JP2651074B2 - 藺草収穫機 - Google Patents
藺草収穫機Info
- Publication number
- JP2651074B2 JP2651074B2 JP539092A JP539092A JP2651074B2 JP 2651074 B2 JP2651074 B2 JP 2651074B2 JP 539092 A JP539092 A JP 539092A JP 539092 A JP539092 A JP 539092A JP 2651074 B2 JP2651074 B2 JP 2651074B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rush
- duct
- cutting
- net
- cam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、藺草収穫機に関する。
【０００２】
【従来の技術】藺草の栽培では、生長した藺草が無方向
に倒伏して損傷したり、大きく絡まり合うことが無いよ
うに網が掛けられ、そのため、収穫時には、藺草が刈取
られることによってたるんだ網部分が未刈植立藺草の側
部に垂れ下がることになる。従来では、このたるんだ垂
れ下がり網部分を人手によって未刈植立藺草上にめくり
上げていた。
に倒伏して損傷したり、大きく絡まり合うことが無いよ
うに網が掛けられ、そのため、収穫時には、藺草が刈取
られることによってたるんだ網部分が未刈植立藺草の側
部に垂れ下がることになる。従来では、このたるんだ垂
れ下がり網部分を人手によって未刈植立藺草上にめくり
上げていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この網は大き
くて相当重いものであり、そのめくり上げ作業には多大
な労力を要し、収穫機を操縦する作業者の他に網めくり
上げ専任の作業者が何人か必要となっていた。又、人力
によって力まかせに網をめくり上げると藺草を傷つける
こともあった。そこで、垂れ下がり網部分を機械的に係
止して未刈植立藺草上にめくり上げる装置を機体に備え
ることで省力化を図ることも考えられたが、藺草の丈や
傾斜具合などによってたるんだ網部分の垂れ下がり位置
が変わるために、この機械式の係止構造では網の係止が
うまく行われずに進行してしまうおそれがあり、実用化
には難点があった。本発明はこのような実情に着目して
なされたものであって、刈取り走行に伴って、垂れ下が
った網部分のめくり上げを円滑に行うことが可能な藺草
収穫機を提供することを目的とする。
くて相当重いものであり、そのめくり上げ作業には多大
な労力を要し、収穫機を操縦する作業者の他に網めくり
上げ専任の作業者が何人か必要となっていた。又、人力
によって力まかせに網をめくり上げると藺草を傷つける
こともあった。そこで、垂れ下がり網部分を機械的に係
止して未刈植立藺草上にめくり上げる装置を機体に備え
ることで省力化を図ることも考えられたが、藺草の丈や
傾斜具合などによってたるんだ網部分の垂れ下がり位置
が変わるために、この機械式の係止構造では網の係止が
うまく行われずに進行してしまうおそれがあり、実用化
には難点があった。本発明はこのような実情に着目して
なされたものであって、刈取り走行に伴って、垂れ下が
った網部分のめくり上げを円滑に行うことが可能な藺草
収穫機を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の藺草収穫機の特
徴は、倒伏防止用の網が掛けられた植立藺草を刈取る刈
取前処理部、あるいは自走機体の未刈地側の横側部位
に、未刈植立藺草の側部に垂れ下がった網部分にブロワ
からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダク
トを設け、そのダクトを、吹き出し向きを上下方向に変
更自在なものに構成し、前記刈取前処理部のうち植立藺
草を引き起こす引起し装置の背部に配備された刈取り藺
草搬送用の挟持搬送装置に動力を伝える伝動軸にカムを
付設し、そのカムの回転に伴って横向き軸芯周りで上下
方向に揺動駆動される操作アームを設け、その操作アー
ムの上下揺動に伴ってダクトが吹き出し向き変更動作す
るように操作アームに前記ダクトを連動させる連動具を
設けある点にある。
徴は、倒伏防止用の網が掛けられた植立藺草を刈取る刈
取前処理部、あるいは自走機体の未刈地側の横側部位
に、未刈植立藺草の側部に垂れ下がった網部分にブロワ
からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上げるダク
トを設け、そのダクトを、吹き出し向きを上下方向に変
更自在なものに構成し、前記刈取前処理部のうち植立藺
草を引き起こす引起し装置の背部に配備された刈取り藺
