JP2653487B2 - 呼転送方法 - Google Patents

呼転送方法

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JP2653487B2 JP20784388A JP20784388A JP2653487B2 JP 2653487 B2 JP2653487 B2 JP 2653487B2 JP 20784388 A JP20784388 A JP 20784388A JP 20784388 A JP20784388 A JP 20784388A JP 2653487 B2 JP2653487 B2 JP 2653487B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通信網と複数の端末から成る通信システム
における呼転送方法に関する。
〔従来の技術〕 従来、通信システムにおいて呼を転送する方法には、
通信システムに設けたデータベースによる方法と、呼設
定先の端末から呼転送先の端末へ呼を設定する方法とが
存在する。
通信システムに設けたデータベースによって呼を転送
する方法を実施する通信システムの構造を第3図に示
す、第3図では、通信システムは通信網にN台の端末が
接続されているものとする。301は通信網で、端末間が
通信を行う手段302と、端との間で呼設定を行う手段303
を有する。307は端末1で、通信網との間で呼設定を行
う手段308と、通信網を介して通信を行う手段309を有す
る。端末2〜端末Nも同様の手段を有するものとする。
304はデータベースで、通信網が端末を識別する端末識
別子毎に呼転送先が予め記録された記憶装置306と、端
末識別子から呼転送先を検索する手段305を有する。
第3図の通信システムにおいて、端末1から端末2に
対して設定された呼が端末Nへ転送される場合の手順を
第4図に従って説明する。こゝで、端末Nの通信網との
間で呼設定を行う手段を311、通信網を介して通信を行
う手段312とする。
先ず、呼設定元の端末1は通信網との間で呼設定を行
う手段308を用いて呼設定を行う(手順)。この呼設
定には呼設定先の端末識別子(端末2)が含まれてい
る。通信網301の端末との間で呼設定を行う手段303は、
端末1からの呼設定がなされると、呼設定に含まれる端
末識別子(端末2)を含めた転送先問い合わせをデータ
ベース304の端末識別子から呼設定先を検索する手段305
に行ない(手順)、データベース304の端末識別子か
ら呼設転送を検索する手段305は記憶装置306を検索して
呼転送先(端末N)を通信網301の端末との間で呼設定
を行う手段303に返し(手順)、通信網301の端末との
間で呼設定を行う手段303は端末Nの通信網との間で呼
設定を行う手段311に呼設定を行う(手順)。この後
に、端末1と端末Nの通信網を介して通信を行う手段30
9,312は、通信網301の端末間が通信を行う手段302を介
して通信を行う(手順) 次に、呼設定先の端末から呼転送先の端末へ呼を設定
して呼を転送する方法を実施する通信システムの構成を
第5図に示す。第5図でも、通信システムは通信網にN
台の端末が接続されているものとする。501は通信網
で、端末間が通信を行う手段502と、端末の間で呼設定
を行う手段503を有する。504は端末1で、通信網との間
で呼設定を行う手段505と、通信網を介して通信を行う
手段506を有する。507は端末2で、通信網との間で呼設
定を行う2つの手段508,513と、通信網を介して通信を
行う2つの手段509,512と、端末内で通信を行う手段511
と、通信網から呼設定がなされた場合、予め定めた呼転
送先を呼設定先として呼設定を要求する手段514を有す
る。端末3〜端末Nも端末1ないし端末2と同様の手段
を有するものとする。
第5図の通信システムにおいて、端末1から端末2へ
設定された呼が端末N−1へ転送される場合の手順を第
6図に従って説明する。こゝで、端末N−1は端末1と
同様の手段を有するものとする。端末N−1の通信網と
の間で呼設定を行う手段を516、通信網を介して通信を
行う手段を517とする。
先ず、呼設定元の端末1は通信網との間で呼設定を行
う手段505を用いて呼設定を行う(手順)。この呼設
定には呼設定先の端末識別子(端末2)が含まれてい
る。通信網501の端末との間で呼設定を行う手段503は、
