JP2649994B2 - パルス幅制御回路 - Google Patents

パルス幅制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチングレギュレ
ータ用等のパルス幅制御回路に関する。スイッチングレ
ギュレータは、出力直流電圧を検出して、直流電源が加
えられるトランスの一次側のスイッチング素子のオン,
オフの期間を制御し、出力直流電圧を所定値に維持させ
るものであり、トランジスタ等のスイッチング素子のオ
ン,オフ期間を制御する為のパルス幅制御回路が用いら
れる。このようなスイッチングレギュレータに於いて、
小容量のものでは小型化と低価格化とが要望されてい
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来例のパルス幅制御回路の要部
ブロック図であり、三角波又は鋸歯状波発振器31と外
部制御信号とを比較器32で比較し、パルス信号を出力
するもので、例えば、外部制御信号のレベルが高い場合
にパルス幅が狭くなり、反対にレベルが低い場合にパル
ス幅が広くなるように制御することができる。
【0003】前述のようなパルス幅制御回路を基本構成
とした従来例のスイッチングレギュレータ用の制御回路
は、既に各種の回路構成が知られているが、図6にその
一例の集積回路化した制御回路のブロック図を示す。同
図に於いて、41,42は比較器、43は誤差増幅器、
44〜47は比較器、48,49はフリップフロップ、
50は三角波発振器、51は基準電圧源、52はインバ
ータ、53はオア回路、Q11〜Q15はトランジスタ
であり、四角内の数字は集積回路の端子番号を示す。
【0004】端子「1」,「2」は入力端子+I
(OP),−IN(OP)、端子「3」はフィードバック端子
FB、端子「4」はデッドタイム設定端子DTC、端子
「5」及び「6」は、三角波発振器50の発振周期を決
めるコンデンサ及び抵抗を接続する端子CT ,RT 、端
子「7」は接地端子GND、端子「8」は電源のローレ
ベル端子VL 、端子「9」は出力端子OUT、端子「1
0」は電源のハイレベル端子VH 、端子「11」はツェ
ナー電圧出力端子VZ 、端子「12」は電源端子VCC
端子「13」は過電圧検出入力端子OVP、端子「1
4」は基準電圧出力端子VREF 、端子「15」,「1
6」は過電流検出入力端子−IN(C) ,+IN(C) であ
る。
【0005】三角波発振器50が図5の発振器31に、
又比較器47が図5の比較器32にそれぞれ相当するも
ので、以下パルス幅制御の要点のみについて説明する。
外部制御信号は端子「1」に入力され、誤差増幅器43
の出力信号が比較器47に加えられ、三角波発振器50
からの三角波信号と比較され、外部制御信号に対応して
パルス幅のパルス信号が出力される。このパルス信号が
ローレベルの時にトランジスタQ11がオンとなり、反
対にハイレベルの時にトランジスタQ12がオンとなっ
て、端子「9」からパルス幅が制御されたパルス信号が
出力される。
【0006】又比較器41により過電流であることが検
出されると、フリップフロップ48がセットされ、比較
器47の出力信号はハイレベルとなるから、比較器47
の出力はハイレベルとなり、トランジスタQ11はオフ
となる。又比較器44により過電圧であることが検出さ
れると、フリップフロップ49がセットされ、比較器4
7の出力信号はハイレベルとなるから、トランジスタQ
11はオフとなる。又端子「12」に入力される電源電
圧が低下、或いは基準電圧源51の電圧が低下して規定
値以下となると、比較器45或いは比較器46の出力信
号がハイレベルとなり、トランジスタQ13,Q14,
Q15がオンとなり、出力端子「9」はローレベルとな
る。即ち、パルスは停止する。
【0007】図7はスイッチングレギュレータのブロッ
ク図であり、60は図6に示す制御回路を集積回路化し
た制御回路、61はトランス、62はスイッチングトラ
ンジスタ、63は整流回路、64は出力側の整流平滑回
路、65は出力電圧検出用増幅器、66はホトカプラ、
67は過電圧検出用増幅器、68はホトカプラ、69は
トランジスタ、CT,RTは三角波発振器50の発振周
期を決めるコンデンサ及び抵抗である。交流電圧ACは
