カバーの内側面に形成したプリズムの凹凸面によって光の向きを曲げることで、反射部材によって反射される方向へ照射される光の量を増やすことができ、被照射面の明るさの均斉度がさらに向上するという効果がある。しかもプリズムの凹凸面はカバーの内側面に形成されているので、カバーの表面を平坦にできて、表面の清掃を簡単に行えるという効果がある。
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか1つの発明において、器具本体は、ランプソケットおよび安定器が取り付けられる板状の主部と、主部に対して略垂直な方向に突出する側部とを一体に備え、主部および側部に、被固定面に対して器具本体をねじ止めするための固定ねじを挿通する挿通孔を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、ランプソケットおよび安定器が取り付けられる主部の面が、鉛直上向きとなるように据置固定したり、鉛直下向きとなるように主部の挿通孔に通した固定ねじを用いて家具の下面などにねじ止めしたり、水平方向を向くように側部の挿通孔に通した固定ねじを用いて天井面にねじ止めするというように、器具本体の固定方法を複数の方法から選択することができ、使用目的に合わせた建築化照明を実現できるという効果がある。
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか1つの発明において、器具本体において、ケースの長手方向の両側に、商用電源を点灯回路に供給するための給電線を接続する接続端子をそれぞれ配置したことを特徴とする。
この発明によれば、給電線を接続する接続端子を、器具本体においてケースの長手方向の両側にそれぞれ配置しているので、複数台の照明器具を、安定器が一列に並ぶように配設した場合には、一方の接続端子を電源接続用、もう一方の接続端子を送り配線用として、複数の照明器具に送り配線することで、給電線の配線作業を簡単に行えるという効果がある。
請求項8の発明は、請求項1〜7の何れか1項に記載の照明器具を複数台備え、各照明器具のケースの長手方向が同一直線上に並び、且つ、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように、各照明器具を配置したことを特徴とする。
この発明によれば、各々の照明器具において、蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べてケースから遠ざかるように、蛍光ランプの長手方向とケースの長手方向とを同一平面内で斜めに交差させているので、複数台の照明器具を安定器が一列に並ぶように並設した場合に、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具を配置することができ、ランプソケットの影ができて、部分的に暗くなるのを防止した照明システムを実現できる。さらに各々の照明器具では、ケースの長手方向においてケースの中心位置が蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケットと安定器とを配置しているので、ケースの中心位置が蛍光ランプの中心位置と略同じ位置になるように配置した場合に比べて、短手方向においてケースと蛍光ランプとが重なる部分を大きくして、照明器具の短手方向寸法を小さくでき、照明器具の取付に必要なスペースを小さくした照明システムを実現できる。
請求項1の発明によれば、蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べてケースから遠ざかるように、蛍光ランプの長手方向とケースの長手方向とを同一平面内で斜めに交差させているので、複数台の照明器具を安定器が一列に並ぶように並設した場合に、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具を配置することができ、ランプソケットの影ができて、部分的に暗くなるのを防止することができる。しかも、ケースの長手方向においてケースの中心位置が蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケットと安定器とを配置しているので、ケースの中心位置が蛍光ランプの中心位置と略同じ位置になるように配置した場合に比べて、短手方向においてケースと蛍光ランプとが重なる部分を大きくして、この短手方向における照明器具の寸法を小さくでき、照明器具の取付に必要なスペースを小さくできるという効果がある。