端末2の通信網との間で呼設定を行う手段508に呼設定
を行ない(手順)、端末2の通信網から呼設定がなさ
れた場合、予め定められた呼転送先を呼設定先として呼
設定を要求する手段514は端末N−1への呼設定を要求
し、端末2の通信網の端末との間で呼設定を行う手段51
3は呼設定を行う(手順)。この呼設定には呼設定先
の端末識別子(端末N−1)が含まれている。通信網50
1の端末との間で呼設定を行う手段503は、端末N−1の
通信網との間で呼設定を行う手段516に呼設定を行う
(手順)。この後に、端末N−1の通信網を介して通
信を行う手段517と端末2の通信網を介して通信を行う
手段512は、通信網の端末間が通信を行う手段502を介し
て通信を行ない(手順)、端末2の通信網を介して通
信を行う手段509は、端末内で通信を行う手段511を用い
て通信網を介して通信を行う手段512と通信を行い、端
末1の通信網を介して通信を行う手段506と端末2の通
信網を介して通信を行う手段509は、通信網の端末間が
通信を行う手段502を介して通信を行う(手順)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術において、通信システムに設けたデータ
ベースによって呼を転送する方法には、通信網が端末を
識別する端末識別子毎に呼転送先が予め記録された記憶
装置と、端末識別子から呼転送先を検索する手段を有す
るデータベースを設けなければならない欠点が存在す
る。また、呼設定先の端末から呼転送先の端末への呼を
設定して呼を転送する方法には、通信網との間で呼設定
を行う2つの手段と、通信網を介して通信を行う2つの
手段と、端末内で通信を行う手段と、通信網から呼設定
がなされた場合、予め定められた呼転送先を呼設定先と
して呼設定を要求する手段を有する端末が必要である欠
点と、1つの呼を転送するのに通信網と端末の間で同時
に2つの通信を必要とする欠点が存在する。
本発明の目的は、以上従来の欠点を解決し、通信シス
テム構築に要する費用や通信費用を節約できる呼転送方
法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上話目的を達成するため、本発明は、端末間で行う通
信によって呼転送先を通知する手段を端末が備え、呼設
定先の端末から呼設定元の端末に呼転送先の通知がなさ
れた場合,該呼設定元の端末は該呼転送先を呼設定先と
して呼設定を行うことを特徴とするものである。
〔作 用〕
呼設定先の端末から呼設定元の端末に呼転送先の通知
がなされた場合、呼設定元の端末は呼転送先を呼設定先
として呼設定を行う。これにより、通信網が端末を識別
する端末識別子毎に呼転送先が予め記録された記憶装置
と、端末識別子から呼転送先を検索する手段を有するデ
ータベースを設けなければならない欠点や、通信網との
間で呼設定を行う2つの手段と、通信網を介して通信を
行う2つの手段と、端末内で通信を行う手段と、通信網
から呼設定がなされた場合予め定められた呼転送先を呼
設定先として呼設定を要求する手段を有する端末が必要
である欠点や、1つの呼を転送するのに通信網と端末の
間で同時に2つの通信を必要とする欠点が解消される。
〔実施例〕 以下、本発明の一実施例について図面により説明す
る。
初めに本実施例で用いる表記法を説明する。第7図は
該表記法の説明に用いる通信システムの構成を示したも
のである。701は端末Aで、手段aと手段bを有する。7
02は通信網Bで、手段cと手段dを有する。本実施例で
用いる表記法において、端末や通信網の各手段が送受信
するメッセージの記述方法を第8図に示す。
第8図中、801,802,803,804は端末の各手段が送受信
するメッセージの記述方法である。このうち、801は端
末内部でのメッセージ受信で、例えば第7図の通信シス
テムの手段aが手段bからメッセージを受信する場合を
表す。802は通信網へのメッセージ送信で、例えば第7
図の通信システムの手段aが通信網bへメッセージを送
信する場合を表す。803は通信網からのメッセージ受信
で、例えば第7図の通信システムの手段aが通信網Bか
らメッセージを受信する場合を表す。804は端末内部で
のメッセージ送信で、例えば第7図の通信システムの手
段aが手段bへメッセージを送信する場合を表す。一
方、805,806,807,808は通信網の各手段が送受信するメ
ッセージの記述方法である。805は端末からのメッセー
