JP2650906B2 - 磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構 - Google Patents
磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構Info
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- JP2650906B2 JP2650906B2 JP62077448A JP7744887A JP2650906B2 JP 2650906 B2 JP2650906 B2 JP 2650906B2 JP 62077448 A JP62077448 A JP 62077448A JP 7744887 A JP7744887 A JP 7744887A JP 2650906 B2 JP2650906 B2 JP 2650906B2
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- chassis
- motor
- magnetic tape
- rack
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/665—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
- G11B15/66—Threading; Loading; Automatic self-loading
- G11B15/665—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container
- G11B15/6653—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum
- G11B15/6656—Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting loop of record carrier from container to pull the record carrier against drum using two-sided extraction, i.e. "M-type"
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は家庭用ビデオテープレコーダ(以下VTRと称
す)等の磁気記録再生装置のテープローディング機構の
薄型化と省スペース化に好適な構成に関する。
す)等の磁気記録再生装置のテープローディング機構の
薄型化と省スペース化に好適な構成に関する。
家庭用VTRは小型化,薄型化の傾向が一段と強まりつ
つあり、これを実現するための技術手段として電気回路
の高集積化,メカニズムの薄型化簡素化が挙げられる。
家庭用VTR等昨今の磁気記録再生装置においてはその取
扱いの容易さから磁気テープを収納したカセットを装置
に装填し自動的に該カセットより磁気テープを引出し回
転ヘッドを内蔵したシリンダに巻付けて映像信号の授受
を行っているのは周知の技術である。
つあり、これを実現するための技術手段として電気回路
の高集積化,メカニズムの薄型化簡素化が挙げられる。
家庭用VTR等昨今の磁気記録再生装置においてはその取
扱いの容易さから磁気テープを収納したカセットを装置
に装填し自動的に該カセットより磁気テープを引出し回
転ヘッドを内蔵したシリンダに巻付けて映像信号の授受
を行っているのは周知の技術である。
前記した、磁気テープを収納したカセットより磁気テ
ープを引出しシリンダに巻付けることをテープローディ
ングと称し、これを行わしめる機構をテープローディン
グ機構と称するが、従来このテープローディング機構に
於いて、種々の機構が提案され実用化されているが、惜
しむらくはメカニズムの薄型化と簡素化に貢献出来る装
置は見当らず薄型化を追求したものは複雑な構成とな
り、また簡素化に徹したものは装置が分厚いものとなっ
ていた。尚この種の装置として関連するものに特開昭52
−134410号公報が挙げられる。
ープを引出しシリンダに巻付けることをテープローディ
ングと称し、これを行わしめる機構をテープローディン
グ機構と称するが、従来このテープローディング機構に
於いて、種々の機構が提案され実用化されているが、惜
しむらくはメカニズムの薄型化と簡素化に貢献出来る装
置は見当らず薄型化を追求したものは複雑な構成とな
り、また簡素化に徹したものは装置が分厚いものとなっ
ていた。尚この種の装置として関連するものに特開昭52
−134410号公報が挙げられる。
前記従来技術は装置の薄型化と簡素化の双方を満足し
てするような配慮がされておらず、低コストで薄型のVT
Rを実現するには問題となっていた。
てするような配慮がされておらず、低コストで薄型のVT
Rを実現するには問題となっていた。
本発明の目的は薄型で簡素化された省スペースにて実
現出来るテープローディング機構を提供することにあ
る。
現出来るテープローディング機構を提供することにあ
る。
前記目的は、テープローディング機構のテープ引出手
段であるテープ引出部材を駆動する方法を細長い形状の
