JPS6140707Y2 - - Google Patents

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JPS6140707Y2
JPS6140707Y2 JP1839582U JP1839582U JPS6140707Y2 JP S6140707 Y2 JPS6140707 Y2 JP S6140707Y2 JP 1839582 U JP1839582 U JP 1839582U JP 1839582 U JP1839582 U JP 1839582U JP S6140707 Y2 JPS6140707 Y2 JP S6140707Y2
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JP
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sand
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bag
string member
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JP1839582U
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JPS58121887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、輪送袋の改良に関するものであ
り、一層詳細には、土木工事等における廃棄土砂
などの運搬に好適に使用される輪送袋に関するも
のである。
従来より、山中の送電線敷設工事等の土木工事
で生ずる廃棄土砂等を運搬する手段としては、網
状袋体あるいは平板部材の四隅に懸吊紐を取付け
た畚等をヘリコプタで懸吊して運搬する方法が採
用されているが、この方法では運搬中に土砂等が
落下する惧れがあるばかりでなく、土砂等の廃棄
作業に手間取るためヘリコプタの操縦上最も危険
なホバリングの時間が長くなる等の欠点があつ
た。
また、従来この種の輪送袋として、可撓性材料
を使用して袋体を構成し、この袋体の底部中央に
管状体を延設し、しかもこの管状体の先端に放水
孔を設け、さらに前記管状体の先端部にロープの
一端を固定すると共にロープの他端を袋体の内部
を経て上方に取出すことにより、前記管状体を袋
体の内から外へ裏返し出し入れできるよう構成す
ることにより、袋体内に水等を充填して運搬し、
管状体を伸展させることによりその先端放水孔よ
り円滑に放水できるようにした液体用可撓性運搬
容器が提案されている。
このように構成された従来の運搬容器は、袋体
の底部中央に延設した管状体をロープ操作によつ
て伸縮させることにより、液体の貯留および放水
を簡便に行うことができるが、前述したような土
木工事等における廃棄土砂などの運搬用として
は、強度および作業性の面において問題があり、
実用に適さない難点がある。
そこで、本考案の目的は、廃棄土砂等の運搬が
容易となるよう構造的に充分な強度を持つた輪送
袋の構成とし、さらに充填物の廃棄作業も簡便で
再使用する場合の操作も極めて容易な輪送袋を提
供するにある。
前記の目的を達成するため、本考案に係る輪送
袋は、可撓性シート部材を使用して断面形状を略
逆台形に構成し上部を開口させた筒形本体からな
り、この筒形本体の外側面に底部において交差し
前記筒形本体の開口部まで延在する少なくとも一
対の補強帯を取付け、前記補強帯の各端部にそれ
ぞれ懸吊具を設け、前記筒形本体の底部外側の中
心において交差する補強帯に対しリング部材を挿
通固定し、このリング部材に所定長さの反転用紐
部材の一端部を締結すると共に前記紐部材の他端
部に引張用ロープを締結するための吊環を結合し
てなる土砂等のヘリコプタ運搬に適した構成とす
ることを特徴とする。
次に、本考案に係る輪送袋の典型的な実施例に
つき添付図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
第1図において、本考案に係る輪送袋は、塩化
ビニルターポリン、ヤーン等の可撓性シート材料
を素材とする円筒形本体10の外側面および底部
に前記本体10と同様の素材で形成した補強帯1
2,12を交差させて取着し、これらの補強帯1
2,12の各端部に懸吊具14を設けた構成から
なる。
次に、前記筒形本体10の底部外側面に形成さ
れた補強帯12,12の交差部に予めリング部材
22を挿通配置しておき、このリング部材22に
所定長さの反転用紐部材16の一端部を締結し、
さらにこの反転用紐部材16の他端部に吊環18
を設ける。
なお、この場合、本体10は底部口径よりも頂
部口径の寸法を若干大きく設定してその断面形状
を逆台形状に構成すると共に頂縁部にも補強を兼
ねた縁部材20を設ける。
このように構成した本考案に係る輪送袋を使用
するに際し、まず輪送袋を廃棄土砂等の集積場所
近傍に静置して本体10内に廃棄土砂を投入る。
次いで、懸吊具14を介して本体10をヘリコプ