ジ受信で、例えば第7図の通信システムの手段cが端末
Aからメッセージを受信する場合を表す。806は通信網
内部でのメッセージ送信で、例えば第7図の通信システ
ムの手段cが手段dへメッセージを送信する場合を表
す。807は通信網内部でのメッセージ受信で、例ば第7
図の通信システムの手段cが手段dからメッセージを受
信する場合を表す。808は端末へのメッセージ送信で、
例えば第7図の通信システムの手段cが端末Aへメッセ
ージを送信する場合を表す。
本実施例で用いる表記法において、端末や通信網の各
手段の送受信メッセージの手順の表記法を第9図に示
す。第9図は第7図に示した通信システムにおける端末
Aの手段aの送受信するメッセージの手順の例で、該端
末Aの手段aは最初の状態にあり、端末A内部の手段
(例えば手段b)からメッセージαを受信した場合は通
信網Bにメッセージγを送信し、通信網Bからメッセー
ジβを受信した場合は端末A内部の手段にメッセージδ
を送信し、再びの状態に戻ることを示すものである。
また、第9図は、の状態において、端末A内部の手段
からα以外のメッセージを受信したり、通信網Bからβ
以外のメッセージを受信した場合はの状態に留まる事
も示すものである。
第1図は本発明の呼転送方法を実施する通信システム
の構成例である。第1図の通信システムでは、2つの通
信網にN台の端末が接続されているものとする。通信網
1と通信網2は同一の通信網であっても本発明の呼転送
方法の実施には影響は与えない。
第1図において、101は通信網1で、端末間が通信を
行う手段102と、端末との間で呼設定を行う手段103を有
する。109は通信網2で、端末間が通信を行う手段110
と、端末との間で呼設定を行う手段111を有する。105は
端末1で、通信網との間で呼設定を行う手段106と、通
信網を介して通信を行う手段107と、呼転送先を通知す
る手段108を有する。端末2〜端末Nも端末1と同様の
手段を有するものとする。通信網と端末の各手段は、情
報を送受信する事が可能で、情報の送受信によって内部
の状態を変化させ、内部の状態に応じて情報を送信する
有限状態機械、例えば、パケットによって情報を送受信
する装置を有し、この装置から予め定められた手順に基
づいてパケットを送受信するためのソフトウエアを有す
るコンピュータ装置で実現する事ができる。
第2図は本発明の呼転送方法を第1図に示した通信シ
ステムにおいて実際した際の通信網1、通信網2、呼設
定元の端末、呼設定先の端末、呼転送先の端末間のメッ
セージ通知手順の例である。第2図に示したメッセージ
はCCITT勧告I.451(ISDNユーザ・網インターフェース−
レイヤ3仕様)に準拠したメッセージ構成を用いること
ができる。
通信による呼転送先の通知に用いるメッセージの内容
の構成例を第10図に示す。第10図に示した呼転送先の通
知に用いるメッセージは256オクテットの情報で構成さ
れ、1オクテットの内容はこのメッセージが呼転送先の
通知である事を示すビットパターンから構成され、2〜
256オクテットの内容は、呼転送先の端末識別子を符号
化した情報、例えば電話番号等をJIS C6220に基づいて
符号化した情報から構成される。通信による呼転送先の
通知に用いるメッセージの内容例を第11図に示す。第11
図は呼転送先の通知に用いるメッセージをJIS C6220に
基づくキャラクタで表現したもので、呼転送先は電話番
号0123−45−6789ないしRFC822規格に基づくメールアド
レスtaro nttである事を示している。
次に、第1図における各通信網と各端末が有する各手
段が送受信するメッセージの手段の一例を説明する。
第12図は各端末の通信網との間で呼設定を行う手段
(第1図の手段106,113,117)が送受信するメッセージ
の手順の一例を示す。各端末の通信網との間で呼設定を
行う手段は、初期状態1201において通信網から呼設定12
02を受信し、通信網に応答1203を送信し、通信網から応
答確認1204を受信し、該通信網との間で呼設定を行う手
段に呼転送先が予め登録されておらず、呼転送を行うと
判断されない場合は、端末内部に送信開始1205を送信
し、一方、該通信網との間で呼設定を行なう手段に呼転
送先が予め登録されており、呼転送を行うと判断される
場合は、端末内部に転送1206を送信し、端末内部から通
信終了1207を受信し、通信網に解放1209を送信し、通信
