JP2653342B2 - 布製袋バケット - Google Patents

布製袋バケット

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JP2653342B2
JP2653342B2 JP15471993A JP15471993A JP2653342B2 JP 2653342 B2 JP2653342 B2 JP 2653342B2 JP 15471993 A JP15471993 A JP 15471993A JP 15471993 A JP15471993 A JP 15471993A JP 2653342 B2 JP2653342 B2 JP 2653342B2
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JP
Japan
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bucket
sealing material
cloth bag
stopper
bag bucket
Prior art date
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JP15471993A
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English (en)
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JPH0711769A (ja
Inventor
雄一 芳野
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Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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  • Underground Or Underwater Handling Of Building Materials (AREA)
  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、海底や孔内等への土
砂やコンクリート等の投入用として使用する布製袋バケ
ットに関するものである。
【0002】
【従来の技術およびこの発明が解決しようとする課題】
従来、この種のコンクリートや土砂等の投入用バケット
としては、鋼製のものが一般的である。しかし、この鋼
製のバケットは、重量があるので、大型の揚重機が必要
になる等、取扱いが面倒なものであった。
【0003】また、バケットで海底等へ土砂等を投入す
る場合は、水中へ放出してしまう等のことがないよう
に、投入するコンクリートや土砂と水とが干渉しないよ
うにすることが望まれる。
【0004】しかし、従来のバケットでは、投入する部
材と水とを干渉させないようにする作業が、きわめて困
難な作業であった。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みて創案され
たもので、その目的は軽量であると共に、投入部材を水
と干渉することなく投入できる布製袋バケットを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の布製袋バケッ
トは、止水性のある布製で形成した袋バケットの底部
に、ゴム等のリング状のシール材を取付けると共に、こ
のリング状のシール材を止め具で圧着して、止水するた
めにバケット底部を締め付けてなっている。また、この
止め具には一面を開放した、断面略リング状の溝が形成
してあり、この溝にリング状のシール材を引込むことに
より、シール材を略一本の線状に密着させる。
【0007】そして、このような構成の、本発明の布製
袋バケットによって、軽量の布製とすることで、大型の
揚重機等を必要とせずに取扱いを容易とする。また、バ
ケット下端に設けたリング状のシール材と止め具とによ
り、バケット内の投入部材と水とが干渉することなく投
入できるようにする。
【0008】
【実施例】以下、この発明の布製袋バケットを、図示す
る実施例によって説明する。
【0009】布製袋バケット1(図1参照)は、止水性
の布で略筒状に形成されており、上端に吊りワイヤー2
が取付けられていると共に、下端の周縁にシール材3が
リング状に設けられているバケット本体4と、このバケ
ット本体4におけるシール材3に着脱自在であり、装着
時において、リング状のシール材3を溝5a内部に挿入し
て略一本の線状に密着できるように構成した止め具5と
からっている。
【0010】そして、この実施例でのシール材3は、図
1の(c) に示すように、バケット本体4の下端の周縁に
沿って設けられており、リング状に形成されている。ま
た、このシール材3には、図2に示すように、その一端
部にロープ6が取付けられており、そのロープ6を引く
ことによって、止め具5の溝5a内にが挿入されることと
となる。
【0011】止め具5は、図2に示すように、全体とし
て略丸棒状に形成されていると共に、バケット本体4が
通過できるように(図1の(d) 参照)一面が開放され
た、断面略リング状の溝5aが形成されている。そして、
この溝5aの内部に、図1の(c),(d) および図2に示す
ように、シール材3を引込むことにより、リング状のシ
ール材3を略一本の線状に密着させる。
【0012】この止め具5により、リング状のシール材
3を略一本の線状に密着させることで、バケット本体4
の下端が閉じた袋状のバケット1となる。
【0013】なお、この止め具5でのシール材3の密着
状態を解除して、バケットの下端を開放するには、図1
の(c) および(d) に示した状態とは逆に、止め具5の端
部に取付けた開放ロープ7を引くことによって、シール
材3から引抜き外すことで行われる。
【0014】このような構成からなる布製袋バケット1
を使用して、コンクリートや土砂の投入を行うには、次
に述べるようにして行う。
【0015】一例として、水底への投入について述べる
と(図3参照)、バケット本体4を長尺に形成した布製
袋バケット1を、図1の(a) のように、底部のシール材
3を止め具5によって密着させた状態で、予め、必要カ
所に挿入する。そして、布袋バケット1内にコンクリー
トや土砂等の投入部材(図示せず)を充填した後、止め
具5によるシール材3の密着状態を解除して、布袋バケ
ット1の底部を開放することにより、水底へ投入部材を
投入する。
【0016】図4の布製袋バケット1は、短尺に形成し
て、上下端部の両方位置に止め具5を取付けてなり、海
底の所定場所に投入部材を投入するものである。
【0017】そして、両止め具5により、上下端部のシ
ール材3を密着した状態で、布製袋バケット1の所定場
所に降ろし、その後、開放ロープ7を引いて下端部のシ
ール材3の密着状態を解除して、布製袋バケット1の下
端部を開放する。
【0018】このようにすれば、布製袋バケット1内の
投入部材は、途中の水に接することなく、水底へ投入さ
せることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、バケットを止水性の
布製袋で構成したことにより、バケットを軽量にするこ
とができる。また、バケットの周端に設けたリング状の
シール材と、このリング状のシール材を溝内部に挿入し
て略一本の線状に密着できる止め具とにより、バケット
内の投入部材を、途中で水と干渉してしまうようなこと
がなく、投入させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) はこの発明の布製袋バケットを示す概略図
で、(b) は(a) のA−A線概略断面図で、(c) ,(d) は
布製袋バケット1における底部のシール材を止め具によ
って密着させる工程を示す概略図ある。
【図2】図1における(d) のB−B線拡大断面図であ
る。
【図3】この発明の布製袋バケットの使用状態を示す概
略図である。
【図4】この発明の布製袋バケットの使用状態を示す概
略図である。
【符号の説明】
1…布製袋バケット、2…吊りワイヤー、3…シール
材、4…バケット本体、5…止め具、5a…溝、6…ロー
プ、7…開放ロープ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 止水性の布で略筒状に形成されており、
    上端に吊りワイヤーが取付けられていると共に、下端の
    周縁にシール材がリング状に設けられているバケット本
    体と、このバケット本体におけるシール材に着脱自在で
    あり、装着時において、前記リング状のシール材を溝内
    部に挿入して略一本の線状に密着できるように構成した
    止め具とからなることを特徴とする布製袋バケット。
JP15471993A 1993-06-25 1993-06-25 布製袋バケット Expired - Lifetime JP2653342B2 (ja)

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JP15471993A JP2653342B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 布製袋バケット

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JPH0711769A JPH0711769A (ja) 1995-01-13
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