また請求項8の発明によれば、各々の照明器具において、蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べてケースから遠ざかるように、蛍光ランプの長手方向とケースの長手方向とを同一平面内で斜めに交差させているので、複数台の照明器具を安定器が一列に並ぶように並設した場合に、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具を配置することができ、ランプソケットの影ができて、部分的に暗くなるのを防止した照明システムを実現できる。さらに各々の照明器具では、ケースの長手方向においてケースの中心位置が蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して一端側にずれるように、ランプソケットと安定器とを配置しているので、ケースの中心位置が蛍光ランプの中心位置と略同じ位置になるように配置した場合に比べて、短手方向においてケースと蛍光ランプとが重なる部分を大きくして、照明器具の短手方向寸法を小さくでき、照明器具の取付に必要なスペースを小さくした照明システムを実現できる。
本実施形態の照明器具Aの平面図を図1(a)に、側面図を図1(b)にそれぞれ示す。また照明器具Aの一部破断せる側面図を図2に示す。
この照明器具Aは、天井や壁のような被取付部に取り付けられる器具本体10に対して、直管形の蛍光ランプLaを装着するためのランプソケット21を備えるソケットブロック20と、細長のケース31に蛍光ランプLaの点灯回路(図示せず)を保持させた安定器30とを、蛍光ランプLaの長手方向と安定器30の長手方向が並行するように取り付けてある。
器具本体10は板金を折り曲げることによって、矩形板状の主部11と、主部11の長手方向に沿う一側縁から主部11と略垂直な方向(上方)に突出する側部12とを一体に備えている。この器具本体10には、側面視の形状が略L字型であって両側片の先端が主部11および側部12の上側端に接続される覆い部13が、着脱自在に取り付けられる。そして、主部11と側部12と覆い部13とで囲まれる空間内に安定器30が配置され、その外側にソケットブロック20が配置されている。また器具本体10の主部11には、覆い部13の外側であって、ソケットブロック20が取り付けられる部位以外の部位に、固定ねじ(図示せず)を挿通するための挿通孔14,15が貫設されている。また器具本体10の側部12にも、安定器30と対向する部位以外の部位に、固定ねじを挿通するための一対の挿通孔16,17と、給電線を導入するためのケーブル挿通孔18とが貫設されている。
ソケットブロック20は、細長の板金を折曲して形成された取付ベース22を有し、取付ベース22の長手方向両端部にランプソケット21,21を取り付けてある。
安定器30のケース31は両端が開口した蒲鉾形に形成されており、その内部にはプリント配線板よりなる回路基板32を保持させてある。この回路基板32には、蛍光ランプLaを点灯させる従来周知の点灯回路の構成部品が実装されており、回路基板32とランプソケット21,21との間はケーブル33を介して電気的に接続されている。図2中の34はケーブル33を回路基板32に接続するための接続端子であり、図2ではケーブル33を省略して図示してある。また器具本体10には、ケース31の長手方向の両側部に、商用電源を上記の点灯回路に供給するための給電線(図示せず)を接続する接続端子CN1,CN2をそれぞれ配置してあり、各接続端子CN1,CN2と回路基板32との間はケーブル35,35を介して電気的に接続されている。
そして、ソケットブロック20と安定器30とは、長手方向が並行するように主部11の主表面に並べて取り付けてあり、蛍光ランプLaの長手方向一端側(図1(a)中の左側)が他端側(右側)に比べてケース31から遠ざかるように、蛍光ランプLaの長手方向とケース31の長手方向とを同一平面内(主部11と略平行な平面内)で斜めに交差させ、且つ、ケース31の長手方向においてケース31の中心位置が、蛍光ランプLaの長手方向の中心位置に対して一端側(左側)にずれるよう、ソケットブロック20と安定器30とを配置してある。
このように蛍光ランプLaの長手方向一端側が他端側に比べてケース31から遠ざかるように、蛍光ランプLaの長手方向とケース31の長手方向とを同一平面内で斜めに交差させているので、図6に示すように複数台の照明器具A1、A2、A3…を安定器30が一列に並ぶように並設した場合に、隣接する照明器具A1…同士で蛍光ランプLaの長手方向の端部が互いに重なり合うように照明器具A1…を配置することができ、被照射面にランプソケット21の影ができて、部分的に暗く見えるのを防止することができる。
