JP2002133345A - ワンタイム・クレジットカード及びクレジットカード認証システム - Google Patents
ワンタイム・クレジットカード及びクレジットカード認証システムInfo
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- JP2002133345A JP2002133345A JP2000328232A JP2000328232A JP2002133345A JP 2002133345 A JP2002133345 A JP 2002133345A JP 2000328232 A JP2000328232 A JP 2000328232A JP 2000328232 A JP2000328232 A JP 2000328232A JP 2002133345 A JP2002133345 A JP 2002133345A
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常のクレジットカードは勿論のこと、ワン
タイム・クレジットカードも利用できるクレジットカー
ド認証システムを提供すること。 【解決手段】 クレジットカード認証システムを、多数
のカード認証端末１０と、カード認証端末から公衆回線
網４０を介して送信されてくる各種データを処理すると
共に、カードビジネス総合ネットワークシステム５０を
介して各カード会社３０のホストコンピュータから要認
証クレジットカード毎の認証情報を入手し前記カード認
証端末に送信する中央データ処理センター２０とで構成
した。そして、カード認証端末１０には要認証クレジッ
トカードの会員情報とカードＩＤを読み取ることができ
るカードリーダ１４を備えさせ、且つ、中央データ処理
センター２０には１回限りの利用が可能か否かの利用可
否情報がカードＩＤ毎に記録されたデータ記憶装置を備
えさせた。
タイム・クレジットカードも利用できるクレジットカー
ド認証システムを提供すること。 【解決手段】 クレジットカード認証システムを、多数
のカード認証端末１０と、カード認証端末から公衆回線
網４０を介して送信されてくる各種データを処理すると
共に、カードビジネス総合ネットワークシステム５０を
介して各カード会社３０のホストコンピュータから要認
証クレジットカード毎の認証情報を入手し前記カード認
証端末に送信する中央データ処理センター２０とで構成
した。そして、カード認証端末１０には要認証クレジッ
トカードの会員情報とカードＩＤを読み取ることができ
るカードリーダ１４を備えさせ、且つ、中央データ処理
センター２０には１回限りの利用が可能か否かの利用可
否情報がカードＩＤ毎に記録されたデータ記憶装置を備
えさせた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、会員規約に定めら
れている条件でカード会社から発行されているクレジッ
トカードを所有し、これを利用できるクレジットカード
利用者（以下、必要に応じて、会員であるクレジットカ
ード利用者と表記する）の承認の下に、前記会員である
クレジットカード利用者以外の者でも一定の利用金額の
範囲内で１回限り利用できるワンタイム・クレジットカ
ード、及びクレジットカード認証システムに関する。
れている条件でカード会社から発行されているクレジッ
トカードを所有し、これを利用できるクレジットカード
利用者（以下、必要に応じて、会員であるクレジットカ
ード利用者と表記する）の承認の下に、前記会員である
クレジットカード利用者以外の者でも一定の利用金額の
範囲内で１回限り利用できるワンタイム・クレジットカ
ード、及びクレジットカード認証システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】特開平６−２８２５５６号公報には、ワ
ンタイム・クレジットカード、及びワンタイム・クレジ
ットカード決済システムが開示されている。この従来の
ワンタイム・クレジットカードは、通常のクレジットカ
ードと同一のサイズと材質のプラスチックカードに、会
員であるクレジットカード利用者を特定する個人情報、
利用条件、利用上限金額の各種情報がその磁気ストライ
プのデータ記憶部に記憶され、且つ利用可否情報が前記
磁気ストライプのデータ記憶部に記憶されていると共に
カード自体に表示される１回限り利用可能なクレジット
カードで、例えば商品券、タクシーチケット、入場券と
