JP2650428B2 - 温度センサ - Google Patents

温度センサ

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JP2650428B2
JP2650428B2 JP21643589A JP21643589A JP2650428B2 JP 2650428 B2 JP2650428 B2 JP 2650428B2 JP 21643589 A JP21643589 A JP 21643589A JP 21643589 A JP21643589 A JP 21643589A JP 2650428 B2 JP2650428 B2 JP 2650428B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に自動車のエンジン制御用に使用される
吸気温度を検知するためのサーミスタ式の温度センサに
関するものである。
従来の技術 従来、この種の温度センサは第3図,第4図に示すよ
うな構成であった。第3図,第4図において、1はサー
ミスタ素子であり、このサーミスタ1を絶縁被覆部2を
備えたリード線3の一端に半田処理を施して接続し、ま
た上記リード線3の他端に端子4を半田処理により接続
している。5は半田処理部である。上記のようにリード
線3,端子4が接続された上記サーミスタ素子1をキャッ
プ6内に収納し、この状態で上記キャップ6と一体とな
るように一体成形体7を成形し、かつ上記端子4の一部
がこの一体成形体7の外部に取出されるようにしてい
る。また、上記一体成形体7の一部にはカラー取付孔7a
が設けられており、このカラー取付孔7aに外周面が平滑
なカラー8が固定されている。このカラー8の取付け
は、一体成形体7の熱いうちにカラー8をカラー取付孔
7aに挿入し、上記一体成形体7の冷却収縮作用を利用し
てカラー取付孔7aにカラー8を固定する構成であった。
そして、上記カラー8を利用してこの温度センサを自動
車のエンジン部の適宜の箇所に取付け、上記端子4を同
じくエンジン部の適当な機器などに電器的に接続するこ
とにより、この温度センサは用いられるものであった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような従来の構成では、カラー
8の外周面が平滑であるため、カラー8の外周面とカラ
ー取付孔7aの内周面との摩擦が少なく、このため比較的
高温な状態で使用されることにより温度センサが昇温し
たり、高温状態での測定時や、さらには輸送中に、カラ
ー取付孔7aからカラー8が脱落するという問題があっ
た。
本発明はこのような問題点を解決し、高温での使用状
態や輸送中にカラー取付孔からカラーが脱落するのを防
止するようにした温度センサを提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 上記のような問題点を解決するために本発明は、外周
面にローレット加工部を設けたカラーを、一体成形体の
カラー取付孔に、上記一体成形体の冷却収縮作用を利用
して圧入固定してなる構成としたものである。
作 用 このような本発明の構成によれば、一体成形体のカラ
ー取付孔にカラーが圧入固定されるため、すなわちカラ
ーを圧入することにより一体成形体の冷却収縮時にその
カラーのローレット加工部にカラー取付孔の内周部が喰
い込むことにより、カラーの外周面とカラー取付孔の内
周面との摩擦抵抗力が増加し、カラー取付孔よりカラー
が脱落し難いこととなる。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図,第2図と共
に説明する。ここでは、従来例と同一箇所には同一番号
を付し、説明を省略する。
第1図および第2図に示すように、本発明の温度セン
サにおいては、外周面にローレット加工部9aを設けたカ
ラー9を、一体成形体7のカラー取付孔7aに圧入固定さ
せてなる構成を特徴としている。ここで、カラー9とし
ては、第2図に示すように一部の径大部の外周面のみに
ローレット加工部9aを設けてもよく、またはカラー9の
外周面全体にローレット加工部を設けるようにしてもよ
いものである。そして、上記のカラー9は一体成形体7
の熱いうちにカラー取付孔7aに圧入され、その圧入後、
一体成形体7の冷却収縮時にカラー9のローレット加工
部9aにカラー取付孔7aの内周部が喰う込むことにより、
カラー9は一体成形体7のカラー取付孔7aに圧入固定さ
れている。
発明の効果 以上のように本発明によれば、外周面にローレット加
工部を設けたカラーを一体成形体のカラー取付孔に圧入
し、一体成形体の冷却収縮作用を利用してカラーのロー
レット加工部にカラー取付孔の内周部を喰い込ませ、カ
ラーを一体成形体のカラー取付孔に圧入固定させている
ことにより、カラー外周面とカラー取付孔の摩擦抵抗力
が増加し、カラー取付孔よりカラーが脱落し難いものと
することができる。したがって、比較的高温の状態や振
動の激しい状態で使用される自動車用の温度センサとし
て、著しい品質向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる温度センサの一実施例を示す断
面図、第2図は同センサに用いるカラーの一部を断面に
て示す拡大正面図、第3図は従来の温度センサを示す断
面図、第4図は同センサに用いるカラーの一部を断面に
て示す拡大正面図である。 1……サーミスタ素子、2……絶縁被覆部、3……リー
ド線、4……端子、5……半田処理部、6……キャッ
プ、7……一体成形体、7a……カラー取付孔、9……カ
ラー、9a……ローレット加工部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーミスタ素子を収納したキャップを一体
    成形により一体とし、外部に上記サーミスタ素子に一端
    が接続されたリード線の他端が取出されてなる一体成形
    体に設けられたカラー取付孔に、外周面にローレット加
    工部が設けられたカラーを上記一体成形体の冷却収縮作
    用を利用して圧入固定してなる温度センサ。
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