JP2653117B2 - 車両の定速走行制御装置 - Google Patents

車両の定速走行制御装置

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JP2653117B2
JP2653117B2 JP20889588A JP20889588A JP2653117B2 JP 2653117 B2 JP2653117 B2 JP 2653117B2 JP 20889588 A JP20889588 A JP 20889588A JP 20889588 A JP20889588 A JP 20889588A JP 2653117 B2 JP2653117 B2 JP 2653117B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の走行速度を所定の一定速度に制御す
る定速走行制御装置に関する。
[従来の技術] 従来より、車両の動力源となる内熱機関のスロットル
開度等を制御することにより駆動軸に伝達される駆動ト
ルクを制御し、車両を所定速度で走行させる定速走行制
御装置が知られている。またこの種の装置では、ブレー
キ操作によって定速走行用の制御回路域はスロットバル
ブを駆動するアクチュエータの動作を停止させ、これに
よって車両の定速走行を解除できるようにされている。
ところでブレーキ操作により定速走行を解除するに
は、ブレーキ操作を検出するためのセンサが必要となる
が、このセンサに異常が生ずると定速走行を中止でき
ず、車両走行時の安全が保てなくなってしまう。
そこで従来より、例えば特開昭61−291225号公報に記
載の如く、ブレーキ操作を検出するためのセンサとして
ブレーキ操作により開閉状態が切り替えられる2個の解
除スイッチを設け、一方の解除スイッチにより制御回路
に対して定速走行制御の解除指令を行ない、他方の解除
スイッチによりアクチュエータの動作を禁止すること
で、一方の解除スイッチが故障しても他方の解除スイッ
チにより車両の定速走行を解除できるようにすることが
考えられている。
またこのように構成した場合、制御回路に対して定速
走行制御の解除指令を行なう解除スイッチが故障する
と、ブレーキ操作が行われているときには他方の解除ス
イッチによってアクチュエータの動作を禁止して車両の
定速走行を中止できるものの、その後ブレーキ操作が行
われなくなると制御回路の動作によって再び定速走行が
開始されるといったことがある。
このため例えば特開昭61−271131号公報に記載の如
く、アクチュエータの動作を停止させる解除スイッチが
作動したときに制御回路に対して定速走行制御の解除指
令を行なうハードキャンセル回路を設け、制御回路の定
速走行制御動作を解除する解除スイッチが故障しても、
ハードキャンセル回路によって制御回路の制御動作を解
除できるようにし、これによってブレーキ操作が行われ
た後には車両の定速走行を確実に中止できるようにする
ことも考えられている。
[発明が解決しようとする課題] このように従来では、ブレーキ操作によって車両の定
速走行を中止するための解除スイッチを2個設け、一方
の解除スイッチが故障しても他方の解除スイッチにより
定速走行を中止できるようにされているため、車両の定
速走行時にブレーキ操作が行われると定速走行を確実に
中止させることができ、装置の信頼性及び車両の走行安
全性を向上できるようになる。
しかし、従来では、解除スイッチに異常が発生した場
合の対策については何等考えられていないため、解除ス
イッチが正常に動作しない場合であっても、制御回路に
対して定速走行の指令を行なえばそのまま定速走行制御
が実行されることとなり、車両運転者は、解除スイッチ
の異常知ることなく、定速走行制御の指令・解除を継続
して行なってしまう。このため一方の解除スイッチが故
障している状態で更に他方の解除スイッチが故障してし
まったような場合に、車両走行時の安全性を確保できな
くなるといった問題が発生する。
そこで本発明は、複数の解除スイッチを用いることで
定速走行を確実に中止できるようにするだけでなく、い
ずれかの解除スイッチに異常が発生した場合には、その
旨を運転者に報告できるようにすることを目的としてな
された。