して利用できるクレジットカードである。従って、ワン
タイム・クレジットカードは、会員であるクレジットカ
ード利用者がお得意先に贈答したり、或いは販売促進の
ツールとして利用できるものである。
ンタイム・クレジットカード、及びワンタイム・クレジ
ットカード決済システムが開示されている。この従来の
ワンタイム・クレジットカードは、通常のクレジットカ
ードと同一のサイズと材質のプラスチックカードに、会
員であるクレジットカード利用者を特定する個人情報、
利用条件、利用上限金額の各種情報がその磁気ストライ
プのデータ記憶部に記憶され、且つ利用可否情報が前記
磁気ストライプのデータ記憶部に記憶されていると共に
カード自体に表示される１回限り利用可能なクレジット
カードで、例えば商品券、タクシーチケット、入場券と
して利用できるクレジットカードである。従って、ワン
タイム・クレジットカードは、会員であるクレジットカ
ード利用者がお得意先に贈答したり、或いは販売促進の
ツールとして利用できるものである。
【０００３】前記利用可否情報は、前記ワンタイム・ク
レジットカードが利用可能か否かを識別する必須情報で
あり、１回利用されたことを表す情報、又は利用により
当該カードの利用可能上限金額を超えたことを表す情報
として、前記ワンタイム・クレジットカード自体に表示
される。前記利用可否情報のカード自体への表示は、利
用済表示パンチ穴をカード自体に開けるか、又は利用済
表示をカード自体に印字することによって行われてい
る。
レジットカードが利用可能か否かを識別する必須情報で
あり、１回利用されたことを表す情報、又は利用により
当該カードの利用可能上限金額を超えたことを表す情報
として、前記ワンタイム・クレジットカード自体に表示
される。前記利用可否情報のカード自体への表示は、利
用済表示パンチ穴をカード自体に開けるか、又は利用済
表示をカード自体に印字することによって行われてい
る。
【０００４】確かに、カード自体に利用済表示パンチ穴
が開けられているか、又は利用済表示が印字されている
ワンタイム・クレジットカードは、利用不可能であるこ
とが関係者にとって一目瞭然である。しかしながら、利
用済表示パンチ穴をカード自体に開けるか、又は利用済
表示をカード自体に印字するためには、クレジットカー
ド認証端末に穿孔機能又は印字機能を付加しなければな
らない。通常のクレジットカードに比べれば例外的なワ
ンタイム・クレジットカードのために、クレジットカー
ド認証端末に穿孔機能又は印字機能を付加することは、
経済的理由から現実には殆ど不可能である。従って、穿
孔機能又は印字機能を付加されたクレジットカード認証
端末が普及しなければ、上記した従来のワンタイム・ク
レジットカードは実施できないという問題がある。
が開けられているか、又は利用済表示が印字されている
ワンタイム・クレジットカードは、利用不可能であるこ
とが関係者にとって一目瞭然である。しかしながら、利
用済表示パンチ穴をカード自体に開けるか、又は利用済
表示をカード自体に印字するためには、クレジットカー
ド認証端末に穿孔機能又は印字機能を付加しなければな
らない。通常のクレジットカードに比べれば例外的なワ
ンタイム・クレジットカードのために、クレジットカー
ド認証端末に穿孔機能又は印字機能を付加することは、
経済的理由から現実には殆ど不可能である。従って、穿
孔機能又は印字機能を付加されたクレジットカード認証
端末が普及しなければ、上記した従来のワンタイム・ク
レジットカードは実施できないという問題がある。
【０００５】ところで、特開平６−２８２５５６号公報
には、ワンタイム・クレジットカードの磁気ストライプ
のデータ記憶部には利用可否情報が記憶されるようにな
っている旨の記載がある。しかしながら、磁気ストライ
プのデータ記憶部に利用可否情報が記憶する具体的な方
法については、全く開示されていない。しかも、利用有
効期限及び利用完了／非完了の情報は、必要に応じて記
録すればよいものである旨の記載さえある。
には、ワンタイム・クレジットカードの磁気ストライプ
のデータ記憶部には利用可否情報が記憶されるようにな
っている旨の記載がある。しかしながら、磁気ストライ
プのデータ記憶部に利用可否情報が記憶する具体的な方
法については、全く開示されていない。しかも、利用有
効期限及び利用完了／非完了の情報は、必要に応じて記
