JP2647565B2 - 自動検針システム - Google Patents
自動検針システムInfo
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- JP2647565B2 JP2647565B2 JP6641491A JP6641491A JP2647565B2 JP 2647565 B2 JP2647565 B2 JP 2647565B2 JP 6641491 A JP6641491 A JP 6641491A JP 6641491 A JP6641491 A JP 6641491A JP 2647565 B2 JP2647565 B2 JP 2647565B2
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- center
- reading data
- automatic
- automatic meter
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、広域な範囲に敷設し
た電力、ガス、水道等の通信線路または電話回線を用い
て行なう自動検針システムに関するものである。
た電力、ガス、水道等の通信線路または電話回線を用い
て行なう自動検針システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は一般的な自動検針システムの概要
を示すシステム構成図である。図において30はセンタを
示し、自動検針データを収集する自動処理装置を保有す
る。100 は多数あるユーザの内1軒分を示す。20は伝送
端末器、10はセンタの指示により自動検針を行なう計量
器、40はセンタとユーザ間の通信線を示す。
を示すシステム構成図である。図において30はセンタを
示し、自動検針データを収集する自動処理装置を保有す
る。100 は多数あるユーザの内1軒分を示す。20は伝送
端末器、10はセンタの指示により自動検針を行なう計量
器、40はセンタとユーザ間の通信線を示す。
【0003】次に動作について説明をする。現方式の自
動検針システムは検針日になれば、センタ30からユーザ
内の伝送端末器20に対して検針指令を送信し、伝送端末
器20はこれにより計量器10に対して自動検針データを要
求する。計量器10は自動検針データを伝送端末器20に返
送し、伝送端末器20はこれをセンタ30に返送する。自動
検針データは検針指令があった時に計量器が計量値を定
められた電文内に組込んで数値情報としてセンタへ送信
する。自動検針用として使用される計量器にもユーザが
計量値を確認できるように計量器に計量値が表示されて
いる。
動検針システムは検針日になれば、センタ30からユーザ
内の伝送端末器20に対して検針指令を送信し、伝送端末
器20はこれにより計量器10に対して自動検針データを要
求する。計量器10は自動検針データを伝送端末器20に返
送し、伝送端末器20はこれをセンタ30に返送する。自動
検針データは検針指令があった時に計量器が計量値を定
められた電文内に組込んで数値情報としてセンタへ送信
する。自動検針用として使用される計量器にもユーザが
計量値を確認できるように計量器に計量値が表示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の人手検針では毎
月1回は検針員がユーザへ出向くが、自動検針になる
と、供給会社(電気、ガス、水道)からはユーザへ長期
に亘って出向くことがなくなり、もしも、通信線又は伝
送端末器と計量器との間に故意に模擬装置を挿入されて
低い使用量が返信されてもわからないこととなる。使用
量を送信する電文には多くは2進数またはJIS(日本
工業規格)7コードが使用され、情報通信や計算機に関
係する人達には容易に解読できる状況にある。
月1回は検針員がユーザへ出向くが、自動検針になる
と、供給会社(電気、ガス、水道)からはユーザへ長期
に亘って出向くことがなくなり、もしも、通信線又は伝
送端末器と計量器との間に故意に模擬装置を挿入されて
低い使用量が返信されてもわからないこととなる。使用
量を送信する電文には多くは2進数またはJIS(日本
工業規格)7コードが使用され、情報通信や計算機に関
係する人達には容易に解読できる状況にある。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、自動検針データが改竄され
た場合にこれを発見することを目的とする。
ためになされたものであり、自動検針データが改竄され
た場合にこれを発見することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、ユーザの計
量器内にセンタからの指令通りに変換できる符号変換部
と切換部を設け、センタがユーザからの自動検針データ
を通常の符号によるものと指定した符号変換によるもの
とを受信可能とするものである。
量器内にセンタからの指令通りに変換できる符号変換部
と切換部を設け、センタがユーザからの自動検針データ
を通常の符号によるものと指定した符号変換によるもの
とを受信可能とするものである。
