JP2648780B2 - 超音波シート送りモータ - Google Patents

超音波シート送りモータ

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JP2648780B2
JP2648780B2 JP63101989A JP10198988A JP2648780B2 JP 2648780 B2 JP2648780 B2 JP 2648780B2 JP 63101989 A JP63101989 A JP 63101989A JP 10198988 A JP10198988 A JP 10198988A JP 2648780 B2 JP2648780 B2 JP 2648780B2
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哲男 吉田
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TOOKIN KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H5/00Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines
    • B65H5/008Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines using vibrations

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプリンタ,ファクシミリ,カードリーダーな
どに使用されるシート送りモータに関し,とくに従来の
電磁モータと原理的に異なる超音波モータを利用したシ
ート送りモータに関する。
(従来の技術) 従来プリンタやファクシミリにはステッピングモータ
や小型のDCモータが一般に用いられている。しかし最近
になって新しい原理の超音波モータを利用したシート送
りモータが発表されている。第2図,第3図は電子情報
通信学会の超音波研究会論文US 87−5に示されている
平板状圧電振動子を用いて構成したシート送りモータの
動作原理の説明図であり,長方形の金属板1にほぼ同じ
形状の圧電セラミック板2が接合されている。圧電セラ
ミック板2は第1図(a)に示すように+,−の部分が
逆向きに分極されており,短相の駆動電圧に対して第1
図(b)に示すような幅方向の屈曲振動モードと第1図
(c)に示すような長さ方向の縦振動モードの両方が励
振され,金属板1と圧電セラミック板2の寸法を適当に
選んで,屈曲モードの共振周波数と縦振動の共振周波数
を等しくなるようにすれば,第1図(a)の しの部分は第1図(d)に示すように楕円振動をする。
第3図において4はスポンジなどの柔らかい材質から
なる支持台であり,5は回転自在のローラーである。第3
図に示すように第2図(a)の しの部分に回転ローラー5を圧接するとローラー5は一
定の方向に回転する。従ってローラー5と振動子の金属
板1の間に紙などのシートを挾むと,挾まれたシート6
は一定の方向に移動する。
(発明が解決しようとする課題) 第2図および第3図に示した従来のシート送りモータ
においては,平板状振動子の振動として前述したように
幅方向の屈曲振動と長さ方向の縦振動を利用しており,
これらの振動は共振周波数は同じだが共通の振動の節を
有していない。従ってスポンジなどで振動子を支持する
必要があるため,振動子を安定に支持できないという欠
点がある。また振動モードが異なるためそれぞれの共振
周波数を合わせるのが難しいという欠点が有る。
本発明は上記従来の超音波シート送りモータの欠点を
除き,振動の節での支持が可能な超音波シート送りモー
タを提供することを課題としている。
(課題を解決するための手段) 本発明のシート送りモータは,回転振動あるいは楕円
振動をする角柱状圧電振動子の両端部に円板あるいはリ
ングを装着し,回転自在に回転軸に固定されたカップ状
回転ローラーにこの開口部を,開口部内壁に前記円板あ
るいはリングが接触するように被せ,前記カップ状回転
ローラーに補助ローラーを圧接し,前記カップ状ローラ
ーと前記補助ローラーの間にシートを挟み込むことによ
りシートを搬送することを特徴としている。
(実施例) 以下本発明の超音波シート送りモータについて図面を
用いて詳しく説明する。第1図は本発明の超音波シート
送りモータ用圧電振動子の構造を示す概略図であり,ほ
ぼ正方形の断面を有する金属角柱7の隣り合う二つの面
に,両面に電極が形成され,厚さ方向に分極された圧電
セラミック薄板8a,8bが接着されている。圧電セラミッ
ク薄板8a,8bの表面電極からそれぞれリード端子9a,9bが
引き出されており,金属角柱7から共通アース端子10が
引き出されている。金属角柱7の断面形状がほぼ正方形
をしているので,金属角柱7は互いに直角方向にほぼ同
じ共振周波数で屈曲振動する。従って端子9a−10および
9b−10にそれぞれ周波数が共振周波数に等しく,位相が
90異なる電圧を印加すると金属角柱7の両端部は回転振