歯板(ラック)にて行うこととし、このラックをシリン
ダモータと磁気テープ移送を行わしめるキャプスタンモ
ータとの間の空間を有効利用するよう配置したことによ
り、達成される。詳しくは、 カセット内に収納された磁気テープを引き出し、回転
ヘッドを内蔵したシリンダに添接するように所定角度巻
回し、磁気テープに信号を記録および/または再生可能
とした磁気記録および/または再生装置のテープローデ
ィング機構において、 シャーシ上面側に固定され、回転軸が前記シャーシ面
と略平行なモータと、 細長で略直線状をなし、前記シャーシの下面側に長手
方向へ略直線的に往復動自在に保持され、一端側にラッ
ク部が設けられ、他端側に前記モータの駆動力が伝達さ
れ、前記磁気テープを前記シリンダに巻回してゆくとき
に前記他端側方向へ引っ張られて移動されるラック部材
と、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、磁気テー
プが所定角度に巻回されるシリンダを回転させるシリン
ダモータと、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、キャプス
タンシャフトを回転させるキャプスタンモータと、 磁気テープを引き出す引出部材が立設された引出ベー
ス、および該引出ベースと連結する連結部材、および該
連結部材と連結する引出部材操作アーム、および該引出
部材操作アームと一体に回転する歯車とを有する2つの
引出部材群とから構成され、 前記2つの引出部材群の各々の歯車は、前記ラック部
材のラック部が前記2つの歯車のうちで前記モータに近
い側の一方の歯車と噛み合うとともに、前記各々の歯車
が相互に噛み合い駆動され、 前記ラック部材は、前記シャーシの下面側において、
前記シリンダモータおよび前記キャプスタンモータに対
してその間で、かつ略同等の高さ範囲に配置された構成
とする。
段であるテープ引出部材を駆動する方法を細長い形状の
歯板(ラック)にて行うこととし、このラックをシリン
ダモータと磁気テープ移送を行わしめるキャプスタンモ
ータとの間の空間を有効利用するよう配置したことによ
り、達成される。詳しくは、 カセット内に収納された磁気テープを引き出し、回転
ヘッドを内蔵したシリンダに添接するように所定角度巻
回し、磁気テープに信号を記録および/または再生可能
とした磁気記録および/または再生装置のテープローデ
ィング機構において、 シャーシ上面側に固定され、回転軸が前記シャーシ面
と略平行なモータと、 細長で略直線状をなし、前記シャーシの下面側に長手
方向へ略直線的に往復動自在に保持され、一端側にラッ
ク部が設けられ、他端側に前記モータの駆動力が伝達さ
れ、前記磁気テープを前記シリンダに巻回してゆくとき
に前記他端側方向へ引っ張られて移動されるラック部材
と、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、磁気テー
プが所定角度に巻回されるシリンダを回転させるシリン
ダモータと、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、キャプス
タンシャフトを回転させるキャプスタンモータと、 磁気テープを引き出す引出部材が立設された引出ベー
ス、および該引出ベースと連結する連結部材、および該
連結部材と連結する引出部材操作アーム、および該引出
部材操作アームと一体に回転する歯車とを有する2つの
引出部材群とから構成され、 前記2つの引出部材群の各々の歯車は、前記ラック部
材のラック部が前記2つの歯車のうちで前記モータに近
い側の一方の歯車と噛み合うとともに、前記各々の歯車
が相互に噛み合い駆動され、 前記ラック部材は、前記シャーシの下面側において、
前記シリンダモータおよび前記キャプスタンモータに対
してその間で、かつ略同等の高さ範囲に配置された構成
とする。
ラックはテープ引出手段である引出部材と連結してあ
る歯車と噛み合い、モータにて駆動されるカムにてラッ
クは長手方向に往復運動することにより、テープ引出手
段は操作される。
る歯車と噛み合い、モータにて駆動されるカムにてラッ
クは長手方向に往復運動することにより、テープ引出手
段は操作される。
そして、前記ラック部材の往復動のうちの前記他端側
が前記一端側を引っ張り前記他端側へ移動するときと、
テープをシリンダに巻回してゆくローディング動作とを
組み合わせ、さらにラック部材を、略直線状とし、かつ
その長手方向へ略直線的に往復動される構成とすること
により、ラック部材が、前記一端側においてテープ引出
部材群から受ける反力のベクトル方向と、前記他端側に
おいて伝達される駆動力のベクトル方向とほぼ一致化さ
れ、その結果、中間部に作用する力は、曲げモーメント
が抑制されて主に引張り力のみとなる。そして、一般に
長尺状の部材であってもこの引張り力に対する剛性は高
く、ラック部材は、変形したり破損したりすることな
く、テープの引出部材の位置決め等で大きな駆動力の伝
達が必要となるローディング動作の完了行程にも対応可
能となり、これにより、ラック部材を細長状に形成可能
とする作用が得られる。
が前記一端側を引っ張り前記他端側へ移動するときと、
テープをシリンダに巻回してゆくローディング動作とを