しかも、ケース31の長手方向において、ケース31の中心位置CL1が蛍光ランプLaの長手方向の中心位置CL2に対して一端側(左側)にずれるように、ランプソケット21と安定器30とを配置しているので、ケース31の中心位置CL1が蛍光ランプLaの中心位置Cl2と略同じ位置になるように配置した場合に比べて、蛍光ランプLaおよび安定器30の配列方向(短手方向)においてケース31と蛍光ランプLaとが重なる部分を大きくして、照明器具Aの短手方向寸法をできるだけ小さくでき、照明器具A1…の取付に必要なスペースを小さくできる。
また本実施形態では、器具本体10の主部11において、ケース31の長手方向の両側に接続端子CN1,CN2をそれぞれ配置しているので、複数台の照明器具A1…を、安定器30が一列に並ぶように配設した場合には、一方の接続端子CN1(CN2)を電源接続用、もう一方の接続端子CN2(CN1)を送り配線用として、隣接する照明器具A1…の接続端子CN1、CN2間を給電線36を介して電気的に接続することで、複数の照明器具A1…に給電線を送り配線することができ、給電線の配線作業を簡単に行うことができる。なお図6に示す例では給電線36を器具本体10の長手方向の両側から引き込んでいるが、側部12に設けたケーブル挿通孔18を通して給電線を引き込むようにしても良い。
さらに本実施形態では、ソケットブロック20の取付ベース22に、蛍光ランプLaの周りを囲むように、透光性を有する透明なカバー40を取り付けてある(図2参照)。カバー40は樹脂成型品からなり、細長い板状の上板41と、上板41の長手方向に沿う両側縁から下方に突出する側板42,43とで側面視の形状が略コ字形に形成されており、側板42,43の外側面の下縁からは外側に向かって外鍔44,44が突設されている。
ここで、取付ベース22には、長手方向に沿う一方の側縁を上側に折り曲げることによって、一方の外鍔44と係止する弾性係止片23が形成されるとともに、長手方向に沿う他方の側縁の一部を切り起こすことによって、他方の外鍔44と係止する係止爪24,24が形成されている。而して取付ベース22にカバー40を取り付けるにあたっては、カバー40の一方の外鍔44を斜め上側から係止爪24,24に差し入れて、係止爪24,24と引掛係止させた後に、カバー40の反対側を取付ベース22側に押し込むと、他方の外鍔44によって弾性係止片23が外側に押し広げられる。その後、カバー40の反対側を取付ベース22側にさらに押し込むことで、外鍔44が弾性係止片23を越えて、弾性係止片23と取付ベース22上面との間に外鍔44が保持されることで、カバー40を取付ベース22に対して容易に取り付けることができる。またカバー40を取り外す際にはカバー40の反対側を取付ベース22から離れる方向に引っ張ると、外鍔44によって弾性係止片23が外側に押し広げられ、外鍔44と弾性係止片23との係止状態が外れるので、カバー40を容易に取り外すことができる。このように、弾性係止片23の弾性を利用してカバー40を着脱できるので、カバー40の着脱作業を容易に行うことができる。ここに、弾性係止片23と係止爪24とでカバー40を取付ベース22(器具本体)に取り付ける取付手段が構成される。
またカバー40には、一方の側板43の内側面に沿って反射板45が着脱自在に取り付けられる。反射板45は遮熱性を有する周知の樹脂材料により帯板状に形成されており、可視光に対する反射率が高くなるよう白色に形成されている。側板43の内側面の上下両側には差込溝43a,43bが形成されており、カバー40の一端側から差込溝43a,43b内に反射板45を差し込むことによって、反射板45がカバー40に一体的に保持される。ここに差込溝43a,43bにより反射板45を一体的に保持する保持手段が構成される。またカバー40の他方の側板42と上板41の内側面(蛍光ランプLaとの対向面)には、プリズムを構成する複数の凹凸面46が形成されている。
而して、このカバー40を取付ベース22に取り付けた状態では、ランプソケット21に装着された蛍光ランプLaと、カバー40に保持された反射板45とが、蛍光ランプLaおよび安定器40の配列方向において並置され、蛍光ランプLaから反射板45側(配列方向の片側)に照射された光が、反射板45によって反対側に反射されるので、蛍光ランプLaからの光を配列方向の反対側に集めて、この方向に照射される光の量を増やすことができ、被照射面の明るさの均斉度を高めることができる。また蛍光ランプLaから上側(配列方向と略垂直な方向)に照射される光が、上板41および側板42の凹凸面46によって下寄り、すなわち配列方向と略平行し且つ反射板45と反対側の方向に近付くように曲げられるので、この方向に照射される光の量を増やすことができ、被照射面の明るさの均斉度をさらに高めることができる。なお図2中の点線は反射板45とプリズムとで配光が制御された配光パターンを示している。