網から解放完了1210を受信し、再び初期状態に戻る。ま
た、各端末の通信網との間で呼設定を行なう手段は、初
期状態1201において通信網から呼設定の受信がなされ
ず、通信網に対して呼設定を行なうと判断されない場合
は初期状態に留まり、通信網に通して呼設定を行なうと
判断される場合ないし端末内部から呼設定1211を受信し
た場合は、通信網に呼設定1212を送信し、通信網から呼
設定受付1213を受信し、通信網から応答1214を受信した
場合は、端末内部に通信開始1215を送信し、端末内部か
ら通信終了1216を受信し、通信網から解放1218を受信す
ると、通信網へ解放完了1219を送信し、再び初期状態に
戻る。
第13図は各端末の通信網を介して通信を行なう手段
(第1図の107,114,118)が送受信するメッセージの手
順の一例を示す。各端末の通信網を介して通信を行う手
段は、初期状態1301において端末内部から通信開始1302
を受信した場合は、通信状態1303になり、通信網から切
断1309を受信した場は、端末内部に通信終了1308を送信
し、再び初期状態に戻る。また、通信状態1303におい
て、通信網から切断を受信せず、かつ通信によって呼転
送先が通知されたと判断される場合は、通信網へ切断13
04を送信し、端末内部へ通信終了1305を送信し、呼転送
先の通知に含まれる端末識別子から、呼転送先への通信
方法が存在する端末の内から、通信料金等の通信条件が
最適な端末を選択し、この端末の端末識別子を呼設定先
の端末として端末内部へ呼設定1306を送信し、再び初期
状態に戻る。また、通信状態1303において通信網から切
断を受信せず、かつ通信によって呼転送先が通知された
と判断されない場合は、通信が終了されたと判断される
まで通信網と通信を行ない、通信が終了したと判断され
ると、通信網へ切断1307を送信し、端末内部へ通信終了
1308を送信し、再び初期状態に戻る。
第14図は各端末の呼転送先を通知する手段(第1図の
手段108,115,119)が送受信するメッセージの手順の一
例を示す。各端末の呼転送先を通知する手段は、初期状
態1401において端末内部から転送1402を受信し、呼転送
先を通知する状態1403となり通信により呼転送先を通知
し、通信網から切断1404を受信すると、端末内部へ通信
終了1405を送信し、再び初期状態に戻る。
第15図は各通信網の端末との間で呼設定を行なう手段
(第1図の手段103,111)が通信網内部および各端末毎
に送受信するメッセージの手順の一例を示す。通信網の
端末との間で呼設定を行なう手段は、初期状態1501にお
いて端末から呼設定1502を受信し、端末へ呼設定受付15
03を送信し、通信網内部へ呼設定1504を送信し、通信網
内部から応答1505を受信し、端末へ応答1506を送信し、
通信網内部へ通信開始1507を送信し、通信網内部から通
信終了1508を受信し、通信網内部へ切断1510を送信し、
通信網内部から解放1511を受信し、端末へ解放1512を送
信し、端末から解放完了1513を受信し、通信網内部へ解
放完了1214を送信し、再び初期状態に戻る。また、初期
状態1501において通信網内部から呼設定1515を受信した
場合は、端末へ呼設定1516を送信し、端末から応答1517
を受信した場合は、通信網内部へ応答1518を送信し、端
末へ応答確認1519を送信し、通信網内部へ通信開始1520
を送信し、通信網内部から通信終了1521を受信し、端末
へ切断1523を送信し、端末から解放1524を受信し、通信
網内部へ解放1525を送信し、通信網内部から解放完了15
26を受信し、端末へ解放完了1527を送信し、再び初期状
態に戻る。
第16図は各通信網の端末間で通信を行なう手段(第1
図の手段102,110)が、通信網内部および各端末毎に送
受信するメッセージの手順の一例を示す。通信網の端末
間で通信を行なう手段は、初期状態1601において通信網
内部から通信開始1602を受信すると、通信状態1603にな
って端末と通信を行ない、端末から切断1604ないし通信
網内部から切断1605を受信すると、通信網内部へ通信終
了1606を送信し、再び初期状態に戻る。
第1図における各通信網と各端末の各手段が送受信す
る上記の第12図乃至第16図のメッセージ手順によって、
第2図に示した通信網、呼設定元の端末、呼設定元の端