組み合わせ、さらにラック部材を、略直線状とし、かつ
その長手方向へ略直線的に往復動される構成とすること
により、ラック部材が、前記一端側においてテープ引出
部材群から受ける反力のベクトル方向と、前記他端側に
おいて伝達される駆動力のベクトル方向とほぼ一致化さ
れ、その結果、中間部に作用する力は、曲げモーメント
が抑制されて主に引張り力のみとなる。そして、一般に
長尺状の部材であってもこの引張り力に対する剛性は高
く、ラック部材は、変形したり破損したりすることな
く、テープの引出部材の位置決め等で大きな駆動力の伝
達が必要となるローディング動作の完了行程にも対応可
能となり、これにより、ラック部材を細長状に形成可能
とする作用が得られる。
また、ラック部材は略直線状をなし、かつそのラック
部が2つの引出部材群の歯車のうちのモーターに近い側
の一方の歯車と噛み合う構成により、モーター側と引出
部材群側とが最短距離で接続され、ラック部材の全長が
最短化される作用が得られる。
部が2つの引出部材群の歯車のうちのモーターに近い側
の一方の歯車と噛み合う構成により、モーター側と引出
部材群側とが最短距離で接続され、ラック部材の全長が
最短化される作用が得られる。
さらに、ラック部材を、シャーシの下面側で、シリン
ダモータおよびキャプスタンモータに対してその間で、
かつ略同等の高さ範囲に配置する構成とすることによ
り、シャーシ下面側における最大高さを、シリンダモー
タおよびキャプスタンモータと同等以下とする作用が得
られる。
ダモータおよびキャプスタンモータに対してその間で、
かつ略同等の高さ範囲に配置する構成とすることによ
り、シャーシ下面側における最大高さを、シリンダモー
タおよびキャプスタンモータと同等以下とする作用が得
られる。
以下、本発明の一実施例を第1図から第8図により説
明する。第1図,第2図は本発明の装置の要部伝達経路
を示す平面図、第3図,第4図は本発明の装置の搭載さ
れているVTRメカニズムの表側と裏側の平面図、第5
図,第6図は同じく表側の斜視図と裏側の斜視図、第7
図はラックとシャーシベースの組付けられた状態を示す
裏側の斜視図、第8図はVTRメカの磁気テープ引出状態
を示す平面図を示す。
明する。第1図,第2図は本発明の装置の要部伝達経路
を示す平面図、第3図,第4図は本発明の装置の搭載さ
れているVTRメカニズムの表側と裏側の平面図、第5
図,第6図は同じく表側の斜視図と裏側の斜視図、第7
図はラックとシャーシベースの組付けられた状態を示す
裏側の斜視図、第8図はVTRメカの磁気テープ引出状態
を示す平面図を示す。
まず全体構成を説明する。シャーシベース100の裏側
にはシャーシピン100aが植設してある。シャーシベース
100の表側には引出ベース案内板104が取付けてあり案内
板104aを有している。該案内溝104aには引出ベース2aが
移動可能に配されており引出ベース2aの上面には引出部
材2が立設してある。該引出ベース2aと回転可能にリン
ク3が一方を連結し他方は歯車5と回転軸を同一とする
様に連結されたアーム4と、これも回動可能に連結して
ある。該歯車5は引出ベース案内板104とシャーシベー
ス100とで支持されて歯車軸5aを中心として回転可能に
軸支されている。ラック1は細長い形状をしており先端
部にはボス1a,他端側には歯1bを刻設し更に案内のため
の長穴1cを2ケ有している。該ラック1は前記シャーシ
ベース100に植設されているシャーシピン100aに長穴1c
を嵌め込むことにより該ラック1は長手方向に往復動自
在にシャーシベース100に取付けられている。
にはシャーシピン100aが植設してある。シャーシベース
100の表側には引出ベース案内板104が取付けてあり案内
板104aを有している。該案内溝104aには引出ベース2aが
移動可能に配されており引出ベース2aの上面には引出部
材2が立設してある。該引出ベース2aと回転可能にリン
ク3が一方を連結し他方は歯車5と回転軸を同一とする
様に連結されたアーム4と、これも回動可能に連結して
ある。該歯車5は引出ベース案内板104とシャーシベー
ス100とで支持されて歯車軸5aを中心として回転可能に
軸支されている。ラック1は細長い形状をしており先端
部にはボス1a,他端側には歯1bを刻設し更に案内のため
の長穴1cを2ケ有している。該ラック1は前記シャーシ
ベース100に植設されているシャーシピン100aに長穴1c
を嵌め込むことにより該ラック1は長手方向に往復動自
在にシャーシベース100に取付けられている。
一方モータ8はモータホルダ8aにて保持され、シャー
シベース100に固定されており、モータ8の出力軸には
ウォーム歯車9が取付けられてシャーシベース100上に
取付けられたホイール歯車10へ回転を伝えている。更に
ホイール歯車10の回転はシャーシベース100上に回転自
在に取付けられたカム溝7aを有するカム歯車7に伝えら
れる。該カム歯車7に刻設されたカム溝7aにはホイール
歯車10と回転軸を同一とするラック操作アーム6上に設
けたアームピン6aが嵌まり込ませている。該ラック操作
アーム6は先端部にて前記ラック1の先端部のボス1aと
回動可能に連結されている。
シベース100に固定されており、モータ8の出力軸には
ウォーム歯車9が取付けられてシャーシベース100上に