録すればよいものである旨の記載さえある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、会員であるクレジットカード利用者の承認の下に、
前記会員であるクレジットカード利用者以外の者でも一
定の利用金額の範囲内で１回限り利用できるワンタイム
・クレジットカード、及び通常のクレジットカードは勿
論のこと、ワンタイム・クレジットカードも利用できる
クレジットカード認証システムを提供することである。
は、会員であるクレジットカード利用者の承認の下に、
前記会員であるクレジットカード利用者以外の者でも一
定の利用金額の範囲内で１回限り利用できるワンタイム
・クレジットカード、及び通常のクレジットカードは勿
論のこと、ワンタイム・クレジットカードも利用できる
クレジットカード認証システムを提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項１のクレジットカード認証システムを、多数のカード
認証端末と、前記カード認証端末から公衆回線網を介し
て送信されてくる各種データを処理すると共に、カード
ビジネス総合ネットワークシステムを介して各カード会
社のホストコンピュータから要認証クレジットカード毎
の認証情報を入手し前記カード認証端末に送信する中央
データ処理センターとで構成し、前記カード認証端末に
は要認証クレジットカードの会員情報とカードＩＤを読
み取ることができるカードリーダを備えさせ、且つ、前
記中央データ処理センターには１回限りの利用が可能か
否かの利用可否情報がカードＩＤ毎に記録されたデータ
記憶装置を備えさせた。
項１のクレジットカード認証システムを、多数のカード
認証端末と、前記カード認証端末から公衆回線網を介し
て送信されてくる各種データを処理すると共に、カード
ビジネス総合ネットワークシステムを介して各カード会
社のホストコンピュータから要認証クレジットカード毎
の認証情報を入手し前記カード認証端末に送信する中央
データ処理センターとで構成し、前記カード認証端末に
は要認証クレジットカードの会員情報とカードＩＤを読
み取ることができるカードリーダを備えさせ、且つ、前
記中央データ処理センターには１回限りの利用が可能か
否かの利用可否情報がカードＩＤ毎に記録されたデータ
記憶装置を備えさせた。
【０００８】また、上記課題を解決する請求項１のクレ
ジットカード認証システムは、前記中央データ処理セン
ターが前記カード認証端末が公衆回線網を介して送信し
てきた要認証クレジットカードの会員情報及びカードＩ
Ｄを受信した場合、前記ＩＤデータ記憶装置を検索し
て、送信されてきたカードＩＤが付された要認証クレジ
ットカードが現に利用可能なワンタイム・クレジットカ
ードであるか否かの判定を行い、判定結果を前記カード
認証端末に送信するように前記中央データ処理センター
を作動させるようにしたことを特徴とするものである。
ジットカード認証システムは、前記中央データ処理セン
ターが前記カード認証端末が公衆回線網を介して送信し
てきた要認証クレジットカードの会員情報及びカードＩ
Ｄを受信した場合、前記ＩＤデータ記憶装置を検索し
て、送信されてきたカードＩＤが付された要認証クレジ
ットカードが現に利用可能なワンタイム・クレジットカ
ードであるか否かの判定を行い、判定結果を前記カード
認証端末に送信するように前記中央データ処理センター
を作動させるようにしたことを特徴とするものである。
【０００９】更に、上記課題を解決する請求項３のワン
タイム・クレジットカードを、カード上の磁気ストライ
プの磁気記憶部に少なくとも会員情報とカードＩＤが格
納されるように構成した。
タイム・クレジットカードを、カード上の磁気ストライ
プの磁気記憶部に少なくとも会員情報とカードＩＤが格
納されるように構成した。
【００１０】更にまた、上記課題を解決する請求項４の
ワンタイム・クレジットカードを、厚手の紙で製作し
た。
ワンタイム・クレジットカードを、厚手の紙で製作し
た。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明に係るクレジットカード認
証システムの一実施態様は、図１に示す如く、多数のカ
ード認証端末１０と、中央データ処理センター２０、複
数のカード会社３０、多数のカード認証端末１０と中央
データ処理センター２０を接続する公衆回線網４０、及
び、中央データ処理センター２０と複数のカード会社３
０をオンラインで接続するカードビジネス総合ネットワ