整流回路63により全波整流され、スイッチングトラン
ジスタ62がオンとなると、トランス61の一次巻線に
電流が流れる。又トランス61の二次巻線に誘起した電
圧は、整流平滑回路64により整流されて平滑化され、
直流出力電圧となる。
【0008】制御回路60は、図6に示す端子番号
「1」〜「16」を有し、端子「1」に出力電圧検出用
比較器65からホトカプラ66を介して整流平滑回路6
4からの直流出力電圧の検出信号が入力される。又端子
「7」,「8」が接地され、端子「9」からの出力パル
スがスイッチングトランジスタ62のゲートに加えら
れ、スイッチングトランジスタ62のオン,オフ期間が
制御される。即ち、直流出力電圧が設定値より高くなる
と、端子「9」からの出力パルスのパルス幅が狭くな
り、スイッチングトランジスタ62のオン期間が短くな
って、直流出力電圧を低下するように作用し、反対に直
流出力電圧が設定値より低くなると、端子「9」からの
出力パルスのパルス幅が広くなり、スイッチングトラン
ジスタ62のオン期間が長くなって、直流出力電圧が上
昇するように作用する。
【0009】前述のように、スイッチングレギュレータ
の直流出力電圧が設定値に維持されるように、制御回路
60からの出力パルスによって制御される。又直流出力
電圧の制御が異常となって過電圧となった時は、過電圧
検出用増幅器67からホトカプラ68を介して制御回路
60の端子「13」に入力され、制御回路60のフリッ
プフロップ49がセットされるから、端子「9」からの
出力パルスのパルス幅は零となり、スイッチングトラン
ジスタ62のオン期間は零となるから、過電圧保護を行
うことができる。
【0010】
【発明が解決しようとする問題点】制御回路60は、前
述のように、集積回路化されて各種のスイッチングレギ
ュレータに適用できるように構成されている。しかし、
汎用化されているから、小容量のスイッチングレギュレ
ータに適用する場合等に於いては、必要最小限度以上の
保護回路等を含む構成を有するものとなり、制御回路6
0に於ける消費電力が無視できないものとなる。本発明
は、簡単な構成により低消費電力化を図ることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のパルス幅制御回
路は、図1を参照して説明すると、抵抗8,9とコンデ
ンサ7とナンドゲート6とを含み、所定の周期の矩形波
の信号を出力する発振部1と、この発振部1の出力信号
と外部制御信号とを加えるパルス幅変換部2とを備え、
このパルス幅変換部2は、発振部1の出力信号をナンド
ゲート5等により反転した信号を加えると共に、前記外
部制御信号により時定数がトランジスタの導通度等によ
り変更される時定数回路3と、この時定数回路3の出力
信号と発振部1の出力信号とが入力されるナンドゲート
4とを有し、このナンドゲート4から外部制御信号に従
ったパルス幅の信号を出力するものである。
【0012】
【作用】発振部1のコンデンサ7は、ナンドゲート6の
出力がハイレベルの時に、抵抗8,9を介して充電さ
れ、ローレベルの時に抵抗9を介して放電される。従っ
て、コンデンサ7の端子電圧は三角波となり、その端子
電圧がナンドゲート6の閾値を超えると、ナンドゲート
6の出力はハイレベルとなる。即ち、矩形波の信号を出
力することになる。
【0013】パルス幅変換部2は、発振部1の出力信号
をナンドゲート5により反転して時定数回路3に加え、
この時定数回路3の出力信号と発振部1の出力信号とを
ナンドゲート4に入力するもので、時定数回路3の出力
信号は、外部制御信号により時定数回路のコンデンサの
放電時定数を小さくすると、急速にレベルが低下するか
ら、ナンドゲート4の出力信号のハイレベルの期間が長
くなる。反対に外部制御信号によりコンデンサの放電時
定数を大きくすると、レベル低下が遅くなるから、ナン
ドゲート4の出力信号のハイレベルの期間が短くなる。
即ち、ナンドゲート4の出力のパルス幅を外部制御信号
により制御することができる。
【0014】
【実施例】図2は本発明の一実施例のブロック図であ
り、11は発振部、12はパルス幅変換部、13は時定
数回路、14はトランス、15は整流平滑回路、16,
17は直流入力電源端子、18,19は直流出力端子、