【0007】
【作用】この発明により、センタが検針日に送信されて
きた検針データ疑義がある場合に、センタが符号変換表
をユーザの計量器に送信し、これによる返送値をみて、
システム途中におけるデータ改竄の有無を判定すること
ができる。もしも、システム途中に故意に模擬装置が挿
入された場合には、すぐには符号変換表を解読できない
ので通常の符号の返信か又は返信不能となり、模擬装置
が挿入されていない正常システムでは符号変換表に応じ
た返信となる。
きた検針データ疑義がある場合に、センタが符号変換表
をユーザの計量器に送信し、これによる返送値をみて、
システム途中におけるデータ改竄の有無を判定すること
ができる。もしも、システム途中に故意に模擬装置が挿
入された場合には、すぐには符号変換表を解読できない
ので通常の符号の返信か又は返信不能となり、模擬装置
が挿入されていない正常システムでは符号変換表に応じ
た返信となる。
【0008】
【実施例】実施例1. 以下この発明の機器について説明する。図1はこの発明
の手段を実現するためのユーザ内の計量器10の機能ブロ
ック図を示す。1は計量部、2は送受信部であり、これ
らは従来の自動検針用計量器と同じある。なお計量部1
内には自動処理部も含み、センタの検針指令があれば電
文フォーマットを作成して自動検針データを返信する。
3は切換部、4は符号変換部を示し、これらは今回発明
により挿入するものである。5,6,7,8は、計量部
1、切換部3、符号変換部4、送受信部2のそれぞれの
間を結ぶ接続線を示す。9は計量部1から符号変換部3
に対して切換を指示する接続線を示す。
の手段を実現するためのユーザ内の計量器10の機能ブロ
ック図を示す。1は計量部、2は送受信部であり、これ
らは従来の自動検針用計量器と同じある。なお計量部1
内には自動処理部も含み、センタの検針指令があれば電
文フォーマットを作成して自動検針データを返信する。
3は切換部、4は符号変換部を示し、これらは今回発明
により挿入するものである。5,6,7,8は、計量部
1、切換部3、符号変換部4、送受信部2のそれぞれの
間を結ぶ接続線を示す。9は計量部1から符号変換部3
に対して切換を指示する接続線を示す。
【0009】次に計量器10およびシステムの動作につい
て説明する。常時においては切換部3は5側に切換って
おり、センタ(伝送端末器20を通じて) からの検針指令
は2→5→3→8→1のルートで受信し、返信はこの逆
順となって通常の自動検針データを送受信する。センタ
から符号変換による検針データ返送要求指令が送信され
た場合には、受信ルートは前述と同じであるが、計量部
1が受信したその内容を判定して9により符号変換部3
を7側に切換えて、1→8→7→4のルートでセンタの
コード変換表を事前に伝える。次いで計量部から1→8
→7→4→6→2→20→40→センタへと自動検針データ
を返送し、符号変換部4を通過する時に、自動検針デー
タは符号変換される。
て説明する。常時においては切換部3は5側に切換って
おり、センタ(伝送端末器20を通じて) からの検針指令
は2→5→3→8→1のルートで受信し、返信はこの逆
順となって通常の自動検針データを送受信する。センタ
から符号変換による検針データ返送要求指令が送信され
た場合には、受信ルートは前述と同じであるが、計量部
1が受信したその内容を判定して9により符号変換部3
を7側に切換えて、1→8→7→4のルートでセンタの
コード変換表を事前に伝える。次いで計量部から1→8
→7→4→6→2→20→40→センタへと自動検針データ
を返送し、符号変換部4を通過する時に、自動検針デー
タは符号変換される。
【0010】図2は、自動検針データの送受信にJIS
(日本工業規格)7コードを用いた場合の符号変換表の
1例であり、1→A、2→B……と計量器が指示する値
と異なる符号に変換をする。この符号変換表はセンタの
自動処理装置のソフトウエアにて作成するので任意に変
更が出来る。2進数にて自動検針データを送受信する場
合には、例として或る数値を加算、減算を指示すること
により同様の効果を発揮し得る。これらにより符号変換
を計量器に送信するとセンタにおいて受信する内容は、
正常システムであれば符号変換された自動検針データで
あり、符号変換表により戻して従前の受信した値と比較
できる。(検針時間のづれは考慮する。又、自動検針実
施時間に検針値を保持する計量器が普及しつつありこの
場合は良、否判定が容易。)故意に模擬装置が挿入され
た場合には、通常の符号の返信か又は返信不能となり、
この旨センタの自動処理装置のプリンタ等により印字又
は表示する。
(日本工業規格)7コードを用いた場合の符号変換表の
1例であり、1→A、2→B……と計量器が指示する値
と異なる符号に変換をする。この符号変換表はセンタの
自動処理装置のソフトウエアにて作成するので任意に変
更が出来る。2進数にて自動検針データを送受信する場
合には、例として或る数値を加算、減算を指示すること
により同様の効果を発揮し得る。これらにより符号変換
を計量器に送信するとセンタにおいて受信する内容は、
正常システムであれば符号変換された自動検針データで