ここで、透光性のカバー40により蛍光ランプLaを覆っているので、蛍光ランプLaに埃が付着するのを防止でき、また清掃時にはカバー40を拭くだけで良いので、清掃作業が簡単になる。またプリズムの凹凸面46はカバー40の内側面に形成されているので、カバー40の表面を平坦に形成でき、表面の清掃を簡単に行うことができる。しかも、反射板45はカバー40の内側に配置されているので、蛍光ランプLaの発熱を反射板45が遮熱することで、カバー40に伝わる熱を低減することができる。また、反射板45を保持させたカバー40は、一方の側板42,43に設けた外鍔44を係止爪24に引掛係止させるとともに、他方の側板43,42に設けた外鍔44を弾性係止片23に係止させることで、取付ベース22に取り付けられるので、取付ベース22(すなわち蛍光ランプLa)の長手方向に対してカバー40の向きを180度反対向きに取り付けることができ、カバー40の取付方向を変えるだけで、反射板45による反射方向を容易に変更でき、且つ、反射板45は光を出したい方向と反対側に配置されるので、反射板45により遮熱する側を間違えることもない。
本実施形態の照明器具Aは以上のような構成を有しており、この照明器具Aを用いた照明システムについて以下に説明する。この照明器具Aは、建築の内部に配置して天井や壁を照らすようにした建築化照明器具であり、図3〜図5に各種の施工状態を示す。
図3はコーブ照明時の施工状態を示し、建物の壁51の上部に、天井50との間に隙間を空けて突設された断面L字形の張出部52に器具本体10を据置取付する。なお、器具本体10を、主部11の挿通孔14,15に挿通した固定ねじを用いて張出部52にねじ固定しても良いし、その他の固定方法を用いて張出部52に固定しても良い。コーブ照明時には、壁51側に安定器30が、安定器30に対して壁51と反対側にソケットブロック20が配置されるように器具本体10を固定してある。またカバー40は、反射板45が蛍光ランプLaと安定器30との間に位置するように取付ベース22に取り付けてある。この時、蛍光ランプLaから照射された光は、張出部52の先端と天井50との間の隙間を通して天井面に照射される。そして、蛍光ランプLaから壁51側に照射された光は反射板45によって壁51と反対向きに反射され、さらに蛍光ランプLaから上向きに照射される光は、カバー40の凹凸面46によって下側に曲げられるので、張出部52の先端と天井50との間の隙間を通して天井50の中央部に照射される光を増やして、被照射面の明るさの均斉度を高めることができる。
また図4はコーニス照明時の施工状態を示し、壁51との間に隙間を空けて天井50から垂下された下り壁53の側面(壁51との対向面)に主部11の裏面を近接させて器具本体10を配置し、側部12の挿通孔16,17に通した固定ねじ60を天井部分に螺入することで、器具本体10を固定してある。コーニス照明時には、天井50側に安定器30が、安定器30に対して天井50と反対側にソケットブロック20が配置されるように器具本体10を固定してある。またカバー40は、反射板45が蛍光ランプLaと安定器30との間に位置するように取付ベース22に取り付けてある。この時、蛍光ランプLaから照射された光は壁51に照射されるのであるが、蛍光ランプLaから天井50側に照射された光は反射板45によって下向きに反射され、さらに蛍光ランプLaから水平方向の片側(下り壁53と反対側)に照射される光は、カバー40の凹凸面46によって下側に曲げられるので、照明器具Aの下方の壁51に照射される光を増やして被照射面の明るさの均斉度を高めることができる。またコーニス照明の場合、安定器30の下側に蛍光ランプLaが配置されるので、反射板45は蛍光ランプLaの上側に配置されることになり、この反射板45によって蛍光ランプLaの発熱がカバー40や造営材(天井50)に悪影響を与えるのを防止できる。