動する。金属角柱7の両端部には円板11a,11bが装着さ
れ,さらに角柱振動子7の振動の節に支持ピン12a,12b
が形成され,角柱振動子7は支持ピン12a,12bで安定に
支持されている。
第4図はカップ状回転ローラーの斜視図であり,円筒
状の空洞部16a,16bを有するローラー13a,13bの回転軸14
a,14bが軸受け15a,15bにより回転自在に支持されてい
る。空洞部16a,16bの直径は,第3図の角柱振動子7の
両端部に装着した円板11a,11bの直径よりわずかに大き
く形成されている。
第5図は第1図に示した角柱振動子7と第4図に示し
たカップ状回転ローラーを組み合わせて構成した超音波
モータである。第5図において,角柱振動子7の両端部
に装着された円板11a,11bの直径はカップ状回転ローラ
ー13a,13bの空洞部16a,16bの直径よりもわずかに小さい
だけなので,円板11a,11bとカップ状回転ローラー13a,1
3bは接触し,角柱振動子7が回転振動あるいは楕円振動
をした場合カップ状回転ローラー13a,13bを回転させ
る。
第6図は第5図に示した超音波モータに軸18により軸
受け19a,19bに回転自在に支持された補助ローラー17a,1
7bを圧接して構成した超音波シート送りモータの斜視図
である。
第6図において,カップ状回転ローラー13a,13bと補
助ローラー17a,17bの間に紙やフィルムなどのシートを
挾めば,これらは容易に搬送される。
以上の説明は角柱振動子として金属角柱に圧電セラミ
ック板を接着した場合について行ったが,圧電セラミッ
ク単体に分割電極を施して屈曲振動を励振する方式の角
柱振動子を用いてもよいことは言うまでもないことであ
る。
さらに角柱振動子の端部に装着した円板あるいはリン
グのかわりに,円に内接する多角形の板あるいはリング
を用いても同様の効果がある。
(発明の効果) 以上説明したように本発明の超音波シート送りモータ
においては,駆動力を発生する圧電振動子の形状が単純
で,回転あるいは楕円振動を発生させるための二つの振
動モードが同じ屈曲モードであることから,従来の平板
状振動子を用いた超音波モータに比べて製造が簡単にな
る。さらに本発明の超音波シート送りモータに用いられ
ている角柱振動子は同じ屈曲モードを利用しているため
共通の節を有しており,振動の節での安定した支持が可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の超音波シート送りモータ用圧電振動子
の構造を示す概略図,第2図,第3図は従来の超音波シ
ート送りモータの原理説明図,第4図は本発明によるカ
ップ状回転ローラーの斜視図,第5図は本発明の超音波
シート送りモータの回転駆動力発生部の斜視図,第6図
は本発明の超音波シート送りモータの斜視図である。 1:金属板,2:圧電セラミック板,4:支持台,5:ローラー,6:
シート,7:金属角柱(角柱振動子),8a,8b:圧電セラミッ
ク板,9a,9b:リード端子,10:アース端子,11a,11b:円板,1
2a,12b:支持ピン,13a,13b:カップ状回転ローラー,14a,1
4b:回転軸,15a,15b:軸受け,16a,16b:空洞部,17a,17b:補
助ローラー,18:軸,19a,19b:軸受け。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転振動あるいは楕円振動をする角柱状圧
    電振動子の両端部に円板あるいはリングを装着し、回転
    自在に回転軸に固定されたカップ状回転ローラー二個の
    開口部を、開口部内壁に前記円板あるいはリングが接触
    するようにかぶせ、前記カップ状回転ローラーに補助ロ
    ーラーを圧接し、前記カップ状回転ローラーと前記補助
    ローラーのあいだにシートを挟み込むことによりシート
    を搬送することを特徴とする超音波シート送りモータ。
JP63101989A 1988-04-25 1988-04-25 超音波シート送りモータ Expired - Lifetime JP2648780B2 (ja)

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JPH01274674A JPH01274674A (ja) 1989-11-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2644931B2 (ja) * 1991-05-30 1997-08-25 沖電気工業株式会社 移送用超音波アクチュエータ及び移送装置
JP3696067B2 (ja) * 1999-09-30 2005-09-14 株式会社リコー 給紙装置および画像形成装置

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JPH01274674A (ja) 1989-11-02

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