[課題を解決するための手段] 即ち上記目的を達するためになされた本発明は、 車両の定速走行を指令する定速走行指令手段と、 ブレーキ操作により開閉状態が切り替えられる複数の
解除スイッチからなる定速走行解除手段と、 上記定速走行指令手段からの指令によって車速を所定
速度に制御する定速走行制御を開始し、上記定速走行解
除手段の少なくとも一つの解除スイッチの開閉状態が切
り替わったとき定速走行制御を停止する定速走行制御手
段と、 該定速走行制御手段に電源供給を行なう電源装置と、 該電源装置から上記定速走行制御手段への電源供給経
路に設けられた電源スイッチと、 を備えた車両の定速走行制御装置において、 上記解除手段に設けられた各解除スイッチの開閉状態
からいずれかの解除スイッチの異常を検出する異常検出
手段と、 該異常検出手段で解除スイッチの異常が検出されたと
き、上記電源スイッチを開いて上記定速走行制御手段へ
の電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、 を設けたことを特徴とする車両の定速走行制御装置を要
旨としている。
[作用] 以上のように構成された本発明の車両の定速走行制御
装置においては、定速走行制御手段が、定速走行指令手
段により車両の定速走行指令がなされると定速走行制御
を開始し、ブレーキ操作によって定速走行解除手段の解
除スイッチの開閉状態が切り替えられると定速走行制御
を停止する。また異常検出手段が、定速走行解除手段の
各解除解除スイッチの開閉状態から解除スイッチの異常
を検出し、異常検出手段で解除スイッチの異常が検出さ
れると、電源供給遮断手段が、電源スイッチを開いて定
速走行制御手段への電源供給を遮断する。この結果、異
常検出手段で解除スイッチの異常が一旦検出されると、
定速走行制御手段への電源供給が遮断され、その後定速
走行指令手段によって定速走行指令を入力しても、定速
走行制御が実行されなくなり、これによって車両運転者
は解除スイッチの異常を知ることができるようになる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面と共に説明する。
第一図に示す如く本実施例の定速走行制御装置は、車
両の動力源となる内熱機関スロットルバルブ2を開閉制
御することで車速を一定速度に制御するようにされてお
り、定速走行制御手段として、定速制御実行時に車両運
転者により操作されるアクセルペダル4とスロットルバ
ルブ2との接続を遮断してスロットルバルブ2を開閉す
るアクチュエータ6と、アクチュエータ6を駆動制御す
る制御回路8とが備えられている。
制御回路8は、CPU,ROM,RAM等からなる周知のマイク
ロコンピュータとして構成されており、イグニッション
スイッチSW1及び電源スイッチSW2を介してバッテリ10か
ら電源供給を受けて定速走行制御を実行する。この定速
走行制御は、定速走行指令手段としてのセットスイッチ
SW3を介して定速走行制御の実行指令がなされたときに
開始され、まず制御開始時に車速センサ12により検出さ
れた車速を目標車速として記憶し、その後車速センサ12
で検出される車速がその記憶した目標速度になるようア
クチュエータ6を駆動してスロットルバルブ2を開閉さ
せるといった手順で実行される。
また制御回路8は、車両運転者が図示しないブレーキ
ペダルを踏み込んだときに定速走行制御を終了して、車
両を通常の運転状態に復帰させるようにされている。即
ち当該載置には、図示しないブレーキペダルが踏み込ま
れたときに開閉状態が切り替えられる定速走行解除手段
としての2個の解除スイッチSW4及びSW5が備えられ、制
御回路8は、これら解除スイッチSW4,SW5の少なくとも
一方の開閉状態が切り替わったときに車両運転者により
ブレーキ操作がなされたと判断して、上記定速走行制御
処理を終了するようにされている。
ここで上記2個の解除スイッチのうち一方の解除スイ
ッチSW4には常開型のスイッチが使用されており、その
一端はヒューズ14を介してバッテリ10に直接接続され、
他端はストップランプ16を介して接地されている。この
ため車両運転者によりブレーキ操作がなされると、解除
スイッチSW4は閉じられ、ストップランプ16が点灯され
ることとなる。また制御回路8には、この解除スイッチ
SW4のストップランプ16側端子Aが接続されている。こ