草搬送用の挟持搬送装置に動力を伝える伝動軸にカムを
付設し、そのカムの回転に伴って横向き軸芯周りで上下
方向に揺動駆動される操作アームを設け、その操作アー
ムの上下揺動に伴ってダクトが吹き出し向き変更動作す
るように操作アームに前記ダクトを連動させる連動具を
設けある点にある。
【０００５】
【作用】機体を藺草の植立株列に沿って走行させるに伴
って、刈取られた藺草に掛かっていた網部分はたるんで
未刈植立藺草の側部に垂れ下がるが、上記構成によると
きは、ダクトからの吹付け風がこの垂れ下がった網部分
に吹きつけられ、この際、未刈植立藺草群が風を受ける
壁面となって、吹付け風は未刈植立藺草に沿って上方に
流れる吹上げ風となり、この吹上げ風を垂れ下がった網
部分が受けて未刈植立藺草の上にめくり上げられるか
ら、藺草を損傷することなく網上げを行える。しかも、
ダクトの吹出し向きは上下方向に自動的に繰返し変更さ
れるので、垂れ下がった網部分の位置にバラツキがあっ
ても網の下端から確実にめくり上げることができる。そ
の上、ダクトを自動的に向き変更するに、挟持搬送装置
を駆動する上で本来的に備わっている伝動軸にダクトを
カム、操作アーム、連動具を介して連動させることでダ
クトを向き変更させるから、特別な操作を要することな
く、作業時には必ずダクトを向き変更させることができ
るとともに、ダクトを向き変更するための専用のアクチ
ュエータが不要である。
って、刈取られた藺草に掛かっていた網部分はたるんで
未刈植立藺草の側部に垂れ下がるが、上記構成によると
きは、ダクトからの吹付け風がこの垂れ下がった網部分
に吹きつけられ、この際、未刈植立藺草群が風を受ける
壁面となって、吹付け風は未刈植立藺草に沿って上方に
流れる吹上げ風となり、この吹上げ風を垂れ下がった網
部分が受けて未刈植立藺草の上にめくり上げられるか
ら、藺草を損傷することなく網上げを行える。しかも、
ダクトの吹出し向きは上下方向に自動的に繰返し変更さ
れるので、垂れ下がった網部分の位置にバラツキがあっ
ても網の下端から確実にめくり上げることができる。そ
の上、ダクトを自動的に向き変更するに、挟持搬送装置
を駆動する上で本来的に備わっている伝動軸にダクトを
カム、操作アーム、連動具を介して連動させることでダ
クトを向き変更させるから、特別な操作を要することな
く、作業時には必ずダクトを向き変更させることができ
るとともに、ダクトを向き変更するための専用のアクチ
ュエータが不要である。
【０００６】
【発明の効果】従って、本発明によると、植立藺草の丈
や傾斜具合などにかかわらず、藺草を損傷することな
く、刈取収穫の進行に伴って垂れ下がった網部分を自動
的に、かつ、確実にめくり上げることができ、網めくり
上げ専任の作業者を不要、あるいは人数削減して省力化
を図ることができ、しかも、そのための構造が簡単、安
価で実施が容易な藺草収穫機を提供できるようになっ
た。
や傾斜具合などにかかわらず、藺草を損傷することな
く、刈取収穫の進行に伴って垂れ下がった網部分を自動
的に、かつ、確実にめくり上げることができ、網めくり
上げ専任の作業者を不要、あるいは人数削減して省力化
を図ることができ、しかも、そのための構造が簡単、安
価で実施が容易な藺草収穫機を提供できるようになっ
た。
【０００７】
【実施例】藺草収穫機Ａは、図１、図２、図３に示すよ
うに、クローラ走行装置１を備えた自走機体２の前部に
支点Ｘを中心に上下揺動調節自在な刈取前処理部３を連
結し、自走機体２上に、回収台４と原動部５と操縦部６
とを搭載して構成されている。
うに、クローラ走行装置１を備えた自走機体２の前部に
支点Ｘを中心に上下揺動調節自在な刈取前処理部３を連
結し、自走機体２上に、回収台４と原動部５と操縦部６
とを搭載して構成されている。
【０００８】前記刈取前処理部３は、植立した藺草Ｓに
振動を与えて藺草Ｓ同志の絡まりを解ぐすべく高速で自
転駆動される杆状の回転分草体７と、それの後部に位置
して分草された藺草Ｓを所定の刈取立姿勢にまで引き起
こす引起し装置８と、引き起こされた藺草Ｓの株元を切
断する刈刃９と、刈取り藺草Ｓの茎先側を左右から挟持
して後方に搬送する挟持搬送装置１０と、藺草Ｓの挟持
箇所よりも株元側部分を既刈地側に向けて係止搬送する
上下２段の横送り装置１１と、横送りされた藺草Ｓに高
速で風を吹き付けて既刈地側上方にさばき上げるととも
に搬送藺草中に含まれる短い屑藺を既刈地側に吹き飛ば
すためのブロワ１２と、さばかれた藺草Ｓを掻き上げて
挟持箇所より株元側部分を横倒れ姿勢に屈曲させる係止
持上げ装置１３と、横倒れ姿勢になった藺草Ｓを茎先側
から株元側に向かって梳き伸ばしながら屑藺を株元側に
送り出す選りベルト１４と、送り出された屑藺を上下か
ら挟持して機外に放出する上下一対の選りローラ１５
と、選り処理及び後方への挟持搬送が終了した横倒れ姿