N1〜N4はナンドゲート、Q1〜Q3はトランジス
タ、D1,D2はダイオード、R1〜R10は抵抗、C
1,C2はコンデンサ、LDは発光ダイオード、PTは
ホトトランジスタ、ZDはシャントレギュレータであ
る。発振部11とパルス幅変換部12とによりパルス幅
制御回路を構成するもので、この実施例に於いては、ス
イッチングレギュレータのトランス14の一次巻線に接
続したMOS FET等のトランジスタQ3を制御する
場合の要部を示す。又ナンドゲートN1〜N4はCMO
Sによる2入力のシュミットトリガ型回路構成を有する
ものである。なお、通常のナンドゲートにより構成する
ことも可能である。
【0015】発振部11は、ナンドゲートN1とコンデ
ンサC1と抵抗R1,R2とダイオードD1とから構成
され、コンデンサC1は、ダイオードD1を介して並列
接続された抵抗R1,R2を介してナンドゲートN1の
出力により充電され、コンデンサC1の端子電圧がナン
ドゲートN1の閾値以上となると、ナンドゲートN1の
出力は“0”(ローレベル)となり、コンデンサC1は
抵抗R2を介して放電され、そのコンデンサC1の端子
電圧がナンドゲートN1の閾値以下となると、ナンドゲ
ートN1の出力は“1”(ハイレベル)となる。この場
合、ナンドゲートN1の“0”から“1”になる入力閾
値レベルと、“1”から“0”になる入力閾値レベルと
がシュミットトリガ型の為異なっている。即ち、シュミ
ットトリガ型とし、コンデンサC1の充放電の繰り返し
による矩形波の発振出力信号がナンドゲートN1から出
力される。又CMOS回路により構成することにより、
入力静電容量を考慮する必要があるが、コンデンサC1
の容量に含めて発振周期を設定することができる。
【0016】又パルス幅変換部12は、ナンドゲートN
2,N3と時定数回路13とから構成され、時定数回路
13は、ダイオードD2と抵抗R3,R4とコンデンサ
C2とホトトランジスタPTとから構成されている。こ
のパルス幅変換部12に於いても、ナンドゲートN2,
N3をCMOS回路により構成することにより、前述の
発振部11に於ける場合と同様に、入力静電容量をコン
デンサC2の容量に含めて充放電時定数を設定すること
ができる。又ホトトランジスタPTは発光ダイオードL
Dと光学的に結合されてホトカプラを構成している。
【0017】時定数回路13のコンデンサC2は、ダイ
オードD2と抵抗R3とを介してナンドゲートN2の出
力により充電され、ダイオードD2により逆方向の放電
が阻止されて、抵抗R4とホトトランジスタPTとを介
して放電される。従って、ホトトランジスタPTを制御
することにより、放電時定数を変化させることができ
る。この時定数回路13のコンデンサC2の端子電圧
と、発振部11の出力信号とがナンドゲートN3に入力
され、コンデンサC2の端子電圧がナンドゲートN3の
閾値以上で且つ発振部11の出力が“1”の時に、ナン
ドゲートN3の出力は“0”となり、その他の論理条件
の時に“1”となる。
【0018】パルス幅変換部12の出力信号はナンドゲ
ートN4により反転されて、トランジスタQ1,Q2の
ベースに加えられ、トランジスタQ1,Q2のエミッタ
からの出力信号が抵抗R6を介してトランジスタQ3の
ゲートに加えられ、トランス14の一次巻線に接続され
たこのトランジスタQ3のオン,オフが制御される。又
トランス14の二次巻線に誘起した電圧は整流平滑回路
15により整流されて平滑化され、直流出力端子18,
19から図示を省略した負荷に供給され、且つ抵抗R7
〜R10とツェナーダイオードZDと発光ダイオードL
Dからなる電圧検出部により検出され、発光ダイオード
LDと光学的に結合されたホトトランジスタPTが制御
されて、時定数回路13の時定数が制御される。
【0019】図3は本発明の一実施例の動作説明図であ
り、(a)〜(i)は図2の各部の信号a〜iの波形の
一例を示し、縦軸はそれぞれ異なる任意目盛りとして示
す。ナンドゲートN1の入力電圧aとなるコンデンサC
1の端子電圧は、コンデンサC1の充放電に従って図3
の(a)に示すように三角波状に変化する。即ち、入力
電圧aがナンドゲートN1の閾値Vth1を超えると、
ナンドゲートN1の出力信号bは“0”となり、コンデ