末、呼転送先の端末間のメッセージ通知手順が以下のよ
うに実現される。
第1図において、呼設定元の端末は105の端末1、呼
設定先の端末は112の端末2、呼設定先の端末は116の端
末Nとする。また、各端末が有する各手段が送受信する
メッセージを端末毎に区別するために、例えば端末1の
通信網との間で呼設定を行なう手段106が送信する応答1
203は応答1−1203と記述する事とする。また、各通信
網が有する各手段が送受信するメッセージを端末毎に区
別するために、例えば通信網1の端末との間で呼設定を
行なう手段103が端末が端末2に送信する呼設定受付150
3は呼設定受付2−1503と記述する事とする。
今、各端末の各手段が端末内部および通信網と送受信
するメッセージの手順と、各通信網の各手段が、通信網
内部および各端末毎に送受信するメッセージの手順はす
べて初期状態にあるものとする。先ず、端末1の通信網
との間で呼設定を行なう手段106は、初期状態1−1201
において通信網から呼設定の受信がなされず、端末内部
からも呼設定の受信がなされず、通信網1に対して端末
2を呼設定先の端末として呼設定を行なうと判断する場
合は、通信網1に呼設定1−1212(第2図の呼設定20
1)を送信する。通信網1の端末との間で呼設定を行な
う手段103は、初期状態1−1501において端末1から呼
設定1−1502(即ち、呼設定201)を受信した場合は、
端末1へ呼設定受付1−1503(第2図の呼設定受付20
2)を送信し、通信網内部へ呼設定1−1504を送信す
る。端末の通信網との間で呼設定を行なう手段106は、
通信網1から通信網部1−1213(即ち、呼設定受付20
2)を受信する。
通信網1の端末との間で呼設定を行なう手段103は、
初期状態2−1501において通信網内部から呼設定2−15
15即1−1504を受信した場合は、端末2へ呼設定2−15
16(第2図の呼設定203)を送信する。端末2の通信網
との間で呼設定を行なう手段113は、初期状態2−1201
において通信網1から呼設定2−1202(即ち、呼設定20
3)を受信した場合は、通信網1へ応答2−1203(第2
図の応答204)を送信する。通信網1の端末との間で呼
設定を行なう手段103は、端末2から応答2−1517(即
ち、応答204)を受信し、通信網内部へ応答2−1518を
送信する。通信網1の端末との間で呼設定を行なう手段
103は、通信網内部から応答1−1505即ち応答2−1518
を受信し、端末1へ応答1−1506(第2図の応答205)
を送信し、通信網内部へ通信開始1−1507を送信する。
端末1の通信網との間で呼設定を行なう手段106は、通
信網1から応答1−1214(即ち、応答205)を受信し、
端末内部へ通信開始1−1215を送信する。
通信網1の端末との間で呼設定を行う手段103は、ま
た、末端2へ応答確認2−1519(第2図の応答確認20
6)を送信し、通信網内部へ通信開始2−1520を送信す
る。端末2の通信網との間で呼設定を行う手段113は、
通信網1から応答確認2−1204(即ち、応答確認206)
を受信し、通信網との間で呼設定を行う手段113に転送
先端末Nが登録されていて、呼転送を行うと判断される
場合は、端末内部へ転送2−1206を送信する。端末2の
呼転送先を通知する手段115は、初期状態2−1401にお
いて端末内部から転送2−1402(即ち、転送2−1206)
を受信すると、通信によって呼転送先を通知する状態2
−1403となり、呼転送先の通知(第2図の通知207)を
行う。
端末1の通信網を介して通信を行う手段107は、初期
状態1301において端末内部から通信開始1−1302即ち通
信開始1−1215を受信すると通信状態1−1303になり、
通信網1から切断の受信がなされず、呼転送先の通知20
7がなされたと判断すると、通信網1へ判断1304(第2
図の切断208)を送信し、端末内部へ通信終了1−1305
を送信し、呼転送先の通知に含まれる端末識別子から、
呼転送先への通信方法が存在する端末の内から、通信料
金等の通信条件が最適な端末を選択し、この端末の端末
識別子を呼設定先の端末として端末内部へ呼設定1−13
06を送信し、再び初期状態に戻る。端末1の通信網との
間で呼設定を行う手段106は、端末内部から通信終了1
−1216即ち通信終了1−1305を受信する。
通信網1の端末間で通信を行う手段102は、初期状態