タに懸吊させ所定の廃棄場所に輪送し、ヘリコプ
タをホバリングさせながら反転用紐部材16の先
端部に設けた吊環18に予め締結したヘリコプタ
側のロープ(図示せず)を強制的に引き上げる
か、または前記ロープを固定保持したまま本体1
0の懸吊具14の懸吊状態を解除することによ
り、本体10が反転して内部の土砂は自重により
速やかに落下廃棄される。
このように構成した本考案に係る輪送袋は、廃
棄場所において反転用紐部材16を実質的に吊上
げることにより袋本体を直ちに反転させ、土砂を
その自重により速やかに落下させるので、廃棄作
業を簡便かつ迅速に行うことができるだけでな
く、本体の断面形状を逆台形としたので土砂の固
結等による廃棄作業の停滞も解消することができ
る。
前述した実施例から明らかなように、本考案に
係る輪送袋によれば、廃棄土砂の投入および運搬
は通常の輪送袋と同様に取扱うことができ、運搬
後の廃棄作業に際しては反転用紐部材を吊り上げ
ることにより本体を簡便に反転し、迅速かつ確実
な廃棄を行なうことができる。
従つて、この場合におけるヘリコプタのホバリ
ングが極めて短時間で済むため輪送の安全性も高
められる。さらに、前記反転用紐部材は、本体の
底部で交差配置された補強帯に対して結合してあ
るため、本体の強度を損うことなく紐部材の固定
が可能となり、しかもこの紐部材の結合強度も高
められる等多くの実用的効果を有する。
以上、本考案に係る輪送袋の典型的な実施例に
つき説明したが、本考案はこの実施例に限定され
るものではなく、例えば、本体の側面頂部から下
方へ延在する複数の切込みを設けてさらに廃棄作
業の迅速化を図つたり、補強帯を増加したり、本
体の頂部周縁部に吊環の係止部材を設ける等、本
考案の精神を逸脱しない範囲内において種々の改
変をなし得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る輪送袋の典型的な実施例
を示す斜視図である。 10……本体、12……補強帯、14……懸吊
具、16……反転用紐部材、18……吊環、20
……縁部材、22……リング部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可撓性シート部材を使用して断面形状を略逆台
    形に構成し上部を開口させた筒形本体からなり、
    この筒形本体の外側面に底部において交差し前記
    筒形本体の開口部まで延在する少なくとも一対の
    補強帯を取付け、前記補強帯の各端部にそれぞれ
    懸吊具を設け、前記筒形本体の底部外側の中心に
    おいて交差する補強帯に対しリング部材を挿通固
    定し、このリング部材に所定長さの反転用紐部材
    の一端部を締結すると共に前記紐部材の他端部に
    引張用ロープを締結するための吊環を結合してな
    る土砂等のヘリコプタ運搬に適した輪送袋。
JP1839582U 1982-02-15 1982-02-15 輸送袋 Granted JPS58121887U (ja)

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JP1839582U JPS58121887U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 輸送袋

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JP1839582U JPS58121887U (ja) 1982-02-15 1982-02-15 輸送袋

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JPS58121887U JPS58121887U (ja) 1983-08-19
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Families Citing this family (4)

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JPH11334786A (ja) * 1998-05-25 1999-12-07 Grand Kaihatsu:Kk クレーン・フォークリフト等の揚重機器用運搬袋及びその使用方法
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JP6760634B2 (ja) * 2017-02-21 2020-09-23 日豊製袋工業株式会社 フレキシブルコンテナバッグ
WO2020021703A1 (ja) * 2018-07-27 2020-01-30 太 野本 多段形態による形状保持型吊上げ式直方体バック

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JPS58121887U (ja) 1983-08-19

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