ンサC1の放電が開始される。又閾値Vth2(<Vt
h1)を下回ると、ナンドゲートN1の出力信号bは
“1”となり、コンデンサC1の充電が開始される。従
って、ナンドゲートN1の出力信号bは図3の(b)に
示すように矩形波形となり、その周期は、コンデンサC
1の容量と抵抗R1,R2の値とにより定まることにな
る。
【0020】又パルス幅変換部12のナンドゲートN2
の出力信号cは図3の(c)に示すように、発振部11
のナンドゲートN1の出力信号bを反転したものとな
る。この出力信号cによりダイオードD2,抵抗R3を
介してコンデンサC2の充電が行われ、又抵抗R4とホ
トトランジスタPTとを介して放電が行われる。即ち、
充電時定数はR3・C2となり、放電時定数はホトトラ
ンジスタPTのインピーダンスをZPとすると、(R4
+ZP)・C2となり、コンデンサC2の端子電圧dは
図3の(d)に示すように変化する。そして、ナンドゲ
ートN3にコンデンサC2の端子電圧d、即ち、時定数
回路13の出力信号と、発振部11のナンドゲートN1
の出力信号bとがナンドゲートN3に入力されるから、
このナンドゲートN3の閾値をVth3とすると、ナン
ドゲートN3の出力信号eは図3の(e)に示すものと
なる。
【0021】ナンドゲートN3の出力信号eの周期(T
1+T2)は、発振部11のナンドゲートN1の出力信
号bの周期と同一であるが、ホトトランジスタPTによ
るコンデンサC2の放電時定数が制御されることによ
り、出力信号eの“1”の期間T1と“0”の期間T2
との比が変化する。例えば、放電時定数を小さくする
と、コンデンサC2の端子電圧dの低下が急速となるか
ら、“1”の期間T1が長くなり、“0”の期間T2が
短くなる。反対に、放電時定数を大きくすると、コンデ
ンサC2の端子電圧dの低下が遅くなり、“1”の期間
T1が短く、“0”の期間T2が長くなる。
【0022】ナンドゲートN4は出力用のトランジスタ
Q1,Q2を制御する為に、パルス幅変換部12のナン
ドゲートN3の出力信号eを反転するもので、その出力
信号fは図3の(f)に示すものとなり、これによっ
て、トランジスタQ1,Q2が制御され、その出力信号
gは図3の(g)に示すものとなり、抵抗R6を介して
トランジスタQ3のゲートに加えることになる。この出
力信号gが“1”の期間(ほぼT2に相当)に、トラン
ジスタQ3がオンとなって、トランス14の一次巻線に
電流が流れる。従って、このトランジスタQ3のドレイ
ン・ソース間電圧hは図3の(h)に示すように、トラ
ンジスタQ3がオンの期間(ほぼT2に相当)は零とな
る。又トランジスタQ3のドレイン電流iは図3の
(i)に示すように、トランジスタQ3がオンとなる
と、ほぼ直線状に上昇することになる。
【0023】直流出力電圧が設定値より上昇した場合
に、発光ダイオードLDに流れる電流が上昇して発光量
が増加し、それによりホトトランジスタPTのインピー
ダンスが小さくなってコンデンサC2の放電時定数が小
さくなる。従って、期間T2が短くなり、トランジスタ
Q3のオン期間が短くなるから、直流出力電圧の上昇を
抑制することができる。反対に、直流出力電圧が設定値
より低下した場合は、発光ダイオードLDに流れる電流
が低下して発光量が減少し、それによりホトトランジス
タPTのインピーダンスが大きくなってコンデンサC2
の放電時定数が大きくなる。従って、期間T2が長くな
り、トランジスタQ3のオン期間が長くなるから、直流
出力電圧を上昇させることになる。前述の実施例は、フ
ライバックコンバータについて説明したが、フォワード
コンバータに対しても適用可能である。
【0024】図4は本発明の他の実施例の説明図であ
り、21は発振部、22はパルス幅変換部である。この
実施例は、通常のナンドゲートN11〜N14を用いた
場合を示し、図2と同一の符号は同一又は類似した部分
を示す。発振部21は、ナンドゲートN11,N12と
抵抗R1,R2,R11とダイオードD1とコンデンサ
C1とにより構成され、ナンドゲートN12の出力端子
と、ナンドゲートN11の入力端子との間に抵抗R11
を介してコンデンサC1が接続され、ナンドゲートN1
1の出力信号がハイレベルで、ナンドゲートN12の出
力信号がローレベルの時に、コンデンサC1は抵抗R