1−1601において通信網内部から通信開始1−1602即ち
1−1507を受信すると通信状態1−1603になり、呼転送
先の通知207を行い、端末1から切断1−1604(即ち、
切断208)を受信すると、通信網内部へ通信終了1−160
6を送信し、再び初期状態に戻る。通信網1の端末との
間で呼設定を行う手段203は通信網内部から通信終了1
−1508即ち通信終了1−1606を受信し、通信網内部へ切
断1−1510を送信する。また、通信網1の端末間で通信
を行う手段102は、初期状態2−1601において通信網内
部から通信開始2−1602即ち2−1520を受信すると通信
状態2−1603になり、呼転送先の通知207を行い、通信
網内部から切断2−1605即ち切断1−1501を受信する
と、通信網内部へ通信終了2−1606を送信し、再び初期
状態に戻る。
通信網1の端末との間で呼設定を行う手段103は、通
信網内部から通信終了2−1521即ち通信終了2−1606を
受信すると、端末2へ切断2−1523(第2図の切断20
9)を送信する。端末2の通信網との間で呼設定を行う
手段113は、通信によって呼転送先を通知する状態2−1
403において、通信網1から切断2−1404(即ち切断20
9)を受信すると、端末内部へ通信終了2−1405を送信
し、再び初期状態に戻る。端末2の通信網との間で呼設
定を行う手段113は、端末内部から通信終了2−1207即
ち通信終了2−1406を受信すると、通信網1へ解放2−
1209(第2図の解放210)を送信する。
通信網1の端末との間で呼設定を行う手段103は、端
末2から解放2−1524(即ち、解放210)を受信する
と、通信網内部へ解放2−1525を送信する。通信網1の
端末との間で呼設定を行う手段103は、通信網内部から
解放1−1511即ち解放2−1525を受信すると、端末1へ
解放1−1512(第2図の解放211)を送信する。端末1
の通信網との間で呼設定を行う手段106は、通信欄1か
ら解放1−1218(即ち、解放211)を受信すると、通信
網1へ解放完了1−1219(第2図の解放完了912)を送
信し、再び初期状態に戻る。通信網1の端末との間で呼
設定を行う手段103は、端末1から解放完了1−1513
(即ち、解放完了212)を受信すると、通信網内部へ解
放完了1−1514を送信し、再び初期状態に戻る。また、
通信網1の端末との間で呼設定を行う手段103は、通信
網内部から解放完了2−1526即ち解放完了1−1514を受
信すると、端末2へ解放完了2−1527(第2図の解放完
了213)を送信し、再び初期状態に戻る。端末2の通信
網との間で呼設定を行う手段113は、通信網1から解放
完了2−1210(即ち、解放完了213)を受信すると、再
び初期状態に戻る。
端末1の通信網との間で呼設定を行う手段806は、初
期状態1−1201において、端末内部から呼設定1−1211
即ち呼設定1−1306を受信し、通信網2に呼設定1−12
12(第2図の呼設定221)を送信する。通信網2の端末
との間で呼設定を行う手段111は、初期状態1−1501に
おいて端末1から呼設定1−1502(即ち、呼設定221)
を受信した場合は、端末1へ呼設定受付1−1503(第2
図の呼設定受付222)を送信し、通信網内部へ呼設定1
−1504を送信する。端末1の通信網との間で呼設定を行
う手段106は、通信網2から呼設定受付1−1213(即
ち、呼設定受付222)を受信する。
通信網2の端末との間で呼設定を行う手段111は、初
期状態N−1501において通信網内部から呼設定N−1515
即ち1504を受信した場合は、端末Nへ呼設定N−1516
(第2図の呼設定223)を送信する。端末Nの通信網と
の間で呼設定を行う手段117は、初期状態N−1201にお
いて通信網2から呼設定N−1202(即ち、呼設定223)
を受信した場合は、通信網2へ応答N−1203(第2図の
応答224)を送信する。通信網2の端末との間で呼設定
を行う手段111は、端末Nから応答N−1517(即ち、応
答224)を受信し、通信網内部へ応答N−1518を送信す
る。通信網2の端末との間で呼設定を行う手段111は、
通信網内部から応答1−1505即ち応答N−1518を受信
し、端末1へ応答1−1506(第2図の応答225)を送信
し、通信網内部へ通信開始1−1507を送信する。端末1
