JP2648927B2 - 自動現像機の処理液補充方法 - Google Patents
自動現像機の処理液補充方法Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動現像機の処理液補充方法に関し、詳し
くは、フィルム等の被現像物(以下フィルムという)の
処理量に応じて現像液や定着液等の処理液の最適な補充
量を決定する方法に関するものである。
くは、フィルム等の被現像物(以下フィルムという)の
処理量に応じて現像液や定着液等の処理液の最適な補充
量を決定する方法に関するものである。
しかしながら、従来の処理液の補充方法における黒化
面積の測定は、黒化検出用のセンサ部を通過するフィル
ムの黒化部分の光透過率あるいは反射率により変化する
センサ部の電流(電圧)の変化(低下)量を積算するだ
けであり、センサ部の幅とフィルムの幅との違いについ
ては考慮されていなかった。これらは、写真製版用のリ
スフィルム等、黒化部分以外が略完全に透明になるもの
や、同一サイズのフィルムの処理には対応できるが、各
種サイズのフィルムを処理したり、黒化部分に濃淡のあ
るもの、あるいはベースに着色されているものについて
は、対応できなかった。即ち、幅が狭くて濃色のフィル
ムの黒化度の、幅が広くて淡色のフィルムの黒化度とが
略同一の黒化面積であるという測定結果を生じてしま
い、特にフィルムのベースに着色あるいは濃淡のあるも
のでは、フィルムの幅の違いによる誤差が大きくでてい
た。その結果、処理液の補充量に誤差を生じ、処理液を
過剰に補充して処理液の無駄を生じたり、補充量が不足
して現像あるいは定着処理に支承を来たす虞もあった。
面積の測定は、黒化検出用のセンサ部を通過するフィル
ムの黒化部分の光透過率あるいは反射率により変化する
センサ部の電流(電圧)の変化(低下)量を積算するだ
けであり、センサ部の幅とフィルムの幅との違いについ
ては考慮されていなかった。これらは、写真製版用のリ
スフィルム等、黒化部分以外が略完全に透明になるもの
や、同一サイズのフィルムの処理には対応できるが、各
種サイズのフィルムを処理したり、黒化部分に濃淡のあ
るもの、あるいはベースに着色されているものについて
は、対応できなかった。即ち、幅が狭くて濃色のフィル
ムの黒化度の、幅が広くて淡色のフィルムの黒化度とが
略同一の黒化面積であるという測定結果を生じてしま
い、特にフィルムのベースに着色あるいは濃淡のあるも
のでは、フィルムの幅の違いによる誤差が大きくでてい
た。その結果、処理液の補充量に誤差を生じ、処理液を
過剰に補充して処理液の無駄を生じたり、補充量が不足
して現像あるいは定着処理に支承を来たす虞もあった。
そこで、本発明は、フィルムの黒化度をより正確に測
定して処理液の補充量を的確に制御することのできる自
動現像機の処理液補充方法を提供することを目的とす
る。
定して処理液の補充量を的確に制御することのできる自
動現像機の処理液補充方法を提供することを目的とす
る。
上記した目的を達成するために本発明は、フィルム等
の被現像物の処理量に応じて現像液や定着液等の処理液
の補充を行う自動現像機の処理液補充方法において、前
記被現像物の面積を測定するとともに、現像済みの被現
像物の黒化度を測定し、両測定値に基づいて被現像物の
平均黒化濃度を算出し、該平均黒化濃度に応じて処理液
の補充を行うことを特徴としている。
の被現像物の処理量に応じて現像液や定着液等の処理液
の補充を行う自動現像機の処理液補充方法において、前
記被現像物の面積を測定するとともに、現像済みの被現
像物の黒化度を測定し、両測定値に基づいて被現像物の
平均黒化濃度を算出し、該平均黒化濃度に応じて処理液
の補充を行うことを特徴としている。
従って、フィルム等の被現像物の面積に応じた平均黒
化濃度を得ることができるので、フィルムの実質的な黒
化度、即ち現像液や定着液の消耗度が正確に算出でき、
処理液の補充を的確行うことができる。
化濃度を得ることができるので、フィルムの実質的な黒
化度、即ち現像液や定着液の消耗度が正確に算出でき、
処理液の補充を的確行うことができる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
自動現像機1は、フィルムFを挿入台2から現像槽3,
定着槽4,水洗槽5及び乾燥出口6の順に搬送してフィル
ムFの現像処理を連続的に行うもので、現像槽3には現
像液が、定着槽4には定着液が、また水洗槽5には水洗
水がそれぞれ収容されている。上記現像液と定着液は、
フィルムFの現像処理によりそれぞれ消耗するため、こ
の消耗量に応じて現像液及び定着液の補充用タンク7,8
から前補充用ポンプ9、及び後補充用ポンプ10a,10bに
より現像液と定着液を補充している。