あり、符号変換表により戻して従前の受信した値と比較
できる。(検針時間のづれは考慮する。又、自動検針実
施時間に検針値を保持する計量器が普及しつつありこの
場合は良、否判定が容易。)故意に模擬装置が挿入され
た場合には、通常の符号の返信か又は返信不能となり、
この旨センタの自動処理装置のプリンタ等により印字又
は表示する。
【0011】実施例2. また、上記例ではセンタにおいて検針データの内容に疑
義がある場合に符号変換を行なっているが、常に符号変
換をして送信する手段も同様の効果を奏する。なおこの
場合にもデータの改竄を防止するため時々には符号変換
内容を変える要がある。
義がある場合に符号変換を行なっているが、常に符号変
換をして送信する手段も同様の効果を奏する。なおこの
場合にもデータの改竄を防止するため時々には符号変換
内容を変える要がある。
【0012】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、送信す
る自動検針データを符号変換してチェックが出来るの
で、センタはその正否を判定することが可能である。検
針データは電気、水道、ガス等の供給会社にとっては営
業上特に重要なものであり、今回発明の装置とシステム
により、正しい料金を算定し得る効果がある。
る自動検針データを符号変換してチェックが出来るの
で、センタはその正否を判定することが可能である。検
針データは電気、水道、ガス等の供給会社にとっては営
業上特に重要なものであり、今回発明の装置とシステム
により、正しい料金を算定し得る効果がある。
【図1】 この発明の実施例1の計量器内に符号変換部
4と切換部3を内蔵する計量器の機能ブロック図であ
る。
4と切換部3を内蔵する計量器の機能ブロック図であ
る。
【図2】 図1における変換部の一例を示す図である。
【図3】 一般的な自動検針システムの概要図である。
1 計量部、2 送受信部、3 切換部、4 符号変換
部、10 計量器、20伝送端末器、30 センタ、100 ユー
ザ。
部、10 計量器、20伝送端末器、30 センタ、100 ユー
ザ。
Claims (1)
- 【請求項1】 通信線路または電話回線を用いて、セン
タの自動処理装置によりユーザの被検針使用量などを自
動検針するシステムにおいて、ユーザの計量器内にセン
タの指令通りに変換できる符号変換部と切換部を設け、
センタの指令によりユーザからの自動検針データを通常
の符号によるものと指定した符号変換によるものとに切
換可能とし、両者の検針データを対比することにより、
検針データのシステム途中における改竄の有無を判定す
ることを特徴とする自動検針システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6641491A JP2647565B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動検針システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6641491A JP2647565B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動検針システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04313063A JPH04313063A (ja) | 1992-11-05 |
JP2647565B2 true JP2647565B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=13315115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6641491A Expired - Lifetime JP2647565B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 自動検針システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2647565B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4684666B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2011-05-18 | 株式会社辰巳菱機 | 発電機試験装置及びこれを備えた発電装置及びこれを用いた試験システム |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP6641491A patent/JP2647565B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04313063A (ja) | 1992-11-05 |
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Legal Events
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