取付けられたホイール歯車10へ回転を伝えている。更に
ホイール歯車10の回転はシャーシベース100上に回転自
在に取付けられたカム溝7aを有するカム歯車7に伝えら
れる。該カム歯車7に刻設されたカム溝7aにはホイール
歯車10と回転軸を同一とするラック操作アーム6上に設
けたアームピン6aが嵌まり込ませている。該ラック操作
アーム6は先端部にて前記ラック1の先端部のボス1aと
回動可能に連結されている。
シリンダ11はシャーシベース100の表側に取付けられ
ており、また該シリンダ11の下方にはシリンダ11を回転
駆動させるためのモータ11aが同一回転軸上に配置され
ている。キャプスタンシャフト12はシャーシベース100
の表側に設置してあり該キャプスタンシャフト12を回転
駆動させるためのキャプスタンモータ12aがキャプスタ
ンシャフト12自身を回転軸としてシャーシベース100の
裏側に取付けられている。第6図(第4図)にこの様子
を示すがキャプスタンモータ12aとシリンダモータ11aと
の間にはラック1を配置している。
ており、また該シリンダ11の下方にはシリンダ11を回転
駆動させるためのモータ11aが同一回転軸上に配置され
ている。キャプスタンシャフト12はシャーシベース100
の表側に設置してあり該キャプスタンシャフト12を回転
駆動させるためのキャプスタンモータ12aがキャプスタ
ンシャフト12自身を回転軸としてシャーシベース100の
裏側に取付けられている。第6図(第4図)にこの様子
を示すがキャプスタンモータ12aとシリンダモータ11aと
の間にはラック1を配置している。
次に動作を説明する。(第8図にて)カセット102の
リール103に巻かれて収納されている磁気テープ101は引
出部材2により引出されて第8図の如く回転ヘッドを有
するシリンダ11に所定角度巻回され、信号の授受を行
う。この時磁気テープ101にはキャプスタンシャフト12
とピンチローラ13により移送されるのは周知の事であ
る。
リール103に巻かれて収納されている磁気テープ101は引
出部材2により引出されて第8図の如く回転ヘッドを有
するシリンダ11に所定角度巻回され、信号の授受を行
う。この時磁気テープ101にはキャプスタンシャフト12
とピンチローラ13により移送されるのは周知の事であ
る。
本発明においては前述した引出部材2の駆動方法を、
以下に述べる機構としている。これを第1図と第2図を
用いて説明する。モータ8の回転によりウォーム歯車9
が回転しこの動力がホイール歯車10を回転させ、次にカ
ム歯車7を回転させる。カム歯車7のカム溝7aにはラッ
ク操作アーム6のアームピン6aが係合しているので例え
ば、第1図の状態から第2図の状態(磁気テープを引出
す動作)に動作する時はカム歯車7が時計方向に回転す
ると(第2図)カム溝7aの変位に伴いラック操作アーム
6が引き上げられラック操作アーム6と連結されている
ラック1も引上げられる。
以下に述べる機構としている。これを第1図と第2図を
用いて説明する。モータ8の回転によりウォーム歯車9
が回転しこの動力がホイール歯車10を回転させ、次にカ
ム歯車7を回転させる。カム歯車7のカム溝7aにはラッ
ク操作アーム6のアームピン6aが係合しているので例え
ば、第1図の状態から第2図の状態(磁気テープを引出
す動作)に動作する時はカム歯車7が時計方向に回転す
ると(第2図)カム溝7aの変位に伴いラック操作アーム
6が引き上げられラック操作アーム6と連結されている
ラック1も引上げられる。
ラッム1に設けられている歯車1bは歯車5と噛み合っ
ているため、歯車5は第2図の如く回転する。該歯車5
の回転により引出ベース2aは移動させられこれにより第
8図に示すように引出部材2にて磁気テープ101を引出
すことが出来る。また磁気テープ101の収納時には第1
図に示すようにモータ8が逆回転を行うことによりカム
歯車7が反時計方向に回転することにより行われる。
ているため、歯車5は第2図の如く回転する。該歯車5
の回転により引出ベース2aは移動させられこれにより第
8図に示すように引出部材2にて磁気テープ101を引出
すことが出来る。また磁気テープ101の収納時には第1
図に示すようにモータ8が逆回転を行うことによりカム
歯車7が反時計方向に回転することにより行われる。
本発明によれば、第6図にても明らかなようにキャプ
スタンモータ12aとシリンダモータ11aの間の(シャーシ
裏側の)デッドスペースをたくみに利用することによ
り、非常に簡素化された機構でありながら、薄型化と小
型化の両立にも寄与出来る装置を得ることが出来た。
スタンモータ12aとシリンダモータ11aの間の(シャーシ
裏側の)デッドスペースをたくみに利用することによ
り、非常に簡素化された機構でありながら、薄型化と小
型化の両立にも寄与出来る装置を得ることが出来た。
第1図は本発明の一実施例の収納状態の要部平面図, 第2図は引出状態の要部平面図, 第3図はVTRメカニズム表側平面図,第4図は裏側平面
図, 第5図はVTRメカニズムの表側斜視図,第6図は裏側斜
視図, 第7図はシャーシベース裏側斜視図, 第8図は磁気テープを引出した状態の平面図である。 1……ラック、2……引出部材、11……シリンダ、11a