定着槽4,水洗槽5及び乾燥出口6の順に搬送してフィル
ムFの現像処理を連続的に行うもので、現像槽3には現
像液が、定着槽4には定着液が、また水洗槽5には水洗
水がそれぞれ収容されている。上記現像液と定着液は、
フィルムFの現像処理によりそれぞれ消耗するため、こ
の消耗量に応じて現像液及び定着液の補充用タンク7,8
から前補充用ポンプ9、及び後補充用ポンプ10a,10bに
より現像液と定着液を補充している。
現像液と定着液の補充は、まずフィルムFが挿入台2
から挿入された時に、挿入台2近傍に設けられたフィル
ム検知器11により検出されたフィルムFの幅及び長さに
より、前補充用ポンプ9が所定時間作動して適当量の前
補充を行う。この前補充量R1は、現像液及び定着液共に
予測される必要補充量Rより少なく設定されている。
から挿入された時に、挿入台2近傍に設けられたフィル
ム検知器11により検出されたフィルムFの幅及び長さに
より、前補充用ポンプ9が所定時間作動して適当量の前
補充を行う。この前補充量R1は、現像液及び定着液共に
予測される必要補充量Rより少なく設定されている。
そして現像処理が終了したフィルムFは、乾燥出口6
に搬送され、乾燥出口6内に配置された平均黒化濃度算
出部12でフィルムFの面積Sと黒化度が測定され、フィ
ルムFの平均黒化濃度Dが算出される。この平均黒化濃
度算出部12は、サイズ検知器13と黒化度検知器14、及び
黒化度検知器14からの信号を増幅変換する増幅部15、A/
D変換部16と、両検知器13,14からの測定値を比較演算す
る演算部17により構成されている。
に搬送され、乾燥出口6内に配置された平均黒化濃度算
出部12でフィルムFの面積Sと黒化度が測定され、フィ
ルムFの平均黒化濃度Dが算出される。この平均黒化濃
度算出部12は、サイズ検知器13と黒化度検知器14、及び
黒化度検知器14からの信号を増幅変換する増幅部15、A/
D変換部16と、両検知器13,14からの測定値を比較演算す
る演算部17により構成されている。
上記サイズ検知器13は、搬送されているフィルムFの
幅を検出するもので、検出した幅寸法とフィルムFの通
過時間とにより、フィルムFの面積Sを測定する。
幅を検出するもので、検出した幅寸法とフィルムFの通
過時間とにより、フィルムFの面積Sを測定する。
また上記黒化度検知器14は、光源14aと受光部14bとで
構成されており、フィルムFに所定強度の光Y0を光源14
aから照射し、フィルムFを透過した透過光Y1の変化
(低下量)を検出して黒化度を測定している。この黒化
度の測定時間Tbは、第4図に示すように、フィルムFが
受光部14bを通過する時間Tcの前後の部分をカットした
時間としている。これは受光部14bにフィルムFの搬送
方向の幅Wがあるためと、フィルムFが斜めに搬送され
た場合を考慮したもので、フィルムFが存在しない虞の
ある部分の検出値を除外して、より正確な測定値を得る
ためのものである。
構成されており、フィルムFに所定強度の光Y0を光源14
aから照射し、フィルムFを透過した透過光Y1の変化
(低下量)を検出して黒化度を測定している。この黒化
度の測定時間Tbは、第4図に示すように、フィルムFが
受光部14bを通過する時間Tcの前後の部分をカットした
時間としている。これは受光部14bにフィルムFの搬送
方向の幅Wがあるためと、フィルムFが斜めに搬送され
た場合を考慮したもので、フィルムFが存在しない虞の
ある部分の検出値を除外して、より正確な測定値を得る
ためのものである。
また受光部14bにおける透過光Y1の読取りは、所定時
間間隔で行うように設定されている。この時間間隔は、
フィルムFの搬送速度と受光部14bの搬送方向の幅Wに
応じて適宜設定されるもので、受光部14bを通過するフ
ィルムFの読取り時間間隔当たりの搬送長さを受光部14
bの搬送方向の受光幅Wと同じに設定すればフィルムF
前面を読取ることができる。また読取り時間間隔を短く
してオーバーラップさせて読取ったり、逆に時間間隔を
長くして粗く読取り、演算部17で補正することもでき
る。
間間隔で行うように設定されている。この時間間隔は、
フィルムFの搬送速度と受光部14bの搬送方向の幅Wに
応じて適宜設定されるもので、受光部14bを通過するフ
ィルムFの読取り時間間隔当たりの搬送長さを受光部14
bの搬送方向の受光幅Wと同じに設定すればフィルムF
前面を読取ることができる。また読取り時間間隔を短く
してオーバーラップさせて読取ったり、逆に時間間隔を
長くして粗く読取り、演算部17で補正することもでき
る。
そして上記演算部17では、各読取り時の受光部14bの
受光強度Y1(低下度)を順次積算し、これを光源14aの
発光強度Y0と比較して所定の計算式により計算し、黒化
度を測定するとともに、サイズ検知機13からのフィルム