1,R2を介して充電され、又ナンドゲートN11の出
力信号がローレベルで、ナンドゲートN12の出力信号
がハイレベルの時に、コンデンサC1は抵抗R2を介し
て放電される。
【0025】パルス幅変換部22は、ナンドゲートN1
3と、時定数回路を構成するダイオードD2,抵抗R
3,R4,コンデンサC2,ホトトランジスタPTによ
り構成され、ナンドゲートN12の出力信号により、ダ
イオードD2,抵抗R3を介してコンデンサC2が充電
され、抵抗R4とホトトランジスタPTとを介して放電
される。このコンデンサC2の放電時定数がホトトラン
ジスタPTを制御することにより変化される。ナンドゲ
ートN13は、時定数回路のコンデンサC2の端子電圧
と、発振部21のナンドゲートN11の出力信号とが入
力され、それらがナンドゲートN13の閾値以上の時
に、出力信号が“0”(ローレベル)となる。又ナンド
ゲートN14は、図2に於けるナンドゲートN4に相当
するものである。
【0026】従って、図示を省略した発光ダイオードか
らホトトランジスタPTに入力される光量を制御するこ
とにより、時定数回路の時定数を制御できるから、ナン
ドゲートN13の出力信号は、発振部21の出力信号の
周期で、そのパルス幅が制御されたものとなる。
【0027】本発明は、前述の各実施例にのみ限定され
るものではなく、種々付加変更することができるもので
あり、例えば、時定数回路を制御するホトトランジスタ
PTの代わりに、他のトランジスタ等の制御素子を用い
ることも可能である。又抵抗R3を含む充電時定数を制
御する構成とすることも可能である。又過電流検出によ
り放電時定数を小さくして、ナンドゲートN3,N13
の出力信号を最小パルス幅に継続して出力する回路を付
加することも可能である。又過電圧検出により出力パル
スを停止する回路を付加することも可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発振部
1とパルス幅変換部2とからなり、外部制御信号により
パルス幅変換部2の時定数回路3の時定数を変化して、
出力パルスのパルス幅を制御するものであり、不要な回
路構成を含まないので、集積回路化も容易な簡単な回路
構成となり、CMOS回路により構成することも可能で
あるから、低消費電力化が容易となる。従って、小容量
のスイッチングレギュレータ等に適用して、経済化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の説明図である。
【図3】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の説明図である。
【図5】従来例のパルス幅制御回路の要部ブロック図で
ある。
【図6】従来例の制御回路の要部ブロック図である。
【図7】スイッチングレギュレータのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 発振部 2 パルス幅変換部 3 時定数回路 4,5,6 ナンドゲート 7 コンデンサ 8,9 抵抗
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−310328(JP,A) 特開 昭62−25874(JP,A) 特公 昭57−37131(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗とコンデンサとナンドゲートとを含
    み、所定の周期の矩形波の信号を出力する発振部(1)
    と、該発振部(1)の出力信号と外部制御信号とを加え
    るパルス幅変換部(2)とを備え、前記パルス幅変換部
    (2)は、前記発振部(1)の出力信号を反転した信号
    を加えると共に前記外部制御信号により時定数が変更さ
    れる時定数回路(3)と、該時定数回路(3)の出力信
    号と前記発振部(1)の出力信号とが入力されるナンド
    ゲート(4)とを有し、該ナンドゲート(4)から前記
    外部制御信号に従ったパルス幅の信号を出力する構成と
    したことを特徴とするパルス幅制御回路。
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