勢の藺草Ｓを結束して前記回収台４上に放出する結束装
置１６とを備え、２条の藺草Ｓを刈取り選別した後、所
定量づつ結束して横倒れ姿勢で回収台４上に回集してゆ
くよう構成されている。前記引起し装置８の背部には、
回転分草体７及び引起し装置８の上部入力部から分岐し
た動力を挟持搬送装置１０に伝える伝動軸Ｄが引起し装
置８に沿った上下向き姿勢に配置されている。上記構成
の藺草収穫機Ａを用いての刈取り収穫に際しては、図４
に示すように、植立藺草Ｓに掛けられた倒伏防止用の網
Ｎのうち、刈取進行に伴って刈り取られた植立藺草Ｓに
掛かっていてその植立藺草Ｓの刈り取りによりたるんで
垂れ下がった網部分Ｎ’をめくり上げる必要があり、本
発明のこの藺草収穫機Ａは、次の示すような網めくり上
げ手段を備えている。網めくり上げ手段は、図２、図３
に示すように、刈取藺草Ｓのさばき上げ用の前記ブロワ
１２として、前述のさばき上げ風を供給するための第１
の送風口１２ａとめくり上げ風を供給するための第２の
送風口１２ｂとを備えたものを設け、刈取前処理部３の
後寄り箇所に、第２の送風口１２ｂに接続したダクト１
７を、それの吹出し口１８の向きが外方となる姿勢で未
刈地側にまで延出する状態に配置して構成されている。
前記ダクト１７は、図５に示すように、刈取前処理部３
に固定した基端部に対する自由状態の先端側の屈曲（首
振り揺動）により吹き出し向き、つまり、吹出し口１８
の向きを上下方向に変更自在な蛇腹状のものである。か
つ、網めくり上げ手段は、図３に示すように、前記ダク
ト１７を繰り返して吹き出し向き変更動作、つまり、首
振り揺動させる操作手段を備えている。この操作手段
は、図５、図６にも示すように、前記伝動軸Ｄにカム１
９を付設し、そのカム１９の回転に伴って横向き軸芯α
周りで上下方向に揺動駆動される操作アーム２０を設
け、その操作アーム２０の上下揺動に伴ってダクト１７
が首振り揺動するように操作アーム２０に前記ダクト１
７を連動させる連動具としてのワイヤ２１を設けて構成
されている。前記カム１９及び操作アーム２０は、カム
１９の１回転により操作アーム２０が１往復揺動する関
係に構成されてる。２０ａは、操作アーム２０のうちカ
ム１９に摺接してそのカム１９から揺動力を受ける受動
部を構成するカムフォロアである。従って、ワイヤ２１
は、カム１９が１回転する毎の操作アーム２０の１往復
揺動により引っ張られたのち弛み、ダクト１７は、ワイ
ヤ２１の引っ張りにより上方に首振り揺動し、ワイヤ２
１の弛みにより自重で下方に首振り揺動するようになっ
ている。なお、ダクト１７の首振り基準位置はワイヤ２
１の初期調節によって上下に調節することができるよう
になっている。このように構成された網めくり上げ手段
の機能を次に説明する。機体進行に伴って刈取条の藺草
Ｓは網Ｎからすり抜けるようにして所定の刈取縦姿勢に
引起こされて刈取られることになり、その刈取り藺草Ｓ
に掛かっていた網部分Ｎ’はたるんで未刈植立藺草Ｓの
既刈側の側部に図３中の二点鎖線で示すように垂れ下が
る。ここで、前記吹出し口１８からの吹上げ風が作用す
ると、未刈植立藺草Ｓ群が壁となって、吹上げ風はこの
藺草Ｓの壁に沿って流れ、垂れ下がった網部分Ｎ’は吹
上げ風を受けて未刈植立藺草Ｓ上にめくり上げられてゆ
く。しかも、この吹出し口１８は、ダクト１７の首振り
揺動で自動的に繰り返し上下に向き変更されるので、網
部分Ｎ’の下端より下方から吹上げ風が作用して次第に
上方に向けて移動することで網部分Ｎ’はその下端から
確実にめくり上げられてゆく。
振動を与えて藺草Ｓ同志の絡まりを解ぐすべく高速で自
転駆動される杆状の回転分草体７と、それの後部に位置
して分草された藺草Ｓを所定の刈取立姿勢にまで引き起
こす引起し装置８と、引き起こされた藺草Ｓの株元を切
断する刈刃９と、刈取り藺草Ｓの茎先側を左右から挟持
して後方に搬送する挟持搬送装置１０と、藺草Ｓの挟持
箇所よりも株元側部分を既刈地側に向けて係止搬送する
上下２段の横送り装置１１と、横送りされた藺草Ｓに高
速で風を吹き付けて既刈地側上方にさばき上げるととも
に搬送藺草中に含まれる短い屑藺を既刈地側に吹き飛ば
すためのブロワ１２と、さばかれた藺草Ｓを掻き上げて
挟持箇所より株元側部分を横倒れ姿勢に屈曲させる係止
持上げ装置１３と、横倒れ姿勢になった藺草Ｓを茎先側
から株元側に向かって梳き伸ばしながら屑藺を株元側に
送り出す選りベルト１４と、送り出された屑藺を上下か
ら挟持して機外に放出する上下一対の選りローラ１５
と、選り処理及び後方への挟持搬送が終了した横倒れ姿
勢の藺草Ｓを結束して前記回収台４上に放出する結束装
置１６とを備え、２条の藺草Ｓを刈取り選別した後、所
定量づつ結束して横倒れ姿勢で回収台４上に回集してゆ
くよう構成されている。前記引起し装置８の背部には、
回転分草体７及び引起し装置８の上部入力部から分岐し
