JP2651926B2 - ディスク駆動用モータの防塵用磁性流体注入構造 - Google Patents

ディスク駆動用モータの防塵用磁性流体注入構造

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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/762Sealings of ball or roller bearings by means of a fluid
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば磁気ディスクにデータを記録し、再
生する磁気ディスク装置等に用いられるディスク駆動用
モータに具えられた防塵用磁性流体シールの磁性流体の
注入構造と注入具に関する。
従来の技術とその課題 従来、ディスク駆動用モータ10(第5図)は、磁気デ
ィスク装置Dに設置されるモータフレーム11と、モータ
フレーム11に取付られた電機子12と、モータフレーム11
の中心にベアリング13,13により回転自在に具えられた
回転軸14と、回転軸14の下端(第5図の下方)に具えら
れ内面16aに磁石15が設けられたロータ16と、回転軸14
の先端(第5図の上方)に具えられたハブ17とを有して
いる。さらに、前記ベアリング13のグリースが飛散して
磁気ディスク装置のヘッド・ディスク用エンクロージャ
ー内に侵入するのを防止するとともに、その他の塵埃が
外部から侵入しないように、ハブ17と、ベアリング13と
の間に位置するようにモータフレーム11と回転軸14の間
に防塵用磁性流体シール18が設けられている。
このディスク駆動用モータ10は、モータフレーム11の
上面11aより上部が磁気ディスク装置Dのヘッド・ディ
スク用エンクロージャー内に位置するように磁気ディス
ク装置Dの設置部20に設置されて使用されるが、前述の
ように、ヘッド・ディスク用エンクロージャー内には1
ミクロンオーダーの塵埃をも侵入させてはならないた
め、モータの組立に際してモータフレーム11の上面11a
と、ハブ17の外周面17a等を清浄にする必要がある。
ところが、この清浄化作業において、作業能率向上の
目的で高圧の圧縮空気が使用されるため、既に、前記磁
性流体シール18に注入されている磁性流体が飛散して、
逆に、モータ10が汚染され、磁気ディスク装置Dに使用
できなくなる問題点がある。
又、清浄化作業によって磁性流体に塵埃が混入し、シ
ール効果を損なう問題点もある。
課題を解決するための手段 本発明は、ディスク駆動用モータのハブに、磁性流体
シールのポールピースと軸間の隙間に向けて斜めに、段
部を有する磁性流体注入孔を開口させ、前記磁性流体注
入孔に嵌合して前記段部に押し当てられるガイドと前記
ガイドを貫通する管状部と前記管状部に密に嵌合して磁
性流体を押し出すピストンを具えた磁性流体注入具によ
り、前記隙間に磁性流体を注入することを特徴とするデ
ィスク駆動用モータの防塵用磁性流体注入構造によって
前記のような従来の課題を解決したものである。
作用 本発明においては、モータの清浄化作業が終わった
後、磁性流体注入孔から注入具を用いて磁性流体を注入
する。従って、磁性流体は圧縮空気で塵埃を吹き飛ばし
た後にシール部分に注入できるので磁性流体が飛散した
りすることはない。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
ディスク駆動用モータ30(第1図)は、磁気ディスク
装置Dに設置されるモータフレーム31と、モータフレー
ム31に取付けられた電機子32と、モータフレーム31の中
心にベアリング33,33により回転自在に具えられた回転
軸34(回転しない固定軸であることもあり、その場合は
ハブ37がベアリングを介して軸に取りつけられる。)
と、回転軸34の下端(第1図の下方)に具えられ内面36
aに永久磁石35が設けられたロータ36と、回転軸34の先
端(第1図の上方)の段軸部39に圧入されたハブ37を有
している。段軸部39には圧入を保持するためのローレッ
トが刻設されている。ハブ37には磁気ディスク(図示省
略)が装着されるようになっている。なお、段軸部39の
径を磁性流体シールを設ける軸部分の径より小さくした
ことにより、孔45を形成する作業が容易になる。
さらに、前記ベアリング33,33のグリースが磁気ディ
スク装置のヘッド・ディスク用エンクロージャー内に飛
散するのを防止するために、ハブ37とベアリング33との
間に位置するように、モータフレーム31と回転軸34の間
に防塵用磁性流体シール38が設けられている。
磁性流体シール38(第2図)は、リング状の永久磁石
40と、永久磁石40の両面に設けられたリング板状のポー
ルピース411,412と、ポールピース411,412と回転軸34と
の隙間S1,S2に注入される磁性流体Rとを有してなるも
のである。
前記ハブ37には、前記隙間S1に向けて、頭部37aから
下面37bに貫通している磁性流体注入用孔45が形成され
ている。
前記隙間S1,S2の寸法は、0.1乃至0.3mm程度であるた
め、軸と平行に注入具を接近させることは困難であるか
ら、磁性流体注入用孔45は斜めに設けられている。しか
も、その孔45の先端45aは回転軸34の段部34aに対向して
いる。
磁性流体シール38に磁性流体を注入する注入具50(第
3図)は、カップ状の本体51と、本体51に摺動自在に嵌
挿されているプッシャ52と、本体51の先端に具えられた