の通信網との間で呼設定を行う手段106は、通信網2か
ら応答1−1214(即ち、応答225)を受信し、端末内部
へ通信開始1−1215を送信する。通信網の端末との間で
呼設定を行う手段111は、また、端末Nへ応答確認N−1
519(第2図の応答確認226)を送信し、通信網内部へ通
信開始N−1520を送信する。
端末Nの通信網との間で呼設定を行う手段117は、通
信網2から応答確認N−1204(即ち、応答確認226)を
受信し、該通信網との間で呼設定を行う手段117に転送
先端末が登録されておらず、呼転送を行うと判断されな
い場合は、端末内部へ通信開始N−1205を送信する。
端末1の通信網を介して通信を行う手段107は、初期
状態1−1301において端末内部から通信開始1−1302即
ち通信開始1−1215を受信すると通信状態1−1303にな
り、通信網2から切断の受信がなされず、呼転送先の通
知がなされず、かつ通信が終了したと判断されるまで通
信(第2図の通信227)を行い、通信が終了したと判断
されると、通信網2へ切断1−1307(第2図の切断22
8)を送信し、端末内部へ通信終了1−1308を送信し、
再び初期状態に戻る。端末1の通信網との間で呼設定を
行う手段106は、端末内部から通信終了1−1216即ち通
信終了1−1308を受信する。
通信網2の端末間で通信を行う手段110は、初期状態
1−1601において通信網内部から通信開始1−1602即ち
1−1507を受信すると通信状態1−1603になり通信927
を行い、端末1から切断1−1604(即ち、切断228)を
受信すると、通信網内部へ通信終了1−1606を送信し、
再び初期状態に戻る。通信網2の端末との間で呼設定を
行う手段111は、通信網内部から通信終了1−1508即ち
通信終了1−1606を受信すると、通信網内部へ切断1−
1510を送信する。通信網2の端末間で通信を行う手段11
0は、初期状態N−1601において通信網内部から通信開
始N1602即ちN−1507を受信すると通信状態N−1603に
なり通信227を行い、通信網内部から切断N−1605即ち
切断1−1510を受信すると、通信網内部へ通信終了N−
1606を送信し、再び初期状態に戻る。
通信網2の端末との間で呼設定を行う手段111は、通
信網内部から通信終了N−1512即ち通信終了N−1606を
受信すると、端末Nへ切断N−1523(第2図の切断22
9)を送信する。端末Nの通信網を介して通信を行う手
段107は、初期状態N−1301において端末内部から通信
開始N−1302即ち通信開始N−1215を受信すると通信状
態N−1303になり、通信網2から切断の受信がなされ
ず、かつ呼転送先の通知がなされないと判断される間は
通信227を行い、通信網2から切断N−1309(即ち、切
断229)を受信すると、端末内部へ通信終了N−1308を
送信し、再び初期状態に戻る。端末Nの通信網との間で
呼設定を行う手段117は、端末内部から通信終了N−120
7即ち通信終了N−1308を受信すると、通信網2へ解放
N−1209(第2図の解放230)を送信する。
通信網2の端末との間で呼設定を行う手段111は、端
末Nから解放N−1524(即ち、解放230)を受信する
と、通信網内部へ解放N−1525を送信する。通信網2の
端末との間で呼設定を行う手段111は、通信網内部から
解放1−1511即ち解放N−1525を受信すると、端末1へ
解放1−1512(第2図の解放231)を送信する。
端末1の通信網との間で呼設定を行う手段106は、通
信網2から解放1−1218(即ち、解放231)を受信する
と、通信網2へ解放完了1−1219(第2図の解放完了23
2)を送信し、再び初期状態に戻る。通信網2の端末と
の間で呼設定を行う手段111は、端末1から解放完了1
−1513(即ち、解放完了232)を受信すると、通信網内
部へ解放完了1−1514を送信し、再び初期状態に戻る。
通信網2の端末との間で呼設定を行う手段111は、通信
網内部から解放完了N−1526即ち解放完了1−1514を受
信すると、端末Nへ解放完了N−1527(第2図の解放完
了233)を送信し、再び初期状態に戻る。端末Nの通信
網との間で呼設定を行う手段117は、通信網2から解放
完了N−1210(即ち、解放完了233)を受信すると、再
び初期状態に戻る。
以上の動作から明らかな通り、本発明の呼転送方法は