……シリンダモータ、12……キャプスタンシャフト、12
a……キャプスタンモータ。
図, 第5図はVTRメカニズムの表側斜視図,第6図は裏側斜
視図, 第7図はシャーシベース裏側斜視図, 第8図は磁気テープを引出した状態の平面図である。 1……ラック、2……引出部材、11……シリンダ、11a
……シリンダモータ、12……キャプスタンシャフト、12
a……キャプスタンモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 幸治 横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデ オエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−96557(JP,A) 特開 昭61−188772(JP,A) 実開 昭61−189443(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】カセット内に収納された磁気テープを引き
出し、回転ヘッドを内蔵したシリンダに添接するように
所定角度巻回し、磁気テープに信号を記録および/また
は再生可能とした磁気記録および/または再生装置のテ
ープローディング機構において、 シャーシ上面側に固定され、回転軸が前記シャーシ面と
略平行なモータと、 細長で略直線状をなし、前記シャーシの下面側に長手方
向へ略直線的に往復動自在に保持され、一端側にラック
部が設けられ、他端側に前記モータの駆動力が伝達さ
れ、前記磁気テープを前記シリンダに巻回してゆくとき
に前記他端側方向へ引っ張られて移動されるラック部材
と、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、磁気テープ
が所定角度に巻回されるシリンダを回転させるシリンダ
モータと、 前記シャーシの下面側に突出して配置され、キャプスタ
ンシャフトを回転させるキャプスタンモータと、 磁気テープを引き出す引出部材が立設された引出ベー
ス、および該引出ベースと連結する連結部材、および該
連結部材と連結する引出部材操作アーム、および該引出
部材操作アームと一体に回転する歯車とを有する2つの
引出部材群とから構成され、 前記2つの引出部材群の各々の歯車は、前記ラック部材
のラック部が前記2つの歯車のうちで前記モータに近い
側の一方の歯車と噛み合うとともに、前記各々の歯車が
相互に噛み合い駆動され、 前記ラック部材は、前記シャーシの下面側において、前
記シリンダモータおよび前記キャプスタンモータに対し
てその間で、かつ略同等の高さ範囲に配置されたことを
特徴とする磁気記録および/または再生装置のテープロ
ーディング機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077448A JP2650906B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構 |
KR1019880003118A KR910009473B1 (ko) | 1987-04-01 | 1988-03-23 | 자기기록 및 재생장치의 테이프 로딩 기구 |
DE3811085A DE3811085A1 (de) | 1987-04-01 | 1988-03-31 | Bandlademechanismus fuer magnetische aufzeichnungs- und/oder wiedergabevorrichtung |
US07/177,470 US4912578A (en) | 1987-04-01 | 1988-04-01 | Tape loading mechanism for magnetic recording and/or playback equipments |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077448A JP2650906B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7224983A Division JP2586886B2 (ja) | 1995-09-01 | 1995-09-01 | 磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63247954A JPS63247954A (ja) | 1988-10-14 |
JP2650906B2 true JP2650906B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=13634298
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62077448A Expired - Lifetime JP2650906B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 磁気記録および/または再生装置のテープローディング機構 |
Country Status (4)
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