ガラス管53と、プッシャ52の先端に具えられてガラス管
53内に摺動自在に密に嵌合されたプストン54と、ガラス
管(管状部)53の外周に適宜の間隔で設けられた一対の
ストッパ55,56と、一対のストッパ55,56間で、ガラス管
53に摺動自在に嵌挿されている筒状のガイド57と、本体
51内に設けられプッシャ52を本体51から離間する方向に
弾力を付与するスプリング58とで構成されている。
この注入具50は、プッシャ52を本体51がら離間する方
向に引くと、ガラス管53内に磁性流体Rを適宜の量だけ
吸引でき、プッシャ52を押すと、ガラス管53内の磁性流
体Rが押し出されるようになっている。
以上の構成において、先ず、モータフレーム31の上面
31aと、ハブ37の外周面37cを高圧の圧縮空気で塵埃を吹
き飛ばしアルコール等の溶剤で清浄にした後、注入具50
のガイド57を磁性流体注入用孔45に挿入し、その先端57
aを軸の段部34aの角に押し当てて位置決めする。そし
て、必要の量だけ磁性流体Rを吸引してあるガラス管53
の先端を前記隙間S1に接近させる。すると、予め適切な
位置に固定されているストッパ55がガイド57の後端に当
接し、そこでガラス管53の先端が隙間S1に磁性流体Rを
注入するのに都合の良い位置に停止する。従って、ガラ
ス管53の先端は外部から見えなくても、隙間S1との間に
適宜の間隔を保持させることができる。
注入具50のッシャ52を押すと、磁性流体Rが隙間S1
徐々に注入される。
磁性流体シール38の永久磁石40は回転軸34と平行の方
向に着磁され、ポールピース411,422と、隙間S1,S2と、
回転軸34とを通る磁路Gによって磁界が回転軸34の周囲
全体の隙間S1,S2に生じているため、磁性微粉を粘性液
体に混入してなる磁性流体Rの磁性微粉が粘性液体とと
もに前記磁界内に保持されて回転軸34の周囲に自然に流
れ込みながら隙間S1を閉塞する。
さらに、磁性流体Rの注入を続け、隙間S1に所要の量
が充填されると、余分の磁性流体Rは下側の隙間S2に吸
引され、その隙間S2に充填される。
隙間S1,S2に磁性流体Rが充填された後、ガラス管53
を引き上げると、ストッパ56がガイド57の先端57aに当
接し、ガイド57と一体になって引き上げられ、磁性流体
注入用孔45から注入具50を抜くことができる。従って、
他の部分を汚染することがない。
永久磁性40の磁力は、回転軸34が回転しても磁性流体
Rが遠心力により半径方向に拡散しないだけの拘束力を
有している。
尚、以上の実施例では、ガイド57を磁性流体注入用孔
45に挿入した時の位置決めに段部34aを利用している
が、第4図の様に、磁性流体注入様孔60内にガイドの外
径より小さい内径段部61を形成し、この段部61にガイド
57の先端を当てて位置決めしてもよい。
さらに、ガイド57はガラス管53に摺動自在に嵌挿して
あるが、隙間S1までのガラス管53の挿入量が短いとき
は、ガイド57をガイド管53に固着してもよい。
又、孔45,60は注入作業後栓(図示省略)で塞いでも
よい。
さらに、ディスク駆動用モータ30は磁気ディスク装置
のみならず、光ディスク装置、光磁気ディスク装置につ
いても使用できる。
以上の実施例のディスク駆動用モータ30によると、モ
ータの清浄作業後に磁性流体Rを注入できるので、清浄
作業が容易になる。
しかも、磁性流体Rは隙間S1,S2以外に付着すること
なく確実に注入できる。
さらに、従来のように、清浄作業によって磁性流体R
に混入するような塵埃もなくなり、シール効果を損なう
ことがない。
発明の効果 以上のように、本発明によると、モータの清浄作業
後、シール部分に磁性流体を注入することができるの
で、清浄作業が容易になる。
さらに、従来のように、清浄作業によって磁性流体R
に混入するような塵埃がなくなり、シール効果を損なう
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の実施例で、このうち、 第1図はディスク駆動用モータの縦断面図、 第2図は第1図の部分拡大図、 第3図は注入具の断面図、 第4図は他の実施例で、第2図に相当する図である。 第5図は従来例のディスク駆動用モータの縦断面図であ
る。 R……磁性流体 S1,S2……隙間 30……ディスク駆動用モータ 31……モータフレーム 33……ベアリング 34……軸(回転軸) 37……ハブ 38……防塵用磁性流体シール 411,422……ポールピース 45,60……磁性流体注入孔 50……注入具 53……管状部(ガラス管) 54……ピストン 57……ガイド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク駆動用モータのハブに、磁性流体
    シールのポールピースと軸間の隙間に向けて斜めに、段
    部を有する磁性流体注入孔を開口させ、 前記磁性流体注入孔に嵌合して前記段部に押し当てられ
    るガイドと前記ガイドを貫通する管状部と前記管状部に
    密に嵌合して磁性流体を押し出すピストンを具えた磁性
    流体注入具により、前記隙間に磁性流体を注入すること
    を特徴とする、 ディスク駆動用モータの防塵用磁性流体注入構造。
  2. 【請求項2】前記磁性流体注入具の管状部の外周には、
    軸方向に前記ガイドを挟んで、一対のストッパが設けら
    れている、請求項1のディスク駆動用モータの防塵用磁
    性流体注入構造。
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