の端子Aの電位はブレーキ操作がなされ、解除スイッチ
SW4が閉状態となったときにHighレベルとなるため、制
御回路8側では、この入力レベルがHighレベルとなった
ときにブレーキ操作を検知するようにされている。
一方上記2個の解除スイッチのうち他方の解除スイッ
チSW5には常閉型のスイッチが使用されており、その一
端はイグニッションスイッチSW1及び電源スイッチSW2を
介してバッテリ10に接続され、他端は直接制御回路8に
接続されている。この制御回路8に接続される端子Bの
電位は、ブレーキ操作がなされ、解除スイッチSW5が開
状態となったときにLowレベルとなるため、制御回路8
側ではこの入力レベルがLowレベルとなったときにブレ
ーキ操作を検知するようにされている。
また次に当該制御装置には、これら2個の解除スイッ
チSW4,SW5の異常を検出して電源スイッチSW2を開くため
の、前述の異常検手段及び電源供給遮断手段としての検
出回路18が備えられている。
検出回路18は、発光ダイオードDH及びフォトトランジ
スタTRからなるフォトカブラ20と、ダイオードD1〜D6及
び接地抵抗器R1,R2からなるフォトカブラ駆動回路22と
により構成され、解除スイッチSW4の端子A電位及び解
除スイッチSW5の端子B電位が共にHighレベル又はLowレ
ベルとなっているときに、解除スイッチの異常を検出す
る。
つまり解除スイッチSW4はブレーキ操作によって閉状
態から開状態に切り替わり、このとき端子Aの電位はLo
wレベルからHighレベルに変化し、逆に解除スイッチSW5
はブレーキ操作により閉状態から開状態に切り替わり、
このとき端子Bの電位はHighレベルからLowレベルに変
化し、各解除スイッチが正常であれば各端子A及びBの
電位が同レベルになることはないので、本実施例ではこ
れら各端子A及びBの電位からいずれかの解除スイッチ
SW4又はSW5の異常を検出するようにされているのであ
る。
そしてこの異常検出のために、フォトカブラ駆動回路
22は、ダイオードD1〜D6及び接地抵抗器R1,R2により、
端子AがHighレベル,端子BがLowレベルとなっている
ときに、端子A→ダイオードD1→ダイオードD2→発光ダ
イオードDH→ダイオードD3→端子B側接地抵抗器R1の経
路で電流が流れ、逆に端子BがHighレベル,端子AがLo
wレベルとなっているときに、端子B→ダイオードD4→
ダイオードD5→発光ダイオードDH→ダイオードD6→端子
A側接地抵抗器R2の経路で電流が流れるように構成され
ている。従っていずれかの解除スイッチSW4及びSW5が故
障して、各端子A及びBの電位が同電位となった場合に
は、フォトカブラ駆動回路22内には電流が流れない。
即ち、フォトカブラ駆動回路22は、各解除スイッチSW
4及びSW5の開閉状態が異なり、各解除スイッチが正常に
動作している場合に、フォトカブラ20の発光ダイオード
DHを通電して、フォトトランジスタTRをオンし、解除ス
イッチSW4又はSW5が故障して、各解除スイッチSW4及びS
W5の開閉状態が同じになった場合に、発光ダイオードDH
の通電を遮断してフォトトランジスタTRをオフするよう
に構成されているのである。
尚各解除スイッチSW4及びSW5が正常であっても、ブレ
ーキ操作によって各解除スイッチSW4及びSW5の開閉状態
が切り替わるときに一時的に各端子A,Bが同電位となっ
て発光ダイオードDHに電流が流れることも考えられるの
で、この切替時の誤動作を防止するため、フォトトラン
ジスタTRのコレクタ−エミッタ間には、電荷蓄積用のコ
ンデンサCが並列接続されている。
次に上記フォトトランジスタTRはエミッタ接地され、
コレクタが、イグニッションスイッチSW1,電源スイッチ
SW2,電源遮断スイッチSW6,及び励磁コイルLを介してバ
ッテリ10に接続されている。励磁コイルLは電源スイッ
チSW2を閉状態に保持するためのもので、電源スイッチS
W2に並列接続された常開型の手動スイッチSW7を閉じる
ことにより、イグニッションスイッツSW1→手動スイッ
チSW7→電源遮断スイッチSW6→励磁コイルL→フォトト
ランジスタTRの経路で電流を流し、励磁コイルLを通電
して電源スイッチSW2を閉状態に自己保持できるように
されている。