ークシステム５０とから構成されたものである。
証システムの一実施態様は、図１に示す如く、多数のカ
ード認証端末１０と、中央データ処理センター２０、複
数のカード会社３０、多数のカード認証端末１０と中央
データ処理センター２０を接続する公衆回線網４０、及
び、中央データ処理センター２０と複数のカード会社３
０をオンラインで接続するカードビジネス総合ネットワ
ークシステム５０とから構成されたものである。
【００１２】カード認証端末１０は、各種演算と制御を
行うＣＰＵ１１、プログラムが記憶されたＲＯＭ１２、
各種データを記憶するＲＡＭ１３、要認証クレジットカ
ードの会員情報とカードＩＤを読み取ることができるカ
ードリーダ１４、料金や支払方法などの情報を入力する
ための入力手段１５、認証結果等を表示するディスプレ
イ１６、利用金額等がプリントアウトされるプリンタ１
７、及び、公衆回線網４０と接続するための送受信器１
８で構成されている。
行うＣＰＵ１１、プログラムが記憶されたＲＯＭ１２、
各種データを記憶するＲＡＭ１３、要認証クレジットカ
ードの会員情報とカードＩＤを読み取ることができるカ
ードリーダ１４、料金や支払方法などの情報を入力する
ための入力手段１５、認証結果等を表示するディスプレ
イ１６、利用金額等がプリントアウトされるプリンタ１
７、及び、公衆回線網４０と接続するための送受信器１
８で構成されている。
【００１３】中央データ処理センター２０は、各種演算
と制御を行う中央処理装置２１、プログラムが記憶され
たプログラム記憶装置２２、各種データを記憶するデー
タ記憶装置２３、ディスプレイ２６、プリンタ２７、及
び、公衆回線網４０と接続するための第１送受信器２
８、及び、カードビジネス総合ネットワークシステム５
０と接続する第２送受信器２９とから構成されている。
そして、データ記憶装置２３は、１回限りの利用が可能
か否かの利用可否情報がカードＩＤ毎に記録されている
ＩＤデータ記憶部を少なくとも備えたものである。カー
ドビジネス総合ネットワークシステム５０は、エヌ・テ
ィ・ティ・データ通信株式会社のＣＡＦＩＳが代表的な
ものである。
と制御を行う中央処理装置２１、プログラムが記憶され
たプログラム記憶装置２２、各種データを記憶するデー
タ記憶装置２３、ディスプレイ２６、プリンタ２７、及
び、公衆回線網４０と接続するための第１送受信器２
８、及び、カードビジネス総合ネットワークシステム５
０と接続する第２送受信器２９とから構成されている。
そして、データ記憶装置２３は、１回限りの利用が可能
か否かの利用可否情報がカードＩＤ毎に記録されている
ＩＤデータ記憶部を少なくとも備えたものである。カー
ドビジネス総合ネットワークシステム５０は、エヌ・テ
ィ・ティ・データ通信株式会社のＣＡＦＩＳが代表的な
ものである。
【００１４】ワンタイム・クレジットカードは、通常の
プラスチックカードのクレジットカードと同じサイズの
カードである。但し、通常のプラスチックカードのクレ
ジットカードと異なるのは、その磁気ストライプに格納
されているカード情報である。現在日常的に広く利用さ
れている通常のプラスチックカードのクレジットカード
は、会員である利用者を特定する会員番号並びに氏名、
及び無効カードか否かを識別するための利用有効期限や
カードの種類等（以下、会員情報と表記する。）が少な
くとも磁気ストライプのデータ記憶部に格納されてお
り、同時にカード表面には会員番号並びに氏名、及び利
用有効期限やカードの種類が目視できる状態で表示され
ている。これに対して、会員である利用者の承認の下
に、会員である利用者以外の者も利用できるワンタイム
・クレジットカードは、利用上限金額が予め定められて
おり、且つ利用回数が１回と限定されたカードであるか
ら、通常のプラスチックカードのクレジットカードとは
異なるカード情報を有するものである。
プラスチックカードのクレジットカードと同じサイズの
カードである。但し、通常のプラスチックカードのクレ
ジットカードと異なるのは、その磁気ストライプに格納
されているカード情報である。現在日常的に広く利用さ
れている通常のプラスチックカードのクレジットカード
は、会員である利用者を特定する会員番号並びに氏名、
及び無効カードか否かを識別するための利用有効期限や
カードの種類等（以下、会員情報と表記する。）が少な
くとも磁気ストライプのデータ記憶部に格納されてお
り、同時にカード表面には会員番号並びに氏名、及び利