通信網が端末を識別する端末識別子毎に呼転送先が予め
記録された記憶装置と、端末識別子から呼転送先を検索
する手段を有するデータベースを設ける事なく、かつ通
信網との間で呼設定を行う2つの手段と、通信網を介し
て通信を行う2つの手段と、端末内で通信を行う手段
と、通信網から呼設定がなされた場合予め定められた呼
転送先を呼設定先として呼設定を要求する手段を有する
端末が必要でなく、かつ、1つの呼を転送するのに通信
網と端末の間で同時に2つの通信を必要としない、呼転
送方法を実現する通信システムを提供する事ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によって呼転送を行う通
信システムを提供すると、データベースを設ける必要が
無いため通信システム構築に要する費用を節約できる効
果がある。また、通信網との間で呼設定を行う2つの手
段と、通信網を介して通信を行う2つの手段と、端末内
で通信を行う手段と、通信網から呼設定がなされた場合
予め定められた呼転送先を呼設定先として呼設定を要求
する手段を有する端末を設ける必要が無いため、やはり
通信システム構築に要する費用を節約できる効果があ
る。また、1つの呼を転送するのに同時に2つの通信を
必要としないため、通信網の効率的運用が行え、通信費
用を節約できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の呼転送方法を実施する通信システムの
構成図、第2図は本発明の呼転送方法を第1図の通信シ
ステムにおいて実施した際の通信網、呼設定元の端末、
呼設定先の端末、呼転送先の端末間のメッセージ通知手
順の一例を示す図、第3図は通信システムに設けたデー
タベースによって呼を転送する従来方法を説明する通信
システムの構成例を示す図、第4図は第3図の通信シス
テムにおいて端末1から設定された呼が端末Nへ転送さ
れる場合の手順を示す図、第5図は呼設定先の端末から
呼転送先の端末へ呼を設定して呼を転送する従来方法を
説明する通信システムの構成例を示す図、第6図は第5
図の通信システムにおいて端末1から設定された呼が端
末N−1へ転送される場合の手順を示す図、第7図は本
発明実施例の表記法の説明に用いる通信システムの構成
例を示す図、第8図は端末や通信網の各手段が送受信す
るメッセージの記述方法を示す図、第9図は端末や通信
網の各手段の送受信するメッセージの手順の表記法を示
す図、第10図は呼転送先の通知に用いるメッセージの内
容の構成例を示す図、第11図は呼転送先の通知に用いる
メッセージの内容を示す図、第12図は第1図の各端末の
通信網との間で呼設定を行う手段が送受信するメッセー
ジの手順の一例を示す図、第13図は第1図の各端末の通
信網を介して通信を行う手段が送受信するメッセージの
手順の一例を示す図、第14図は第1図の各端末の呼転送
先を通知する手段が送受信するメッセージの手順の一例
を示す図、第15図は第1図の各通信網の端末との間で呼
設定を行う手段が通信網内部および各端末毎に送受信す
るメッセージの手順の一例を示す図、第16図は第1図の
通信網の端末間で通信を行う手段が通信網内部および各
端末毎に送受信するメッセージの手順の一例を示す図で
ある。 101,109……通信網、 102,110……端末間が通信を行う手段、 103,111……端末との間で呼設定を行う手段、105,112,1
16……端末、 106,112,117……通信網との間で呼設定を行う手段、 107,114,118……通信網を介して通信を行う手段、 108,115,119……呼転送先を通知する手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信網と該通信網に接続された複数の端末
    とから成り、通信網と端末の間で呼設定を行う手順が予
    め定められ、通信網と端末がそれぞれ通信網と端末の間
    で呼設定を行う手段と通信網を介して端末間で通信を行
    う手段を有する通信システムにおいて、端末に端末間で
    行う通信によって呼転送先を通知する手段を設け、呼設
    定先の端末から呼設定元の端末に呼転送先の通知がなさ
    れた場合、該呼設定元の端末は該呼転送先を呼設定先を
    として呼設定を行うことを特徴とする呼転送方法。
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