尚電源遮断スイッチSW6は常開型のスイッチで、この
スイッチを操作することにより励磁コイルLの電流経路
を遮断して、励磁コイルLによる電源スイッチSW2の自
己保持を解除するためのものである。またこのように励
磁コイルLの電流経路を遮断すると、励磁コイルLに蓄
積された磁気エネルギによりフォトトランジスタTRのコ
レクタ電位が異常に高くなって、フォトトランジスタTR
が破壊する虞れがあるので、励磁コイルLには転流ダイ
オードDoが設けられ、フォトトランジスタTRを保護する
ようにされている。
以上のように構成された本実施例の車両の定速走行制
御装置において、車両を定速走行させる際には、まず手
動スイッチSW7を操作して励磁コイルLを通電する。す
ると電源スイッチSW2が閉じて制御回路8に電源が供給
され、制御回路8が動作可能状態になる。そこで次にセ
ットスイッチを操作して定速走行指令を行えば、制御回
路8が定速走行制御を開始し、車両が定速走行される。
また次に定速走行を解除する場合には、ブレーキペダ
ルを踏込み、解除スイッチSW4及びSW5の開閉状態を変更
させる。すると各解除スイッチSW4及びSW5の制御回路8
への入力端子A及びBの電位が反転し、制御回路8がそ
の端子レベルからブレーキ操作を検出して定速走行制御
を停止し、アクセルペダル4の操作による車両の通常走
行が可能となる。尚電源遮断スイッチSW6を操作するこ
とによって電源スイッチSW2を開き、制御回路8の動作
を停止できるので、これによっても定速走行を解除して
車両を通常走行に復帰させることができる。
一方本実施例では、解除スイッチSW4及びSW5の異常を
検出する検出回路18が設けられ、異常検出時にはフォト
カブラ20をオフして励磁コイルLの通電を禁止するよう
にされている。このため、制御回路8を動作させるため
に手動スイッチSW7を操作しても、いずれかの解除スイ
ッチSW4又はSW5が故障していて両解除スイッチの開閉状
態が同じ場合には、電源サイッチSW2を閉じて制御回路
8を動作させることはできない。従ってその後セットス
イッチSW3を操作して定速走行指令を行なっても車両を
定速走行させることはできず、これによって車両運転者
は当該装置に異常が生じたことを検知できる。
ところで解除スイッチSW4,SW5は、夫々常開型,常閉
型のスイッチであるので、ブレーキ操作がなされたとき
に接点不良等で開閉状態が切り替わらなくなる故障が多
く、また手動スイッチSW7はブレーキ操作を行ないなが
ら操作されることは少ないため、上記のように手動スイ
ッチSW7の操作時に解除スイッチの異常が検出されるこ
とは少なく、解除スイッチSW4又はSW5が故障していても
手動スイッチSW7の操作によって電源スイッチSW2が閉じ
られ制御回路8が動作することが多いと考えられる。
しかし制御回路8が動作しても、その後ブレーキ操作
が行われれば、検出回路18により、解除スイッチSW4又
はSW5の異常を検出して、電源スイッチSW2を開くことが
でき、制御回路8への電源供給を遮断してその動作を停
止させることができる。つまり次表に示す如く、解除ス
イッチSW4及びSW5が正常な場合には、ブレーキ操作によ
って各解除スイッチSW4及びSW5の開閉状態が反転し、各
端子A及びBの電位も反転するので、端子A−B間の電
位差によりフォトカブラ駆動回路22内に電流が流れ、フ
ォトカブラ20もオン状態のままで、制御回路8はそのま
ま動作可能状態に保持されることとなるが、解除スイッ
チSW4又はSW5に異常があり、ブレーキ操作時にいずれか
の解除スイッチの開閉状態が反転しなければ、端子A−
B間の電位差がなくなり、フォトカブラ20がオフして、
電源スイッチ2が開き、制御回路8へ電源供給が遮断さ
れて、その動作が停止されることとなる。
このように本実施例の定速走行制御装置によれば、解
除スイッチSW4又はSW5に異常が生じている場合には、検
出回路18によってその旨を検出し、電源スイッチSW2を
オフして制御回路8への電源供給を遮断することができ
る。従ってその後車両運転者が、セットスイッチSW3を
操作しても、定速走行制御は実行されず、これによって
車両運転者は定速走行制御装置の異常を知ることができ
る。
また制御回路8は、検出回路18の動作とは関係なく、