用有効期限やカードの種類が目視できる状態で表示され
ている。これに対して、会員である利用者の承認の下
に、会員である利用者以外の者も利用できるワンタイム
・クレジットカードは、利用上限金額が予め定められて
おり、且つ利用回数が１回と限定されたカードであるか
ら、通常のプラスチックカードのクレジットカードとは
異なるカード情報を有するものである。
【００１５】即ち、本発明に係るワンタイム・クレジッ
トカード６０は、図４に示す如く、その磁気ストライプ
のデータ記憶部６０ａとその他の表示部６０ｂとから成
るものである。そして、磁気ストライプのデータ記憶部
６０ａには、会員情報とカードＩＤが格納されている。
カードＩＤは、当該カードにユニークな番号である。即
ち、当該カードに付与されたカードＩＤは、世界に１つ
しかないカード番号である。当該カードの利用上限金額
は、カードＩＤの一部に組み込まれている。即ち、カー
ドＩＤは上限金額の種類を表す数字と、シリアル番号と
で構成されている。また、その他の表示部６０ｂには、
カードの種類等が目視できる状態で表示されている。
トカード６０は、図４に示す如く、その磁気ストライプ
のデータ記憶部６０ａとその他の表示部６０ｂとから成
るものである。そして、磁気ストライプのデータ記憶部
６０ａには、会員情報とカードＩＤが格納されている。
カードＩＤは、当該カードにユニークな番号である。即
ち、当該カードに付与されたカードＩＤは、世界に１つ
しかないカード番号である。当該カードの利用上限金額
は、カードＩＤの一部に組み込まれている。即ち、カー
ドＩＤは上限金額の種類を表す数字と、シリアル番号と
で構成されている。また、その他の表示部６０ｂには、
カードの種類等が目視できる状態で表示されている。
【００１６】また、ワンタイム・クレジットカード６０
のその他の表示部６０ｂには、カードの種類が目視でき
る状態で表示されている。そして、本発明に係るワンタ
イム・クレジットカード６０は、プラスチックカードや
厚手の紙カードに磁気ストライプのデータ記憶部６０ａ
を設けたもので、製作される。従って、本発明に係るワ
ンタイム・クレジットカードは、製造単価を低く抑える
ことができるだけでなく、上述の如く、会員情報もカー
ドＩＤも磁気ストライプのデータ記憶部に格納されてい
るので、偽造や変造され難いという特長を有する。
のその他の表示部６０ｂには、カードの種類が目視でき
る状態で表示されている。そして、本発明に係るワンタ
イム・クレジットカード６０は、プラスチックカードや
厚手の紙カードに磁気ストライプのデータ記憶部６０ａ
を設けたもので、製作される。従って、本発明に係るワ
ンタイム・クレジットカードは、製造単価を低く抑える
ことができるだけでなく、上述の如く、会員情報もカー
ドＩＤも磁気ストライプのデータ記憶部に格納されてい
るので、偽造や変造され難いという特長を有する。
【００１７】このような構成の本発明に係るワンタイム
・クレジットカード６０の利用においては、その利用者
は店舗やサービスカウンタに設置されたカード認証端末
１０で、利用可能か否かのチェックを受けることにな
る。即ち、図２に示す如く、カード認証端末１０は、カ
ードリーダ１４で会員情報及びカードＩＤを読み取る
（１０１）と、これを送受信器１８から公衆回線網４０
を経て、中央データ処理センター２０へ送信する（１０
２）。中央データ処理センター２０から要認証ワンタイ
ム・クレジットカードの利用可否判定結果を受信する
（１０３）と、ＣＰＵ１１は利用可否判定結果から当該
ワンタイム・クレジットカードが利用可能カードか否か
を判断し（１０４）、利用不能な場合にはその旨をディ
スプレイ１６に表示させる（１０５）。
・クレジットカード６０の利用においては、その利用者
は店舗やサービスカウンタに設置されたカード認証端末
１０で、利用可能か否かのチェックを受けることにな
る。即ち、図２に示す如く、カード認証端末１０は、カ
ードリーダ１４で会員情報及びカードＩＤを読み取る
（１０１）と、これを送受信器１８から公衆回線網４０
を経て、中央データ処理センター２０へ送信する（１０
２）。中央データ処理センター２０から要認証ワンタイ
ム・クレジットカードの利用可否判定結果を受信する
（１０３）と、ＣＰＵ１１は利用可否判定結果から当該
ワンタイム・クレジットカードが利用可能カードか否か
を判断し（１０４）、利用不能な場合にはその旨をディ
スプレイ１６に表示させる（１０５）。