Fの幅と通過時間をもとにフィルムFの面積Sを算出
し、黒化度と面積からフィルムFの平均黒化濃度Dを算
出する。
受光強度Y1(低下度)を順次積算し、これを光源14aの
発光強度Y0と比較して所定の計算式により計算し、黒化
度を測定するとともに、サイズ検知機13からのフィルム
Fの幅と通過時間をもとにフィルムFの面積Sを算出
し、黒化度と面積からフィルムFの平均黒化濃度Dを算
出する。
このようにフィルムFの平均黒化濃度Dを算出するこ
とにより、フィルムFの存在しない部分の受光部14bの
受光量Y1、即ち黒化していないと判断される部分からの
測定値を補正できるので、面積Sが小さくて黒化度が高
いフィルムFと、面積Sが大きくて黒化度が低いものと
の判別が可能となり、現像液や定着液の消耗度を正確に
求めることができる。特にフィルムベースが着色されて
いるものについては、平均黒化濃度Dからフィルムベー
スの着色度を減算することにより、正確な値を算出する
ことができる。
とにより、フィルムFの存在しない部分の受光部14bの
受光量Y1、即ち黒化していないと判断される部分からの
測定値を補正できるので、面積Sが小さくて黒化度が高
いフィルムFと、面積Sが大きくて黒化度が低いものと
の判別が可能となり、現像液や定着液の消耗度を正確に
求めることができる。特にフィルムベースが着色されて
いるものについては、平均黒化濃度Dからフィルムベー
スの着色度を減算することにより、正確な値を算出する
ことができる。
これにより、第5図に示すように、平均黒化濃度Dの
高いものは、現像液の消耗が激しいため現像液の補充量
を多くし、定着液の補充量を少なくすることができる。
逆に平均黒化濃度Dが小さいものは、現像液の消耗に比
べて定着液の消耗が激しいので、現像液の補充量を少な
く、定着液の補充量を多くして両処理液を所定の成分濃
度に保つことができる。即ち、従来同等の黒化面積とし
て扱われていた面積が小さくて黒化濃度の高いものと、
面積が大きくて黒化濃度の低いものとを判別することが
でき、最適な補充量を算出することができる。
高いものは、現像液の消耗が激しいため現像液の補充量
を多くし、定着液の補充量を少なくすることができる。
逆に平均黒化濃度Dが小さいものは、現像液の消耗に比
べて定着液の消耗が激しいので、現像液の補充量を少な
く、定着液の補充量を多くして両処理液を所定の成分濃
度に保つことができる。即ち、従来同等の黒化面積とし
て扱われていた面積が小さくて黒化濃度の高いものと、
面積が大きくて黒化濃度の低いものとを判別することが
でき、最適な補充量を算出することができる。
尚、第5図中、上記現像液及び定着液の補充量は、そ
れぞれ後補充用ポンプ10a,10bの作動時間に換算されて
おり、Dd0は現像液を補充する最低黒化濃度、Df0は定着
液を補充する最低黒化濃度で、Dd0≒Df0であり、D1は制
御を行う最高黒化濃度である。またT0はD1における定着
液最低補充時間、T1はD1における現像液最高補充時間、
T2はDf0における定着液最高補充時間である。またTfは
算出された平均黒化濃度Dxにおける定着液補充時間、Td
は現像液補充時間である。
れぞれ後補充用ポンプ10a,10bの作動時間に換算されて
おり、Dd0は現像液を補充する最低黒化濃度、Df0は定着
液を補充する最低黒化濃度で、Dd0≒Df0であり、D1は制
御を行う最高黒化濃度である。またT0はD1における定着
液最低補充時間、T1はD1における現像液最高補充時間、
T2はDf0における定着液最高補充時間である。またTfは
算出された平均黒化濃度Dxにおける定着液補充時間、Td
は現像液補充時間である。
そして、前記フィルムFの挿入の際に行われた前補充
量R1と、上記算出結果に基づく補充量Rとから、[R−
R1]を算出して不足分R2をそれぞれ補充する。この補充
は、上記演算部17からの算出結果を受けてドライバー部
18でそれぞれの後補充用ポンプ10a,10bを所定時間作動
させることにより行われる。
量R1と、上記算出結果に基づく補充量Rとから、[R−
R1]を算出して不足分R2をそれぞれ補充する。この補充
は、上記演算部17からの算出結果を受けてドライバー部
18でそれぞれの後補充用ポンプ10a,10bを所定時間作動
させることにより行われる。
第6図は、本発明の実施における演算部17の基本的な
流れを説明するものである。まずステップ1のスタート
時には、フィルムFの種類によるベースの濃度や処理液
の前補充量R1等の必要情報があらかじめ入力される。ス
テップ2で検知器13,14部分にフィルムFが到達したか
が判断され、フィルムFの到達と同時にフィルムFの幅
及び通過時間の測定とともに、黒化度の検出と積算が開
始される(ステップ3)。
流れを説明するものである。まずステップ1のスタート
