JP2651851B2 - トランスファープレスの運転方法 - Google Patents

トランスファープレスの運転方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、トランスファーフィーダ付のプレス、いわ
ゆるトランスファープレスの運転方法に関するものであ
る。
〔従来の技術とその課題〕
一般に、トランスファー送りとは長方形状の運動をし
ながら半加工品を移送した後、もとの位置に戻る送りを
指しているが、その動作はクランプ→アドバンス→アン
クランプ→リターンの4動作であって、毎ストロークご
とに繰返されている。
ところで、この4動作(立体式トランスファー送りで
は、前記の4動作にリフトとダウンが加わる)は、プレ
ス用金型の作動を妨げないこと、ストローク数を低下さ
せないこと、更にはこの4動作にはある程度の時間を要
することなどの制約があるので、この制約のもとに金型
の作動とトランスファー送りとの間には最適なタイミン
グを必要としている。
かかるタイミングを得るため、従来のトランスファー
プレスでは、プレスの作動とトランスファー送りとが1
対1の作動速度で連続運転するメカニカル連動方式(以
下、単にメカニカル連動方式という)と、トランスファ
ー送りは連続運転するが、プレスの作動はこのトランス
ファー送りの信号にもとづいてタイミングをとって断続
的に、つまりプレスを上死点で一旦停止させた状態を形
成して運転する方式(特公昭45−34758号公報参照)
(以下、単に断続運転方式という)とがあって、しかも
これらの方式はそれぞれ別個の専用装置により行われて
いる。
一方、金型には水に混合された微粒黒鉛が潤滑剤とし
てノズルにより吹付けられているが、この潤滑剤の機能
には型の冷却やワークの離型剤などの作用がある。その
ため、ワークの種類によっては潤滑剤の吹付量、すなわ
ちノズルの作動タイミングを変更する必要がある。
ところが、従来のトランスファープレスでは前記のよ
うに運転方式がそれぞれ別個の装置で専用化されている
ので、ワークの種類に応じて潤滑剤の吹付量を変化させ
ることは困難で、ひいては従来のトランスファープレス
では、高価な装置でありながら、ワークに対する多様化
が望めなかった。
〔課題を解決するための手段〕
そこで本発明は、前記2種の運転方式を1台のトラン
スファープレスで兼用してワークの多様化を図ろうとし
て創作されたもので、その要旨とするところは、プレス
用モータとスライド部材を作動するクランクシャフトと
の間の回転伝動系にプレス用クラッチを設けるととも
に、トランスファー送り用モータとトランスファー送り
装置との間の回転伝動系にブレーキ付クラッチを設け、
しかも前記クランクシャフトとトランスファー送り装置
とをフィーダ連動用クラッチを介して連動連結したトラ
ンスファープレスにあって、前記プレス作動とトランス
ファー送りとを1対1に対応させて連続運転させる第1
の方法と、連続運転するトランスファー送り装置から発
せられる信号にもとづいてプレスを断続運転させる第2
の方法とを切換えて運転するトランスファープレスの運
転方法にある。
〔実施例〕
本発明の構成を作用とともに、添付図面に示す実施例
により詳細に述べる。
添付図面は本発明の実施例のトランスファープレスの
作動模式図であるが、本実施例のトランスファープレス
は熱間鍛造により、例えば1日平均6,000〜8,000個の生
産数量のワークを生産可能の装置で、この図において、
先ず、トランスファー送り装置Aについて述べると、1
はトランスファー送り装置専用モータ、2はブレーキ付
クラッチ、3は減速機、4,4は傘歯車、5は両カム軸6A,
6Bを回転連結する連結軸、7,7はカム、8A,8Bは2本1組
のフィードバー、9はワークをクランプするクランプ爪
を示す。
次に、プレス装置Bについて述べると、13はプレス用
ブレーキ、14はクランクシャフト、15はコンロッド、16
はスライド部材で、これに図示しないダイホルダーが着
脱自在に取付けられている。17は大歯車、18はプレス用
クラッチ、19はピニオン、20は1段軸、21はベアリン
グ、22はフライホイル、23はVベルト、24はVプーリ、
25はプレス用モータを示す。
ここにおいて、トランスファー送り装置Aとプレス装
置Bとは、フィーダ駆動軸10、フィーダ連動用クラッチ
11およびフィーダ駆動傘歯車12で連結されてメカニカル
連動をするようにしている。また、前記プレス用モータ
25は、プレスの断続運転方式に切換えたときには、その
作動速度を増大するために回転数をあげるよう可変速モ
ータを使用している。また、前記ブレーキ付クラッチ2