【００１８】また、ステップ１０４で利用可能なカード
と判断した場合には、入力手段１５から利用金額や支払
方法等のデータを入力し（１０６）、料金支払処理をＣ
ＰＵ１１等を作動させて行わせる（１０７）。以上の処
理の流れは、現に広く実施されているカード認証端末の
処理の流れと全く変わらないものである。従って、ワン
タイム・クレジットカードも、通常のプラスチックカー
ドのクレジットカードも、カード端末における取扱の仕
方は同じである。
と判断した場合には、入力手段１５から利用金額や支払
方法等のデータを入力し（１０６）、料金支払処理をＣ
ＰＵ１１等を作動させて行わせる（１０７）。以上の処
理の流れは、現に広く実施されているカード認証端末の
処理の流れと全く変わらないものである。従って、ワン
タイム・クレジットカードも、通常のプラスチックカー
ドのクレジットカードも、カード端末における取扱の仕
方は同じである。
【００１９】これに対して、中央データ処理センター２
０における処理の流れは、ワンタイム・クレジットカー
ドと通常のプラスチックカードのクレジットカードでは
大きく異なる。
０における処理の流れは、ワンタイム・クレジットカー
ドと通常のプラスチックカードのクレジットカードでは
大きく異なる。
【００２０】即ち、図３に示す如く、中央データ処理セ
ンター２０は、カード認証端末１０から要認証ワンタイ
ム・クレジットカードの会員情報及びカードＩＤを受信
する（２０１）と、中央処理装置２１はデータ記憶装置
２３を検索し、対応するカードＩＤが記憶されているか
否かを調べる（２０２）。ステップ２０２で、対応する
カードＩＤが記憶されていると判断した場合には、中央
処理装置２１は当該カードＩＤについてデータ記憶装置
２３に記憶されている利用可否情報を調べる（２０
３）。ステップ２０３で、当該カードＩＤが付与された
ワンタイム・クレジットカードが利用可能なカードであ
ると判断した場合には、中央処理装置２１は受信した要
認証ワンタイム・クレジットカードの会員情報及びカー
ドＩＤから会員情報を分離し、これを所定のフォーマッ
ト化データに変換し、カードビジネス総合ネットワーク
システム５０を介して特定のカード会社３０に送信し
（２０４）、中央処理装置２１はカード会社３０からの
認証結果を待つ（２０５）。
ンター２０は、カード認証端末１０から要認証ワンタイ
ム・クレジットカードの会員情報及びカードＩＤを受信
する（２０１）と、中央処理装置２１はデータ記憶装置
２３を検索し、対応するカードＩＤが記憶されているか
否かを調べる（２０２）。ステップ２０２で、対応する
カードＩＤが記憶されていると判断した場合には、中央
処理装置２１は当該カードＩＤについてデータ記憶装置
２３に記憶されている利用可否情報を調べる（２０
３）。ステップ２０３で、当該カードＩＤが付与された
ワンタイム・クレジットカードが利用可能なカードであ
ると判断した場合には、中央処理装置２１は受信した要
認証ワンタイム・クレジットカードの会員情報及びカー
ドＩＤから会員情報を分離し、これを所定のフォーマッ
ト化データに変換し、カードビジネス総合ネットワーク
システム５０を介して特定のカード会社３０に送信し
（２０４）、中央処理装置２１はカード会社３０からの
認証結果を待つ（２０５）。
【００２１】カード会社３０からの認証結果を受信する
と、中央処理装置２１は要認証ワンタイム・クレジット
カードが無効カードか否かを判断し（２０６）、無効カ
ードでないと判断した場合には、要認証ワンタイム・ク
レジットカードは利用可能カードであると判定し（２０
７）、判定結果をカード認証端末１０に送信する（２０
９）。ステップ２０６で、中央処理装置２１が要認証ワ
ンタイム・クレジットカードは無効カードであると判断
した場合には、要認証ワンタイム・クレジットカードは
利用不能カードであると判定し（２０８）、判定結果を
カード認証端末１０に送信する（２０９）。
と、中央処理装置２１は要認証ワンタイム・クレジット
カードが無効カードか否かを判断し（２０６）、無効カ
ードでないと判断した場合には、要認証ワンタイム・ク
レジットカードは利用可能カードであると判定し（２０
７）、判定結果をカード認証端末１０に送信する（２０
９）。ステップ２０６で、中央処理装置２１が要認証ワ
ンタイム・クレジットカードは無効カードであると判断
した場合には、要認証ワンタイム・クレジットカードは
利用不能カードであると判定し（２０８）、判定結果を