時には、フィルムFの種類によるベースの濃度や処理液
の前補充量R1等の必要情報があらかじめ入力される。ス
テップ2で検知器13,14部分にフィルムFが到達したか
が判断され、フィルムFの到達と同時にフィルムFの幅
及び通過時間の測定とともに、黒化度の検出と積算が開
始される(ステップ3)。
フィルムFが検知器13,14部分を通過するとステップ
4を経てステップ5の濃度判定が行われる。この濃度判
定は、上記ステップ3で測定されたフィルムFの面積S
と黒化度をもとにして平均黒化濃度Dを算出し、あらか
じめ設定されているベースの濃度やフィルムFの面積S
等から決まる係数kを取入れて処理液の必要補充量Rを
算出し、前補充された量R1との差を求めて後補充量R2を
算出する。そしてステップ6で処理液の補充を開始し、
ステップ7で補充量(ポンプ作動時間)を確認されて後
補充量R2となった時に停止され(ステップ8)、一連の
処理液の補充動作を終了する(ステップ9)。
4を経てステップ5の濃度判定が行われる。この濃度判
定は、上記ステップ3で測定されたフィルムFの面積S
と黒化度をもとにして平均黒化濃度Dを算出し、あらか
じめ設定されているベースの濃度やフィルムFの面積S
等から決まる係数kを取入れて処理液の必要補充量Rを
算出し、前補充された量R1との差を求めて後補充量R2を
算出する。そしてステップ6で処理液の補充を開始し、
ステップ7で補充量(ポンプ作動時間)を確認されて後
補充量R2となった時に停止され(ステップ8)、一連の
処理液の補充動作を終了する(ステップ9)。
この時、ステップ7からステップ8への流れは、現像
液と定着液で別個に行われるもので、それぞれの必要な
後補充量R2を満たした時に、処理液の補充を停止させ
る。またフィルムFが連続的に現像処理されて搬送され
ている場合には、フィルムFの幅と通過時間の測定及び
黒化度の検出と積算(ステップ3)、及び処理液の補充
(ステップ7)が同時に並行して行われる。
液と定着液で別個に行われるもので、それぞれの必要な
後補充量R2を満たした時に、処理液の補充を停止させ
る。またフィルムFが連続的に現像処理されて搬送され
ている場合には、フィルムFの幅と通過時間の測定及び
黒化度の検出と積算(ステップ3)、及び処理液の補充
(ステップ7)が同時に並行して行われる。
また第7図は、補充量Rの算出に用いられる係数kと
フィルムFの面積Sとの関係を示すもので、平均黒化濃
度Dが同一の場合は、面積Sの大きなフィルムFの方が
処理液の消耗量が激しいので、これを補正するようにフ
ィムウFの面積Sにより係数kを変化させ、面積Sが大
きい場合には、補充量Rも多くなるように設定してい
る。さらに小面積のフィルムFに比べて処理液の持出し
や持込み等による液の消耗量が激しい大面積のフィルム
Fの場合には、補充量Rを多くしてこれに対応できるよ
うにすることもできる。
フィルムFの面積Sとの関係を示すもので、平均黒化濃
度Dが同一の場合は、面積Sの大きなフィルムFの方が
処理液の消耗量が激しいので、これを補正するようにフ
ィムウFの面積Sにより係数kを変化させ、面積Sが大
きい場合には、補充量Rも多くなるように設定してい
る。さらに小面積のフィルムFに比べて処理液の持出し
や持込み等による液の消耗量が激しい大面積のフィルム
Fの場合には、補充量Rを多くしてこれに対応できるよ
うにすることもできる。
尚、各部の構成は、フィルムの種類や処理量により適
宜決定されるもので、サイズ検知器は、従来からの光方
式や機械方式等各種のものを用いることができ、黒化度
検知器も反射光方式にすることができる。また処理液の
補充量をポンプの作動時間で制御するもので説明した
が、補充液の流量やポンプ用モーターの電力により制御
することも可能である。
宜決定されるもので、サイズ検知器は、従来からの光方
式や機械方式等各種のものを用いることができ、黒化度
検知器も反射光方式にすることができる。また処理液の
補充量をポンプの作動時間で制御するもので説明した
が、補充液の流量やポンプ用モーターの電力により制御
することも可能である。
本発明は、以上説明したように、フィルムの面積と黒
化度に基づいてフィルムの平均黒化濃度を算出し、該平
均黒化濃度に応じて処理液の補充を行うので、現像液や
定着液の消耗度に応じた最適な補充量とすることができ
る。従って、処理液の濃度等を常に最適に保つことがで
き、処理液を無駄にすることなく安定した現像処理を行
うことができる。
化度に基づいてフィルムの平均黒化濃度を算出し、該平
均黒化濃度に応じて処理液の補充を行うので、現像液や
定着液の消耗度に応じた最適な補充量とすることができ
る。従って、処理液の濃度等を常に最適に保つことがで
き、処理液を無駄にすることなく安定した現像処理を行