は、クラッチON,ブレーキOFF;クラッチおよびブレーキO
FF;クラッチOFF,ブレーキONの3機能を行うようにして
ある。また、フィーダ連動用クラッチ11はON,OFFのみ行
うようにしてある。
本実施例の構成は以上のようであるので、その作用を
述べる。先ず、メカニカル連動方式を用いて離型容易な
ワークを高稼率で連続生産する場合には、フィーダ連動
用クラッチ11をONにし、ブレーキ付クラッチ20をOFFと
し、プレス用モータ2を通常回転数にして起動すると、
Vプーリ24→Vベルト23→フライホイル22→1段軸20→
ピニオン19を介して大歯車17が空転する。次いで、プレ
ス用クラッチ18をONにすればクランクシャフト14に回転
が伝えられ、スライド部材16がストロークして金型は連
続作動する。この場合、フィーダ連動用クラッチ11をON
にしているので、クランクシャフト14→カム軸6A,6Bに
よりフィードバー8A,8Bを駆動し、トランスファー送り
装置Aはプレス装置Bに連動して連続運転する。
次に、断続運転方式を用いて、例えば深絞りワークを
生産する場合には、フィーダ連動用クラッチ11をOFFに
し、ブレーキ付クラッチ2をONにして、しかもプレス用
モータ25を増速回転数にして起動すると、プレス装置B
では、Vプーリ24→Vベルト23→フライホイル22→1段
軸20→ピニオン19を介して大歯車17が空転する。と同時
に、トランスファー送り装置専用モータ1を起動する
と、ブレーキ付クラッチ2→減速機3→傘歯車4→連結
軸5→カム軸6A,6B→カム7→フィードバー8A,8Bによ
り、トランスファー送り装置Aが連続運転する。このト
ランスファー送り装置Aのタイミング信号によりプレス
用クラッチ18をON,OFFに作動させ、空転している大歯車
17よりクランクシャフト14を回転させ、スライド部材16
をストロークさせて金型を上死点で一旦停止させながら
断続的に運転する。この場合の金型のストローク数は前
記メカニカル連動方式に比べ増加しておりスピード化を
図っている。
次に、本実施例によるサイクルタイムの例を次表に示
す。
この表より明らかなように、メカニカル連動方式では
フィーダとプレスとがストローク数において1対1とな
る作動速度としているが、断続運転方式ではフィーダス
トローク数に対しプレスストローク数を2.5倍に増速し
作動回数のアップを図っている。
なお、本発明はトランスファープレスのみならず、普
通の大型プレスに金型とトランスファー送り装置とのみ
を装備した装置にも適用できることはいう迄もない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プレス作動とトランスファー送りと
を1対1に対応させて連続運転する第1の方法と、連続
運転するトランスファー送り装置が発せられる信号にも
とづいてプレス作動を断続運転する第2の方法とを1台
のトランスファープレスで行うので、当該トランスファ
ープレスに多様性をもたらすことができる。すなわち、
ワークの種類によりこれらの第1または第2の方法が適
宜切換えて使用できるので、、多品種のワークの生産が
でき、例えば型離れ容易なワークには第1の方法が適用
でき、型離れ困難なワークには第2の方法が適用できる
など、高価なトランスファープレスの稼働率をあげるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の実施例の作動模式図である。 1……トランスファー送り装置専用モータ、2……ブレ
ーキ付クラッチ、11……フィード連動用クラッチ、14…
…クランクシャフト、18……プレス用クラッチ、25……
プレス用モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレス用モータとスライド部材を作動する
    クランクシャフトとの間の回転伝動系にプレス用クラッ
    チを設けるとともに、トランスファー送り用モータとト
    ランスファー送り装置との間の回転伝動系にブレーキ付
    クラッチを設け、しかも前記クランクシャフトとトラン
    スファー送り装置とをフィーダ連動用クラッチを介して
    連動連結したトランスファープレスにあって、 前記プレス作動とトランスファー送りとを1対1に対応
    させて連続運転させる第1の方法と、連続運転するトラ
    ンスファー送り装置から発せられる信号にもとづいてプ
    レスを断続運転させる第2の方法とを切換えて運転する
    トランスファープレスの運転方法。
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