カード認証端末１０に送信する（２０９）。
【００２２】ステップ２０２で、対応するカードＩＤが
データ記憶装置２３に記憶されていないと中央処理装置
２１が判断した場合は、要認証ワンタイム・クレジット
カードは利用不能カードであると判定し（２０８）、判
定結果をカード認証端末１０に送信する（２０９）。同
様に、ステップ２０３で、当該カードＩＤが付与された
ワンタイム・クレジットカードが既に１回利用されてい
ると中央処理装置２１が判断した場合も、要認証ワンタ
イム・クレジットカードは利用不能カードであると判定
し（２０８）、判定結果をカード認証端末１０に送信す
る（２０９）。これらの場合は、図３に示す如く、中央
データ処理センター２０はカード会社に認証のための問
合せは行わない。
データ記憶装置２３に記憶されていないと中央処理装置
２１が判断した場合は、要認証ワンタイム・クレジット
カードは利用不能カードであると判定し（２０８）、判
定結果をカード認証端末１０に送信する（２０９）。同
様に、ステップ２０３で、当該カードＩＤが付与された
ワンタイム・クレジットカードが既に１回利用されてい
ると中央処理装置２１が判断した場合も、要認証ワンタ
イム・クレジットカードは利用不能カードであると判定
し（２０８）、判定結果をカード認証端末１０に送信す
る（２０９）。これらの場合は、図３に示す如く、中央
データ処理センター２０はカード会社に認証のための問
合せは行わない。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、既存のカード端末と各
カード会社のコンピュータシステムのいずれにも改造を
施すことなく、中央データ処理センターのわずかな改造
だけで、従って多額の投資を行うことなく、通常のクレ
ジットカードは勿論のこと、ワンタイム・クレジットカ
ードにも適用できるクレジットカード認証システムを構
築することができるようになった。しかも、本発明に係
るワンタイム・クレジットカードは、製造単価を低く抑
えることができるだけでなく、会員情報もカードＩＤも
磁気ストライプのデータ記憶部に格納されているので、
偽造や変造され難いという特長を有する。
カード会社のコンピュータシステムのいずれにも改造を
施すことなく、中央データ処理センターのわずかな改造
だけで、従って多額の投資を行うことなく、通常のクレ
ジットカードは勿論のこと、ワンタイム・クレジットカ
ードにも適用できるクレジットカード認証システムを構
築することができるようになった。しかも、本発明に係
るワンタイム・クレジットカードは、製造単価を低く抑
えることができるだけでなく、会員情報もカードＩＤも
磁気ストライプのデータ記憶部に格納されているので、
偽造や変造され難いという特長を有する。
【図１】クレジットカード認証システムの一実施形態の
構成図である。
構成図である。
【図２】カード認証端末における一実施形態の処理の流
れを示す図である。
れを示す図である。
【図３】中央処理センターにおける一実施形態の処理の
流れを示す図である。
流れを示す図である。
【図４】ワンタイム・クレジットカードの一実施形態の
平面図である。
平面図である。
１０ カード端末 １１ ＣＰＵ １２ ＲＯＭ １３ ＲＡＭ １４ カードリーダ １５ 入力手段 １６ ディスプレイ １７ プリンタ １８ 送受信器 ２０ 中央データ処理センター ２１ 中央処理装置 ２２ プログラム記憶装置 ２３ データ記憶装置 ２６ ディスプレイ ２７ プリンタ ２８ 第１送受信器 ２９ 第２送受信器 ３０ カード会社 ４０ 公衆回線網 ５０ カードビジネス総合ネットワークシステム ６０ ワンタイム・クレジットカード ６０ａ 磁気ストライプ ６０ｂ その他の表示部
Claims (4)
- 【請求項１】 多数のカード認証端末と、前記カード認
証端末から公衆回線網を介して送信されてくる各種デー
タを処理すると共に、カードビジネス総合ネットワーク
システムを介して各カード会社のホストコンピュータか
ら要認証クレジットカード毎の認証情報を入手し前記カ
ード認証端末に送信する中央データ処理センターとから
なるクレジットカード認証システムにおいて、前記カー
ド認証端末は要認証クレジットカードの会員情報とカー
ドＩＤを読み取ることができるカードリーダーを備えた
ものであり、且つ、前記中央データ処理センターは１回
限りの利用が可能か否かの利用可否情報がカードＩＤ毎
に記録されたデータ記憶装置を備えていることを特徴と