た動力を挟持搬送装置１０に伝える伝動軸Ｄが引起し装
置８に沿った上下向き姿勢に配置されている。上記構成
の藺草収穫機Ａを用いての刈取り収穫に際しては、図４
に示すように、植立藺草Ｓに掛けられた倒伏防止用の網
Ｎのうち、刈取進行に伴って刈り取られた植立藺草Ｓに
掛かっていてその植立藺草Ｓの刈り取りによりたるんで
垂れ下がった網部分Ｎ’をめくり上げる必要があり、本
発明のこの藺草収穫機Ａは、次の示すような網めくり上
げ手段を備えている。網めくり上げ手段は、図２、図３
に示すように、刈取藺草Ｓのさばき上げ用の前記ブロワ
１２として、前述のさばき上げ風を供給するための第１
の送風口１２ａとめくり上げ風を供給するための第２の
送風口１２ｂとを備えたものを設け、刈取前処理部３の
後寄り箇所に、第２の送風口１２ｂに接続したダクト１
７を、それの吹出し口１８の向きが外方となる姿勢で未
刈地側にまで延出する状態に配置して構成されている。
前記ダクト１７は、図５に示すように、刈取前処理部３
に固定した基端部に対する自由状態の先端側の屈曲（首
振り揺動）により吹き出し向き、つまり、吹出し口１８
の向きを上下方向に変更自在な蛇腹状のものである。か
つ、網めくり上げ手段は、図３に示すように、前記ダク
ト１７を繰り返して吹き出し向き変更動作、つまり、首
振り揺動させる操作手段を備えている。この操作手段
は、図５、図６にも示すように、前記伝動軸Ｄにカム１
９を付設し、そのカム１９の回転に伴って横向き軸芯α
周りで上下方向に揺動駆動される操作アーム２０を設
け、その操作アーム２０の上下揺動に伴ってダクト１７
が首振り揺動するように操作アーム２０に前記ダクト１
７を連動させる連動具としてのワイヤ２１を設けて構成
されている。前記カム１９及び操作アーム２０は、カム
１９の１回転により操作アーム２０が１往復揺動する関
係に構成されてる。２０ａは、操作アーム２０のうちカ
ム１９に摺接してそのカム１９から揺動力を受ける受動
部を構成するカムフォロアである。従って、ワイヤ２１
は、カム１９が１回転する毎の操作アーム２０の１往復
揺動により引っ張られたのち弛み、ダクト１７は、ワイ
ヤ２１の引っ張りにより上方に首振り揺動し、ワイヤ２
１の弛みにより自重で下方に首振り揺動するようになっ
ている。なお、ダクト１７の首振り基準位置はワイヤ２
１の初期調節によって上下に調節することができるよう
になっている。このように構成された網めくり上げ手段
の機能を次に説明する。機体進行に伴って刈取条の藺草
Ｓは網Ｎからすり抜けるようにして所定の刈取縦姿勢に
引起こされて刈取られることになり、その刈取り藺草Ｓ
に掛かっていた網部分Ｎ’はたるんで未刈植立藺草Ｓの
既刈側の側部に図３中の二点鎖線で示すように垂れ下が
る。ここで、前記吹出し口１８からの吹上げ風が作用す
ると、未刈植立藺草Ｓ群が壁となって、吹上げ風はこの
藺草Ｓの壁に沿って流れ、垂れ下がった網部分Ｎ’は吹
上げ風を受けて未刈植立藺草Ｓ上にめくり上げられてゆ
く。しかも、この吹出し口１８は、ダクト１７の首振り
揺動で自動的に繰り返し上下に向き変更されるので、網
部分Ｎ’の下端より下方から吹上げ風が作用して次第に
上方に向けて移動することで網部分Ｎ’はその下端から
確実にめくり上げられてゆく。
【０００９】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】側面図
【図２】平面図
【図３】要部の正面図
【図４】収穫作業状況を示す平面図
【図５】操作手段を示す要部の概略正面図
【図６】要部の切り欠き拡大平面図
２ 自走機体 ３ 刈取前処理部８ 引起し装置 １０ 挟持搬送装置 １２ ブロワ １７ ダクト Ｎ 網 Ｎ’ 網部分 Ｓ 未刈植立藺草 Ｄ 伝動軸 １９ カム ２０ 操作アーム ２１ 連動具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 淳 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (72)発明者 大野 隆行 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 平３−290107（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−155326（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 倒伏防止用の網（Ｎ）が掛けられた植立
藺草（Ｓ）を刈取る刈取前処理部（３）、あるいは自走
機体（２）の未刈地側の横側部位に、未刈植立藺草
（Ｓ）の側部に垂れ下がった網部分（Ｎ’）にブロワ
（１２）からの風を吹付けて未刈植立藺草上にめくり上
げるダクト（１７）を設け、そのダクト（１７）を、吹
き出し向きを上下方向に変更自在なものに構成し、前記