ブレーキ操作によって解除スイッチSW4,SW5のいずれか
の開閉状態が切り替われば、定速走行制御を停止するよ
うにされているので、例えば検出回路18自体に異常が生
じ、解除スイッチSW4又はSW5の異常を検出できなくなっ
ても、ブレーキ操作によって車両の定速走行を解除で
き、定速走行時の安全性を確保できる。
ここで上記実施例では、検出回路18をフォトカブラ20
とフォトカプラ駆動回路22とにより構成したが、この検
出回路18としては、解除スイッチSW4又はSW5の異常を検
出して、電源スイッチSW2を遮断できる回路であればよ
く、電源スイッチSW2のように励磁コイルLにより接点
が開閉されるリレー等により構成してもよく、またマイ
クロコンピュータにより構成してもよい。
また上記実施例では、解除スイッチSW4及びSW5に、夫
々、常開型及び常閉型のスイッチを用いたが、これら解
除スイッチSW4及びSW5としては、常開型スイッチの組合
せ或は常閉型スイッチの組合せにより構成してもよい。
また次に上記実施例では、解除スイッチSW4又はSW5の
異常を検出したとき、制御回路8への電源供給を遮断す
るように構成したが、アクチュエータ6への電源供給を
遮断するように構成したも、同様の効果を得ることがで
きる。
更に上記実施例では、解除スイッチSW及びSW5の異常
を検出したとき、単に制御回路8への電源供給を遮断し
て、定速走行制御を禁止するように構成したが、更に異
常検出ランプ等で車両運転者に異常を報知するようにし
てもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の車両の定速総計制御装置
においては、異常検出手段で解除スイッチの異常が検出
されると、電源スイッチを開いて定速走行手段への電源
供給を遮断するようにされているため、解除スイッチに
異常が生じたときに単に定速走行制御を解除するだけで
なく、異常検出後は定速走行指令が入力されても定速走
行制御を実行できなくすることができ、これによって車
両運転者に装置の異常を知らせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第一図は実施例の定速走行制御装置全体の構成を表す概
略構成図である。 6……アクチュエータ、8……制御回路 SW2……電源スイッチ、SW3……セットスイッチ SW4,SW5……解除スイッチ 10……バッテリ、18……検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−271131(JP,A) 特開 昭58−174139(JP,A) 特開 昭60−33616(JP,A) 実開 昭64−39143(JP,U) 実開 昭64−19532(JP,U) 実開 昭62−52523(JP,U) 実開 昭56−84433(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の定速走行を指令する定速走行指令手
    段と、 ブレーキ操作により開閉状態が切り替えられる複数の解
    除スイッチからなる定速走行解除手段と、 上記定速走行指令手段からの指令によって車速を所定速
    度に制御する定速走行制御を開始し、上記定速走行解除
    手段の少なくとも一つの解除スイッチの開閉状態が切り
    替わったとき定速走行制御を停止する定速走行手段と、 該定速走行制御手段に電源供給を行なう電源装置と、 該電源装置から上記定速走行制御手段への電源供給経路
    に設けられた電源スイッチと、 を備えた車両の定速走行制御装置において、 上記解除手段に設けられた各解除スイッチの開閉状態か
    らいずれかの解除スイッチの異常を検出する異常検出手
    段と、 該異常検出手段で解除スイッチの異常が検出されたと
    き、上記電源スイッチを開いて上記定速走行制御手段へ
    の電源供給を遮断する電源供給遮断手段と、 を設けたことを特徴とする車両の定速走行制御装置。
JP20889588A 1988-08-23 1988-08-23 車両の定速走行制御装置 Expired - Lifetime JP2653117B2 (ja)

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