するクレジットカード認証システム。 - 【請求項２】 前記中央データ処理センターは、前記カ
ード認証端末が公衆回線網を介して送信してきた要認証
クレジットカードの会員情報及びカードＩＤを受信した
場合には、前記データ記憶装置を検索して、送信されて
きたカードＩＤが付された要認証クレジットカードが現
に利用可能なワンタイム・クレジットカードであるか否
かの判定を行い、判定結果を前記カード認証端末に送信
することを特徴とする請求項１のクレジットカード認証
システム。 - 【請求項３】 カード上の磁気ストライプの磁気記憶部
に、少なくとも会員情報とカードＩＤが格納されている
ことを特徴とするワンタイム・クレジットカード。 - 【請求項４】 カードが厚手の紙で製作されていること
を特徴とする請求項３のワンタイム・クレジットカー
ド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000328232A JP2002133345A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ワンタイム・クレジットカード及びクレジットカード認証システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000328232A JP2002133345A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ワンタイム・クレジットカード及びクレジットカード認証システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002133345A true JP2002133345A (ja) | 2002-05-10 |
Family
ID=18805112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000328232A Pending JP2002133345A (ja) | 2000-10-27 | 2000-10-27 | ワンタイム・クレジットカード及びクレジットカード認証システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002133345A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004213363A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Japan Research Institute Ltd | 電子決済システム、電子決済方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| JP2010277538A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Ntt Data Corp | サービス提供装置およびサービス提供方法 |
| JP2013137798A (ja) * | 2013-03-05 | 2013-07-11 | Ntt Data Corp | サービス提供装置およびサービス提供方法 |
-
2000
- 2000-10-27 JP JP2000328232A patent/JP2002133345A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004213363A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Japan Research Institute Ltd | 電子決済システム、電子決済方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム |
| JP2010277538A (ja) * | 2009-06-01 | 2010-12-09 | Ntt Data Corp | サービス提供装置およびサービス提供方法 |
| JP2013137798A (ja) * | 2013-03-05 | 2013-07-11 | Ntt Data Corp | サービス提供装置およびサービス提供方法 |
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