刈取前処理部（３）のうち植立藺草を引き起こす引起し
装置（８）の背部に配備された刈取り藺草搬送用の挟持
搬送装置（１０）に動力を伝える伝動軸（Ｄ）にカム
（１９）を付設し、そのカム（１９）の回転に伴って横
向き軸芯（α）周りで上下方向に揺動駆動される操作ア
ーム（２０）を設け、その操作アーム（２０）の上下揺
動に伴ってダクト（１７）が吹き出し向き変更動作する
ように操作アーム（２０）に前記ダクト（１７）を連動
させる連動具（２１）を設けある藺草収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP539092A JP2651074B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 藺草収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP539092A JP2651074B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 藺草収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05184223A JPH05184223A (ja) | 1993-07-27 |
| JP2651074B2 true JP2651074B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=11609838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP539092A Expired - Lifetime JP2651074B2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 藺草収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2651074B2 (ja) |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP539092A patent/JP2651074B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05184223A (ja) | 1993-07-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2651074B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| KR101506523B1 (ko) | 콤바인의 예취장치 | |
| JP2574946B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2651081B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2651073B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2529757B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2726347B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2000312523A (ja) | コンバイン | |
| JPH06189617A (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2529762B2 (ja) | 藺草収穫機 | |
| KR102176908B1 (ko) | 땅콩 수확기 | |
| JPH04135411A (ja) | 刈取収穫機 | |
| JP2608992B2 (ja) | 藺草ハーベスタの刈取部構造 | |
| KR101860526B1 (ko) | 모종 정리기 | |
| JPH0112587Y2 (ja) | ||
| JPH0726901Y2 (ja) | 藺草ハーベスタ | |
| JP2517261Y2 (ja) | 藺草ハーベスタ | |
| JP3588829B2 (ja) | コンバインの穀稈分草引起し装置 | |
| JPS6340107Y2 (ja) | ||
| JPS5926820Y2 (ja) | 刈取機 | |
| JPS6140100Y2 (ja) | ||
| JPH09154366A (ja) | 藺草収穫機 | |
| JP2000287530A (ja) | コンバイン | |
| JPH03236711A (ja) | イ草収穫機における刈取りイ草の挟持搬送機構 | |
| JP2569730B2 (ja) | 脱穀済排稈の結束機 |