さらに図5は家具の下に取り付けて使用する場合の施工例を示し、床54との間に隙間を設けた状態で、背面を壁51に接して取り付けられる家具55の下面に照明器具Aを取り付けて、家具55の下面から床54に光を照射して間接照明を行っている。器具本体10は、主部11および側部12を、それぞれ、家具55の下面および壁51に当接させた状態で、挿通孔14〜17に挿通させた固定ねじ60を家具55および壁51に螺入することによって、家具55の下面に固定される。家具下照明の場合には、壁51側に安定器30が、安定器30に対して壁51と反対側にソケットブロック20が配置されるように器具本体10を固定してある。またカバー40は、反射板45が蛍光ランプLaと安定器30との間に位置するように取付ベース22に取り付けてある。この時、蛍光ランプLaから照射された光は、家具55の下面と床54との間の隙間を介して床54の中央部に照射されるのであるが、蛍光ランプLaから壁51側に照射された光は反射板45によって反対向きに反射され、さらに蛍光ランプLaから下向きに照射される光は、カバー40の凹凸面46によって壁51と反対側に曲げられるので、床54の中央部に照射される光を増やして被照射面の明るさの均斉度を高めることができる。
このように、本実施形態の照明器具Aは、器具本体10の主部11および側部12に、固定ねじを挿通するための挿通孔14〜17を設けているので、挿通孔14〜17に挿通した固定ねじ60を用いて上述の3通りの取付方法で被固定面に固定することができ、目的用途別の建築化照明に対応することができる。
本実施形態の照明器具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 同上の一部破断せる側面図である。 同上を用いてコーブ照明を行う場合の施工図である。 同上を用いてコーニス照明を行う場合の施工図である。 同上を家具の下面に取り付けた場合の施工図である。 同上を複数台用いた照明システムの説明図である。 従来の照明器具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。
符号の説明
A 照明器具
10 器具本体
21 ランプソケット
30 安定器
31 ケース
La 蛍光ランプ

Claims (8)

  1. 直管形の蛍光ランプを装着するためのランプソケットと、縦長のケースに前記蛍光ランプの点灯回路を保持させた安定器と、前記蛍光ランプの長手方向と前記安定器の長手方向が並行するようにして前記ランプソケットと前記安定器とを保持する器具本体とを備え、
    前記蛍光ランプの長手方向一端側が他端側に比べて前記ケースから遠ざかるように、前記蛍光ランプの長手方向と前記ケースの長手方向とが同一平面内で斜めに交差し、且つ、前記ケースの長手方向において前記ケースの中心位置が前記蛍光ランプの長手方向の中心位置に対して前記一端側にずれるように、前記ランプソケットと前記安定器とを配置したことを特徴とする照明器具。
  2. 遮熱性を有し、前記蛍光ランプから蛍光ランプおよび前記安定器の配列方向の片側に照射された光を反対側に反射させる反射部材を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記蛍光ランプの周りを囲むようにして器具本体に取り付けられる透光性のカバーを備え、このカバーの内側に前記反射部材を配置したことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記カバーに前記反射部材を一体的に保持する保持手段を設けるとともに、前記蛍光ランプの長手方向に対して前記カバーの向きを180度反対向きに取付可能とする取付手段を器具本体に設けたことを特徴とする請求項3記載の照明器具。
  5. 前記カバーの内側面に、前記蛍光ランプから前記配列方向と略垂直な方向に照射される光の進行方向を、前記配列方向と略平行し且つ前記反射部材と反対側の方向に近付けるように曲げるプリズムの凹凸面が形成されたことを特徴とする請求項3又は4に記載の照明器具。
  6. 前記器具本体は、前記ランプソケットおよび前記安定器が取り付けられる板状の主部と、主部に対して略垂直な方向に突出する側部とを一体に備え、主部および側部に、被取付部に対して器具本体をねじ止めする固定ねじを挿通する挿通孔をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れか1つに記載の照明器具。
  7. 前記器具本体において、前記ケースの長手方向の両側に、商用電源を前記点灯回路に供給するための給電線を接続する接続端子をそれぞれ配置したことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の照明器具。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の照明器具を複数台備え、各照明器具のケースの長手方向が同一直線上に並び、且つ、隣接する照明器具同士で蛍光ランプの長手方向の端部が互いに重なり合うように、各照明器具を配置したことを特徴とする照明システム。
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