うことができる。
第1図は本発明を適用した自動現像機の処理液補充回路
を示す説明図、第2図は自動現像機の内部構成を示す概
略図、第3図は黒化度検出器の説明図、第4図は黒化度
検出器の測定時間の説明図、第5図は平均黒化濃度に対
する補充量(補充時間)の変化を示す図、第6図は演算
部の処理を示すフローチャート、第7図はフィルムの面
積に対する補充係数を変化の示す図である。 1……自動現像機、2……挿入台、3……現像槽、4…
…定着槽、5……水洗槽、6……乾燥出口、7,8……補
充用タンク、9……前補充用ポンプ、10a,10b……後補
充用ポンプ、11……フィルム検知器、12……平均黒化濃
度算出部、13……サイズ検知器、14……黒化度検知器、
14a……光源、14b……受光部、17……演算部、18……ド
ライバー部、F……フィルム
を示す説明図、第2図は自動現像機の内部構成を示す概
略図、第3図は黒化度検出器の説明図、第4図は黒化度
検出器の測定時間の説明図、第5図は平均黒化濃度に対
する補充量(補充時間)の変化を示す図、第6図は演算
部の処理を示すフローチャート、第7図はフィルムの面
積に対する補充係数を変化の示す図である。 1……自動現像機、2……挿入台、3……現像槽、4…
…定着槽、5……水洗槽、6……乾燥出口、7,8……補
充用タンク、9……前補充用ポンプ、10a,10b……後補
充用ポンプ、11……フィルム検知器、12……平均黒化濃
度算出部、13……サイズ検知器、14……黒化度検知器、
14a……光源、14b……受光部、17……演算部、18……ド
ライバー部、F……フィルム
フロントページの続き (72)発明者 大角 浩正 東京都練馬区羽沢2丁目17番14号 株式 会社サン精機製作所内 (56)参考文献 特開 昭49−41823(JP,A) 特開 昭58−27143(JP,A) 特開 昭56−48630(JP,A) 特開 昭55−156944(JP,A) 特開 昭57−195245(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】フィルム等の被現像物の処理量に応じて現
像液や定着液等の処理液の補充を行う自動現像機の処理
液補充方法において、前記被現像物の面積を測定すると
ともに、現像済みの被現像物の黒化度を測定し、両測定
値に基づいて被現像物の平均黒化濃度を算出し、該平均
黒化濃度に応じて処理液の補充を行うことを特徴とする
自動現像機の処理液補充方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159388A JP2648927B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動現像機の処理液補充方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7159388A JP2648927B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動現像機の処理液補充方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01244457A JPH01244457A (ja) | 1989-09-28 |
JP2648927B2 true JP2648927B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13465122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7159388A Expired - Lifetime JP2648927B2 (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 自動現像機の処理液補充方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2648927B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2704668B2 (ja) * | 1990-04-13 | 1998-01-26 | 富士写真フイルム株式会社 | カラー印画紙の処理方法 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP7159388A patent/JP2648927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01244457A (ja) | 1989-09-28 |
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